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2015年12月22日 (火)

経世済民!

アメリカは日本経済の復活を知っている  浜田宏一  講談社

 何の本かというと、金融政策の本だろか?もしくは経済モデルって知っているかい?かなぁ?でもって、もっと過激に表現すると日銀(日本)に対する告発書だろーか?

 本書を読み解くのに必要なポイントは、一つは経済学における金融政策理論を理解しているか?もう一つが何故、金融政策を日銀は実行しないのか?の二点が一番の争点じゃね?

 でまぁ、経済学というと何かもー胡散臭い学問の筆頭みたいなイメージがパンピーには蔓延しているけど、実際は200年の歴史を持ち、その風雪に耐えてきた理論があるんですよ、奥さん(誰?)ある意味、先人の知恵の結晶とも言えるそれらを使わずにしてどーするよの世界らすぃ…まさに、今でしょっ(死語?)とな(笑)

 現実問題として、失われた10年だか、20年だか、平成不況だかを前にして、政府及び日銀及び財務省があらゆる手を使って経済の浮上をはかるのがスジってもんじゃないのか?とゆーいたって、当たり前の話をしていらっさいます。その処方箋として、真っ当な経済学的視点に立てば、金融政策を実行するしかないはずなんだけど、現実の日本は、日銀は?とゆー話に…

 経済理論に限らず、理論というと難しいイメージがありますけど、本書はトーシロ向きに、日本の、著者的には異常な、状況を理解していただきたい一心から、経済学というより社会学の傾向になっているらすぃ(笑)

 なので、理論、モデルの学問的それより、現実見ろよの世界かなぁ?日本の経済政策は世界の経済政策からこんなに乖離しているんですよ、奥さん(誰?)な話が満載しているよーです(笑)

 そんな訳で、ある意味ここがおかしいよ日銀な話がてんこ盛り(笑)本書のタイトル的にいくなら、むしろ米だけじゃなくて、全世界的に何やってけつかるねんらすぃ(笑)まぁタイトルをもじるなら、全世界は日本の政策に呆れているとか、全世界は日銀の正気を疑っているのレベルじゃなかろーか(笑)

 ちなみに著者は米はイェール大学名誉教授らすぃが、外から見た日本ってこーなんだと思いっきり笑えるのが、世界中の経済学者のみなはまのお言葉(笑)こちらノーベル経済学賞受賞者一同だったりして(笑)この至言の数々は本書的にここだけ斜め読みしても価値はあると思ふ(笑)

 アリス的には、金融政策、日銀、経済学と…うーん、どちらかというと学生アリスのモチさん達の方になるのか?ただ、本書は「それは、デフレ、円高の経済学で、専門家だけが読むものです。より広い読者のためには、その社会学を書いてください」(@本書担当編集者)のご意向を受けてですので、社学的にあると想いますなのだろーか?となれば准教授の出番ですになるんだろーけど(笑)

 まぁある意味本書は日銀とは何か?の世界じゃね?でして、結局、これを著者が指摘できるのも著者の地盤が米の大学にあるからだろーなぁと推測できるよな(笑)よーするにナッツ・リターンもといフクシマ・リターンで、業界って御用学者しかいねぇーとゆー再確認になるだけの話のよな(笑)

 というのも、「一九九八年に新日本銀行法が施行されて以降、次章で示すように、日本経済は世界各国のなかでほとんど最悪といっていいマクロ経済のパフォーマンスを続けてきた。主な原因は、日本銀行の金融政策が、過去一五年あまり、デフレや超円高をもたらすような緊縮政策を続けてきたからだ」とゆーコレに尽きる話が本書のメインでして、どゆ事?とゆーお話が展開していく訳です…

 デフレと円高是正の為に何をすべきであったのか?と言えば、金融緩和じゃね?なんですが、日銀的には真の敵はインフレであって、デフレも円高もかまへんかまへんというのが本音らすぃ(笑)勿論、それに伴う不況だって、かまへんかまへんで、日銀によるとこれらの本当の理由は、企業努力と人口が足りないとゆー事らすぃ…

 それに異議ありと挙手しているのが本書とゆー事になると…構図としてはそゆ事でオケ?ちなみに人口減はインフレには影響あってもデフレには影響がないやんけとゆーのが、これまた著者の立ち位置であったりして…何とゆーか、どこまでも水と油な対立関係なんでございます。

 ちなみに「日銀が国際会議で示す研究成果もレベルが低い。統計学の講義のいちばん初めに注意されることだが、偶然グラフに数字が都合よく出てきて、あたかも関係があるように見える、「見せ掛けの相関」を使ったりする」でお察し下さいの世界か…「要するに日銀は、「金融緩和を充分にしない」という追及からのがれるため、貨幣量でなく、人口減がデフレの原因だと言い訳しているのだ」そな…

 さて、理論的なお話のとこは本書をドゾ。結局何が言いたいのかと言えば、日銀はどんどん貨幣を刷れの一言に行き着くよな…円高もデフレもお金の価値が上がっちゃったからで、それならお金をどんどん流せば、お金の価値も下がるじゃないか?とゆーただそれだけの事…ちなみにお金の価値がどんと下がる、物価がどんと上がる状態をインフレといーます(笑)

 よーするに、円高、デフレ状態であっぷあっぷの日本国内に対して、お金をどんどん刷ったらインフレになるじゃないかボケっとゆーのが日銀の基本姿勢らすぃ…インフレ・ターゲットなんか死んでもするかボケとも言うだろか(笑)

 で、思うのは現状はデフレなんである…それでインフレの心配するとはこれ如何に?じゃね?インフレはインフレの時に心配しろよボケ?というのが、パンピーな感覚じゃね?でして、これはもー日銀にインフレに対する相当なトラウマがあるとしか思えない現状だったりする…

 量的緩和という処方箋を握っていながら、それを施すことはせず、他の理由をでっちあ゛け、責任を人口減などになすりつけているとしか思えない行動をしているのが、日銀の伝統芸能とゆー事らすぃ…まぁこちらの詳細というか、攻防も本書をドゾ。

 まぁ読者的立ち位置からすれば、どちらの言い分が正しいのか?とゆー事で、せめて経済学の初歩でもクリアしてねとゆー事か?自己責任で判断して下さいと言って、専門家の意見が真っ二つの時どーするよ?でして、それても騙された方が悪いんだぁーっとこれみよがしに言うもありですか?そーですか(笑)毎回不思議に思うのは、これ自分が騙された場合でも言えるんだろーか?だよなぁ?そんな懸念が頭に浮かぶのは、愚民なおてめぇだけじゃボケなのかも知らんが…

 さて著者の言い分が正しい場合は、まず憲法改正の前に日銀法の改正待ったなしじゃね?な状況だと思うが、如何なものか(笑)せめて、「ニュージーランドのように、インフレ目標に達しないと中央銀行総裁が責任をとらねばならない国もある」位は見習って欲しいものよのぉ、越後屋ってか(笑)ちなみに日銀では、インフレ「目標」という言葉は使わず、インフレ「目途」という単語を使うとな…目標という言葉を使うと「総裁は国会その他で説明責任を負い、激しい質問に答えなければならない」からだそな…この辺りの役人根性もおステキすぐる、さすが天下の日銀は言う事が違うっ(笑)

 新日銀法が施行されて、日銀の独立性が高まった結果、日銀が暴走したらどーするよ?でその監視機関的な組織てして「日銀政策委員会」があるらすぃが、ええ、フクシマの原子力委員会を思い出すまでもなく、そんなの関係ねぇー(死語?)というか、抑止力なんてほぼゼロに等しい訳で…むしろ、太鼓持ちじゃね?じゃね?じゃね(笑)

 審議委員は気楽な、もといおいしい商売ときたもんだでしたし…「収入の面でも社会的地位の面でも、極めて魅力的な役職だ。そのためだろう。審議委員に声がかかるようになると、任命前から日銀を弁護する著書や論説を発表するケースも多い」って、これぞ御用学者の生きる道っ(笑)ちなみに日銀の方針に反対すると「あのような意見をいわれるようでは、先生の大学からは、これからは審議委員は出せませんよ」と言われたとな…マジかぁ?とゆーより、ここから見えてくる結論は、日銀の審議委員を出していない大学が、まともな経済学部とゆー事にならまいか?

 まぁもー何とゆーか、本書はできるだけ分かり易くの念頭に立っていらっさるので、同じ単語が何度も繰り返されて、トーシロ的にはくどさを感じないでもないんですが、同じ言葉でも側面によって違うもあると思いますだし、総論と各論ではまた違くね?とゆーのもあると…本書に一番残念なとこは、これ著者に聞き取りをして、その原稿は文章のブロに書き起こしをしてもらった方が良かったのではないか?かなぁ?編集者もパンピーに向けてというなら、もっとスッキリと構成できたんではなかろーか?経済学、一口で語るのはむつかしですけど、見せ方は大切にじゃね?まぁどっかの政治家みたいに、感動したと一言で済まされちゃもっとかなわないけど(笑)

 そんな訳で、本書はまずは読め、特にトーシロ、パンピーのみなはま必読っ!その後各自自己責任で判断してくらはい(笑)ある意味、ミステリの探偵になった気分かなぁ(笑)誰の証言が正しいのか?でもって、犯人はあなたですに至れるのか(笑)

 てな訳で、各人の言い分いってみよーというか、これがある意味一番のリアルかもなぁで(笑)

 学的なとこで「国際収支の不均衡は貨幣市場の不均衡によってもたらされ、調整は金融政策が有効である」(ハリー・ジョンソン教授/シカゴ大)とな…ちなみにこちらあの白川総裁の留学先の恩師の一人…もっと凄いのは、件の白川すわんは帰国後「為替変動などの経済現象に対しては日本銀行の金融政策が有効なのだという論文も書いている」し、「この論文は、いまでも日銀のホームページで閲覧できる」って、もしかして、はいここわらうとこ、なんだろか?日銀ジョーク半端ないっ(笑)

 も一つ、白川元総裁で凄いのは「現代の金融政策」を上奏なさっているんですが、「たしかに内外の研究をよく調べている」とな…だがしかし「「日本銀行の信条と、そのときの金融政策を正当化できる文献に関しては実によく調べている」ということがわかった」とゆーレベルのお話らすぃ…そーだよね、世の中イエスマンしかいらないよね(笑)

 量的緩和については実際に「リーマン・ショック以後、欧米の大胆な金融拡大があったからこそ、世界大恐慌のような破局から人々が救われた公算が大きい」との清滝信宏教授/プリンストン大の研究も示唆しているとな…

 どゆ事とゆーと2008年のリーマン・ショックの後、「国内の金融破綻に対抗するため、英米両国は国債以外の資産も大幅に買い上げる非伝統的な通貨政策を行って、通貨供給を増加させた。そのため英ポンドや米ドルの供給が増え、相対的に品薄になった円が市場で高く評価されることになった。それが円高の基本的な要因-簡単な話である」となる訳で…

 さて、金融政策を含め経済理論、モデルについて「若い学者が、いわゆる実物的景気循環理論にかぶれ、自分たちの考え方を古いというようになっても、自分が正しいと思ったことを一生懸命に訴え続けた。自分が一生かけて獲得した知恵と学問に対して、真面目で真剣だったといえるだろう。それこそが学者の役割なのだ」とな…ちなみにこちらで引き合いに出しているのはジェームズ・トービンとフランコ・モディリアーニ…ちなみに二人ともノーベル経済学賞受賞者とな…もしかしてモディリアーニって、あのアンドー&モディリアニ理論のソレだろか?それだと半世紀位前の理論って事で、古いと言うより、その期間持ちこたえている理論って事にならね?

 これまたちなみにそのトービンも「デフレ時に金融緩和が必要なのは当然だ」とドキッパリ言われてたりして(笑)

 また、「金融論が専門で、日銀のデフレ志向の金融政策を長年批判し続けたのが学習院大学の岩田規久男教授である」とな…「徹底した貨幣重視の論調を、いわば四面楚歌のなかで続けてこられた岩田氏の忍耐強い姿勢には尊敬の念でいっぱいである。日本のミルトン・フリードマンが誰かといえば、間違いなく彼だ」という事になるらすぃ…て事はバリバリのシカゴ学派なんだろか?

 この岩田教授他有志による「昭和恐慌研究会」なぞあり、こちらから若田部昌澄教授(早稲田大)や高橋洋一教授(嘉悦大)のみまはまも所属なさっていたのだそー…

 ちなみに「変動相場制のもとでは、基本的に、自国の物価、為替レート、雇用は、金融政策で左右できる。変動相場制のルールのもとでは、各国が自由に金融緩和や為替介入を行えばいいので、協調介入の必要はない」とゆー事になるとな…こーして見ると雇用、利子および貨幣の一般理論ってタイトルからして、経済学者としては当たり前の言葉の選択だったのか?ケインズ?

 まっそれもともかく、日銀はデフレがお好き?なのかどーかは知らないが、「日本には、このようにデフレを容認する者が数多くいる。日銀にも、政治の世界にも」とゆー事らしーが、「他の国では、後述するリフレ政策までしてデフレを止めても無駄だという学者が、一〇人のうち一人や二人はいるだろう。だが、デフレが良いものだという議論は聞いたことがない」そな…何かとグローバル・スタンダードを口にするのが好きな政財界&メディアですけど、今回はどーしたのっかなっ(笑)

 ちなみにリフレ政策とは何かとゆーと「デフレからの脱却を目指し、二パーセントあるいは三パーセントという、安定的でゆるやかなインフレ率に戻すための政策のこと。この主な手段が、積極的な金融緩和だ」そー(笑)

 さて、「二〇〇一年三月から二〇〇六年三月までのゼロ金利下での量的緩和政策が、景気回復に有効だった」との論文(「量的緩和政策-2002年から2006年にかけての日本の経験に基づく実証分析」/本多佑三・黒木祥弘・立花実)が発表されていたりします(笑)詳細は本書をドゾですけど、「量的緩和政策が株価の動きを通じて国民経済に影響を及ぼしていることも明らかにされている。これは私の師ジェームズ・トービンが主張した。「貨幣量の変化が経済主体の資産選択を通じて国民経済に影響を与えて行く効果」にほかならない。「貨幣を増やせばデフレは止まる」というのは、ゼロ金利下ですら、充分に正しい真理なのである」とな…

 円高が各産業にどれほどの負担をかけているのかについての論文は、デール・ジョルゲンソン教授(ハーバード大)と野村浩二准教授(慶応大)によってあるそで…「貨幣面や金融面のショックのために円高が起きると企業の競争条件が変わるが、それが各産業にどう影響を与えるかは、各産業が輸出入にどう関連しているかに依存する。両教授はそれを産業連関分析を用いて、詳細に分析したのである」とな…

 で何が分かったとゆーと詳細はこれまた本書をドゾですけど、「為替介入をしない口実に使う、財務省国際局の「過去二〇年の実質為替レートはもっと高かったから大丈夫だ」という主張が、まったくの間違いだということだ」そで…何かもー知れば知る程の世界になってきたよーな気がするのは気のせいか…

 ちなみに現在の日銀総裁の黒田東彦(アジア開発銀行総裁(当時))が「「円高になると企業が苦しんで製品の価格を下げるので、デフレがゆるやかに進行する」事実をデータで示している」とな(笑)まぁ白川元総裁の例もありますから、今一アレなんだけど?どよ?

 さて、1984年に、「一九三〇年代に起きた平価切下げ競争が、世界経済の破局を招くどころか、各国相互の経済回復に役立ったことを示した」(バリー・アイヘングリーン教授/カリフォルニア大学バークレイ校、ジェフリー・サックス教授/コロンビア大学)とな…更に「平価切下げ競争を行うことによって、各国とも最も望ましい価格上昇率(たとえば低いインフレ)の状態を達成できることを示した」(岡田康/元内閣府主任研究官、著者)とな…

 また、「変動制のもとでは自国の金融拡張が自国の景気を浮揚するのはもちろんだが、相手国の金融拡張は自国の為替レートを通じて景気抑制的に働くことを説明した」(リチャード・クーパー教授、著者)という論文もありまっせと(笑)こちら日経に掲載されたそーだが、そーだったのか?

 で新聞繋がりじゃないけど「為替市場での円レートの過大評価が、日本経済の低パフォーマンスの主因であることは明白だ。日本銀行がより積極的なは金融緩和政策を講じなければ、この行き過ぎた円高は日本の潜在成長力にとって今後も大きな壁となり続けるだろう」(ロイター/2012/10/11)とな…自国の御用学者や日銀の説を聞くより、よそさまの紙面の方が遥かにまともって…

 究極の名言ではやっぱこの人に登場してもらうしかないんじゃまいか?の「いまはデフレ、そして不況で、洪水のようなものなのに、火事(ハイパー・インフレ)を心配する人が、どこにいるだろうか」(クルーグマン)じゃね?

 ちなみにクルーグマンは「日本の金融政策についてはずっと批判的だったが、バーナンキ自身が日本の緩和の遅さを批判しておきながら、FRB議長になってから徹底した緩和政策を取り入れないのを見て、「日銀だけを非難してすまなかった。FRBも同じ間違いをしたのだから」といったことがある」そな…

 これの後日談でこれを耳にした「日銀マンが「クルーグマンが謝った」と鬼の首を獲ったようにいうのを見て、私はあきれるばかりであった」そな…成程、日銀紳士というのは絶無と見て間違いないのか(笑)

 クルーグマンに戻ると「日本には、根本的に高齢化と少子化の問題がある。しかし日本が三~四パーセントのインフレとなれば、事情は変わってくる。どうやってインフレを起こすかというと、お金をものすごい勢いで印刷し続けると約束すること。そこには将来の期待が大いに関係する」とな…輪転機さん出番ですってか(笑)もういっそカリオストロ公国で刷ってもらった方が早くないか(笑)

 クルーグマンの率直さはいっそ天晴じゃまいかで、「二〇〇五年から二〇〇七年にかけて、日銀が思い切ってインフレ率をプラスにすると約束すべきだった。それなのに金融引き締めを行ってしまった…ひどい失策だ」と下し、もし、自分が日銀総裁ならば「まず、インフレ・ターゲットを公表する。日銀の量的緩和は控え目すぎて、まったく足りない。一パーセントのインフレ目標を公表したところで、きっとそこまでのインフレにはならないと国民は思っている。本当は四パーセントが望ましいが、二パーセントでもずいぶん状況は変わるだろう。円安にするだけで、将来は明るくなる」そーですよ、奥さん(誰?)でして、本書的に言いたい事は全てクルーグマンが言い切ったよな(笑)

 更にこの人もきたで「貨幣が経済にうまく効くためには、貸し出しがうまく行われ、スムーズな借り入れができるようにならなければいけないが、貨幣量を増やすことも必要だ」(バーナンキ/FRB議長(当時))じゃね?

 まぁ世界では名だたるプロがデフレや不況に対して研究している訳で、「真剣に、プロとしての名誉をかけて行っている」けど、翻って日本はどよ?とゆーと、経済学をきちんと把握していない人がこれみよがしに語っているのが多くね?とゆー事らすぃ…「「人口が増えればデフレは解消する」という内容の本がベストセラーとして受け入れていた…」って…日本人の知的水準的にどよ?とゆーとこか…

 ちなみに「人口減や人口構成は、たしかに成長率低下の要因である。しかし、人口減や構成の変化は、インフレの要因になってもデフレの要因にはならないというのが、経済学、経済の生理学から出てくる唯一の結論だ」そな…

 さて、バーナンキに戻りますけど、専門は「大恐慌研究」「それも世界的権威と呼ぶべき人物」なんだそな…そしてFRBはリーマン・ショック後、「大幅にバランス・シートを膨らませた」「貨幣の供給量を増やしたのである」そで…かくて自国通貨は下落したのはご存じの通り…

 名言続きで「変動相場制下では財政政策が効すが金融政策だけが効くというマンデルとフレミングの議論は、完全ではないにせよ、いまでも唯一頼りになる理論である」(ピル・ノードハウス教授/イェール大)とな…世界基準のお墨付きキタコレになるのか(笑)

 他に「現在、日本が拡大マクロ政策を採らなければならないのは当然だ。デフレが続くことの理由が金融だけにあるのか、財政も影響しているのかは、私が「経済学」で書いたように、わからない面もある。なぜなら、ゼロ金利下では金利が動かないので、経済体系は教科書版ケインズ体系のようになり、財政の有効性が回復してくる可能性もある」(グレゴリー・マンキュー/ブッシュ(息子)大統領時の大統領経済諮問委員会委員長)とな、だが「これだけ景気が悪いと、増税は雇用をさらに悪化させる。金持ち優遇といわれたが、ブッシュが行ったような減税を保持すべきだ」とゆーアドバイスも…

 更に「レオンティエフの手法を運用した慶応大の野村浩二准教授との共同研究で、日本経済、特に輸出産業は、プラザ合意の円高のときに二五パーセント、一九九五年の超円高のときには実に七八パーセント、速水優日銀総裁がゼロ金利を離脱して再引き締めにかかろうとした二〇〇〇年には四一パーセントもの重荷を負わされていた。企業にこれだけのハンディがあると、日々のコスト削減だけでは追いつかない」(デール・ジョルゲンソン教授/元アメリカ経済学会会長)とな…

 ところがどっこい、この研究論文から、日本の経済学者及び日銀関係者のお言葉は「日本経済がいちばん苦しいんでいた時期よりも現在はましだ」から、無問題とゆー事らすぃ…よーするに多少痛くたって問題ない、一番酷い時より下の時に検討しましょーって…

 こちらはNHKのインタビューで雇用の改善について「いろいろあるが、まずは円レートを下げて、輸出をしやすくすることだ」(ジョー・ステグリッツ/ノーベル経済学賞受賞者)と答えたとな…

 また一連の日銀の政策に、保守派のフェルドスタイン教授(レーガン大統領時の大統領経済諮問委員会委員長)の感想が「日銀がこれほど保守的だったとは知らなかった」と驚いたそーだから、最早筋金入りという位で済まないよな?鏡よ、鏡、世界で一番頭が固いのはだぁれ?ってか(笑)

 流れ的なとこでは、2012年の「バレンタインデー緩和」のほぼ言うだけ詐欺に終わった現状を見て、「約束だけしても真水を貨幣を出さないのでは、緩和の効果はない」(三輪芳郎教授/東大(当時))じゃねらすぃ(笑)

 ちなみに日銀によるとインフレターゲットは1%だそーだが、「各国が二パーセント以上の目標を掲げているときに一パーセントのインフレ「目途」では、少な過ぎるのだ」というか、焼石に水みたいなもんじゃね?その上、「デフレ円高防止の要が金融政策にあるにもかかわらず、二〇一二年三月のマネーサプライは、前年分が震災で拡張したことを口実に、減少している」そで、お金流すはずが逆に減ってるってこれ如何に?

 「しかし今もっとも責められるべきは、財務省や財界や政府と言うよりも日銀であろう。デフレ不況を数十年も放置してきた責任の大半は日銀にあるのだ」(藤原正彦/「管見妄語」週刊新潮)とな…詳細は本書をドゾてすが、「経済学の専門家でない藤原氏に分かることが、どうしてエコノミスト、学者、政治家、マスコミには分からないのか」という著者の心の叫びを聞けってか…

 とはいえ、日本の政財界はどよというと「「円高は日本にとっていいことだ」と言い続けてきた元大蔵官僚だ」(藤井裕久/官房副長官(当時))とな…更に「「円高がいい」「デフレでいい」という持論の持主」(与謝野馨/経済財政担当大臣(当時))となな…で更に「増税すれば経済成長する」(管直人/首相(当時))ときて、「利上げすれば景気が回復する」(枝野幸男/官房長官(当時))ときたもんだ…「もう笑うしかない」とゆー著者の嘆きは如何に(笑)

 でもって真打登場「「需給ギャップがあっても何もするな」と明言したことのある人物」キタコレで、それは誰だ?誰だ?それは仙谷由人代表代行(前官房長官/民主党の「社会保障と税の抜本改革調査会会長(当時))とな…凄いな民主党、人材に溢れていらっさるじゃまいか(笑)そして、野田内閣の経済政策は皆まで言うなの世界か(笑)

 そして2011年今度は「円高対応緊急パッケージ」キタコレで、著者の感想「これほど経済原理とかけ離れた対策が打ち出されようとは想いもしなかった」とな…この後「このパッケージをつくった大臣、すなわち野田佳彦氏が、こともあろうに首相になり、後任の財務大臣には、経歴から見て財政とは無縁な素人、安住淳氏が就任したのであった」とな…よーするに「「いままでと同じく、今後も財務官僚の案をオウム返しに述べます」と宣言したようなものである」じゃねとな(笑)さすが人材豊富な民主党、適材適所半端ないっ(笑)

 ちなみにこの野田首相、松下政経塾の出身だそで、「「無税国家論」を唱えた松下幸之助氏から直々に学んだそう」なんですが…首相になってやった事と言えば消費税増税決めますたですから、成程、若き日の学問ってとってもためになるものなんですね、分かります(笑)ついでに管内閣の時の野田財務相は「「為替レートは当局の介入で決まってくる」と思い込んでいたという」って…「為替レートは各国のマネーの量で決まるという、学界の、世界の金融界の常識を顧みることがなかったのだ」そーだから、お察し下さいか(笑)

 で、この円高対応緊急パッケージの中身とは、財務省や日本銀行の利害に基づいた、経済合理性に反する提案をそのまま丸呑みしたものに過ぎない。円高の根本原因を正せる金融政策には一切触れず、利権を生む対処療法に終始し、財政政策だけで対策を打とうとする。その対処療法の最も直接の効果が、日本企業の海外移転、すなわち日本列島の空洞化なのだ」とはこれ如何に?成程、国民の生活が第一な訳だよなぁ(笑)結果、どゆ事が進んだかとゆーと「地方はますます切り捨てられる」そーですよ、奥さん(誰?)

 どゆ事とゆーと「「円高対応緊急パッケージ」は、世界に通ずる経済学の基本を踏みにじるものだった」とゆーシロモノだったとな…誰が殺したクックロビンとなれば、「対策を起草する役人であり、それを統轄する大臣であり、政党の首脳だ。また、政府・日銀の主張をそのまま報道するマス・メディアや、充分な批判を述べない学者、エコノミストも、同罪である」の件は、フクシマ見てたらパンピーでも分かる話か?この世は、御用学者と御用記者がいぱーいってか?というか、むしろ真っ当な学者、記者、評論家以下専門家なんて、どこにいるんだぁーっ?の世界じゃね?

 まぁそんな素晴らしー政策を牽引していらっさる民主党政権(当時)ですが、その民主党内にも「脱デフレ議連」が出来たそーで(笑)民主党的にアリなのか?私気になります(笑)

 政策的裏話では、「小泉純一郎首相と竹中平蔵氏が経済政策を担っていた時代は、民主党政権よりだいぶましだった」って、そんなに正直に書いても大丈夫なのか?著者(笑)小泉首相と夕食会にての話題で「速水優日銀総裁の後任人事」の話も出たそで、「事前に岩田規久男氏が、「日銀政策委員会のメンバーとしてゼロ金利解除に反対した中原伸之氏を推薦すべきだ」といってくれた」とな…今となってはまさにああそれなのに、それなのにってか(笑)

 その後、福井利彦が日銀総裁につく事になると…「福井氏は、デフレ脱却を小泉政権に約束したという」「自民党幹事長を務めた中川秀直氏が、約束は実際にあったと証言している」とな…取りあえず、この約束を2003年から三年は守ったそな…ところが「二〇〇六年、小泉内閣の終わり近くに少し景気が持ち直してくると、約束を反故にして、引き締めに転じてしまった。まだ消費者物価指数はマイナスだったにもかかわらず、である」…「何故マイナスのときに引き締めができたかというと、実は当時の経済財政担当大臣だった与謝野さんがゴーサインを出しちゃったからなんです。総務大臣の竹中平蔵さんは反対したんですけど、自分の所掌外ですから強くいえなかった」(高橋洋一)って、それで被害を被るのは誰だと思ってけつかるねんの世界じゃね?「「マイナスでも量的緩和解除でいい」と与謝野さんは判断されたんです」(高橋洋一)…こんな事は竹中平蔵が経済財政担当大臣の時にはなかった件の詳細については本書をドゾ。

 まぁ、与謝野はデフレ好き、インフレ嫌いだったらしーので日銀とはシンパシーがあっちゃったんだろーとゆー事か?

 「日本のデフレと円高は、日本銀行が二〇〇六年の量的緩和政策解除以来、一貫してデフレ志向の金融政策を続けた結果だ」そで、理由の一つは「先進国の中央銀行のバランスシート」を見れば一目瞭然とな(笑)BOE、FRB、ECBと真逆の動きをしている日銀パネェ(笑)そしてGDPを比較すると、先進国だけでなくアジア諸国からしても2006年以降日本が「テールエンドの国」になっていたりして…

 そこで金融政策ですよ、量的緩和じゃねですけど、それも大々的にやらねばの世界だったらすぃ…「これまでのように、円高が進行して為替介入が話題になると申し訳程度に金融を緩和するという、米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」の評した「しょぼい」姿勢では、円高は解消しない」とな…

 「相当な金額、たとえば二〇兆円の国債を日本銀行が引き受けるというのが、有効なシグナルの一案」だそで、提案者は山本幸三(自民党衆議院議員/元大蔵官僚(当時))とな…

 円高・デフレのあおりをくった一番の被害者的な例であげるとしたら「エルビータメモリの破綻」じゃまいか?「海外の企業がライバルとなれば、激しい値下げ競争にさらされる」とな…「リーマン・ショック以降、円はドルに対して三〇パーセントも高くなった。一方、韓国のウォンはドルに対して三〇パーセントも安い。ということは、エルビータは(というより日本の輸出業者の多くはそうなのだが)、韓国製品との競争において六〇パーセントものハンディを背負うことになったのである」とな…つまり「六〇パーセントものハンディを背負わされては、産業政策や生産性向上の努力では、絶対に太刀打ちできない。つまりエルビータは、円高によって破綻したのだといえる」とな…とゆー事は「エルビータは日銀に潰されたのである」じゃねと…凄いなぁ…これが日本の製造業の実態か…

 も一つ「企業の収益悪化の主因をマネジメントの失敗に求める声が多いようだが、それも間違いだ」とな…「日本の電気メーカーの大半は、円がこれほどまでに過大評価されていなければ、アジアのサプライチェーンの中でもっと役割を拡大できていただろう。これら輸出セクターが、金融危機以降の日銀の失策で最も酷い被害を受けたことは明白だ」そな…製造業的には日銀に対して恨み節しかないよーな気がするのも気のせいか?まぁ日銀はどこまでも企業努力と人口減でばっくれて、最終的には想定外だから責任ありませんに突っ走るに1ジンバブエドル賭けてもいいってか…

 話は戻って、2010年「金融政策会合では、金融機関に短期資金を貸し出す「新型オペ」の規模を拡大することを政策の目玉とした」とな…すわ金融政策発動か?ですけど「このような短期金融市場に働きかけるオペは、理論上あまり効かない」とな…やるなら長期国債、民間株式や債券の購入、外為市場における円売り介入」の方が有効じゃね?とゆー事らすぃ…「つまり、あまり効かないことが分かっている薬を処方しておいて、「やっぱりダメじゃないか」とする、日銀がよく使うトリックだったのである」とな…これが所謂、手術成功患者死亡だろか?何がなんでもインフレよりデフレがいいってのが日銀の基本ポリシーなのか?

 面白いと言っては大変不謹慎なんですが、リーマン・ショック前後の鉱工業生産指数のグラフを見るとあーら不思議(笑)「リーマン・ショック以降、サブプライム危機の震源地であるアメリカやイギリスでの鉱工業生産の落ち込みより、震源地ではない日本のほうが落ち込み幅が大きい」とな…「白川総裁は、日本は金融システムが安定しているので金融政策を拡張する必要はなかった、という。だとすれば、日本の鉱工業生産の落ち込み幅が震源地の国々より大きくてもよいのだろうか。金融政策が、鉱工業生産の落ち込みをストップできるのに、そうしてなくてもよいのだろうか」なんですよ、奥さん(誰?)詳細は岡田康(内閣府経済社会総合研究所主任研究官)のチャートをドゾですが、日銀的にはよその国の金融危機の影響を簡単にうける製造業のシステムが脆弱だとでも言うんだろーか?すっごいですねぇー(笑)となると、自国の金融危機でも持ちこたえる英米の製造業を見習えとゆー事か?トヨタに聞いてみよー(笑)

 ついでに言うと、リーマン・ショック以後の不況によって「世界中で最も痛手を受けた国はどこか」それは「日本である」なんだそー…「当時、大臣だった与謝野馨氏は、「蚊に刺されたようなもの」と語ったそうだが、無責任きわまる発言だといわざるをえない」とな…蚊取り線香を炊けば全てはOKなのよってか(笑)というより蚊帳の中に住んでいらっさるのだろか(笑)

 ちなみに円高是正の場合、「財務省がドルやドル建て証券を買って、円安に誘導しようとしても、日銀が売りオペをして金融を引き締めてしまえば(これを不胎化操作という)円高は収まらない。要するに、介入だけしても金融緩和が伴わなければ、円高は止まらないのである」とな…

 だがしかし「日銀は金融政策を為替レートに影響を与えるために使う意図はない」(山口廣秀/日銀副総裁(当時))って言っちゃった、言っちゃうもんねの世界観に住んでいらっさる模様…

 しかも政府内も、「金融政策は抜き、財政政策しか念頭にない」という空気感に包まれていらっさるよーで、二重の意味で何だかなぁ…類友か(笑)「変動相場制下の政策手段として誤りであると同時に、財政赤字累積の理由の一つになっている」し、「国際協力銀行を通じて個別の融資を行おうとする結果、政府関係機関に利権が生じ、天下りなどを助長する恐れもある」って、いいことはどこにあるんだぁーっ(笑)

 ちなみにそんな日銀が震災地の企業への融資に熱心なのは「「融資に伴う日銀の利権を考慮しているからではないのか」と、疑心暗鬼にもなってしまう」って…利権、利権で世界は回るってか?ブルータスお前もか?って、それも今更?

 も一つ利権つながり、こちらは日銀豆知識…短資会社について、ちなみに短資会社とは「銀行間で、主に一年未満の短期資金の貸借を行う」企業らすぃ…で、「短資会社は法律上、一般の資金業者と同じ位置づけである」そな、だがしかし、「日銀の息がかかった短資会社には、特別なステータスが与えられている」そで、それが「短資会社指定」だとな…「日銀からの天下りがあるところには、証券業務を行うためのスペシャル・ライセンスが与えられるのだ」そな…ちなみに米に短資会社などという存在はないそーで(笑)

 さて、「短資会社は、どれだけ実質金利が高くても、名目金利が高くないと稼げない。そのため、名目金利の水準を保つことが必要になるが、これは日銀の金融政策にデフレに繋がるバイアスをかける」とな…どゆ事かとゆーと、中央銀行が行う市場のオペレーション…インターバンクとオープンマーケットの二つの市場、介入するならどっち?は言うまでもなくオープンマーケットの方が効果絶大なんだけど、「短期市場保護のため、それができない」とな…「日銀が効果的な金融政策を打ち出せない裏には、そういう日本的な背景があるというわけだ」とな…これもまた、国益より省益って奴ですか?そーですか(笑)

 また、人材育成期間も他の省庁に比べて日銀は長くかけるそーで、その結果、「財務省や経済産業省、内閣府といったほかの省庁に比べると、日銀の調査畑の専門家養成システムは優れているといっていい」になるそな…問題はその「専門家が、日銀の都合の悪いことに関しては、経済の常識とかけ離れた政策でも、「理屈をつけて正当化する」ことに専心してしまうことなのだ」そな…全ては省益の為に、素晴らしい世界ですねぇ(笑)

 ましてや「「金利が下がると日本銀行が不利になる」、あるいは「税金が下がると財務省の権威が少なくなる」などという不純な思惑のもと、中央銀行や経済官庁の利害によって、経済学者が何世紀もかけて積み上げてきた経済政策の論理が歪められてしまっているのだ」そして、そのしわよせは全て一般国民へって、凄っごいですねぇー(笑)

 後、本書色々とチャートが掲載されているんですが、これまた詳細は本書をドゾですけど、ソロスチャートいかがっすか、かなぁ(笑)これによると「二国間の為替レートは両国の通貨量の比率によって決まるというものである」なんですよ、奥さん(誰?)

 でまぁ具体的というか、金融政策が円高・デフレに有効じゃねという話がこれだけ出ていても「一九九八年に施行された新日銀法のもとでは、日本銀行に金融政策の権限が集中しているので、日銀総裁が決断しない限り、金融緩和政策は採用されない」事になっているそな…そんな訳で、今は黒田総裁ですけど、後任についてとか、それ以前の日銀及び総裁の振る舞いを見てきただけに、日銀法改正まったなしと思うのは不安視しすぎだろか?

 でもって「日銀総裁の責任は問われないまま、任期中の五年間、国民の意見がフィードバックされない日銀のシステムが、そもそも問題なのかもしれない」とゆーのは、それ日銀もだけど、霞ヶ関全体に言えまいか(笑)

 ちなみに「新日銀法では、超緊縮的な金融政策のためのインセンティブと権限が与えられている。この法律を変えなくては、つまり日銀を法で縛らなくては、日本はこの不況から立ち直れないのではなかろうか」と著者は危惧していらっさいます…権限とか権力というのは、利他的な人達に渡るのならともかく、利己的な人達に渡ったらどーなるか?とゆー事だよなぁ…基本、日本人は相手を信じる国民性だけど、官庁街には真逆でいかないといけないとゆー事かもなぁ…まさに国民の僕な公務員なんてどこにいるんだぁーっ(笑)

 ちなみにちなみに「ほとんどの国では、金融政策の目標として、経済成長の促進と完全雇用の維持などが定められている。中央銀行に自主性が与えられるのは、それらの目標を達成する手段として何を選ぶかにおいてだ」そーな…ところが「新日銀法のもとでは、手段だけでなく、目的すら日銀が勝手に決めることができる。それが「独立性」とされているのだ。しかも、その結果について責任を問われることもない」とな…ホンマでっかぁーっ?

 法改正の具体案についての詳細も本書をドゾ。いやぁ…この試案的なものではあっけにとられるよな?それって常識の範囲じゃね?な(笑)よーするに省益(日銀)よりも、まず国民の利益を考慮せよって事ですから…そこからか?そこからなのか?

 それにしても、ここまで言われて、しかもされて、何故「円高で苦しんでいる企業、またその結果の株安で苦しんでいる証券会社などは、なぜ日本経済団体連合会や経済同友会などを通じて政府に注文をつけなかったのだろうか」とあるけど、何も言っていないというのはまずないと思われで、事件は現場で起こっているだぁーっですしおすし…企業的には地震雷火事津波かもしれないけど、どこぞの大臣的には蚊ですから、これはもー今風に言えば価値観を共有できなかったからじゃないでしよーか(笑)

 まぁ著者的には「経済界に「国民経済のことを考えよう」という気風が薄れてきたのかもしない」は、そーじゃなきゃリストラ上等なんてやってられないでしょお?更に「財界も不勉強かつ無知だったということに尽きる」は、きっとどこぞの大臣みたいに顔真っ赤にして騙されたんだぁーっと叫んで己も被害者に仕立て上げるに1ジンバブエドル賭けてもいい(笑)「知らないことは言い訳にならない。それじたいが罪なのである」(ロバート・ブラウニング)なんて思考の人が一人もいないにも1ジンバブエド以下略(笑)

 また「日本銀行の世論操作がうまくいっているのだろうか、学者の方々も、日銀の責任を追及しない人が多い」は、これまたフクシマを見るまでもなく、日本は御用学者の国だものに陥ってしまっているんじゃね(笑)御用学者でない学者って、どこにいるんだぁ?私気になりますっ(笑)

 そんな日銀ですから「「人口減や人口構成の変化がデフレを招く」という、経済学では考えられないような俗論を研究するための国際会議まで開いている」そーですよ、奥さん(誰?)結局、これは「日銀への批判をそらすために、別のところへ標的を変えさせるのだ。しかも、広義の意味では国民のお金を使って…」だそーで、そこに集う御用学者のみなはまとゆー構図なのか…日銀語録的には他にも「財政事情が悪くなる恐れがあるから金融緩和ができない」もあるそで…これも壮大なアレとゆー事らすぃ…こちらも詳細は本書をドゾ。知れば知るほど…

 でもって、財務省もどーよ?とゆーと、「財務省が持つ外国為替特別会計それ自体がいわばひとつの大きなファンド。それを各金融機関が運用している。それを使って財務省が為替相場に介入すると、運用している金融機関に手数料のようなかたちで利益が生まれる。しかも、それは一〇〇兆円×数ペーシスポイント(0.01パーセント)というレベルで、かなり巨額り利益になるのだ」そな…「変動相場制を採用している先進国で、これほど大きなファンドを持っている国は、日本以外にはない。日本はあり得ないことをやっているのだ」そー…よーするに財政政策を発動する度に、儲かりまっかボチボチでんなを繰り返しているとゆー打出の小槌を振り回しているとゆー事か(笑)財政政策が単独では効かない事にもご注目…効果がなければ繰り返す事もあらーなで、繰り返せば繰り返す程に実入りがあるとなれば、どよ?金融政策について放置プレイを続けるとゆーのは、別に悪気はないんですよ、管轄外だから黙っていただけでとゆー事じゃね?

 また、財務省の利権としても消費税アップあると思いますらすぃ…まず「財務省が自由に使えるお金を増やし、権力を強化することにつながる」とな…でもって、消費税増税と共に「企業への軽減税率やゼロ税率の話も出てくる」じゃまいか?となれば、「財務省は、さまざまな業界に対して、「いい子にしていれば税率を軽減。免除してあげるよ」という構図を行使できるようになる」とな…後は言わずともお分かりの通り、財務省ウハウハじゃんウハウハやんけに突入すると…何せ、税金の増減を財務省のさじ加減で幾らでもオケとなれば、そりゃそーだ(笑)

 そして、日本の主要メディア、「日本の「朝日新聞」「読売新聞」「日本経済新聞」といった主要紙は、ギリシャ危機などを前面に出すが、為替の重要な決定要因である各国の金融政策は書こうとしない」とな…かくて「アメリカと日本の記者や論説委員たちの経済原則理解の水準には、月とスッポンの差があるのだ」そな(笑)いやもー既に、真実が書いてある新聞があるなら拝んでみたいものよのぉ越後屋の世界じゃね(笑)

 マスコミ的には省庁から配られた紙、情報をそのまま垂れ流してナンボの世界に邁進していらっさるのは、これまた今更じゃね?〇〇番とゆーのは、結局は対象との癒着を招いているんじゃまいか?

 ついでに言うと、「よくIMFから、日本が財政再建に積極的に取り組むぺきであるという議論のニュースが発せられる」けど、これって「IMFに出向している財務官僚が発信している、とのこと」なんだそな…マッチポンプって何(笑)で、それを鵜呑みにして垂れ流すマスコミって…また、日銀記者クラブの内情についても本書をドゾですが、記者会見では記者たちが「起立、礼」してからご意見拝聴するんだそな…最早、記者とは聞かせてもらっているの立場にいらっさって、何も疑問もない世界らすぃ…お上から有り難いお言葉を賜りの世界か?越後屋?

 「実際、役所と記者クラブの関係は、「餌を与えるもの」と「餌をもらうもの」の関係に等しい」とな…どこにメディアの矜持があるのか?なんて聞いちゃダメだぁーっ(笑)だって、「「お上」に近づくことこそが出世への道-それが日本のメディアなのである」なんだもの(笑)かくて「権力とメディアの癒着は強く、深い」とな…とな…

 一蓮托生って、こゆ時に使う言葉なんだろか?とふと思ふ…「問題は業界内の「和」などではないはずだ。ことに経済に関してはは、日本の、その国民の将来の生活がかかっているのである」と著者は結ぶけど、この国のトップ、セレブ、エスタブリッシュメント、インテリ層に責任感があるのか?狭義の、身内のではなく、広義のソレがあるのか?なんて…

 豆知識的には、デフレの定義…日本では「物価水準の下落をともなった景気の低迷」だけど、「世界の経済学の常識では、デフレとは「物価水準が下がっている状態」」を指すんだそな(笑)ちなみに2001年3月からは「日本政府も世界の常識に従い、デフレの定義を変えた」そな…

 ちなみにこの「変更の中心を担ったのは、内閣府政策統括官だった岩田一政氏である」そで、東大教授、日本銀行副総裁、内閣府経済社会総合研究所所長も務めた人らすぃ…「日銀政策委員会でも、正しい金融の論理に基づいて少数票を投じるたいへん貴重な存在」とな…

 ちなみにちなみに「デフレを容認するのは、庶民の味方ではないことを公言するようなものである」だそで、でも政財界はにぶいじゃないとゆーと「査問会議のメンバーである政治家や実業家、あるいは大学の教授は、安定した職業についている。収入が保証されているわけだ。そういう人たちにとっては、デフレはいいことでありうる」とな…

 デフレ、円高容認の経済政策は結局格差のおかげみたいなノリかなぁ…どれもセレブ的には痛くもかゆくもないと、むしろの方はともかく、この経済政策のノリはローマのコンスタンティヌス帝の時と被ると思うのは気のせいか?キリスト教徒的にはコンスタンティヌスは聖人ですけど、経済政策的な視点から見たら、己と自分の身近の公務員だけの経済保障をしたお人だからなぁ…

 も一つ、豆知識と言っていいのかの雇用調整助成金…これによって日本の失業率を低く保っているといふ…これで雇用されている人を除外すると「日本の失業率は、実に一二パーセントから一三パーセントに跳ね上がる」とな…「日本の見かけの失業率こそ高くないものの、実質的な失業率はかなり高い状態にある」って…最早、これってどよ?と言えるレベルでないよーな?

 これは豆知識というより、時事的なソレだけど、2011年1月に訪米した「中国の胡錦濤国家主席の声明は「アメリカが金融拡大するのは中国には迷惑だった」というものだ」ったそーで…「胡錦濤主席に何をいわれても、パラク・オバマ大統領やベンジャミン・バーナンキFRB議長は気にする必要がない。なぜなら変動相場制のもとでは、通貨政策は国内問題であるからだ。そういわれてしまえば、胡錦濤主席も反論はできない」とな…そーだったのか?通貨政策?まぁ胡錦濤より今の習近平の方がゴホンゴホン…

 ちなみに「変動制のもとでは、景気安定のために望ましい為替政策や金融政策を採ることは、自国のために必要であるだけでなく、実は世界の経済の安定のためにも有益なのである」そな…まっ変動制の下にがどこぞの大国的にはミソか(笑)

 平価切下げで世界を見よーでは「ギリシャはユーロ圏にあるので、通貨を切り下げられず、財政危機が経済全体の破綻をもたらしている。中国は元の切り上げを拒んでいるので、インフレが防げない」とゆー事になるらすぃ…まさに、これも今でしょっ(死語?)のよな?金融政策はいつもタイムリーってか(笑)

 後は、幾つか目についたとこを上げると、消費税増税…「財務省が国民からどれだけ巻き上げるかしか考えず、消費税による社会全体の損失がほとんど計算されていない」のとこなんかは、パンピーなら皆実感しているとこじゃまいか?まぁ財務にしても日銀にしても、国民にどれだけ不評を買おうが、自分達の足場には全く関係ないと切り捨て御免なんだろなぁ…

 増税に関しては本書をドゾですが、パンピーのみなはまには「政府が破産しても国民は絶対破産しない」という項があるだけでも、お分かりになる世界じゃね(笑)更に「日本が絶対ギリシャにならない理由」とか…項のタイトル見るだけでも、なるほろでして、是非、こちらを一読下さい。でもって、財務省、日銀、マスコミのアナウンスには、まず眉に唾つけてから見てみよぉ(笑)

 最早、これは現実なのか?の世界じゃね?ですけど、もー世界の専門家、海外の学者達の合言葉は「日銀のマネタリー・ポリシーはプアだ」らすぃ…よーするに完全に馬鹿にされているとみて間違いないとゆー事か…「日銀のデフレ対策は、世界の心ある経済学者の笑いものになってしまったということだ」とな…まぁ日銀的には世界中から嘲笑されよーと己の利権さえ無事なら、そんなの関係ねぇー(死語?)だろーが、その下手てをモロに被る国民はどーよ?

 と長々と続けてしまいましたが、本書はまだ他にもいぱーいありまして、著者の恩師たちとか、増税のとことか、世界の情勢とかとか…情報いぱーいですので、是非本書をドゾ。個人的には本書を読み解くというか、こんだけ問題提起していらっさいますので、本書に出て来る問題点の一つをとり上げるだけでも一冊の本ができそーな悪寒(笑)こっから、各論各位解説版が出て来るといーよなぁと、パンピー的にはとても思ふ(笑)財務省と日銀とマスコミに騙されない為のシリーズとか…

 てな縄で、他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。近経というより、現経な気がするが、その底力を身よ、かなぁ(笑)良心のある方ならきっと分かると思います。

 目次参照  目次 文系

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