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2015年5月20日 (水)

パーティはとごに(笑)

日本人の矜持  藤原正彦  新潮社

 サブタイトルが九人との対話とあるよーに、対談本なんですが、一見バラバラなお話のよーに見えて、その実、日本とは、日本人とは、な話になっているのだろか?うーん…いや熱いですっ(笑)何とゆーか、このどげんとせんといかん感は若い人より、それなりに年齢を重ねている人の方が危機感高いよーな気がするのは気のせいか?

 最初のお題は、日本、日本人、日本語かなぁ(笑)日本人が日本語をないがしろにしてどーせーちゅーんじゃ?じゃまいか(笑)最近の英語万能主義はどーなってんだぁーっ?もあるよーな(笑)これに関しては「二十世紀の百年間を通じて、もっとも英語が上手いはずのイギリスが、経済的にはずーっと斜陽でした。もっとも英語が下手な日本が、一番経済成長したのです」(@藤原)とは、これ如何に(笑)何とゆーか、これの反論はどんなんだろぉ?と私、気になります(笑)

 更に「英語ができることと、収入の相関関係があるかどうかも眉唾です。むしろ数学の方が関係しているのではないか」「京都大学の西村和雄教授は大学入試で数学を選択した人と、そうでない人の間には、生涯賃金の差が出るという統計を発表しました。英語については、そうした統計はありません」(@藤原)とな…英語万能主義って一体どこから出てきたんだろぉ?

 そんじゃあ、早くから始めれば身につくのか?と言えば、「現状を見てみますと、いくら早くから英語を教えてもほとんど効果があがっていないんですね」(@斎藤)とな…小学校からやったって、そんなの関係ねぇー(死語?)とはこれまた如何に?

 だいたい「英語教育そのものが、欧米に対するコンプレックスを植えつけている面も大きいでしょうね」(@藤原)だし、英米では語学の覇権争いもあるとゆー事で、ベルリンの壁が崩壊した時に「アメリカ、イギリスが一斉に旧東側に行って学校を開きました。アメリカとイギリスの間にだって闘いがある」「言語的な優位を握ることについてはそれほど執着する。英語が世界の共通語になってしまえば、英米が圧倒的に有利になります」(@藤原)とな…語学って世界戦略なんですよ、奥さん(誰?)

 語学ができるのを良しとするか?もデメリット面を忘れてはいけないとゆー事でしょかねぇ?「英語がよくできる人のもっている雰囲気は、いわゆる日本人的なものとはやや違和を生じるような気がします」「言語は人間性そのものを変容させる可能性があるということは、注意しなければなりませんね」(@藤原)とは、言葉とは文化、固有の文化であるとゆー認識がどーも日本人って今一曖昧なんじゃまいか?でしょか?ある意味、その国の母国語程、重文なものはないんじゃね?かもしらんし(笑)

 まぁ藤原先生は、英語は英語を生業にする人、職として必須な人以外はむしろ英語習得の時間を他に振り分けろな話かなぁと…限られた人材という資源ですから、適材適所で、向き不向きで、人としては教養がベースとして必須アイテムじゃないのか?とゆー事らすぃ…

 また日本語の方でも日本の教科書事情…惨情と言っていいんじゃまいか?でして、この辺りの詳細は本書をドゾ。斎藤先生のお言葉もまた重い…

 それにしても何でこんなに英語英語で実学万歳な世界になったのか不思議だったんだけど「小学生で起業家精神を育め、金銭教育をしろ、パソコンを教えろ、英語を必修にしろ、大学では卒業して産業界ですぐに役立つ人材を養成しろとか」(@藤原)、最早学校は企業の出先機関か?のノリですけど、これも「文科省は弱小官庁ですから、経済界の意向を受けた内閣府や経産省、金融庁などの言いなりなのです」(@藤原)とな…教育にも金がモノいう世界ですってか(笑)「文科省の大臣に国を守る気持ちがあるなら、ぶさけるな、いい加減にしろと、財界のトップを一喝しないといけない」(@藤原)でも、そんな気概のある政治家や官僚なんているのか?国の行く末、未来の子供達より、目先の、そして己の金がジャスティスってか(笑)

 かくて「経済界は図に乗っています。バブル崩壊以来、不況克服のためなら何をしてもいいんだと、政府も官僚も国民も信じ込んでしまった。それに乗じたのか、経済人は不況の責任を感じることもなく、むしろ自らの責任を糊塗するがごとくに、社会を変えろ、教育を変えろと」(@藤原)の大合唱ですね、分かります(笑)多分、責任感なんて想定外じゃまいか(笑)いざとなれば伝家の宝刀リストラあるし(笑)

 アリス的には、日本は「世界に冠たる文学の国」(@藤原)とはとは…「万葉集、源氏物語、方丈記、平家物語、徒然草…と。西洋文学よりはるか以前から豊かな文学作品をもってきました」(@藤原)とな、かくて「日本の学芸で最も優れているのは何と言っても文学」(@藤原)とゆー事になるとな…

 アリス的というと暗号じゃね?で「日本もそういう方面の研究を始めたら、すごい成果を出すことは間違いありません。暗号解読にはとくに代数幾何と整数論が重要ですが、この二つは日本のお家芸なんです」(@藤原)とは知らなんだ…ミステリ的にも使えると思うんだけど、どーよ(笑)

 とも一つ、暗号系で日本の暗号史的にはポーランドとの関係って凄い事だった模様…詳細は本書をドゾですが、世の中何事も繋がりってパネェ…

 ちなみに現代における現場は「非常に重要な情報が入った時はワープロやパソコンで文書を作ることはしません。ディスプレイ画面から出てくる微弱電磁波や、プリントアウト時に発生する電磁波から情報が取られることがあるからです。だから私は、裏写りしないよう気をつけながら手書きの、公信という手紙にしてクーリエ(外交伝書使)の手で本国に持って行かせてました」「本当に大事な書類の場合はクーリエも使わず、自分で運んでいました」(@佐藤)って…最後になるとハイテクよりローテクなのか?

 更にミステリ的にというよりハードボイルド的に使えるかもで尾行の仕方「めがねに仕掛けたバックミラーで後ろの標的を監視するのがロシア流なんですね」「私たちのはるか後ろに指令車がいて、無線で指示していたらしい。その話をイスラエル人にしたら「われわれも尾行の仕方はロシア流を取り入れているよ」と笑っていました」(@佐藤)とな…その他、露における盗聴の件とか、詳細は本書をドゾ。それにしてもモスクワにはハニトラのメッカなホテルもあるのか?さすが露と言うべきか?しかも「日本の外務省の連中も結構やられてます」(@佐藤)って…ここもはいここわらうとこですか?そーですか?

 それとインテリジェンス業界におけるゲイとはで「いまだにホモセクシュアルだと分かれば現場から外されますから」(@佐藤)とゆー世界だとな…「インテリジェンスの連中は、特別な情報を共有するような共同体ができることを非常に嫌がるんです」(@佐藤)とな…結果、ユダヤ人、カトリック教徒、ホモセクシュアルは警戒される、外されるが常道とゆー事になるとな…忠誠はどこへってか?

 しかも殺しのテクニックが、「CIAkの系統は交通事故、KGBの系統は自殺に見せかけるのがセオリー」「イギリスの場合は流派が分からない。逆に言うと、それほど上手にやるんだと思います」(@佐藤)って、さすが'007の国だものですか?殺しのナンバーぱねぇ…

 他にというと、先生とは何か?じゃないけど、「教育で一番大切なのは、ものごとの本質をぐっと掴む力をつけることだと思うのですが、そうしたイメージが小学校の先生などに共有されていない気がします」(@斎藤)とは…まぁ生徒の劣化は、親と教師という大人の劣化が関係していない訳がない訳で…この辺り、准教授や真野さん辺りはどー理解しているのか?また、これも全然知らなかったのですが、小学校の先生になるって大学で取得は難しいのに、通信教育では簡単に取れるのか?児童以前に、教師の育成からしてアレとは…この辺りのお話も本書をドゾ。斎藤先生の憂いは深いってか…

 また「日本は言霊幸う国ですが、教育に関してはこれが欠点にもなっている」「「生きる力を育む」とかね。生きる力なんて、ブタにもアメンボにもありますよ(笑)」(@藤原)とな…言葉狩りではなくて、言葉に酔うとゆー事でしょか?美句麗句に騙されやすいって、ドンダケェー(笑)

 でもって、戦後教育についても「私は、日本の戦後教育は米ソ、すなわちGHQと日教組という二つの勢力によって破壊されたと考えています」(@藤原)とな…「悪平等主義教育を主張した日教組の背後には、モスクワのコミンテルンがあった」「アメリカ主導のGHQの最大の目的は、日本が二度と自分たちに歯向かわないようにすることですから、そのために「日本の戦前は暗黒だった」と決め付け、文化や伝統を否定し、日本人の日本人たる根幹を破壊しようとしたのです」(@藤原)、国を破壊するのに武力ではなくて教育で壊してしまえばいいんだわ、というのが米ソの思惑だったとな…利害が一致してFAってか(笑)

 また日本の教育では「人を疑え」という教育が欠けているとな…それは「日本が情報に関して非常に杜撰で無防備な国であることもわかります」(@藤原)とな…更に天才を生み出す為に早期教育をしても成功するのか?というと、どーよというのが実態らすぃ…「数学者の世界には、早期教育の失敗例が山ほどある」(@藤原)で、飛び級もどーよとゆー事らすぃ…まぁ「自然界は飛び級ができませんよね。それと同じで、人間も飛び級ができないと考えていいと思いますね」(@山田)という辺りなんだろなぁ…

 海外はどよ?というとこでも、「イギリスの政治家で賄賂を受け取ったというスキャンダルは非常に少ない」でも「プロヒューモ元陸相のように、女性がらみのスキャンダルはたくさんあります(笑)」(@藤原)ちなみにあの名門ハーロー校卒らしいんだが「いくらエリート教育を受けても下半身の方はいかんともしがたい面が…」(@藤原)とな…成程、英人は金には転ばないが、ハニトラには簡単に引っかかるでFA?

 他に英的というと「イギリスで私が教えていたケンブリッジ大学はトップエリートが行く大学なのに、学生たちが将来の夢を何も語れなかった」(@藤原)って、そーなんですか?ウルフ先生?まぁ先進国もまず就活からして、どーよだからなぁ…おべんきょしたって活かす場が縮小しているんじゃねぇ…外に出ろって、そのフロンティアはどこにあんねん?の世界だろし…

 そんな英ですが、紳士とは何か?と言えば「どんなに頭がよくても、家柄がよくても、人格が高潔でも、ユーモアがないと紳士の資格がない」(@藤原)とな…後は、さすが007の国だものでしょか?「イギリスは四百年前の「スペイン無敵艦隊」の撃滅以来、数学者が情報機関と協力して、つねに国を守ってきました。だからイギリスでは、「数学者は国の宝」というのが伝統になっています」(@中西)とは知らなんだ?そーだったのか?ウルフ先生?「いまもイギリスのGCHQ(政府通信本部)では数学者を使っています」(@藤原)って…

 それに付随してじゃないですけど「特にイギリスのインテリジェンスの世界では機密厳守の宣誓を破ると、恐ろしいことになりますから」(@佐藤)って…さすが大英帝国サマなのか?

 他にも「イギリスの哲学者の言葉に、「三段論法は地獄への道」というものがあります」(@中西)って…ちなみに英人の諸外国人観(笑)、対仏人「あいつらは論理でくねくねと哲学的というだけだ」で、対独人「あいつらは原理原則をいうばかりで、どうしようもなく頭の固いやつらだ」となる模様…英人自身はというと「現実や史実に即して行動する」(@藤原)とゆー事なるそな…欧州人も半端ない(笑)それにしても「日本人が世界でいちばん、イギリスを理解している国民かもしれません」(@中西)って、そーだったのか?ウルフ先生?

 それにしても「歴史的に見ると日本はアジアの一国といえず」(@藤原)と同じよーに「イギリスでヨーロッパといえば大陸のみを指し、自分たちは入りません。しかも日英両国とも、アメリカとの関係が非常に重要です。そうした点からも外交上手なイギリスからは、いろいろなことを学べると思います」(@藤原)となるのか…島国だもの、ですかねぇ(笑)

 ちなみに「イギリス人ほど世界中で「わかりにくい」といわれる人種はいませんが、日本人にはわかりやすい」(@中西)って、英の三枚舌外交とか、ブリティッシュ・ジョークとかアレだけど、シェイクスピアの国だもの、だしなぁ(笑)

 面白いのは英にもデカルト・ショック、デカルト・コンプレックスがあったんだなぁと(笑)でもやがて抽象的な哲学がナンボのもんじゃいって王政復古、議会制を取り入れるとな…「当時のルイ十四世王朝のフランスから見たら、非常に無原則な王政です。つぎはぎだらけで何の体系もないということで、ヨーロッパ中から悪しざまにいわれる」(@中西)でもこれが英の生きる道って「徹底して開き直った」(@中西)そして産業革命キタコレで英が右肩上がりになっていくとな…そーだったのか?英国史?

 でもって、英は「伝統にひたすら跪く」(@藤原)とな、伝統墨守の効用もまた知っている民族でもあるのだそで…ウルフ先生の国は何とゆーか一筋縄ではいかない国だったでごさるってか?

 そんな英人は「国際会議での司会者としてイギリス人は、アメリカ人よりもはるかに能力が高いと思います。イギリス人は落としどころを発見するのが、本当に上手です。これも原理原則をあまり重視しないからかもしれませんね」(@藤原)とゆーのは…確かにどこぞの大統領には落としどころという概念があるんだろぉkゴホンゴホン…

 また海外の人の感覚では、欧州人は「アメリカ映画はバカにしちゃってて、一切見ないんです」「アメリカ映画は子供用」(@藤原)というのがジャスティスとな…ハリウッド映画のマーケットって「日本とか、アジア諸国が主」(@藤原)とゆー事らすぃ…まっ米映画というとメインはヒーロー物で、勧善懲悪で、ハピエンだからなぁ…ある種底の浅さ加減は否めない訳で…

 そんな米とは何か?「幼稚な論理による進歩主義」(@中西)ただ英と同様に「階級社会だから、エリートのずるさと戦略性はイギリスと共通する」(@中西)とな…てな訳で「アメリカに学ぶのは戦略・戦術的なことだけで、価値観では「反共」ということを除けば、日本とはまったく異質な国」(@中西)という事になるらすぃ…基本的価値観、何かもーコレ今年の流行語大賞になりそーな勢いか(笑)

 そゆ点から視点からすると「中国に対するときだけは、アメリカという国は完全に信頼を置けるとはいえません。一方イギリス人にすれば、ロシアに対するときだけは、アメリカは信頼できないと思っている。アメリカは単純な論理主義ですから、ロシアや中国の「欺瞞の文化」に簡単に騙されやすいのです」(@中西)は、今の国際情勢を思い浮かべるとワロエナイんですけど(笑)

 でもって「アメリカは国内自体が国際社会みたいな国ですから、キッシンジャー外交のように、われわれにとっては「背信」が国の体質みたいに感じられるところが時としてあるのです。アメリカを唯一信頼できるのは、それが彼らの国益にかなっているときです。「アメリカは理念や価値観を大事にする」などといわれますが、それは国内論議をするときの話てで、外交には関係ありません」(@中西)って、それは身も蓋もない話じゃまいか(笑)

 数学から見ると「中国人は頭がいいんですよね。ところが、中国では一流数学者は育ちにくい。なぜなら一流の指導者が極めて少ないからです」「指導者がいないと後身が育たないのです」(@藤原)は、中国というと老師のイメージだけど、人を育てるとゆーイメージは、うーん…利害が一致した後継者的なソレならありそーだけど、それ以外であるんだろか?

 アジアつながりで「今のインドのインテリ階級でイギリスを恨んでいる人はほとんどいません」かなぁ…やっぱ印人の方が人として大人か(笑)でも、そゆ英人はとゆーとでもまぁパンピーの感覚は今でも何だかなぁで、藤原先生がインタビューしに行った時のエピ「彼等は機密については口ごもるくせに、うっかり「ジャップ」と口にしたからおかしかった(笑)」(@藤原)、差別用語は永遠なりって事ですかねぇ?もー無意識に板についているとか?

 一方、露はとゆーと、「ロシアでは「口の軽い奴は命も軽い」」(@佐藤)という格言がある模様…またロシア人は「専門書よりも、一般に流通する本に関心を持つ。そういう本が思想を作るからです」(@佐藤)とな…

 外から見た日本となると、とある米人女性(スタンフォード大卒)によると「日本に居るとすごく気が休まる」とな…「アメリカでは絶対に弱さを見せてはいけない、弱さを認めてもいけない。常に強く生きていかなければならない、と。日本は弱さを出しても認められる。こんな国は欧米にはない。日本が大好きな理由はそこだ、と」(@藤原)、米人も肩肘張って生きているですねぇ…そりは無理をしている生き方じゃなかろーか?それで精神分析医やヨガやってんじゃ、皆まで言うなの世界か?

 何かを喪失した時の対応で、ドナルド・キーン曰く「欧米人でも悲しむ」でも、「儚いものに対して美を見出しているのは日本人だけで、これは日本人の独壇場だ、と」(@藤原)でもって、「こういう感性はローカルに思えますけど、実ばグローバルであって、非常に普遍的なんです。向こうの人が遅れているだけなんです(笑)」(@藤原)、今、日本のサブカルが海外で受け入れられているのも、そゆ事らすぃ…もののあはれを知ってるかいってか?

 アンドレ・マルローの分析だと欧州の自然と人間の乖離、自然の征服みたいなノリが欧州的感覚で、「欧米の閉塞感はそこから来ている。だから、人間が自然の一部であるという神道的な考えたが世界を救うと」(@藤原)言ってたとな…

 時代は戻って大航海時代の宣教師のソレは「中国人は暦とか実用的なものが好きだ}」に対して日本はというと「日本人は大名から庶民まで数学が好きだ」ってゆー、だからザビエル達は「数学を知っている宣教師を日本に送れという手紙をイエズス会の本部に書いているんです」(@藤原)って…知的ゲーム感覚だったんだろか?当時の日本人?

 でもって、明治維新の頃きたチェンバレン(英)の場合は、「日本では金持ちは威張らないし貧乏人も卑下しない」と驚いたとな…更にモース(米)の方は「日本に貧乏人は存在するが貧困は存在しない」とな…あの頃の日本人には金の為なら何でもするといったすさんだ空気はなかった模様…赤貧でも清貧思想があったんですかねぇ?まっ武士は食わねど高楊枝でやせ我慢の国だものってか(笑)

 一方、情報畑の人からで露から見たら「日本が我々のシグナルを無視するのは、どのような謀略かと脅威に思っていたが、ある時分かった。アンテナがぶっ壊れてた」って言われてしまう日本って…「こちらのアンテナが壊れてることを利用してむちゃくちゃな情報操作をやられることです」(@佐藤)もあり得る現状なのか、日本ってば…

 歴史的なとこでは、五木氏の38度線越えの帰還の話がリアルだけに何にも言えねぇでして、詳細は本書をドゾ。それにしても、戦乱は女性に犠牲を強いる事が何と多い事か…「そしてここでは女を出せと言われた。これは本当に困りました」(@五木)の件で、「女性を要求するのはソ連兵ですか。それとも中国や朝鮮の人々も同じことをしたのでしょうか」(@藤原)に「ソ連兵だけではありませんでした」(@五木)の会話は、その前後を合わせて胃にくる件かなぁ…何とか問題が常に槍玉にあげられているけれど、日本女性のソレについてはどーよと…「不法妊娠」という言葉だけでも…桜の木の下には…

 も一つ、「昭和二十年八月九日にソ連軍が満州に侵攻してきたのは、まさに火事場泥棒です。ソ連は日本がポツダム宣言を受諾した後も南樺太や千島列島に侵攻しています。そのうえ六十万人もの人間を抑留し、何年もの間、強制労働をさせました。あれは永遠に赦してはいけない卑劣な行為です」(@藤原)も、歴史的事実なんですよ、奥さん(誰?)

 まぁ諸外国には、「外国に対して日本の美点を理屈で説明してもしようがないんで、いろいろな芸術作品であるとか、日本人自身が品格を取り戻すこととかで、具体的に示すしかありません」(@藤原)は、そーだろなぁとは思いつつ、これだとやっぱ分かる人にしかわからるまいかもね、かなぁ(笑)日本人はそれでいいけど、何でも言葉になると思っている言葉原理主義の人達にしたら…

 日本ってば、どんな国?なとこでは、「明治の日本が、ものすごい勢いで近代化を成し遂げた鍵も、やはり識字率にありました」(@藤原)で、明治維新から37年で、日露戦争とな…その成果に「アジア・アフリカをはじめ世界中の人々が日本の真似をしようとしたのですが、どこも真似できなかった」(@藤原)それは何故か?が世界最高水準の識字率にあったとな…

 「幕末に日本に訪れたイギリス人の手記などを読むと、日本を植民地にしようと思ってやって来たら、江戸の町では町人たちが本を立ち読みしている、こんな国はとても植民地にできない、と記されています」(@藤原)とな…

 尤も、現在は「国の機密に関わることでもアメリカ製の情報システムに安易によりかかって平然としていることです。「これでは日本の重要情報はアメリカに筒抜けになる」と考えるセンスがまったくない」(@藤原)もあると…

 日本人的感性で、「火事場泥棒は泥棒のなかでもとりわけ罪が重い」(@藤原)で、昔から火事場泥棒は最低の行為であるという認識が日本人にはあったとゆー事らすぃ…この差が、先の震災と「昭和二十年八月九日に起きたソ連による満州侵入が典型です」(@藤原)とな…ユーゴのチトーの嘆きもスターリンにしたら殺人も強姦も兵士のちょっとした行いらしーから…かくて「火事場泥棒を嫌悪するという倫理が、エリートだけではなく一般の大衆レベルで日本人の中にまだ残っているのは、諸外国にない日本の強みでしょう」(@藤原)とな…ここは、あなたとはちがうんです、の出番じゃなかろーか(笑)

 とはあるけれど、大陸からの引き上げで「いち早く逃げ出したのは広東軍将校の家族なんですよ」「次に逃げだのは満州国軍の日本人将校の家族」「三番目が私たちのような官吏とその家族。そして最後が一般の人々だったのです」で、何かこれ福島の時の都内の動きと似ている気がするのは気のせいか(笑)

 とはいえとはいえ、「あるところまで追い詰められると突然、日本には底のほうからまったく新しい活力が芽を出し、不連続な強い力が生まれるのです。私はそれを日本文明の底にとうとうと流れる「地下水脈」のなせるわざといっているのです」(@中西)って、そーだったのか?日本?そんな訳で「上のほうがすっかりダメになってくると、必ず下から何かの力が芽生えてくるんです」(@中西)って…そんな訳で「欧米の場合、エリートが愛国者であれば国家は何とか再生するのですが、日本では一般国民が自ら燃えるような愛国心をもたなければ国が亡びます」(@中西)って、そこまで言うか(笑)

 情報戦というか、プロの情報使いとでもいおーか、な人材については日本は多分ダメよダメダメ(死語?)なのが現状らすぃ…外務省内では国益より、省内の利害関係の方がこれ一番大事とな…この辺りの詳細も本書をドゾ。元々外務は戦前からアレだったけど、今もアレで、多分今日よりも明日の方がヤバい組織って…一番じゃなきゃいけないんですかぁーっ?とまでは言わないが、せめて人並みもとい国並みになってくれんもんかのぉ?越後屋ってか(笑)

 さて、日本人的なというかでは乃木大将のそれもアレですが、「連合艦隊司令長官だった東郷平八郎にも似たところがあって、日本が北九州に「日本海海戦勝利の碑」をつくろうとしたとき、「ロシア兵も勇敢に戦って海の藻屑と消えた。その人たちを思えば勝利とは書けない。「日本海海戦の碑」ならよい」といったそうです」(@藤原)はその前後もドゾですが、どこぞの銅像に比べ、やはりどこまでも日本人だよなぁですかねぇ…

 そして、ここだけは忘れてはいけないで本書はここだけでも日本人なら頭にいれとかなきゃいけないと思われなのが「私は日本が、スターリンや毛沢東にうまくだまされたとはいえ、中国を侵略したのは確かだと思います。しかし、それを永遠に謝り続ける、というのは明らかにおかしい。イギリスはインドを三百年以上も搾取してきたし、アメリカだってメキシコ相手に、ネバダ、アリゾナ、ニューメキシコ、カリフォルニア、テキサスを侵略して奪い取った。ロシアも中国も同じです。世界の列強は例外なく十九世紀以降に侵略の経験があります。それでもイギリスがアヘン戦争やインド支配に対して、中国に今さら謝罪するなどということはあり得ない」「その意味でも、旧制高校時代の政治家のほうが筋が通っている人が多かった。戦後でも昭和二十年九月には、鳩山一郎は、「アメリカは日本軍が残虐だというが、原爆はどうなのか」と問うています。降伏から一ヵ月しか経っていない占領下で、占領軍に対してああいうことが言える政治家がいた。東京裁判で勝者による一方的な裁きの違法性を指摘した清瀬一郎弁護人もそうです」(@藤原)とな…

 これからの日本を考えるで、国家の為にはエリートが必要、それも「卓越した総的な判断力と大局観を持っていること」「いざとなったら国家・国民のために命をも捧げる気概があること」(@藤原)ですか、そんな人材どこにいるんだぁとゆーか、国全体で育て上げなきゃいけないんだろなぁ…カエサルやアウグストゥスばりの人材までは求めないから、せめてティベリウス並のエリート出てきてくれんもんかなぁとは思ふ…まぁそれには、天才に頼るのではなくて、秀才でも回せる国を作っていかなきゃならない訳だけど(笑)ただ一つ不安なのは、秀才って自分に酔う人が多いのが何とも…

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。最後の一つ、これが本書の究極じゃないかな一言を「で、優秀な人には変人が多いんですよ」(@佐藤)お後が宜しいよーで(笑)

 対談者は、斎藤孝、中西輝政、曽野綾子、山田太一、佐藤優、五木寛之、ビートたけし、佐藤愛子、阿川弘之

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