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2015年5月27日 (水)

神の見えざる手?

男はなぜ暴力をふるうのか  マイケル・P・ギグリエリ  朝日新聞社

 サブタイトルは、進化から見たレイプ・殺人・戦争なんですが、男性性の行動原理でしょかねぇ?ある意味、男性とは暴力を奮う生き物であるでしょか?もしくか暴力を選択しがちな生き物だ、かなぁ?

 で、まぁ本書のメインスタンスは、生物学のソレ…生き物は子孫残してナンボで、更により多くの子孫残しす奴がジャスティス、この論理で生き延びてきたんじゃねで、これを行動原理のメインに据えると、オスとはひたすらにメスの取り合いで生きてきたとゆー事になるらすぃ…ちなみにこれは生物皆同じで、その流れから人間も離れる事はできないとな…

 でで、それを得る為には暴力もじさないのが、男の生き方とゆー一面もあると…かくて、レイプも殺人(同族殺し)、戦争も人間だけの傾向ではなくて、これまた他の生き物にも見られる傾向があるよとゆー…

 ででで、そのどこもかしこもたいていはオスがオスを排除する為のものだったりじゃね?とゆー…何かもー生き物としてのオスとは、男とは、男性性とは…とゆーこれまた身も蓋もない話かなぁ…あるもんはある、傾向はある、そこをまず踏まえようではないか?で事例がいぱーい並列されているとこだろか?

 そんな訳で本書の極め付けの一言は、前書きにある一言じゃまいか?「本書に政治的正当性を期待してはならない」とな…「政治と、人間性に関する偏見のない科学的考察とは、水と油のように相容れないものである」そな(笑)

 かくて「確かに、男は悪に生まれついているが、常に悪いわけではなく、根拠のない悪、冷酷な悪はきわめて稀である。男の無差別の暴力はたいてい、最初の穴居人の感情よりもはるかに原始的な感情のほとばしりに発するものである」そーですよ、奥さん(誰?)まぁドヤ顔して言われても、かえってタチが悪い気がするのは気のせいか?

 アリス的には、本書七章に分かれているんですが、その一つに殺人の章もあって、この辺りが犯罪社会学の准教授の本領発揮なとこになるのかなぁ?でもなぁ、本書全体的に社学に対しては非常に懐疑的じゃまいか?で、社学の場合、生まれながらの生得説というよりも、社会性というか、社会による後付によって起きたんだぁーっ的な要素系、だからきちんと更生できる系らすぃんだが、さて、実際は?みたいな、で、米でも社学的視点って結構対立勢力がいぱーいありそーな悪寒?

 なので「人間の暴力が文明化の不幸な副産物ではなく、はるかに根深いものであること」じゃね?で、「本書の目的は、男の暴力の誘因が男の心にどれほど深く根づいているものか-そしてなぜその誘因がそこにあるのか-を、正確に解き明かすことである」そで…そこに山があるからだ、じゃないけど、それなりにアレなのは確かか?なので前書きの最後には「私は、本書のようにいろいろなことを明らかにしようとすれば、それなりの危険が伴うことを十分承知している」に至る訳か…何せ、男とは何か?で、本性としての暴力なのか?ですから…ましてサブタイトルにもあるよーに進化論的それで、そゆ祖先たちの選択傾向の成れの果てじゃね?とゆーのは、特に米でだとひと波乱ありそーなこれまた悪寒?

 そんな訳で具体的なお話や実例が章の頭と最後には長く、その他合間にちょこちょこと出てくるのですが、こちらについての詳細は本書をドゾ。いや、暴力の現場ですから、お察し下さいでして、現代でいうならニュース、ノンフィクか…目をそらしてはいけない現実だろなぁ…

 後、アリス的というと、「殺人ミステリーは、書店でも、映画館でも、テレビでも人気が高い」の件は、まさにアリスの商売商売だしなぁ(笑)ましてや現実の殺人事件ともなれば「なぜ環境破壊や世界の政治騒乱のニュースが、派手な殺人事件に第一面を譲ることになるのか」は人々の興味の赴くままに、なんですかねぇ?

 これもアリス的と言っていいのか、友情とは?で(笑)「ほとんどの男たちにとって、たいてい、他の男たちとの友情の親密度は実生活とは無関係である。調査によると、男たちは親密さではなく仲間意識を、打ち明け話でなく約束を求める。男の友情には、何でもそうねとうなずくことではなく、よしわかったと受け入れることが大事である」(@ドルリー・シャロット/心理学者)とゆー事らすぃ…准教授とアリスの場合は(笑)

 それとこれもアリス的に入るのか?で炎天下の行列に割り込んできた人に対しての件なんですが「あっちはただ「おまえはお人よしだ」と言わんばかりだ。「おまえなんかたいした奴じゃない。何したっていい」という目だ」という表現があって、米ではお人よしという言葉はかなり侮蔑用語らすぃ…とゆーか、人を上下でしか見ないのが米社会の普通なんだろか?えばりんぼが減らない訳だよなぁ(笑)よーは虚勢はっているだけなんだが、それは米人的に虚しくならない模様…それはともかく、日本一お人よしの編集、作家コンビの片桐さんとアリスの場合はどーなんでしょー?准教授?

 いろんな説もいぱーいで、例えばダーウィン的性選択、オスの場合…「色男戦略」と「力の誇示戦略(マッチョ)」の二択だとな…でもって「本性としての戦争、レイプ、ほとんどの殺しをもたらすのは、マッチョ雄型の性淘汰である」とな…

 世界で一番子供を残したオスはだぁれ?の世界に生きているオスとしては、「いちばん多く交尾した雄が勝ちなのだ」とゆー事じゃね?と(笑)だがしかし、たいていは「雄と雌は通常ほぼ同じ数で存在し、「余分の」雌はほとんどいないことである」に尽きるんじゃね?かくして、オスの性戦略は、如何に自分以外のオスを排除するか、も一つは如何に多くの雌を確保するか、これが一番大事というより、生きる使命か(笑)

 でまぁ、色男コースだと一夫一婦制じゃまいかで、マッチョコースだと一夫多妻制か…考えるまでもなく、一夫多妻の方が子供を多く産ませる、残せる率が高いとなれば、「彼らは徹底して「マッチョ戦略」の方を用いる」とな…ハーレムもあると思いますか?

 も一つ、男性的には「男はどこへ行っても、若くて魅力的で「活発な」女に魅かれることを発見した」そな、デヴィッド・M・バス(心理学者)の研究によると…

 セックスパートナーは多ければ多い程いいとゆーのは殿方なら共通認識らしくって「ゲイの男もそうでない男も複数の性的パートナーを求める同じような強い衝動を示すようだ。また、レズビアンもそうでない女も、同じように性的なパートナーは少ない方がいいらしい」(@チャンドラー・バー/ジャーナリスト)となるそな…

 そして女性側はゆーと、ラウラ・ベツィヒ(生物人類学者)によると「世界中の女は独身で貧乏な男よりも、すでに妻がいても、経済的に成功している男と結婚したがることを発見した」になる訳ですね、分かります(笑)結婚は経済か、というより子育ては経済かとゆー事なんだろか…シビアよのぉ、越後屋ってか?

 でもって「シアー・ハイトが調査した独身女性の八四%が、男との関係は一夫一婦であるべきだと考えていた」とな…男女の結婚観って、暗くて深い川があるの世界だったのか(笑)

 そんな男女の脅しとハッタリの違いについて、「男は脅しの七〇%について本気、はったり、裏切りを正確に見分けた。女は四八%の精度たった」とゆー研究結果が、ジョン・トゥービーとレダ・コスミデス(行動科学)の研究で出ているとな…何故なら男は男にはったりをかけるのはよくある事だからだそー…「他の男に対し、肉体的な罰をもって本気の脅しを実行するのは危険である。それゆえに、男は本気の脅しとはったりをうまく見分けざるをえない」そな…男子ぃの日常って…でもって「男は女にはったりをかけることはめったにない」、「本気の脅しをかける」とゆー事態に…何故ならその結果「男に危険はないからだ」って…男性思考って凄いっですねぇ…

 そんな訳で、女性は男性の脅しをはったりととる事はないそーな…「そんなことをしていたら、女たちはしょっちゅう怪我をすることになる」って…では女性はどうするか「脅しに従っているように見せかける」戦略をとる訳だったりして…よーは嘘じゃね…成程、女はみんな女優よってのはあながち嘘ではないのか(笑)

 まぁ何にせよ、「文字使用以前の社会では、女をめぐる競争が暴力の最も重要な原因である」(@ドナルド・サイモンズ)だそで、准教授的にはどよ?ですが(笑)更に「金持ちや権力者は最高度の一夫多妻…とより多くの子を産ませ、より魅力的な妻を獲得する特権を享受している」(@ラウラ・ベツィヒ/人類学者)とゆー話になるとな…全ての道はローマに通ずじゃないけど、全ての暴力の元ネタは女に通ずなんですかねぇ?単純すぎないか?殿方?かくて「ベツィヒは、男は他の何よりも女を求めることだけでなく、「絶対的な権力は絶対に堕落する」と言ったイギリスの歴史家アクトン男爵の言葉が正しいことを確信した」って、ここはドヤ顔するとこなんだろーか(笑)

 また悲しみに対しても女性は泣いて悲しみを浄化する傾向に対して、男性は「相手に対して怒り、より攻撃的になる」「またそれらは激しい暴力を引き起こすこともある」でして、もー何をしても暴力一路の気がしてきたのは気のせいか?

 後、太古の昔は飢饉・不作と紙一重の生活だっただけにメタボはむしろ生き残る為の身体の知恵みたいなノリもあった模様…本人の命は勿論、妊娠・授乳と脂肪がないと始まらないってか?自然は「可能な時はいつでも「過食」しようとしない女に対してつらく当たるのだ」ってホンマでっかぁーっ?で、男性の場合は「飢えが男の暴力をはなはだしく刺激することがある」でして…何だかなぁ…

 また「男の場合、化学物質の一つテストステロンが、殺人を決意する引き金となる」の件は、准教授的にどよ?ですかねぇ?ちなみに、「一人ひとりの行動は、自分の遺伝子、環境、自分の選択の産物である」そこで問題は「われわれは、自分が抱えている暴力を能動的に減らせるほど賢いかということだ」は実に意味深だよなぁ…准教授なんかこの道を目指しての永遠の旅路に出ている感じだが…自分の暴力性を自覚すればするほど、その道を目指すしかなくなるんでしょか?准教授?

 類人猿と人間の比較参照じゃないですけど、オランウータンやゴリラよりも、チンパンジーやボノポの方がより人類に近いとゆーのはともかく、このチンパンジーやボノポの特徴の一つが「雄を群れに残すこと」とは知らなんだ…どゆ事?とゆーと、対闘い、戦争となれば、「軍団として強力して戦うためのお膳立てになるからだ」でして、男の身内、男の社会って、戦闘を中心に考えればこちらの方が効率がいいのか?もしかして家父長制って、そゆ事もあるのか?

 それもともかく、「雄の親族のような「結束」の本能がホモ属にとって重要なのは、戦いで協力するためだけではなく、一緒に食べ物を探したり、狩りをしたりする危険な仕事を始めたからでもある」とな…

 さて、具体的に暴力事件の数々についての詳細は本書をドゾ。レイプ、殺人、戦争と…根底にあるのは資源の奪い合いかなぁ…

 豆知識的には、本書にいぱーい掲載されている細かいデータかなぁ?まぁ米社会を中心にしてのこの世界いっぱいの話なんだろーけど、例えば「養子に出された二四五人の子どもの知能指数は、その子どもの生活環境を作った養父母の知能指数よりも、生みの親の知能指数に一致する場合が高いという研究もある」とか…頭って環境かと言うけれど、やっぱ遺伝でしょ?なんですかねぇ?

 また「三歳から五歳の男児は、女児よりずっと攻撃的だ。男児が利他的に食べ物を分け合う頻度も、女児より低い」で、よーするに殿方っていう奴はガキんちょの頃からジャイアン思考の傾向高しなんですかねぇ?俺の物は俺の物、御前の物も俺の物…

 米の場合、大学進学適性試験で700点以上(上位1%)を得点した男子は「平均的な成績の男子より五倍も、気管支喘息などの免疫系の異常があることがわかった」とな…「ホルモン生化学が脳の一定の機能を左右している可能性をうかがわせる」って…ホンマでっかぁーっ?

 給料格差では、女子の場合、「受けた教育が同等でも、男が手にした額のわずか七二%」だそーで、やはり男女雇用均等法だけじゃなくて、男女給与均等法も施行すべきじゃね?

 見かけの差的なとこで「彼ら(イギリスの専門的技能を持った)の青年期の子どもは、家族の人数にかかわらず、非熟練労働者の子どもに比べて平均して五センチ背が高く、成熟も早い」とな…「アメリカの裕福な男の妻は、中流階級の男の妻よりも、健康的な子を数多く産んでいる」って、金の力ってパネェ…

 もっとリアルな話としては「今やアメリカでは四人家族を養えるだけの給料が出る仕事は五つのうち、一つしかない」とゆー事でマイホームパパなんて、そんなの関係ねぇー(死語?)とゆー事になるのか?かくて「現代社会では、働く母親は、結婚、母親としての仕事、家事、経済的なキャリアで成功することから生じるありとあらゆる仕事を同寺にこなすのは極めてきついと思っている」とな…つきつめれば「夫の収入があるにもかかわらず働かなければならないことがわかって妻の当てがはずれるか、妻に要求されているすべての役割を果たせなくて夫の当てがはずれるのである。そのような葛藤は、ふつうは金銭に関することであり、世界中の夫婦が離婚する原因の半分を占めている」とな…どこまでも男と女というより、金か、金なのか…

 しかも働く母親、女性というのは、夫視点ではなくて、他の男性視点からすれば「働く男とも直接競争していくわけで、男の方は、典型的な男の流儀で、その競争を制するためにできることをする」となれば、女性のキャリアが伸びにくいのもお察し下さいか…何せオスの競争相手さえ排除なんだから、ゲットしよーとする女以外の女、仕事的にライバルとなる女なんて即行排除決定じゃねって事か…

 さて、映画界では燦然と輝くハリウッド映画ですが、ビデオ的に見たは場合は、遥かにハードコアポルノの方が上なのか?「ビデオのレンタル料や他のセックス製品の売上は八〇億ドルに達し、ビデオを含む全ハリウッド映画産業の収入を超えている」って…「アメリカでは平均して、一年中、昼夜問わず、ほとんど一時間に一本の割合で新しいポルノビデオが作られている」って…殿方がお金を使うところって…

 話は飛んで、原始時代、何故に四足から二足歩行になったのか?色々説はあるみたいですけど、「それは直立歩行のほうが四足歩行より太陽の当たる面積が少なく、受ける熱量が六〇%も減ることだった」とゆー事でエネルギー効率が上がったとゆー事か?

 犯罪的なデータは、米の場合届け出にあるレイプ殺人は一年で60人だけど、届け出がないのを考慮すると「殺されるのは一万人に一人にも満たない可能性がある」そで、これをして「高い生存率」とゆー事になるらすぃ…ちなみに「すべてのアメリカ女性の一三%から二五%がレイプを経験する計算になる。これでも控えめな数字と思われる」(「女性に対する暴力の理解」/女性に対する暴力についての調査委員会)だそで、25%だと四人に一人は犠牲者って、それ相当にヤバくね?米人?「ロサンゼルスに住む中産階級の四〇歳未満の女性を調査したところ、その二二%が性的いたずらやレイプの被害にあった経験があると答えた」って…

 かくて「今日、アメリカでは五分から六分に一人の割合で、レイプの被害を届け出る人がいる。しかし、これは氷山の一角だ」そで、FBIの推定ではこの5倍から20倍じゃねとゆー事で「約一分に一人の女がレイプされていることになる」って…それが自由の国の正義、もとい世界なのか?

 でもって、被害届を出したとしても、その捜査、審理、実刑の流れで、「レイプ犯のうち、刑罰を受けるのは二〇人から八〇人に一人だけになる。これでは明らかに、アメリカのレイプ犯にとってレイプはやり得である」だそな…なくなる訳ねぇーって事ですか?そーですか…かくて「アメリカでは女がレイプを受ける危険性がヨーロッパと比べて八倍も高く、日本と比べると二六倍も高いという」って…こちらに関しては性被害者であって、性奴れiゴホンゴホン…いえ、女性の人権に非常に関心の高い米サマが、現実の女性の困難を放置していらっさるとはありえませんよねぇ…

 ちなみにレイプ犯は、「四四%が二五歳未満だった。その他のレイプ犯もほとんどが二〇代後半か三〇代だった。レイプ時にアルコール、ドラッグ、その他規制対象薬品を使っていたのは三分の一だけだった」しかも「性犯罪者たちはたいてい、肉体的には最も充実した時期にあるが、経済的にはどん底にある。ほとんどの重罪犯と同様、性犯罪者たちも教育を受けておらず、失業あるは半失業状態にあり、低所得である」そして一番の特徴は「社会経済的な分野で早くから敗退している」ちなみに「レイプの逮捕者のうち黒人が四二%という、人口比から突出」した結果も出ていたりして…

 「レイプ犯の三分の二には逮捕歴がある」「八五%は再犯する」「レイプ犯は最初の罪を犯す年齢が低く、起訴された性犯罪者の九四%が最少年齢の一五歳で最初に起訴されている」「レイプ犯は平均すると一八歳で最初のレイプをしている」「有罪となったレイプ犯の半数が、出所後再びレイプを犯す」とはいえ、「アメリカのレイプ犯で武器を使用したのは一四・八%だけだった」そーで、一般にレイプ犯は武器をあまり使用しない傾向がある模様…拳銃所持の場合でも1/3しか使用しないそーで、銃器を使用して「略奪行為をする者は、犯罪によってより多くの稼ぎを得ているが、レイプはほとんど行わない」そー…

 また「ほとんどの女がレイプを忌み嫌うが、男はレイプで興奮する」で終わってるよーな気がするのは気のせいか?でもって「性的にサディスティックで攻撃的な男は、そうでない男よりも数が非常に多く、自分でも認めているように、最もレイプを犯しやすい」って…ほとんどがそーだとしたら殆どの男性がレイプ犯予備軍って事にならないか?まっ「ロードアイランド州での男子中学生の調査が参考になる。調査した男子中学生のうち半数が、女に一五ドルも払えばセックスを強要してもいいと答えているのだ」米の民度って…現実の現代の女性の人権の方はどーなってんだろぉ?でも、そんなの関係ねぇー(死語?)なんだろか?

 しかも「レイプ犯は普通、自分のなわばりでレイプしたことを自慢したり口に出すことはまずない。反対に、普通は否定する。起訴され服役中のレイプ犯の八〇%は容疑を否認しているという。一方、他の凶悪犯で否認するのは二五%だけだ。レイプ犯は自分自身も欺く。デート・レイプを認めた男子大学生のほとんどは、舌の根も乾かないうちにやっていないと言い張る」って…

 何はともあれ「男は気の進まない女に対処するため、三つの戦術を使う。誠意、嘘、強要だ」とな…レイプ犯は、その三番目を実行に移しただけに過ぎないそで、それもただ「セックスを求め」るがために…よーするにどの階級に属そーと「男は罰を免れられるとさえ考えればレイプをするのだ」ってそれってどよ?男の正義って何じゃそりゃ?だと思うが、それに反して女性の正義ははっきりしているとでもいうべきか?レイプ被害者のケイのお言葉「彼を拷問することはないと思うの。処刑するべきよ。あいつが生きているなんて不当だと思う」

 さて、殺人の方はいうと、一、大量殺人犯の場合、「彼らの大半が精神科医にかかっているか、または、残虐な殺戮を犯す前に何らかの危険信号を発している」「手口として、彼らが「全員を道連れにする」という全否定的な自殺を遂げること」なんだそな…連続殺人犯の場合、「性的な動機によるのが通例で、ただその方法がきわめておぞましい」「無防備な女を次々とレイプして絞殺するという陰惨なもの」「同性愛者の連続殺人犯の場合は、男や少年をレイプして絞殺する」のがパターンらすぃ…

 とはいえ、「彼らの犯行はアメリカの殺人事件全体の一%にすぎない」そで…アメリカで普通に起きている殺人事件は「一日に五四件」だとか…ちなみに「世界で最も殺人発生率が高いのは、未開部族やコロンビア、エルサルバドル、メキシコである」って、そーだったのか?中南米?尤も「アメリカの都市の中には、これらを上回るところさえある」というから、ここはそーだったのか?米大陸?になるのか?

 本書には殺人発生率の表が出ているのですが、詳細は本書をドゾですけど、これ見る分には米ってカリフォルニア州とフロリダ州がやばくね?まぁ都市によって違うんだろーけど、これらと比べるとNYなんて安全地帯に見えてくるから不思議だ…ちなみに日本のそれも出ているんですけど、十万人にあたり1,20人とゆーのはかなり低い数値でして、ご丁寧に備考欄に「不正確な低さの可能性あり?」なんて注意書きつけている著者おステキすぐる…「血縁者が身内を殺害して自殺した場合、警察はその殺人を「一家心中」として記録するため、日本の実際の殺人発生率はもっと高いと思われる」って、准教授から一言どーでしょ?まぁ欧米の自殺率も事故率とで、どーよ?もあるからなぁ…

 さて、米の場合「人口二五万人以上の都市における殺人発生率は、人口一万人以下の町の六倍にもなった」そで、殺人事件とは都市型とゆー事か?被害者は「若い黒人男性は殺人の犠牲者になる危険が最も高い。一三歳から二四歳までの黒人男性は、五五歳以上の白人女性に比べて殺される確率が八倍も高い」とな…しかも「殺人者になる確率は八〇倍も高い」米における黒人男性の立ち位置って…

 ちなみに米では「毎年およそ一万五〇〇〇人に一人が殺されている」って…犠牲者の「七五%から八〇%」は男性で、133人に一人が白人男性、22人に一人が黒人男性の割合という事になるそな…「今日でも、殺人は黒人の死因の第五位であり、一五歳から三四歳までのアメリカ人全体の死因の第二位、そして若い黒人男性の死因の第一である」って、先進国でそれってありですか?

 また「殺人者が殺す相手は非血縁者が普通で、いちばん多いのが単なる知り合いの男で、時には行きずりの場合もあることだけだ」って…「殺人犯の一〇人のうちの九人は、一定して男が占める」「民族的、人種的、宗教的な少数派の若い男がその首位を占めている」でもって「殺人犯の五二%から五六%という比較して一定した割合を黒人が占めており、人口比よりも五倍も高い」とな…「殺人犯の六一%は平均四・三回の逮捕歴がある」「有罪となった若い殺人犯で仮釈放された者の七〇%が、六年以内に新たな犯罪によってまた捕まった」「一八歳の殺人犯の場合、少なくともあと一〇年間は犯罪を繰り返すのが普通である」だそで結果、「殺人はさらに少数による犯行で、実際、アメリカの暴力犯罪全体の約七〇%は、暴力犯罪者のわずか六%によるものだ」って…犯罪者は繰り返すってか?て事は犯罪を追うより犯罪者を追った方が研究は進むという事なんだろか?准教授?

 何せ、米は銃社会ですから銃犯罪についての詳細も本書をドゾ。尤もそこは米人なので、銃があろーとなかろーと犯罪率は変わりなしで銃そのものは殺人発生率に関係なしとしていますが、そこんとこどよ?ちなみに例としてスイスと日本はほぼ同じ殺人発生率だけど、スイスは国民皆兵な国だけに銃所持者多く、日本にはほぼいないと…これを比較して銃所持率と殺人率は関係ねぇーとゆーのも、どーよ?とは思うけどねぇ?

 武器云々についての詳細も本書をドゾですが、重罪犯は「入手できる最高の武器」を好むのはともかく、「釈放後に再び武器を得るためには、警官から銃を奪うのが最善の方法である」って…米って…

 そゆ事で「アメリカの殺人犯の大半は拳銃を好む。それは彼らが相手をはじめから殺すつもりだからだ」「殺人を犯しかねない者の多くは、犠牲になる相手が自分に向けるかもしれない銃のことを、殺人をやめるほど恐れてもいる」そで、米人のよくいう自衛の為の銃携帯、許可は十分抑止力になるとゆー話らすぃ…

 まっそれもともかく、米の殺人犯で一番おろろいたのは、殺人犯が刑務所に服役する確率が、「殺人犯の約三分の一であることを示している。さらに、彼らの平均刑期は、平均二二年という判決のうちの一〇・五年にすぎない」とな…警察的にオケなんでしょか?これ殺人犯の2/3は野放しって事じゃね?

 また動機も「殺人の構造的原因として、男の経済的破綻は、強力な直接のきっかけを作るものらしい」となったりして…後、知能指数か「虐待を加える父親がいたり、犯罪にまみれた地域に住んでいても、犯罪に走るのを思いとどまっている少年は、しばしば知能指数が平均よりも高く、地道に働いて金を稼ぐ資質にも恵まれていたらしいことだ」そな…

 それに伴って子殺しのパターンで、「一世紀前のドイツでは、最初に生まれた子が父親をなくすと、その直後にその子どもも死ぬことが多かった。これに対して母親をなくした子はより長く生き延び、男やもめの父親が再婚すると死ぬことが多かった」って、繼父や繼母って、子供にとっては脅威でしかないとゆーのが常道なんですかねぇ…まぁ実父実母でもヘンデルとグレーテルの国だもんなぁですが…

 子殺しの詳細も本書をドゾ。若い未婚の母親の場合とか、一昔前の伝統だった間引きとか、類例がいぱーい出できます…その逆の親殺しもある訳で…

 さて、大人の殺しというと何だけど、男が男を殺す時とゆー一番ありがちなパターンでいくと、「アメリカでも、個人的な争いや口論、侮辱は、依然として殺人の最大の原因である」とな…しかもそれが全世界でも一緒とゆーとこが何とも…

 よーは本気の侮辱に男性は一番反応するとゆー事らすぃ…侮蔑を受けると、「自分に対して犠牲者が本気で侮辱したり、反抗したりするつもりか」確認して、それから犠牲者に撤回を求め、撤回がない時点で殺害に及ぶと…一応段階を踏んで殺人に至っていらっさるらすぃ…しかも、この手の話には最初から目撃者がおり、その傍観者、第三者が、殺人者と犠牲者の間に入って、この殺人劇は進行していくのが定番とな…その目撃者は何をするか?というと、止めに入ったり、逆に殺害者に武器を渡したり、臨機応変に役割を担うってか…

 男は何故に殺人を犯すか?「殺人試合に勝つ男は、単に一つの勝利をものにするだけにとどまらないからだ。一度人を殺すことによって、男は凶暴であるという評判を獲得したり高めたりし、それは後々、闘うことなく他の男から資産をもぎ取るのに役立つ」という事じゃけんで、殺人もパワーと見なされていたとゆー事か…法の精神とか、人権問題とかは本当に近代の話なんだなぁ…

 女性は、「自分を虐待する夫以外には、大人を殺すことはめったにない」そーで、生き物としての男性というのは、殺人に対する沸点低い生き物なのか?どーなんでしょー?准教授?まぁマッチョ信仰は、殿方なら誰しも持つソレらすぃ…

 「男による同性殺人の比率は、ほぼ二倍の四〇対一となる。世界中の男が、評判や自分だけの帝国を築くため、また、より多くの女に近づく機会を得るために、他の男を殺すのである」そな…それの究極が独裁国家の独裁者って事になるんだろーか?うーん…

 強盗殺人の場合は、これも犯人も殆どが男性ならば、被害者も殆どが男性とゆー事になるらすぃ…メインは強盗らすぃが、被害者が男性の場合は抵抗に合う可能性が高く、結果殺人に至るとゆー一連の流れがある模様…強盗殺人の場合は、強盗結果的に殺人が付随するとゆーパターンか?

 「強盗が最も多いのは、得られる利益が大きく、強盗の感じる不足感が大きく、盗みが容易で、発覚して逮捕される危険性が低く、処罰される危険性が全体の利益より低い社会である」とゆーのがローセンス・E・コーエン、リチャード・マカレク(生物社会学)によるとそーらしー…ちなみに「一定してアメリカの年間の殺人犠牲者全体の一〇%を占め、こうした犠牲者の八五%は男である」って…米の殺人事件って10件に1件は強盗殺人なのか…

 また嫉妬による殺人となると、間男殺人事件とゆー事になるのか?結局、これも男が男を殺すパターンか?で世界中で姦通罪があったじゃねとゆー事になるらすぃ…ちなみに「テキサス州では、一九七四年まで、寝取られた側の男が妻の情夫を現行犯で捕まえた場合、その情夫を殺すことが正当殺人とされていた」って、20世紀後半までそれか?米の正義って…それにしても、男性というのは、日々是妻の姦通を疑って生きている生き物だったとは…人のモノを奪うのはオケだけど、自分のモノが奪われると我をなくすって…やっぱ思考の根底がジャイアンなんだなぁ…

 男の殺し、三番目に控えるは戦争なんですが、もーこれは古代から今まで繰り返された大量殺人ですから…「戦争は大昔からのものだ。大量虐殺が珍しかったことなどない。旧約聖書はそれら大虐殺を何度も祝福している。数々の帝国の歴史は、それらで厚く膨れあがっている」(@リチャード・ローズ/歴史家)とゆー事は自明じゃね?「たとえば、「民数記」では、モーゼはオグの兵力を粉砕する。「イスラエルは彼とその子らを含む全軍を一人残らず撃ち殺し、その国を占領した」モーゼは、オグの壁をめぐらした六〇の都市を襲い、その中のすべての男、女、子どもを殺した」って…出エジプト記の後パネェ…また「イギリスがタスマニアを植民地にしたとき、彼らは、疾病、犬、馬、ライフル、飢餓、監禁、毒物を使い、それまてそこに三百万年にわたり孤立して住んでいたタスマニア人をひとり抹殺するごとに五ポンドの賞金を出した」かくてタスマニア人もほぼ絶滅ってか…ちなみに米大陸のインディアンに対しては「イギリス人は故意に天然痘で汚染した毛布という「友好」の贈り物をインディアンに贈ることさえした」でして、さすが大英帝国サマのする事は一味違うってか…

 かくて「戦争はすべからく、攻撃側が自分たちの利益をもくろんで行われることをまず認めておかないと、戦争という禍いを理解することはできない」とゆーのは…もー、戦争とは強盗のマクロ版じゃね?個人なら強盗、そして殺人で済んだのが、組織・国単位となると戦争と呼ばれると…

 戦争もたいてい男性の独壇場じゃまいか?で、「世界中の男たちの、戦争に欠かせない共通の特質を列挙するようになった。すなわち、群れを構成する者への忠誠、外部の脅威に対して反撃しようとする気持ち、戦い、支配し、なわばりを考えて行動する意欲、よそ者に対する普遍的な恐怖、群れの規範から逸脱した者への不寛容である」とイレネウス・アイブル=アイペスフェルト(動物行動学)は指摘したそで…だいたい合ってるというより、それっきゃないよな気がするのは気のせいか?

 それにしてもとかく世の中ノブリス・オブリージュが口にされるけど、戦争、戦闘状態でもソレなのか?「発砲して敵へと前進した一五%-自ら進んで戦いの先頭に立った兵士たち-は、発砲しながった男たちより、概してよい教育を受けていて、知能テストで高い点を記録していた」とな…まとめると「実践で戦おうと決意する男たちが平均より知性がある-あるいは、少なくとも、ばかではない-ことを示しているようだ。(平均以下の知能のレイプ犯、殺人犯とは対照的)」とゆー事になるらすぃ…究極の状況で組織だって行動するという事は、それなりに知性がないと規律を保っていられないんではないか?とゆー事か?統制のとれない軍隊程ヤバいものはない訳で…

 男性の信頼と相互扶助はどこからくるか?「行為者の危険な行動に払う犠牲が受益者の利益より小さいこと、行為者が、受益者、または他の誰かにそのうち恩を返してもらえると期待できること、行為者が自分の社会集団の他の成員を識別でき、その親切な行為を受けた者と不正をはたらく者を記憶できることである」(ロバート・トリヴァース)とゆー条件の下でとゆー事らすぃ…ここで言うとこの相互利他性って?

 戦争の関するエトセトラも詳細は本書をドゾですが、パワーゲームのプレイヤーとしてどよ?の件は、誰しも心にとめておいて損はないんではなかろーか?どゆ事とゆーと、「どんなフレーヤーとも戦うタカ派」「平和主義者で決して戦わないハト派」「自分たちのなわばりを守るためには戦うが、他から奪うために戦うことはないブルジョア派」での戦いは、「ブルジョア派はハト派と向き合うとハト派のように行動する」「タカ派に攻撃されると、タカ派のように戦う」とな…細分してみれば、中には「報復で攻撃されるまではタカ派のように行動し、報復されると逃げるあばれ者」タイプ、また「タカ派に攻撃されるとブルジョア派のようにふるまうが、機会が訪れたときにはハト派を攻撃する調査者・報復者」があるそな…

 さて「等しい能力を持ったすべてのプレーヤーの間では、ブルジョア派が着実に勝つ」そな…「対照的に、ハト派は自分たちどうしで争う場合を除いて必ず負ける」とな…ちなみに「典型的なブルジョア派の立場を取っている究極の自衛国家がスイスである」そな…

 さてさて「調査者・報復者がその次に成功する戦略である」そな…「タカ派はなんらかの理由で力の弱まったブルジョア派または調査者を攻撃するが、そうでない場合はハト派を攻撃する。彼らは勝つのが普通で、それゆえ、暦の上に永遠の行動予定として侵略戦争を乗せている」って、それってどっかのくnゴホンゴホン…

 あまりにも当たり前な真理じゃねで「平和主義者では永遠に勝てないからである」でしょか(笑)結局、そゆ事とゆー事になる訳で…現実って…しかも「もし、一〇の部族があって、そのうち九つが平和を熱望していても、戦争を始めるには一〇番目の部族だけで十分である-それによって、他の九部族それぞれに抗戦するための戦闘力が誘発される。彼らには、部隊を召集せずにいられる余裕はまったくない」(@アンドルー・バード・ショムークラー/人類学者)とゆーのは、これまたそれってどっかのくnゴホンゴホン…

 それにしても「ごまかして成功した者や平和主義者」って「進化生物学者が「こそこそ」戦略と呼ぶもの」だったのか…所謂「戦士の危険を負うことなく、勝利のときに戦士の分けまえを共有することによって、繁栄しようとすることができる」って、これまたこれまたそれってどっかのくnコボンゴホン…

 戦争論は奥が深いというか、人類だけでなく類人猿から他の動物まで、そゆ戦略の中で生き延びてきたとゆー事じゃね?らすぃ…では、その戦争回避の抑止力とは何か?「抑止力においては、相手方が先に攻撃してくるなら、どんな犠牲を払っても大規模に報復するという意思を知らしめることが肝要である」って、そーだったのか?抑止力?ちなみにこれのお手本がこれまたスイスとな…永世中立国覚悟がちゃいまっせって事か…

 まぁ理性的ならば自軍の損益を計算すれば、そー簡単には戦争状態に突入する訳がないんだけと、世の中には「犠牲を無視して侵略する」独裁者がトップの場合もありまんねんでして…「侵略された側は、抵抗すれば高くつくことになるのは知っていて、戦わずに、資源の一部をあっさりと断念することによって損失を抑える方が賢明に見えてもおかしくないほどだ。しかし、そうすれば、賢明とは言えば、むしろ自殺行為になるだろう。隣国すべて与しやすい相手だと公言することになるだろうからだ。歴史が何かを教えてくれるとすれば、それは、これら隣国はそのあと、その「理性的な」国をばらばらに切り刻むだろうということである」とな…いやもー何か思い当たる事が多すぎるってか?多分、はいここわらうとこ、なんだろーなぁとゆーか笑い流されて下せぇ…

 とゆー事で「戦う意思を伝えてくる不合理な軍国主義者は、相手側をジレンマに追い込む。この意思に対する最善の対抗策は、膨大な犠牲を払ってでも戦おうとする、これもまた不都合な意思なのだということである」って…強盗が一人でもいれば、他者は一人残らず自己防衛をせねばならないとゆー事か…でもって強盗基準に合わせるから、防衛能力も一段上げずにはいられないと…何とゆーいたちごっこ、何とゆー迷惑行為…他所から盗む事を国是としている国があるとゆー事だもんなぁ…

 それでいながら「すべての殺人は殺人者の心のなかで十分に「正当化」されていなければならない。そうでないと、殺人者の正気は失われる」とな、これは戦争も同じで、結局、自国に対しては正義の国を、他国に対してはディスりまくるとゆーのは、そゆ事の上に成り立っているだけの事なのか…何だかなぁ(笑)

 さて、ここまでレイプ、殺人、戦争と暴力の数々を見てきた訳ですが、争いをなくすにはどーするか?他者との協調しかないんじゃね?となれば、後は信頼と実績ってか?さて、かの有名な囚人のジレンマ、ゲーム理論ですけど、これを「反復する」バターンだとどーなるか?「常に勝つのは、自分からは先に裏切らず、おうむ返し戦略を取った方だった」ロバート・アクセルロッド、W.D.ハミルトン)とな…そんな訳で「ブルジョワ派」的なおうむ返し戦略が、進化的に安定した戦略にいちばん近いという結論を出した」(ドーキンス)、でもって「最終的に、勝利を収めたのはマーカス・フリンが作成した「毅然として公平な」戦略だった」「この戦略は協調者とは協調し、互いに裏切ったときには、その次には協力に回った。裏切る相手とはゲームをやめ、自分が騙した相手にはさらに裏切って罰を与えた」って、これってどこかで見たよーなパワーゲームな気がするのは気のせいか?

 ちなみにちなみに「協調は最善の方策となりうる。しかし、おうむ返し戦略で成功できるのは相手があなた以上に勝とうとしない場合だけだ」そで、引き分けでいいというのは「もはやその相手は競争相手ではなく、仲間である」ただし、「そうであったとしても、断固とした報復措置がおうむ返し戦略には準備されていなければならないのは明らかだ。さもなければ、協調関係は失敗に終わるだろう」って…常にナイフを持っていないと国というのは付き合えないのか?国際政治とはシビアな世界でごわす…

 ちなみにちみなにちみなに「信頼に足る相手と協調するというのは、いくら理にかなっていると言っても、自己利益で動いているのである」となれば、「協調するためには相手とのコミュニケーションやそれまでの付き合いが必要だということである」は、全くもってご尤もなんですが、特に信頼に足る相手のとこは、ええ、それってどこかのくnコボンゴホン…えと、対話のドアは常にオープンですよ、奥さん(誰?)

 も一つ、米議会の予算の分配についての例を持って説明しているとこが何とも素晴らしスですかねぇ…米議会も、まっアレだ(笑)詳細は本書をドゾですが、「自分の州の存亡に影響を与えるような場合でない限り、他の議員のプロジェクトに異議を唱えないというのは、上院議員間の不文律の一つだ」そーですよ、奥さん(誰?)米の正義って(笑)

 それから何が導き出されるかというと「議会の例からわかるように、裏切りに対して罰がない限り、協調関係は成り立たない」の件かなぁ…また「ふつう、道徳主義戦略は恵みとして始まり、急速に災いに転化することは歴史を見れば分かる」って、いやそれもー何とゆーか心当たりというか、それどこかのくnゴホンゴホン…

 「戦争であれ何であれ、公正かどうかは人が他人を判断する第一の基準だ」とゆーのは、今更じゃまいか?ですかねぇ?まっあのFIFAでさえ、お題目はフェアプレーですしおすし(笑)

 まぁ、「犯罪者は一般に知能テストの得点が低く、性格テストでの衝動性や外向性の得点が高く、また自律神経系の反応が遅くて弱い男が最も多い」(「犯罪と人間性」/ジェームズ・Q・ウィルソン、リチャード・ハーンスタイン)のだそな…そーだったのか?准教授ですけど、たいていの暴力は犯罪と結びつくところが何とも…この男性と暴力、暴力と犯罪、を見て行くと、何だかなぁ…男性視点に立つと世界の全てがパワーゲームのよーな気がするのは気のせいか?

 さて、本書は人類だけではなく、他の動物の例なんかもたくさん出てきていますので、こちらの詳細も本書をドゾ。また人間の例はそれこそいぱーいいぱーい掲載されていますので、こちらも本書をドゾ。でもって、日本の例も幾つか出ているのですが、犯罪発生率のとこで見たよーに、今一アレじゃね?というか、米人の描く日本観とゆーのは、ステレオタイプががっちりと根底にあるんだなぁと思いますた…一例として上げるなら…

 「「南京レイプ」は大量のレイプがどこまでエスカレートするかを示している。日本は一九三七年、蒋介石総統が退却するとすぐさま首都に侵入した。アメリカ人宣教師、ジェームズ・マッカラムは、日本軍が少なくとも毎晩一〇〇〇人の中国人(六五%が一六歳から二九歳までだった)をレイプし、昼間にもさらにレイプしたと推定している。日本兵はレイプの目的を果たすと、被害者を銃剣で突き刺して殺した(彼らは、金を与えるか殺すかして、被害者の口を封じるように命令を受けていた)。占領後一か月のうち、日本兵たちは少なくとも二万人をレイプした。(この数字はショッキングだが、アメリカの女が今年も毎月それ以上の数でレイプされるだろうということを忘れないでおこう)」とか掲載されているんですよ、奥さん(誰?)成程、米人、東京裁判の言う通りぃでございますよねぇ…

 てな訳で、他にも色々色々本当に色々ありますので、興味のある方は本書をドゾ。最後に一つ、本書の中で一番考えさせられたとこを一つ「どの種でも生存していけるよりずっと多くの個体が生まれ、したがって煩繁に生存闘争が起こるので、何らかの点でたとえわずかでも有利な変異をする生物は、複合的で、また変動することもある生活条件のもとで、生存の可能性が高まり、こうして自然に淘汰される。…このように、有利な変種が保存され、有害な変種が捨てられていくことを、私は「自然淘汰」と呼ぶ」(「自然淘汰による種の起源、すなわち生存闘争において有利な種族の保存」/チャールズ・ダーウィン)どっとはらい(笑)

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