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2015年5月13日 (水)

それはすべてを忘れたときに残るものであり、すべてを習った後にでも、なお足りないもの…

ハーバード、オックスフォード…世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方  福原正大  大和書房

 英語か、英語なのかは、よーするに相手の土俵で戦ってどーよ?という話にもなる訳か(笑)でまぁ、真の教養人とは何か?かなぁ?「グローバル社会に適用する人材になるためには、確固たる価値観を持っていたり、本物の教養を身につけていることのほうがはるかに重要です」とな…かくて「私たち日本人にもっとも欠けていて、もっとも必要なのは「本質的な物事に対して、しっかりと思考し、自分なりの考えを持つこと」と「ブレない価値観をきちんと主張し、コミュニケーションを図れること」じゃまいかとゆー事らすぃ…

 でまぁ、所謂一つのお受験に向けてなんですが、日本のじゃなくて、対米、対英のトップスクールに入るには「知識よりもどこまで深い思考ができるかが問われます」とな…よーは「自分で考え、自分なりの意見を構築し、主張する」とゆーのが、できるかな、らすぃ(笑)まぁ出る杭は打たれる日本人としては、人と違う意見を述べるとゆーだけでかなりハードル高いよーな気がするが(笑)

 で、実際そゆとこの受験問題って、どーよ?というと「あなた自身(あなたの背景、あなたの考え)について書きなさい」(ハーバード大ロースクール)とか、「国家間の戦争より、国家内の争いが多くなった理由を考えなさい」(国連職員採用競争試験)とか、「自由は平等によって脅かされるか?」(フランス・バカロレア哲学試験)とか、「駐車違反を死刑とする法律を制定したところ、誰も駐車違反をしなくなった。これは適切で効果的な法律と言えるか?」(オックスフォード大)とか、「芸術は科学ほど必要ではないか?」(フランス・バカロレア哲学試験)とか、それってアリですかぁーっ(笑)

 アリス的に、受験勉強は、うーん…一応英都大も私学としては名門校になるんだろぉなぁ、だし(笑)ましてや准教授に至っては多分留学経験があるはずで、そーなると、他人事ではないのか?教養主義でいけば、アリスの雑学データベースは基礎としては申し分ないよーな?ついでに言うと日頃の現場での言動を見るまでもなく、アリスのお言葉はどこまでもオリジナル街道突っ走っていらっさるからなぁ(笑)のほほんとした風貌に反して、アリスってば自己主張の強いタイプなのかもしらんってか(笑)

 で、本書の最初のお題が認識についてなんですが、しかも「人は同じ情報に対し、どれたけ異なる認識をするものなのか。そして、あなたは物事をどのように受け止め、認識するタイプなのか」の件は、まさにアリスの為にある設問のよーな気がしてきた(笑)この点に関してはアリスの場合、即行で10や20の案を出しそー(笑)この手のひらめきの早さは並じゃないと思うんだ(笑)何も思いつかないよりは、何か思いつくの方が取りあえず取っ掛かりはあるよーな(笑)

 まぁそれもともかく、己を知るというので、ソクラテスの無知の知、デカルトの方法序説、老子の道、清水博の場の思想とか出てきまする、詳細は本書をドゾですが、よーするものの考え方、捕え方は人それぞれじゃまいか?ですかねぇ(笑)「あなたが「正しい」と思っていることは、揺るぎない真理として「正しい」のでなはく、「あなたが正しいと思っている」に過ぎません。その真理と認識のギャップは、個人でも集団でも起こってきます」とな…

 そこを理解できるか、否か、それが問題だというより、互いに違うという認識にたって話し合いなり、付き合いなり始めないと物事は進まないんじゃない?とゆー事か?まっこれもある意味敵を知り、己を知れば百戦危うからずじゃまいか(笑)柔軟性って大事じゃね(笑)

 それにしても、ハーバードの寮って犯人当てゲームを新入生がやるのが恒例らすぃ…どゆ事とゆーと「20人のグループの中に2人の真犯人がいて、話し合いによってその真犯人を見つけていく」とゆーのだそーだ、これは准教授の独壇場にになりそーな悪寒ってか(笑)で、やはり男女の違いが出るし、外国人が入るとはまた違った様相を呈してくるとな…どゆ事とゆーと、彼らはポーカーフェイスが上手い、日常茶飯事らすぃのだ(笑)そんな訳で外国人の場合「最初から相手の表情なんてろくに信用していない」となるとな…さて、他人を、物事を判断する時、自分はどこで判断するのか、しているのか、それを知る機会を与えてくれるゲームでもあるとは…

 個の次は、国家について考えるで…こちらもトマス・ホッブスのリバイアサン、ジョン・ロックの人間観、サミュエル・フィップス・ハンティントンの文明の衝突、フランシス・フクヤマの歴史の終わり、和辻哲郎の風土、岡倉天心のアジア文明博物館、これまた詳細は本書をドゾ。世界には知性が綺羅星の如くいるんだなぁと(笑)それをやさしく解説してる著者のパネェでござるってか(笑)いや、マジおべんきょになりますっ。

 更に自由についてで、ジョン・スチュアート・ミルの自由論、イマヌエル・カントの理性、ウォルター・リップマンの世論、エーリッヒ・フロムの自由からの逃走、アレクシ・ド・トクヴィルの平等主義の行方、と続いて、経済問題になると、アダム・スミスの国富論、カール・マルクスの資本論、ヨゼフ・シュンペーターの創造的破壊、ジョン・メイナード・ケインズの公共投資、デイビッド・リカードの見通し、フリードリッヒ・ハイエクの中・長期視野…これらの詳細も本書をドゾ。特にハイエク、厳しいわとゆーか、全世界全員にこれが出来れば戦争も大恐慌もないよーな気がする(笑)

 さて、自然とは何か、科学とは何か、でレイチェル・カーソンの沈黙の春、芸術とは何かでマルティン・ハイデッカーの芸術作品の根源、岡本太郎の今日の芸術、今道友信の科学技術と芸術…まぁこちらの詳細も本書をドゾですが、世の中、こんなに先人の教えが溢れていたのだなぁと、でもって、日常そんなの関係ねぇー(死語?)と気にもとめていない己というか、己の卑小さにガックリというか、さて、どれが正しいのか?というより、正しさとは一つなのか?かなぁ?

 まさに本書は、あなたならどぉするぅぅぅぅ?の世界が展開しているんじゃね?まず、ある事を認識して、考えよ、ですかねぇ?でもって、己の判断を下す時の引き出しを持て、だろか?うーん…言うは易し、行うは難しとはこの事じゃね(笑)

 まっそれなりの意見もありますよってにと己で自負していても「テレビや新聞、インターネットで与えられた情報を受け、あたかもそれが「自分の考え」であるかのように勘違いし、暴走する人は少なくないように感じます。誰かが情報を操作し、誘導しているとしても、それに気づかず、「これは自分の意思である」と思い込む。その結果、思考がどんどん画一化されていく」のに、それでいいんかいって指摘したリップマンばねぇって事ですかねぇ?

 また「政治についての意見を一般的な人に聞くと、新聞で読んだ、多かれ少なかれ正確な記事を自分の意見として答えるだろう」(@フロム)の件は、ワロエナイじゃまいか、でしょか?個とは何か、社会とは何か?果たしてそれが限りなくイコールでいいんかい?そんじゃ自由って何だよ?みたいな話にもならねぇーか?と(笑)

 まぁ今的なそれでいくと、ホッブスのとこが何だかなぁ?「人々が互いに争う原因として「競争」「相互不信」「誇り(評価されること)」という」三つじゃね?で、人にはそれほど能力差は無いんじゃねで、「競争が起こり、相互不信を生み、絶え間ない戦争状態をつくりだす」とな…しかもホッブスは「いままさに戦争が起こっていなかったとしても、「いつか誰かが攻め入ってくる」「だから、私は先手を打たなければならない」という思いを持ち続けている状態も、同じく「戦争状態」であると述べています」の件は…ワロエナイどころか、その定義でいくと人類史上、戦争状態じゃなかった時ってあるのか?の世界かもかも?

 いやもーホッブスの性悪説に基づいたそれとか、ハイエクの自分て何とかせんかいな説教節とか、厳しすぎてついていけそーもないんですが…

 日本人的感覚でいくと、日本とは何か?でそんなの昔からあるじゃまいか?とたかをくくっていると、昨今の国がどんどん分裂していく、独立していくそれはどーなるんじゃ?ボケェとゆー事になるのか?国家とは何か?これも厳しい…

 感覚的なそれの小っちゃい方でいくなら、「うちの」何とかみたいな表現は、これも日本人的なのか?うちの会社とか、うちの学校とか、「これは海外ではまず聞かない表現です」とな…どゆ事とゆーと所属している組織であっても、固有名詞で語るとゆー事らすぃ…A社では、B社では、みたいな…

 で、極め付けがハンティントンの日本観かなぁ(笑)まぁこれが確定の日本ですじゃなかろーが、一理も二理もある訳で(笑)「日本というのは国家という枠組みと文明という枠組みがぴったり一致する「世界で唯一の国」」なんじゃね、とゆー事らすぃ(笑)そんな訳で「日本だけは(あるいは日本人だけは)世界のどこへ行っても同じ文明を持つ人と出会うことはほぼなく、日本人以外の人たちと文化的共同体をつくることはまずない」となるそな(笑)宇宙の孤児もとい地球の孤児だったのか?日本(笑)友達がいないというより、親戚がいないのノリなのかぁ?まぁともかく「他の文化や文明に対して親近感や敵意を抱くこともなく、(日本が望むならば)自国の強化と物質的な繁栄だけを目指して外交政策を遂行できる」とゆーのがハンティントンの分析らすぃ…白鳥はかなしからずや空の青、海の青にも染まず漂うって奴なんだろか?日本?それは大変だぁーっと女王様は赤が、もとい青がお好きぃーって塗りたくるか、それとも白くちゃいけないんですかぁーっ?か、それが問題だってか(笑)

 まぁたいていの日本人の場合は、よそさまって凄いなぁな目線だと思われ、でそれを自分達でやってみよーと日本に取り入れるのパターンじゃね?まっ取捨選択はあるにしても…でもって、更に魔改造してみますたになったりしても(笑)すっぱい葡萄よりは、品種改良しそーだし(笑)

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載で、興味のある方は本書をドゾ。特に、これは中学生とか、高校生の方に一読をお薦めしまする。騙されたと思って斜め読みでもするが宜しかなぁ?世界って広いんですよ、おぞーさん(誰?)最後に一つ、実に欧米か(死語?)と思わされたとこを「世界の知識層の間では、音楽や美術といった芸術を理解できないようでは「人間の本質」を理解できないと考えられています」とな…お後が宜しいよーで(笑)

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