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2015年10月 3日 (土)

えきぞちっく・じゃぱん?

日本画の「値段」  川崎正継  淡交社

 サブタイトルは、京都画壇の見方、買い方なんですが、モノホンの絵なんて買った事がないので、どの位の値段なのか全然知らなかったのですが、何とゆーか、本書を拝見している分には本当にピンキリ…でもって、同じ画家でも天と地ほどに違う訳で…いやぁ目利きって本当に凄いですね、さよならさよならさよならになりそーなんですが…

 ちなみに「日本絵画といっても、歴史・土地風土・慣習などの違いはあるが、大きく東京画壇と京都画壇(京阪神含む)に二分され、ほかにも地方画家(絵師)を入れれば広範囲に及ぶ」というのが実情なのか?てゆーか、美術の世界も東と西で二分していたんだなぁ(笑)

 日本画とは何か?は色々あるけど、例えば「余白をいかすこと」とかもあると思いますだし、日本画と洋画の違いは戦後となれば「材質の違いのみになったような気がします」だそーだし、ちなみに京都画壇には二つの流れがあるみたいで、一つが円山応挙の作風をうけつぐ円山派、も一つが応挙の弟子の呉春が写実主義に走った四条派とゆー事になるみたいです…江戸はそれで、明治になれば洋画も入るしで現代に至るなんですかねぇ…

 アリス的には、絵画って事で、天農画伯の出番でしょか?それにしてもアマノンはどゆげいじゅつをしていらっさるのか非常に気になる(笑)

 さて、アリス的というと、マレーの虎で、乳虎(岸竹堂)とか、アリスと言えば忘れてはいけない月で、明月(西村五雲)、月明(徳岡神泉)、月(浜田観、石山寺月夜(川北霞峰))、朧月(今尾景年)、寒月(木島桜谷)、月下の白梅図(泥谷文景)、月(正井和行)、月(山岸純)とか、 乱鴉のカラスで、烏鷺図屏風(山口八九子)とか、あると思いますなのか?

 他にアリス的というと、山下摩起でしょか?どゆ事とゆーと「大阪市天王寺五重塔壁画など、細密な作品も時々描いている。やりは仏画が有名」というお人なんですよ、奥さん(誰?)

 それにしても画商って何?なイメージでいたら、新人発掘、それを育てるのも画商の仕事なのか…ちなみに「しっかりした画商は、現存・物故にかかわらず自分の好きな画家の作群を所蔵しております」そな…そーだったのか?アマノン?

 豆知識的には、「昔は子供や孫の強くたくましい健康を願い武者絵や立雛を飾ったものだが、今やそのよき風習も一部を除いて徐々になくなりつつある」とな…なるほろ、日本画ってそゆ需要もあったのか?

 も一つ豆知識といっていいのか、どちらかとゆーとここまであからさまなのか?で「高価な絵具を使ったものは発色がきれいだといえます」じゃね?資本主義社会万歳ってか…

 まぁ日本画も色々の世界らすぃ…それにしても本書の場合、できるだけ多くの作品を紹介する予定だったけど「残念なことに誌面の都合上、また特に著作権の問題で大きく規制され、一部の有名作家の作品が写真掲載できないという私の本意とは異なる事態となりました」そで…そーいや宇田荻邨なんか一枚も掲載されていないとゆー文のみの紹介ページになってたりして…業界は今日も大変でござるの巻か?

 更に、デフレというか、長期経済低迷は勿論画壇にも影響していて、海外流出が止まらないな世界らすぃ…政治家・官僚の「芸術の分野に対して無理解なことから生じているのではないかと私自身腹立たしく美術界全体の危機を感じます」とな…どこもバブルがバブルだっただけにその反動は大きいとゆー事でしょかねぇ…

 それはともかく、本書には100人の日本画の画伯たちがズラリと並んでおりまするので、興味のある方は本書をドゾ。いや、これだけでも本書は壮観です。

 本書に登場している日本画家の皆様は、
四条派Ⅰ…幸野楳嶺、内海吉堂、岸竹堂、菊池芳文、竹内栖鳳、谷口香嶠、都路華香、土田麦遷、村上華岳、入江波光、小野竹喬、榊原紫峰、野長瀬晩花、猪飼嘯谷、冨田渓仙、橋本関雪、西村五雲、上村松園、福田平八郎、西山翠嶂、徳岡神泉、金島桂華、石崎光遥、菊池契月、池田遥邨、伊藤小坡、浜田観、三木翠山、平井楳仙、山本紅雲、小松均、林司馬、川北霞峰、甲斐庄楠音、玉村方久斗
円山派…山元春拳、今尾景年、鈴木松年、川村曼舟、小村大雲、庄田鶴友、三宅凰白、勝田哲、木島桜谷、山本倉丘、梥本一洋
南画…田能村直入、富岡鐡斎、山田介堂、野口小蘋、田近竹邨、矢野橋村、河野秋邨
大阪画壇と独学・無所属の画家…北野恒富、島成園、中村貞以、生田花朝、木谷千種、寺嶋紫明、山川秀峰、小川千甕、泥谷文景、近藤浩一路、山下摩起、山口八九子、日高昌克、榊原始更、秦テルヲ、青木大乗、上原卓、神坂雪佳、菅楯彦
四条派Ⅱ…堂本印象、上村松篁、秋野不矩、西山秀雄、中村大三郎、正井和行、幸田暁治、梶喜一、山口華楊、麻田辨自、奥村厚一、猪原大華、石川晴彦、沢宏靭、向井久万、不動立山、広田多津、森守明、山岸純、梶原緋佐子、谷角日沙春、木村斯光、岡本神草、河合健二、三輪晁勢、川端健生、海老名正夫、宇田荻邨

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