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2015年7月31日 (金)

君の名は(笑)

文学的商品学  斎藤美奈子  紀伊國屋書店

 小説とは何か?というより、小説の読み方とは何か?かなぁ(笑)何とゆーか、日本の正統的小説の読み方は、国語の教科書的というか、テスト的なソレじゃね?で、皆その幻想に毒されているんじゃまいか?でしょか?それもマテリアルな視点から見た小説とは何ぞや?とか(笑)

 まぁ小説ですから、心理描写も大切ですけど、その他アイテムくっついてきますよってに、だよなぁ…物から分かるものもある(洒落ではありません/泣)で、小説ジャンル別に、青春、風俗、カタログ、フード、ホテル、バンド、オートバイ、野球、貧乏と滅多切りですかねぇ(笑)ちなみに青春小説とは「知的階級に生まれたボンボンが勝手に苦悩する話」って、明治の文豪の立場はどーなる(笑)みんな悩んで大きくなったとゆー事か?とはいえ、本書のトップバッターは「太陽の季節」(石原慎太郎)だそで(笑)このチョイスで、この本の方向性も見えてしまいましたでしょか(笑)

 アリス的に、本書で関係ありそーなのは、暗い宿のホテルシリーズで、ホテル小説の章と、無類の阪神ファンのアリスからしたら、野球小説は外せないでしょお(笑)

 まずはホテル小説の方から見ると、リゾートホテルの話が出てきて、アリス的にはラフレシアきたこれですけど、「南国のリゾートホテルという場所は、仕事に疲れた日本人の芸術家を癒してくれるありがたい場所なんですね。だとすれば「リゾートホテル物」が、ときにある種のオリエンタリズムと紙一重であるだろうことも想像にかたくありません」とな…そーいや、ラフレシアでも准教授ずっと眠りっぱなしだったもんなぁ(笑)お疲れでも無理してアリスの講演先まで着いてくる…まぁ、オノコロ島では逆パターンになるのか(笑)どっちにしてもアリスはじっとしてられないけど(笑)

 でまぁ、現代小説的なそれで「サンセット・ビーチ・ホテル」(新井満)、「熱帯安楽椅子」(山田詠美)、「ラッフルズホテル」(村上龍)とか出てくるのはありがちなネタだと思うんですが、更に「川端康成の「伊豆の踊子」も「雪国」も、「リゾートホテル小説=リゾラバ物」だったんですね。何かに疲れた都会人が、異次元空間ともいえる旅の宿で、野性的な異性と出会う-思えば「熱帯安楽椅子」とそっくりな構図です」って、そーだったのか?川端康成?といゆーか、ノーベル賞作家だよねぇ?

 ちなみに「舞台裏系リゾートホテル小説のヒット作といえば、これをあげないわけにはいきません。シリーズ化もされている浅田次郎「プリズンホテル」です」とな…でこれまたちなみに「「プリズンホテル」のおもしろさは、作者が企図していなくても、これが「マジなリゾートホテル小説」のパロディになっている点なのです」って…そーだったのか?プリズンホテル?ででで「パロディの原型は、たとえば魅力的な女主人公が経営する海辺(なぜかみなさま海辺がお好きなのです)リゾートホテル小説です」で、「花ホテル」(平岩弓枝)キタコレになるのか?

 まぁ詳細は本書をドゾですが、これがシティホテルが舞台となるとどーなるか?アリス的には201号室系か?で「銀の虚城」(森村誠一)「ホテルウーマン」(山崎洋子)になるとビジネスの戦場と化す訳で(笑)

 でもって、ミステリの舞台としてのホテルきたこれで(笑)「超高層ホテル殺人事件」(森村誠一)ってのは、タイトルからしてお約束か(笑)〇〇殺人事件、あると思いますですよね、アリス(笑)

 とゆー訳で、中の人、ホテルマンが主人公のそれを見てきましたが、舞台はホテルな話も勿論あって、「ホテル・ストーリー」(森瑤子)、「東京ホテル物語」(阿刀田高)、「魔性ホテル」(森村誠一)、「ホテル・ルージュ」(山崎洋子)、「ダンス・ダンス・ダンス」(村上春樹)なんぞ如何でしょ?まぁホテルが舞台って、ホテルもある種異空間だから、シチュとして使いやすいんだろか?まぁ暗い宿一連のそれもそーだけど、鍵もそーいやホテルじゃね?

 も一つ、アリス的にあると思いますなジャンルは、野球小説…世の中、野球がメインの小説があり、それが一ジャンルをしっかり形成しているとは全然知りませんでした…普段フィクションあまり読まないので、世情に疎くて申し訳ない…まぁガチで阪神ファンのアリスならば、小説に限らず野球モノは要チェックやでの世界だと思うんですが?

 で出てくるのが「江夏の21球」(山際洋司)とか、これはノンフィクらしいのだが「小説のようにドラマチックでした」とゆー事になるらしい…そーだったのか?野球モノ?で、肝心の野球小説ですが、これ日本だけでなく米でもあるのか?まっ野球発祥の地が米なんだから、当たり前と言えばそーなんだが…「素晴らしいアメリカ野球」(P・ロス)、「シューレス・ジョー」(W・P・キンセラ)、「赤毛のサウスポー」(P・ロスワイラー)とかあるそーな…これまた全然知りませんでした…

 そして日本の場合はプロというよりアマ、草野球じゃね?で、これは日本人なら知らない人がいないだろーじゃまいかの「瀬戸内少年野球団」(阿久悠)キタコレ(笑)他の作品はとゆーと「それ行けミステリーズ」(赤瀬川準)もあると…逆境にめげず頑張るとこが日本的なんでしょかねぇ?そこに勝ち負けはあまり重視されていないそな…これが米なら最後は優勝して大団円がお約束らしーか(笑)

 さて、プロ野球を舞台にした話も勿論あって、「さすらいのビヤ樽球団」(赤瀬川準)、「球心蔵」(阿久悠)辺りはアリス必読書かもしれないとか(笑)読む人が読めばどの球団が主人公か分かるとゆー事らすぃ(笑)

 その他野球小説には、野球がメインではなくて、「市井の人々の「野球のある人生」を切り取った小説」というのもあるそーで…「ナイスボール」(村上政彦)、「白球残影」(赤瀬川準)に至る哀愁、男の美学というか、敗者の美学系とかもあるそーな…そーだったのか?野球小説?その他、スポーツマンシップにのっとりとか、ファインプレーのソレとか、野球って切り取り方がいぱーいある模様…スポーツ小説でもなく、野球に特化しているとこが実に日本的なのかなぁ?

 その他の小説ジャンルについての詳細は本書をドゾ。モチーフとしてのそれは凄い…まぁ商品カタログ的なら、ミステリーもその最たるもののよーな気がしないでもないが?何せ、貧乏が原因というよりは、金がありまっせ系の方が容疑者がいぱーいになりそーな(笑)大富豪の相続争いとか?となると、登場する人物達はたいていマテリアルな人達ばかりなりで、となると、物で見せてくるシーン多いと思うんだが?これまた気のせいか?ここにミステリー小説が一つのジャンルとして取り上げられていないとこはちょっとさびしいかもなぁ(笑)

 目次参照  目次 文系

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