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2015年9月29日 (火)

友、遠方より来る(笑)

生きかたの可能性  日野原重明  河出書房新社

 現代医学というより、病院とは何ぞや?でしょか?著者は聖路加病院の院長なんですが、その著者の対談集という事になる模様…出てくる人達は、皆それぞれに一家言ある人達ですが、それにしても著者パネェ…日本にはこーゆーお年寄りもいらっさるという事ですねぇ…何か最近は何かと老害が話題になる事が多いけど、社会に還元なさっているお年寄りもたくさんいらっさるんですよ、奥さん(誰?)

 とにかくケアという事を考えると日本の病院って、ど?なとこはいぱーいある模様…医師にしても、看護士についても、患者の側にずっといるというのはまずないからなぁ(笑)忙しくてその人手がありませんというのもあると思うし、病院も書類主義になって、患者診てるより書類、パソコンに向かっている時間の方が多いというのは当たり前ってか(笑)

 大学病院では「アカデミックなことをする場所だということで残念ながら患者に目が向いていかなんですね」(@日野原)となっているのが現状でしょか?別に大学病院でなくても、近くの診療所も大差ない気がするが(笑)

 後「患者をみるとき私たちは、自分の恩師であるとか、肉親、あるいは恋人が患者であればyouとしてみますが、それ以外はどうしてもitとしてみてしまいがちなんですね」(@日野原)というセリフは医者として口にする人はまずいなかろー(笑)本音には違いないが、建前的に(笑)

 アリス的には、医者…うーん…ミステリ的にはモルヒネのとこかなぁ?「文化国家で、医療のためのモルヒネの使い方は日本が最低です」(@日野原)だそで、しかも「上手に使うと、モルヒネは中毒しない」(@日野原)とな…毒としてのモルヒネがあまりにアレだから、薬としてのモルヒネの使い方が分かっていないという事でしょか?

 そして「どこの国でも優れた作家は、これからの問題を早く先取りしている。それはやはり作家の仕事だな」(@日野原)とな…社会のニーズというか、方向性も見えてしまうのか?アリス(笑)

 医者の向き不向きについて、「医者でも看護婦でも学校に入るときには成績しかチェックされない。感性をもっているかどうかという評価は全くないわけです」(@日野原)は、一度でも患者経験があれば皆痛感している事じゃまいか(笑)

 生き方的には「私は七十歳を過ぎたら健康診断を受けるのはよそうと思っているんです。病気を発見しないということです」「かえって胃がんではないかと心配して生きるよりも、のんびりやっているほうががんの進行も遅れ、結構人生を楽しめるかもしれないと思うからです」(@曽野)は、一理あるんじゃなかろーか?かなぁ?何かと強制の多い日本の医療体制って、ど?なのかと…フィンランド症候群もあるじゃまいか?じゃね?あの国民総健康診断、都市部はともかく、寒村部のお年寄りの皆様はどーしているんだろぉと?疑問が?移動で疲れてぐったりとかなったら、それは…

 後、医師と患者の関係の蜜さもなぁ…「ときには、夫婦の間でさえわかり合っていないことでも私たちがわかってしまうこともあるわけです」(@日野原)となる訳で…成程、病院というのもむつかしー…

 病院の看護師の数という事で、聖路加病院の場合、病床一つに対して一人の看護師の割合で配置しているとの事、でも「これは日本の病床対看護婦の割でいえば二倍ですが、それでもアメリカに比べると半分なんですよ」(@日野原)だそーな…いやぁ米の医療というと良い話ってあんまり聞いた事がないんですが、その実、人的資源的には多いのか?

 でもって、これ公的サービス全てに当てはまると思うんだけど、「いざ必要だというときにすばやく対応するには、日常の勤務体制がぎりぎりであってはいけません。それが医療の基本なんですね。そこにお金もスペースも投資しなければならないと、われながら痛感しました」(@日野原)とな…本当に必要なんですよ、ついでに言えば余裕をもって必要なんですよ。想定外だからなんて言い訳は公的サービスにあってはいけない事のはずなんですよ、何せ、命に、生活にかかわる事なんですから…「医療における文化は先進国のなかで最低の水準にあると思うほどです」(@日野原)だとな…ちなみに日本の医療体制は昭和23年から変わっていないそーで…まぁ日本の場合法律は改悪はしても改善はしない国だからなぁ(笑)

 ちなみに「日本の長寿は決して誇りにはならない。特養はミゼラブルな状態で、苦しむばかりの寿命をただ延ばしているだけだ。文化国家の本当の長寿とは違うということを日本の政治家は知るべきである」(@ジョン・フライ博士/英)と下されていたりして…お腹痛いから政権放り出す国なのにね(笑)パンピーの状況について考慮している政治家は…

 ある意味本書は患者の病気と共にある時のクオリアの問題かもなぁ?おしなべてマニュアル化したそれではなくて、一人一人に対応した医療をという話が日野原先生の話のメインにあるよーな?しかし、それは医師の側にもそれなりの器が必要になってくる話じゃまいか?で、うーん…頭でっかちな医者が多くなって、感性をくみ取る医師がいなくなったみたいな話は…これまた、うーん…

 さて、准教授の犯社にもかかわってくるのか?で、脳が見えるよーなると、キレやすい子供の脳も見えると…「測定すると前頭葉機能が下がっているのがわかる」(@養老)とな…機能が分かってくるとどーなるかというと、「犯罪などではすでに脳のデータ、鑑定書でもめている。もし鑑定が完全にできるようになると、その場合の責任問題はどうなるか」(@養老)ある意味、カッとなってやったが予測できるよーになってくるという事なんだろか?うーん…

 何とゆーか、医療、医学は社会と切り離す事が出来ないんだなぁとゆー…他にもエピ満載ですので、詳細は本書をドゾ。最後に一つというと「日本人の場合、どうも畑が悪い(笑)水のない砂地にイバラが生えているようなものです。出る杭は打たれるしね(笑)」(@日野原)が、もう(笑)

 対談者は、曽野綾子、橋田壽賀子、柳田邦男、鈴木治雄、早坂茂三、石井好子、森繁久彌、養老孟司、河村建夫、渡辺淳一、村上和雄

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