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2015年7月 5日 (日)

究極の工芸品?

日本の甲冑・武具  笹間良彦・監修 棟方武城・執筆   東京美術

 何か、この手のシロモノって、戦国時代の話じゃね?と思っていたら、弥生時代からの話だったのか?まぁ戦争のあるところに武具ありで、そんなもんかもしれないが…世の中って…甲冑の時代的変遷からしても、短甲(古墳-奈良)、挂甲(古墳-奈良)、胴丸(平安以降)、大鎧(平安以降、平安後期-鎌倉)、腹巻(鎌倉以降)、腹当(鎌倉以降)、当世具足(室町末期以降)という風に変化していっている模様…

 鎧兜一式とか見ると動きにくいよーに見えるんだけど、その実、戦闘用だから、動きも考慮に入れている訳か?実践と美学の間でじゃないけど、何だかなぁ?ちなみに甲の元祖は「木製のベスト」だそーで、弥生時代の頃はそゆ事だったらすぃ…ちなみに弥生時代でも弓、剣、矛、戈はあったそーで、そゆのを防ぐ防具としての鎧あると思いますなのか?何か復元写真見る分にはアイスホッケーのGKのプロテクターみたいなノリのよーな気がするのは気のせいか?

 古墳、奈良時代の短甲一式を見てみると、むしろこの形の方が今っぽいか?身体の形に一番沿った感じかなぁ?兜もヘルメットみたいだし、すね当てはサッカーのソレにクリソツだし、靴とか今でも普通に履けそーだし、腰回りのガードはスカートみたいだし…今時のヘビメタよりよっぽとおとなしめだと思うんだが?どだろ?

 で、平安時代キタコレで、この辺りから、何となく見覚えのある、日本の鎧兜じゃね?な形になってくるのか?武芸の方も弓馬がメインになってくると…成程、だから那須与一なんだなぁ…ちなみに大鎧が上級武士なら、下級武士は胴丸を着用していた模様…

 そして平安から厳星兜が登場して、これまた誰でも兜というと想像するあの形がやってくると(笑)こーして見ると日本の鎧兜のデザインの原型は平安にありなんだろか?うーん?源平って凄い(笑)

 アリス的に鎧兜…武具…まぁアリスも男の子だからなぁ、興味がないとは思えない訳で、ミステリ的には刀とかとゆー刃物系になるんだろーか?だけど?どだろ?

 さて、鎌倉も大鎧、胴丸の世界でこれがデザイン的に発展するのはともかく、兜の方が角生えたじゃないけど、こー目立ってきますたになっていっているよーな?刀も反りが出てきたのは平安の頃かららすぃが、こー実践的になってきたのは鎌倉からみたいで、やっぱ武士の時代到来とゆー事はそゆ事なんだなぁ(笑)

 で、南北朝、室町となると騎馬戦よりも徒歩戦に比重がいくというか、奇襲、ゲリラ戦か?まぁ乱世だから色々ありそーと言えばそーだが…でも兜の前立てはどんどん大きくなっていっているよーな?ちなみにこちら初期は「日輪」と「月輪」が多かったよーで、日輪は「生命のシンボル」、月輪は「不死」と「再生」のシンボルだったらすぃ…実に武士的な世界観だったのだなぁとゆー事か?ちなみに刃物系では槍が発達したのもこの時代らすぃ…

 そして来ました安土桃山…鉄砲キタコレで当世具足の時代もキタコレになるのか?で何が一番変わったか?といえば胴のとこのプロテクター、小札ではなくて板札になったとこだろか?ある意味一枚板みたいなノリになったので、製作が格段に楽になったとゆー事は、早くなったとゆー事だろなぁ…しかも「鉄砲に対して小札より強い防御力が発揮できる」とあれば、これでしょっだろと(笑)

 まぁプロテクターですから基本の形はソレとして、何でもありって感じかなぁ?西洋の鎧兜も入ってきてそれを真似てみますたみたいなのもあるし…とはいえ、鎧兜一色日本的じゃね?な範疇になんとなくおさまっているとこがこれまた凄い…ただ、この時代は何といっても兜…これがもーどんどん大きくなっていると思うのもこれまた気のせいか?これ被るだけで首が折れそーと思うのも気のせいか?そんでもって強風の時は相当にアレじゃねと思うのも(笑)

 ちなみに足軽の武装は大量生産された簡易版だったらすぃが、今見るとこれは剣道の防具に似ている気がするなぁ?

 さて、江戸時代になると、もーこれは骨董というか、美術品というか、「家格を示す表道具となる」そのままでして、まさにこれ五月人形のソレにそっくりじゃね?でして、あの箱に腰かけた鎧兜一式みたいなソレ(笑)

 面白いのは陣笠かなぁ?安土桃山では、足軽達の兜代わりの防具だったそれが、江戸に入ると武士のお出かけ用アイテムに…それに伴い、デザインも色々と、単なる半円形のそれが、米の消防士のヘルメットみたいなのから、ナポレオンの帽子みたいなのから、丸い円盤みたいなのから、いやぁこんなに種類あったんだ、陣笠(笑)ちょっとおろろいた(笑)

 そんな変遷をたどってきた鎧兜も、幕末になると軍隊の近代化で絶滅危惧種になってしまうと…まぁ武士がいなくなれば、鎧兜もなくなるってか(笑)

 それにしても、武具はそれぞれに系統があるんですねぇ…例えば、甲冑なら、春田派、岩井派、早乙女派、明珍派となり、刀工ならば、山城派、備前派、大和派、相州派、美濃派とあるそで…あの正宗は相州派の系列になる模様…何事にもあるとこはあるんだなぁ…

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。

 最後に武具を所蔵するとこを、
京都・京都国立博物館(東山)、藤森神社宝物殿(伏見)
大坂・観心寺霊玉館(河内長野)、金剛寺宝物館(河内長野)、堺市博物館(堺)、大阪城天守閣(中央)

 目次参照  目次 グッズ

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