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2015年6月10日 (水)

合成の誤謬?

ナマケモノに意義がある  池田清彦  角川書店

 元祖生き方指南でしょか?生物学的に働くって、どよ?みたいな話かなぁ(笑)狭い日本、そんなに働いてどこへ行くでしょか(笑)労働信仰も行く着くとこまでいっちゃった感じで、少し立ち止まって考えてみたら、ですかねぇ(笑)労働を唯一絶対にするのは如何なものか?かもなぁ(笑)

 ちなみに「現在の労働システムは、2倍働けば2倍、3倍働けば3倍稼げるようにはできていない」そで、「お金を使わなくても楽しいことがあると知れば、無理をしてお金を稼ぐ必要はない」というのが本書の主旨か(笑)しかも「「働かざるもの食うべからず」と言っても、現実には働かないで食っているやつもいるんだから、この言葉は怠けている貧乏人に対する恫喝だよね」というのも言い得て妙のよーな(笑)更に「「仕事を通して自己実現する」はすべての人に当てはまる命題ではない」と言い切るし(笑)それにしても先生、「過労死させるまで働かせるような会社に入るのなら、まだ刑務所に入っていたほうが健全な精神を保っていい人生を送ることができるかもしれない」って…そこまで言うか(笑)

 また現代の「ぎすぎすした社会」にも、目的過多社会がヤバくね?な話か(笑)「なにしろ、生まれて間もないときから、親からお受験の目標を持たされる時代である」だし…これも目的を持って進む事はいい事だという幻想ですかねぇ?そーじゃない人はスポイルされて当然だと…

 も一つ、「未来の楽しみのために現在の楽しみを我慢するという先憂後楽の発想を、禁欲と節制を説く儒教精神の影響を受けている日本人にとりわけ強いのかもしれない」けど、それってどよ?と著者はとく訳だったりして、まさに、今でしょ(死語?)じゃね、でしょか?でも、あの今でしょは、まさに先憂後楽のすゝめみたいなノリだけどなぁ(笑)

 アリス的に、どよ?ですが、まぁ意外と(?)アリスこつこつと仕事してそーだしなぁ(笑)多分、やさぐれ加減は片桐さんと准教授位しか知らないよーな気がするし(笑)

 他にアリス的なとこというと、例の一つとして殺人が出てくるとこかなぁ?「極端なことを言えば、人を殺すことが楽しいというやつがいたとして、自分が殺されても仕方ないし、捕まって死刑になってもかまわないから、平気で人を殺したとして、多くの人はそれを「正しい」行為とは思わないだろう」の件ですかねぇ?ちなみに「平時において、通常「人殺し」が許されないのは、人殺しが自由な社会は、安心して生きていけない社会だからだ」とな…どーなんでしょー?准教授?

 犯罪系のとこではストーカーの件も出てきますが、詳細は本書をドゾですけど、「ストーカーに共通して言えることは、恐らくみな自己愛が強いという点だ」でしょか?人は皆かけがえのない私だと思い込んでいるけれど、他者から見れば「かけがえのある人」程度である事を認識していないとな…クレーマーもモンスターペアレンツもキレる人も皆、そゆ同根じゃね?と…ある種、究極の自己中って事でしょか?うーん…

 後は、京都人的ジャスティスというか、生きる知恵というか、常考というかで「裏表がないのは人間じゃない」のだそな…とかく京都人はとは話題にされがちだけど、日本で一番本音と建前の線引きの距離感がパネェのが京都じゃね?というのは、多かれ少なかれ共有するイメージかもなぁ?で「平安の世から明治の頭ごろまで数えきれないほどの戦乱に巻き込まれ、殺されぬよう、傷つけられぬよう、盗まれぬように生きてきた京都人にとっては、本当のことを言わないのが生き延びる知恵であったに違いないからだ」そな…そーだったのか?婆ちゃん?朝井さん?

 その他、アリス的というと男という奴は、でしょか?「男は特にに競争して勝つことに強い喜びを感じる傾向があり、そのために参加しなくてもいい競争にかかわってしまうところがある」の件はアリスのちょっと待ってとムキになる程度ならかわいいけど、それが肥大すれば個としての範疇も越えちゃうって事ですかねぇ?まっ個としてというなら、勝ち組の最たるものの一人であろー准教授なんかはむしろ突っかかれてばかりなりかもなぁ?

 も一つ、絶叫城のゲーム脳じゃないけど、「グローバリズムの基幹は金と情報である。金と情報をエンジンとして前に進むグローバル資本主義のゲームは、中身は変化に富んでいるがパターンは決まっている。これはパソコンのゲームに似ていなくもない」とな…で、どんなゲームも熱中してもやがて飽きるよーに「グローバリゼーションは消費生活という面ではすべてを画一化させる方向に進むであろうが、この画一化と退屈さは、新たな混沌のはじまりになる予感がする」と著者は予言なさっております(笑)まぁ熱中している人に聞く耳があるかどうかは神のみぞ知るですけど…

 さて、老いの否定のとこで、まぁ婆ちゃんに聞いてみよーの世界かもしれないけど、准教授は鼻で笑いとばしそーだが、老化とは何か?というより、老化を受け入れるな的な社会ってどーよ?でしょか?詳細は本書をドゾですが、「役所がやっている健康診断なんて、住民の健康のためと言いながら製薬会社や医者を儲けさせるためにやっているようなものである」と言い切る著者もパネェ(笑)それにしても「多くのがんは放っておいても治療しても、結局生存率は変わらないか、もしくは無治療のほうが長生きするという」ってそーだったのか?近藤誠?こーなってくると、最早どこもマッチポンプの世界だもの、なんでしょか…

 また、人口問題的にも70億人突破記念パフパフじゃまいかで、「これはちょっと異常な増え方である。大型の哺乳類でこれだけの個体数を持っている生物はほかにいない」ともなる訳で…「人口の爆発的な増加はいい兆候ではないのだ。加えて野生の性質を失ってしまった人間は、生物としては脆弱きわまりない存在である」とな…かくて「私は人類はこの先1万年くらいで滅びる可能性があるのではないかと思っている」ってて…でも著者以上に過激なのが「早くてあと100年、どんなに長くても1000年のうちに人類は絶滅する」(@藤田紘一郎)ってて…地球温暖化のタイムスケールよりよっぽどアレじゃね(笑)

 事の起こりは今から600-700万年前のアフリカでチンパンジーから分岐した頃から、人類は始まるってか(笑)それにしても、ある特定の地域に住み続けていると知識が積み重なれていくのが当たり前ってか?いつどこで何がとれる、食べれるか?を熟知している方が生き延びる確率は高い訳で…ただし、同じ場所で人口が増えると食糧の供給量的にどよ?となれば、食っぱぐれた方が出て行かざるをえないのが必定ってか?

 だが、しかし、現代社会では「世界中にまたがるITネットワークを築くことにより物理的に移動しなくとも、一瞬のうちに世界中の情報を入手できると思い込むようになった」とな…頭だけで生きていけるのか?という事ですかねぇ…そんな簡単に生身の身体もIT仕様になるのか?否か?それが問題だったか(笑)

 さて、身も蓋もない話、これ極まれりのとこでは能力は有限であるというとこでしょか?お題目的には人の可能性は無限大的な事はよく言われるけど、そんな事ありませんとキッパリ断言する著者もパネェでござる(笑)詳細は本書をドゾですが、「音楽や運動、あるいは語学や数学の才能があるかないかといったことも、遺伝的にかなり決定されていると考えられる」とな…しかも「ある能力に関して遺伝的なレベルが低い人はいくら頑張ってもあまり伸びないが、遺伝的なレベルが高い人は適切な環境や条件、適切な訓練を受ければ成果をあげることができるのである」になってしまうらすぃ(笑)まっ人には向き不向きがあるって事で、それを見極めて伸ばす事ができる親とか、教師に出会えた人は幸せな人なんだろなぁ…

 尤も今子供に求められているのは「受験勉強とコミュニケーション能力」ばかりなりというのも、如何なものか?ですかねぇ…多様性多様性とお題目唱えながら、その実その二点だけしか評価しない社会というのも、これまた如何なものか?じゃね?

 集団としての日本人的なとこでも「集団に同調しない人間を迷惑という言葉で恫喝するのが好きなようだ。何かと話題になるイジメの問題もこうした同調圧力と無縁ではないだろう」は、確かにそかもなぁ(笑)日本人って同じが好きだし、同じが正しいだし…それで多様性がだの、個性だのって、どの口で言うじゃね?と(笑)

 まぁ小さい迷惑、所謂個人的な迷惑には目くじらたてる人多しですけど、世間は大迷惑溢れている訳で、その例として原発に、銀行破綻、政府の経済政策の舵とりと、国民が大迷惑をこうむっている方はどーよ?って事ですかねぇ(笑)それにしても、日産のカルロス・ゴーンが「年俸10億円」というのはどこぞで聞いた事があるよーな気がするのですが、これって「トヨタの全役員の合計より、ゴーン一人のほうがもらっているというからちょっと強欲すぎるのではないだろうか」って、そーだったのか?日産?というより日産役員ってか?しかも、ゴーンが来た時万単位の社員リストラした訳で…その社員には既婚者も勿論いただろーと考えると、日本人的にどよ?国民的にどよ?社会的にどよ?って事になるまいか?それとも、日産は株主と役員の為だけにありますという事なんだろか?まぁ著者は「私は日産の車は絶対買いたくない」と言い切っているし(笑)アリスのブルーバードは如何にってか(笑)まっあれも中古の貰いものだけど(笑)

 他にお金で買えない価値があるじゃないですけど、現代は逆にお金で買える価値が突出しているからなぁ…マテリアルなのもそーだけど、刺激的なものもそーで、「アルコール、煙草、スイーツ、パチンコ、インターネット、携帯電話、テレビ、ゲーム等」に依存症ってか?しかも刺激は、時間と共に上げないと物足りなくなる訳で…

 も一つ、現代病というか、人の業ですかで、「現代社会はむしろ、他人を不自由にすることを極めて好む社会なのではないだろうか。人を不自由にしたいという欲望とは、簡単に言えば権力欲のことである」で、もーこれに取り付かれている人達の群れが、永〇町とか、霞〇関とかに大挙しているんだろーなぁ(笑)かくて「「健康」と「環境」を錦の御旗とする規制は人の自由を奪うおためごかしの代表的な権力行使である」になっちゃう訳か(笑)

 さて、他にもたくさんたくさん本当にたくさん(笑)エピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ(笑)人生のコーヒーブレイクになるかもかなぁ(笑)最後に一つ、本書で一番ハーヘーホーと思わされたとこを一つ、「現実の世界というものは予測可能なようにはできていない。初期条件を知ろうとする動きが初期条件そのものを変えてしまうため、未来を正しく予測することは原理的に不可能なのだ」、お後が宜しいようで(笑)

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