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2015年8月 1日 (土)

自分の無能を認めて許せよ(笑)

「わからない」という方法  橋本治  集英社

 仕事のすゝめかなぁ(笑)人間知っている事だからやるみたいなノリかと思っていたら、その実、わからないからやるというスタンスもあったんですよ、奥さん(誰?)まぁ、わからないからやると言えるのは、ある意味相当強いとゆーか、自信家じゃないと言えない科白のよーな気がしないでもないが?何せ、わからないでもできる(だろう)前提な訳ですから(笑)この辺りの成否は結果を見ろよ、とその人の履歴を見ろよの世界になるんだろーか?でもって「「自信がある」と「恥知らず」は、実のところ、表裏一体のあり方だからである」になるんですね、分かります(笑)

 さて、もーわかる感覚は古いとゆー事でFA?なんでしょか?「「どこかに自分の知らない正解はある」と思い込んでいる二十世紀病なのである」は言い得て妙か?「二十世紀は、イデオロギーの時代であり、進歩を前提とする理論の時代だった。「その"正解である理論"をマスターしてきちんと実践できたら、すべてはうまく行く」-そういう思い込みが、世界全体に広がっていた。そういう状況の中では、「自分の現実をなんとかしてくれる"正解"はどこかにある」という考え方もたやすく生まれるだろう」とな…知ってるは当たり前、知らなかったら時代においてきぼりにされる…ある種、強迫神経症か?20世紀?

 結局「「なんでも解決してくれる万能の正解」は幻想であり、これはそもそも宗教的なものだからだ」となるとな…なるほろ原理主義ってか…

 まぁともかく20世紀では「「正解」に対する疑問はタブーだった」そで、万が一「「正解」に対する疑問が生まれたら、「新しい正解を内包している(はずの)新理論」へ走る-これが一般的なあり方だった」って、20世紀人ドンダケェー(笑)

 そして、時代は21世紀…そんな都合のいい正解は「幻想の中にしか存在しないものである」とゆー現実見ろよ、とゆー事態に突入した模様…ある意味揺り戻しというか、現実に返ったなんだろけど、まぁ世の中、幻想と現実なら幻想の方が甘いのは当たり前で、21世紀何かとほろ苦ビターなのは、夢の後だからなおさらなのか(笑)人それを挫折と言うらすぃけど(笑)

 そんな訳で、わかんないからスタートするそれもありじゃね?とゆーのが、本書の立ち位置かなぁ?ただそれは「「わからないけどやる」は、度胸のいることである」でして、「なぜかと言えば、失敗の可能性が非常に高いからである」とな…となるとこれは一つのリスク管理本か?

 アリス的にこの手のアプローチ?分からないとゆー事は一つの謎で、謎となればアリスの大好物じゃまいか?じゃね?作家の仕事もそーだけど、どちらかとゆーとフィールドワークの方がまさにその只中にいるよーな?まぁアリスの一番凄いところはわからなくてもぶれないとこじゃまいかまいか(笑)

 後、作家つながりで「「作家」というのはいろいろと誤解の多い職業で、作家がいろんなことをすると、「いろんなことができる作家」というものになってしまう」って、そーだったのか?アリス(笑)いや、ここはピッキーに聞くべきか?むしろ片桐さんに確認すべきか(笑)「作家というものは、その作品を書いている間だけ「作家」である」って、それ以外の時は「なにを考えているのかわからないへんなやつ」なんですか?そーですか(笑)

 作家の立ち位置的なとこで「本社が傾いて行く時、真っ先に切られるのは、下請けのお出入り業者である。「作家だって似たようなものだ」ということが知られていないのは、作家がそういう風に自分の置かれる立場を認識していないだけの話で、「活字離れ」は、出版という業界を襲った構造的な大不況なのである」って、そーだったのか?片桐さん?「もちろん、「活字離れ」という大不況の中で、作家のやるべきことは一つである。「いい作品を書いて、そんな状況を撥ね飛ばす」である」とな…正論乙ですが、問題はそんな力があるか?否か?だそーで…何だかなぁ…

 ちなみに「構造不況は、「もうこの業種は儲からない」という種類の不況であって、「もうこの業種はいらない」ではない。かつてのような利潤は期待できなくても、必要なものは必要なのだ」とゆー事らすぃ…そーだったのか?アリス?とゆーか、バブル以降、どの業種だって一攫千金は無理目じゃね?地道に皆がそれなりに食っていければ、それで良しとせず、未だに濡れ手に粟のボロ儲けを夢見てなんてどこぞのウォールストリート思想かぶれしているから、アレな気がしないでもないが?結果、リストラや計画倒産してるんじゃ意味ないよーな?

 活字離れに戻りますが「活字文化は、その「正解」の存在を信じて、大量の本を供給し続けて来たが、その供給がある程度以上のレベルに達した時、「"正解"があるというのは幻想ではないか?」という事態が訪れた。それが、「活字離れ」である。「活字離れ」とは、「"正解幻想"に対する幻滅」なのだ」って、分っかるかなぁ?分かんねぇーだろーなぁってか(笑)

 また作家の文章なとこで、「「さっさと"重要なこと"だけ言って下さい」が時代の主流になってしまえば、その先、「作家の基本」なんてものはどっかに行ってしまう」とな…「「自分の思うことをそのまま書く」がOKになったら、その先には、「"読み手"という相手を想定して、それに対して説明する」という必要も見えなくなる」ですかねぇ…でも「「説明する」は、作家であることの基本である」そな…アリス的にはどよ?かなぁ?まぁアリスの好きなロジックには説明なしなら成り立ちませんがなの世界だと思うけど(笑)

 も一つ、「作家として必要なのは、そのウソがどこまで現実とシンクロするかということだけである」の、どこまでも作家な物言いだよねぇ(笑)まっアリスも嘘書いてナンボの世界の住人だしなぁ(笑)もしくは「作家という名の「念の入ったウソつき」なのである」ですか?そーですか(笑)

 後は先生の件で、これは准教授というより真野さんの方がアレなのか?「結局、先生というものは、優等生がすきなのである」は、生徒稼業を経験した事があれば皆知ってるの世界じゃね(笑)で、その裏に「「出来のいい生徒ばかりだったら教える先生は楽だ」という事実があるからである」に尽きるのも(笑)仕事というのは誰も楽して儲けたいが事実、これは教師であろーと変わりなしとゆー事だけじゃね(笑)

 ちなみに「教師における「優秀」とは、ただ一つ、「生徒への対応能力」である」は…いやはやまったくごもっともなんですけど、一人一人に対応能力ある教師なんて、どこにいるんだぁーっ?じゃね?そして「「学ぶ」とは、教える側の持つ「生き方」の強制なのである。「その生き方がいやだ」と思われてしまったら、その教育は崩壊する。ただそれだけのことである」は、何かもー正論すぎて身も蓋もないよーな気がするのはこれまた気のせいか(笑)まぁ魅力的な教師がいなくなった、カリスマのある教師がいなくなった、威厳が、オーラが、とゆーかよーするにモテない人の群れに教師が陥ったとゆー事じゃね?もしくは憎まれてもなめられない冷徹さが足りないか…

 名言もいぱーいで、「この日本には「優秀な上司」というものは、ごく稀にしか存在しない」は多分、頷かない人いないんじゃなかろーか(笑)上司が(管理職が)「反映するのは、「自分より上の管理職の声」だけなのである」とゆーのは、もーはいここわらうとこでFA(笑)まぁこーゆー人じゃないと出世はしないだろーしなぁ…その他同僚、部下、関係者、客先からは非常に評判悪かろーと(笑)

 後は、仕事に求められるもの、意外性と確実性が高いもの…とゆー矛盾ですかねぇ(笑)意外性が「大きければ大きいほど、失敗の率も高い」し、確実性とは失敗のリスク回避だから「これが成功しても、得るところはそう大きくない」とな…よーは意外性が大きければ確実性が低くなるし、確実性を上げれば意外性は目減りすると…一挙両得なんてそんな都合のいい話が簡単に転がっているかよ、常考って事ですかねぇ(笑)

 分からないでトライというのは、意外性大、確実性小の戦術だと思うんだが?どーだろぉ?まぁそれには挫折がつきものだとゆーのもこれもまた今更じゃね?ですけど、かくて「挫折は、自分の力の及ばなさの結果である。だから、強くなって力をつければいいのだが、実際はそう単純なものではない。挫折というのは、自分がふるおうとする力と、その自分を取り巻く現実との空回りによって生まれるものだからである」って、これ個として著者はおっさっていらっさるのだろーけど、何か昨今の世界情勢を見るとどこぞのくnゴホンゴホン…

 更に「「へんじゃない」の多数派を代表するものは「常識」だが、「常識」というものは、自分がひっくり返されることがあるなどとは、夢にも思わないものである。しかし、その「常識」だって、いつかは硬直してしまう。「自分はへんじゃない、へんじゃない」と言い続けていれば、いつかは、そのこと自体が「へん」になるからである」って、これまたどこぞのくnゴホンゴホン…

 どゆ事かとゆーと「どこもかしも、誰も彼も、自分の立場を主張して「へんじゃない」と言い、「正当」だと言う。それはつまり、批評されることを拒否する人間達が増えたということであり、つまりは、自己中心的な無責任な人間がやたらと増えたということである」の件は、これこそまさにどこぞのくnゴホンゴホン…

 まぁともかく「へん」と「へんじゃない」の多数決はここから発生して、「へん」が常に少数派で、「へんじゃない」が常に多数派であるのは、このためである。なぜかと言えば、「へんじゃない」は、「へん」という孤立に陥りそうになった人間の不安が作り出す、安心するための集団だからである」って、ああだからいつも集団で喚いているのか…やたらと孤立孤立という言葉を連発するのもそゆ事なんですか?そーですか?

 このへんとへんじゃない論についての詳細は本書をドゾ。「「へんじゃない」の持つ力は、「排除する」である」「「へん」の力は、「ひっくり返す」てある」の件は、はいここわらうとこなのか?ワロエナイとこなのか?それが問題だってか(笑)

 最早これは信念闘争なんでしょか(笑)へんとへんじゃないで、ファイっ。ちなみに「「信念」はソバに似ていて、やせた土地との相性がいい。「信念は」往々にして「逆境」から生れるものだが、「逆境」とはまた、「自分の特性を手放さずにいるだけで、"へん"呼ばわりされてしまうこと」である」とな…「「自分の特性」手放さないままでいると、その状態はそのまま゛信念」を育成してくれる「逆境」になる」って、へん街道ってパネェ…そしてどこからとごまでもどこかのくnゴホンゴホン…

 後、脳と身体を上司と部下の例え話のところが秀逸か?「身体は、その中間管理職に率いられる部下である。所詮は「哀れな中間管理職」でしかない脳は、この部下達をあまり信用していない。「自分が管轄できるのは所詮この程度のやつらだ」と思うと、どうしたって好きにはなれないのである」「しかし、この上司の部下達への呪いは、「所詮その程度の部下達の上にしか君臨できない我が身の中途半端さ」を呪うものなのである」かくて上司は部下に八つ当たりし、「いい迷惑は、その能力を引き出してもらえず、ただネグレクトされるだけで終わっている、身体という部下たちである」となったりして…そしてそんな部下達も「「脳」という上司を嫌っている」とな…「脳という上司は、部下達をかえりみず、「世間」というさらなる上司の顔色をうかがってばかりいる「最悪のやつ」だからである」って…何かどちらも浮かばれないってか…

 個人としての思い込み系ならば「「できるはず」と思い込んでいる人間が壁にぶつかると、厄介なことになる。「できる」と思い込んでいる人間は、「自分の無能」を理解せず、「自分を不適合にする状況が悪い」という、とんでもない判断をしてしまうからである」は、挫折なき人生を歩んでいらっさった人には特に多いよーな気がする(笑)まぁ自分の能力を正確に把握している人とゆーのも、これまた非常に稀だけど(笑)

 さて、著者の言うわからないという方法には、二つパターンがあって、一つは「天を行く方法」でもう一つが「地を這う方法」だそな…詳細は本書をドゾ。まぁ仕事へのアプローチですから、あると思いますか?それにしても「「プロとは、なんらかの奇跡を現場で起こしてしまう人間である」と。そうなるためには「度胸」がいる」の件は、何とゆーかブラジルでのどこぞの国の代表をふと思い出してしまったりして(笑)

 まぁ仕事として、色々やれる人というのは、色々手を出している人で、そゆのは「いろいろなことをやらざるをえないから」とゆー器用貧乏な話なんですかねぇ?「その人のやった「いろいろなこと」とは、壁にぶつかったその人が示す、挫折の数であり、試行錯誤の数でしかないのである」になるそーな…でもって「一つのことしかやらないですんでいる人は、「他に能がないから」などと、謙遜して自分を語ったりするが、それは「能がない」ではない。挫折を知らずに済んでいるだけなのである」は、真にラッキーなのか、真にスペシャリストなのか、それが問題だかなぁ?まぁ、普通の人の場合、人生に挫折はつきもので、それをどうクリアしていくのかが、よくもわるくも人生じゃね?って事にならね?人生色々なんですよ、奥さん(誰?)

 豆知識的には和漢混淆文って、「漢文の中にかな文字が入り込んでできた文章」ではなくて、ひらがなの文章の中に漢字が入りこんだ文章だったのか…まぁ平安の昔、男文字というか、官僚文字は漢文だった訳で…男は漢文、女はかなと世界を二分していたのは知ってたが、結局これって官僚は排除し、女は何でも取り入れるとゆーのを1000年以上昔からずっと変わりなしな世界だったのか?または「官僚の排他性」「女の向上心」とも言うだけど、結局「女言葉が日本語の中心になってしまったのだ」って…どこまでもアマテラスの国なんですね、この国は(笑)

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。最後に一つ、本書で一番インパクトのあったとこを「私は、自分を取り巻く世界が「バカ」だと思う。しかし、世界の方はもっと単純に、「お前がバカだ」というカタをつけてくれるのである」って、それどこのヴィトゲンシュタンって思うのは気のせいか(笑)

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