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2015年9月12日 (土)

僕の書くものはあまり信用しないほうがいいぞ(笑)

私の「戦争論」  吉本隆明 聞き手・田近伸和  ぶんか社

 いずこの国も皆それぞれにですけど、吉本隆明はどー見る?どー見たか?ですかねぇ…日本の場合の先の戦争は京都人以外はWWⅡじゃまいか?ですからねぇ(笑)これを、どー捉えているかで、全てが見えた気になっているよな?で、たいていの人は右か?左か?さぁどっち?の世界ですから…そんなに戦争単純か?もしくは歴史ってそんなに単純か?というと、どーよ?って事かなぁ?何か一つの鋳型に当てはめると必ず、異議ありの世界ですから、いつまでたっても落ち着かないのが、この手の話だろーと思ふ…本書だって、タイトル通りに「私の」なんですよねぇ…

 だからこれもある意味、だいたいあってる、の領域を漂っているだけかもしれんねぇ?かもしれんねぇ、じゃね?最近しみじみ思うのは、どー転んでもたいていの日本人なら唯一絶対視なんてまず無理なんだから、この際、何とか史観もあるだけ全部並べてみたらどーだろぉ?歴史教科書問題も一冊しかないからどれが正しいんだ?と正義でもめる訳だから、あるだけ出せば、どよ?八百万の神々の国ですから八百万の歴史があっても驚かないけど、ファンタジーじゃないので巻末に必ず出典を付記するのがミソか(笑)

 朝日新聞版とか、ニューヨークタイムズ版とかの歴史教科書でたら凄いだろぉなぁ(笑)参考資料が自社新聞参照だったら…いや、何も言うまい(笑)

 で、本書は著者の体験を元にした歴史とは何か?戦争とは何か?そして日本人とは何か?でしょかねぇ?まっ今までは作り手の正しさが争点でしたけど、これからは読み手の受け取り方が争点になるんじゃなかろーか?おしつけたもんの勝ちの時代は終わったと思うんだ…時は20世紀じゃなくて、21世紀なんですよ、奥さん(誰?) 

 アリス的に、京都人じゃなくて、大阪人ですから、アリス的にはどーよ?というと、どーなんでしょお?

 作家的なところでは「戦争中は志賀直哉や谷崎潤一郎といった文学界の大長老たちが、みんな戦争を肯定し、文学者たちは軒並み戦争肯定の小説を書いたりしていたんですからね。戦争中、文学者で戦争文学や戦争詩を書かなかったやつは本当をいえば一人もいません」(@吉本)って…現実って…

 それと「「社会がどう変わろうと文学は永遠だ」というやつもいるかもしれないけど、それはウソなんで、外側から大きく変わられちゃったら、ひとたまりもないよってことです」(@吉本)って、そーだったのか?文学?

 後は、小説とは何か?「小説を書くということは、東京の銀座四丁目の真ん中で、素っ裸になり、大の字になって寝るのと同じくらい勇気がいる」(@岡本かの子)という行為らすぃ…そーだったのか?アリス?でもアリスだったら道頓堀だろか?

 も一つ、「物書きとして、僕は「命がけで書いている」「命をかけても、いいものを書きたい」といいたいところだけど、そんなことをいっちゃうと、やっぱりウソになると思うから、とてもいえません」(@吉本)のとこは、正直者乙なんですかねぇ(笑)

 ちなみに、「三島由紀夫は、「文士は口先だけだからダメだ」」と言い切り、埴谷雄高は「物書きということでいえば、実際に腹を切ってみせなくてもいいんだ。未来を暗示できればいいんだ」(@吉本)と言ったとな…作家の生き方って…

 それと司馬遼太郎の歴史小説一般についてのソレで、「司馬に、それを小説の中で描けといっているんじゃないですよ。そんなことをいえば、それは共産党がいっている"人民史観"と同じになっちゃいますからね。そんなことをいうつもりはないけど、「本当の歴史」ということでいうならば、そういうものを全部踏まえないと、それは、幕末の「本当に歴史」にはならないんです」(@吉本)とな…小説とはあくまでもフィクションであると…

 戦後の作家達の行方についての詳細も本書をドゾですが、「「戦争でもうこりごりした」っていう文学者は、「第三の新人」と呼ばれ、「女」のことを主に書き、「もののあはれ」を書くような印象になりました。その典型が吉行淳之介です。小島信夫も同じようなところがあって、政治や社会問題から離れて、いわゆる純文学的なことしかやらなくなりました」(@吉本)って、成程、純文学の系譜ってその頃からつながるのか(笑)

 軍隊というところ…で、よく言われる「威張る軍人」またはなぐる軍人、暴力がはびこっていた軍隊のイメージがこれまた強いけど、軍人が民間人に対して威張るのも当たり前で、更に軍隊内での上下のそれもあったよーで…で、これが「上等兵になれば、部下の一等兵がどんなに金持ちの息子であろうが、良家の息子であろうが、おかまいなく、ブン殴ることができた。だから、インテリにとっては、軍隊はなるほど悪いところだったけれど、一般社会で下っ端扱いされていた人たちからすると、軍隊はむしろ平等な社会で、開放感を与えてくれる場所だったという面もあったんですよ」(@吉本)とな…ある意味、江戸のカタキを長崎でのノリか?

 さて、著者のWWⅡ感ですけど、「どこに負けたかというと、「アメリカに負けた」というのが僕の実感なんです」(@吉本)著者の実感としては「つまり、アメリカさえいなければ、戦争に勝っていたかもしれないと思うところがあるんです」(@吉本)と体験者は語るってか…

 「今、アメリカはイラクに対して軍事攻撃を仕掛けたり、経済封鎖をしたりして、イラクを追い詰めていますが、あれと同じことを日本に対してやったんです」(@吉本)、当時の米は日本に対して、満州・中国全面撤退・放棄を要求してきたと…それは「日本が二〇年も三〇年もかけて積み上げてきた歴史的な歩みをすべて否定するものじてした。"白紙に戻しちゃえ"とという要求だったわけです」(@吉本)かくて、志賀直哉、谷崎潤一郎、新聞評論、朝日新聞も皆開戦大賛成派だったとな…しかも「三木清なんかにしても「大東亜共栄圏の確立」といういい方はしなかったものの、「東亜共同体」という言葉を使って、戦争を肯定していました」(@吉本)そで、左翼も右に同じだった模様…「戦争中、監獄に入れられていたのは、徳田球一や志賀義雄といった共産党幹部ですが、獄中で、「おい、そろそろいい加減、戦争を黙認、肯定しようか」と話し合っていたという伝説があるんですから。要するに、そんな程度で、何もしていないんですよ」(@吉本)どゆ事とゆーと「ただ監獄に入っていた」(@吉本)だけと言い切る著者パネェ…当時の世間的にどよ?というと「「戦争が終わり、監獄から出てきて、急に偉そうなことをいってるけど、戦争中は何もしなかったじゃないか」っていうのが、僕らの思いでした」(@吉本)って、どこの国も戦中レジスタンスでした伝説は何だかなぁ…

 著者の立ち位置がはっきりするとこの一つとしては「僕が一貫して共産党をはじめとする戦後左翼、そして、その同伴者だった戦後民主主義に賛成できない一番のところは、そこなんです。日本の兵隊というのは、普通の民衆ですよ。その民衆が、兵隊として一〇〇万人単位で死んでいる。それを「無駄死にだった」とか「侵略戦争の犠牲者にすぎない」とかいって、共産党をはじめとする戦後左翼はあっさり片づけたわけです。「これは絶対に許せないぞ」というのが当時の僕の思いでしたし、それは今も同じです」(@吉本)ちなみに戦没者総数は310万人だそな…内、軍関係は230万人とか…更に「何もせず、"ただ監獄に入っていた"だけの獄中生活と、一〇〇万人単位の名もない日本の民衆の死を交換する方程式など、僕にはありません」(@吉本)と重ねて言う著者魂の叫びか?共産党は、自らが前衛でエリートを自認しているだけ、エリートと民衆なら民衆を取るというのが著者の揺るぎない立場らすぃ…その時のパンピーの一人として…

 大々的に抵抗運動をしていたとゆーファンタジーの下に、今があるのが共産党というところらすぃ…「共産党だって、そういうところから出発するくらいの器量があったら、今みたいに、情けない状態になっていないと思うんですけどね」(@吉本)とな…我が党に反省という文字はないのかもしれんねぇってか?

 結局、あの当時の一方の極は完全になかった事とされてしまったのが、戦後日本という事らすぃ…「きけわだつみのこえ」について「死に切れぬ想いで死んだ学生の手記は採用されたが、戦争を肯定し喜んで死に就いた学生の手記は捨てられた」(@小林秀雄)とゆー戦後の言論界とゆー事ですか?そーですか?歴史とは、後づけで選択できるものだったのか…

 ちなみに「戦争をきちんと反省していないという点では、朝日新聞などまさにそうですね。戦争中は戦争賛成だったのに、きちんとした反省もないまま、戦後は一転して軍国主義批判にまわり、民主主義の擁護者のような顔をしています。変わり身が早いですね?」(@田近)「そうです。それもウソなんですね。朝日新聞もそうですし、岩波書店もそうです」(@吉本)って…成程、自身が反省していないところ程、他者に対して簡単に反省しろ反省しろと言う訳か…おステキすぐる(笑)

 「自分は清廉そのもののような顔をして、「社会正義」を大上段にふりかざす。自分たちこそは「社会正義の執行者である」というフリをしています。「自分を棚上げにしている」というのはまさにそういう事だと思いますが、そこにもウソがあるということですね?」(@田近)になるんじゃね?元祖おまゆうか(笑)「朝日新聞なんかに注文をつけるとすれば、「それをいったらウソになる」というときには、あまりそういうことはいわないほうがいいですよ「社会正義」一般がここにあって、そこから発言するなんてウソはやめて、自分の場所から、実感に即してモノをいって下さいよってことですね」(@吉本)って、正義を口にする人程胡散臭いのは何故なんだぜ(笑)自分の正義に酔っているのかなぁ?もしかして正義感ってナルシズムの極致?

 も一つ、著者的立ち位置がハッキリするとこでは「個人と国家や公を対比させていうなら、個人のほうが国家や公よりも大きいんです」(@吉本)と断言するところかなぁ(笑)なるほろ、著者は絶対、永田町や霞が関の住人にはなれないよな(笑)ちなみに著者によると「個人より国家や公が大きいというのは、かつての軍国主義時代の考え方であってね」(@吉本)という事になるとな…「先の戦争だって、あれだけ多くの、一〇〇万人単位もの日本の民衆の犠牲者を出しながら、敗戦の責任をとって自殺した日本人は、軍の責任者では陸軍大臣だった阿南惟幾、民間人では右翼の影山正治が主宰していた大東塾の塾生たちと、影山正治の父親だけだったんですから」(@吉本)とな…腹を切る事が全てじゃないにしても、その他大勢の人達は多分、想定外だから責任はなかったって事じゃね?ですかねぇ…

 結局世の中が変わる時って、犠牲になるのは一般庶民なんですよね…幕末・明治維新の時も「犠牲になったといっても、それは下級武士たちだけです。下級武士たちは失業して浪人になったりした。でも、上級武士たちは塾を開いたり、警官になったり、いろんな商売をしたりして、ちゃんと転職できたんです」(@吉本)とな…そーだったのか?維新?でもって「戦後だってそうですよ。職がなく、僕なんか職安にいってもロクな職がないものだから、街工場を転々としてましたが、大学卒の優秀な連中にはちゃんとした就職口はあったんです」(@吉本)で、いつの時代にも上に踊らされるのは下っ端ばかりなりの世界なよーで…

 また著者のGHQの捉え方も、アレかなぁ?一つは情報公開…何か一つ施政を出す時は必ず、その理由も説明したとな…これこれこーだからこれを実施しますみたいな…当時の日本人は大本営発表の嘘ばかりずっと聞かされていたから、大変新鮮だった模様…まぁこれもGHQが必ずしも真実だけを説明責任していたかとゆーと、どーよ?とは思うのは穿ちすぎか?ある意味、大本営発表とは究極のモラハラだったんじゃまいか?キレイ事の建前だけがなりたてて、「他人にはキツイことばかり要求しているんです」(@吉本)の群れだった訳で…信頼と実績って大切だなぁ…尤も、GHQの占領政策の裏については「閉ざされた言語空間」(江藤淳)もありますよってにの世界ですけど…

 で、もう一つが農地改革じゃまいか?で、これは著者は物凄く評価していらっさいます。これだけでGHQを評価している感じかなぁ(笑)維新後、「地租改正」で地主が小作農の農作物もまとめて市場に出して換金していたのか…で、市場で高く売って、小作農には僅かしか与えず、残りの殆どをポッポに入れたとゆーシステムを確立したとな…日本の地主パネェ…「だから「地租改正」が行われてから何年かは暴動続きです」「でも、それは「地租改正」が悪かったということじゃありません。地主がインチキをして小作農を苦しめ、その結果、暴動が起きた」(@吉本)というのが戦前までの日本の農業の構図だったらすぃ…

 その米に対するソレは「第一次世界大戦が終わったころから、アメリカは資本主義の持っている欠陥、倫理的欠陥みたいなものが全面に出てきます」(@吉本)人を人と思わない者が勝つという、それまでのプロテスタント的な倫理が崩壊するとな…悪しき競争原理の果てとも言うだろか?ある意味、資本主義の終焉に米はいたとゆ事か?そして著者によると今、米は「越資本主義」にあるそーな(笑)仁義なき戦いってか(笑)

 後、著者の立ち位置その三では「阪神大震災とオウム真理教の地下鉄サリン事件を目安に、戦後民主主義や戦後の左翼運動が終わったということなんです」(@吉本)とな…今著者が生きていたら、東北の大震災とフクシマについてどーコメントしていたのか、私気になります…今にして思えば、終わった人達だからフクシマ一連のアレがあーだったのか?とゆー何だかなぁな納得の仕方も出来るのか?おてめぇは無力なんだよと突き付けられた男のリアルって…皆まで言うなの世界か…

 「実際に役に立ったのは誰かというと、自衛隊や、ダイエーをはじめとする企業、わずかの労組、それにヤクザの山口組などです」「戦後民主主義者は、一体、何をしたのか?「何もしてねぇじゃないか」「なんの役にも立たなかったじゃないか」ということが、誰も目にもハッキリしちゃったわけです」(@吉本)それは東北の大震災の時も同じってか…ただちにえいきょうはありませんだそですよ、奥さん(誰?)

 そして、やってきました〇〇史観…「「東京裁判史観」というのは、先の戦争は、侵略性を本質とする日本国にすべての原因がある。悪いのは日本国である。その"悪の帝国"から日本国民を解放したのはアメリカをはじめとする民主主義国家である、というものです」(@田近)で、「「コミンテルン史観」というのは、日本国の権力は封建的であり、悪いのは天皇性絶対主義であるというものです」(@田近)って、そーだったのか?日本国(笑)

 ちなみに東京裁判での東条英機談「裁判をやっているこの建物の屋上から、焼け野原になった東京を見渡せば、日本だけを侵略国というのはおかしいということがわかるはずだ」(@東条)とな…「東条英機をはじめとする日本の戦犯たちは、捕虜の虐待といった戦争犯罪だけでなく、「平和に対する罪」「人道に対する罪」を問われました。「平和に対する罪」「人道に対する罪」というのは、ユダヤ民族の絶滅をはかったナチスの通常の戦争犯罪を超えた犯罪を裁くために、ニュルンベルク裁判で裁判所条例として、はじめてつくられた罪です。それを、そのまま日本に適用したわけです」(@田近)「戦前や戦中にはそんな罪は国際法にはありませんでしたから、近代法ではタブーとされている事後法で裁いたという問題があります」(@田近)とな…今はこんなに大真面目に取り上げられている東京裁判ですけど、当時の国民の大半は「東京裁判なんてインチキだと思ってしましたからね」(@吉本)とゆー事らすぃ…法的何ちゃらでは、法学部卒のアリスの判断は如何に?かなぁ…未だに国際法も条約も未だにそんなの関係ねぇー(死語?)な国もゴホンゴホン…

 ちなみに「「大東亜戦争」肯定論というのは、戦後もずっとあって、その元祖は林房雄です」(@吉本)とな「次に「大東亜戦争」肯定論を展開したのは、京大の上山春平です」(@吉本)、こゆ右寄りの系譜も続いていたんだ…

 人的な話で吉田茂とはとゆーと米との戦争について負けると予想していたから賛成していなかったとな…「吉田茂は敗戦直後に首相になりましたが、GHQの支配下にあったとはいえ、今の日本の政治家ほどにはアメリカに迎合的ではなかったということもありました。それなりに独自の道を歩こうした。その意味で、硬骨の保守政治家だといういい方もできると思います」(@吉本)とな…戦後の吉田と近衛の明暗は、幕末と勝と小栗の明暗の構図に似ていると思うのは気のせいか?

 まぁ逆に左翼、及び「「労働者のため」といっている共産党の幹部や共産党員も、エリートという面では同じですけどね」(@吉本)で、民衆や一般の人という発想も理念もないそーな…どちらかというと現実感がないんじゃね?じゃね?頭で想定しているだけの労働者の人達とか…

 噂のというか、の従軍慰安婦と南京大虐殺問題ですが、こちらも著者は根底に誠実を見ているところは、どこまでも人を、個人を信じているんだなぁと感心しますた…著者の見解についての詳細は本書をドゾ。如何にも国よりも民衆よりの著者でも、謝罪は一度きりと断言しているとこが、他のそれらの人達と決定的に違うとこかなぁ…

 まぁ他者の誠意を疑わないところは「湾岸戦争が起きたとき、アメリカはあまり景気がよくなかったから、日本がおカネを出して援助してくれたことに対して、感謝していたと想います」(@吉本)とこれまた言い切っていらっさいますから…今までに米が日本に感謝した事なんて、ホンマでっかぁーっ?

 も一つ、噂の憲法九条に関連してですが、「江藤淳は、憲法第九条を改正し、自衛隊をちゃんと国家の軍隊にすべきだと主張していて、「国家の軍隊が出動せざるをえなくなったら、自分が真っ先に銃をとるつもりだ」「そういう心構えがある」ということも書いていました。江藤淳にそんなことが実際にできるかどうかは不安だと思っていましたが、憲法第九条を否定するなら、そのくらいの覚悟を述べたほうがいいと思います。覚悟が求められのは、「非戦条項を守れ」という憲法第九条の肯定論者も同じです」(@吉本)とな…この詳細も本書をドゾですが、著者は法の理念を信じていらっさるんだなぁ…

 更に、噂のユーロですが、「EUはすでに通貨を統一するなどして、国民国家の枠を超えようとしているじゃないですか。国民国家解体の兆しは、すでに先進国で出ているじゃないですか」(@吉本)は、今のこの現状を見たら、著者は何と表現するのか?多分、著者は根っからの性善説な方なんだろなぁ…

 とはいえ、資本主義が生き残る為には二つの方法しかなくて、一つは宮崎儀一(京大名誉教授)の説、も一つが著者の説で「経済が好調な国があったら、他国に遠慮せず、徹底器に経済を上向きにしていく。そして余力があれば、その好調な国が、経済が停滞している国に資金援助したり、贈与したりする」(@吉本)だそーですよ、メル〇ルとか…何かもー今を見えてしまいましたの世界じゃね(笑)

 尤も「国民国家を絶対化してしまうと、大きく間違っちゃうんですよ」(@吉本)と断言しながらも続けて「民主党の管直人や鳩山由紀夫がいう平和主義よりも、石原慎太郎の放言のほうがスッキリしていていいじゃないかという面もあるんですけどね」(@吉本)と言っている辺り、どーよ、越後屋(笑)他にも「器としては、石原慎太郎は小渕恵三よりは上ですよ」(@吉本)って、そーだったのか?

 日米含めて世界経済の件も本書をドゾですが、「自民党に代わって、民主党にそれができるか、社民党や共産党がそれをできるかといえば、これまたできやしないですね。そんなことをやる見識も力量もないんです」(@吉本)と、どキッパリ言い切っているとこがパネェ…いやもー本当に必要なんですか?ですから、お察し下さいってか(笑)尤も「大体、一橋とか東大で経済をやっているやつにロクなやつはいません。京大で経済をやっているやつに、多少、ましなやつがいる程度でね」(@吉本)って、そーだったのか?京大?となると日本で初のノーベル経済学賞も京大からかなぁ(笑)

 も一つ噂の基地問題ですが、基地は基地でももこちらは東京都知事、横田基地返還問題のとこ…「でも、返還についての最終決定権は都知事にはありませんから、結局、アメリカ政府と日本政府とぶつかることになります。アメリカ政府も、日本政府も、「それは都知事の権限じゃない。これは国政の問題だ」っていうに決まってますから。そこは、やはり、限界があるということになるでしょうが」(@吉本)の件は、最近とみに思う事は、知事の権限、市長の権限、政府の権限って、那辺にありや?かなぁ?昔、違憲立法審査権って何だ?と思っていたけど、今は違権立法審査権が必要アイテムじゃね(笑)政治は口出してナンボだけど、政治家としてのおとしどころは見据えているんだろか?うーん…

 沖縄基地反対の件は本書をドゾ。何とゆーか、「力の論理」には「すべて反対だ」という主張を掲げている著者の言っている事は正しいんだろーけど、それが実行される世界は天国とかエデンの園位にしかありえないのではなかろーか?と思うのは気のせい?

 都知事の話ではゴミ問題のところが秀逸かなぁ、「美濃部亮吉都知事のときのゴミ集めが、ひでえもんだったからです」(@吉本)、「それが鈴木都知事によって改善されたわけですが、今度は青島幸夫都知事になって、ゴミ処理はまた悪くなっちゃったんです」(@吉本)で石原都知事になってどーなるか?という話…ゴミ問題は都政のバロメータだったのか(笑)詳細は本書をドゾですが、街中なんかで見る分には舛添になってからよくなった話は何も聞かないけどなぁ(笑)実際のとこどーなんでしょ(笑)まぁ都知事は外遊に忙しくて内政なんて、そんなの関係ねぇー(死語?)かもしらんし(笑)

 貴重な戦時中の体験談では、「「戦争中は世の中暗かった」というのは、戦後左翼や戦後民主主義の大ウソであってね。戦争中はスッキリしているというか、ものすごく明るいんです。でも、その明るさというのは、本当はダメなんです。暗さのない社会というのは、逆に病的で、不健康なんです」(@吉本)という状態らすぃ…一種の祭状態なんだろか?

 主観的な戦争論になるのかなぁ…体験論…そして著者の主張と、詳細は本書をドゾですが、著者は実体験で、その上ずっと見てきた人だから、何だかなぁ…

 広島の原爆慰霊碑の言葉が「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませぬから」なんだそーですが、この主語は誰なのか?「インドのパル判事なども「原爆を投下したアメリカが「過ちは繰り返しませぬから」というならわかるが」といって、この言葉を批判していたと思いますが?」(@田近)とな…

 結局、戦争反対にも右左がある訳で、自称平和主義の人達も、ここでは「大江健三郎、中野孝次、晩年の埴谷雄高」などを上げて、「彼らが主張したことは、日本の米軍基地にアメリカの核兵器が持ち込まれている、それは「けしからんから反対だ」ということだけです。日本に向けて配備されていたソ連の極東地区の核弾頭ミサイルについては、何も言わなかったんです」それってどこかの県知jコボンゴホン…何とゆーか、右も左もダブスタ上等の世界なんでしょかねぇ…

 著者恐ろしい位すっぱりと戦争は皆、貴方も私も全て反対とゆーノリですけど、ゲーム理論的にそれってありですか?じゃね?ちなみに著者は「一番いい戦争論を述べたのはユダヤ系フランス人の思想家シモーヌ・ヴェーユです」とな…戦争とは「政権を握っている支配者が、他国の労働者を使って自国の労働者を殺させることと同じだ」(@ヴェーユ)って、パリのエスプリ半端ない…まぁ戦争ですからね。世界には自国の労働者が自国の労働者を戦車でローラー挽きしているどこのくnゴホンゴホン…

 まぁ国としての戦争、個としての戦争、なまなかな話ではない訳で、この辺りの詳細も本書をドゾ。著者の考え方に賛否は勿論あると思ふ…それはそれで結構というのが、著者のスタンスだしなぁ(笑)

 安保問題も今でしょ(死語?)ですけど、六十年安保闘争なんてのもあった訳で…昭和はとほくなりにけりとしても、しかしこの時に「社会党、共産党、総評は「日本資本主義打倒」をスローガンに掲げなかったのですか?」(@田近)に「それを言ったのは全学連主流派です」(@吉本)とはとは…国内の価値観の共有もなまなかではなかったんでなぁ…団塊の世代ってマジで革命が起きるに住んでいらっさったのか…

 基地にしても、核にしても、戦争にしても話し合って減らし合って、なくす事ができるとゆー著者のスタンスは…まずその約束なり条約なりが成り立つか?否か?で、更にその約束なり条約なりを守るか?否か?70年前に反故にされ、更に現在進行形のソレも継続中な身の上というか、国の上の国民としては、最早著者パネェとしか言えねぇ…

 また戦争と同じ論理で、国家の解体によって階級撤廃ってのも、あると思いますなのか?何よりも物事を上下で見るのが大好きなのが殿方思考じゃまいか?地位から離れられないのは男の人の方だと思うけどなぁ…何てったって、しゃっちょっさん、だし(笑)しかも、国民国家の兆しはEUに「ハッキリと出ています」(@吉本)という事になるらすぃし…今のギリシャ問題、更に控えるイタリア、スペイン、ポルトガル…更に更にウクライナ・クリミアと続けば、国家を開いて、世界は広がり、つながるって…現実は…

 まぁ現実見ろよ系では、一連のソ連・露関係のとこがアレかなぁ(笑)「崩壊前のソ連にしても、社会主義を掲げてカッコいいことばかりいっていたから、戦後民主主義で育った日本の民衆はソ連をずっと「いい国だ」と思っていたわけです。ところが、そのソ連が太平洋戦争末期には日ソ中立条約を破棄して満州に攻め入ってきて、何をしたか、殺戮したり、略奪したり、それはもう、悪いことばっかりやったんです。人間の皮まで剥いだという話があるくらいですからね」(@吉本)とな…そゆとこも踏まえて「ソ連という国を評価しないと、見誤っちゃうんです」(@吉本)そゆ事ですよ、奥さん(誰?)

 「スターリンをはじめとするロシア・マルクス主義者も間違ったし、毛沢東も間違った。日本の共産党も間違ったと僕は思っています」(@吉本)って、そんなにキッパリ言い切っていいんですか(笑)彼らの発想は「エリート主義」でしかないと…「民衆のことなんか、実はあんまり考えていない連中なんです」(@吉本)労働者何ちゃらを謳っていたけど、結局彼らも上から目線乙でしかなかったとゆー…

 ちなみに「戦後民主主義というのは、僕に言わせれば、ロシア・マルクス主義の同伴者なんです」(@吉本)とな…おなかまがいぱーいってか(笑)

 それにしても「スターリンの社会主義体制はファシズムや資本主義より悪い」(@吉本)なんて書いていたのか…「ファシスムにしても資本主義ににしても、スターリンの社会主義のように「自分が正義」だという言い方はしないからなんです」(@吉本)正直者乙ですが、それにしても大国は何故、正義に酔うのだろか?ちなみに「スターリンはどうかというと、口先では自分があたかも「人類の教師」みたいなことをいいながら、実は裏では農民が暴動を起こしたら鎮圧し、大量に農民を虐殺した」(@吉本)ロシア版大躍進だろか?

 それにしても、人にはこちらの陣営に組みしろとすすめておきながら、自陣から相手側に転向する事は認めないというのは、いつまでもこちらを崇めろとゆー「評価を変えたから「いけない」」(@吉本)とゆーのは、もーそれ宗教の域じゃね?ロシア・マルクス主義パネェ…

 スターリンの戦争観は、民族国家間で戦争が勃発したら「社会主義国は一致団結して連合軍をつくり、資本主義国と戦え、ということです」(@吉本)となるのか…「スターリンが唱えた一国社会主義というのはファシズムと双生児なんですね」(@吉本)って、主義主張ってパネェ…どこまでもパネェ…

 マルクスのお言葉系も凄いのがいぱーいで、インドの植民地問題に対しての英の搾取その他マイナス面もあったけど「インドの民度や文明・文化を飛躍的に高度化させたとマルクスはいっています」(@吉本)とな…マルクスもやっぱ欧州人だったんだなぁ…他にもマルクスが上げた例としてシルクロードの廃墟の問題が出てきたりして、東洋では施政者がいなくなると民衆もいなくなると…

 マルクスは「著作家だって自分の著作のために死ぬこともある、といっています。それは、マルクスだからこそいえる模範的な回答であってね」(@吉本)で、マルクス命懸けで執筆していた模様…

 またマルクスの戦争観も「国家間の戦争がはじまったら、労働者は弱い国に味方しろ」(@吉本)とな…「「戦争をやめろ」とはいっていないんです」(@吉本)って、そーだったのか?マルクス?

 他にも色々色々本当に色々エピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。最後に二つエピを、一つはパターン死の行進で捕虜虐待の件についての元兵士談「日本軍は捕虜たちを残酷に扱ったといわれているけど、自分たちにそんな自覚はちっともなかった。だって、炎天下であろうがなかろうが、日本軍にとっては一日一〇ギロも二〇キロも歩くのは当たり前。いつも通りのことをやったら、捕虜たちがバタバタ倒れてしまっただけだ」と紹介しています。となると、マラソンって物凄く白人系の人には苛酷なスポーツなんだなぁ…

 も一つは「ヴァイツゼッカーが「ナチスの一二年間はドイツ史の例外である。あれはナチ党という暴力集団に短期間、ドイツの歴史が占領されただけだ」と講演した」(@)田近)の件は、そういえば年がら年中独を見習えと叫んでいるどこぞのくnゴホンゴホン…

 本書最後のページ辺りは、国家解体、地球の民衆を一つになユートピア的発想を夢見ての世界が展開していらっさいます。著者はEUにその片鱗の一つを見出していらっさいますが、現状のEUを見ると…中世の頃の対オスマン・トルコ戦のおける同盟でも一枚岩何それおいしいの?な世界を展開していっさった記憶が薄らと…まぁでも時代は移ったし、それでもきっと上手くいくのでしょー?陽はまた昇るってか…

 目次参照  目次 文系

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