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2015年8月 7日 (金)

現実とプライド?

日本人はなぜかくも卑屈になったのか  岸田秀 小滝透  飛鳥新社

 歴史とは何か?というより、民族の思い込みとは何か?かなぁ…「人間の歴史は人間がつくるものですが、人間には自分にとって都合の悪いことは見たくないということが基本にあって、見たくないがゆえにいろいろな事実を隠蔽したり、ありもしないことを捏造したりするわけです」(@岸田)というのが、本書の基本スタンスかなぁ…

 歴史というのはどの国もそゆ事の積み重ねという事でしょか?最近何かと話題の憲法も「はっきり言えばアメリカに押し付けられたもの」(@小滝)で「ポツダム宣言でも日本の体制を変えてもいいとは少しも言ってなくて」(@小滝)米的には「越権行為をやっていたという意識はあったでしょうね」(@小滝)というのが事実…

 そゆ米も「「民主主義」と「自由」と「正義」の国だというのは、アメリカ人がそう自称しているだけで、大いなる幻想です」(@岸田)とな…結局、米に報復されない為に日本を完全に武装解除するっきゃないとゆーのが、戦後の米の方針で「平和国家」という言葉で奇麗にくるんでしまったとな…

 そしてそれが「日本の戦後最大の自己欺瞞」(@岸田)という事に…「暴力団に守ってもらいながら、俺は平和主義者で暴力は嫌いだと言っているわけですから」(@岸田)他から見れば「「このインチキ野郎」にしか見えないですね」(@岸田)という事らすぃ…現実見ろよってか…

 他者から押し付けられた憲法なので、本音としては守ろうという気もない、かといって建前としては改正なんて絶対反対…で結局どーしているかとゆーと「神棚に祀り上げて神聖なものとして拝んでいればいいのです」(@岸田)という事に…取りあえず拝んでおけってか…

 さて、自分の都合だけで戦後処理をしてきた米ですけど、冷戦体制になってそんな事いってられなくなっても「自分のやったことがあだになって困ってしまう」(@小滝)と、今更憲法改正?無理っしょとゆー奴…自分で堀った穴に自分で落ちるってそれどこのコント…

 日本も日本で改憲アレルギーで、それならと解釈という名の下に有名無実化している、してきたとゆーのがこれまでの流れでしょか?らすぃ…何だかなぁ…

 で、そもそも日本人にとって憲法とは何ぞや?とゆーと…明治のご維新の頃まで遡ると…列強との不平等条約をどげんとせんといかんの世界で…列強が「日本の法律を不備を口実に条約改正の要求に応じないので、結果としてヨーロッパ的な法律をつくらざるを得なかった」(@岸田)という、憲法とは手段なりの世界が展開していた模様…何だかなぁ(笑)結局、日本の憲法とは常に外国向けのディスプレイという事か?

 さて、国家も個人と同じよーに精神分析的に見てみたらが著者のスタンスなんですが、それが「人間の自我は基本的には二つの矛盾する役割」(@岸田)があり、一つが「外的な現実への対応」(@岸田)で外的自己、もう一つが「自分自身のプライドを持つこと」(@岸田)で内的自己、でもってこの二つは「「往々にして矛盾します」(@岸田)とな…人にしろ、国家にしろ、この間でバランスとって生きているとゆー事らすぃ…

 アリス的には、憲法を始め法律関係は、アリス法学部卒だからなぁ(笑)この辺の件は、何を今更の話だろーし…IF的に思うのはもしアリスが外務の条約担当官僚だったら、だよなぁ(笑)

 対米というのが、日本の近代史のネックになっているんだなぁというのが本書の立ち位置の一つかなぁ…一つは、ペリーの黒艦による開国、も一つがWWⅡの敗戦。これによって日本は米に対してトラウマになっているとゆー話…

 特にWWⅡで懲りた日本は「日本国民はアメリカには反対できない。反対したら恐ろしいことになるというマインドコントロールにかかっているんですよ。アメリカ側もそれを知っていて、「ヒロシマ効果」と呼んでいます」(@岸田)とな…未だにやたらと事あるごとにパールバーバーを出してくるけど、水面下ではそんな事も言っていたのか(笑)で、それで上手くいったものだから二匹目のドジョウじゃないけど、イラクで「「衝撃と恐怖」作戦」とネーミングして実行しているのか…「衝撃と恐怖を与えれば、イラク人も日本人と同じように従順になると思っているのです」(@岸田)とな…さすが、何様俺様米様だよなぁ…歪みねぇ…

 沖縄問題も結局ここに行きつくで「日本はサンフランシスコ講和条約で表向きは独立したことになっていますが、治外法権が明確に残っていますね」「要するにアメリカ兵は基地に逃げ込めば日米地位協定で日本が手を出せないから、少女を強姦しようが何をしようがやりたい放題です」(@小滝)で「沖縄におけるアメリカ兵の犯罪はそうとうひどいらしいんですが、ほとんど隠蔽されているようですね。日本の米軍基地でのアメリカ兵の犯罪率はドイツなど日本以外の米軍基地の犯罪率の二倍以上だそうです」(@岸田)というのが実態らすぃ…沖縄の米軍基地反対もむべなるかななんですねぇ…

 ただそれならば、論点を明確にして珊瑚がどーしたよりも、日米地位協定の改正を、不平等条約撤廃を訴えるべきじゃね?ところがWWⅡでこてんぱんにやられたので、「その結果押し付けられたサンフランシスコ講和条約という不平等条約を改正するということに絶望し、その絶望をごまかすために、この不平等条約は不平等条約ではない、この屈辱は屈辱ではない」「自己欺瞞に逃げ込んだのです」(@岸田)という事らすぃ…明治の人間は改正に立ち上がったけど、昭和からこっちは、でもそんなの関係ねぇー(死語?)とほおっかむりしたとゆー事か…ええ、あれは酸っぱい葡萄なんですよ、奥さん(誰?)

 「アメリカが不平等条約を改正せずにほったらかしにしているのは、日本が文句を言ってこなければ現状維持でいいし、日本が勝手に独立していると思いたがっているなら、アメリカににとって支障ない限りそれはそれでかまわないと思っているからでしょう」(@小滝)とゆー、ただそれだけの事ってか(笑)永田町も霞ヶ関も平常運転ですね、分かります(笑)

 戦後の占領政策も米の解放神話の上に成り立っていた模様…WWⅠの教訓もあるけど、まず「アメリカは爆撃で日本を全部破壊してしまったから、略奪しようにも大和撫子以外略奪するものは何もなかった」(@小滝)とゆー現状が…でもって、食糧援助とか国民支援とかいう「解放神話を捏造する」と…悪者を取り除き、その国の国民を解放してやるんだ、やったんだ、みんな米を有り難がれぇーとゆー神話だそーで…これを未だに米はイラク・アフガンと中東・中央アジアでやっているらすぃ…

 これに上手く嵌ってしまった日本人っていうのは、もしかして国民総対人恐怖症か?「対人恐怖の文化的弱点は、目先の優しくしてくれた人に迎合するということです」(@小滝)そーいえばトモダチ作戦なんてのもあったよな(笑)まっともかく、この米、解放軍神話・伝説を、本来ならば反米の先鋒であるはずの日本共産党まで「率先して解放軍規定」を与えたとゆーから、これ如何に(笑)

 何かをしてくれた人を受け入れるというのは多神教文化なんですかねぇ…ちなみに「アメリカ大陸にやってきたヨーロッパ人は、親切に助けてくれた先住民には感謝せず、それを神が与えてくれた自然の恵みとして神に感謝しただけでした。だから、先住民を平気で虐殺できたのです」(@岸田)ってな…覇権国家は一神教でしかできないとゆー理屈になるみたいですが、となるとローマ帝国って偉大だったんだなぁ(笑)

 でもって米という国とゆー事で「アメリカは、どの国に対しても自分の気に入らないところがあれば、民主主義が不十分であるとか独裁的になっているとか、必ず主張してきます」「共産圏であれば全体主義的であるからいけないとか言う」「アメリカは自己を正当化し、他国に介入して勝手に不正義の烙印を押します」(@小滝)とな…さすが正義の国米、歪みない…「だから日本もアメリカのやり方をよく認識していないと、マルクス主義の呪縛は解けても、対米関係の呪縛は解けません」(@小滝)とな…何か、日本って呪縛多くね?いつも何か余分なものを背負ってる感じだよなぁ(笑)回り道も次世代の養分になってくれるのなら、まだいいんですが…

 そんな正義の国米ですけど、「昔はわざと第一撃を撃たせて反撃するという正当性の物語をつくって初めて正義を主張できたのですが、9.11以降なりふりかまわなくなったのはそうとう余裕がなくなった証拠でしょう」(@小滝)に成り果てたとな…今は更に泥沼のよーな気がするが…まぁ米には実行力のある大統領と先見の明のある国家安全保障担当顧問がいらっさるから大丈夫でしょお(ニコっ)

 さて「アメリカはローマ帝国を自己同一視していますが、むしろその体質はライバルであったソビエトに似ており」(@小滝)って、そーだったのか?米?というより大国はどこも本質は同じとゆー事か?そんな訳で「アメリカ帝国が続くためには、軍事的に強大なだけではだめで、世界の諸国、諸民族にある程度、敬意を払われ信頼されることも必要です。アメリカに任せておけば、悪いようにはしないだろう、とんでもないひどいことはしないだろうという信頼です」(@岸田)王者の風格って…最近どよ(笑)

 ちなみに米豆知識、米では「アメリカ兵一人の戦死に対して敵軍兵士を二十五人以上殺せば、その戦闘は勝ったとみなすそうですね」(@岸田)だそで、その心は、1対25が、「ちょうどアメリカの人口と地球上の全人口との比率なんですよ。アメリカ人全員が殺される前に全人類を殺すという意思表示なんですかねえ(笑)」(@岸田)って、はいここわらうとこ、なんですか?それ?

 アジアというより東アジア問題の方ですが、反日問題については「旧来の東アジア体制が一挙に逆転したことと深く関係しています」(@小滝)とな、近代日本の感覚は、トップが西欧、日本、アジアの図式であったのに対して、韓国はずっと日本より上と思っていたと…師弟と思ってたら逆転して、更に植民地になっていたって、それってありですかぁーっ?という事らすぃ…ちなみに韓国がずっと日本より上だと思っていた間も日本から見た韓国というのは「「虎(中国)の威を借る狐」程度にしか見ていなかった」(@小滝)で、認識のギャップというか、価値観の共有なんて昔からないないなーい全くなーいな間柄だったのね(笑)

 当時のアジア情勢、虎視眈々とアジア植民地化を狙う欧州の構図を理解していない両国に対して日本がとった行動は「朝鮮と中国の側にも日本の侵略を招いた彼ら自身の欠点という過ちもあるのです」(@岸田)だけど、どちらも「自分たちが間違っていたことも日本と争いになった一因であるであることを否認します」(@岸田)かくて「日本が全面的に侵略国家で、日本が一〇〇パーセント間違っていて、朝鮮、中国は全然間違っていなかったという前提に立つわけです」(@岸田)となると後は「一方的に日本の軍国主義を非難せざるを得ない」(@岸田)に行き着くと…

 「汪精衛は日本の傀儡」(@岸田)と言われているけどそれなら「蒋介石は英米の傀儡、毛沢東はソ連の傀儡」(@岸田)にすぎないじゃまいかとゆー事になるとな…結局、立ちあがった政治家のバックには必ず誰かがいたとゆー事か…

 ちなみに8月15日の光復節についても「その日を契機に日本から独立したことになっています。これが本当に反日武装闘争をやって、自分たちが独立したのならいいのですが、実際は朝鮮の総督府から譲り渡されたという、はなはだ不本意な独立であったわけで、だからこそ偽りの解放神話をつくらざるを得なかったのです」(@小滝)とな…

 歴史的に見ると「かつて朝鮮という国は中国に支配されていて、かつ小中華思想というか、中国の中華思想をひっくり返したような考えを持ってきて日本を下に見下していた。ところが近代以降、その日本に支配された。しかも、日本の支配から自力ではなく他力で解放されて、現在の韓国、北朝鮮はそれぞれそれなりの建国神話をつくらなければならなかったから、そのことで大変屈折したところがありますね」(@岸田)で、今みたいになっちゃったとゆー事らすぃ…

 しかも「日本に支配されたことによって事実上は多大な恩恵を受ける。鉄道にしろ、学校にしろ、韓国というか朝鮮の近代化は日本に支配されることで成り立ったという面があります」「韓国、朝鮮人は日本の支配を進んで受けた面もあって」「積極的に協力したところもあります」「戦争中も韓国、朝鮮人は日本の対米戦争に反対したわけではなくて、むしろ志願して日本軍に入りたがったし、特攻隊にも別に強制ではなくて志願して入った者もいて非常に協力的だったんです」「彼らは無理やり日本名を名乗らされて日本人にさせられたということになっています」「彼ら自身が日本人になりたくて、日本人と同一化して、日本人以上に日本人的になるというか、過剰に日本人になることによってアイデンティティーを確立しし、そこにプライドを賭けていたという面もあったのです」(@岸田)の件は、絶対に韓国人も北朝鮮人も認めないだろーなぁ…

 まぁともかく、そーやって自我の安定をはかっていたのに、日本が敗戦してそれが崩れてしまったとな…さて、どーするか?

 「朝鮮人、韓国人としてアイデンティティーを立て直すためには、日本に併合されたのは一〇〇パーセント強制だった。われわれは完全に嫌だったのだということにする必要がありました」(@岸田)とな…だから「日本に併合されたことによって近代化が進んだという事実を否定します」(@岸田)とな、否定だけならまだしも「日本に植民地化されたことによって朝鮮の自主的近代化の芽が摘み取られ、大いに遅れたのだと主張します。そんなのは嘘だと指摘されると、猛然と怒ります」(@岸田)とな…まぁ日頃からアレだが…

 そもそも「朝鮮朝(李氏朝鮮=李朝)の欺瞞にもつながります」で、「朝鮮最後の王朝である朝鮮朝は李成桂が高麗を倒して建国、独立したと言ってますが、あれはサンフランシスコ講和条約後の日本とまったく同じで、中国の冊封体制の中に組み入れられた属国だったんです」(@小滝)とな…何といっても「明の裁可を得て国号を「朝鮮」にしたのですからね」(@小滝)って…この記録は中国には確実に残っていそーだよなぁ…

 ちなみに「冊封体制に入ったら、属国にされたほうはいつか独立したいとみんな思っていると見ていいでしょう」「だから周辺国は、自分の軍事力が強くなって中国の軍事力が弱まると、みななだれ込んでいきます。とりわけ北方遊牧帝国の場合はそれが当てはまると思います」(@小滝)って…結局、中国のトップは天命だから、スパっと切り替わりあると思いますだしなぁ…ある意味これって強い方が正しいんじゃじゃね?

 まぁそれもともかく、日本が敗北してアイデンティティー崩壊した戦後の朝鮮人は「その穴埋めにとんでもない神話に頼らざるを得なくなり、いろいろな現実を否認しなければならなくなる」(@岸田)と…「アイデンティティーに切れ目のない歴史的一貫性を持たせるために朝鮮人は終始一貫断固として日本帝国主義に反抗したことにしなければならなくなる」(@岸田)とな…その結果、李容九をはじめ「祖国朝鮮のためにはそのほうがいいと考えて日本に協力した愛国者はみんな売国奴にされます」(@岸田)とな…

 更に「韓国は日本帝国主義が壊滅したときに反日運動を激しくやり、憲法も自前で持てば、独立が証明できたのですが、それができなかったという事実があります。加えて、日本の敗戦間際に朝鮮総督府から「日本は負けるから、この際独立してみたら?ついては権力も委譲してあげよう」と言われても、まだもめていたというていたらくを演じています」(@小滝)とな…よーするに盛り上がりに欠けるまま、なし崩しに独立できた、それも米のおかげでとゆーのが、実体らすぃけど、そのもめている時に米軍がきて「こんな統治能力のない連中に任せられないということになって、「当分の間は朝鮮総督府が代理で統治しなさい」ということになった」(@小滝)って…これも間違いなく米には資料として確実に残っていそー…

 「実際問題として解放されていませんから。しかしわれわれはずっと日本に反抗し、独立を主張してきて、その成果として新しく戦後の独立国として出発したという話をつくらざるを得ないので、金日成が実際にはなかった独立戦争を捏造します。それで金日成が独立戦争のリーダーということになったのです」(@岸田)って…

 「金日成がパルチザンをやっていたのは確かですが、朝鮮の独立義勇軍として、やっていればまだしも多民族部隊で構成されたソビエト赤軍の一部にしか過ぎなかったわけです」(@小滝)って…「その証拠には、ソビエト赤軍が平壌に入城してきますが、そのソビエト赤軍の中に朝鮮人部隊があり、金日成はその朝鮮人部隊の将校として入城してきたという事実があります」(@小滝)元祖、君の名は?でしょか…

 まぁ何にせよ、「戦後になっても南北朝鮮の事大主義は牢固としたものがありますから」(@小滝)と、そんな訳で「南のほうの韓国はアメリカが大になって、それに事えるというかたちになっています」(@小滝)だそー…でもそれだけじゃ「国民のプライドにも何もなりませんから、「反日」をもって国民国家をつくるバネにした」(@小滝)なるほろ、反日無罪の国だもの、ですよねぇ…

 一方、北朝鮮の方はというと、「金日成の絶対体制ができるのが一九六七年、金正日の絶対体制ができるのがその二十年後です」(@小滝)とな…北には北の「誇大妄想神話」があると…なのになぜー「ロシアが、「金日成は従順で使えそうだから、スターリンが朝鮮支配の手駒に使ったんだ」と公然と暴露しています」(@小滝)ってコレって噂のグラスノスチ?しかも露のテレビで放映しよーかなぁって、さすが露…そこにしびれるあこがれるぅ…そんな訳で北朝鮮としては「昔の同盟国のテレビ局まで脅迫しなければならなくなってしまったのです」(@小滝)って…まぁテレビ局とはいえ露を脅迫できるんだから、日本なんてチョロイもんだよねぇ(笑)

 その北朝鮮伝説ですが、ソビエト軍が撤退し一人残された金日成…「本当は赤軍のおかけで独立したのに、われわれが解放したんだと、事実を隠蔽したんです」(@小滝)とな…そんな訳で「初めから自分たちは独立パルチザンで日本軍をたくさんやっつけたんだという神話をつくらざるを得なくなり、ひいては誇大妄想的になる。逆に言えば、誇大妄想的にならなければ正当性の根拠を失うわけです」(@小滝)とゆー訳で、うちの将軍様一家は世界一だぁーっのノリになる訳ですね、分かります…

 で、「結局、韓国は初め清に事大主義をやり、次に日本に事大主義をやり、現在はアメリカに事大主義をやっているのです。これが客観的な韓国の近代史だと思います」(@小滝)も何だかなぁ…「だから彼らは「反日」という看板を下ろすわけにはいかないんですね」(@岸田)という事になるらすぃ…何とゆーか…今となるともー炙り出しのよーにほころびがヤバくね?になってきているよな?

 でで、ちょい前流行りの強制連行ですけど、これも当時併合によって皆日本人だったはずなんですが、「「われわれは日本人ではなかった」という非現実的な前提に立っていなければ言い得ないわけですから、「強制連行」という言葉を使うこと自体が彼らの神話に基づいています」(@岸田)とゆー事になるとな…一事が万事これならば、話し合いの接点って本当にあるのだろぉか?

 そして、「朝鮮が捏造した神話を作っているのに、日本人が「おまえら、捏造しているじゃないか」と言えなかったのは、戦後は朝鮮や中国に対する非難が一切タブーになったからですね」(@岸田)という事らすぃ…歴史捏造に言論制圧…戦後の闇も深いなぁ…今後に期待って言ったって、日本の外務ですからねぇ(笑)

 また、「朝鮮半島南部にはいまだに地域対立があって、昔の百済地方の韓国人は差別されているみたいですよ」(@岸田)とゆーもの現代に続くらすぃ…「新羅と百済の対立が地域対立としていまだに続いています」(@岸田)って…さすが千年何ちゃらの国とでも言うべきなんだろか?…

 も一つ、北朝鮮に小泉が訪朝した事がそーいや昔にあったよなですけど、「北朝鮮の労働新聞は「あれは朝貢だ」と言っています。世界共産主義の宇宙強国だから周りの連中が属国みたいにご機嫌伺いに来た。たから頭をなでて帰してやる」(@小滝)という認識だそな…北朝鮮的には…すっごいですねぇー…

 拉致問題の詳細も核ミサイル問題の詳細も本書をドゾ。それにしても弾頭を積んでなければミサイルではなくロケットだというのは言葉の定義的には正しいけど、銃弾がこめられていなかったら人に鉄砲を向けてもいいかとゆーと、それってどよ?のノリじゃね?それにしても核ミサイルフェティシズムなんて言葉もあるのか…フェチぱねぇ…

 靖国参拝についても、「靖国神社の否定の根拠としては、日本は間違った戦争をした、靖国神社はその間違った戦争に加担したという事ですが、考えてみればおかしな話です。アメリカなんて歴史の初めから間違った戦争ばかりしているように思いますが(笑)」(@岸田)って、正直者乙とゆーか、まぁ米の歴史って戦史に限りなく近いよな気がするのは気のせいか?まっともかく「戦勝国のアメリカも、イギリスも、ロシアも首相が靖国に行こうが一言も文句を言っていないのに、なぜ中国や韓国があのように言い立てるのかといえば、これも内的自己と外的自己の論理で説明できると思います」(@小滝)になるそな…まっどこぞの観光大使が何か言っていたよーな気がしたが、これまた気のせいか(笑)

 ちなみに「中国側も靖国問題は対日関係の基本に置いていますから、かなりの抵抗は示してくるかもしれません」(@小滝)だとな…さて本書当時で「六兆円ものODAを中国につぎ込こんでいまでも毎年三千億円近い金を払っていることを考えれば不思議な話ですね」(@小滝)とな…仲良くと配慮って何だっけ?何だっけ?そして対東アジア、対米を請け負う外務省は外的自己そのものとゆー事になるそな…よーするに外面だけのいいかっこしーって奴ですか?そーですか(笑)

 まずは「国際関係に「正義」と「不正義」という概念を導入したことによってさらに倍化されています」(@小滝)とな…米の自己正当化による対日政策での戦後復興となれば、悪いのは100%日本で良いのは100%米というのは既定路線、となれば、中国にも、韓国にも、謝り続ける事になると…この「「正義」と「不正義」という概念をアメリカが導入して、その神話に日本が調子を合わせてしまった限りは全部に謝らなければいけないということですね」(@小滝)とな…きっかけは米はともかく、その幻想神話を未だに米は各地で繰り返しているとゆーのが何とも…でもその正義の幻想に一番酔っているのは言いだしっぺの米だというのが何とも…真顔で自国のどんな戦いも正義の戦争と言える国及び国民はやはり違う…

 で、敵は本能寺だけでなく、「ドイツはホロコーストという計画的なユダヤ人大虐殺をやりましたが、日本は虐殺は確かにやったものの、散発的、衝動的なものです。また、ドイツの戦争は明らかに侵略戦争ですが、日本の戦争は侵略戦争の面もあったものの、自衛戦争の面も解放戦争の面もあって、ドイツの戦争と大いに違います。ところが、ドイツは同盟国だったことを理由にして、自国と同じ犯罪のレベルに日本を引きずり下ろし、悪かったのはドイツだけではなかったと言いたいのです。贖罪意識を植え付けられていた一部の日本人がドイツのこの策に簡単に引っ掛ってしまったのです」(@岸田)とな…戦争慣れしている国はやる事が違うという事か…となると三月のどこぞの首相の態度も伝統芸能の成れの果てなんだろなぁ(笑)もしかして人間国宝?

 まぁ東京裁判史観も隠蔽史観も自虐史観も三つ巴でスパイラルってか?戦争要因には、「世界情勢とか、自国の置かれた状況とか、相手国の問題とか、いろいろな要因があるのですが、そういう要因を一切無視して、どこかから軍国主義者という悪人が舞い降りてきて国民を戦争に引きずり込んだかのように日教組の連中は考えたのでしょうね」(@岸田)とな…だからいざとなったら「悪人をやっければいい」「悪人に引っ掛らないようにすればいい」「そのためには「戦争反対」と叫んでいればいいということになった」(@岸田)とな…何かもー悪霊退散の世界と変わりない気がするのは気のせいか?

 そーいや一昔前に歴史教科書を新しく作るの何のとありましたけど、「朝日新聞は最初は歴史教科書検定をやめるべきと言っていたのです」「「新しい歴史教科書をつくる会」ができると、「あんなものはけしからんからチェックしろ」と言い出しているようです」(@小滝)って、さすが朝日、ブレブレやんブレブレやんかぁーっそこにしびれるあこがれるぅ…言論の自由と報道の自由って凄い…まぁ朝日は戦前と戦後では論調が180度ナッツリターンしてるからなぁ…でも「言論界の必須の条件で、自分の考えが間違っていたならば、その原因を発見し、これからの立場を説明する責任があると思います。朝日新聞にはそれが不足しているのです」(@小滝)とな…まぁ世の中たいてい他者に〇〇しろという輩は己がアレなのがパターンだからなぁ…

 また果たして日本は主権国家なのか?についての詳細は本書をドゾ。曖昧なままでは病が進むとゆー事らすぃ(笑)まぁどっちつかずだから、フラフラしているというのもあると思いますなのか…

 蛇足ですが、捕虜の話で「生きて虜囚の辱めを受けず」っていつからなんだぜ?な問いに「日清戦争からではないですか。清国兵が捕虜の鼻を削ぐといった残忍なことをしたものだから、そんな苦しみを味あわせるには忍びないということでできた概念だと聞いています」(@小滝)って…そこは春秋戦国時代だったのか?

 そもそも日本の歴史そのものが今一ヤバくね?とゆー事で…事の起こりは天命と万世一系ですかねぇ…中国は天命でトップを決めた…日本は万世一系を取った…「天命という思想は一神教の絶対神と共通性がありますが、日本はそういうものを排除したんです」(@岸田)とゆー事で、何かと中国からコピーしてきたと言われる日本だけど、何とゆーか日本は昔からえり好みとアレンジが激しいよな(笑)もー完全に似て非なるものすら通り過ぎているよーな悪寒(笑)

 「なぜ日本という国には高天原から降臨してきた神が支配者になったという神話が必要だったのかというと、万世一系という正当性の根拠がほしかったため」(@岸田)とな…そして白村江の戦い、元寇と、日本の危機ってたいてい外圧の歴史なんだなぁ…切支丹問題とか、黒船開国とか、それまではてんでバラバラの暮らしをしているのに、いざ鎌倉となると一つにまとまる、中央集権的になると…奈良の持統ラインで中央集権もまさに今でしょ(死語?)だし、その後の有為転変はありますが、それが一番如実に出たのが明治維新だろーしなぁ…皆を一つにというのは日本の危機管理のあり方だったんだなぁ…

 その他、海外については、権力権威を分けるという事で、欧州は「立法、司法、行政の三権分を発明した」(@岸田)と、「アラブ諸国は例外なく秘密警察国家・全体主義国家です」(@小滝)だそな、ただしそのアラブ世界も「共和国に比べて王制を敷く国はその程度がゆるいのです」(@小滝)だそな…かくてアラブでは「共和制になればなるほど、王制よりももっと苛烈な全体主義国家になります」(@小滝)という事らすぃ…何だかなぁ…

 でもって、その欧州でも「王様を殺すと独裁者が出てきますね」(@岸田という事らすぃ…ルイ16世の後にナポレオン、ニコライ2世の後にスターリン、ウィルヘルム2世の後はヒトラーと…因果は巡るってか?仏と英では、「イギリスのほうが革命による殺戮が少なかったのは、イギリスが「仮面共和制」になったからです」(@小滝)とな…立憲君主制ってある意味権力の分散なのか…まぁでも世の中、強いリーダーが好きだからなぁ…強いリーダーは欲しいけど独裁者はいらない…あると思いますか(笑)

 それと宗教戦争で独では三十年戦争(1618-48)がありましたが、これで独の村落の5/6が破壊されるという事態に…「このままでは共倒れになってしまいますから、そのとき人間の知恵として出されたものが「内面の自己」です」(@小滝)だそな…「その結果、西欧には内面にだけは介入しないでおこうというスタイルができ上がります」(@小滝)とな…不文律、もしくは暗黙の了解という奴だろか?

 独ってスゲェやでは「ドイツはシュタットという地方政治を残したまま近代国家になりますね。そのため、帝国陸軍は持っていなくて、すべて州兵です。帝国海軍だけが唯一の国家直属の軍隊で、各シュタットの陸軍は他国と戦闘状態になった場合にだけプロイセンの指揮下に入るという奇妙な近代国家になってしまったんです」(@小滝)って、そーだったのか?独陸軍…確か、日本ってこの独陸軍をお手本にしたんだよねぇ…

 でもって、「ヨーロッパ人は話してもわからないということを前提にしているでしょう。だから、同じ神を信じるとか、同じ規範を守るとかいうことでしか人と人はつながれないのです」(@岸田)とな…日本人は話せばわかるのニュアンスで生きているけど、欧米は分かり合えないで始まっているのか…成程、論理の導くところいずこなりとも行こうではないかの世界だなぁ

 また欧州のファミリー・ロマンでは「本当の祖先は古代ギリシア・ローマの時代には未開・野蛮な生活を送っていて、その後もキリスト教を押し付けられて中世の暗黒時代に閉じ込められていたのですが、その本当の祖先を否認し、「われわれだって昔はすばらしい文明を持っていたのだ」と、無関係な古代ギリシア・ローマ文明を横取りしてきて、あたかもヨーロッパの祖先のように見なし、近代ヨーロッパ文明の出発をその「ルネサンス」だとしています」(@岸田)とな…みんな立派なご先祖が欲しかったとゆー事か?

 1938年にオーストリアはドイツに併合されて大ドイツ帝国になった時のお話…戦中は独人のナチ党員の割合は独人より墺人の方が多かったとな…「だからヒトラーがオーストリアに入ってきてパレードをしたときは大勢のオーストリア国民が沿道を埋め尽くして自分たちがドイツの一員になれるということで大歓迎したんです」(@岸田)とな…だがしかし「戦後になると無理やりドイツに併合されていたということになりましたから」「ヒトラー自身がオーストリア生まれであるにもかかわらず、そのようなことは知らないかのように、オーストリア人は、抵抗したのに併合を押し付けられたと思っているようです」(@岸田)とななな…で、それは結局どゆ事とゆーと「そこで、オーストリアは戦勝国とまでは言わなくても敗戦国ではない。ナチの犯罪とは関係ないということになっています」(@岸田)って、ホンマでっかぁーっ?戦争って言い抜けたものが勝ちなんだなぁ…

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。日本の近代史パネェでござる。でもって、本書で一番インパクトのあった論を最後にまとめて…ある意味、国家とは何か?になるのだろぉか?でして…まず「国家というのは最終的には戦争をするものだという認識がなければいけません」(@小滝)とな…「日本人がこの問「国家というものは戦争を最大の任務とする」という基本テーゼをいささかも考えてこなかったからです。つまり「戦争」自体を隠蔽していたのです」「国家と戦争の在り方を一から考え直す必要があります」「「平和」と「戦争」は対概念なわけですから、片方だけ考えることは不可能なのです」「真の平和を得たければ戦争について真剣に考える、ということです」(@小滝)となな…そして「戦争というものは主権の発動ですからね」(@岸田)とな…

 別にお二人が戦争に賛同しているのではなくて、むしろ戦争回避の為に戦争を知りなさいと諭している感じかなぁ…敵を知り己を知れば、ですよねぇ…盲人の象では、立ちゆかないんてずよ、奥さん(誰?)

 結局、羹に懲りて鱠を炊くという事を戦後ずっと日本はしてきたとゆー事か?このまま逃げ切れるならば、それも良し…とはいえ戦争とは常に相手がいるという事だよなぁ…一方が放棄すれば全てが済むのならば、とっくの昔になくなっていそーだけど?現実はと言えば…

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