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2015年8月30日 (日)

ぼっちゃんだからさ(笑)

日本はなぜ外交で負けるのか  山本七平  さくら舎

 サブタイトルは、日米中露韓の国境と環境なんですが、でもって、執筆当時は20世紀の日本についてのエッセイだと思われなんですけど、今読んでも、なるほろなぁとゆーか、事態はそんなに変わっていないのか、それとも著者の目のつけどころが鋭いのか、最初から最後まで何だかなぁな気分にさせてくれる、ああどこまでも日本国な本だろか(笑)まぁ、ある意味世界中どこの国も多かれ少なかれ、残念なイケメンもとい、国じゃね?な面は持っている訳で、日本だって、それは免れない訳ですよねぇ…分かります(笑)

 と書くと終始嘆き節みたいな印象を持たれるかもしれないけど、むしろ本書は淡々と現実見ろよの世界かも(笑)それは日本だけでなく、いずこの国も皆それぞれに、なんですが(笑)でもって、そゆのって、これまたスーパードライになりがちの突き放した系になりそーな悪寒なんですが、これもまたちゃいまんねんの世界が展開している模様…本書の一番凄いとこは、この上から目線乙じゃないとこかなぁ…

 まぁそれもともかく内容的には、国とは何か?で、そのライン引きの感覚が、どよ?かなぁ?物理的にも、心理的にも…長いトンネルがあるのかどうかは知らないが、そこには「(一)領土問題」「(二)水産資源とその配分の問題」「(三)資源を遮断されたときに生ずる一地域の経済問題」「(四)それが日本経済の全般に及ぼす影響」「(五)この種の諸問題に関する予測」が待ち受けていたりして…まぁ日本の場合は島国なので国境線は海にあると、その海域を普通に考えると漁業問題が一番にあげられるのか?今だと、その二は水産だけでなく埋蔵されているそれもあるだろし(笑)

 ちなみに本書の凄いとこは、40年近く前に書かれたモノだというのに、資源問題として「いずれは尖閣列島も竹島も問題になるであろうし、また日本が海外の海底資源の開発輸入に乗りだしたときに、何らかの領土問題にまきこまれることもあるであろうし」と、まるで今を予測していたかのよーに見えてますじゃね?この話、更に「将来は、かつてのアフリカ分割のような形で、あらゆる海面が列強に分割されて、日本は締め出されるという事態になり、「北方問題」とはその前兆にすぎなかったということになるかもしれない」と続いていて、何だかなぁ…まぁ資源戦争的には、アレか…

 国境のリアルって(笑)

 アリス的に、国境線…どちらかというとアリス的には管轄の違いみたいなノリの方があると思いますかなぁ?京都、大阪、神戸というか兵庫的に(笑)

 そんな訳で、対外的に日本をとりまく各国見て行こーじゃあーりませんかぁ?で(笑)

 対米なとこでは、色々あるけど、まずは捕鯨問題か…でもってこれは最初から「クジラの資源問題でもなければ経済問題でもない」とな…鯨を資源問題と捉えれば、鯨産業が存在する日本としては「資源保護と捕獲のバランス」はマジでんねんの世界なのは当たり前でして、その点に立脚すれば「むしろ主導権を持つべき国は日本だろう」なんですが、「現状のクジラ問題は、捕鯨に無関係な連中というか外野ばかりが騒ぎたて、本当に利害関係を持つ国が、口をはさめなくなってしまっている。経済問題として考えればまことにおかしな状況だ」とな…

 結局、これは経済でも、資源でも、環境問題でもなく、「アメリカの底辺に流れる潜在的「反日感情」だと思っている」が当たりなのか…ちなみに今の何とか問題と同じで「日系市民協会では、子供たちが学校で「クジラ殺し」のレッテルを貼られて差別される問題が深刻になっている」そで、結局、米という国は、常に他者にレッテルを貼って差別する世界から抜け出す事が出来ない国と見ていいんですか?の世界だなぁ…対象は代わってもやってる事はいつも同じ…それで、正義とは何か?って…

 表向きは日米は友好国だけど「大衆の反日感情はおさえこまれてもなくならない」という事らすぃ…日本の経済的躍進は諸々あるけど「有色人種のくせに米国人を雇って命令したりする。これを苦々しく思っている連中は大勢いて、何かのきっかけで反日感情が噴き出してくる」とな…でもって、クジラ問題は、前にあったクルマ問題と違って、米的には経済問題にならない…「そのためアメリカ国内の捕鯨禁止に立ち向かう対抗世論が出てきてくれない」という辺りも実に米的だよなぁ…利害が絡まなければ、よーは金にならなければ、そんなの関係ねぇーと知らんぷりする事ができる国とゆー事か?さすが元大統領がドヤ顔でマネーだと言える国だよなぁ…

 よーするに「歯止めがないから潜在的反日感情を自由自在に噴き出せるのがクジラ問題の特徴といえる」でして「だから真正面から資源問題、経済問題で正規に議論すれば向こうは絶対に勝てない」とゆー事態になるそな…「データをそろえて議論ずれは必ず勝つ」とな…「向こうもそれがわかっていて、私が公開討論を申し込んでドタン場で逃げられたこともあった」とな…さすが米の正義っ歪みありませんっ(笑)

 まぁ米の対日感情については、渋沢栄一の頃から何も変わっていないとゆー事なんだろなぁ…その前の対中、よーは黄色人種に対するソレ…表向きは差別は違法で撤廃されたと胸を張っても、形を変えて噴出せざるをえないと、大義名分は大切にってか?まぁ思い出すまでもなく、国際連盟での提案もご破算にしてくれたのは何を隠そう米だし…最早伝統芸能か?

 他に米のエピというといぱーい出てきますので詳細は本書をドゾですが、教会という組織な件は「これがアメリカ最大の組織で、「教会の壁の中」の世論が、この国の派手なマスコミ以上にこの国を動かしているのかもしれぬ」だそーですよ、奥さん(誰?)

 一例としては「これらがカーター出現の背後にある「力」なのかもしれない。彼の属する南部バプティストは、今では、アメリカで最も有力な教派の一つである」という事らすぃ…まぁあのブッシュ息子の方を見れば教会バックにつけたら信者もついてくるだからなぁ…何せ「宇宙旅行の可否についても神学者が発言する国だから、確かに科学・技術にも影響力はあろう」という事になるらすぃ…とゆー事はNASAも教会勢力のご一行様のご意見を無碍には出来ないとゆー事か?

 今だとアレだけど、当時的には統一教会ってホットな話題だったのか?「既成のキリスト教会は統一教会を教会と認めず、これの加盟を拒否している。いわばキリスト教とは認めないわけで、認めないものがキリスト教を名乗れば異教ではなく異端となる」で、しかも「教会は伝統的に「異端の罪は異教の罪より重い」」のだそな…「異端となれば排撃は峻烈となる」って…

 しかもユダヤ教からも「アンティセミティズム」じゃねとクレームくれば、「アメリカではまず絶対にマスコミの支持は得られない」って…「全教会、ユダヤ教徒、マスコミに批判されると、州政府も連邦政府もそれに拘束される」そで、キリスト教以前に、「両政府ともこれを宗教団体とは認めず、宗教法人としての免許特典が受けられないことになる」そな…

 まぁ、今は政教分離が建前なので、これってどよ?とゆー冷静なご意見もあるそーだが、「正論は常に「静かなる細き声」にすぎない」訳で…一般の米人はどーよというと「日本の自動車・鉄鋼・電気製品も結局同じだと思うが、それらの重工業とキリスト教は「自分が本家」だという意識をアメリカ人は持っており、とくに庶民は、それを「精神的にも物質的にも貧しい東アジアの民に与えてやったのだ」と信じている。それがアメリカに再上陸し、自分たちが被害を受けていると信ずると、面倒な問題になる」とゆーのが根底にあるとな…選ばれし者だったのにぃーってか(笑)

 パンピーもろとも「アメリカは自己の文化が人類普遍の文明だと信じて疑わない。こういう国に日本人が使っているような意味の「国際化」という言葉はあり得ない」も、もー今更の耳タコな話なんだろなぁ…聞く耳を持たないでは米って人後に落ちないと思ふの(笑)

 これは覇権国家の宿命なのかもしらんで、自分の尺度が絶対であるは、米の前には英があり、「かつての中国もそうであった」とな…「中国化すれば文明国であり、しなければ蛮族、すなわち「化外の民」である」という意識、所謂中華思想ですか?そーですか(笑)まぁ21世紀の今、夢よもう一度な世界に浸っていらっさる方もいらっさるみたいですが…

 話は米で、そゆ意識の人達が他国の文化・文明を語るとか配慮するはまずなくて「「アメリカ文化が文明の唯一の基準」という基本態度を絶対に崩していない」になる訳だったりして…世界は米化か、米化以外しかないとゆー何とゆー単純な世界に住んでいらっさるんだろぉ?米人ってば…「アメリカは常に他の国よりも先にいるべき国だなんてことを、いったい誰が決めたんでしょうか。神様が決めたんですか」(@曽野綾子)は言い得て妙だけど、それ米人以外にしか通用しないよーな気がする…今風に言えば、米疲れに陥るだけじゃね?

 さて、米人に米と最も違う国は?との問いには印と答えるのが普通なんだそな…でも米は印に米化しろなんて言わないとな…よーするに「インド文化は、欧米にとっても中国にとっても「化外文化」であろう。それはそれで共存できる」という事らすぃ…カースト制があろーと「インドはインドである」で、スルーできるとな…だがしかし、日本に対してはそれはない…何故か?「「ドル経済圏」の一員、たいへんな「ドル持ち」である」からだそな…「ドル持ちならドル圏のルールに従え」というのが米的ジャスティスとゆー事らすぃ…まぁ今だと中国の方がドルというか、国債持っているかもですけど、それ中国にも言えるのか?というか、言えてたのかで、混迷の東アジア情勢はそんなとこから来ているのもかしらんってか…米以上に他国の言う事を聞かない国じゃね?ですから…今後の米中に乞うご期待ってか(笑)

 まっ中国はともかく、戦前戦後米が望んだのは「日本を「プロテスタントのアメリカ」に教化すること」だったはずだったそで…それがどーしてこーなったぁっ?は米の心の叫びか(笑)結局、今も昔も日本という国は貴方色に簡単に染まる、染まるには染まるが貴方色一色には絶対に染まらない、ただそれだけの事、じゃね?

 モノマネだ、コピーだと散々叩かれてきた日本ですけど、その実一番それらから遠いところにいたのが日本だったとゆー事か?コピーはしても金太郎飴にはならないんですよ、奥さん(誰?)まっこれがコピーはコピーでも劣化コピーなら、米も鼻で笑っていられるんだろーけど、これまた全然違う魔改造からなぁ…

 そして市場は拡大していって、対日だけで済む話じゃなくなってきた訳で…米としても、韓国、台湾、香港、シンガポールと掲載されていますが、今だとこれに他の東南アジア各国も、更に、印と中も…金融戦争、経済戦争的にどよ?という事だろなぁ…

 結局「普遍主義のアメリカは、日本文化たけでなく、韓国文化・華僑文化にもどう対応してよいのかまだわからないわけである。否、普遍主義はわかろうとしないのだと言ってもよい」、それは何故か?「彼らにとって、アメリカ化していない国が、アメリカのように、あるいはそれ以上に富むことなどあり得なかったからである」って、どこまでも俺様、何様、米様ですか、そーですか(笑)ある意味、米人って世界で一番頭が固いんとちゃう?の世界じゃね?

 まっ逆に日本には普遍主義はないから「日本がアメリカを教化しようなどいう野望を抱く者はいないであろうし、その必要もない」とな…何を今更だけど、まぁ米に言えるとしたら、本当に多様性って身についているのか?じゃなかろーか?心底理解する事が出来るか?否か?で国運が決まると思うけどなぁ?まぁでもそれが出来たら米人じゃないか?

 で何で、こんなに「統治の原理が人類普遍の原理であると主張することによって、国内のおける統治の正当性を主張できるわけであって、もしそれが人類普遍の原理でないならば、それによる統治は何ら正当性を持ちえないはずである。したがって外への普遍性の主張は、つまり内への統治の正当性の主張なのである」って…大国はどこもこーしないと回らないらすぃ…何だかなぁ…

 対中の方では、明治維新まで中国は日本のお手本というか、先生だったというけど、それは本当か?の世界かなぁ?これまた何とゆーか、日本から見た中国とはていのいいデータベースじゃね?かなぁ…もしくは回転寿司とか?くるくる回ってディスプレイされているソレの中で日本に都合がいいのでだけチョイスして、持って帰って使ってみよー、ついでに日本用にカスタマイズする事も忘れずに(笑)

 欧米から見たら、日本も中国も儒教の国とゆーイメージらすぃが、その実日本の儒教って、どよ?儒者は確かに日本にもいるけど、それがどーした文句があるかぁーっで放置プレイだった模様…江戸時代って朱子学だったよねぇ(笑)まっ政治は実践だから、子曰くなんて勝手にほざいてろもあると思いますなのか(笑)まぁ当時の文化人の間では流行っていた、やり取りがあったみたいですが、リアルにそれがどよ?とゆーと、上も下もそんなの関係ねぇー(死語?)だった模様…

 まぁ詳細は本書をドゾ。何とゆーか、日本という国は本家から輸入してそれを崇め奉っている人達もいれば、あんなんにこだわってんなんてアホちゃうか?キレイごとでおまんま食えるかとゆー人達ありで、数の大小はともかく、どちらも消滅せず存続していくとこがこれまた日本だよなぁ(笑)主流か、そーじゃないかの違いではあるが…

 で、沖縄問題なんかも、中国問題にでして、まさに今でしょっ(死語?)だからなぁ…こちらの詳細は本書をドゾで、歴史的経緯も本書をドゾですが、まぁ「こういう問題を、何らかの機会に法的に決着をつけておかないのは、日本の「悪しき伝統」の一つかもしれない」が、結局、あちこちの島問題、国境問題を誘発しているよな…

 対露の場合は、もー最初から最後まで北方領土問題だよなぁ(笑)それにしても「日本の世論調査においてソビエトが常に「嫌いな国」のトップ」で、その割合が三割から五割もいるとゆーとは知らなんだ…嫌いな国の一番って中国じゃなかったのか?も一つ、ソ連と仲良くしたい割合が3%とゆーから、最早消費税よりはるかに低い確率でして認められていない国なのか?当時のソ連?

 まぁ今も、返すの返さないのと散々やってくらさった後ですから、露に対するソレも、どーよ?かもしれないが?一部プーチン教はいるとしても…それより露側的には、「「領土問題」という切り札を持つ限り、彼らは、日本の世論操作が自由にできるはずだから、「北方領土問題」は"未解決"と日本人に思いこませておいたほうが有利だと考えているはず」だとな…まぁ世論揺さぶるには返すの返さないのを繰り返す簡単なお仕事です、とゆーのも、ゴルビー、エリツィン、プーチン、その後の何だっけとやり過ぎた感はあるよーな気はするが(笑)大国は、他国に対する信用なんてそんなの関係ねぇー(死語?)だよね、分かります(笑)

 まっ「したがってこの「決め手」が、今後とも、何度も何度も繰り返し使われることをわれわれは覚悟しておくべきである」とな、じゃないと「奇妙な取引にずるずると引きこまれ、また「だまされた、だまされた」と言うだけであろう」は、これもまぁ今更だよなぁ…他国に騙されるのは外務省の専売特許とゆーか、伝統芸能でしょお(笑)むしろ、全方位外交で騙されるだけの簡単なお仕事ですを未だに延々とやっているだけのよーな気がするのは気のせいか?

 これに順ずるで、「超党派」議員団とか、決議とか、は全く無意味とゆー話も何だかなぁ(笑)「少なくとも対外問題に関する限り、それはまことに寒々とした決議文の羅列にすぎない」とな…今時、己の正義を振りかざして、他国に圧して進めるのなんて米以外にあるのだろーか?その米すら21世紀になってからはアレだけど?

 まぁ何にせよ「北方領土の返還はソビエト側にメリットはあるまい。むしろ、心底ではこれを「解決」としつつ、「未解決」と日本側に思わせておいて、引き出せるだけ何を引きだしたほうが有利なはずである」で、返そーかなと臭わせるだけで、見返りがあるんだから、止められませーんとゆーのが露の本音か(笑)むしろ、その度に一喜一憂している日本の方がおめでたいだけとゆー話じゃね?

 さて、対韓の方は、詳細は本書をドゾ。必読書として「儒教文化圏の秩序と経済」(金日坤)でしょか?1392年「李朝が成立」「中央集権的律令制を徹底化し、日本の公地公民制と同じような王土制を採用し、地方官は任命制にした」しかも「分権化が生ずるのを防ぐため、相避性を採用した」そな…その他、科挙とか、朱子学とかetc.と日韓の対比は続くので、詳細は本書をドゾ。

 歴史の方では、「韓国にとって大変問題なのは、元のときには高麗ですけれども、元に従っていた。ところが、元が衰退して明が出てきたときに、高麗はやはり明から冊封を受け手いる。いわば政権を承認してもらった。ところが、李成桂という者が出てきてこれを倒して李朝を創立した」とゆー流れらすぃ…これ中国から見ると「明にとってははなはだメンツをつぶされたわけで、自分が承認している政権を勝手に滅ばしてしまったのですから、こういう場合は、非常に危ない」になるそな…で「李成桂は有能な政治家ですから、すぐに明のほうに使いを出して国号をいただきたいと言います」で「明の太祖の朱元璋が「李氏朝鮮」と名づけます。「朝鮮」という名前はそこから出ています」だそな…なるほろ朝鮮というより、李氏朝鮮が正式名称だったのか?というか、明的にはそゆ事じゃね?

 その他、朝鮮の政争についての詳細も本書をドゾ。下剋上のない世界での派閥争いとは何ぞや?については、皆まで言うなの世界か?でも、国内でのそれはともかく外交にまで及んでいたら、それってどよ?これも朝鮮の伝統芸能なのか…

 も一つ必読書として「看未録」(姜沆)でしょか?こちらは秀吉の朝鮮征伐で捕虜になって日本に三年程抑留生活をしていた韓国の文官の滞在記兼敵国日本記なんですが、文官、科挙越えてですから物凄い学者という事になるらすぃ…ぶっちゃけ言えば頭良かった、もっとぶっちゃけて言えば頭だけ良かった(笑)「隣国であり、戦争をしている最中ですから、当然、日本に好意を持っていない。好意は持っていないので、日本をたいへん野蛮国と見ているわけです」よーするに全体的なトーンが上から目線乙な訳ですね、分かります(笑)

 まっ一つの小姑のあら捜しみたいなノリだから、今読むとだがそこがいいのノリになるらすぃ(笑)詳細はこれまた本書をドゾですけど、見聞記的に思ふ事は「なぜ鈍才に秀才が負けるのか」でしょか?明らかに自分の方が頭いいのにおかしいだろ?みたいなノリか(笑)

 でもってエピ的に面白いのが、本人は何度も脱走して韓国に帰ろうとするんだけど、同じく日本に連れられてきた捕虜達を見てみると、誰も己に賛同してくれないとゆー…どゆ事かとゆーと「誰も帰る気がない」「故国に帰る気がない」「ほんのわずかの間、日本に住んだ者たちは、もう日本から帰りたがらない」という現状はどよ?という話も「わりあい正直に書いております」だったりして(笑)

 理由は身分制と一芸に秀でた者は身を立てられるとこでしょか?適材適所というか、社会がダイナミックに動いていたとゆー事ですかねぇ?だからこその秀吉の立身出世がある訳で、身分制がガチガチの韓国では絶対に農民の子が天下人になるなんてありえへーんの世界ですから…何せ、科挙の試験を受ける受験資格も受験できる家に生まれないとありえへーんなので…流動性があるとゆー事は社会に伸び代があるとゆー事ですから、皆まで言うなの世界か?

 捕虜に戻りますが、朝鮮征伐でも日本の場合、降伏してきたらすぐに日本側に入れてこちら陣営で使ってしまえの世界でしたけど、韓国側は捕虜をとった時期もあったけど、結局「捕虜にした日本人は全部殺してしまえということになった」とな…ちなみに、「韓国の将軍たちは全部、奥さん、子供を連れています」で、捕虜になると一家皆捕虜状態とな…日本の場合は、単身赴任でござるだったそで…これも完全分業制だからこそなのかなぁ?戦争は男の仕事だみたいな?

 韓国的に面白いと言ったらアレだけど、言語についてのソレで当時の高級官僚からしてみれば、「日本の武将はなんていうのは文字がよめない」という評価になるんだけど、よーするにバリバリの漢文だぜじゃないと文ではない訳で…日本には適当漢文で何とかなっていたし、バリバリ系なら僧侶に担当させればいいとゆー事で分業制が徹底していたとみる事もできる訳…一人で全てじゃくて分割・効率化ですか?そーですか(笑)

 「韓国もかつて、万葉仮名のような吏読という仮名がありました」「韓国の場合はいわゆる士大夫階級と言われた人たちが、こんなものは文字ではないと言ってつぶしてしまったわけです」で、日本みたいな仮名文化はありえへーんになってしまったと…「今使っているハングルは、李朝の世宗が宮中に委員会をつくって一四四六年に公布したもの」だそな…ただし「士大夫という階級は、それも文字とは認めない。皇帝がつくっても文字とは認めないわけです」「したがって、ちっともこれが普及しない。そのために、知識階級は別として、民衆にはものすごく文盲が多いという問題が出てきます」という事になる訳だったりして…結局、昔から格差社会だったとゆー事か?

 朝鮮では「一部の知識階級が中国文化を絶対視してこういったものを否定していった」そで、中国にあらずは文化であらずの世界にどっぷりつかっていらっさった模様…何事も宗主国様第一はこの時からずっとの習い性だったのか?

 も一つ、茶道の話も出てくるのですが、「お茶なんてガブガブ飲めばいいと思うのでしょうけれども、茶道というものがある。これはさっぱりわからないと言ったのはこの姜沆だけでなく」とあって、当時朝鮮半島に茶の湯というか茶道がなかった事がよく分かる件も出てきます(笑)汚い小屋で茶を飲むのが最高の接待とはこれ如何にとゆー類の事まで書いているそーだから、相当に日本人おかしいと思っていた模様(笑)まっ侘び寂びの感覚は、わっかるかなぁー?分かんねぇーだろーなぁ?だろーしなぁ(笑)ちなみに「この種の骨董趣味は今でも韓国人にはないそうですから、わからないわけです」だそで…道楽って、まさにその国の文化なんだなぁ…

 他にもたくさんエピ出てきますので詳細は本書をドゾ。で、こちら関係で一番笑えたとこを一つ、何せ朝鮮征伐の頃ですから、秀吉は何より憎いの世界だったよーで、秀吉の事は「賊傀」と書いている位ですから、それはともかく秀吉は大嫌いだったけど、毛利輝元は大好きだったよーで「性格が非常に温和で、わが国の人と似ておりますと書いている。韓国人はそんなに性格が温和とは思いませんが、彼はそう書いております」って…そんなハッキリ言っていいのか?著者(笑)

 そして現在、「今、韓国の財閥と言われる人たちがいます。朴政権(一九六三-七九年)のときに、むやみやたらに財閥を育てたわけです。そう言っては悪いのですが、これが韓国では家柄の悪い人が多いらしいのです。そんなことはいっさい無視してがむしゃらにやってきた人たちで、あそこまで来た」とな…「金先生などか心配するのは、それか本当に同姓不婚のような伝統をどんどん崩していくようなエネルギーになってくれるといいのだけれども、人間というのは少し経済的余裕ができると、昔の上流階級の真似をしたがるものだ。そうなるとはなはだ困ったことになると言っておられました」とな…

 最後にもー一冊「両国壬申実記」(山崎尚長)でして、こちらの詳細も本書をドゾなんですが、朝鮮戦役の時の話での逸話がパネェ…「明の史料を見ますと、韓国というのはとんでもない国だ。自分の国のことなのにいっこうに戦闘しようとしない。明にばっかり戦わせようとしているといってさんざん文句を言っています」と、「韓国側の史料を見ますと、明というのは来ていたずらに謀略を働き、略奪をするだけで、いっこうに戦う気がないとやはり文句を言っているところが出てまいります」って、さて、どちらの史料が正しいのでしょーか?は皆まで言うなの世界か?それはともかく、ここは朝鮮戦争時の米軍さんのご意見も拝聴したらどーなるのだろぉ笑)

 ちなみにそんな明軍ですが、「日本人の首を切って一つ持っていくとどれだけの賞金がもらえる。何階級上がるとかいう規定があったらしいのです。気の毒なことに日本軍がいないものですから、朝鮮人の首を切って持っていったという話が出てくる」そで、いやもーコメント不能ってか…

 翻って日本はとゆーと、領土の感覚というのが、日本は多分他国とは違うというのが、これまたアレか?「神話時代から現代まで、その国土の範囲に基本的な変化がなかった」(@渡部昇一)でしょかねぇ?「自然的境界も言語的境界も政治的境界も文化的境界も同じであるという特異な状態」を日常として今まで来ちゃったとゆー…

 感覚的にはベニスの商人だろか?人肉質入れ裁判的な?そんな領土は切り売りできませーんのノリが普通にある訳で、それは本書の例で言うと「スエズ運河購入の資金調達にロスチャイルドのもとに赴いた宰相ディズレリイは「担保は?」と聞かれ即座に「大英帝国」と答えている。戦前の日本では-今も同じかもしれないが-たとえ冗談にも首相が「天皇を担保に入れる」に等しいことを言ったら、たいへんなことになるだろう」の件で、この感覚の違いが分かろーものじゃまいか?

 他国にとっては領土も合理的な経済問題の一部にすぎないのに対して、日本ではどーよ?というのがまず一つ、でもまぁ、著者は「この眇たる小島の領有問題が反射的に開戦に結びつくのは、おそらく日本人だけであろう」で、中国人も露人もそんな事はしないと断言していらっさいますが、今の東アジア情勢でも、そー断言するんだろぉか?算盤的なソレはともかく、国内状況的にどよ?

 他国はともかく、「故鳩山一郎首相は、ソビエト首脳の前で世界地図を広げ「ソビエトはこんな広い土地を持っているのだから、島の一つや二つと…」といった形で「高所大所」から話せば領土問題は解決すると信じていたそうである。「政界のお坊ちゃんの善人的発想」かもしれぬが、こういう発想で領土問題に立ち向かった宰相は、おそらく、人類史で彼だけであろう」とな…成程、蛙の子は蛙って本当だったんだなぁ(笑)

 他国との取引の場合は、裏取引があるのが通例だそーで、「相互契約を結ぶときは必ず裏で、それを保証するなんらかの対策がとられている」のが普通だそな…で、この裏、対策といったものは何か?とゆーと、「武器の供与」「自国銀行への貯金」etc.で、その中でも武器関係は必須アイテムらすぃのだ…で、日本の場合は武器等のソレはアレなので、まっ今は少し情勢が変わってきたとはいえ、ありえへーんの世界でして、裏取引ってどよ?契約ってどよ?という事に行き着くと…その辺り、日本はどーよ?で…そして、それが結局外交って奴なんだから、という話に直結すると…何かもー、どこもかしこも日本の感覚のズレの話になっていくなよーな悪寒ってか(笑)

 で、まぁ、日本の外交の場合、これが通用するか?否か?それが問題だ?になってしまうとな…通用すればそれで良し、ではなければ所謂、外圧じゃけんの世界が待っていらっさると(笑)この折り合いで四苦八苦しているのが日本の開国史になるんだろぉか?何か、この感覚でこれまで何とかやってきたとゆーか、しのいできた方が奇蹟のよーな気がしてきたが、どーだろぉ(笑)

 にも関わらず、日本の政治家は、自国で実力者などと持ち上げられると、海外でもそれが通用すると本気で思っていらっさる人種のよーで…で、日本的実力者って「「言って言って言いまくり、押して押して押しまくれば何でも通る」と信じ切っている人物」だそな…多かれ少なかれ日本の政治家ってそんな系列らすぃ…例として上げれば田中角栄が典型的そんな政治家とでもいおーか(笑)まぁ何にせよ、海外では全く通用しませんから、残念とゆー事になると(笑)

 後、条約の文言についての感覚はどよ?でこちらの詳細は本書をドゾ。同じ条約関係で、基本法的なソレはどよ?「公海自由の原則、海上航行自由の原則という世界的秩序」「外交官特権の相互承認、平和時における在留外国人の自国民同様の法的保護といった原則」で、この「英米的秩序の傘」は、ここ200年位ずっと続いているじゃまいか?で、何のかんのといいつつこの法的枠組みの中で世界秩序が保たれていた模様…

 あの悪名高き(笑)日本帝国軍&日本にしても「真珠湾を叩くことはあっても、米英大公使を人質にするようなことはなく、相互に交換船を仕立てて、中立国のロレンソ・マルケスで相互交換を行い、その往路と帰路はそれぞれ保障するという原則は保持した。さらに日本海軍が海賊的行為を働いたり、平和時にどこかの海峡を勝手に封鎖したり、戦時にも中立国の船舶の自由航行を妨害したりといった行為はない」だそですよ、奥さん(誰?)

 さて、「長らく守られてきたこの米英的秩序。とくに「海上秩序の傘」が、はたして今後も保持されるのか否かは、相当に問題と考えねばならない」の件は、これ1979年に指摘している著者パネェ…本書には勝海舟が外務大臣だったらな話がチラっと出てくるのですが、本書的にはもし著者が今外務大臣ならば、ドンダケェーだったかと(笑)

 この崩壊例として「イランにおいて米大使館そのものが人質とされ、パーレビ前国王の引き渡しが要求されている」の件は、成程、世界秩序とか、世界条約とかは、通じない世界に一歩踏み出したという事なんだなぁ…何か最近、その通じない国がドンドン増えていっている気がするのは気のせいか?

 まぁ戦時でもその条約とやらは馬鹿丁寧に尊寿して負けた国がありますからねぇ(笑)そして非核三原則についての件の詳細は本書をドゾ。内に向くのか、外に向くのか、それが問題だはともかく、「国際法・国際慣行・締結した諸条約を無視するものではない」というお約束はどこまで共有できるのか?まさに価値観の共有が困難な時代に突入したとゆー事なんだろなぁ(笑)

 さて、その戦争ですけど、一昔前なら不況対策や国民の不満を外にそらすためにあると思いますの世界だったらすぃが…今はまともな国なら「戦争は決して不況の克服にはならないという現実感のほうが強く出ている現象」で、戦争なんてありえないというのが現実らすぃ…よーする算盤に合わないとな…

 この辺りのお話の詳細も本書をドゾ。21世紀の今の国際情勢的にどよ?というのもあるし、物事には何事も建前と本音はあるし、理想と現実もあると…そして何より、信頼という名の天秤が何よりもふり幅大きい気が(笑)

 他にも色々色々本当に色々エピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。今読むと、これ本当にある種予言の書じゃね?なノリが…見えている人には見えているんだなぁと後に問題になるとこを殆ど上げているもんなぁ…

 最後に一つ、本書で一番笑えたとこを一つ、田沼意次の件の話のとこなんですが、「いかなる政府であれ、その施政者がこれほど決定的な不信と嘲罵を受けては、その政権を維持することは不可能である」とな…まっそれでも自覚しているならまだマシじゃなかろーか?と…世の中には我が辞書に自省という文字はないと言う人が跋扈しているからなぁ(笑)

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