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2015年12月 9日 (水)

自意識の海の中で?

聖書を読む  中村うさぎ 佐藤優  文藝春秋

 所謂一つの対談集になるんだろーか?で、お題が聖書から、創世記と使徒言行録とヨハネの黙示録で、その他付随的なものとなるのか「ヘルタースケルター」(岡崎京子)と「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(村上春樹)が入っています。ある種、読書会みたいなノリになるのかなぁ?本を読んでどー思うか?は、どーなんだろぉ?人生いろいろとゆーか、読書もいろいろ、感想もいろいろだろか?

 そんな超個人的なんじゃねだけど、世界的に一番読まれているだろー本、聖書となると、誰が読んでも皆同じになるのか?それとも読み手一人一人で違うのか?気になるところではあるのか?

 振り返れば聖書じゃないけど、キリスト教に縁深い二人が、改めて読み進めると、こーなったとゆー会話でしょか?読後の率直な感想としては、中村氏の方が男らしく、佐藤氏の方が女らしいんじゃね?とゆー、最初に想定していたイメージと真逆の結果になっておろろいた(笑)どちらかというと、中村氏の方が割り切ってナンボの世界で、佐藤氏の方が曖昧は曖昧のままもありじゃないかとゆースタンスのよな?

 同じ聖書の同じ文を読んでもこんなに違うのか?とゆーか?まぁ対談なのでわざと対比させたとゆーのもあるかもしれないが、それでもどこか違うとゆー、人これを個性とでも言うのだろうか?いやぁ、これを一神教の人達はいずこの人も皆それぞれにやっているとするならば、信仰ってパネェなぁ…

 アリス的には英都大が、プロテスタント大という事で、あると思いますなのか?アリス的に関係あるとことゆーと、カインとアベルの件のとこで神の評価とは何か?でしょかねぇ?「作家だって、渾身の作で批評家の評価もそこそこなのに売れないことがある」(@佐藤)とな…そーだったのか?アリス?しかも「そんなふうにシカトされても怒ってはいけないということ」(@佐藤)とゆー話なんだそな…何だかなぁ…

 かくて世の中は不公平な事がいぱーいって事らすぃ…ちなみにネットとは承認願望の巣窟みたいなとこらすぃ…「もう本当にネットというのはカインです。他者の評価に振りまわされる」(@中村)「だから、ネットから殺人が起きてくるのも、その原形はカインとアベルの物語にあるわけです」(@佐藤)って、そーだったのか?准教授?

 まとめると「人間は、初代のアダムとエバは人殺しをしなかったけれど、その二代目が初めてやっちゃった」(@佐藤)となり「人類初の殺人が、野望でもなく快楽でもなく、嫉妬によるものだったというのが面白いと思う。ということは、罪の根源として「嫉妬」を持ってきた」(@中村)という事になるそな…これまたそーだったのか?准教授?

 でもって、その殺したアベルは「たぶん埋めている」(@佐藤)という事になるらすぃ…成程聖書の昔から悪い事をしたら証拠隠滅に地面に埋めるんだ…どっかのくnゴボンゴホン…

 ついでと言ってはアレだけど犯罪つながりで「検事に言われたことを思い出した。五百万円と一千万円を手にのせて重さの違いのわかる人は経済犯罪を起こさない。逆に感覚のない人は、ただの数字にしか見えないから、経済犯罪を犯せるんだと」(@佐藤)とな…そーなんですか?ピッキー(笑)

 後は、海奈良の准教授の悪夢で、「ユダヤ教では「カバラ」というかたちで夢占いがすごく精緻化されているんですよ。数字の並び方とかで物事を解釈してみせるカバラ。だから、フロイトとかユングなんていうのは、そのカバラの変種ですよね」(@佐藤)という事になるとな…マルクスの共産主義といい、もしかして20世紀は宗教の変種が花開いた時代なのか?

 無理矢理准教授つながりで学者の世界とはも「学者というのは世間一般で認められることより、ある限られた専門分野の本当にわかる数人の人が認知してくれるかどうか、これが決定的に重要になるから」(@佐藤)という事らすぃ…それなら幾ら片桐さんが本書いて下さいよと言っても、ないなこれは(笑)

 他にアリス的と言っていいのか、食べてはいけませんの中に蟹も駄目だそで…准教授の好物なのに…ちなみに海老も駄目だそーだから、マレーの屋台はどーなる(笑)

 それと「編集者だって男のほうが嫉妬深いですよ。男の編集者同士で年齢が近かったりして、相手のほうが部数を出したとか聞くと、例外なく不愉快な顔をしますからね」(@佐藤)とな…そーだったのか?片桐さん?まぁ片桐さんの中にカインがいるとはとても思えないんですけど(笑)ついでに言うと、「今、雑誌の編集者と話していると、マネーと健康のことしか話題にしないんですよ」(@佐藤)とか…そーなんですか?片桐さん?資本主義パネェ…

 後は、「いろんな死に方があると思うんだけど、そこに物語があるといいんじゃないか。ある意味、小説を読むというのも、死を迎えるための訓練じゃないだろうか」(@佐藤)の件かなぁ…そーだったのか?アリス?みたいな(笑)小説とはメメント・モリであったのか…

 も一つ、猫の出産で「弱っている子や育ちそうもない子には母猫は乳をあげないからね。やつらは機嫌が悪いと、全部噛み殺すこともあるし。まあ、母親の気持ちって男には生理的にどうしてもわからないところがあるんですよ」(@佐藤)とな…猫ってそゆ生き物だったんですか?准教授?

 他にというと、アポロンので、そのアポロンかなぁ…「アポロンは疫病の神でもあったから「滅び」とは親縁性があり、このように解釈できる素地は十分にあったと。また、アポロンは植物の繁殖の神でもあって、イナゴをコントロールすることができたというんですよ」(@佐藤)って、ホンマでっかぁーっ?ちなみにイナゴは「「底なしの淵の使い」の家来」(@佐藤)で、その名のアバドン、アポリオンって、滅びを意味しているとゆーのが凄い…イナゴぱねぇ…でもって「西洋などでは、この「アバドン」とか「アポリオン」の名前を聞くとギリシャ神話のアポロンの神を思い出すようです」(@佐藤)とゆー訳で、どっかみんなつながっているのか?

 さて、旧約聖書とは何ぞや?ですが、元はヘブライ語だったとな…(一部アラム語含)で、「ユダヤ教ではヘブライ語で書かれた文書のみを正典としています」(@佐藤)という事になるそで…ところが紀元前200年頃からギリシャ語訳が進むとな…「そのギリシャ語訳の聖書は「七十人訳聖書」と呼ばれるものです」(@佐藤)そしてそれは「元々のユダヤ教の正典としての旧約聖書とは少し文書の配列が異なっている」(@佐藤)とは知らなんだ…ちなみに「大雑把にいえば、ヘブライ語正典は、強調点がどこまでもモーセの律法の重要性におかれているのに対し、ギリシャ語の七十人訳のほうは、終末やメシアの到来を待望する預言のほうに重点が移っている」(@佐藤)という事になる模様…そーだったのか?旧約聖書?

 そんな訳で、基本キリスト教の聖書というのはギリシャ語訳がメインだったそで、ヘブライ語から直で訳すのはここ最近の200年位の事だそな…

 でもって、ユダヤ、キリスト、イスラムと皆元は同じじゃね?な話はよく聞くが、これってどよ?な話にもなるよな?ユダヤ教、そのカルトじゃねのイエス・キリストはともかく、イスラムはかなり違くね?旧約と新約聖書に更にプラスアルファしてでけたのがイスラムとなっているけど、「内容的にだいぶかけ離れていますよね。例えば、イエスは十字架の上で死んだというけど、本当は天寿を全うしているんだと」(@佐藤)ってホンマでっかぁーっ?四つの福音書についても「預言者であるイエスの言葉をキリスト教徒は書き換えていると主張している。これは「コーラン」じゃなくてイスラム神学書にある記述ですけど、この世の終わりのときにイエスは、豚を殺して十字架抜いて「イーサー」という名前になり、ムハンマドの徒としてやってくると」(@佐藤)って、「イエスはイスラムに改宗して、ムハンマドの弟子になるんだね」(@中村)という事ですから、これは「ずいぶん冒涜的だよね、キリスト教徒にとっては」(@中村)という事になる模様…「だから、あんなに仲がよくないのか」(@中村)に至るとな…一神教の中の戦い、なめたらあかんぜよ、でしょかねぇ…

 まぁともかく、旧約聖書が確立されたのが紀元90年頃だそで、「律法書(トーラー。新約では「モーセ五書」と呼ばれる)や預言書(ナービーム)、諸書(ケスビーム)の三十九文書が編集され、確立されたとされるんです」(@佐藤)だそな…ちなみに歴史的な流れでいくと、モーセの出エジプト記が紀元前1280年頃で、約束の地のカナンに定着したのが紀元前1220年頃の話だそーだから、旧約聖書の話って昔昔その昔位じゃ済まない話なのか…さすが文明発祥の地エジプト-メソポタミア間は違うなぁ…

 で、更に翻って昔の話というか、昔の大元になるのか創世記で、神様が大空や海や陸をつくっていく訳ですが、その六日目に人間を創造すると…「神にかたどって創造された。男と女が創造された」とな…ところがどっこい、この後の別段であの有名な「主なる神は、土の塵でアダムを形づくり」の件が出てくるんですよ…「そして、人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた」と…

 天地創造の六日目に男女を創造したはずなのに、再びアダムとイブを造っているってどゆ事?とゆー…これって、どよ?とたいていの人ならそー思わないか?と初っ端からアレですが、「「創世記」を編集した編集者は、その双方が真実だと思ったから編集したわけですよ。矛盾には気づいているけれども、それでも両方の文書を一話にまとめることに意味を見出した。というのは、人間の理性には限界があるものであって、理性に反しているからこそ、まさに神の啓示なんだと」(@佐藤)という理屈らすぃ…

 ちなみにこれに「詭弁に聞こえるけどな」(@中村)は正直者乙じゃね(笑)それに対して「でも、「不合理ゆえに我信ず」ですよ。合理的なものならば信ずるまでもない。信じるのは不合理だからこそなんだという考え方」(@佐藤)とな…成程、キリスト教においては不合理こそ踏み絵なんだなぁ…かくてキリスト教とは「大勢は反知性主義で非合理なことを信じさせるものだったんですよ」(@佐藤)って、信者がそれを言ったら身も蓋もないのではなかろーか?もしかして、聖書とはアダムとイブの(子孫の)物語で、これとは別に六日目の男女の(子孫の)物語の書があるかもしれんねぇ?だったりして?

 この後、有名なカインとアベルの物語があって、更にカインとセトの一族の物語に続くなんですけど、放浪のカインは町を建てると…でもって町というのは悪のメタファーなのか?聖書的には?これが後にバベルの塔の伏線になっているとは…

 さて、ユダヤの神様とは何か?裁く神、知恵の神、と色々ありましょーが、人類が繁栄し、巨大化、都市化すると、技術革命キタコレで、物も人も資本も集まって、収奪、格差社会上等になってくると、「こうなると神様は必ず介入してきます」(@佐藤)とな…権力は必ず腐敗を導くって奴らすぃ…

 また、神と人間の関係も「絶対君主が家来を可愛がる可愛がり方。人間の王だったらすごい暴君だよね。そんな神によく付いていく気がするなあ、と思うんですよ」「ユダヤ教って本当に奴隷の宗教だなと思うの」(@中村)は正直者乙でしょかねぇ…もーひたすら鞭が飛ぶみたいな世界か?

 で、話は進んで、サラとハガルの確執に行くと…ちなみにこのハガルの息子のイシュマエルが「アラブ人の祖先ですから」(@佐藤)という事に…「子孫は遊牧民であるベドウィンたちなんです。つまりイスラム教徒になる」(@佐藤)とな…とゆー事は結果論から見ると「ここのサラとハガルの確執が、のちのキリスト教とイスラム教の確執になり、イスラエルとアラブの泥沼みたいな戦争になるわけだ」(@中村)とゆー事にもなるんじゃね?とは…おしゃかさまでももとい、神様的視点ではどーなんだろぉ?

 更に、イサクとリベカの辺りに進むと、結婚観と殺人観がパネェって事でFA?なんだろか?「妻だと言えば、自分が殺されて女房を盗られると思った、そう書いてありますよね」(@佐藤)って…ちなみに「美人の奥さんを持っている人は殺されて当然、みたいな風潮が当時の社会にあったわけ?」(@中村)に「欲しいものがあると殺しちゃう」(@佐藤)というのは、当時の中近東的ジャスティスだったのか?成程、ここでなら准教授も、人を殺したいと思った事があったのでと悩む必要もなかったのか?もしかして?当時のアラブに犯社の余地はないよな…

 まっともかく、「ベリシテ人というのは、当時、ユダヤ人にとって最大の敵なんです。ローマがユダヤ戦争で神殿を破壊し、ユダ王国を完全に壊滅させた後、その地をパレスチナと名付けたのは、このペリシテから来てるわけですね」(@佐藤)って、そーだったのか?パレスチナ?詳細は本書をドゾだけど「現在、イスラエルがパレスチナのアラブ人たちを嫌うのも、この聖書などのテキストにある「ペリシテ」のイメージが定着しているからなんです」(@佐藤)って、さすがユダヤ五千年の歴史はパネェ…

 そしてヤコブとレア・ラケル姉妹の件になると、この辺りは日本で言うニギギノミコトの話に似ているよな?まっ総じて殿方は若くて美人がお好きって事でしょか(笑)ついでヤコブのぺヌエルの格闘の件も詳細は本書をドゾなんですが、これに関連して「ユダヤ人は今でも腿の関節の上のすじ肉を食わないですよ。タブーなので」(@佐藤)って、ホンマでっかぁーっ?しかも全ての動物の、だそーで、ユダヤ人どんだけ禁止事項あんねんの世界だなぁ…ハンバーグとかの時はどーすんだろぉ?とふと思ったり?

 まぁそんな事より、ここよりイスラエルと言う名前キタコレになる訳で、大変重要な場面なんじゃね?だろぉなぁ…ちなみに「イスラエルというのは「神は闘う」ですね」(@佐藤)とな…後に「「イスラエル」は、神と闘って勝ち取った名前という意味になったんです」(@佐藤)という事になるそーで…どこも建国神話はパネェ…

 も一つペヌエルつながりで「ペヌエルの格闘のときも、ヤコブから名前を聞かれた相手は答えなかったですね。都合が悪いときは返事をしないで終わりにするのは、ユダヤ人特有の知恵なんですよ」(@佐藤)とな…成程、そゆのも年季入っているとゆー事か…

 そしてヨセフの物語にと…こちらも詳細は本書をドゾですけどヨセフとは何か?で「やっぱり「選ばれた者」という発想だと思う。その後を見ると、このヨセフのおかげでみんな助かるわけだから。結局、聖書の発想もヨーロッパ人の発想もみんなそうなんだけど、結末から物事を見て人を判断しているんですよね。プロセスは問わず、結果として成功した者はすべて偉い」(@佐藤)って、そーだったのか?欧米?こーなってくるとSWの選ばれし者だったのにぃーっという科白は日本人が考えている以上の意味深な科白だったのか?

 創世記に続いて使徒言行録になるんだけど、こちらは新約、キリスト死後のお話…さて、それからどーなったとゆー…まず「復活を信じられるかどうかに、キリスト教徒の一つの踏み絵があるわけです」(@佐藤)とな…ちなみにイスラム教徒の視線からすると「救い主が十字架にかけられて死ぬはずがない、キリスト教徒の捏造だと言ってます。コーランではイエスは天寿をまっとうしたことになっていますから。ユダヤ教徒は、墓から死体を動かして隠しただけだろうと言うのです」(@佐藤)って…キリストの死だけでも、三者三様なのか…凄いな、アブラハムの宗教…

 さて、使徒言行録の方ですが、アナニアとサフィラとか、もー色々出てきますのでこちらも詳細は本書をドゾ。それにしても夫婦より共同体優先で、「聖霊を欺いたものは、ぶっ殺してもいいという論理になっているんでしょう」(@佐藤)って、凄くね?

 まぁ使徒言行録の何が凄いって「イエスがいるときはあれほど魅力的な一つのグループであり、素晴らしいイエスの言説のもとにまとまっていたわけでしょ。それが死んでからわずかの間に、こういういやらしい組織になっていって、自己保身みたいなことしか考えない人たちや、組織の論理しか考えないようになっていく。その人間の性というものが醜いってことを正直に書いている記録と考えると、面白いですよね」(@佐藤)って、いや、全然ワロエナイなんだと思うんだが…

 それにしても前のペリシテ人のイメージもアレだが、サマリア人、善きサマリア人とか聖書に出てきているけど、あれって「サマリアの人間というのはかつて異教の支配を受けていて一段低い人間だという意識をユダヤ人たちは持っていた。「善きサマリア人」というのは、その差別意識の裏返しです」(@佐藤)とな…何かもーこの辺りの民族意識ってのも、水面下では物凄いものがあるんじゃまいか?なのか?

 使徒言行録についての詳細は本書をドゾ。それにしても「キリスト教の中でも、パウロが好きな系統のキリスト教とペトロが好きな系統とヨハネが好きな系統があります。ペトロが好きな系統はカトリック。それに対してヨハネが好きな系統はギリシャ正教。そしてパウロが好きな系統はプロテスタントなんです」(@佐藤)とは知らなんだ…プロテスタントって基本、パウロ的とゆー事か?

 ちなみに聖書とは勝ち組パウログループによって編纂されたキリスト教の物語なんだそな…「その周辺にいた他の連中は全員淘汰されて、キリスト教の物語が全部パウロの物語としてまとめられているわけです」(@佐藤)となるらすぃ…やっぱ人生勝てば官軍って奴か…

 それにしてもパウロって徹頭徹尾男でごさるなお人だったんだなぁ…「圧倒的に政治家タイプなんでしょう。権力欲があってギラギラしていて、人をどんどんオルグしていくのが上手い男」「だんだん党派をつくっていく力が非常に強い」「パウロって、ジェンダー的な感覚がゼロだと思いません?発想がすごく男権主義的だと思いませんか?」(@佐藤)更に使徒言行録に女性が出てこないのは「女性たちについて書く必要すらない、そういう認識だと思うんですよ、このパウロという人は」(@佐藤)とゆー事で女の腹から生まれた者に負けはせぬの世界だったんだろか?パウロってば(笑)

 面白いのはといっていいのか、その俺様パウロがアテネでは全然相手にされなかったとこですよねぇ…当時のギリシャは現代的というか、科学的思考というかで、「物事を観察して、そこに何か普遍的な法則性を見いだすという考え方はギリシャの発想で、それは科学の発想なんですよね。それに対して神との関係において一回ごとに違うことが起こるというのが、キリスト教の発想ですから、基本的に普遍的法則はないんです」(@佐藤)とゆー訳で水と油のよーな対極にいる人達に接点なんてないってか?

 そしてパウロはエルサレムに行くですが、こちらの詳細も本書をドゾ。とにかくキリスト教を立ち上げた男はパウロだろしなぁ…本人の性格はともかく、仕事はきっちりやるお人だったんだろーし…

 ついでヨハネの黙示録にいく訳ですが、もー圧倒的な迫力です。ある意味当時のフルカラーというか3Dというかの量感だったんじゃまいか?こちらも詳細は本書をドゾですが、結局「バビロンの滅亡と入れ替わるようにして、終末の後にエルサレムという街が新しく現れるんです」(@佐藤)という事らすぃ…

 その他のお話についての詳細は本書をドゾ。なるほろなお話がいぱーいです(笑)

 後は各論的なとこで、悪魔とは何か?もアレかなぁ?「悪魔が常に悪いほうを選択するのは、悪魔が、何が正しいか知った上で、その逆を行っていることになるからです」(@佐藤)とな…悪魔は善悪の判断がつく、しかも神のレベルで、それってどよ?とゆー事になるらすぃ…ちなみにこれは「未だ解決していない問題なんです」(@佐藤)って…

 更に悪魔な話でいくと「悪魔というのは近代の初頭に肥大しちゃっているんです。大きな存在になっている。それまでの悪魔は「風邪をひくのは悪魔のせい」っていう程度のもので、家畜がちょっと病気にかかるとか、身体がだるいのは悪魔のせいというくらいの感覚で、そんなに極端に悪事を働くということはなかった」(@佐藤)って、そーだったのか?悪魔?

 ちなみに「古代は「サタン」が流行したんですよ。中世になると「ルシファー」、そして近代以降になると「メフィストフェレス」なんです」(@佐藤)とな…サタンは上記の通りでそんなでもなかったけど、「グレードアップして、中世のルシファーあたりになると知恵がついてくるから、かなりの悪さもする。メフィストフェレスに至っては戦争を起こしたりもしています」(@佐藤)になるそな…悪魔も進化系なのか?

 でもって、ロシア正教の場合、「明確な悪魔観を持っているんです」(@佐藤)とな…それによると「悪魔というのは完全に自立していて、人間が悪を犯すのは悪魔によって誘惑されるからだと、それで身代金を払う必要があり、その代わりに差し出されたのがイエスなのだと」(@佐藤)その結果「無事人間を取り戻すことはできたけれど、悪は厳然として存在する」(@佐藤)という考えたなんだそー…さすがおそロシア様パネェ…

 後、光と闇の関係のとこも「プラトンのイデア論を発展させて、物質世界の生成の仕方を説く思想です。この世が光と闇に分かれたとき闇の神が生まれ、その闇の神がありとあらゆる悪を生み出す。これが「デミウルゴス」という、もう一段次元の低い神であると考えた」(@佐藤)とか…悪も色々あるのぉ…ちなみに「闇の神みたいなものはファンタジー小説などにも出てくるけど、案外、哲学的にしっかりしているんですよ」(@佐藤)とは知らなんだ?そーだったのか?アリス?

 それと、原罪についての件も、アウグスティヌスの場合は「男の精液の中にこそ原罪があると考えたんです。それだからカトリックには独身制が入ってくる」(@佐藤)とな…「セックスすると、精液の中の原罪がまき散らされるから、神父は結婚しちゃいかん的な考え」(@中村)だとな…そーだったのか?神父サマ?まっともかく、これもコインの裏表で「この、セックス=原罪を適用するのが、一連のセックス教ですね。キリスト教系の新興宗教にセックス教団が出やすいのは、教祖様と、そこに連なる司祭様の精液は清い精液であるからと」(@佐藤)って、そんな論理がまかり通っていたのか?新興宗教?でも、身も蓋もない一言では「外から見れば「お前がやりたかっただけだろう」みたいな(笑)」(@中村)って(笑)

 原罪といえばこの二人キタコレでアダムとイブとリンゴ(?)の実ですけど、善悪を知る木の実を食べたとゆーアレ、神様に食べたらいけません、食べたら死ぬよと言われていたアレ…その結果はあまりに有名ですが、まずアダムの場合、「女がくれたからと言い訳したばかりか、神様が一緒にさせたのが悪いみたいな言い方をしている。二重に責任を転嫁してますよね」(@佐藤)という事になるそな…神様が女をよこしやがったんじゃないか、その女が食えと言ったんじゃないかって…それ男としてどよ?

 しかも、神の言う通りならば死ぬはずだけど死ななかった訳で…「蛇が悪魔だったとすると、その悪魔は本当のことしか言わず、非常に正直だったことになる。むしろ神が「これ、食べると死ぬぞ」と子供に美味しいものを食べさせたくないときに言うような台詞で、虚偽の脅しをしていたんです」(@佐藤)って…何とゆーか饅頭怖い以前の話なのか?

 でまぁ「ユダヤ教には「原罪がある」と読むグループもあれば、「原罪はない」と読むグループもあるんですが、「原罪がある派」の考えを発展させたのがキリスト教で、だからキリスト教というのは、うんと悪い言い方をするなら、つねに負債を抱えてさせて追い込みをかける闇金みたいなもの。だから、世の中を素直に楽しめないし、いつも人の目を気にするような人間をつくり出すんですね」(@佐藤)とな…そーだったのか?キリスト教?でもラテンな人達って人生謳歌しているよーな気がするのは気のせいか(笑)

 ちなみに聖書視点では「人間には自己意識ないし理性があり、それを悪用することが原罪」(@佐藤)じゃね?とゆー認識らすぃ…

 何よりも凄いと思わされるとこは、「重要なのは、ユダヤ教やキリスト教の話には、根源的なところになると因果関係も理屈もないんです」(@佐藤)のとこかなぁ…もー全ての道は不合理ゆえに我信ずか?そーなのか?

 現代社会的にどよ?では、「今の英米系の哲学では、このヴィトゲンシュタインの言語哲学が主流になっています」(@佐藤)って、そーだったのか?ヴィトゲンシュタイン?言葉の差異パネェ(笑)ちなみに「これを思想の分野では「言語論的転回」と呼んでます」(@佐藤)という事になるそな…業界用語って(笑)

 後は永遠の命云々のとこも欧米人と日本人では捉え方が違うそな?かくて死の概念も違うそな…何しろ、生病老死で生きるって大変な感覚でいるから、日本人は「死というものに対して非常に耐性が強いんだと思う」(@佐藤)という事になるらすぃ…成程あちらの方々は無条件に永遠の命素晴らしスの住人なのか…

 他には反証主義についての件も、「とりあえず物語を聴いて、その後で「この箇所は論理が破綻しているぞ」とクレームをつけて修正に持っていく。あるいは、その物語が根本的に成り立つか否かを判断する。これが議論によって真理に詰めていくための、今いちばん流行の発想なんです」(@佐藤)とな…そーだったのか?ポパー?

 後は、現代社会ならば当然のように考えられている平等でしょか?ちなみにこの平等の概念も何故かと言えば「それが市場原理主義の思想になるからです。人間が平等でないと経済が発展しない。それはラチオ、分割可能の思想であり、ヒューマニズムなわけです」(@佐藤)とな…そして問題は「平等の基準となる合理性なんですよ。能力評価の基準には客観性が必要ですから、数値で示せなくてはならない」「機会の平等なら、結果に差が生じてもOKだけど、結果の平等を目指すのであれば、弱い者により多くの機会を与えないといけない」(@佐藤)とな…果たして、平等とは何か?成程、むつかしー問題だったんだなぁ…

 現代社会的になるほろなとこではコミュニティとアソシエーションの違いのとこじゃまいか?「コミュニティというのは自然に発生するもの。アソシエーションは自発的結社」(@佐藤)という事で、キリスト教団はアソシエーション、会社もアソシエーションの分類になるらすぃ…でもって、「日本の場合は基本的にコミュニティで、その下にアソシエーションが存在しているけど、アメリカの場合はコミュニティじゃない。国家はむしろアソシエーションという観念。アメリカという国家に帰属する目的意識を持つ人の共同体なんです」(@佐藤)とゆーのは言われてみればその通りってか?

 では、そんな米に偶然生まれてしまって米に帰属する意志がない人はどーよ?というと、「いつでも出ていってくださいと」(@佐藤)という事になる模様…その踏み絵が「徴兵なんです」(@佐藤)とな…凄いな米、国の為に戦う意志のない者は国民に非ずの国だったんだなぁ…

 それと決断力の危うさかなぁ…こちらカール・バルトとフリードリヒ・ゴーガルテンの件で、詳細は本書をドゾですが、WWⅠ後の独で天才ゴーガルテンの思想は席巻したとゆーか後押しになったとゆー事らすぃ…「ナチズムを正当化する理論を組み立てたのが、このゴーガルテンで、一九三〇年代の初め、彼の影響を受けたハイデッカーなどドイツのインテリたちのほとんどがナチスの方向に向かっていった」(@佐藤)というから、ドンダケェーな世界なのかはわかっていただけるかと…これにヤバくね?と警鐘を鳴らしたのがバルトとな…で、そのキーワードが決断(力)…そしてフロマートカも…「見習うべきは決断ではない」(@佐藤)とな…何か最近はやたらと決断力とか、言い切ったもん勝ちみたいなノリが多いけど、それってヤバい思考だったのか…

 だばだばだで、男と女、フェミ的にどよ?はあちこちで目につく事になるとゆー事らすぃ…まぁアダムのあばらから、

 男尊女卑じゃねですけど、「男女の関係で男が優位だっていうのは、突き詰めれば筋力の問題だけだと思うけどな。考え方そのものが野蛮で、暴力そのものですよ。日本だけじゃなくて欧米も、実は男権的な社会でしょ」(@佐藤)とか、「実際には男系社会のほうが優勢なのは、血統にこだわっているんじゃなく、血脈につながっているという神話にこだわっているということなんです」(@佐藤)とか…

 楽園追放の件で「女というのは、ものすごい欲望を持って男を追いかけているみたいな(笑)。追いかけるのは男のほうであって、女が男を誘っているというのは男のファンタジーですよ。聖書は男のファンタジーを語っている(笑)」(@中村)とな…でもって、これが「聖書の人間像なんです」(@佐藤)という事らすぃ…「人類のすべての悪は、あのとき女が木の実を取って食ったことろに原因があったんだと」(@佐藤)とな…全ての責任は女性にあるって、凄いなキリスト教…「こういった男権主義というのはすごく簡単な話で、筋力の違いに過ぎないんですよ。暴力的にねじ伏せる。その暴力の構造を正当化するための物語であって、アダルトビデオの世界と一緒ですよ(笑)」(@佐藤)って、そこまで言う(笑)ただ、AVはファンタジーというか、フィクション前提ですけど、聖書の場合は「神の話として書いているから、許し難いというか(笑)」(@中村)ですよねぇ…

 再三出てきているよーに、男性優位なのは筋力だけ、「知力において男と女の間に差はない」(@佐藤)という事になるとな…「強さを持っているという社会は、基本的に野蛮な社会なんですよね。だから、男権的な社会というものから社会構造が転換していくことが、非常にキリスト教のメッセージ性としてかなっていると思う」(@佐藤)という事になるらすぃ…

 ちなみに著者の実体験がこれまたリアルにボディブローかなぁ(笑)「捕まったときに外務省の男一人残らず逃げやがったからな。残ったのは女性陣だけだったから」(@佐藤)って、事実の重みって強ぇ…何たって聖書の方も「イエスの場合も、権力に捕まりそうになると、みんな怖くなって逃げちゃう」(@佐藤)とな…殿方っていざという時とても頼りになるんですよ、おぞーさん(誰?)ほら、フクシマで実感したでしょ?日本人なら(笑)

 また、「ユダヤ教もキリスト教も母を排除している。そこがすごく特徴的だと思うんです」(@中村)というとこで、家父長制万歳ってか?「「父と子と聖霊」三位一体みたいに言うじしゃないですか。だけど、子といっても娘じゃなく息子なんだよね。そしてそこには母がいないの。聖霊はいるのに」(@中村)とな…

 でもって「ユダヤ共同体では娘たちは父親のものですから。息子も、聖人するまでは父親のものでしょうね」(@佐藤)って、まさか今もじゃないよね?

 後、これはたいていの女性は皆ニヤリとすると思うんだけど「暴力的なことが大嫌い。力を押し付けるとか、何かを強要するとか、戦争であるとか、殺人であるとか、自分がやられたくないから人にはやらない。これを徹底できる人って意外と少ないんです。とくに男は」(@佐藤)って、多分蘭ちゃんもニヤリかなぁ(笑)

 ちなみに「神には性別がない。だから神が男だということを、どういうふうにして克服していくかが、ここ百年ぐらいのキリスト教における大きな議題なんですよ」(@佐藤)って、そーだったのか?キリスト教?神様の絵画ってたいがい男性に見えたよーな気がするんだが?気のせいか?「神を男として見ているというのは、男権的な社会における完全な勘違い。文献的には明らかになっています」(@佐藤)とな…「「父なる神を超えて」、父親というイメージから神様を離さないといけないと」(@佐藤)って…ええええっ…

 後、聖書的表現のアレなんですが、神の子というとイエス・キリストのイメージしかなかったんですが、旧約聖書にも神の子な表現が出てくるとこあるそで、そゆのはど?とゆーと、「天使のことですよね。天使というのは「叡智」であるとされている」(@佐藤)とな…ちなみにこの叡智とは「「ひらめきを起こさせる力」ですね」(@佐藤)って、アハ体験とか入るんだろか?

 も一つ、噂の死海文書ですけど、「発見されたものはカトリック教会が買っちゃって、ローマ法王の金庫の中に眠っていて、出てこないんです」「「死海文書」を読むと、どうもイエス・キリストのような人物が複数いたらしいと」(@佐藤)とな…かなり意味深だと思うんですけど、「とにかく、「死海文書」は謎で、これに触るとあまりいいことがない」(@佐藤)と言わしめるものだとな…お察し下さいって奴だろか?

 キリスト教の不思議でいくと、三位一体についての詳細も本書をドゾですが、「キリスト教の重要なポイントでありなから、これは永遠の神秘なんです」(@佐藤)だそで、更にキリスト論もどよ?で「イエス・キリストというのは真の神であって真の人である、という教義がある。じゃ、こいつは人なのか神なのかというと、よくわからない」(@佐藤)って、キリストの立ち位置ってどこよ?って事でしょか?

 面白豆知識系では、ウロボロスの発想のとこで「始まりがなく終わりがないのは、ギリシャでは当たり前の発想です」(@佐藤)って、そーだったのか?ギリシャ人?だからギリシャ人の時間感覚は「日本人やインド人と一緒で円環を描いている」(@佐藤)そな…それが直線になっちゃったのは「キリスト教が入ってきてからなんですよね」(@佐藤)って…

 これを面白に入れるのはアレだけど、豆知識的には凄くね?で「第二次世界大戦中にB29で日本は爆撃されたでしょう。あれは無差別爆撃ですから国際法違反です。したがって、無差別爆撃によって無辜の住民を殺した人間は、軍法会議にかけて処刑することも国際法上、合法なんですよね」(@佐藤)とな…でもって、銃殺刑や絞首刑にした人は戦犯にならなかったけど、「斬首刑にした日本の軍人は戦犯になった」(@佐藤)だそで…それは何故か?というと「ユダヤ・キリスト教の世界やイスラムの世界では、首を切られて落っこちちゃうと、最後の日に復活したときに首がつながらないのでは、という恐怖があるからですよ」(@佐藤)そんな訳で、火葬もダメ絶対の世界らすぃ…

 これも豆知識かどーかはアレだけど、「中世イスラム関係の文献を読んでいると、悪徳都市というのがしょっちゅう出てくるんです」(@佐藤)とな…どゆ事かとゆーと「農村や遊牧民には巨悪は存在しないんだけど、都市には富も権力も集まってくる。近代の特徴というのは、都市文明を中心にした特徴なわけですよね」(@佐藤)とな…成程、金と権力でこの世の悪は回っているのか(笑)

 も一つ、人は恐怖やパニックに陥ったら、他の更に強い、大きいものにお縋りすれば救われるらすぃ…だから「人間は簡単に宗教に走るということ。思考停止したかたちで問題を解決しようとするんですよ」(@佐藤)って…うわぁーっ?ですけど、「個人的な精神異常というのは、ナチスの時代になるとすごく減ったんです。集団的な狂気が社会を覆うと、個人の狂気って消えてなくなるんですよ」(@佐藤)って、ホンマでっかぁーっ?戦争になると神経性胃炎の人がいなくなるって話はどっかで聞いた覚えがあるが、世の中ってというより、人間って、の話なのか…

 面白豆知識というより歴史的なソレかもですけど、旧約聖書の頃だと「石と漆喰を使うのはユダヤ人で、バビロニア人がレンガとアスファルトを使う。バビロニアの技術のほうが先進的だったんです」(@佐藤)とは知らなんだ…成程、バビロンなのか?繁栄する都市ってパネェ…

 こちらは豆知識というか、予言か(笑)ですけど、帝国というものは、人、情報、富を集めて巨大化すると…「しかし、どこかのタイミングで一気に瓦解する」(@佐藤)とな…ローマ帝国しかり、ソ連しかり、「やがてアメリカ帝国や中華帝国もそうなってもおかしくない」(@佐藤)とな…しかも「帝国が崩壊するのは外敵の侵入ではなくて、内側から矛盾が拡大してくるせいなんです」(@佐藤)何か大国はどこも外に敵を求めて三千里しているけど、結局のとこ獅子身中の虫にやられてジ・エンドな訳か?まぁ当事者としての中の人は絶対に認めないだろーけど(笑)

 それとこれは豆知識というか世界の常識なのか?のご挨拶、ご機嫌いかが?に、いいねと答えるのがグローバル・スタンダードだと思ってたんですけど、「中央アジアとかアラブの連中は、「機嫌がいいか?」と声をかけると、「いや、よくないね」って言う。絶対に「機嫌いいよ」と言わないんですよ」(@佐藤)って、そーだったのか?はわゆー?何故かとゆーと、「「ファイン」と言うと、邪視に悪いことされるから」(@佐藤)って…「褒めると、褒めるからには何か邪な気持ちがあると考えるんですよ」(@佐藤)とな…だから持っている物を褒めるなんてクレって事になるそで…うかつに奥さん奇麗ですねなんて言おーものなら…皆まで言うなの世界か…

 でもって、この世界観が旧約聖書の世界観なんだそな…「そんな邪視の文化に育まれてきた結果、アラブやイスラエルの連中は、つねに不愉快な顔をしている」(@佐藤)事になっている模様…成程、中東にニコニコ運動なんて、そんなの関係ねぇー(死語?)なんだなぁ…人間、笑顔の方が免疫力も上がるはずなんだが?

 それてこれが中国の世界観の場合、「白髪三千丈のたぐいで、中国が尖閣周辺に漁船を一千隻送ったと言って、実際は数隻しか来ないというの話と同じです」(@佐藤)ってのは、さすが中国サマの数字だよねぇ…経済成長率とか、株価とか、どこぞの三十万とか…

 そして集団としてのソレとしてゲイの場合…「インテリジェンス機関では絶対にゲイを採用しないですよね」(@佐藤)とな…その心は「ゲイのネットワークにおいて秘密が漏洩するから」(@佐藤)という事らすぃ…「各国の外務省にゲイはいるんですよ。もし採用しないと裁判になりますからね。ところがCIAとかモサド、SISは、建前上はゲイでも受け入れることにしてはいても、ただの一人もいない。もしいたら、ありとあらゆる手段を使って辞めさせます」(@佐藤)とな…彼らは社会的コミュニティより、ゲイ・コミュニティを優先するとゆー事らすぃ…なので「その結束の固さを最大限に活用したのが旧ソ連です。イギリス国内に女王の絵画顧問を送り込んだり、SISのソ連担当部長を協力者に仕立て上げたりした。それに懲りて、各国の情報機関はゲイを採用しなくなったわけです」(@佐藤)に至るとな…基本人間って二重忠誠はあり得ないとゆー事か…

 後は、食事とはかなり意味深なものだっのだなぁなエピで、「小泉訪朝では、わざわざ弁当を運んで行った。これは逆に「金正日に「金正日と一緒に飲み食いをしないのは友だちじゃないから」という意味ですね」(@佐藤)という事らすぃ…外交ってパネェ…それよりサッカーとかのどこぞの国へのアウェイの時にお弁当持っていったらどーか?と思うが、建前上はスポーツ親善で友好何ちゃらだから無理なんだろなぁ…

 も一つ豆知識的に美容整形って基本女性がメインの話かと思っていたら、これインテリジェンスでもあると思いますの世界なのか?ミッション・インポッシブルってか?「フェイスリフトというのは、インテリジェンスの業界ですごくよく使われているんです。潜入させる情報員の顔の輪郭を少し変えるだけで、イメージが全然変わるから」(@佐藤)って、やっぱ顔は変えるものなのか?

 ちまちまそーなんだ話がいぱーいで、「欧米人はプシュケーとプネウマを区別するけれど、日本人や中国人にはできないので、「霊魂」という奇妙な言葉が出てくる」(@佐藤)って、そーなのか?「ヨーロッパやユダヤ・キリスト教文明では「霊」と「魂」はまったく違うものなんです。プネウマが霊で、プシュケーが魂。プネウマには個性がない。ありとあらゆるものが生きていくところの原理がプネウマ、それに対し、見えないところを含めてその人の個性をつくるものがプシュケーです」(@佐藤)とな…うーん、プネウマの方がよりコアな感じなんだろか?脳で言うなら脳幹みたいな感じ?プシュケーは新皮質みたいなノリだろか?

 これも下半身事情になるのだろーか?で、露人の場合、「彼らの避妊の方法の一つには堕胎が入っていた。ピルやコンドームと同列で、モスクワ大学のインテリ女子大生でも、堕胎した経験が二、三回はあるというのが普通でした」(@佐藤)って、キリスト教って堕胎はペケじゃなかったのか?それとも正教系はOKなのか?

 豆知識動物編じゃないけど、ユダヤ人やアラブ人の認識では、野生のロバと飼っているロバは別物であるという不文律が厳然としてあるそな…「野生のロバはきわめて危険な動物、飼っているロバは従順な動物なんです」(@佐藤)とな…たとえ生物学的には同じロバでも、そゆ事らすぃ…その他、山羊と未の対比とか、兎の対比にもつながるそーで、仏人の場合「「あなたが言っているのは家畜のウサギ(ラビット)。我々が食べるのは野原にいる野ウサギ(ヘア)であって、あれは食べてもいいんだ」って」(@中村)とな…何か凄い論理だなぁ…こーなると日本もノラ鯨とか、飼育鯨とかだと違うんですとか主張できるんじゃまいか?

 それにしても、タイムスケールって国とか民族によって全然違うんだなぁ?日本なんかユダヤ五千年からしたら新しい国じゃねだし、まっ普通というかそんなもんじゃね?な感覚でいると、「ロシア人とかアメリカ人とかを奈良に案内して、「これは今を去ること一千年前」なんてやると感嘆しますよ。一千年前のロシア人はまだ洞窟に住んで熊のすぐそばで暮らしていた…」(@佐藤)っホンマでっかぁーっ?だけど「ロシアでも奥地は狩猟採集ですから。アメリカ人やイギリス人だって飛鳥時代、天平時代のことを話すと、みんな腰を抜かすわけですよ。その頃にこんな文化があったのかと」(@佐藤)って…でも英って島の2/3位はローマ帝国下にあったはずで、それなりの文化があったんじゃね?とはいえ、大英博物館には肝心のグレートブリテン島の遺物は少ないとゆーしなぁ…英もエリザベス一世まではアレなのか?

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。最後に一つだけ取り上げるとしたら、本書で一番驚いたのが、「アカデミズムの世界では、ここ百数十年、神学と教会とはまったく分かれているの。神学は基本的には無神論的で、とくに聖書神学では、神様なんていないと考えている人が圧倒的多数派です」(@佐藤)ってホンマでっかぁーっ?じゃね?更に「最近は、テキストの構造には暴力性が潜んでいて、それを貫いているのは抑圧の論理であるとの読み方さえあるんですよ。イエスという人間は、そういう抑圧の論理を脱構築しようとしたけど、やはり限界があったと。イエスの目指したものをパウロが全部逆転させたと」(@佐藤)とな…何か神学についてのイメージが180度変りそー(笑)その上、「信仰を守る教会の牧師は、いわば営業マンだから、神学的にあまり難しいことは考えません」(@佐藤)って、もしかしてはいここわらうとこ、なんだろか?それにしても凄いなキリスト教?まさに矛盾とは何か?の世界だと思うんだけど、でもそんなの関係ねぇー(死語?)なんだろか?うーん…

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