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2015年9月

2015年9月30日 (水)

さきがけと独創?

それは京都ではじまった  黒田正子  光村推古書院

 京都はじめて物語じゃね?まぁ江戸以前は全ては京都からみたいなノリだしなぁ(笑)とはいえ、明治以降の近代化の波もどんぶらこですけど、その中でも京都が最初とゆーのも結構あったりするんですよ、奥さん(誰?)そんなエッセイ、小話がいぱーいってか?所謂一つの京都のオマージュみたいなものでしょか?文化都市京都、忘れてはいかんぜよってか(笑)

 まぁ、実に京都らすぃのから始めれば、家紋も京都でっせとゆー事になるらすぃ…姓とか、家とかの延長に家紋がくるとな…その時家紋が出来ただろか?しかも西洋の紋章みたいに特権階級用ではなくて、「町民にいたるまで家紋をもつようになった国は、世界でも日本だけである」とゆー…まっこれも実に日本らすぃ話じゃまいか?だよね(笑)ちなみに日本の十大家紋は「藤、方喰、木瓜、蔦、鷹の羽、柏、桐、茗荷、沢瀉、橘」とな…

 国際都市京都としてならば、万国博覧会も京都じゃまいか?とゆー話も出てきます。第一回京都博覧会の会場は、西本願寺と建仁寺、知恩院って…実に京都じゃまいか(笑)しかもこれから「都をどり」が始まったらすぃから…今でいう浅草のリオのカーニバルもどきのアレなんかの元はこれなんじゃね(笑)

 更に今でしょっ(死語?)ならば、NPO放送局「京都三条ラジオカフェ」かなぁ?「そもそも株式会社でない放送局は、それまでNHK以外になかったのだ」そーで…いやもー何とゆーか、それだけでも凄いと思います。是非マスコミに風穴をどでかく開けて欲すぃもんですっ(笑)

 そして進取の妙の真打といえば、熱気球じゃまいか?じゃね?だって明治十年(1877)に「島津源蔵が御所の空に、日本初の軽気球をあげた」からの伝統かも(笑)ちなみにこの島津源蔵って島津製作所の創業者でございます…ちなみにちなみに熱気球の方は戦後の話ではありますが、でもって「現在アメリカ、イギリスにつぐ第三の気球数でありなから重大事故は非常に少ないという、国際的で快楽的な気球大国の種がまかれたと思っています」(@嶋本伸雄)とゆー事になるらすぃ…そんなに気球あったのか?日本?

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2015年9月29日 (火)

友、遠方より来る(笑)

生きかたの可能性  日野原重明  河出書房新社

 現代医学というより、病院とは何ぞや?でしょか?著者は聖路加病院の院長なんですが、その著者の対談集という事になる模様…出てくる人達は、皆それぞれに一家言ある人達ですが、それにしても著者パネェ…日本にはこーゆーお年寄りもいらっさるという事ですねぇ…何か最近は何かと老害が話題になる事が多いけど、社会に還元なさっているお年寄りもたくさんいらっさるんですよ、奥さん(誰?)

 とにかくケアという事を考えると日本の病院って、ど?なとこはいぱーいある模様…医師にしても、看護士についても、患者の側にずっといるというのはまずないからなぁ(笑)忙しくてその人手がありませんというのもあると思うし、病院も書類主義になって、患者診てるより書類、パソコンに向かっている時間の方が多いというのは当たり前ってか(笑)

 大学病院では「アカデミックなことをする場所だということで残念ながら患者に目が向いていかなんですね」(@日野原)となっているのが現状でしょか?別に大学病院でなくても、近くの診療所も大差ない気がするが(笑)

 後「患者をみるとき私たちは、自分の恩師であるとか、肉親、あるいは恋人が患者であればyouとしてみますが、それ以外はどうしてもitとしてみてしまいがちなんですね」(@日野原)というセリフは医者として口にする人はまずいなかろー(笑)本音には違いないが、建前的に(笑)

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2015年9月28日 (月)

人人心心の花?

京都迎賓館  監修・迎賓館京都事務所 製作協力・京都文化交流コンペンションビューロー  淡交社

 サブタイトルは、現代和風と京の匠の調和なんですが、そーいや一昔前にそんなニュースあったよな?おもてなしで文化財と思えば安いもんなんだろなぁですけど、バブル崩壊して、他国の要人の為にあると思いますなのか?大規模建築というと、どーも最近の話題としては、新国立競技場を思い出してしまうんだが(笑)

 まぁ本書は日本の現代建築でオール・ジャパンなとこかなぁ?どこもかしも、匠ですっなとこばかり、何とゆーか文化ってゆとりだな、と思いますた(笑)国にも人にもゆとりがないとまずこゆ事はできんべぇ(笑)

 かくて、日本の和のこれでもかこれでもか感がパネェっす…これは一つ一つ説明されないと全然分からないかも(笑)大っきくて奇麗じゃ鑑賞的にはアウトなんでしょねぇ…ちなみに本書写真が多いんですが、これを見る分には非常に美しスの世界が展開している模様…建物、室内、そして庭と、まさにディスカバージャバンでございます(笑)

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2015年9月27日 (日)

米と酒?

米作りからこだわるとっておきの名酒  田中宏幸 「サライ」「ラピタ」編集部編  小学館

 日本酒って、何からできているの?となれば、そりゃ米じゃね、でして、そこまでは何とか分かるのですが、そのお米は普通のお米じゃなくて、酒米というお酒専用のお米なんですよね、の辺りから、どゆお米?となって、その酒米にも、普通のお米のコシヒカリとかアキタコマチみたいに種類があるんだとゆーとこから始まるのだろーか?

 よーは酒米がないとお酒は造れませんの事よ、という話で、本書に出てくる各地の造り酒屋さんは皆、そのお米を自ら作っているとこ多しって事かなぁ…もー原料からして自前でやらねばの世界らすぃ…というより、品種によっては、あまりに栽培するのが困難で農家の方が手をひいているとこも多しだったり、幻の古代米になりつつあったりで、種モミからしてどこにあるんだぁーっ?も…

 ここまでくると酒造りの執念感じるんだが、ここまでくればこだわりの日本酒と言われてもぐーの音も出ない気がする…日本の職人、なめたらあかんぜよの世界ですね、本当(笑)

 ちなみにそんな酒米の種類は、美山錦、亀の尾、五百万石、渡船、若水、祝、山田錦、山田穂、神力、雄町、都、強力、みそぎ米のご一同様(笑)

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2015年9月25日 (金)

大正浪漫湯煙事情?

温泉めぐり  田山花袋  岩波書店

 どゆ本というと作家の温泉エッセイだろか?でもって、著者名を見れば分かるよーに、近代文学でならった自然主義小説家じゃまいか?とな…とゆー訳で1871年生まれで1930年没という事で明治大正昭和の時代の温泉事情が分かるってか?とにかく、ほぼ全国の温泉を網羅しているというか、行脚しているというかでして、著者の温泉に対する情熱がパネェです(笑)特に、凄いとこは、当時の交通事情だと、鉄道と馬車はあるんですが、一番の移動手段が徒歩なんですよ…それも駅から五分というノリではなくて、あの山をマジで歩いて越えての世界…今の感覚でいくと気軽に湯治のイメージではないんですけど、著者的には気軽に行っていらっさる雰囲気…まさにそこに温泉があるからだのノリだなぁ(笑)

 本書の特色としては温泉ガイド的な要素がなきにもしあらずですけど、何とゆーか、情報量と情報の質が違うよーな?なので一つ一つの温泉についてのページ数も少ないんですが、その中に書かれている事も、温泉そのものもあるし、宿とか交通事情とか、名所旧跡といった見学すべき何ちゃらや風景とか、出てくるとこもあるんですけど、著者の事情とか、感想とかが紙幅を費やしているとこもある訳で…例えば知人・友人の渡欧の送別会代わりに温泉で一献とか、家族サービス的な湯治とか、その温泉(地)についても、個人的な感情とか…なるほろな事もあるけど、何じゃそりゃもある訳で、それでも最後まで読ませるところがさすが作家というとこだろなぁ…文章が上手いとか(笑)

 巻末の解説によると「本書は入念な美文で書かれているわけではない。時々は漢文の辞句を散らし、また自作の和歌などを引いてもいるが、だいたいにおいては武骨な文章で、自分の行動や観察、あるいは思うことを、気取りなく、率直に述べている。そこにある種の自由自在さが醸し出されていて、読む者からも同様に率直な反応を誘うのである」とな…

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2015年9月24日 (木)

振り向けばカレー(笑)

スパイス選びから始めるインドカレー名店のこだわりレシピ  シャンカール・ノグチ  誠文堂新光社

 コピーは、東京スパイス番長シャンカールが伝授!なんですが、単純にカレーと言うよりも、カレー界と言った感じか(笑)人生色々、スパイス色々、カレーも色々とゆー事らすぃ(笑)一口にカレーといってもその守備範囲は広いって事でしょか?

 で、タイトルにレシピとありますけど、これまたレシピだけではなくて、インドについても触れている感じかなぁ?まぁカレーを中心にしてですけど(笑)そんな訳で軽くレシピ本いっとく?みたいな気持ちでいくと、ちょっとびっくりするかも?下手なインド観光ガイドブックなんかより、情報量が凄い(笑)というより、インド旅行に行く前に本書を流し読みでもいいから目を通しておくと現地で役に立つんじゃまいか?と思う位(笑)

 まぁカレーと言えばご飯本で、ご飯だけに日本人的にはとっつきやすいし、敷居的にもとても低いとゆーかウェルカムだと思うんだけど(笑)

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2015年9月23日 (水)

昔々あるところに?

説話をつれて京都古典漫歩  桜井栄一  京都書房

 どゆ本とゆーと「京都を舞台にした奇譚・珍話を四十集めました」とゆー昔話ふしぎ発見の世界じゃなかろーか?所謂一つのアンソロジーでして、近世というか、中世というか、古代というか、のお話は何とゆーか、凄い…

 さて、本書は京都が舞台といっても、出てくるお話は更に細かくて、例えば清涼殿ではこれ、朱雀門ではこれみたいに京都のどこどこでとゆーピンポイントなお話…これはある意味いわくいんねんとゆー世界じゃなかろーか?よくある何何と伝えられております系な?

 さもない日常話から、ちょっとお説教入ってます系から、更にこれってホラーじゃねとか、バラエティ豊かです(笑)それに一つ一つのお話が非常に短いので、あっとゆー間に読めるのも現代人には嬉しかな(笑)

 歴史もそーだけど、京都の違う側面が見えてきて、それはそれで灌漑深いよな(笑)

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2015年9月22日 (火)

贈り物は何ですかぁ~

京都 贈りもの手帖  佐藤紅 編著  光村推古書院

 京都の手土産というより、進物かなぁ?結婚祝いとか、誕生祝いとかでのプレゼント、おつかいものに京都のソレ如何でしょ?みたいな(笑)

 でもって、グッズ系が多いなぁ?食のソレもあるけど、昔っぽいというより今っぽい京都な感じのそれらがズラリと並んでいまするでして、この手のかわいいもの好きの女子には物凄くうけそーな悪寒ってか(笑)

 デザインも秀逸なものが多しで、個人的には花寄せ銘々皿(象彦)だろか?一つにまとまると梅の花っぽいのですけど、バラバラにすると三日月っぽい小皿になると…実に和的で、そしてモダンな感じが宜しではなかろーか?

 他にも、そんなものがあったのか?的なお品がいぱーい出てきまする~ 

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2015年9月21日 (月)

そーだ、お寺に泊まろー(笑)

お寺に泊まる京都散歩  吉田さらさ  新宿書房

 お寺というのはお参りするもので、泊まるところとは思っていませんでした…でもってそゆとこを宿坊というそーな…「宿坊とは、簡単に言うとお寺に併設された宿泊施設のことです」となるそー…お寺って旅館業も営んでいるとは知らなんだ…でも、これはそれこそ昔々のそのまた昔から続けられてきた事なんですねぇ…お寺って完全に公共機関として成り立っていたんだなぁ…

 まぁ信心深い老若男女はともかく、トーシロ的には、「もっと京都らしい気分が味わえて、しかも経済的なお宿」、しかも「たいていのところがおひとり様オッケーだし、追加料金もめったに取りません」というから、実に良心的じゃまいか?まぁお寺に良心がなくなったら日本も終わりな気がするが(笑)

 とはいえ、お寺に泊まるという事は、朝の行に参加もある訳で、禅寺ならば座禅もあるとゆー事じゃまいか?ですけど、この手のソレって体調管理を大切にの世界だったのか?そりゃ風邪ひいてせきくしゃみはなみずで座禅されても神聖な空気はアレだよなぁ(笑)かくてお坊さんに「風邪でつらいならば、もう上に行って休みなさい。これは行ですから、姿勢を正して参加する意欲のない人は座っている必要はありません」と言われる始末…まぁ今のご時世強制参加みたいなノリはないのでアレだが、ある意味究極の座るべきか?座らざるべきか?それが問題だ?じゃね(笑)

 そゆお寺暮らしをクリアして楽しむゆとりがないと厳しいかも?逆に宿泊客だからこその特権というか、仏像が近くで見れたり、お坊さんのここだけの話が聞けたり、中の人に京都の穴場を教わったりとゆーのもあるみたいだし…まさに一期一会の世界かなぁ?

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2015年9月19日 (土)

おあがりやす、おくだりやす(笑)

京都お散歩凸凹地図  実業之日本社 編  実業之日本社

 そーだ京都に行こーではないですけど、他所の土地に行って歩いていて一番こたえるのは、坂じゃないかなぁと思うんですが、どだろ?地図見てだいたいこんな感覚で歩いていると、何と突然の坂、そのアップダウンで、思っていたよりも物凄く遠いとか、回り道した方が近かったとか、あると思いますの世界じゃね?日本全国、街に坂ありですけど、本書はそんな街の凸凹から見てみよーな世界が展開しております。こーして見ると人って、昔から平地に住む生き物だったんだなぁと妙に納得した(笑)で、平地には川ありで、水路ありの生活環境だったんだなぁとも(笑)

 と、その前に、本書、頭書きは、地形がわかると京都がわかる!とあり、更に表紙コピーが、地形を楽しみながら観光でする!、エリア概要+散歩コースガイドとかあって、とにかく、京都の地形についてがメイン(笑)だから、本文にも、海抜何m地点みたいなのが、わりと煩雑に出てきたりして(笑)

 所謂、普通の観光ガイドとはちょっと趣が違うよな?どちらかというと京都豆知識的な、都市計画的な歴史かなぁ?地形なくして都市なしみたいな?地味なんですけど、なかなかに面白いアプローチだと思われじゃね?

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2015年9月18日 (金)

雨降って、地かたまる?

雨色の京都  写真・水野克比古  光村推古書院

 所謂一つの写真集なんですが、たいていの写真集が現地における快晴の下の絶景ばかりなりの世界の中で、本書は全て雨の中の情景が掲載されているところだろーか?それに付随して、古今東西の京の描写も忘れずにでして、枕草子や源氏物語、平家物語etc.の一文とか、漢詩や和歌、俳句に小説と…一種のコラボしていらっさいます…

 まぁその手の文学に素養がある人から見たら、写真と文でうっとりの世界なのかもしれない…古典はたいてい舞台は京って感じだし(笑)現代でも、京都とつけば描写が違うよな?

 それにしても京都って「時雨の名所」と言われていたとは知らなんだ?気候的な京都のイメージって、夏の灼熱地獄、冬の底冷えみたいなイメージでいますた…雪と太陽で、雨がすっかり抜け落ちていたよな…ああでも苔寺辺りは雨ないとヤバいのか?

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2015年9月17日 (木)

涼を求めて?

京都の川床110  リーフ・パブリケーションズ

 頭書きが、夏の風物詩・川床ガイドの決定版なんですが、メインは鴨川納涼床でしょか?その他、貴船、高雄、衣笠、雲ヶ畑と掲載されていますが…ちなみに賀茂川のソレは二条、先斗町、五条と色々ある模様…今一京都の地理に疎いので、どの辺りがそーなのかピンとこなくてアレですけど…

 ちなみに、鴨川納涼床って、夜床は5/1から9/30まで、昼床が5月と9月のみとなっているそーな…何故にかきいれ時の夏休みシーズンに昼床がないのだろぉ?と思ったが、京都の真夏の炎天下で、マジ無理って事だろか?あるとしたら、そこはかき氷のそれ位しか無理目じゃね?とは思ふ…

 それにしても京都の川床っていつからあるんだと思っていたら、「最初の文献に登場するのは江戸時代のこと。寛文2年(1662年)に発行された当時のガイドブック「案内書」には、にぎにぎしく繰り出す人々の様子が記述されている」そな…て事は350年位前からあったのか?

 でまぁ、「明治期になると、これまて浅瀬や砂洲に床机を並べていたものを、今のように屋形から床を張り出すようになった」そな…これでも歴史と伝統の京都からしたら、まだ浅い習慣にすぎないんだろぉなぁ…

 まだまだ、暑い今日この頃…涼を求めて川岸まで、あると思いますの京都でござるってか?

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2015年9月16日 (水)

カーペット・ベルト?

ペルシア絨緞の道  坂本勉  山川出版社

 サブタイトルは、モノが語る社会史でして、表紙コピーが、遊牧民の素朴な暮らしのなかから生まれた調度品である絨緞。それは、きらびやかで美しいデザインゆえに人々を魅了し、早くから世界各地に広まった。近代のカーペット・ブームからグローバル化が進む社会の変化をみていくことにしよう。なんですが、ペルシア絨緞というと昔独人の家には必ず一つはあると聞かされた記憶があるので、独的に必需品なイメージでいたんですけど、実際のとこはどーなんだろぉ?とゆーレベルの頭なんですが…本書はというとほぼ近世以降というか、ここ100-200年の事がメインかなぁ?

 これまた中近東と絨緞というと、あの空飛ぶ絨緞のイメージでこれまた勝手にいたら、アラビアンナイト…「書誌的にいうと「千夜一夜物語」の数あるアラビア語の版本・翻訳のなかでもマルドリュス版と呼ばれるフランス語の訳本にはいっている」そーなんだけど、「「千夜一夜物語」のアラビア語版本のなかで最良といわれるインドのカルカッタで出された版本(一八三九~四二年刊)、前嶋信次・池田修による日本語訳のなかにはどういうわけか収められていない」とな…なんでやねんとゆーと「マルドリュスの訳は翻訳とはいうものの、原典を歪曲した翻案に近いものだという手厳しい評価もあり、この話がはたして「千夜一夜物語」固有の説話であるかどうか、非常に疑わしい」とゆー事らすぃのだ…そーだったのか?アラビアン・ナイト?魔法の絨緞はどこから来たんだ(笑)

 とまぁ、フィクションで妄想しててもあれなので、リアルのペルシャ絨緞の旅に行ってみよーと思いませんかぁー、かなぁ(笑)

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2015年9月15日 (火)

天下のけーん(笑)

Hakokuroクロワッサン  箱根ベーカリー  \204

 46番目のクロワッサンを求めて三千里も相変わらず続いていたりして(笑)いや、何とゆーか、たかがクロワッサンですけど、されどクロワッサンで、星の数程パン屋があるよーに、星の数程クロワッサンもあるんだなぁと…時々思うのは、日本国内でもこれなんだから、本場の仏の場合はどーなるんだろぉ?と?あちらさんだと、全国区というか、各村々にもありますよってに世界で、相当凄い数になりそーな気だけはしているんだけど?それとも地方の場合は皆、自宅で焼きますの世界なんだろか?謎だ(笑)

 そんな己の些細な疑問はともかく、はるばーる来たぜ箱根ぇーじゃないけど、箱根ベーカリーのクロワッサンは、ちょっと大きめサイズかなぁ?今まで見た中で一番大振りなのはポールのクロワッサンだと思われだけど、こちらはこー普通のクロワッサンとして想定する大きさのちょっと大きめ?かな?位のサイズだろか?中の上位の大きさとか?うーん…

Hakokurohalf← 半分

 さて、クロワッサン本体ですが、外はカリカリ中はふわふわかなぁ?なので、この外側はサクサクでして、食べる時にちょっとボロボロ落ちる系とでもいおーか(笑)中の方はというと、ふわもちっぽい感じで、この外と中の食感の対比が特徴かも?でもって、生地は味が濃くはないんだけど、甘めじゃなかろーか?とは思ふ?

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2015年9月14日 (月)

呑むならばぁ~

銘酒礼賛  高瀬斉  日本出版社

 コピーが、名誉酒匠・高瀬斉が選ぶこだわりの酒造り「千石蔵」極上の一献102なんですが、所謂一つの日本酒ガイド本でしょーか?それにしても、日本酒がお米から出来るのは知っていたけど、「ただ一回の発酵でアルコール度が20度以上出るという世界でも類がない醸造酒である」とは知らなんだ…そーだったのか?日本酒?

 でもって、酒造りとは相当なお仕事とみえて、「酒蔵には三つの「むい」があるといわれた。「寒い」「眠い」「煙い」である」とな…ちなみに酒造りって冬場に造られるそーな…とゆー事は酒蔵って寒いのか?それで発酵?低温でオケ?という事か?

 何か知らないけど、三つの合言葉が日本酒にはついて回るのか(笑)「日本酒には「一麹、二酛、三造り」といわれる」そーだとか…酛って何だ?と思ったら「「酒母」製造の責任者を「酛廻り」という」で「お酒の元になる「酒母」作りに入る。「酛」と呼ばれるこの工程は、麹と蒸し米と水を混ぜて酵母を植え付ける」とな…

 まっ何事も手間暇かけないと製品は出来ないのが相場だが、酒造りもその例をもれない訳で、こゆ事を連綿と続けてきた先人達は凄いなぁとしか、言う事ないよーな?

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2015年9月13日 (日)

もしジャーナリズムが存在していないなら、まちがってもこれを発明してはならない(笑)

新聞王伝説  鹿島茂  筑摩書房

 仏の19世紀というのは、まさに激動の時代であって、傍目から見ると毎日が革命記念日みたいなノリなんだが、実態としてはどーなんでしょ?帝政、王政、共和制それにブルジョアジーとプロレタリアート…参加者全員思惑が違い過ぎるとゆー(笑)

 さて、そんなどっかんどっかんな毎日ですが、それだからこそなのか新聞が雨後の筍のよーに乱立したのもこの時代とゆー事になるらすぃ…そして、ここに現代の新聞を確立した男が登場すると…それが本書の主人公、エミール・ド・ジラルダンその人なりとな…ある意味、メディアの申し子であり、仏を代表する19世紀人だろぉなぁ…現代のマスコミ的には、この人に足を向けて眠れないよーなお人なんですけど(笑)

 ジラルダンの生い立ちについての詳細は本書をドゾ。訳ありの私生児出身だったとゆーだけでお察し下さいかなぁ…ちなみにナポレオン帝政下は戦争につぐ戦争で、男は皆戦場へとなれば、銃後の女性達は皆まで言うなの世界で19世紀は私生児の多い時代だったそーだけど特に私生児が多かった時期とゆー事になるそな…

 そんな19世紀前半、「とくに王政復古期には、まだ紙をパルプから作り出す技術が確立されていなかったため、書籍や新聞は一般の生活水準に比べてはるかに割高で、個人が新聞を定期購読したり、新刊本を購入することは不可能ではないにしても、そう簡単にできることではなかった」そな…

 今に続くマスコミの繁栄って、技術革新、大量生産の上に成り立っているのねもあると思いますだけど、エコロジーと反対方向から始まったとも言える訳か(笑)木を伐ってみんなみんな新聞紙にしてしまえばいいんだわってか(笑)

 さてさて、若き日のジラルダンは自身の生い立ちの嘆きを小説として発表し、一躍時の人になる訳ですが、これを皮切りに小説家の道にではなくて、これを機にジャーナリズムの道に進む事になるんですよ、奥さん(誰?)でもって、自らで新聞を立ち上げる事になると…

 で、その記念すべき第一号の新聞名が、ヴォルール…日本語に訳すと盗人…このネーミングからしてジラルダンの人となりが分かるんじゃまいか(笑)

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2015年9月12日 (土)

僕の書くものはあまり信用しないほうがいいぞ(笑)

私の「戦争論」  吉本隆明 聞き手・田近伸和  ぶんか社

 いずこの国も皆それぞれにですけど、吉本隆明はどー見る?どー見たか?ですかねぇ…日本の場合の先の戦争は京都人以外はWWⅡじゃまいか?ですからねぇ(笑)これを、どー捉えているかで、全てが見えた気になっているよな?で、たいていの人は右か?左か?さぁどっち?の世界ですから…そんなに戦争単純か?もしくは歴史ってそんなに単純か?というと、どーよ?って事かなぁ?何か一つの鋳型に当てはめると必ず、異議ありの世界ですから、いつまでたっても落ち着かないのが、この手の話だろーと思ふ…本書だって、タイトル通りに「私の」なんですよねぇ…

 だからこれもある意味、だいたいあってる、の領域を漂っているだけかもしれんねぇ?かもしれんねぇ、じゃね?最近しみじみ思うのは、どー転んでもたいていの日本人なら唯一絶対視なんてまず無理なんだから、この際、何とか史観もあるだけ全部並べてみたらどーだろぉ?歴史教科書問題も一冊しかないからどれが正しいんだ?と正義でもめる訳だから、あるだけ出せば、どよ?八百万の神々の国ですから八百万の歴史があっても驚かないけど、ファンタジーじゃないので巻末に必ず出典を付記するのがミソか(笑)

 朝日新聞版とか、ニューヨークタイムズ版とかの歴史教科書でたら凄いだろぉなぁ(笑)参考資料が自社新聞参照だったら…いや、何も言うまい(笑)

 で、本書は著者の体験を元にした歴史とは何か?戦争とは何か?そして日本人とは何か?でしょかねぇ?まっ今までは作り手の正しさが争点でしたけど、これからは読み手の受け取り方が争点になるんじゃなかろーか?おしつけたもんの勝ちの時代は終わったと思うんだ…時は20世紀じゃなくて、21世紀なんですよ、奥さん(誰?) 

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2015年9月11日 (金)

ヴィルトゥオーゾ♪

メンデルスゾーン ブルッフ ヴァイオリン協奏曲  ムター カラヤン ベルリンフィル  ポリドール

 主役はヴァイオリンのはずですが、何とゆーか、やはりカラヤン節かなぁ(笑)分かり易いメンデルスゾーンかもしれないなぁとトーシロは聴いたんですが、どだろ?何とゆーか、速いとか遅いとか、音が強いとか、弱いとかあると思われなんですけど、本CDのヴァイオリン協奏曲はそのどちらでもないよーな気だけはしているんですけど、何せ己のセンスのない耳だからなぁ(笑)

 さて、アリス的にはメンデルスゾーンは長い影からなんですけど、曲名出ていなかったから、これか?というと?これまたどだろ?ただ、あの奥さんならカラヤンあると思いますか(笑)ただ個人的にはピッキーとか柳井さんとかが好きそーな気がしたんですけどね(笑)

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2015年9月10日 (木)

歴史とドラマ?

フランス菓子図鑑 お菓子の名前と由来  大森由紀子  世界文化社

 表紙コピーが、スイーツ・マニアのためのお菓子便利帖、マカロン、パリ・ブレスト、オペラ、モンブラン、ガレット・デ・ロワ、カトル・カール…お菓子に秘められた物語をご存じですか?誕生秘話から生地やクリームの種類など熟知したい基本用語まで、なんですが、所謂一つの御菓子解説書でしょか?でもレシピ本ではありませんってか(笑)

 まぁ何よりもおろろいたのは、やはり仏、お菓子の国の人だものじゃないけど、本まるまる一冊になる位、お菓子の種類があるんですよ、奥さん(誰?)ケーキもあればチョコもある、クッキーもマカロンもというカテゴリー的それで、しかも代表的なソレとかですから…バティシエって凄い…多分一言でパティシエとか言っちゃってるけど、多分その中でも専門が分かれているんだろーなぁと納得しますた(笑)ショコラティエだけでしゃないんだ、とか(笑)

 で、何で本書を手に取ったかとゆーと、暦の上では秋でも、まだまだ冷たいものが欲しくなる時もあるじゃありませんか?という事で氷菓のとこをチラ見してしまいまして(笑)シャーベットとアイスクリームは永遠に不滅です(笑)仏的にはカトリーヌ・ド・メディシスの輿入れから始まる訳だけど、氷を食として取り入れるのはアレキサンダー大王の頃からあったらすぃとゆーから紀元前からの伝統ですとなるのか?

 仏的に氷菓菓子を広めたというのでは「カフェ・プロコープ」という事になるよーで、こちらのお店「ル・プロコープ」と名称は多少変わっても現在もパリにあるというから、歴史ってこれまたパネェ(笑)

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2015年9月 9日 (水)

人類はそれを我慢できないっ(笑)

テロリズムの罠 右巻  佐藤優  角川書店

 サブタイトルは、忍び寄るファシズムの魅力なんですが、タイトルがタイトルで、サブタイトルがサブタイトルなので、何だかなぁな本書ですけど、新書本ではありますが、ちょっと硬派な本かなぁ?

 まず、序文の一文に「国民がもつすべての力をイタリア国家に糾合しようというのがムッソリーニ総帥の発想だった。オバマ氏と共通するところがある」とな…というのも「オバマ氏は、アメリカ合衆国という表象に、すべての国民を糾合して、国家体制を強化しようとしている」訳で、これって、どよ?というのから始まるんですよ、奥さん(誰?)

 ちなみにファシズムとは「自由主義的な資本主義によって生じる格差拡大、貧困問題、失業問題などを国家の介入によって是正するというかなり知的に高度な操作を必要とする運動だった。この場合、資本主義制度には手をつけない。マルクス主義的な社会主義革命を避けて、国家機能を強化することによって資本主義の危機を切り抜けようとする運動だった」とな…伊が独と手を結んでナチズムとファシズムは悪の何ちゃらの代名詞になってしまったけど、そもそものファシズムとは、全然別ものだったのか?

 そんな訳で「ファシズムは、欧米の良質な知的伝統を継承した運動なのである」そな…だがしかし、「結論を先取りしていうとファシズムの処方箋は好ましくない」とな…その理由が「動員型政治を基本とするファシズムは、政治領域に内側と外側の線引きをする。そしてこの線引きは簡単に排外主義に転化し、そこから戦争に発展する危険性を常にはらむのである」とな…行き着く先はいつもの荒地、あそこでマクベスを待ちうけようってか(笑)

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2015年9月 8日 (火)

魚は頭から腐る…

ローマ人の物語 31 終わりの始まり 下  塩野七生  新潮社

 かくて、振出に戻るってか?マルクス・アウレリウスの悲願であった内戦状態だけは回避の為の世襲の息子皇帝で何とか延命のローマ帝国の夢もつわものどものゆめのあとってか(笑)コモドゥスの暗殺の後、皇帝は誰がつぐか?はそれこそ大問題になる訳で、ましてやローマ帝国で空位のままで政治的空白なんて、あってはならない事じゃけんでして、どーなったか?近衛軍団の長官レトーの推挙により、ローマの長官だったペルティナクス66歳にお鉢がキタコレになった模様…

 当初、ペルティナクスは自ら皇帝になるつもりなんて毛頭なく、むしろそろそろ引退じゃね?な状況だったらすぃ…でまぁ故事にならって自分の役どころは、70歳で帝位についたネルヴァで、次期皇帝までのつなぎ役に徹すればいいじゃないと理解していたお人だった模様…よーするに野心家でもなく、物事を良く見えていた人だった訳で、このままこの人の治世が何年か過ぎてスムーズに権力の委譲ができれば、ローマ帝国的にどんなに良かったかしれないのに、ああそれなのに、それなのに…運命の輪って生半可なものじゃないんですよ、奥さん(誰?)

 とにかく、この国家の一大事に、もめている場合じゃない訳で、マルクス・アウレリウスの一の忠臣ポンペイアヌスも70歳を越えているお年齢であろーが駆けつけて、ペルティナクス皇帝就任やたーっと盛り上げた模様…紀元193年の1月1日事でございましたとさ…所謂、現場たたき上げのツワモノ、しかも兵站のエキスパートとはこれ如何に…で、このベルティナクスの経歴の詳細は本書をドゾ。出来る男は転勤族というか、帝国全土をまたにかけて行くぜの世界だったんですねぇ…まぁ「元奴隷の子は、皇帝にまで登りつめたのだ。それも、階段の一つ一つをまじめに確実に登っていくことで、自分だけでなく、自分の属す共同体の役に立ちながらの成果であった」とな…庶民派、たたき上げ、実力ありの皇帝がたったとゆー話となるかな(笑)

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2015年9月 7日 (月)

パンをもて、しからば(笑)

サンドイッチの発想と組み立て  ナガタユイ  誠文堂新光社

 サブタイトルは、世界の定番サンドイッチとその応用なんですが、多分、レシピ本と思われですけど、いい意味での教科書的というか、ガイド本、解説書じゃまいか?で、ボリューム的にも凄い本でございます(笑)写真も奇麗だし、懇切丁寧に解説されているしで、カフェ飯というか、その手のプロ初心者の方にお薦めの一冊かなんだろか?うーん…とはいえ敷居は高くそびえたつというノリでもないので、トーシロが見ても楽しーノリかなぁ?いや何かこれ一冊でサンドイッチはオケとゆー感じ(笑)

 まっ尤もプロの現場では、「目新しいもの」と「コストと手間もかからないもの」を求められているそーで、商売的にはそれがジャスティスなんですかねぇ(笑)効率化って事は簡単に儲けられる手段ですから(笑)確かに定番に新鮮さはない訳で…でも、クラシックとかスタンダードとかはそこまで残る理由がある訳ですから(笑)サンドイッチよ、基本に還れでしょか?まっ何事も基本を押さえないとその先はない訳で(笑)

 さて、何故に本書を手に取ったかというと、カツサンド食べたい病がまた発病しまして(笑)ふと開いたら、カツサンドあるあるじゃないですか(笑)定番のカツサンドは勿論、ヒレかつサンド、ビーフかつサンド、春キャベツたっぷりかつサンドなど掲載されています。それにしてもカツサンドって日本発祥だったのか?まぁトンカツからしてそーなのだと言えば、その路線でそーなのだになるのか(笑)アレンジ大国日本というか、魔改造日本というか、洋食の歴史もパネェ(笑)

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2015年9月 6日 (日)

永遠の最先端っ

大いなる暗愚  藤原正彦  新潮社

 管見妄語シリーズの一冊という事になるんだろーか?相変わらず、藤原節炸裂しています。今の日本でここまではっきりモノを言う人は他にはいないんじゃなかろーか?先生、奥歯にモノが挟まった事ないに違いない(笑)今となってはちょっち前のお話多しだけど、今に続くというか、予言の書じゃね?位ぶれてないとこが凄すぎるんですけど、先生…

 まぁ本書名言の数々というか、偉大なる指南書かもなぁ?騙されたと思って「人間みな知能犯」の項だけでも斜め読みすると凄いかも…息子達の兄弟喧嘩をいさめながらのお話なんですが…「少しでも能のある人間は世界中、知能犯だよ。いつでも自分が先に手を出さなかったように、自分が被害者のように装うものだ」に始まって、過去の事例がズラズラズラと出てくるのですが「昭和六年の満州事変では、関東軍が柳条湖での自作自演の線路爆破を中国の仕業のように見せかけ、それを口実に全満州を占領してしまった」し、ベトナム戦争においては「アメリカは米駆逐艦が北ベトナム軍に攻撃されたというトンキン湾事件をでっち上げ、北爆などの本格的軍事介入に踏み切った」し、日米戦争では「昭和十六年、日本のインドシナ半島南部への侵攻を見たアメリカは、なんとアメリカにある日本資産を凍結し、鉄鋼や石油を全面禁輸した」資源のない日本は勿論明日どころか今日も立ち行かなくなる訳で、その上米は「ハルノートで、日本はインドシナと中国から全面撤退しろと最後通牒を突きつけた」…「アメリカを侵略しようなどと思っていた日本人は一人もいないのに、しつこいいじわるを繰返され殴りかかざるを得なくなったんだ」それを、「ドイツに負けそうな英ソを助けたいアメリカは、世界の見ている前で日本に最初の一発を撃たせ、アメリカ国民の憤激を煽り、大戦に参戦しようと企んだ」とな…「その罠に日本ははまったのさ」とななな…よく訳知り顔で、騙された方が悪いんだとゆー人いますけど、外交的にはこれがジャスティスってか?米の正義は今も昔も半端ない…

 まぁ日本人としては歴史の教訓を覚えておく事はしかりですけど、それでもどこかの国の外相と外務省は、最近もユネスコ問題で騙されたんだぁーっと声高らかに叫んでいらっさいましたけど、それプロとして一番言ってはいけない科白じゃなかろーか?成程、どこかの国は戦後70年たっても、簡単に他国に騙される政府なんですよぉと告知しているよーなもので(笑)これが本当の、まるで成長していないでFAなんでしょか?安西先生(笑)

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2015年9月 5日 (土)

安穏、寂静、静けさ…もしくは丸い三角?

合理主義  中村元  青土社

 サブタイトルは、東と西のロジックなんですが、どゆ本とゆーと、哲学と宗教の狭間でなノリかなぁ?世の中でよく理解しづらいものがありで、数学とか物理だと単純に頭がぁーっなノリだが、哲学と宗教はまた別の意味で頭がぁーっな世界のよな(笑)そんな訳で、本書も拝読したのですが、理解できたか?というと、はて?な感覚といおーか…とはいえ、使用されている単語は比較的易しい言葉多しで、具体例もいぱーいなんですよ、奥さん(誰?)そんな訳で、分からないなりにも、最後までツルツルと読めてしまったというのが、正直な感想なんですが?

 本書は、この合理主義についての論がメインで、それを講演している講演録が巻末にあり、更に、今井均先生との対談ありで、何とゆーか本文のおさらいありみたいなノリか?講演のお話は、マジで本論の要約的な話なので、分かり易いちゃーっ分かり易いのかも?

 で、何より、本書この対談のとこが実にいい仕事してますねの世界じゃまいか?旧制高校の同期で、しかも共に同じ職場(東大)に進んだ二人でして、理系と文系で殆ど接点がないよーに見えて、かすっているとこだけでもパネェ…どちらも高校時代から物凄い秀才、むしろ天才といっていいんじゃまいかな人達だった訳で、しかもそのエリート文化の香りを未だに持ち続けている人達とな…何とゆーか、品がいい…今時、こーゆー話し方、所作をなさる人はまずいまいて…戦後日本の得たものも大きかったと思うけど、失ったものもまた大きかったんだなぁと、このお二人の会話を読むにつけ、しみじみと思ふ…

 そして、本書はある意味明治以降の独哲学一辺倒だった日本の思想界・哲学界・宗教界の反省でしょかねぇ?世界って広かったんですよ、おぞーさん(誰?)

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2015年9月 3日 (木)

アンバランスのバランス?

「悲しみ」という感情  岸田秀  新書館

 多分、著者にとっては日常のとりとめもないエッセー集だと思われだけど、まぁ日々、あちこちから依頼されたお題について書き散らした文章をまとめてみたらこーなったみたいな(笑)でもって、著者の根底にあるのはあの唯幻論ですから、どのお題も皆その延長線上にあるよーでござるってか?何とゆー万能性じゃまいか?唯幻論っ(キパっ)

 てな訳で一点突破全面展開な本書ですが、古今東西いろんなとこからチョイスして、一刀両断、喝っが入っています(笑)なるほろなぁと思うもよし、なんじゃそりゃと立ち止まるもよし、とっかかりの切り口は幾らでもあると思われでして…

 まぁ何にしても人間という奴はとゆー話じゃなかろーか?で「自我に基づいて生きる人間は、まず第一に、自分という存在が、価値ある立派な優れた存在であることを必要とする」そな…俺は正しい、俺は生きる価値があるってか?ある意味自画自賛?「第二に、人間は周りの人々に受け容れられ、周りの人々とうまくやってゆかなければならない。そうでないと、事実上、生きてゆけない」とな…そしてこの二つの条件は、一致する事もあるけど、矛盾すること多かりきって(笑)

 かくて「誇大妄想に陥らないようにほどほどの誇りを保ち、贅沢に過ぎないようにほどほどに現実生活を守るというほどほどの不安定なあり方を探るしかないであろう」という事になるらすぃ…今、人にも国にも求められているのは「不安定さに耐える生き方が一番望ましい生き方であると思う」と割り切れるというか、悟りきれる事でしょかねぇ(笑)

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2015年9月 2日 (水)

人類的作業の小さな一端?

日本文化のかくれた形  加藤周一、木下順三、丸山真男、武田清子  岩波書店

 どゆ本かというと、著者達による講演録というか、講義録になるのだろーか?テーマは「日本文化のアーキタイプを考える」で、連続講演会を国際基督教大学アジア文化研究所で開催したそで、何時かと言えば1981年6月の事というから、これまた昭和は遠くになりにけりの時代のお話…

 で、その講演でのそれぞれのお題は?というと、それは目次をで、日本社会・文化の基本的特徴 加藤周一、複式夢幻能をめぐって 木下順三、原型・古層・執拗低音-日本思想史方法論についての私の歩み- 丸山真男、フロイト・ユング・思想史-補論- 武田清子のラインナップになる模様…

 それぞれの専門分野からのアプローチという事になるんだろーか?なんですが、まぁ全員目指しているとこは同じのはずなんですけど、これまた奇麗に山は違うみたいなノリで…成程、専門というか、切り口が違うって、こゆ事なんだなぁと納得の講演(笑)

 そして何より、そんな30年以上の話なんて今更どよ?という危惧もあるかもしれないけど、一言で言うなら、古くなーい、でしょか(笑)何かと最先端流行りでちょっとでも前のものだと即陳腐化するのが当たり前なご時世ですが、これまた今更ですけど、学問の道って日々の積み重ねの上に成り立っている訳で…前を踏まえないと進めないとこもあるんですよ、奥さん(誰?)

 でまぁ、多分今読んでもかっ飛んでいる本じゃまいか?まいかで(笑)心構えが試される本かなぁ(笑)

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2015年9月 1日 (火)

毎度バカバカしいお話を一席…

バカになったか、日本人  橋本治  集英社

 うーん…あの3.11からこっちの日本の状況についてのエッセイかなぁ?いやまぁ激動の時代なんたろなぁでして、内政的には、どよ?というより情けなさがいぱーい露呈した話だったよな…そんな日本に、著者と一緒に、昨日今日かもを見ていこーではあーりませんか?かなぁ(笑)

 そんな訳で初っ端は多分東京在住で地震を体験した著者の日常から…現地の人間以外は地震をこー見たの世界だろか?というのも、身近の生活、乾電池が売り切れとかの買占め騒動があり、東北や福島の事はメディアを通して知る世界…「体調を崩して入院してしまった社長に代わって会長の会見の席に現れた東京電力の会長が、「福島第一原発を廃炉にする」と言明したのは、大震災発生から三週間近くがたとうとする頃だった」とな…「それを知って私は、「ということは、今まで"廃炉にする"という明確な方針を持たずにいたわけ?」と、またしても東京電力のあり方にあきれた」というのが、多分あの頃の殆どの日本人の心境じゃまいか?福島ヤバくね?もあるけど、それ以上に東電ヤバくねを印象づけたエピソードではありました(笑)

 でもって、「あきれることに、これだけ大きな災害であるにもかかわらず、「国の顔」がまったく見えてこなかった。たまに顔を出しても、あまり役に立つようなことをしたり言ったりしているようには思えない」とゆー…一昔前の北野武の映画のコピーでみんな悪人みたいなのがあったよーな気がするが、こっちは既にみんな無能とゆー話じゃまいか?で、そんな中で孤軍奮闘していたのは「被災した自治体の首長以下は大奮闘だ。役所の職員から自衛隊員、NPO関係のボランティアから、福島第一原発の作業員、原発に冷却水を放出作業を行った東京消防庁のメンバーをはじめとして、現場にいる人間は頑張りづめだ」は、まさに事件は現場で起きているんだぁーっ、ですよねぇ…

 これで思い出したのは江戸時代の東北の冷害、飢饉…あれは東北地方に皆降りかかったにも関わらず、藩によって餓死者の数が全然違うんですよ…隣同士の藩で、同じよーな被害を受けても片や全滅に近く、片や一人も亡くなっていないとか、あったというが、今回見てしみじみと思ったのは、いざという時に頼りになる人(達)がいるか?いないか?は即、死活問題に直結するんだな、と…

 危急時って、人の器量を如実に露わにしてしまうんだなぁ…

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