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2015年10月 1日 (木)

ひは標本のひ?

標本の本  村松美賀子・伊藤存 編著  青幻舎

 サブタイトルは、京都大学総合博物館の収蔵室から、なんですが、どこも古い研究室には、何だか知らないけど、お宝が眠っているとゆー事でしょか?でもそのお宝、見る人が見ればの世界で、例えば、鼠の剥製だったり、虫の標本だったりする訳で…骨が並び、ガラス瓶が並ぶところ…分類学って凄いですねぇーとしか言えねぇ…

 ちなみに剥製には「生きているすがたをとどめ、できるだけ正確かつ自然に再現する」本剥製と、「学術研究の世界」では「一般的」な「標本対象の皮を剥がして防腐処理を施し、必要最低限の詰め物をして、皮の切断面を縫い合わせる。形状をとどめられるうえ、フィールドなどでも簡単に作れるからだ」な「仮剥製」があるそーな…剥製も色々ってか…でも、鼠の仮剥製見る分には一昔前の虎の敷物、頭付きみたいなノリに見えるんだが?ちょっちグロく見えるのは気のせいだと思いたい…

 動物の剥製もそーだけど、鳥類の保存は丸ごとそのまままとめましたというか、紙で巻いてあるだけで、これはこれで何とゆーか凄いとしか言いよーがないよーな…蝶々の標本箱なんてかわいいもんだったんだなぁと…

 ちなみに植物とか、鉱物のソレもあるんですが、キノコは箱にしまうが普通だそーです…物によって、本当に保管方法が違うとゆーのが良く分かる…

 アリス的に分類学…あの雑学データベースのアリスを見ていると、作家以外の天職の一つが分類学じゃまいかと、妄想してしまうんですが(笑)君、何言ってるの?とやってそーだと思いませんか?

 物の分類では、植物の場合、大型の藻類は押し花に、プランクトンはスライドグラスに、コケ類は台紙にがこれまた普通らすぃ…どーやって保管されているかで、だいたい物の判断もつくとゆー事だろか?

 ちなみ昆虫は、「数日乾燥させてからピンで固定しかたちを決める」「蝶などは胴体に刺し、甲虫類は足の根本を固定していく」とな…ピンの止め方一つにも流儀があるよーで…何かもー結構なお点前でとか言ってしまいそー(笑)

 骨だけとか、液に浸すとかのソレについての詳細は本書をドゾですが、何かもーズラリと標本が並んでいるのは圧巻の一言しかないよーな?それもそのはずで「分類学の目的のひとつは、地球上にどのような生物がいるのか、その多様性を明らかにすることである。そのためには、多くの標本を調べることが必要になってくる」で、母集団は多ければ多いほど、宜しいの世界が展開している模様…

 見かけで壮観なのは、魚類の骨だけ染色する「透明骨格標本」…これは凄い…あまりに凄いので是非ここだけでも本書を見て欲しいと思ってしまうほど…ガラス瓶の中に魚が一匹のノリなんですが、骨だけが奇麗に着色してあって、時に赤かったり、時にオレンジだったりで、リアルレントゲン画像が3Dでとゆー、知らなかったら新手のアートかと思ってしまう位、ある種ふつくしいんでございますよ、奥さん(誰?)これだけで、客呼べるレベルだと思ふ…

 分類学だけにタイプ標本とかも出てきて、こちらの詳細も本書をドゾですが、やっぱリンネって偉大だったんだなぁ…スウェーデン・ウプサラのツュンベルグコレクション、ドイツ・ベルリンのヴィルデナウコレクションとか名前だけでもなるほろな世界じゃね?

 後、これらの標本を研究者が作成するというのもあると思いますだけど、ちゃんとその手の外注先があったんですねぇ…こちらの詳細も本書をドゾ。島津製作所とか…やっぱ明治人ってパネェ…

 見た目のソレでも一つ、石油がガラス瓶に入っているそれは、言われないと醤油かと思ってしまう日本人ってか(笑)工学部が凄いのか、鉱物系が凄いのか(笑)こんなんもコレクションしているんですねぇ…

 形的に面白スでは、ピカリア…化石のソレなんですが、巻貝というより、化石状態になっていると、あのパンのコロネにそっくり…いやこんなんも新生代にはいらっさったんだなぁ…

 豆知識的には、ウミヘビとは何ぞや?ですけど、「は虫類のウミヘビと魚類でウナギの仲間のウミヘビ」がいるそな…そーだったのか?ウミヘビ…ウミヘビと一口に言っても色々あるんもんなんだなぁ…

 も一つ標本作りの豆知識的に、DNAサンプルをとる、とりやすくするにはミトコンドリアがいぱーいの方が都合がいいのか?とゆー事で、肝臓や筋肉をポチっとなってか…

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載、写真もっとたくさんありますよってに、興味のある人は本書をドゾ。東大もこんなの公表していたし、この際、日本の国立大学はお宝自慢してみたらどーだろぉ?それとも全国大会とか、今年のテーマはプランクトンとか(笑)

 目次参照  目次 文化・芸術

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