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2015年5月12日 (火)

信念と哲学?

一流の男、二流の男  里中李生  三笠書房

 元祖、男の生き方指南書でしょか?うーん…今までいくばくか本を読んでまいりましたが、今までで一番ピンとこなかった本かもしらん…これが男の生き様、本音としたら、正直アマゾンでも月の国でもいーからそこでヒッキーしていたいなぁと思いますた(笑)

 でまぁ、根底思想が適者生存、弱肉強食ですかねぇ…実に男性思考だと思われ…「どんな時代でも強い者は残っていく、才能のある者は稼いでいる、努力している者は生き残っていく。そこからはみ出した男たちは、弱者、敗者であり、国が保護する必要はない」そーですよ、奥さん(誰?)ついでにゴッホさんにも聞いてみよーってか?

 ちなみに、人生設計具体的な計画、イメージをたてよはよく分かるが、「その間に高級車を運転している自分の姿や、若さを保つために、若い女を抱いているところもイメージすることだ。寝る前に想像し、興奮して眠られなくなるくらいがいい」って…もしかして、はいここわらうとこなのかと思ったら、白い巨塔を引き合いにだして「優秀な男には必ず頭のいい女がついている。それは妻だけでもいいし、妻と愛人だっていい」とな…

 アリス的に、本書あると思いますなのかなぁ?男性視点的にはどよ?というのもあるけど、同じ作家的にどよ?というのはそれ以上にあるなぁ(笑)意外とフェミなアリスが、こゆ発想を良しとするか?否か?まぁ女嫌いの准教授でも、どーよ?と思うのは気のせいか?

 それと作家的発想じゃまいか?でどーでしょー?な「妻は、私の仕事のサポートをしてくれるし、恋人は理解力を発揮する。仲のいいファンの女の子たちは、応援してくれて、励ましてくれる」そな…妻や恋人はともかく、ファンの件は、自分の本が売れた瞬間すら見た事がないアリス的にはどーだろぉ?ペルシャ猫じゃないけど、読者は大切にね(はぁと)ってか(笑)

 も一つ作家的なとこで「ある編集者と口論になった時に、こんな暴言を吐かれた。「クレームばかりつける作家」「別にもう書かなくていい」と。」とか、「編集者はまるで感情的で、子供(つまりアマチュア)だったのだ」の件は、アリスと片桐さんの場合、片桐さんの言う通りぃ片桐さんの言う通りぃな気がするのは気のせいか(笑)とゆーか、この二人世界で一番幸せな編集と作家のコンビな気がするのも気のせいか(笑)教えて、准教授ってより朝井さんでしょかねぇ(笑)

 それと作家のリストラでは「今までに、縁を切られた出版社がけっこうあるのだ。そのたびに、リセット。また、別の出版社を探す」のだそな…作家業も営業あると思いますなのか?「新しい出版社が見つかって、そこから出した本が売れた時、その快楽は言葉にできないほどだ。痛快である。私を見放した出版社に対して胸を張れる。見返すことができるのである」って…作家と出版社の間にも深くて暗い川があるとゆー事でしょか?片桐さん(笑)

 でもって「小説や漫画が面白いのはなぜか」といえば「それは主人公に強烈な個性があるからだ」そ…まぁ確かに准教授は超個性派ではありますが(笑)尤も、私の天才論とゆーとこで「一、集中力がハンパじゃない」「二、独学でやってしまう」「三、自己中心的(わがまま)に行動するが、相手を諦めさせてしまう力を持っている」「四、何かしら心に"傷"を持っている」の四か条が出てくるんですが、何かコレ准教授に当てはまるものが多すぐるってか(笑)特に四番目は鉄板だよなぁ(笑)

 他には、才能の良し悪しと運と叩き上げ、磨き上げ?で「新人賞を取る作家もだ。どんなに優れた小説を書いても、編集者が気がつかなかったら、ただのゴミになる」の件は、ゴールド・アロー賞作家のアリスとしては如何に?かなぁ?

 食事編で「まさか一流ビジネスマンや芸術家が、サイゼリヤやすき家で食事しているとでも言うのか」「マクドナルドは二十歳で卒業すること。金がなければ自炊すればいい」の件は、確か結婚前のビル・ゲイツってマック好きじゃなかったっけ?それもともかく、アポロンじゃないけど、アリス達結構ファミレスに入っているよな?

 フェチ嫌いの准教授に捧ぐじゃないけど、SM論?男はサドになれが著者の持論らすぃが「サドの男はマゾの女は好きだが、マゾの男を嫌う。心底嫌う」って…そーだったのか?サドマゾ?

 豆知識的には、友達百人できるかな?じゃないけど、男には友達はいらないというか少人数でいいらすぃ…「もし、あなたに友達がたくさんいるなら、ひょっとするとあなたは平凡なのかもしれない」って…殿方の発想だと、成功する殿方の発想だと、普通が一番なんて話は、そんなの関係ねぇー(死語?)になる模様…ちなみに「友達がたくさんいるあなたは、危機感を持ったほうがいい。戦争が始まったら、真っ先に戦場へ行かされる"その他大勢"になってしまう」とな…戦地ってそゆ基準なんですか?そーですか?

 まぁ、著者はベストセラー作家で、名をなし功を得た人物らすぃので、成功へのステップに実体験が出てまいりまして、病気療養中も「映画を片っ端から観て、読書をしていた。サッカーが日本でブームになる前から、W杯を見ていた。テニスのウィンブルドンもゴルフのマスターズも見ていた。エリック・クラプトンが日本でブレイクする前から武道館に行っていた」とか、「食事にも信念を持ち、清潔感のある身なりを守っている。そのせいか、今でも三十代に見間違えられることがあるくらいだ」とか、本田と藤沢を引き合いに出して、自分のアシスタントは「彼も私が死んだら泣いてくれるだろう」って…

 個性的であれとゆー自己演出なのか?「私は昔勤めていた会社に、ノーネクタイで出勤して、何度も上司に怒られた」とな、でもクビにはならなかったとな…「公を守ることは重要である。公共のルールは守らないといけない。だが、会社の中の規則は慣習的なものが多く、意味を持たないものばかりだ」とな…まぁあの准教授でさえ、ぶらさげた状態に近くてもネクタイしてるのに(笑)かくて「ネクタイを外す。営業マンでも結婚指輪を外す。生意気な女性社員を叱る。昼休みも仕事をしてみせる」って…それってアリですかぁーっ?かなぁ…こんな職場の人間いたら、どーよ?ですけど、何せ「石原新太郎都知事は、ネクタイをしないで記者会見に現れる。恰好いいではないか」ですから、お察し下さい…

 仕事系では、「私はサラリーマン時代、チームリーダーを任せられるほど評価されていた。高校中退、すなわち中卒なのに、アルバイトたちを仕切り、大卒の新入社員の面倒を見ていた」そな…

 自己評価的には「小説を書いて持って行ったら、女性社員たちが回し読みしてくれた」「皆で遊びに行った時に、彼女たちを撮影してあげたら、その写真を絶賛された」「競馬を毎週のように当てていたら、社内で噂になってりした」「とにかく目立つ男だった」そな…まぁある種本当に天才というなら凄いですねぇーな話じゃまいか?「今となっては、啓発本、競馬本のベストセラーを出し、写真集を出版しているのだ。文章も写真も競馬も、すべてプロとして認められている」とな…まっ売れれば正義、それがにっぽんの民詩主義ですってか(笑)そして今、「自慢じゃないが、私は今「天才」と言われている。どんなジャンルの本を書いてもベストセラーにし、写真もやりこなし、競馬ファンクラブも自分の力で大きくした」そーですよ、奥さん(誰?)「今、私は四十六歳になったが、ベストセラーの本を何冊も出し、一戸建ての家も建てた」とな…

 それとケチな男もいかんって事で「先日、あるホテルの店で、妻が急に帽子が欲しいと言い出して、飾ってあった帽子を手に取った。値札を見たら、一万二千円だった。私は財布から、お金を取り出した。数万円あったと思う。私はなんのためらいもなく、妻に二万円渡した。こういう男になってほしいのだ」そーですよ、奥さん(誰?)こゆ行動をとれる男が太っ腹らすぃ(笑)

 ちなみに「私が怒気を見せようものなら、愛猫さえもそのエネルギーに驚き、ベットの下に逃げ込む。妻は凍りつく。無論、私は暴力を奮わないし、怒鳴ったりもしない。私の怒りは父親的な知性なのだ。息子ももちろん、私の言うことしかきかない」って、言葉の暴力はどーなんだろぉ?と思うのは気のせいか?

 更に「妻以外に、恋人やガールフレンドがいるが、私の女たちは、決して男をバカにしていない。私のことを敬愛している」って…マジ、こー書ける著者パネェでござるの巻か?いや何かもー何も言えねぇの世界じゃね?

 しかも、妻に夜歩きを止められたら「すごいストレスだった」から、「その時、私はこう言ったのだ。「俺から自由を奪ったら、終わりだぞ」そして、背中だけ見せておいた。これでストレスがなくなったのだ」って…何か昭和臭漂っている気がするのはきっと気のせいなんだろなぁ…

 後は、男子たるもの快楽主義のすゝめかなぁ(笑)清貧よりそっちじゃね?ですかねぇ?脱都会主義も何それおいしいの?らすぃです(笑)ロハスな田舎暮らしもやがて「快適を求め、都会の家と変わらなくなる。たとえ牛や馬を飼っていても、彼らの部屋は"冷暖房完備"になるのだ。よくある作家の田舎暮らしなどがそうだ」って…そーだったのか?アリス?まっアリスの場合は自身が大阪暮らしなのはともかく、石町、赤星etc.と東京暮らしだし、朝井さんは京都だし、皆都会暮らしといえばそーか?せいぜい46番目の軽井沢位だろか?うーん…

 それと著者の人物批評が、これまたパネェでござるで、「サラリーマンには"大物感"がないのである」で引き合いに出されているのが田中耕一氏…ノーベル賞受賞者に「ため息が出てしまった」って…でもって、著者が高く評価しているのが「IT企業の社長たちを見れば分かる。彼らが善人か悪人かはともかく、大物なのは確かだ」って…

 よーするに仕事が出来れば全てはオッケーなのよ、というのが著者の世界観らすぃ…これまたちなみに例として「性格も悪く、おまけに口も悪い。看護師から見れば、論外の」医師も腕があれば宜しの世界らすぃ…「傲慢で、自分勝手で、欲が強く、男なら女を顔で選ぶこともする」そんな男でも「仕事で付き合うなら」才能、可能性のある10%を見ろよとな…まぁそんな事ができるのはワトソン先生位しかいないよーな気がするが(笑)天才がいれば世界は動くけど、天才の回りにいる人が幸せかと言えば…

 でもって、女性論がこれまたパネェ…「この世でもっとも醜いものは?フェミニズムを覚え、それを口走るすべての女だ」そな…ちなみに「マッチョな古い思想」とか「男根主義」とかゆー言葉は、著者によると「少女はこんな言葉は使わない。笑顔の絶えない美しい女もこんな言葉は知らない。強い男性論を読めば、「強い男の人がいるんだな」と素直に思うだけである」だそーですよ、奥さん(誰?)かくて男性は「男をバカにする言動に対しては、怜悧に対応する。「それはどういう意味だ」と」とな…何か文字通りの意味ですとか返したら、どーなるんだろぉ?とそれもともかく、男をバカにした言動よりも女をバカにした言動に対して真の男とはどー対応するか?気になるものよのぉ、越後屋ってか(笑)

 更に、男とは「女に財布の中身を見せるな」だそで、「他にもは「これは女に見せてはいけない」というものは存在するが、それらをすべて晒すようになってから、女がつけ上がり始め、歯止が効かなくなった」そな…でもって給料も妻に渡すなとな…「あなたが、給料の中から自分の小遣いを決め、残りを女房に渡す。「文句があるなら、俺に対する言葉遣いを正せ」と、怒ってほしい」とな…余程、独立して成功している殿方なんだろなぁと感心しますた…まっパンピーな男性には一言、リストラされないといいですね(はぁと)本書によると「「今月の給料は俺がコントロールする」と言って、「はい」と返事するか。もし、悪態をついたら、そんな妻とは離婚してほしい。あなたは、妻に罵られて満足しているマゾでは駄目だ」とゆー御託宣が待ってますってか、ここまでくると合掌するしかないよーな?

 さて、こんな女に近づくなもパネェでござるで「「あたしも仕事をしているのよ」と言う女」「酒を飲みすぎる女」「金のかからない女」「仕事ができないのに、会社にしがみついている女」詳細は本書をドゾ。

 そんな訳で「これ以上、フェミニストを増やさないためにも、あなたは"本物"を目指さないといけない」そな…

 かくて、男はダンディーを目指せ、ダンディズムを全うせよという事らすぃので、これまた詳細は本書をドゾですが、ここまできてダンディズムに必要なものは何か?でそれが「謙虚さだ」で「男はとにかく、偉そうにすればするほど醜くなるものだ」ときたもんだ…何かもー、ヘー釦、百万回位連打した気分になってきますた…

 それと「男は自由が奪われた疲れるのである」は、そりゃ人間誰でもそじゃね?と疑問に思ったら、その後に「夜遊びを禁じられたり、小遣いを制限されたり、浮気は絶対許さないと言われたり、そう、女に縛られたら疲れるのだ」って…それならば結婚しなければいいんじゃね?じゃね?というより、そゆ男性にそもそも結婚向いているのか?甚だ疑問なんだが?

 その他にもたくさんたくさんたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。まさに人生いろいろ、男もいろいろですかねぇ…で、最後に個人的に疑問に思ったとこを一つ、著者は病気で高校中退をしてから東京で一人暮らしを始めるのですが、「病気が悪化した時は、さすがに親に泣きついたが(死ぬのが怖かった)、私は二十代の大半をそのように過ごしていたのだ」そーなんだけど、一時席を置いたサラリーマン生活も作家修行の書く時間がないから仕事辞めてしまうんですね「妥協した人生を送るくらいなら、死んだほうがマシだと思った」って…

 きっと真の男の人は納得の本書なんだろーけど、 個人的にはごめんなさいの世界だなぁ…世界観が違過ぎるとゆーか、昨今の言葉で言うなら基本的価値観を共有するが行方不明状態でしょか(笑)本書でしみじみとおべんきょした事は、世界って広いやと実感させてもらったとこかなぁ(合掌)

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