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2015年4月 5日 (日)

スパッと爽やか(笑)

シモネッタの男と女  田丸久美子  文芸春秋

 何とゆーか、ダバダバダな世界とでも言おーか?著者交遊録ですよねぇでいいんだろか?うーん…親友から知人まで、というか名前だけ長年知っていたまで、よくぞここまでのバラエティじゃまいか?世の中は狭いよーで広いよなぁ(笑)こんなに極端な人がこんなにいるなんて、ホンマでっかぁーっ?と思ってしまふ(笑)

 ある種悲喜劇の人生劇場のよーなしんみり感があるとこも、年齢を積み重ねるという事はこゆ事なんだなぁとおべんきょになりました…この覚悟が己にあるのか?と問われれば、全力ダッシュでばっくれるしかない情けなさで済みません…

 ここに登場する六人の男女は日本人であろーと伊人であろーと、皆パワフルな人達じゃないかなぁ?本書の中では毛色が違うお嬢様育ちみたいなおっとりとしたクララにしても、ある意味パワフルだと思うし(笑)

 本の厚みといい、文章の軽快さといい、サラっと読めるのに、この重厚感は何だろぉ?でもって、フルマラソンを完走した位の体力使った気がするのも何でだろぉ(笑)そして本書での一服の清涼剤は、多分著者の息子さんじゃまいか?母の友人からきた母宛てのメールの内容に「誰だ、この不遜かつ尊大な奴は!馬鹿でもいい奴、おもしろい奴はいっぱいいるぞ。こんなこと言う奴と友達になるのは、こっちから願い下げだ!」と怒り心頭する中学生…この真っ直ぐさに感動したっ!本書の中で一番真っ当なのは、彼でしょおぉぉぉっこゆ青少年が実在するならば、まだ日本の捨てたもんじゃないんじゃね?

 ちなみにメールを送ってきた友人とは米原万里、送り主を知った息子さんのお言葉「万里さんかあ、あの人なら仕方ないね」(溜息付/笑)とゆー事で、そゆ人達が続々と登場するのでございます(笑)

 アリス的に、こゆ人物エッセイ集…准教授の場合、カルテのよーに残しているアレかもしらんが、アリスの場合は、准教授だけで一冊軽くいけそーな気がするのは気のせいか?アリスの回りも結構バラエティ富んでいないか(笑)絶対出ないだろーけど、大阪、京都、兵庫の府警県警の面々だけでも凄い事になりそーな気配が(笑)

 他にアリス的というと、これは准教授的になるんだろーか?の白黒の碁石ファッションか?で、「男は白と黒、特に白い服を着た女性に弱いんですよ。清純さを汚したくなるのは男の本能なんでしょうね」(@キタムラ)って、そーだったのか?准教授(笑)

 トロフィー・ワイフという言葉があるよーに、逆玉もあると思いますの世界を地でいった男、エルコレ氏とか…「エルコレのすごいところは、その状態に卑屈さを感じないところだ。世の中には、期間限定商品の「若さと美貌」をフルに利用する女たちがいる。近付くおじさんたちに湯水のごとく金を使わせ、一切痛痒を感じない女たち。エルコレもまったく同じだった」って…逆玉でのし上がるにはその位の感性じゃないとやってけねぇーとゆー事らすぃ…

 も一つ、これは伊男性だからというより、美丈夫だから、逆玉とはいえ社長になったからなのかは知らないけど、男の本音か(笑)「黙ってやらせてくれて、終わったらすぐにいなくなる。金も要求しない。そんな女はいないものか」(@エルコレ)って、どーよ?

 でまぁ、セレブの娘であったとしても美女でないという事は伊人的には致命的であるみたいで、「長女と末娘は、十人並の容貌に恵まれていたので、そこそこの男性と恋愛の道筋を踏んで結婚したのだが、真ん中の娘は不憫でならなかった。彼女だけが、父親に瓜二つだったのだ」と…で、そこに付け込んで己の美貌一つでのし上がる男エルコレって…そこにしびれるあこがれるぅになるんだろか?うーん…

 美女的正念場といえば、そりゃ女優でしょ?で、「女優たちはローマで生きていくために、パトロンを必要としていた」そな、「長身に金髪女性は、イタリア男のあこがれであり、連れ歩くと男の虚栄心をくすぐる恰好のツールとなった」とは知らなんだ…伊男性なら女性に対して全方位外交かと思っていたら、そんな伊の殿方にもつけこみところはあったんですねぇ…伊男も金髪がお好きってか(笑)で、そゆ女性はどこから来たの?は北欧じゃまいかで、でも「北欧の女性は早く老ける」って、そーだったのか?ヴェロニカさん?

 奇麗なお兄さんは好きですか?じゃないけど、伊で伊達男をする、しかもそれが日本人男性だとしたら、どーよ?なキタムラ・アキヒロ氏のエピもまた凄い…詳細は本書をドゾですが、「ここはイタリアである。女性たちは、おしなべて強く自信に溢れているし要求も多い。通常なら、一人でももてあますところだ。そのイタリアで妙齢の美女二人を手玉にとる快事」で、世の中にもは美女をちぎっては投げちぎっては投げな人生も、あると思いますなんだなぁ(笑)モテるのは分かるがモテ度が桁違いってか?

 ちなみにそのキタムラ氏と仕事でかかわった日本女性談、仕事オンリーにもかかわらず「イタリアに十年もいて誰からもお声がかからなかった私にとって、彼と歩いているときが、唯一、得意の絶頂にいられる時間でしたね。人に見られるのが、こんなに気持ちいいなんて、それまで知りませんでしたから…」となる模様…伊人ってホントに美男美女が好きなんだなぁ…

 日本に来日している伊人も多しなんですけど、その際の日本観がこれまた凄い…エステの社長カルラ(医師免許持ち)の場合「前に立って四十人の女の子の顔を見ただけで、もう帰国したくなったわ。口をきりりと締めてる子なんかいやしない。私の講義は、彼女たちの耳から入ったあと、脳をバイパスしてあの半開きの口から出て行くのよ。あの口じゃ、きっと下半身もだらしないに決まっているわ。おまけに半分以上は居眠りしてるし、絶望的だわ。日本ではエステ技術が国家資格じゃないから、プロ意識のかけらも誇りもないのよ。豚に真珠。私の授業を聞かせるのがもったいない!」と言い切るし(笑)やり手の伊ゴットマザーから見れば日本女性なんてそんなもんらすぃ(笑)「言っておいたはずよ。日本のエステティシャンは頭が悪いって」…伊語を知らなくて良かったってか(笑)まぁある意味正直者乙なんだろーけど…

 で、正直者乙では、自分の腕一本で成功した成り上がりセレブのジョヴァンニの場合、セレブの娘にほれられて結婚したが、嫁は料理なんかした事なくてご飯はまずかったとな…「まずい。食えたしろものじゃない」って新妻の手料理を一刀同断するか?普通…「正直と無神経は紙一重だ。たとえまずくても「おいしい」と言って無理して食べる優しさを忘れていいはずはない。食べながら「次はもっとこうするといいよ」と助言すればいいことではないか」と著者は嘆くけど、確かに料理には美味い不味いもあるけど、その人の為に作ってくれたとゆー、その一皿にはまさに馳走がある訳で、何事も感謝の気持ちを忘れたらあかんぜよってか…

 豆知識的には、「イタリアならどんな田舎町にも教会と広場とバールがある」ちなみに元教皇領だったりすると不釣り合いな程「立派な聖堂」もあるらすぃ(笑)また、「イタリアは欧州一電気代が高いの」(@クララ)とか、そーだったのか?伊的には皆火力なのかなぁ?それと「イタリアでは、妻に毎日、愛していると告げるのは夫の義務なんです」「女性が求めるものは最大限与える」「その覚悟もなしにイタリア女性と結婚するほうが悪いんですよ」(@キタムラ)とは、おそれいりました、さすが天下のブレイボーイ…

 ちなみにそのダンディ氏によると「結婚の動機で大きな部分を占めるのは、やはりセックスの相性かなぁ。外食するレストランはいっぱいあるけど、日本みたいに、手軽にセックスを処理してくれる歓楽街は欧州にはないからね。安いところは不潔であぶないし、高級コールガールはばか高であほらしい。だから、男は料理上手より床上手な妻を求めるよ」(@キタムラ)って、そーだったのか?よぉろっぱ?

 で、真打登場の米原万里の章は、是非ご自身の目でドゾ。女の友情についてはクララの章でも考えされられたが、米原万里の章は言葉にできないのノリだなぁ…破天荒な人とは本当にいるんですよ、奥さん(誰?)人となりもエピもそれこそ綺羅星の如くなんで、詳細は本書をドゾですが、一つだけ、さすがにこれだけ目立つ人だと、味方も多いが敵も多いのが実状と見えて、米原氏が腰痛のみぎり「通訳エージェント数社に万里の名前でファックスが送られたこともある。内容は、「腰痛悪化のため、通訳の仕事ができなくなりました」という引退宣言にもとれるもので、送り主は最後まで不明だった」って…通訳業界も善人ばかりではない模様…

 それにしても、この米原万里といい、カルラといい、ドーリーンといい、出来る女は皆早すぎる死を迎える辺りが切ないなぁと…これが天命というか運命なんですかねぇ…こーゆー人が長生きした方が、社会の、世界の為になっていたと思うんですが…

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。本当痛快人物伝でござる(笑)最後に一つ本書で一番納得したところ「差異を認めないのは無教養の証だ」でしょか?著者の信念を見る思いで、いやこれは本当に完全に同意じゃね(笑)

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