« ナニゴトモサダメナキドウリ? | トップページ | 臨場感が違いますっ(笑) »

2015年10月26日 (月)

三時のあなた?

作家のおやつ  コロナブックス編集部  平凡社

 創作活動の合間に作家は何を口にしてきたのか?でしょか?まぁ、普通に家族や友人達と共にしたおやつもあるだろぉし、大好物のスイーツもあるだろぉし、小腹すいたもあるじゃまいか?ですかねぇ?そんな作家の日常の一部を切り取って、見てみよーではあーりませんか?というのが本書の企画か?取りあえず戦後、現代の作家の皆さんは何を食べていたのか?私、気になりますっじゃね(笑)

 で、本書を拝読していく分には、作家とおやつ、イメージがわかないタイプもいらっさるみたいで、何事もギャップ萌えあると思いますの世界も開拓できるのか(笑)も?例えば「三島由紀夫には、おやつが似合わないと思っていた。超スピードで走り続けた彼の人生には、ホッと一息いれて、なにかを口にする時間はありえないとみていた。武道、スポーツ、執筆活動の時間割をビシッとつくり、寸分たがわずというふうに処していた」(@椎根和)って、そーだったのか?三島由紀夫?そんな三島は食に関しては殆ど書いていないらすぃ…「ダンディな芸術家は、食べ物に関してあれこれいうべきでないという考え方をドラクロワから学んだのである」(@椎根)という事らすぃ…マジ、己の美学に生きた人なんだなぁ…そんな三島のおやつがボンボンだのマドレーヌだのプチ・フールetc.とゆーのはオッサレーなイメージ通りかもしれないが、かぼちゃの種というとこで、やはり三島、只者ではなかった模様…

 そんなこんなで日本の現代作家約三十名のおやつがずずずぃーと展開されるサマは壮観の一言じゃなかろーか?それにしても作家って板チョコ好きが多いのか?それも明治のミルクチョコレート多しのよな?  

 アリス的には、アリスも夕陽ケ丘で執筆中にこだわりのお菓子とかあるんだろぉか?後、考えてみれば、鍵のカステラって、あれも缶詰中の話だし、准教授は分かっていたとゆー事にこれまたなるんだろぉか(笑)

 スウェーデン館、マレーのチョコで、ミルクチョコレート(明治)は手塚治虫、久世光彦、マーブルチョコレート(明治)、ブラックチョコレート(明治)、チョコレート(米製)は向田邦子、チョコレート(英製)は森茉莉、異形のお饅頭で、饅頭(宝来屋本店)は開高健、破れまんじゅう(高島屋)は檀一雄、揚げまんじゅう(竹むら)は池波正太郎、温泉まんじゅうは柴田錬三郎、薄皮饅頭(柏屋)は古川緑波、栗まんじゅう(神田橘昌文銭堂)は色川武大、納屋橋饅頭(納屋橋饅頭)は荻昌弘、大手饅頭(大手饅頭伊部屋)は内田百聞、麩まんじゅう(麩喜)は獅子文六、暗い宿の羊羹で、白小豆羊羹(風月堂)は植田正治、水ようかん(菊屋)は向田邦子、上り羊羹(美濃忠)は中里恒子、水ようかん(小牧)は川端康成、夜の梅(とらや)は森茉莉、柿羊羹(つちや)は獅子文六、マレーのストロベリーケーキで、いちごショートケーキは市川崑、鍵その他のクッキーで、クッキー(村上開新堂)は中里恒子、ビスケット(青木堂/伊勢屋)は森茉莉、乱鴉その他のバウムクーヘンで、バウムクーヘン(ユーハイム)は小津安二郎、ティアバームクーヘン(ユーハイム)は古川緑波、鍵のカステラで、カステラ(松月堂)は井上光晴、カステラ(福砂屋)は吉田健一となり…

 その他、准教授のコーヒー中毒のコーヒーで、コーヒー(DIG DUG)は植草甚一、ロシア紅茶他で紅茶、リプトンティー(世田谷邪宗門)は森茉莉、ダリ繭他のサンドウィッチで、かつサンド(まい泉)は色川武大、ホットサンド(手製)は荻昌弘となるのかなぁ(笑)

 他にアリス的というと、そのネーミングから月世界(月世界本舗)かなぁ…こちらはファン多しなのか、植田正治、瀧口修造、久世光彦もごひいきに(笑)後はとゆーと神保町つながりで柏水堂だろか?こちらは小津安二郎、そしてさゝまは澁澤龍彦御用達ってか(笑)それにしても小津が洋菓子、澁澤が和菓子というとこが泣かせる味だねぇってか(笑)

 後は有名なエピ系で、森鴎外の饅頭茶漬けかなぁ?異形のお饅頭はどこまでもどしょかねぇ(笑)

 他にも色々お菓子出てきますので、詳細は本書をドゾですが、男の人が多いのに意外と甘いものが多いとこにおろろいた(笑)いえ、おせんべいとかあられとかもあるんですけど、圧倒的に甘い系の比重が高い…やっぱ頭脳労働だから糖分必須なんでしょか?アリス?

 その他、各作家についてのエピの詳細も本書をドゾですけど、一つだけ上げるとしたら坂口安吾の思い出を語る嵐山光三郎のそれかなぁ…家飲みというか、今で言うとホームパーティなんだろか?で「前菜のキャビア」というとこからお察し下さいな世界が展開していた模様なんですが、凄いのは「一人に一びんずつ出した」って、ドンダケェーっ(死語?)でもって、客が「「うまい」と言うと、びん詰を三つも四つもみやげに持たせた」というから、これ如何に…安吾やっぱ並じゃないとゆー事か…

 他にもたくさんたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。創作には、もっとお菓子をの世界だったとな(笑)

 目次参照  目次 スイーツ

|

« ナニゴトモサダメナキドウリ? | トップページ | 臨場感が違いますっ(笑) »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

スイーツ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 三時のあなた?:

« ナニゴトモサダメナキドウリ? | トップページ | 臨場感が違いますっ(笑) »