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2015年11月18日 (水)

重要な仕事は忙しそうな人に頼め(笑)

ひとり呑み  浜田信郎  WAVE出版

 サブタイトルは、大衆酒場の楽しみなんですが、初心者用ガイドブックかなぁ?居酒屋への心得というか?でも、著者がプロというよりは、トーシロ風なので、売り込み臭がないとこが一番本書のえらいとこじゃまいか(笑)世の中、どこに行くにもそれなりのマナーというのがあって、特に常連さんの多いとこっていうのは、やはりどんな場所も一見には敷居が高いよな(笑)居酒屋に関しては、そんな時にこの一冊かも(笑)書かれている事は言われてみればその通りだし、心配性の人は一読してから行くと、安心設計かもしれない(笑)まっ言っても居酒屋でから、そんな格式ばる必要もなし、肩肘はらずに、楽しい場を壊さずにドゾとゆー話じゃまいか?しかも本書の著者、アリがちな上から目線乙じゃなくて、大変腰低いし…読んでいて、嫌味じゃないのは凄いと思う、しかも自然体だし(笑)

 さて、下戸なのに何故に居酒屋本を手に取ったかというと、目次を流し読みしていたら、焼き鳥の章があったから(笑)本書、二部構成で一部が居酒屋指南、二部がお店の訪問になっているのですが、そこの項目別が、大衆酒場、立ち飲み、もつ焼き・焼き鳥、老舗小料理酒亭、専門料理、バーパブの六つに分かれていて、わざわざ項目別になっているという事は、焼き鳥屋さんたくさん掲載されているんじゃね?と引かれまして(笑)ええ、焼き鳥食べたいっその一心で(笑)

 かくて、出てくるお店は、秋田屋(浜松町)、西口やきとん(浅草橋)、石松(中野)、ホルモン(沼袋)、秋元屋(野方)、くしとも(鷺ノ宮)、鳥久(阿佐ヶ谷)、カッパ(荻窪)、金ちゃん(練馬)のラインナップ…その道の人には何を今更なお店ばかりなんでしょか?で、焼き鳥屋がメインなとこというと、この中ではくしともと鳥久になるんだろーか?居酒屋系ではもつ焼きの方がメジャーなのかなぁと?

 焼鳥屋さんは、焼き鳥は当然としても、その他に鳥鍋があったり、鳥刺やスープもあったりで、他の鶏肉料理も充実しているとこが普通なんだろか?居酒屋的に?

 アリス的に居酒屋というと、海奈良で准教授とアリスが入った京都のお店がそーじゃなかっただろーか?准教授の学生にも遭遇する位のお店だったよな…初期の頃はわりと庶民的な雰囲気のお店が出てきてたよな?同じ飲みでも、アポロンになると和食で個室ですから…老舗の割烹もあると思いますなのか(笑)

 まぁそれはともかく、アリス的なお店というと、偽りのポテサラで、ポテサラはたいていの居酒屋にあるメニューだけど、その店の名物料理となっているのは斎藤酒場(十条)、いもサラダ(おでん米久/阿佐ヶ谷)とか、推理合戦の焼鳥で、准教授が注文したつくねで、秋田屋(浜松町)のたたき(ふっくらと厚みのある小判型のツクネ)、お店の名物の一つのツクネ(タレ/塩)(石松/中野)とか、これまた准教授の注文したナンコツで、西口やきとん(浅草橋)、秋元屋(野方)、カッパ(荻窪)、金ちゃん(練馬)とか、くしともと鳥久は焼き鳥屋さんなので言うまでもなくあり〼の世界だし(笑)

 それにしても「ナンコツは焼くのに少し時間がかかる店が多い」のか…とゆー事は、准教授の手元にはまずズリとツクネがきて、最後にナンコツが登場したのだろーか?ちなみにナンコツとは「食道あたりの軟骨部分を一口大にカットして串に刺して焼いたもの。嚙みしめるとカリッコリッと音がする軟骨のまわりに、やわらかい肉がちょっと付いているのが特徴で、これまた好きな人が多い品です」とな…そーだったのか?ナンコツ?

 後は准教授の好物の蟹、お通しの酢の物(燗酒屋/阿佐ヶ谷)の中身がカニとキュウリと食用菊だったりして、朱色の蕎麦で、そばおおひら(野方)とか、他にどっかで枝豆出てこなかったっけで、枝豆(ペルル/鷺ノ宮)とか、ちなみにこちらの枝豆は「天狗印枝豆」という上州は沼田産なんだとか…枝豆も色々ブランドあるんだなぁ…ついでに言うと、ザ・ライジング・サン(四谷)は英国パブなんだそーで、ウルフ先生はご存じなんだろか(笑)

 その他、豆知識やエピも満載で「玉子料理が好きじゃない呑ん兵衛というのは、あまり見たことがありません」って、そーだったのか?呑兵衛の皆様(笑)それにざっけない感じが出ているとこでは「女将さんは水割り用のグラスにたっぷりの水と、レモンスライスを一枚入れて、計量用の小さいグラスで量ったサントリー・ホワイトをグラスに移します。そして、水道水をジャジャっと入れて、かき回したら完成です。ミネラルウォーターなんて使わず、正々堂々と蛇口から水道水を入れてくれるところがいいですよね」の件なんてモロに居酒屋してると思いませんか?

 バーテンダーの心得五箇条なんてのも出てきて「公平」「正確」「親切」「丁寧」「スピード」とは知らなんだ…どの世界にもプロはブロの掟があるんだなぁ…他に居酒屋に行くには一人か二人で、三人以上はちょっと待ったじゃね?らすぃ…「三人以上だと、どの店に行ってもグループ内での会話が主体になってしまうため、そのお店の雰囲気を純粋に味わうことができないばかりか、場合によってはお店の雰囲気を壊してしまうことにもなりかねません」とな…それから初めて行った居酒屋で、そのお店の実力がわかっていない時に注文しない方がいい飲み物が「生ビールと日本酒」とはこれまた知らなんだ…

 それにしても、居酒屋の原点が江戸時代の煮売り屋とな、御惣菜屋さんが酒を置くよーになってというパターン、ちなみにこちらはお店としての形態。名称の方は、江戸時代に酒の量り売りをしていた酒屋が店頭でお酒も飲ませるよーになって、居て飲めるから「居酒」、で更に簡単な肴も出すよーになったとか…で、長い時間に合い合わさって現代の居酒屋に進化したとか…居酒屋にも歴史ありなんですねぇ…

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。それにしても、メイド喫茶に行くとお帰りなさいませ、ご主人様の挨拶があるとゆーとこで、それって、どよ?的なソレがあったんですが、居酒屋ののれんをくぐると女将さんが、お帰りなさーいと声がかかるの件を読んで納得しますた…そっか、その伝統の果てがメイド喫茶にまで受け継がれているんだな(笑)

 目次参照  目次 飲物

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