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2015年11月26日 (木)

連綿と続くもの…

透視術  ジョゼフ・デスアール アニク・デスアール  白水社

 サブタイトルは、予言と占いの歴史なんですが、タイトルからするとサイな話じゃまいか?な気がするが、職業的云ちゃらからすると占い師的なソレじゃね?でしょか?著者はパリで活動しているお方なので、データとゆーか、実状というか、背景がパリで、仏でとゆーのがメインのよな…

 で、ネーミングから透視術というと千里眼みたいな遠くが見えるんじゃぁーっなノリかと思ってたら、これは未来予測的なソレなのね…まぁ依頼人的には、今でしょっ(死語?)より先でしょっだろしなぁ(笑)この先、自分の人生が順風満帆であるか、どーかが一番気になるところだろし(笑)

 ただ、この予知能力って奴は長い間逆風逆巻いていた訳で…「透視術と魔術を混同し、さらには妖術の同類とさえみなしてきた」とゆー歴史とな…よーするにキリスト教(一神教?)社会では、「将来のことや眼に見えない世界のことは、「神のみぞ知る」ところであって、そうした分野に足を踏み入れるものは、「悪魔の能力」の持主と見なすべきだ」というのが不文律にあったみたいです…とはいえ、ただし神託は省くの世界だったとな(笑)やっぱ西洋的お約束は選ばれし者だったのにぃーっなんですかねぇ?

 そんな超感覚には何があるか?とゆーと、透視、透聴、直感になる模様…透聴って何じゃそりゃ?とゆーと、神の声を聞いたとゆーたぐいのソレというと分かり易いか?著名人的例で言えばジャンヌ・ダルクのソレ…まさに神の啓示なんですよ、奥さん(誰?)

 アリス的には、モロッコ水晶じゃまいか?ですけど、暗号をで占星術とか…他にモロッコ水晶で水晶球占いとか、ちなみに「この占い方法は、中世に発し、占星術やトランプ占いと並んで、西欧の職業透視術師たちに用いられるメディアのうちで最も人気のあるものの一つである。なぜならこれは、超常能力の備わった人間にはきわめて容易な方法だからである」そな…そんな訳で「こんにちでは、水晶球は、いわば透視術の象徴とも同義語になっている」そな…そーだったのか?アリス?

 まぁ後、アリス的というより准教授的というなら、海奈良の悪夢で、夢占いかなぁ…ちなみに「この方法こそおそらく、人類史上最も古くからある占い術の一つだろう」とな…古代から全世界的にあったとゆーとこが何だかなぁ(笑)准教授的には、コーヒー中毒からコーヒーの出しがら占いをお薦めしたいが、准教授ってインスタント派だったっけ?四風荘とかはそーだったよな?となると出しがらがないじゃないか(笑)

 他には、透視術で「警察が、もつれた難事件の解決のために彼らのもとに赴くことも、しばしばある」の件でしょーか?そーなんですか?船曳さん(笑)

 その他アリス的というと文学系で、「タイタン号遭難」(モーガン・ロバートソン)とか、「SS」(M・P・シール)とか、「徴用係」(オノレ・ド・バルザック)とか上げられていますので、詳細は本書をドゾ。

 さて、透視術とは「各個人に潜在的に備わっているもの」らすぃ…ただ、何事も才能のあるなしはある訳で、透視術師は「能力に恵まれた人びと」とな…しかも「この才能は生まれつきの、時には遺伝によるものだからである」そな…なるほろ、数学の才能並に人を選ぶ職業って奴なんでしょか(笑)

 しかも、「大抵の場合、心理的な衝撃を受けたことによって明らかになる才能である」とな…

 実践の場という事になると「透視は無意識のうちに起こるものであり、透視術師はそれがあらわれたときに捉えるのであって、いかなる方法でもそれをコントロールできるものではない」とな…「占いは意志の力には支配されないのである」そな…こーなってくると占いとは偶然の出会い、一期一会の世界であったか?

 透視術の仕分けとしては、「占いのテクニックは、次の六つのカテゴリーに分けられる」でして、「⑴象徴的のメディア、⑵幻惑的メディア、⑶分析的メディア、⑷霊媒、⑸震動メディア、⑹幻覚メディア」だそな…何のこっちゃ?と思うけど、例えば象徴的メディアには、トランプ占い、タロット占い、夢占いとか入るし、幻惑的メディアだと水晶球占いとかあるし、分析的メディアだと、占星術とか、霊媒には降霊術キタコレで、震動メディアは磁気探知占い、所謂水脈占いとか、幻覚メディアは、祈りとか瞑想でキタコレなアレと言えば分かり易いだろか?だいたい透視術はこれのどれかで行われているとゆー事か?

 歴史的なというかでいくと、「まじないをしてはならない。卜占をしてはならない」(レビ記)とあるよーに、旧約聖書の昔から禁止事項だった模様…こちらが宗教ならば、法律的にはローマ法という事にならすぃ…「なかでも皇帝アウグストゥスは、人の死を予言することを禁じた」とな…これがティベリウスになると占星術で死刑にまでいっているから、当時のローマ占い流行りだったのか?

 そしてキリスト教が台頭してくるにつれて、「占いは、徐々に、異端かつ冒涜的なものとされていった」そな…占い的にも中世暗黒期とゆー事だろか?それだけ弾圧されていても、「「吉凶占い」は相変わらず日常的に行われていた」そーだから、需要はあったとゆー事らすぃ…

 でもって、これ現在もなのかの仏の法律的には、「占いは相変わらず違法とされているが、こんにちでは、ほとんど法律上でしか取り締まられていない」とゆー…しかも「実際には有罪判決がくだされるのはまれであるし、詐欺行為に対しては告訴がなされたときしか効力を発揮しないからである」とな…何かもー二千年以上前から禁止だよって言われても今日まで生き延びてきた占いパネェ…

 そんな占いはどこからきたの?で、「占いの先駆者といえば、間違いなくシュメール人とエジプト人であるが、いわゆる「オカルト学」については、古代の文書にはすべて、これがカルディア人によって始められた、と記述されている」って、そーだったのか?カルディア人?かくて「こんにちにいたるまで、人間生活にかくも大きな重要性を占めた占いの手法はすべて、その起源をバビロンにまで遡る」とな…さて、こちら歴史の流れ、占い師達についての詳細は本書をドゾですが、二十世紀になってキタコレはラスプーチンだったのか?「彼は最後の祈祷師、魔術師であり、透視術師であった」とな…大物的はそーなるのか?透視術界?

 でもって、これまた予言の数々キタコレで、ノストラダムスに、カゾットの予言、ルノルマン嬢、農夫トマ・マルタン、フレイヤ夫人、ジーン・ディクソンとあるあるの世界でして、こちらについての詳細も本書をドゾ。

 リアルな話としては、透視術師と依頼人の関係の件で「依頼人の多くは、自分は強い精神力の持主だから、と言い張って、必ずすべてを明かしてくれるように、と要求する。しかし、ある種の真実を明かすことが、依頼人の心理にマイナスの反応を引き起こしうることは明らかである。真実がすべて口にされ、耳に入れられて良いとは限らないのである」の件は、医療現場なんかでも起きていそーだよなぁ…

 それに付随してじゃないけど、透視術師の職業倫理三原則じゃまいかで、「職業上の秘密を守る」「依頼人の死を予知した際には、それを告げない」「透視を依頼した人の精神状態に著しく衝撃を与える可能性がある透視については、その内容を明かすことに応じない」とな…うーん言われてみればその通りだけど、怪しい店じゃないけどそこからミステリーが始まるで、ミステリ的には動機は十分なよな(笑)

 まぁパンピー的には透視術師というのは怪しさ全開の職業じゃね?らすぃ…「たしかに彼らは、多くの人びとに、相変わらず「社会の周縁の存在」であり「詐欺師」と見なされていること」の件は、まぁ職業に貴賤の差別なしと言われてはいても、の世界じゃね?そんな訳で「フランスでは、透視術師たちに対してはある種の先入観がもたれている。実際、大多数の人びとにとって彼らは、いかさま師、または変人でしかない」とな…

 また、透視術師が圧倒的に女性が多いとゆーのもアレかなぁ…ちなみに男女比は男性15%、女性85%というからお察し下さいの世界か…でもって、「約一五パーセントという少ない数の男性の割合のうち、多くがホモセクシュアルであるということである」だそで…後は、術師の年齢はだいた40歳から65歳位なんだそー…でもって顧客の割合も八割は女性だそな…

 も一つ、透視術師的にアレなのは「透視能力というものは神秘的かつとらえがたいものであり、そのためにこれを語ろうとする連中に、恰好の活躍の場を提供してしまうという事実を否定できない」というとこでしょか?やぶ医者ならぬ、やぶ透視術師の見分け方って…パンピー的には難易度高いよな?ちなみにパリには三万人の透視術師がいるそーで、これまたちなみに医師は四万人だそーだから、この数字の対比からもお察し下さいかなぁ(笑)ついでにその相談事はだいたい恋愛、健康、仕事とな…

 とはいえ、そんな透視術師への需要はそれなりにアレらしく、「調査結果によると、約八〇〇万の人が過去に透視術師に相談したことを認め、あるいは現在、相談中である」という事だそで、この数字からもお察し下さいか…

 後、これもそんなもんか?ですけど、「テレビ・スタジオに入ることが許されているものは、聴衆の目の前で、これこれこそが典型的なやり方であると称して、奇妙なやり方でやってみせる良心的とは言えない透視術師だけである」だとな…そーだったのか?マスコミ(笑)

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。最後に一つ、予言というか何とゆーかの「世界の未来」(ルイ・エムリシュ)から「十七世紀の修道士がわれわれに伝えているのもである」の件がパネェ…「幾つかの世紀が驚くべきものであったとしても、二十世紀こそ最も恐るべき世紀となるであろう。二十世紀は、地球上のすべての人にとって恐怖と悲惨に充ちた時代になるであろう。この世紀には想像しうる限りの悪いことや不快なことが起こるであろう」と続いて、こちらの詳細も本書をドゾですが、細かい描写がある意味そーいやそんな事がの世界か?

 も一つ、「十六世前半に、ユルシュラ・ソンティールもまた、二十世紀について黙示録的なヴィジョンを描いている」でして「車は馬なしで走るようになるだろう」から始まるそれも何気に暗示的ではあるなぁと…二十世紀そんなに悪かったのか?と嘆けとてで…でもまぁ今は二十一世紀ですからと、じっと手を見るってか(笑)まぁ何事も前向きにで、どーよ(笑)

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