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2015年12月12日 (土)

まねまねおーまねまね(笑)

マネーの支配者  ニール・アーウィン  早川書房

 サブタイトルは、経済危機に立ち向かう中央銀行総裁たちの闘い、なんですが、中央銀行総裁物語だろか?主役は、ベン・バーナンキ、ジャン・クロード・トリシェ、マービン・キングの三人じゃなかろーか?でして、この名前だけで、今でしょ(死後?)なお話しだとゆー事はわかってもらえるんじゃなかろーか?

 でもって、軽く中央銀行の歴史背景なんかにも触れていて、中央銀行ってスウェーデン発祥とは知らなんだ…中世というべきか、近世というべきか、まぁそんなルネッサンスぅーな時代に、ストックホルムは燃えているか?じゃないけど、金融革命というか、怒涛の世界に飛び込んだというか、あったんですねぇ…

 まぁ歴史的にいくと、FRB創設までの物語も実に米らしくて聞くも涙?語るも涙?の物語も凄い…現在のFRBは三代目だったんですねぇ…とゆーか、米人の政府というか、権力不信って物凄く根強いものなんだなぁ?他人に権力預けると絶対悪い事するに違いないって…性悪説万歳ってか?

 まぁ各国の過去編も山あり谷あり、何かいろは坂よりパネェ世界ではありますが、何より現在、21世紀の怒涛の経済状況は、どげんとせんといかん位じゃすまない世界でして…なんとゆーか、不用意な政治判断というか、一言が国の財政、経済を破綻に落とすとゆー、マジ仁義なき戦いの世界に突入してんだなぁと痛感しますた…

 でもって、経済は誰が守るもの?とゆーのも、考えさせられるかなぁ?政府なのか?政治家なのか?それとも?でして、一国の経済破綻は最早一国だけの問題で済まないとこが、グローバル経済のこあいとこかなぁ…でもって、これまた一国の繁栄が独占できる時代でもないと…

 とゆー事で、本書はその入門編というか、トーシロでも分かる平易な文章で、世界経済ってこー回っているんだとゆー側面を見せてくれまする…まっ四の五の言わず、本書を読めの世界だろか(笑)

 アリス的には、スウェーデン館からでスウェーデンな話でしょーか?時は17世紀、この頃のスウェーデンは「ヨーロッパの超大国だった。スカンジナビア半島全体を治め、現在のバルト三国の一部とドイツ、ポーランド、ロシアの一部も支配下に置いていた」そで…そーだったのか?ヴェロニカさん?

 でまぁ、その当時のスウェーデン経済といえば「漁業および鉄鉱石や銅の採掘に頼る他なかった」そで、それらを物々交換するより貨幣で交換した方がよくね?とゆー事で「一五三四年に最初のダラー貨幣を鋳造した。アメリカ通貨の名称の起源はここにある」って、これまたそーだったのか?ヴェロニカさん?ドル初めて物語ってスウェーデンからだったのか?

 詳細は本書をドゾですが、ここで登場するのがハンス・ウィットマッカー後のヨハン・パルムストルヒでございます…とにかく「一六五六年一一月三○日、国王令によりストックホルム銀行の設立が許可され、ヨハン・パルムストルヒが経営を任された」とな…でまぁ彼が何をしたかとゆーと「巨大な銅板をストックホルム銀行の金庫に保管し、紙の領収書を発行したことである」とな…紙幣キタコレって事ですか?そーですか(笑)

 さて、この結末は取り付け騒ぎキタコレまで人は突っ走るものらすぃ…これまた詳細は本書をドゾ…また、後のスウェーデン国立銀行への道についても本書をドゾ。とゆーか、このスウェーデンの銀行悲喜劇が今でも繰り返しているよーな(笑)銀行、ないと困る、でもあったとしても制御できなくなったら破滅しかないとゆーしかも国ごと火だるまって、どよ?

 貨幣、もしくは銀行とでもいおーか、手に入れれば便利だけど、近づくと火傷するぜの世界だったのはしょっぱなから同じだった模様…注意一秒ケガ一生なのか?火の用心火事の元なのか?ここから人類の銀行史が各国で進む事になると…

 歴史的には、英の場合、オーバーレンド・ガーニー商会の取り付け騒ぎと「ロンバード街金融市場の解説」(ウォルター・バジョット/金融評論家)の件の詳細も本書をドゾ。イングランド銀行とは何か?みたいな歴史的過程が分かるよな?バジョットの鋭い指摘がいくつか紹介されているのですが、一例をあげると「銀行証書は「侵略にさらされず、革命が起きない国家でのみ可能だからである」」とか(笑)まぁここでの一番のキモはバジョット原理だろーけど(笑)

 独の場足は、ルドルフ・フォン・ハーフェンシュタインでオケ?ちなみにこのお人は「歴史上最悪のセントラルバンカーとも言われる」だそで…独統一したぜ、ライヒバンク(1876)設立するぜで、第一次大戦後のハイパーインフレの件は歴史に名高いのでこちらの詳細も本書をドゾ。ちなみにこの時の賠償金支払いが終わったのが2010年というからお察し下さいの世界か…とりあえず、ヒャルマル・シャハト登場を待てってか(笑)

 さて、FRBができるまで、というか軌道に乗るまで、というか今現在も乗ってんかい?な世界らすぃ「アメリカ建国一三○年間にわたり正式な中央銀行が存在しなかった背景には、中央集権や金持ちや世間知らずのエリートへの不信があった。それこそ、アメリカをそもそも独立へと駆り立てた動機なのである」で、ピリオドって感じかなぁ?実に米的な話で、米には権力、セレブに対しての根深い疑いしかないんだなぁ…

 ちなみに歴史的に中央銀行が一番必要な時とはいつか?といえば、戦争の時とゆーから、何だかなぁ?よーするに国債を発行して戦費を調達できるのは中央銀行の務めとゆー事らすぃ19世紀的米のスローガンは英には勝たねばだったのか?うーん…そして、度重なる恐慌をどーするよ?という事で、米の中央銀行物語の詳細も本書をドゾ。

 後は金本位制を巡るWWⅡ前夜編の詳細も本書をドゾかなぁ(笑)イングランド銀行と仏中銀の総裁同士が犬猿の仲だったとか…FRBは組織内で対立してね?だし(笑)グローバル金融システムは稼働しているけど、中身はとゆーと何もかも脆弱じゃね?とゆー話だったらすぃ…かくて大恐慌キタコレになって、その対応は?とゆーと、これまた歴史的大事件ですので今更とゆーか、まぁ詳細は本書をドゾ。

 でもまぁ昔から欧州ってな世界かなぁ?「ドイツ経済の崩壊を避けるために必要な巨額の資金をフランスは用立ててもいいと言った。ただしドイツにも身を削っていただきましょう、と。国粋主義的な政治活動を禁止し、戦艦の建造計画を捨て、オーストリアと友好関係を結ぶことが条件だった。ドイツにとっては受け入れがたい条件である」とな…その他お金集めに奔走する独中銀だけど全て尽きた時「一九三一年七月一三日、第二次世界大戦の種が播かれた」とゆー事になったとな…「平和で民主的でありたいというドイツの理想は、情け容赦ない金融システムの前に崩れ去ったのである」と…

 さて、戦後になっても中銀の歴史って何?な世界が展開しているよーで、FRBのアーサー・F・バーンズの件もセントラルバンカー的には聞くも涙語るも涙の物語なんだろなぁ…よーするに中銀の立ち位置とは那辺にありや?の攻防だろか?「バーンズがほんの少しでも独立性を示すと、ニクソンたちは汚いやり方でプレッシャーをかけた」とな…

 こちらの歴史の詳細も本書をドゾ。カーターが指名したG・ウィリアム・ミラーとか、ポール・アドルフ・ボルガーと続いて、あのアラン・グリーンスパンきたこれで、バーナンキに続くと…

 そして、戦後の欧州はどーよ?とゆーと、1992年9月の英はどーよ?でしょか?あのソロスを始めとした、ポンド攻撃じゃまいか?でして、欧州為替相場メカニズム(ERM)の限界が見えてしまいましたになった日ともいうかなぁ?こちらも今更の話ですので、詳細は本書をドゾ。ただこれによって「イギリス、イタリア、フィンランドのERMからの脱退は、ヨーロッパ各国が統一通貨システムを創ろうと思えば、口約束以上になにかが必要であることを意味していた。すなわち、ユーロである」とゆー事につながっていく事になるとな…

 欧州的には対ドルどーする?の長い道のりの果てのユーロという事にもなるのだろぉか?ある意味、あったらいいなの世界ではあるが、「イタリア、フランス、スペインといったインフレ率の高い国は物価の安定しているドイツを羨み、ブンデスバンクの信頼性を隠れ蓑にしたがっていた」と、たいして独はとゆーと「高いインフレを許容する国に通貨供給の手綱を一部でも引き渡すのは嫌だった」とな(笑)ちなみに「神様を信じないドイツ人はいても、ブンデスバンクを信じないドイツ人はいない」そで…さすが独人おステキすぐる(笑)

 それにしてもユーロの影に統一ドイツありだったのか…よーするに東と西の独が元鞘に戻るのに、他の欧州各国の了解、同意が建前はともかく、本音は必要だったとゆー事らすぃ…で、欧州は認めてやる見返りに「ドイツがヨーロッパを支えてくれるならヨーロッパは統一ドイツを支持すると表明した」とな…魚心あれば水心ありってか(笑)互いに信じていないだけに取引は成り立つとゆー事らすぃ…

 表向きは、裏まで一つの欧州、そして通貨も一つみたいな表看板が走りだすと…よきかなよきかなの世界ですけど、まぁこちらも今更なので、詳細は本書をドゾですけど、当時の英米のエコノミストの反応は如何に?とゆーと、「不可能」「最悪のアイデア」「続かない」の三択だったらすぃ(笑)

 ここでの懸念は、今でしょ(死後?)にも続く話なので、一応、確認しておくと「統一通貨の存在だけでは現実に機能する経済共同体を創ることはできない」じゃね(笑)とにかく「政治的な統一-銀行規制から税制まであるゆることに関する統一政策-が必要であり、移動を苦にしない市民の存在も欠かせない」事になると、まぁ移動を苦にしない人の方は最近では楽々クリアしてそーだが…それ以外にも「異なる通貨領域の人々がお互いに責任を共有し、共同体を真に単一国家だと感じることが必要になる」とな…よーするに「ヨーロッパほど大規模な経済圏では、地域によって経済状況に違いが出ることは避けられない」その時どーするよとゆー…まさに今でしょ(死後?)でしょ?

 こちらについて一番端的なソレでいくとポール・クルーグマンのフォーチュン誌への寄稿だろか?「つまりこういうことだ。ユーロ導入後、まあ数年もすれば、欧州の一部-全部ではない-で景気後退が起きる。すると、景気が悪くて人気取りの政治家がいる国家-イタリアとかスペインとか、とにかく南の方のだらしない奴らだ-と、景気が良く鉄壁の守りを崩さない国-そう、ドイツみたいな-の利害が衝突するようになる。不景気の国は低金利を要求し、インフレなんてこれっぽっちも気にしない。だが、ドイツときたらなにがなんでも物価安定を最優先したがる。しかもヨーロッパはアメリカと違い、不景気の地域から好景気の地域に労働者を移転して「非対称性ショック」に対処することはできない。そうなると、深刻な政治対立が持ち上がり、市場は不況国の国債を売り始め、金融危機が起きる」って、予言者あらわるだろか?これ、最近どっかで見たよーな気がするのは気のせいか?

 ある意味ユーロとは始まる前から爆弾内臓してますが、何か?でスタートした通貨とゆー事らすぃ…欧州パネェ…まぁだいたい初代ECB総裁に誰がなるのか?で既に政治的駆け引き、出来レース、握手って本当にいいものですねから始まれば、もーね(笑)

 さて、歴史のおさらいは山ほどあるのですが、詳細は本書をドゾ。最後に一例として挙げるなら、1990年代末の金融危機についてでしょか?「一部の新興国は深刻な金融危機に直面していた。投資家は、タイ、インドネシア、韓国などの急成長を遂げていた国々への信頼を失い、投資を引き揚げた。それら新興国の通貨と株式は暴落し、数百万人が失業した。世界中の政府は、この経験から教訓を得た。グローバル投資家が与えてくれるもの-大量の投資資金-はまた、流出するということである。しかも、投資家は最悪のタイミングで投資を引き揚げるということも」とゆーありがたい教訓でしょか…

 さて、「危険から身を守る最善の策は、政治的に安定した国の超安全な資産を大量に所有することだろう」でして、ここまで当たり前の誰でもリスクは避けるよねな話じゃまいか?だけど、そんな上手い話しは早々転がっているはずはない訳で、その安全な投資先を見つけられないお金がいぱーいあるじゃまいかとなるとな…ちなみにこれを「世界的貯蓄過剰」と名付けたのはあのバーナンキだとか(笑)安全な投資先がないなら、安全な投資先をつくればいいじゃないと金融業界は「無から有を編み出した」のが、あのサブプライムローンとゆー事になるらすぃ…こちらも今更な話ですしおすし、詳細は本書をドゾ。

 そして舞台は2007年に至ると…その夏、市場は混乱していた…さて、どー対処するか?の短い、長い道のりが本書のメインかなぁ…それにトリシェとキングとバーナンキが立ち向かう事になったとゆー事らすぃ…

 ECB総裁のトリシェについての詳細も本書をドゾですけど、これまた一つチョイスするなら「国家の財務破綻や経済危機が起きた場合の、政府と金融機関の厳しい交渉にかけてはだれよりも適任者になっていた。「危機は彼のDNAに組み込まれている」と言ったのは、フィンランド中央銀行総裁のエルッキ・リーカネンである。経済学者というよりも外交官といった方がふさわしい」タイプだった模様…

 FRB議長のバーナンキについての詳細も同様なんですが、彼の場合は、全くの学者畑の人じゃまいか?からの転身とゆー事になるのだろぉか?かなぁ…なのでいきなり政治の世界とかかわらないといけなくなって、当初は戸惑っていたらすぃ…まぁ戦時下はパフォしてナンボの世界だからなぁ(笑)学者の場合は少なくとも論文という中身がないといけない思考の人だけど、政治家なんて受ければ正義で中身なんて、そんなの関係ねぇ(死語?)じゃね(笑)尤もバーナンキの経歴で一番最終的に光ったのは、かれの専門が大恐慌についてだったとゆー事じゃね?まさに本人の研究対象と時代がマッチしてしまったとゆー…米的にはかなりラッキーな偶然の一致って奴らしー?

 そしてイングランド銀行総裁のキングは、「厳格な分析と理論的アプローチを旨と」するタイプ、名は体を表すそのもののお人だったらしく、彼の志向と能力のない人は全部切って捨てようホトトギスなワンマンなタイプそのものだったらすぃ…「仕事仲間にとっては、キングは知的ないじめっ子で、常に自分が正しいと信じ、意見を通すためには手段を択ばず、反対する者を孤立させたり攻撃したりした」そな…「あり得ないほど頑固」「癪に障る」とゆーのがアリスター・ダーリング(財務大臣)の評だから、お察し下さい…

 ただまぁキングの場合、「彼は頑固者だが、自分が間違っているという確たる証拠があれば、臆せず意見を変える」お人でもあったらすぃ…どこぞのトップ達とはそこが違うとゆー事らすぃ(笑)この辺り腐っても大英帝国って事だろか(笑)

 まぁこれも後の話になるけど、「キングはオズボーンとキャメロンをそれほど高く評価していなかったようである」の件は、今になってみるとじわじわくるものがあるよな気がするのは気のせいか(笑)

 さて、2007年の秋、銀行破綻するかもが英で勃発、ノーザン・ロックですけど、事の起因はあのモーゲージ証券…これに英政府(財務大臣)とイングランド銀行(キング)はどー対応したのか?についても今更であり、詳細は本書をドゾですけど、まぁ当初はそんなに大げさにとらえていなかったよーで英的には(笑)トリシェは「金融パニック」と見立て、バーナンキは「金融パニックと景気後退の二重の脅威を感じていた」そな…「欧米以外の主要国や新興国の中央銀行の多くは、そしらぬ顔をしていた」とな…あっしにはかかわりのねぇことでござんすってか(笑)

 ここからのこの三人の対応、丁々発止の詳細は本書をドゾ。まさにドキュメントでございます。その他、各国の中央銀行および各国の首脳も出てきますが、金融政策という点で見れば、市場でも、経済でもいーけど(笑)この三人の打つ手、先手後手はともかく、そして当たりはずれありもともかく、凄い軌跡でして、その時どーしてそーしたか本人達の意志もあり、政治的介入あり、協調あり、足の引っ張り合いありといやぁドラマです…

 結局、お金の流れが世界的によどみなく回っていれば全てはOKなのよ?なんですが、お金が大量に回ればインフレ、それもハイパーになったらどーすんねん?になり、逆に、お金が足りなかったら、デフレはともかく失業問題がぁーっになり、この匙加減をこれら主要中央銀行が、この辺りでどよ?しているらすぃ(笑)

 ただ、本来的には中央銀行とは、どこも政治とはノータッチな関係で、独立して存在しているとゆー建前になっているけど、このグローバル経済の世の中で、ついでにどこの国も政治的課題の一番が経済問題な時に、そんなの関係ねぇー(死語?)なんて、あるんですかぁーっ?じゃなかろーか?

 この辺りの諸所の軋轢、建前、でもって、自国を第一に考えれば、グローバル経済はどーなる?だし、世界を優先して自国を疎かにするなんてできる訳もなく…まさにできる事は何ですかぁ?できるのにやらない事はなんですか?できないのにやってる事はなんですか?etc.と思惑が何重にも錯綜している世界が展開しているよな8笑)それでも地球は回っている、もとい市場はつながっているでして、次々と起こる事態はもぐらたたきの様相を呈してきたと言っても過言ではないよーな?

 それぞれにその時に最善かもしれない策を駆使しているんだけど、他人事結果論視点で見ると、トリシェよりもキングよりもバーナンキが一番当たりを引いたよーな気がするなぁ…有事の時に有事の対応、それもチマチマじゃなくてドカンとやれるか?市場で戦うには、この気構えと行動力がないとあかんと思いますの世界のよな…咄嗟の時に腹をくくれるトップをもてるか否か?それが国の浮沈を決めるんだなぁと、ちょっと納得した(笑)

 とはいえ、基軸通貨のドルの強さとゆーのもあり、また米は理事にしても地区連銀にしてもまた政治家やエコノミストやらメディアやら関係者みんなてんでバラバラで文句いってきても、それでも米一国内の中の事とゆーふーにくくれるところが、最後にはつおい…

 まぁ、その点では英もポンドに関してはうち一国の事と言えるかもだけど、英の財政、内政、経済事情からすると、しかもEUとのふかぁーい関係性からもどよ?で、英国民は絶対に認めないだろーけど、英がユーロを導入していたら、英にも監査きちゃうもんねの財政状況だったらすぃ…「イギリス財政の状況はスペインとそう変わらない」って、どんだけぇー…後に「オズボーンとキャメロンは、未来の債務危機を回避するために、支出削減と増税という先制攻撃に出た」をやらかす訳で(笑)それが吉と出たか、凶と出たか?は言ってはいけないってか…

 そしてユーロはとゆーと、こちらは参加国の思惑が皆違うというか、自国第一主義に走れば、まとまるものもまとまらないとゆー、ただそれだけの事じゃまいか?でこれでまとまると思った方がいっそ天晴の世界じゃね?この辺の不協和音は、独とギリシャの問題を出すまでもないよーな?ついでにアイルランドとポルトガルもよろしくってか?そして伊、西までいったらどーする?とゆー綱渡りなお話しが控えていたりして…まぁ緊縮財政や民主主義、内政干渉辺りの原則は、経済破綻の前には風前の灯火とゆー奴らすぃ…EUは壮大な我慢比べ大会突入した模様…どっかの国みたいに失われた10年だか20年だかにならないといいですね…

 まぁ金融政策(経済政策?)についてのあれこれについての詳細も本書をドゾですけど、本書を拝読して痛感したのは、政治家って経済音痴が多いって事か?というより、経済理論以前にイロハが分かっていない人が多いよな?そんなの日本だけかと思っていたら、全世界的にそーだったのか?主要国のトップですら、何だかなぁ?だから、これでグローバル経済、協調って…これまたたいていどこの国民も政府に望む事が経済回復って…うーん…うーん…うーん…

 それと、主要国の中央銀行(総裁)、先の三人とカナダ、スイス、日本辺りの中央銀行の感覚と、その他の国の中央銀行の感覚がこれまたかなり乖離があるんじゃまいか?とゆーのもうっすらと、あぶり出しになっているよーな?こーしてみると独から見た中央銀行と、ギリシャから見た中央銀行の像は天文学的数値の距離にあるんじゃまいか?と疑ってしまう程…例えば「政治体制の安定しない新興国への資金供給は、大きなリスク」って、どゆ事とゆーと「スワップ協定の拡大」の基準ってどよ?とゆー話でして、これも今でしょ(死語?)な、どこかで聞いたよーな話じゃね?いやぁ価値観って本当に大切ですよね、ではさよならさよならさよなら…

 何より何だかなぁ?と思ふのは、国家経済と金融システムが極端に差がある国はどーなるよ?とゆー事じゃね?で、ぎりぎりな話、その国に自国の金融を保証できる能力はあるんかい?とゆー事になったりして(笑)まさに絶対に安全ですとゆーどっかの電力会社と同じドツボにはまったみたいな話じゃね?蓋を開けたら、どよ?その時、中央銀行が中央銀行なら何とかしてくれるって、あると思います?

 まっアイルランドはともかく、ギリシャの方は未だにアレじゃね?こちらの詳細も本書をドゾ。いや、これ心あるギリシャ人的には相当にアレなよな…むしろ前政権の尻拭いをしないといけなくなった場合、あなたならどーするぅぅぅぅ?な世界じゃね?

 ただここでの読みについては、各首脳、および金融関係者各位いろいろありますが、ギリシャ問題が浮上した時にIMFが絡むか?否か?で「ECBの傲慢さである。我らヨーロッパ、文化の発祥地であって、IMFの救済を必要とするような途上国ではない。IMFの介入を許すことは「屈辱だ」とトリシェは語ったことがある。デフォルトは起きない、起きるはずがないとトリシェは決めつけていた。ギリシャは借金を返す、と」な…時のECBトップがこの感覚だったよーです。うん、メロスはきっと帰ってくるもんね(笑)でもって、ギリシャに対して、予算削減、民営化、増税で経済が浮上すると信じている辺りの感覚もこれまた凄い…ちなみに欧州はこの路線が通常運転らすぃ…むしろ、血も涙もないと噂のiMFの方がまだ情けがあった辺りがこれまた凄い…ついでに言うと何で当初、ECBその他欧州勢がIMF介入を嫌ったかとゆーと、IMFの大本が米だから、米主流になるのは勘弁とゆーメンツの問題もあったよーで…そして、今でしょ(死語?)の機を逸したと…

 どゆ事ゆーと、「単一通貨の縛りのもとで加盟国がお互いを支えあわなければならないという現実」によーやく欧州首脳陣が認めたとゆーか、認めざるえなくなったとゆーかですけど、これもまたその機を逸すると…

 結局、ユーロという魔法で、どの国も身の丈というのが曖昧になった、もしくは錯覚していたとゆー事になるんだろーなぁ…どの国民もメリットしか目に入っていなかったと…「国民は生産力を上回る収入に慣れ切っていた」とな…でもマルクとドラクマは違くね?…かくて市場のなせるままにとなれば、「痛みが生じても仕方ない」と割り切るしかないとな…庶民って…

 各国が見据えていなければいけなかったのは、世界市場と自国じゃね?世界市場に対抗する力を持っていなければ、一瞬の判断ミスでジ・エンドになるとゆー、まさにでっどおああらいぶやねんの住人なんだとゆー自覚が必至アイテムってか?

 まぁ逆に米国内ではFRB対その他大勢みたいな、政治問題になってね?なお家騒動まで勃発してるし…このグローバル経済がやばくねな時にのんきにそんな事している米ってやっぱ大国だよね、余裕あるなぁ(笑)

 余裕ない欧州は、俎上に乗った疑惑の国の首脳は皆、舞台から去る、辞任、退任に追いやれる事になった訳で…財政ば危ないと一言市場で流れたら、自国の国債、金利、為替その他もろもろはもちろんの事、あなた自身の政治生命も終わるって事だよとゆー事になってきたと…すっごいなグローバル経済…首切り役人も真っ青ってか…失言は許しまへんえぇー(笑)

 後、グローバル経済を語るで、要素としての中国でしょか?「中国政府によるFRBパッシングは驚くほど活発で、北京の美容院に行ったアメリカ人は若い美容師からそのことを責められたほどだった」の件は、実に中国的じゃまいか?ですかねぇ…政府の広報活動を鵜呑みにしている13億人ってパネェ…

 まぁ「バーナンキはブラジルには同情的だったが、中国にはそれほどでもなかった。中国のインフレを防ぐには、彼ら自身が市場介入をやめ、人工的な人民元安をストップすればすむことだと思っていた」って、正論過ぎて何も言えねぇですけど、今年の夏の思ひ出的にはどーだろぉ?北京の美容師も、わかってんだろーなぁー?なんですかねぇ(笑)

 中国絡みでは「中国人民銀行総裁は、中国の権力者の中で、おそらく両手にも入らない程度の存在である。西洋人はこの事実を見過ごしがちだ。フォーブス誌は周総裁を「世界でもっとも影響力の大きな人物」の一五番目に挙げ、フォーリン・ポリシー誌は彼をバラク・オパマよりひとつ下でバーナンキよりひとつ上の第四位に位置付け、中国専門家から嘲笑を買っていた」そな…こーしてみるとフォーブスもフォーリン・ポリシーもその程度の雑誌なんだなぁと分かっただけでもよしじゃね(笑)

 とはいえ本書は2009年の危機の時の件で「中国のやり方は奏功した。中国政府は、アメリカよりも半年早く二○○八年の第4四半期に底打ち、ほぼただちに危機前の一○パーセント近い成長率に戻った。民主主義と言論の自由は西洋文明最大の成果である。だが、金融パニックにおいては、全体主義に利があった」と書いているんですが、著者的に今でも、その通りっ(キパッ)、なんでしょかねぇ?私、気になりますっ(笑)

 他にも中国関連の詳細は本書をドゾ。後一つチョイスするとしたら「もっとも複雑な病気には、漢方薬は効かないからだ」でしょかねぇ…ワトソン先生(笑)

 豆知識的なとこで、FRB議長になると何と給料が下がるとな(笑)「連邦準備制度の奇妙な慣習に従って、議長に就任すると給料は以前のおよそ半分になった」とな…地区連銀の総裁は民間企業のトップ扱いで、理事会のメンバーはただの役人とゆー判断らすぃ…米人って…

 もひとつ、毎年夏に開かれるジャクソンホールの正式名称は「カンザスシティ連銀主催の経済政策シンポジウム」とゆーのか(笑)何じゃそりゃ?とゆーと「さまざまな経済の専門家を招き素晴らしい景色のなかで、よりグローバルで長期的な課題を議論する場」なんだそー(笑)尤も元は「カンザスシティ連銀は、学者を集めて研究を発表してもらうため、一九七八年に年次会議を開催し始めた」そで内容も「地味なイベントで、毎年開催都市を変え、カンザスシティ連銀のお膝元であるロッキーマウンテン地域の住民にとって重要な問題に焦点をあてていた」そな…

 それを「経済立案者の間で特別なものにしよう」と画策した結果、ポール・ボルガー(FRB議長/当時)を呼べという事になって、彼の趣味の釣りで釣ったとゆー事らすぃ(笑)かくて「世界中のセントラルバンカーが、毎年八月にはロッキー山脈の細い滑走路に降り立つようになった」とな…ちなみにそこの宴会場は定員120名という狭さなので、ジャーナリストを含めた招待客は毎年限られると…よーするにこちら招待状を毎年もらえるというのも、金融関係ではステイタスになるとゆー事らすぃ(笑)ちなみに「かつてはこの会議の常連だったニューヨーク・タイムズ紙のコラムニスト、ポール・クルーグマンは、グリーンスパンを厳しく批判しすぎたために以後招待されなくなったと語っている」とな…何かもー眠りの森の美女ばりの話じゃね(笑)

 も一つ金融関係の会合で有名なところ、スイスのバーゼルの方は、国際決済銀行(BIS)にいらっさいでしょか?こちらバーゼル駅から徒歩数分、円形タワーが目印です(笑)ちなみにこちらに出席する米人はヒルトンに、欧州人はスリー・キングスに宿泊するのが通例らすぃ…ちなみにちなみこちらの18Fでのディナーは「地球上でもっとも排他的なディナーパーティーである」そな…「FRB議長、ニューヨーク連銀総裁、ECB総裁、その他、日本、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、そしてスイスの中央銀行の総裁である」とな…これまたちなみに2009年から、これに中国、インド、ブラジル、メキシコが加わったとゆーけど、さてさて…

 ディナーつながりでマンションハウス・ディナーの正式名称は「ロンドン市長主催の銀行家と企業家の夕べ」なんかどでしょ?何それというと「イギリス財界の名士にとって、それは一年でもっとも重要なイベントだ」そな…

 後、ECBについて、ECBの政策理事会は、ユーロタワー(フランクフルト)の36階にある会議室で毎月お話合いをしていらっさる模様…「総裁・副総裁と四名の理事は、密室の交渉を経てユーロ圏各国の全会一致により指名される」そな…実質「役員会の六つの椅子のうちの四つはユーロ圏の四大経済が占めている」そで、独、仏、伊、西が占有しているらすぃ…それにしてもユーロでは伊と西が大経済圏なのか?その他「ECBは議事録と投票記録を三○年間非公開としている」とな…自国に対する建前と本音あると思いますなのか…これもある種の二重忠誠にならないんだろか?うーん…

 これは面白豆知識になるのだろーか?DCジョーク…「四三五すべての選挙区から部品を購入して軍用機を作れば、絶対に予算がつく」とな(笑)DCで一番大切なもの、それは「地元票である」そな…「議員は選挙区の利益を守るために闘う」そな…て事はは選挙区外の米はもちろん、更に遠くの外国、グローバル世界なんてそんなの関係ねぇー(死語?)って事じゃね(笑)成程、ロビー活動は神様ですの世界が米的ジャスティスか(笑)

 も一つ、何かと噂のラリー・サマーズ、その手の業界では超有名人ですけど、「学問上のライバルを完膚なきまでやっつけることで知られており、女性は科学に向かないと発言してハーバード大学の学長を辞めさせられていた」って、そーだったのか?キュリー夫人?

 も一つ、「経済規模に比べてイタリアの政治的な力が弱かったのは、メルケルとサルコジがベルルスコーニに敬意を払わなかったからにすぎない」とは知らなんだ…国のトップの顔って大切だなぁ…それにしてもメルケルが敬意を払うのって、どこぞの大国以外にあるんだろーか?と素朴な疑問が(笑)

 本書的に、日本に関係あるとことゆーと必然的に日銀になるじゃまいか?なんですけど、まず1990年代後半、世界の工業国でただ一つ不景気ひきずってますが、何か?は日本ただ一国のみとゆー状況であったらすぃ(笑)こちらの詳細も本書をドゾですが、で世界中の経済関係者の談は「自業自得」これに尽きるとな…さっさと金融政策せんかいとゆー事らすぃ…でもって「臆病さや無能さに対して打つ手はないからです」ばーいバーナンキ(笑)後にバーナンキはQE2絡みで「日本がこの二○年経験したような長引くデフレと景気低迷を回避する大胆な手を打ったという自信があった」にも至る訳だったりして(笑)日本(日銀)しない、これ世界の合言葉(笑)

 まぁ日銀のアレな話というか、具体例がそれこそいぱーいですので、詳細は本書をドゾ。一例をあげるなら、戦後一萬田総裁の頃のエピ「「法王と呼ばれていた。一萬田日銀は政府より強い力を持っていた」と言う人もいる。川崎製鉄が製鉄所の建設許可を求めると、一萬田は、「日本にはこれ以上鉄は必要ない」と言い、「そこにぺんぺん草を生やしてやる」と言った」そな…よく、日本復興できたなと今更ながらに思ふ…焼野原から再生したのは日銀以外の人達のたまものなんだなぁ…で、昔から日銀ってそゆ体質なんだ…

 本書的に日銀総裁として名が出てくるのは速水優だったりする…ある意味、速水優するとゆー言葉のニュアンスは、皆まで言うなの世界かなぁ(笑)まぁある意味金融界最高のジョークを世界に提供したとゆーとこではさすが日銀って事か(笑)

 「物価が上がるのはありがたいことではないにしろ、日本の例を見ればわかるように価格と給与の下落は経済により大きな痛みをもたらす」とゆー事らすぃ…多分、その事にこの世で一番無頓着なのは日銀古参の皆様方だろーなぁ(笑)インフレない為なら国民の生活なんてどーでもいいなポリシーじゃね?に1ジンバブエドル賭けてもいいってか(笑)

 後、日本とゆーと国債の感覚がやっぱ違うとゆーとこだろか?「アメリカの財政状態の実情よりも、長期の調達を可能にしていた'(2009年夏時点で、アメリカの公的債務はGDPの九割だった)」そで、日本はとゆーと「国民が貯蓄の一環として、国への義務のように購入する。そのことで国の実力よりはるかに多額の借金が可能になっている(同時点の日本の公的債務はGDPの二・一倍に及んでいた)」とな…どちらにせよ金利何それの世界の住人だとゆー事らすぃ…ちなみに英の場合は「イギリスの財政が危ういと見れば、投資家は容赦なくイギリス国債を投げ売るだろう」とな…世界が国債で右往左往するのはそゆ事とゆー事でこちらがスタンダードな感覚なのか?

 うーん、本書に対する読解力がアレなんで何だかなぁなんですが、ユーロに関しては今となると日本がユーロ圏でなくてよかったになるんだろーか?まぁ日銀したとか、速水優したとゆー世界のアレもありますけど…英的にはまさに薄皮の上でのダンスみたいなノリのよな…ポンドあると思いますだけど、それもまた自国の確実性と世界の不確実性のはざまでみたいなノリに見えるしなぁ…まぁ何にしてもユーロの場合は、独がいないと成り立たない通貨で、独がいる限り小国は浮かばれない通貨じゃなかろーか?良い時はいいけど、傾いたら、小国は切り捨てご免の破綻覚悟の世界に突入って、後は市場原理でよろしく、国民に痛みをって…命短し恋せよ乙女の世界よりギャンブラーな世界に見えるのは気のせいか?

 こーしてみるとドルをもっているだけで米って国の優位性が浮き彫りになっているよな?まぁ政治的に正しいなんちゃら的にはどよ?みたいなのがあっても…

 さて、既に本書の中でも、トリシェに代わってドラギが、キングに代わってカーニーに代替わりしています、今となってはバーナンキに代わってイエレンになっているし…役者は変わっても世界市場は変わらず回転している訳で…全世界が舞台は今更なので、陽はまた昇るってか(笑)

 まっ最善であれと言うはたやすいけど、行うは難しで、せめてベターではあって欲しいけど、選択とタイミングを見極めるのは何事も難しいからなあ…

 さて、本書、他にもたくさんたくさんエビ満載ですので興味のある方は本書をドゾ。何せハードカバーで450ページ以上ありますから(笑)お金を巡る冒険に終わりなしってか(笑)

 目次参照  目次 文系

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