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2015年10月27日 (火)

臨場感が違いますっ(笑)

目からハム  田丸久美子  朝日新聞出版

 サブタイトルは、シモネッタのイタリア人間喜劇なんですが、通訳から見た日本と伊かなぁ?ちなみにタイトルの目からハム、日本で言うとこの目から鱗と同じ意味らすぃ…まさに所変われば品変わるで、伊だと鱗がハムになるらすぃ…目からハムが落ちた…伊名物生ハムだろか?とふと思ってみたり(笑)これまたちなみに目にハムを持つだと「ものごとの本質が見えない人、理解力に欠けた人」という事になるらすぃ…伊語も奥が深い…

 さて、著者は伊語の同時通訳者なんですが、やはり書き言葉の日本語と、話し言葉の伊語の間は深くて暗いというより、超明るい川があるみたいです(笑)通訳としてこのギャップに常に翻弄されているみたいだが、でもこのギャップを楽しめないと伊語通訳なんてやってらんねぇーとゆー事らすぃ…

 だから、こんな事もある、こんな事もあった、大変だぁーなんですけど、でも楽しいケセラセラなんですよ、奥さん(笑)

 さて、そんな伊語の特徴の一つが、下ネタが豊富(笑)下半身用語が、日常会話にポンポン飛び出す世界らすぃ…伊人って(笑)も一つが、これはトーシロでも分かるジェスチャー…これがまた大振りというか、大袈裟…伊人同士ではこの身動き一つで会話が成立するみたいなので、これまた奥が深い(笑)

 そんな垣根を乗り越えて今日も同時通訳が行くの世界でしょか(笑)でもって、それは伊だから、サブタイトルの言う通り人情劇場になるんでございますよ、おぞーさん(笑)

 ちなみに本書で一番かは知らんが、多分下から二番目よりは上の笑えるお話のとこを、通訳は見たっの世界ですが、「最も荒れる国際会議が平和について話す会議なのである」だとな(笑)各国代表が協議作成する共同宣言までの道は通訳の死屍累々の中で行われるみたいです(笑)詳細は本書をドゾですが、如何にもな話がズラズラ出てきてこれが凄い(笑)

 例えば「全体主義国家の台頭により」という文言を解釈で…「全体主義国家というと、ドイツしか指さないんですよ。第二次大戦の敗戦国イタリアはファシズム国家、日本は軍国主義国家と歴史学で定められているので、これではバランスに欠きます。イタリアも日本も加害者国ですからね」なんて発言が出てきたりする…ちなみに著者は心の中で「両方が加害者になり被害者になるのが戦争ではないか。負けた国を一方的に加害者よばわりする人が平和を論じること自体おかしい」とな…こーなるともー平和会議なんて究極の建前と本音の世界じゃね(笑)

 更に「そのうち、さる大国代表が「代表会議に五人も出席している我々の主張は、最大勢力としてもっと尊重されるべきだ」と爆弾発言をした」で、最早どこが平和会議やねんの様相を呈してくると(笑)大国の本音乙でしょか(笑)

 他にもいぱーいエピ満載なので重ねていいますが詳細は本書をドゾ。平和会議おっもしろいぞぉーっ(笑)そして、トリはやはりこの人の出番、伊代表キタコレで、さて会議は踊って何とか共同宣言文でけたぁーっとなってからの伊代表のお言葉「私たちが誓うという言葉を使う時は神に対してだけであり、神との約束を軽々しく口にすることはできません。イタリア語版は努力するに変えさせてください」とな…誓いは神様のみとゆーそれが伊の宗教観なんでしょか?それとも…

 「「神に嘘は言えない」と、平和を誓うことに戸惑いを見せたイタリア人は正直者だった。七時間の議論の後、平和が長く続かないとすべての参加者が感じていることも明らかになった」とな…深夜にまで及ぶ激論も、所詮はそんなもんとは、これ如何に…この項だけでも斜め読みする価値はあると思ふ(笑)

 アリス的には、日本語のエキスパートなとこかなぁ?通訳とは外国語ができる人というイメージだけど、中の人からすると「普通の人より美しい日本語が話せる」事が絶対条件らすぃ…とっさの日本語じゃないけど、瞬時にその場で一番適切な日本語が出てくるか?ある種ボキャブラリーとTPOがきっちり入っている人じゃないと厳しいのか…その点雑学データベースのアリスならば、ついでに喋るとなったら日本一のオオサカンですから、あると思いますか(笑)まぁアリスの場合はサムライ・イングリッシュがあるじゃまいかですけど(笑)

 後、アリス的というなら、言葉の選択かなぁ…日本語は男性名詞とか、女性名詞とかはないけど、言葉によって男性だけ、女性だけの単語があるとな…例えば、けなげ、これまず女性にしか使わないよねぇなノリ…こゆのをちゃんと把握していないと、日本語にはならない…これは結構アレじゃなかろーか?しかも「言葉に対するこだわりは、当然知的な人ほど強くなる。彼らは、一言でも腑に落ちない単語がさしはさまれると、即座に問い返してくる」とな…著者の場合、伊から日本語より、日から伊語の方が言葉の選択的にはアレか?ある意味伊人って皆はま、突っ込み体質って事だろか?話し言葉に妥協はないぜってか?

 伊人とは何か?ですけど、伊男にターゲットにされなくなければ、化粧とファッションをしないと事らすぃ(笑)よーするに着飾った女性というのは恋愛ゲームのステージに入ったと認識してるんだろか?まぁだいたいはその場、もしくはゲットするまでとゆー実に下心に忠実な言動で、それを真に受けるとえらいこっちゃとゆー事に(笑)これも今更か(笑)

 その理由の一つなんだろか?の死生観かなぁ?「輪廻転生のないカソリックでは、人生は一度しか生きられない。だから、我慢しないで、いま欲しいというものは今手に入れる」という事らすぃ…

 まぁ男のサガ関係では、威張りんぼ、自慢たらたら系がやたら多い話も秀逸か(笑)自己顕示欲は男のサガなのか(笑)「家柄、学歴、地位、勤務先、財力etc.」いずこの国も似たよーなもんらすぃ…僕の方が凄いってか(笑)本書に出てくる伊人が注目した日本人が自分よりはるかに若く見えるのに実は二つも年上だと知って「口惜しそうな表情を浮かべた」そーなんだが、その後、その人の妻が30歳年下だと知った途端「満面の笑みを浮かべ呟いた。「勝った!私の妻は三十六歳年下だ」」って…女房と畳は新しい程いいって世界共通認識か(笑)トロフィーワイフ万歳ってか…

 これもまぁ個人間の勝ち負けで済んでいる分にはお笑いぐさで済む話なんだろーけど、これが沽券とか、プライドに関わってくると、途端に炎上騒ぎになると…何がというと格付けが絡んでくる話…席次とか、スピーチの順番とか…成程円卓の騎士ってか(笑)

 また浮気の概念というかで「世界中、どこでも妻は同じだよ。金さえ潤沢に与えておけば、少々の浮気には目をつむるね」(とある伊人社長談)とな…ちなみにこれは「"嫉妬深い妻に隠れて浮気をする"技について熱弁の結論らすぃ…やっぱ世の中ダイヤモンドに目が眩みなのか(笑)

 そんな訳(?)で、「「イタリア人は信用できない」という巷の風評は、彼らが嘘吐きだからではなく、彼らの気持ちがひどく変わりやすいからなのだ」とな…名言だなぁ(笑)こーしてみるとカトリックの離婚できないもなるほろなのか?気持ちが一瞬で変わるんじゃ離婚が簡単なら毎日結婚式(か離婚式)になりそーじゃまいかってか?

 さて、肝心の伊語事情ですけど、マンマ・ミーアとかはトーシロでも知ってるな世界ですけど、そゆのでいくと「マンマ・ミーアとカッツォがイタリアで最もよく使われる二大感嘆詞」という事になるらすぃ…ちなみにこの意味するとこが「「おっかさん」と「男性器」」と言うから、さすが下ネタ天国伊語ってか…まぁ米人がよく使うおーまいがぁーっと似たよーなもんだろーけど、そゆ単語はお国柄が出ちゃうとゆー事らすぃ…

 で、怒り系の感嘆詞にはポルコがつく事が多いそな…この豚野郎ってゆーのはこれまたどこの国も侮蔑語なのか…何かジブリのおかげでポルコって言うとほのぼのとしたイメージが勝手に浮かんでくるんだけど、伊的には例えばポルコ・ディオなんて言葉、物凄いインパクトのある言葉になってしまうらすぃ…「精神を病んだ男が「ホルコ・ディーオ」とうめくように言うシーンがある映画が、その言葉ゆえに公開禁止寸前まで追いつめられたことがあるくらいだ」そーだから、伊人的には決して口にしてはいけない言葉とゆー事か…

 言ってはいけない系では、も一つ、「フィーリオ・ディ・プッターナ」(売春婦の息子)というのがソレらすぃ…今は昔の独W杯決勝のジダンの頭突き事件、「イタリアのマテラッツィがブラスのスター、ジダンに言ったのもこの言葉ではないかと推測されていた」そーだから、殿方同士の間では余程親しく冗談の雰囲気の場合じゃないと、ヤバい言葉になる訳か…

 さて、伊語で一番使用されている単語は何か?でマンマ・ミーアとカッツォと並んでベッラなんだとな…美しいとな…なるほろ伊、美を中心に世界が回っているとゆー事ですね、分かります(笑)まぁ、女性は褒めてナンボの国ですから、美しいの連発は分かるよーな気がするが(笑)ちなみに「ブスはイタリアにもいるし、ラッキア(プス)というスラングだってある」そな…しかし、伊ではそんな単語耳にする、した事はないと断言できるとな…「イタリア人はとりわけ美醜にうるさい民族なのだが、女性の存在を否定するような不用意な言葉は口にしない」そで…ある意味、究極の紳士って伊男なのか(笑)

 まぁこれに対しての日本男性のソレがまたアレか?詳細は本書をドゾだけど「イタリアの男たちが女だと見ると甘やかすから、こんな風につけあがるんだ。この世で態度のでかいブスほどむかつくものはないね」(伊在住歴のある日本の商社マン談)とな…男の本音乙ってか(笑)

 とはいえ、伊男とは、「女性には細やかな気を使うイタリア人も、男性にはいたく冷たい」という事になるそな(笑)こちらも男の本音乙じゃね(笑)

 他に伊語的なお話で、日本人的にええっと思ったのが秋葉原…伊人にはこの発音が「ア・キアヴァーレ」と聞こえるそで、どゆ事とゆーと直訳は「鍵をかけに行きましょう」で、してその心は「セックスしに行きましょう」に聞こえると…伊語って連想がパネェというか、その手のそれに直結している言葉多しで、うかつに鳥という単語すら使えないらすぃから凄い…日々これ色事連想って、さすが伊人なのか…こちらの詳細も本書をドゾですけど、「日本人にとって、こんな表現が日常使いの慣用句になっていること自体信じられない。さすが、世界最古のナンパマニュアル「アルス・アマトリア」(愛の芸術、愛の技術)が二千年前にベストセラーになった国である」って…そーだったのか?伊(笑)

 伊事情的には、「イタリアでケチの代名詞に使われているのがジェノヴァ人」だそな…ちなみに「海運を牛耳って商売をしていたジェノヴァは金持ちの街だった」そで、よーするにケチだから金持ちになったんだぁーっと、金持ちだからケチなんだぁーっとゆー「タマゴとニワトリの関係である」という事らすぃ…何より「貧乏人はケチにすらなれない」って(笑)

 ちなみに、京都のぶぶ漬け伝説を聞いた南ナポリ人からすると「トリノのやつらと同じだな」という事になるらすぃ…伊では「トリノ人のことを"ファルソ・エ・コルテーゼ"(偽の、偽善の親切な)と言い、北イタリアの彼らの親切が、心を伴わない見せ掛けであることを揶揄しているらしい」とな…トリノの場合距離的に仏に近く、気質も仏人に近いと見られている模様…伊の中も色々あるなぁ…

 後、食べて飲んで歌っての伊人だから歌が上手いのは今更なんだけど、伊人はめったに合掌しないとは知らなんだ…「天才を輩出する国らしく、いつもソロだ」とは…

 個人主義極まれりの伊人だけど、フレンドリーさも並じゃないと仲間に入ったら公私なんてそんなの関係ねぇーなノリらすぃ(笑)ただ「団体で動くことを恥だと思っている」そで、個人主義の伊人に団体行動という文字はないとな(笑)お喋りしている時は群れているよーで、あれ個と個の結びつきなんだろか?伊人的には?

 リアルでヤバいのは裁判事情になるんじゃまいか?かなぁ…よーするに他国で裁判となった時、通訳如何で量刑が、白か黒か決まるとなれば、このプレッシャーは相当のものとなるまいか?下手すれば通訳の言葉が分からないというだけで審議ストップしかねないんですけど?法務省はその点、どー対応する気なんですかねぇ(笑)裁判というと弁護士の能力で決まるのが相場だったけど、これからは通訳の能力で決まるのか?

 豆知識的には、血液透析用のフィルター…何のこっちゃと思うなかれ、「イタリア人のバイヤーが、日本人仕様のフィルターでは目詰まりを起こすことが多いので、目を少し粗くしてくれ、という要求を出していたのだ」って…「つまりイタリア人と日本人とでは血液濃度が異なっているのだ」って、ホンマでっかぁーっ?

 後、伊人は色に例えるのがお好きな人達らすぃ…サッカーの伊代表がアッズーリみたいのがいぱーいあるみいで、でも「日本円を「モネータ・ジャッラ」とテレビニュースで言った」件は、日本人的には何だかなぁとな…ちなみにモネータ・ジャッラって黄色いお金なんだそー(笑)

 これは究極の豆知識的な話じゃまいか?で騎士道の女性に対する礼儀作法…「男性が公式の場で女性に挨拶する時は、女性の前にひざまずき手の甲にキスをする。この時唇をつけるのは、女性の手を持った自分の親指であり、まちがっても相手の肌に口づけしてはいけない」って、そーだったのか?騎士道?

 も一つこれも豆知識と言っていいのか、毎夏、欧米では夏のバカンス一か月(もっと?)なのが当たり前の世界かと思っていたら、世の中どーもそーではないらしく…伊の場合、「五千万人あまりのイタリア国民のなかで、毎年八月の一か月間でヴァカンスに出かけるのは千八百万人に過ぎない。多くの市民は家で凄ごし、週末だけコストを抑えた休暇を楽しんだり、リゾート地で季節労働に励んだりしている」とな…何かもー格差ってこゆとこに如実に出てしまう訳か…何だかなぁ…

 言葉でおべんきょになるなぁでは、英語圏で最も使われる単語って何か?と言えば、それはkillとはこれ如何に?日常にそんなに殺すという言葉を使っているなんて、さすがアングロ・サクソン半端ない…よーするにkillの慣用句が物凄く多いって事だよねぇ…「興味深いのは「戦死」や「交通事故死」」でもkillを使用しているところ。「英語では「死んだ」のdiedではなくkillesを使い「殺された」と因果関係を明らかにするのだ」が常道らすぃ…ちなみに伊語ではそんな表現はしないそーで、「植民地支配と殺戮を繰り返してきたアングロサクソン民族のルーツがこの単語に凝縮されている気がしてならない」とな…

 も一つ言葉事情で、「台湾政府が最近、幼稚園での英語教育を禁止する法令を発布した」とな…台湾もお受験じゃないけど、外国語教育が発熱してるんだろぉか?でも、子供には母国語の基礎固めの方が大切というのは、やっぱバイリンガルといっても母国語とそれ以外というのはあるんじゃね?だろなぁ…最近はセミリンガルなんて言葉まであるのか?どゆ事とゆーと、母国語と外国語を「両方とも中途半端にしか話せない」のを言うらすぃ…両方教えて、両方ものにならなかった場合は、それはそれでヤバくね?

 後、各国通訳事情では、伊人はあまり通訳にクレームをつけてくるタイプではない模様…逆に仏人になると「通訳に全面的に責任転嫁する言い方を幾度となく耳にした」となるよーで…「自国語に誇りを持っているフランス人は難しい」という事らすぃ…そーだったのか?仏人?愛の言葉というよりはクレームの言葉だったのか…

 通訳事情で日本でのお寒い事情は、会議場の通訳ブースのとこに極まれりらすぃ…最新型のハコモノも、最新型の建物も、通訳ブースは二言語分しかないとか、下手したら無いとか、物凄く狭いとか、照明も冷暖房も不備とかetc.こちらも詳細は本書をドゾ。ちなみに「中でも最悪だったのが某大学の講堂で、コンクリート打ちっ放しの建物を見た瞬間感じた嫌な予感は、見事に的中した」の一文からもお察し下さいの世界か?かの競技場問題でも思うけど、最早見かけより機能じゃね?機能的で、コストとメンテナンスが安ければもー見かけなんてどーでもいいよーな気がしてきたが、如何なものか?

 と、まぁ日本から見た伊が主だけど、伊における日本も変りつつあるよーで、一番のそれは「イタリアで日本語熱が高まっている」じゃね?で、「昔は、日本語を学ぶにはナポリ大学かヴェネツィア大学の東洋語学科に行くしかなかったのだが、今や国立大学の三分の一にも及ぶ二十の大学に日本語学科が開設され、日本語を教える語学学校も増えてきている」そな…そーだったのか?伊ぁーっ(笑)

 それにしても通訳って職業は地位が低い職業だったのか?というか、世間ではそーだったのか?いやぁ今まで、間近で見た事のある通訳さんは皆、えっへんとふんぞり返った人達しか見た事がなかったので、ちょっとビックリしますた…もしかして今まで物凄く通訳運が悪かったんだろか(笑)

 ちなみに通訳の人の本人的には、民間のお仕事より公的機関のお仕事をした時に、痛切に地位の低さを感じるそな…やっぱ、公って肩書文化の権化だもんねぇ…フリーの最たるものである通訳業なんて、目に入っていないらすぃ…本当、公務員って国民の僕なんだろか?謎だ(笑)

 さて、他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。でもって、日本人にとって最も発音のしやすい伊語もドゾだろか?さてさて、最後に一つ、本書で個人的に一番目から鱗なとこを(笑)

 それは何かというと、2002年日韓W杯の一連のお話のとこなんですが、「ビエリは顔も話し方もアルベルト・トンバそっくりで、粗野な早口で聞き取りにくい」とか、「トッティは小さな声で、もぞもぞ話すので難しい」とか、「カンナヴァロはナポリ弁だ」とか、トラパットーニ監督は「レトリックやメタファーを多用するのはもちろん」「饒舌に言葉を羅列するものの、まったく意味不明ということが多いらしい」とか、ちなみにデル・ピエーロの「イタリア語は聞きやす」かったらすぃ…

 そんな通訳事情はおいておいて、ここの山場はチーム伊…となれば運命の韓国戦を忘れてはいけないでして、これの通訳も著者だったんですねぇ…ちなみに伊通訳うん十年の著者でありながら、サッカーには物凄く疎かった模様…あの試合を現場で目撃していながら「イタリアが腑に落ちない敗北を喫した延長戦が終わり、程なく中継時間切れとなった。ブース内で通訳三人はほっと息を抜いて、「テレビを見ただけでお金がもらえるなんて、ラッキーだったね」と小声で話して」いたみたいだから、凄いっ凄すぎるっ…

 しかし、そーは問屋がおろさなかった…夜のニュースに流すからとインタビューがあるでござるとなった次第…

 さてさてさて、ここまでなら、成程舞台裏の通訳達は見たの世界で、まっでも通訳の人達は皆サッカー、そんなの関係ねぇーだったから、こんなもんか?で終わるんだけど、この話には後日談がついているんですよ、奥さん(誰?)

 そのトラパットーニ監督敗戦のコメントについて「後日「天声人語」に、トラパットーニ監督の弁解は潔くない、との批判が載った。「敗戦の将、兵を語らず」の美学はイタリアにはないのだが、今回は、決して自分の非を認めずいつも他人のせいにするイタリア人の悪い癖が目立った。その上、人種差別意識は薄いはずのイタリア人が、韓国人を排斥するような動きまで見せ始めた」「現に、ゴールデンゴールを決めた安選手に対するペルージャ、ガウチ会長の発言は、プレーに関係のない貧しさまで嘲笑する内容で、耐えがたいほどの品位のないものであった。これでイタリアを嫌いになった韓国人も多かったに違いない」とな…

 しかも「この大会でイタリアは敗北により、その後の子どもじみた言動で"男を下げた"形になり、アッズーリ人気も下火になっていった」とな…

 幾らサッカー音痴とはいえ、伊語通訳でも中の人はこー見ていたのか?と思わず愕然としますた…いや、驚いた、驚いた…ここ編集でよくチェック入らなかったなぁと感心していたら、本書のオチは更にありました…ええ、本書、どこの出版社から発行されているかは、皆まで言うなの世界か(笑)おあとがよろしいよーで…

 目次参照  目次 国外

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