« 友、遠方より来る(笑) | トップページ | ひは標本のひ? »

2015年9月30日 (水)

さきがけと独創?

それは京都ではじまった  黒田正子  光村推古書院

 京都はじめて物語じゃね?まぁ江戸以前は全ては京都からみたいなノリだしなぁ(笑)とはいえ、明治以降の近代化の波もどんぶらこですけど、その中でも京都が最初とゆーのも結構あったりするんですよ、奥さん(誰?)そんなエッセイ、小話がいぱーいってか?所謂一つの京都のオマージュみたいなものでしょか?文化都市京都、忘れてはいかんぜよってか(笑)

 まぁ、実に京都らすぃのから始めれば、家紋も京都でっせとゆー事になるらすぃ…姓とか、家とかの延長に家紋がくるとな…その時家紋が出来ただろか?しかも西洋の紋章みたいに特権階級用ではなくて、「町民にいたるまで家紋をもつようになった国は、世界でも日本だけである」とゆー…まっこれも実に日本らすぃ話じゃまいか?だよね(笑)ちなみに日本の十大家紋は「藤、方喰、木瓜、蔦、鷹の羽、柏、桐、茗荷、沢瀉、橘」とな…

 国際都市京都としてならば、万国博覧会も京都じゃまいか?とゆー話も出てきます。第一回京都博覧会の会場は、西本願寺と建仁寺、知恩院って…実に京都じゃまいか(笑)しかもこれから「都をどり」が始まったらすぃから…今でいう浅草のリオのカーニバルもどきのアレなんかの元はこれなんじゃね(笑)

 更に今でしょっ(死語?)ならば、NPO放送局「京都三条ラジオカフェ」かなぁ?「そもそも株式会社でない放送局は、それまでNHK以外になかったのだ」そーで…いやもー何とゆーか、それだけでも凄いと思います。是非マスコミに風穴をどでかく開けて欲すぃもんですっ(笑)

 そして進取の妙の真打といえば、熱気球じゃまいか?じゃね?だって明治十年(1877)に「島津源蔵が御所の空に、日本初の軽気球をあげた」からの伝統かも(笑)ちなみにこの島津源蔵って島津製作所の創業者でございます…ちなみにちなみに熱気球の方は戦後の話ではありますが、でもって「現在アメリカ、イギリスにつぐ第三の気球数でありなから重大事故は非常に少ないという、国際的で快楽的な気球大国の種がまかれたと思っています」(@嶋本伸雄)とゆー事になるらすぃ…そんなに気球あったのか?日本?

 アリス的には、京都色々あらーなで、多分雑学データベースのアリスならば、本書に掲載されているのは全部知ってたの世界かもしれないかなぁと思いつつ、トーシロから見ると、あれも京都、これも京都、多分京都、きっと京都で驚くんだが(笑)まぁアリス的に一番にあげるとしたら「なぞなぞ」じゃまいか?何せ上は天皇から下は庶民まで、レッツなぞなぞですから、日本って…

 で、ロシア紅茶その他のトーストとかで、スライス食パン。パンは一斤、二斤売りだったのを一枚一枚カットして販売したのは京都発祥なんだとか、しかもあの進々堂…パン屋というよりあのカフェ文化を京都に移入したお店のイメージでいたら、日本人が仏で学んで初めて開いたお店的な意味合いもあるらすぃ…

 それと朱色その他で落語もあると思いますなのか…ちなみに落語、落語というようになったのは明治中期からだそな…それまでは「辻ばなし」「一口ばなし」「落としばなし」と呼ばれていたとか…落語も歴史ありだなぁ(笑)芸能系では、紅雨荘その他の映画もあるじゃまいか?で、映画を日本に初めて持ち帰って紹介したのが「のちに関西経済界を代表する人物になる、京都の稲畑勝太郎だ」そーで…明治の人達はただで留学から帰ってこないよなぁ(笑)それと、初の女性監督も京都とな…坂根田鶴子監督なんですが、これ何と戦前の話なんですよ、ついでに言うと同志社女子大出身…戦後は監督復帰ならずだったらすぃのですが、それにしても元祖キャリアウーマンだったんだなぁ…

 芸能つながりになるのか知らないけど、現代でも同志社女子大では、「英語英文学を専攻した学生が、毎年卒業前にシェイクスピア劇を原語で上演する行事が伝わっている」とな…そーだったのか?ウルフ先生?それにしても原語って、普通の英語ではなくてシェイクスピア当時の英語、古語の英語じゃね?それはそれで結構大変な気がするが…

 それにしても昔の同志社大って相当にアレだったのか?「同志社英学校は全寮制であったから、毎夕生徒をつれてそばの相国寺境内を散歩しながらミルトンの「失楽園」を暗誦し、生徒らがそれに続いた」って…禅寺でミルトン、あると思いますなのか?

 他にというと、これも多分アリス的に入るんじゃないか?の図書館。「福沢諭吉の「西洋事情」に紹介されたビブリオテークなるものを、いちはやく近代小学校や中学、洋学校の整った京都に導入しよう、と熱意をもって取り組んだのは京都府参事・牧村正直だった」とな…まぁ事の顛末の詳細は本書をドゾですが、明治の頃は本当、財政難が頭痛いの世界だった模様…みんなみんな貧乏がいけないんだぁーっで、強兵はともかく富国を願ったのは、あると思いますなのかなぁ…

 同志社大の設計にも出てくるウィリアム・メレル・ヴォーリスの最初の設計が「三条青年会館」だったそで、ここで日本初の近代ボウリング始まったとゆー事らすぃ…京都、スポーツ、ボウリングって何かつながらないイメージでいたら、そーだったのか?京都?尤も、軟式野球(のボール)の発祥も京都らすぃので、意外と京都スポーツの都かもしらん(笑)ついでに言うと、戦後の国民体育大会の第一回大会は京都大会からとな…

 後はアポロンで出てきたよーなの黒岩涙香ですけど、この方新聞小説だけでなく、「五目並べ必勝法」とかいうのも連載していたのか(笑)

 他にというと准教授絡みで、両切りたばこのとこも入るんですかねぇ?キャメルってどーなってんだろ?

 こんなものまで京都からでは、中央卸売市場もそーだとな…まぁこの手の商売絡みのものは利権絡みですから、相当に大変だった模様…今で言う構造改革ですけど、掛け声だけは大きいが実際はどよ?みたいなのを断行した、当時の京都の行政は本気で腹くくっていた人達がいたとゆー事だろなぁ…

 ちなみに「平安京造営の三か月後には、その規模十二万坪以上という官営の「東市」「西市」がおかれ、四百年続いていたのだ」そーだから、都市に市場ありは当然の帰結らすぃ…「パリでは一八五七年、世界で最初の中央市場をナポレオンが誕生させた。普仏戦争でパリがプロシヤ軍に包囲された際、パリ中央市場に籠城六か月、市民に食料不足を与えなかったことは歴史的偉業とされている」そで…現代人が考えているより、市場の意義は大きいって事でしょかねぇ?

 後、実に日本的なエピのとこではビロードの製法…ずぇんずぇん分からんぞぉーから、輸入したビロードに間違って入っていた一本の針金をヒントに開発するとこが、これまた凄い…こちらの件も本書をドゾですけど…職人って、ある意味職の探偵なんだなぁ…

 豆知識的には、色々出てくるのですが、例えば「コンクリートとは、セメントに砂利を混ぜたもので、だから「混凝土」と書かれた。コンクリートを発明したのはローマ人だそうで、古代ローマの橋や水道橋にはすでにコンクリートが使われている」とか…コンクリートの歴史って古かったのね…

 九九の発祥も京都、というか公家のおぼっちゃんの為のテキストからとゆーのは何だかなぁとゆーか、それも平安時代からとゆーから、日本人って…でも、その当時の九九って九の段からだったのか?今は二二四からとか、一一一からもあるからもしれないが、ですけど…だから、頭をとって九九と呼ばれたそーで…そーだったのか?九九八十一(笑)

 それと囲碁のとこでは、今だと上位者が白石でみたいなノリですけど、昔は逆で格上が黒をうつだったみたいで、更に「昼は白を貴人が用い、夜は黒を貴人が用いるべし」とかもあったりして…ルールって色々あるもんなんだなぁ…

 面白豆知識的には「玉興記」(1781)でしょか?何の本というと、「江戸城の歴代将軍に寄り添う"玉輿"の女性たちを解説した本」って、そんなもんまで出ていたのか?江戸?今でいう女性週刊誌的なノリなんだろか?うーん(笑)

 他にも色々色々本当に色々エピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。やっぱ腐っても京都は千年の都なんですよ、奥さん(誰?)

 目次参照  目次 京都

|

« 友、遠方より来る(笑) | トップページ | ひは標本のひ? »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

京都」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: さきがけと独創?:

« 友、遠方より来る(笑) | トップページ | ひは標本のひ? »