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2015年8月29日 (土)

元気の元(笑)

サンドウィッチは銀座で  平松洋子 画・谷口ジロー  文芸春秋

 所謂一つの外食エッセイ的な本だと思われなんですが、タイトル通りサンドウィッチもあるし、熊料理もあるしで、その範囲パネェでございます(笑)で、まぁこの中からなら、季節的にもうなぎ辺りをチョイスした方がいーんではないか?まだまだ夏ですしねぇ…夏バテにはうなぎでしょー(笑)

 とはいえ、何故に本書を手に取ったかというと、パラパラめくっていたら最後が竹むら(神田須田町)だったんですよ、奥さん(誰?)こちら揚げまんじゅうで有名なお店ですが、「神田・須田町の<竹むら>に入ると、まさに、むかしの東京の汁粉屋そのもので、汁粉の味も、店の人たちの対応も、しっとり落ち着いている」(池波正太郎/むかしの味)が引用されているよーに、甘味屋は汁粉屋であったんですよねぇ…小豆が美味いとゆー事でっしゃろで。

 も一つ、挿絵を谷口ジローが担当しているのですが、こちらの最後のページの挿絵がこれまた夫婦善哉でぜんざいを食すシーンで…関東のお汁粉は、関西ではぜんざいだと聞いたけど本当かどーかは現物拝んでいないのでアレですが、何にしてもお汁粉でホッとするこの感覚が、何か日本だなぁと(笑)真夏なのに思ってしまったんですよ(笑)

 今だと夏でも冷やし汁粉なんて話もあると思いますだけど、やはりお汁粉は熱々をハフハフと食べるのが王道じゃね(笑)で、夏だというのにお汁粉食べたい病発症ってか(笑)

 アリス的に、本書のタイトルからしてのサンドウィッチでしょーか?何せダリ繭のハムサンドから始まって、結構あちこちでサンドウィッチ食べているよーな?本書に掲載されているサンドウィッチは、小海老のカツレツサンド(木村屋総本店/銀座)、トーストハムサンドウィッチ(洋菓子舗ウエスト/銀座)、クラブハウスサンドウィッチ(ランデブーラウンジ/帝国ホテル/)、スペシャルサンドゥイッチ(はまの屋パーラー/有楽町)、フルーツサンド(銀座千疋屋/銀座)、カツサンド(みやざわ/銀座)、生ハムとカマンベールのサンドウィッチ(ロックフィッシュ/銀座)、コロッケサンド(チョウシ屋/銀座)のラインナップである(笑)

 銀座を知っている人なら、あそこだと分かって下さるのだろーか?いやもーありとあらゆるサンドウィッチが揃っている感じ…何せナイフとフォークを揃えて食すサンドもあれば、お肉屋さんのサンドもあれば、バーで取り寄せて食べるサンドもあると(笑)ちなみにここで出てくるバーはロックフィッシュと数寄屋橋…ちなみにロックフィッシュの方は店内で作るサンドだが、数寄屋橋の方は取り寄せだったりする(笑)それがみやざわのカツサンドで、この界隈ではちょい有名らすぃ…ついでに言うと数寄屋橋は文壇バー「直木賞発表ののち選考委員が集まる先は「数寄屋橋」だけあって、出版関係のお客がひっきりなし」とゆーお店…片桐さんとアリスも行った事があるんだろぉか?准教授とアリスならば、フルーツサンドもあると思いますだしなぁ(笑)何せ甘ったるいもの好きだし(笑)

 他にアリス的というと、神保町界隈で餃子(天鴻餃子房/神田錦町)、ビーフパイ(ランチョン/神田神保町)、蕎麦(神田まつや/神田須田町)、大阪界隈でオムライス(明治軒/心斎橋筋)、てっちり(与太呂/道頓堀)、すきやき(くいだおれ/道頓堀)、玉子入カレー(自由軒/難波)、関東煮(たこ梅/道頓堀)とあるあるでして、多分アリスならば絶対足を運んでいるはず(笑)その他こなもん文化もあると思いますで、お好み焼き(風流お好み焼染太郎/西浅草)でしょか?

 いやもーいろんなお店は本当にたくさん出てきてますので、詳細は本書をドゾなんですけど、本書的に圧巻は、熊料理のとこと社食のとこかなぁ(笑)

 で、まず熊料理の方から、実は熊なんていうから、北海道辺りの話かと思っていたら滋賀の話でござ候ってか…過去回想で猪や鹿やら出てくるのですが、今回は真打キタコレで熊ですよ、奥さん(誰?)月鍋(料理宿比良山荘/大津)なんである…が、食材は現地調達、究極のジビエって事で、何と猟師さん登場、解体作業まで見学にいっているのだ、著者は…当たり前だが、熊肉が入らなければ熊料理は出来ない…猟師さんが熊を仕留めたよーという一報が入れないとたどり着けない…料理って本来はこーゆーものだったんだなぁと何か納得しますた…コンピニ行けば24時間何でもあるというのとは違う世界があったとな…

 でで、その解体作業はあんこうのつるし切りに似ているよーな気がするが、これももー究極のプロの仕事ですね…それにしても熊肉というと硬いとか臭いのイメージが勝手にあったのですが、「くせも臭いもない」「いのしし肉に感じる荒ぶりも、けれん味もない。豪胆でない。粗野でも野蛮でもない。むしろ可憐。と同時に、山を包みこむおおらかさ」なんだそな…世の中にはあるとこにはあるもんだなぁと思いつつ、大津ならば准教授とアリス行ってそーだよなぁと思うのは気のせい(笑)

 さて、社食の方なんですが、こちらまず文芸春秋(紀尾井町)から始まっているんですよ(笑)こちらは地下一階が社食らすぃ…そこは社員も引きとめる開かずの間までは言わないが閑散とはしていた模様…「「文芸春秋」の社食が様変わりしたのは、新社屋ができてテナントが入った昭和六十二年。それまでの厨房の人員では採算が合わなくなり、社食経営をまるごと業者に委託してしまった」とな…かくて「…昔はうまいって評判だったんだって」(社員談)とゆー訳で現在に至ると…伝説は数々あれど、社長が自分の娘を連れてきて食べさせた位とゆーから本物だぁと思わざるをえない…それがどーしてこーなったぁーっ?という心の叫びは社員一同皆胸の内にあるじゃまいか?ですかねぇ…

 で、本書はよそ様の社食はどーなっているのだろーと、学食(女子栄養大学/駒込)、社食(横河電機/三鷹)、社食(ポーラ化粧品)それにしても全然知らなかったのですが、横河電機って日本の働きやすい会社三位だったのか?とか、ポーラの社長は毎日社食を愛用しているとか出てくるのて詳細は本書をドゾ。

 でで、アリス的に見逃せないのが敵情視察なのか、社食(新潮社/矢来町)が出てきたりするんですよ、それを文春の編集を連れて行くところ、著者いい性格している(笑)何と社員には会社の負担があるので何と一食200円…で、一皿に、塩鮭、卵焼き、切り干し大根の煮付け、かぼちゃの煮物、ちくわの磯部揚げ、わかめと豆腐の味噌汁、ごはんに漬物…しかも化学調味料は一切使用していない…しかも社員にちゃんとリスペクトされている模様…なるほろ、社食に行くなら文春より新潮社なんだなぁ(笑)さて、珀友社の社食はどーなんでしょーか?片桐さん(笑)

 社食的究極というか、それは社食なのか?の共産党本部(代々木)…この場合、党食になるんでしょーか?謎だ?本部ビル四階にあるそーな…取材した日のメニューは鮭グラタンか野菜炒めの二コースだったとな…でも食堂副主任曰く「わざとやるんですよ、ステーキの翌日はめざしとたくあんとか、カエルのにんにくバターソテーとか。毎日のことですからびっくりしたり迷ってもらったり、そのほうが楽しいし会話も生まれるじゃないですか。めざしのときは、さすがにみんなそそくさと食べていく(笑)」共産党の社食は平和だったんだなぁ(笑)で、その社食で「市田書記局長や志位委員長も肩を並べてしゃきしゃき野菜炒めを頬ばっている」そで…トップも足を運んでいるんですねぇ…

 究極のといっていいのかで社食ロッキー(琉球新聞/沖縄)…ゴーヤーチャンプルー定食なんてのはまさに沖縄な世界ですけど、他にタコライス定食、豆腐チャンプルー、麩チャンプルー、沖縄そば、ポークと卵定食etc.と地元密着タイプなのか?沖縄?ちなみにこちら社食がまずいと評判で、これはいかんと社食改革に乗り出して、今では黒字経営になりましたというオチらすぃ…ちなみに料理長はメニューにない料理まで作ってくれる時もあるらすぃ…効率化の逆張りをしたとこの社食が皆評判というのが、何とも…社食を見ると会社が見えるよーな気がするのは気のせいか?

 この社食シリーズは是非、日本全国回って欲しいが(笑)面白過ぎる(笑)取りあえず個人としては社長が毎日(?)顔出している社食には行ってみたいと思いますた(笑)それにしてもよく共産党本部の社食(?)取材オッケーになったよなぁ…ちなみに「「自由民主党」にもおなじ取材を申し込んだら、断固拒否されました。理由は「公正さを欠く可能性がある前例のない取材はお引き受けできません」だそな…なるほろ、社食(?)で前例とは…前例のない構造改革なんて、どーなるんでしょーねぇー(棒)今だと機密関係でアレかなぁとは思うが、それならパスポート持参の方なら誰でも位の太っ腹あってもいーと思うが?どーか?全国のおばさん達に観光ツアーで来てもらうだけでもイメージ上がると思うけどなぁ(笑)

 他にもたくさんいろんなお店出てきますで、エピも満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。日本の食はバラエティーがいぱーいでござるってか(笑)

 目次参照  目次 食物

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