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2015年12月19日 (土)

ファニー・マネー(笑)

とてつもない特権  バリー・アイケングリーン  勁草書房

 サブタイトルは、君臨する基軸通貨ドルの不安なんですが、所謂一つの金融史とゆーか、20-1世紀の流れかなぁ…でもって、これからどーなるまで含めて(笑)経済に関しては全世界とゆーか、全員が評論家じゃね?でして、このモノといっていいのか、お金というべきなのかの見方とゆーのが、その著者一人一人で同じ歴史、現代、未来を語っているのに、ずぇんずぇん違うよーに見受けられるのは、人間だもの、なんですかねぇ(笑)誰か一人が正しいのか?全員が正しいのか?それが問題だってか(笑)

 てな訳で、金融史的にはマネーの進化史と被るとこが多く、金融の動きについては通貨戦争に被るとこが多く、これまた中央銀行的なソレはマネーの支配者と被るとこが多いんじゃないか?と思いまする…今月の本的に言えば(笑)どれが正しいのか?は神のみぞ知るかなぁ(笑)まず己のスタンスによるだろーし…銀行関係ならマネーの支配者の話があると思いますじゃね(笑)現状の批評、もしく次の一手的な視点でいくと通貨戦争の批判精神と似たとこあるかなぁ?まぁ通貨戦争の方が著者の主張過激かもしれないが(笑)それと金融史的にはマネーの進化史の方がトーシロには読みやすいんじゃなかろーか?とは思ふ…歴史読み物としてよくできているとゆーか、読ませる上手さというか(笑)

 では本書の際立っているとこはどこ?とゆーと、他の本との差別化、差異でいうと、個人的な印象としてはぶっちゃけ度かなぁ(笑)本書の話は20世紀から今までの流れで、しかも戦後からがメイン、それに今でしょ(死語?)なので、歴史というよりニュース、ドキュメント、後噂の真相みたいなノリに近いよな?

 まぁある意味、ノーベル賞に何故数学章がないのか?みたいな裏話というか、リアルな人間性も加味されているとこじゃね?結局、歴史って人が動かしているもんなんですよねぇ…ついでに言うと市場も(笑)

 の前に、タイトルに戻って、とてつもない特権とは何か?それが問題だ?というか、関係者以外の米人自身が一番自覚していないんじゃなかろーか?その一番が、「アメリカ以外の国が一〇〇ドル手に入れるためには、それに見合うお金を払わなくてはならない」のに対して、米の場合は「アメリカの造幣局が百ドル紙幣を印刷するのにかかるコストは数セントだろう」とな(笑)どゆ事かとゆーと「アメリカ国外に五千億ドルのドルが流通しているが、それはアメリカ以外の国が五千億ドル相当の財・サービスを輸出して獲得したものである」とゆー事なんですよ、奥さん(誰?)

 では、何故ドルが勝ち組なのか?とゆーと、「一国の通貨が国際通貨になるということは、その国の国際政治のパワーがあってこそであって、国際通貨だからその国の国際政治のパワーを形成するのものではない」の件が意味深というか、キモでしょか(笑)まっこの感覚に一番ピンときていないのが日本人(の一部?)かもしれませんが(笑)まっ世界はこの価値観を根底からアレなのもあるし(笑)

 とはいえ、国際通貨が一つというのは「二〇世紀後半が特異な時代だっただけ」だそで(笑)「多くの時期、複数の国際通貨が併存していた」とゆー事らすぃ…一つだと主張する人達は金(ゴールド)だけじゃん派とゆー事か?うーん…でもって「これからの国際金融市場は複数の国際通貨が併存する世界だ」になるそで…ある意味、君は生き残る事ができるのか?でしょかねぇ(笑)

 アリス的に金融…まぁ乱鴉の八ッシーかなぁ(笑)本書的には、「ドル紙幣が一杯詰まったスーツケースは、いまではミステリーやハリウッド映画では、よく使われる小道具である」そで…そのスーツケースに詰まっている現ナマは「現金はドルで、日本円でもなければ人民元でもない。まともな誘拐犯なら身代金はドルを現金て要求するだろう」とな…そーだったのか?アリス(笑)ついでに言うと「ソマリアの海賊が船を乗っ取って身代金を要求するときもドルなのだ」そな…まぁ確かにアフガンでもCIAがリュックに背負っていったのもドル紙幣だしなぁ(笑)ドルは世界を回るってか?これまたちなみに「百ドル紙幣の四分の三近くがアメリカ国外で流通していること」らすぃ…まぁ逆に100ドル札米で使おうとするとお店で偽札じゃないかと、正贋の判定まで待たされるとゆー話は小耳にはさんだこともあるしなぁ(笑)そーいやユーロの高額紙幣もマフィアの為にあるとゆー現地での噂もあったよな…

 まぁそれはともかく、ドルとは何か?基軸通貨じゃね?でどれだけ世界を席巻しているか?と言えば、ビジネス世界ではそれが常識とゆー事らすぃ…だいたい貿易で使うのはドルやんけで、「主な一次産品市場の値段はドル建てに決まっている」「原油市場もドル建てである」「世界の外国為替取引の八五パーセントはドルであり」「世界の債券残高の半分近くがドル建てである」「各国の中央銀行がもっている外貨準備の六割以上がドルである」とな…

 そんなドルも元をただせば、移民な訳で、お金の単位も英のままポンド、シリング、ベンスであったとな…しかし「移民たちは金持ち集団ではなかったので、数年経たないうちに、旧世界から生活必需品を買うのにお金を使い切ってしまった」とな…で㈹替通貨が花盛りってか(笑)「一六三七年に、マサチューセッツ湾植民地では六個の白いビーズか三個の紫色のビーズが一ベニーという交換比率で、貝殻玉は法定硬貨となり、債務支払の通貨として公式に認められた」って、古代中国か?まっモノが流通貨幣になるのはありがちなネタなのか?「北部ではトウモロコシ、鱈、ビーバーの毛皮、南部ではタバコと米である」って…米でもお米が貨幣になってんじゃん(笑)よりタバコ…ソ連末期か…

 とまぁ、米の貨幣への道についての詳細は本書をドゾですが、英が米での紙幣発行を認めなかった事も「アメリカ革命の一因ではあった」になるのか…お金パネェ…それにしてもドルの$マーク…あれペソに由来していたのか…「「P」の二本棒と「S」は複数を示している」そで…よーするにメキシコでのスペインドルが米国内でいかに流通していたかとゆー…ちなみにそのスペインドルは「一七九三年に議会は最も重要な法定通貨として認めたほどだ」そーだから、ドンダケェー(死語?)とゆー事らすぃ(笑)

 それはともかく19世紀ではまだ米のお金は世界で通用していたかとゆーとさもあらんで…貿易も金融市場もどげんとせんといかんの世界だったらすぃ…でまぁこの当時の国際通貨は大英帝国サマのポンドだった模様…まぁこの辺りの紆余曲折も本書をドゾですけど、米ってば19世紀からWWⅠまでの百年間に「金融危機を一四回経験しており、一九〇七年は最悪だった。金利は急上昇し、どんな金利でも融資を受けることはできなかった」ってゆーから、まさにドンダケェー(死語?)リターンてか(笑)まぁ米ってリーマンショックといい、前もって危機に備えようより危機が起きてからどうにかするとゆーのが国是なのか(笑)最早、金融危機は米の伝統芸能じゃね(笑)

 まぁともかくWWⅠ前の米ドルの評価って、「国際的序列では、フランス・フラン、ドイツ・マルク、スイス・フラン、オランダ・ギルダーだけでなくイタリア・リラ、ベルギー・フラン、オーストリア・シリング、すべてが、ドルよりも勝っていたのだ」そーですよ、奥さん(誰?)

 で、WWⅠ以降のポンドの切り下げ等、国際的な地位をドルがとって返す件の詳細は本書をドゾ。こちらのドラマもパネェですけど、結局どゆ事とゆーと「一九一四年助走なしでスタートしたドルは、一九二五年までにすでにポンドを追い越していた」とな…よーするに動く時は一気に動くって事か…

 そして大恐慌キタコレで、全ては水泡に帰すかに見えた1930年代キタコレで、金本位制から金為替制もキタコレになるか…この辺りの金融史も今更なので詳細は本書をドゾ(笑)でもまぁ英が金本位制から離脱する時のエピを一つ、「イギリスが金から離脱するに先立って、ロンドンに準備預金を持っていたベルギー国立銀行は、イングランド銀行に、ポンドの切り下げの危険性はないのかと尋ねていた。イングランド銀行は、この段階では問題外だと答えた」結果どーなったかとゆーと皆まで言うなで英の二枚舌外交って銀行お前もかの世界だったのか(笑)ちなみに「怒り狂ったベルギー国立銀行は、いまやポンドばかりでなく、もしもに備えてドルも売り払ってしまった。フランス銀行とその他も、同様の措置を講じた」そな(笑)大英帝国サマの伝統芸能もつつぎなきやってか?

 かくてWWⅡ以後、米絶対体制キタコレで、「世界の工業生産のうち優に半分はアメリカだった」とゆー、最早世界は米ドルの為にってか(笑)戦後史的なとこでは、英は大天才ケインズを引っ張ってきても米との交渉敗れるに至るし、仏はアルジェリア問題勃発でオワコンに至ると…結局、これも「相次ぐ切下げは大国のすべきことではなかった。偉大な将軍のすべきことではなかった。ドゴールは傲岸不遜であり、自身の威信はもとより、フランスの栄光を重視した。一二月の切下げの責任は心に刻みこまれた。以後、フランス大統領がドルを引きずり下ろすことに躍起になっていったのは、この屈辱的な出来事の記憶が背景にあるに違いない」とゆー事らすぃ…江戸の仇を長崎でってか?まぁ傲慢で自信家じゃない仏人ってどこにいるんだぁー?だしなぁ…万座で恥をかかされたと思い込んだ人間の恨み骨髄だろし…

 さて、戦後金融市場として独を見た場合、インフレ駄目絶対が尾を引いたとゆー事か?「ブンデスバンクがインフレ抑制のため金融引き締めを行うたびに、高金利が外国資本を呼び寄せ、融資環境が緩んで、インフレ懸念を再燃させることであった。資本流入を制限するため、ドイツは非居住者による金融市場商品購入への制限策を維持した」とな…これでは、「外国人にとってドイツは金融ビジネスを展開するには魅力的な国ではなかった」とゆー事になるそな…

 他にも色々あるけど、よーするに米から見た他国は皆持病持ちとゆー事か?ある意味戦後米の経済・金融は不戦勝によって成り立った世界のよーな気がする…ついでに、戦後米の輸出拡大・保持の為にあのマーシャルプランやドッジプランが出てきた訳で…オープンな貿易システムというのは、米が大半を占めるという皮算用の上でのソレですから(笑)

 その流れ的には、1940年代は「アメリカの助けがなければドルを獲得することは不可能だった」し、50年代は独浮上で輸出拡大しドルきたこれで、仏は「フラン切下げ、財政均衡化、アルジェリア撤退」でドル獲得にありつけ、英の場合は「ようやく一九八〇年代にマーガッレット・サッチャーが登場してからだった」とな…

 そして今度は「トリフィン・ジレンマ」キタコレになるのか…何じゃそら?とゆーと、「もしアメリカが他の国へのドルの供給を拒めば、決済通貨の流動性が不足し貿易は停滞し成長がとまってしまう」だがしかし「アメリカがドルを無制限に供給ずれば、ドルを金に替えるという約束に対する信頼性は揺らいでいく」、金1オンス=35ドルという固定相場で兌換性ってゆーのが、ネックとして浮上してきたとゆー事らすぃ…

 で、これを維持する為に各国協調、金プール制キタコレになる訳ですけど、こちらの詳細も本書をドゾ。まっ基軸通貨ドルが上手くいかなくなったら一番にキタコレになるのは仏じゃねで、「フランスは、ドル支援に積極的でなかったため、一九六七年始めに協定から離脱した」とな…まぁ1965年に「ドゴールは記者会見で、プレトンウッズ体制を「獰猛で危険」であると罵り、金本位制への回帰を主張してドル批判」してたそーだから、これはもー国技じゃね?とはいえマジ金本位制に戻ればそれだけの金を仏はどー調達するんじゃとゆー問題はスルーですか、そーですか(笑)まっ量が足りないなら金価格を上げればいいんだわですけど、そーすっと鉱山持ちの「ソ連や南アフリカを益する」事になる訳で、「「プラウダ」はドルを批判するドゴールの発言を賞賛した」そな…もしかしてはいここわらうとこなんだろか?うーん…

 一方独はゆーと、現状維持が一番、ついでに言えば「多くのドイツの政治家は安全保障の対米協力論が支配的だった」とな…そして英はとゆーと「ポンドの凋落の経験から、次はドルが凋落する番だと見通していた」そな…何とゆーかみなはま利害以前にプライドという名の電車にフルスロットルってか?

 ケネディ政権の時の財務長官だったダグラス・ディロンについての詳細は本書をドゾ。いやまぁ何ちゅーか米人ってだよねですけど、このディロンの為替政策とゆーのが「第一は、外国の政府はヨーロッパにおけるアメリカ軍の駐留経費をもっと分担すべきだ」「第二に、アメリカのドルを守るために、税制と規則をより積極的に使うべきだ」「第三に、ヨーロッパ各国はドル売り金買いを抑制すべきだ」とな…第一項目を見るだけでも何かもー見えてしまいましたの世界な気がするのは気のせいか(笑)

 そして、仏は金価格こっそり引き上げでウハウハ狙いだったけど、「この戦略は、IMFの手の届かないところで実施しようというもので、フランスはIMFはアングロサクソンで固められているとみなしていた。他の国々は、IMFからの借入限度を引き上げて、準備資産を拡充したいというニーズに応えようという提案を行った」とな…結局会議は踊るだけだったりして(笑)それにしても今のIMFのトップは…これも皆まで言うなか(笑)

 仏人の執念ってパネェでは、次に米の財務長官になったヘンリー・ファウラーの「ヨーロッパにお披露目する国際会議」で「フランスのヴァレリー・ジスカールデスタン財務相はわざとオルリー空港に出迎えにいかない仕打ちに出た」とゆーから、何も言えねぇ(笑)まぁこの紆余曲折の成れの果てが今話題のSDRキタコレになるのか(笑)しかも「フランスの主張により「準備引出権」の代わりに「特別引出権」の用語があてられたことは、新しい単位は通貨ではなく、融資であることを意味するものであった」とな…仏的文脈からすると「融資なら返済を要するからインフレは引き起こさない」とゆー事らすぃ…

 このSDRの問題点としては一つは「使い勝手が良くなかった」とゆーか使えるとこが限定されているってどよ?で、も一つが「SDRを発行する都度、IMFの投票権の八五%を握る国々の同意が必要だった」とな…成程、最近IMFが議決権を動かしたのはそゆ訳があったのか(笑)

 まっ仏人ばかり出張ってもアレなので米人キタコレで、ニクソンとコナリーの「脅迫戦術」キタコレか(笑)ちなみにこのコナリーもさすがニクソン政権に連なるお人とゆーべきか、一例として「一九六八年の大統領選挙で表向きはヒューバート・ハンフリーのために遊説しながら、共和党候補に献金する石油・天然ガスの大企業の掘り起こしに加わっていたことがわかり騒がれた」ってゆーからお察し下さい(笑)

 ニクソンはニクソンでFRBに「彼は法令を盾にとり、フランクリン・ルーズベルトが連邦最高裁で試みたように、FRBを自分の都合のいい人物のみで固めることをほのめかし」、アーサー・バーンズFRB議長を追い込むロビー活動まで展開しちゃうんだぜ…さすがロビー大国、米、何事もロビー様の言う通りなんですね、わかります(笑)

 大統領の思惑より、市場の思惑キタコレで、これまた紆余曲折ありましたが、変動相場制キタコレで、それでもドルで回っているの世界が着地点だったとこかなぁ…

 さて、バーンズの次のFRB議長はG・ウィリアム・ミラーで、人は悪くなかったとゆーか雇用を重視した点ではむしろ良い人だったのかも?だけど、それはインフレには効かない訳で(笑)それにしてもインフレという事はドル安って事で、米的に影響が貿易に出るとゆーのは分かるにしても「ヨーロッパに駐留するアメリカ軍は経済的に苦境に陥った」にもなるのか…ちなみにOPECも原油ドル建てってどよ?を検討するとか対外的にヤバくね?で、インフレ封じ込め作戦にポール・ボルガーFRB議長キタコレになる模様…

 インフレ、デフレ、自国通貨安、高、詳細は本書をドゾですけど、ドルはそれに基軸通貨としての立ち位置ってもんがあって、なかなかにアレです(笑)とはいえ、世界も独は相変わらず、英はスタグフレーション、仏も「低成長、高失業率、金融問題」更に「国際資本移動の抑制策によってフランの国際的使用はさらに低下していた」とゆーから仏って…

 さて、欧州的にはもーこーなったらユーロしかないの世界じゃね?でユーロとは「政治的プロジェクトであること」じゃね?に行きつくんでしょかねぇ…まっ全てはタイミングなのよかもしれないが(笑)「一九九〇年代の初めにはドイツはその再統一へのフランスの同意を得る必要があり、代償として通貨同盟を提案する用意があった」とな…独的下心としては「再統一されたドイツにはさらに進化した欧州連合の脈絡でのみ実行可能な、より積極的な外交政策への願望が存在した」とな、そして越後屋もとい仏は、「フランスではヨーロッパ全域に政策を差配しているドイツの中央銀行から通貨支配を奪おうという願望があった」とな…「フランス人は通貨でも軍事でもアメリカへの依存度を低めようとしていた。ユーロは彼らの通貨面での攻撃力であった」とな…

 よーするに軍事的独立を果たしたいけど、ソ連の包囲がある以上独が米の傘下からこっちにくる事はないけど、ベルリンの壁が崩壊した時まさに千載一隅のチャンスが巡ってきたとな…今でしょっ(死語?)ってか(笑)まっ後の天然ガスとか、ウクライナなんかはそんなの関係ねぇー(死語?)なんですね、わかります(笑)

 独が動くか否かとゆーとこでは例えばウイリー・ブラント独首相キタコレか…「ブラントの首相としての偉大な業績は、ポーランドおよびソ連との不可侵条約を交渉したことと、東西ドイツ間で外交関係を樹立したことである」なんだそーだけど、「彼はベルリンの壁が一九六一年に築かれたとき、アメリカがなんら対応措置をとらなかったことを裏切りと感じていた」でして、この手の事は米は功徳を積まないのが国是なんじゃなかろーか(笑)ええ、どこぞのしmゴホンゴホン…

 ドル問題の自国通貨切り下げ、もしくは切り上げについては欧州もまた思惑が錯綜していたとゆー事じゃね?でして、こちらの詳細も本書をドゾ。一番のタヌキはジョルジュ・ポンビドー仏大統領でしょか(笑)自国通貨の「切下げの必要性が生じたのを将軍(ドゴール)の責任にした」でもって「彼は八月に就任しフランスの大半-政治家や金融関係者のみならずジャーナリストも-が休暇中に巧妙に切下げをした」って…いやまぁどんな職業にも休暇は必要だとは思うけど、政治家も金融業もジャーナリズムもこのグローバル時代24時間体制じゃないのか?仏?七時間ばっくれただけでも大事になるご時世なのに(笑)

 そんな仏社会ですけど、仏人の見解としては「ポンピドーは、ブラントのイニシアティブが単一欧州通貨として結実したときには、フランスがそれをコントロールするという、フランス人特有の確信を有していた。彼の見解では現状、フランスは無責任かつますます強力になりつつあるドイツと、同様に無責任でかつまだ強力なアメリカとの板ばさみとなっていた」とな…単独で現状打破できないのに己がトップである事に疑いの余地なしって、ドンダケェー…

 この後のユーロへの道の紆余曲折も本書をドゾ。ときはいえ、ドル危機にマルクには流れるけどフランには流れないんですよね…こちらの詳細も本書をドゾですが、結局、米仏首脳会談だか、会議だが、会見だか知らんが「ポルトガルのアゾーレス諸島のターセリア」で会いましょうになったらすぃ…「ポンピドーはコンコルドで飛んでくることで優位にたった」って、ドンダケェー…「アメリカ議会はニクソンの超音速飛行機を建造する提案を拒否したばかりであり、コンコルドはフランスの優位をあからさまにみつせけたのである」って…各国のトップって…

 ドル防衛の各国の協調とゆースネーク案も何だかなぁ…でして、まっ「狭い変動幅の為替レートを持つことを単に希望しても、実現するものではない」とゆーのは、どこぞのくnゴホンゴホン…「ヨーロッパは協調といいながらも、スネークが創出されたときには政策の前提はなんら準備されていなかった。各国はタンにこれまでの金融財政政策を継続しているだけだった」で、まず丁と英か一抜けすると、後に伊が抜けると…そして仏も離脱すると…

 何が問題かと言えば、ドルが下落するとマルクに資本が流れ、マルク高になると、輸出が滞り、独困るとゆー構図を何とかせねばとゆー事らすぃ…安定した通貨これ絶対とゆーのが独の悲願か?で協調して何とかせねばといっても欧州戦線は独が一国で支えないとあかんやんの世界じゃね?とゆー…

 でもってドルのせーで独はこんなに大変なのに、米ときたら「カーター政権が、ドイツの需要拡大と貿易黒字の縮小を要求してきた」とな…何かどっかで聞いたフレーズと思うのは気のせいか(笑)というより、米って自国が都合悪くなるとこれ繰り出してないか?これも米の伝統芸能か(笑)

 人間関係的に面白いというとアレだが、時のシュミットは「もともとカーターを好きというわけではなかった」とな…「カーターの庶民的な形式ばらないところは、ファーストネームで呼ばれることに馴染めない首相とは相性が悪かった」そで、結果「いまはいよいよカーターが嫌いになった」とな…成程、欧州、貴族社会は健在なりってか(笑)

 まぁ人間不信、もとい国家不信、もとい通貨不信がユーロを生んだとゆー事ですかねぇ…欧州的には欧州主義の帰結なんだろけど(笑)とにかく、何とかユーロ誕生にこぎつけた訳だったりして、こちらの詳細も本書をドゾ。

 そして時代はジスカールデスタンからミッテランへ、シュミットからコールへ移動していたとな…まっとにかく仏は通貨の舵取りをしたい、独は単一市場で市場へアクセスしたい、利害は一致しているかですかねぇ…ちなみに「単一市場は規制を押し戻す挺子だが通貨同盟はガリア人の統制経済の陰謀」とゆー見立てをしていたのがサッチャー英首相とな…コールもそれに近かったけど、独を後押ししてくれたのが独外務省とはこれ如何にで、独外交筋的には、ソ連(露)の脅威は去ったから米と手切れしても大OKとゆー事らすぃ…21世紀の対中外交といい、独外交部すすんでるぅーっ(笑)

 全ては上手くいくよーに見えた(?)けど、ソロスきたこれになるのか(笑)まぁこちらも今更ですが詳細は本書をドゾ。一つチョイスするとしたら仏と独の関係だろか?で、金融危機においてもトリシェ官房長(仏財務省)は「ブンデスバンクの頑固さは五〇年にわたるフランスドイツの協調を脅かしていると述べた。またしても第二次世界大戦の遺産を呼び起こしたのはブンデスバンク側の意見を変えるに足りた」で、独も戦後云十年ずっと言われてつつかれ続いているんだなぁ…

 さて、この金融危機に対して英仏は「ブンデスバンクの高金利の責任にした」そで「彼らの見解ではドイツは彼らが再統一に同意したことに適切な代価を払っていない」とゆー事になるとな…寛容な隣国に囲まれている独さんパネェ…でもって独側としては、英仏は「彼ら自身の不起立によって衰退していると見ていた」って…「この論争は傷口を開いた」って、そりゃそーだ…人間図星をさされると切れるもんなんでござんす…

 事態は悪化するかに見えたけど、ユーロへの道が邁進したのは、「不況は永久に続かないという単純な事実から始まる」って、欧米羨ましス…日本なんか失われた十年だか二十年だかで、景気回復とうたわれているけど庶民の実感ってどんなもんだろ?更に消費税増税ですから(笑)まぁそれはともかく雪解けキタコレで行くべきじゃねの楽観モードに入りましたなんですかねぇ(笑)

 さて、ユーロには誰が、もといどの国が入るのか?それが問題だ?まず仏と独がいます、それからどこが来る?蘭をはじめの北の国々も入るかなはともかく、赤字じゃねの伊、西、ポルトガルも入るよねが当初からあったとな…彼らが入る事で赤字による影響もこあいが、それよりこあいのは彼らが抜ける事によって彼らは「通貨を恒常的に切り下げて、競争優位をドイツ、フランス、オランダの輸出業者から奪う危険」の方がこあかったとゆー事らすぃ…となるとギリシャ問題なんて最初から織り込み済とゆー事になるんだろーか?うーん…本書的にはルクセンブルクの加入によってベルギーも入る事になった件が出てきますが、こちらの詳細も本書をドゾ。その結果どよ?とゆーと「ユーロ地域に、高負債と深い構造問題を抱えたメンバーの負担を負わせた。この決定はいずれ戻ってきて幽霊のようにつきまとい、ユーロがより主だった国際的役割を獲得する努力を妨げるものであった」に至る事になると…

 も一つユーロ的失点としては、英を入れなかった事じゃね?で金融センターとしてのロンドンは、腐っても大英帝国サマの伝統は半端ないとゆーかノウハウと実績ですかねぇ?もしくはお墨付きとか?まっ英が入るのはイニシアティブをとりたい仏的にどよ?はあるよーな気がするが(笑)ただ、ドル的視点からすればボンドが入らなかった事は基軸通貨ドル的には良かった探しになるのか?

 結局、各国の思惑は思惑であって、実際に貨幣に求めるもの、それは「通貨の安定性」じゃね?そしてお次に控えしはサブプライム住宅ローンきたこれですよねぇ(笑)何故これが起きたか?は「不適切な規制である」だそな、ピリオドってか(笑)

 とはいえ、「当時、とりわけ一九九八年には、ルービンは、サマーズやグリーンスパンFRB議長とともに、デリバティブ取引を規制する措置に反対していたのである」というのは今更のよーな気がするが、米がイケイケドンドンの時に待てができるなんて、あるんですかぁーっ?の世界じゃね(笑)

 LRCMやブラックショールズやVaRについても今更なので、詳細は本書をドゾ。更に時代背景としては「競争の激化」もあげられています。よーするに金融緩和によって今まで通りのショバに侵食されてきたとゆー事か?となると、取り返すか「新たな業務に進出する」しかなく、更に「よりリスクの高い投資を行い、より多くの資金を借り入れることで生き残りを図ったのである」に至ると…まっ嵐が来たら手じまいして縮小して凪を待つも戦略の一つにあるかもしれないけど、米的にそれはありえへーんでしょ?とにかくリターン、それも高いリターンしか認めない米の株主、顧客忘れたらあきまへんえとゆー事に…何とゆーか、この米の株主、顧客がいる限り、物凄く前進する事もあるかもだけど、ある意味でっとおぶあらいぶやねんそのものじゃね?

 まぁ米だけを責めるのもアレだが、とゆーのもその怪しいソレを「ヨーロッパの金融機関は、アメリカの金融機関よりも、レバレッジを高くしたのである」とな…欧米か(死語?)というか、一蓮托生なんですかねぇ?仲良しさんなんですね、やっぱり(笑)「儲けの成功は、巨額の給料であった」とゆーから、まっダイヤモンドに目が眩みはお宮だけの話じゃないと(笑)

 も一つFRBが「うまく経済の安定化に成功したこと」所謂「大いなる安定」によって、何か起きても、FRBが、FRBなら何とかしてくれると市場関係者というか、金融関係者が皆思ってしまった事も原因の一つらすぃ…失敗して大穴開けてもFRBが補填してくれるなら何も問題ないよね、リスクの心配なんてしてる場合じゃないってか?これは米的フクシマか?儲けは自分だけのもの、損害はパンピーに被せりゃいいってか?

 まぁ米的には量的緩和、金利の引き下げ、どんな事をしたって日本みたいなデフレになるよりマシって事だろーけど…

 そして色々重なったとゆーとこでは、各国の外貨準備に何を持つか?でしょか?米国債がメインじゃね?とな、しかも金融危機を経験している国は特に増やす傾向があって、それがドル資産の価格を上げ、利子率を下げたとな…となると投資家的には「利回りを求めて」「よりリスクの高い証券へとシフト」するのが人情じゃね?

 ここで中国の資本流出、よーするに海外投資キタコレについての詳細は本書をドゾ。もー何か諸々の事が皆上手く(?)かみ合った時に、破局は訪れるってか?かくてバブルは破裂したと…「投資家は、ブームの象徴であった金融デリバティブで、痛手をこうむった」し、「フレディーマックとファニーメイの問題が出てくると、海外の中央銀行は、アメリカ政府機関債の購入を停止した」とな…こちらについての詳細も本書をドゾですが、まっドルを信じていいのか?と各国および投資家の頭によぎったとこでドルの威信は堕ちたとゆー事かもねぇ?ですかねぇ(笑)

 結局、何事も信頼と実績、ましてお金が絡めば、不信の炎はメッラメラってか(笑)でもって、これは単に市場、金融、経済だけの話ではなくて、「ドルに基づく国際通貨金融システムの経済論理は、政治論理にもあてはまる」って事じゃね?最早、ドルも米の安全保障も「最善の策なのか?疑わしくなってきている」そして「これらすべてのことが、アメリカのとてつもない特権に対する諸外国の批判を強めている」事になってきているんじゃね?と今頃気付いている米に驚きなんだが?

 とはいえ、米的言い分では、「国際取引において、ドルの役割が実際にはほとんど低下していないということだ」そな(笑)「国際取引における建値通貨と決済通貨としてのドルから離れ去る目立った動きはない」とな…「世界中の外国為替取引の八五%でドルが使用されて」いて、「約四五%の国際債務はドル建て」だし、「OPECは石油価格のドル建てを継続している」そな…ばーいBISってか(笑)ちなみに、イランとベネズエラの石油価格はドル以外の通貨だそな…おサスガ…

 もっとアレなのは「二〇〇七年一一月、リヤドの非公開会議において、イランとサウジの外相の間でOPECは石油価格の通貨建てをドルから離れるべきかどうか論争しているところが、置き忘れたビデオカメラによつて隣のプレスルームに放映されることがあった」とな…他にも「二〇〇九年一〇月には、湾岸諸国と中国、ロシア、日本、フランスとが-いまでは奇妙な取り合わせの連合だが-、石油価格をドル建てから離れるよう共謀していたとの非公開情報があった」って、ホンマでっかぁーっ?

 でもでも、未だにドルなんですよ、奥さん(誰?)とゆー事らすぃ…「いかにアメリカの凋落が悲嘆されるとしても、アメリカは以前として世界で最大の経済規模を維持していることだ」そな(笑)しかも「ドルには「現職」としての優位性がある」そで…そんな訳で2009年時でドルにペッグしている国は54ヵ国もあるよとゆー事らすぃ…勿論この数は世界一位だそな(笑)

 また「中央銀行は、市場介入できるように、外貨準備の流動性を重要視する。もし金融資産が現金に交換できないなら、市場操作に使用できないからだ」とな、そんな訳でアメリカ超短期国債市場が抜きん出て一番やねんとゆー事らすぃ…

 でもって、対抗馬の通貨のみなはまは皆ドルに比べたら役不足じゃね?ポンドにスイス・フラン、カナダ・ドル、皆小さいと思いますらすぃ…あるとしたらユーロだそな…理由については言わずもがななので詳細は本書をドゾ。ただ人口減による経済停滞化見通しと、ユーロが国を持たない通貨である事と、財政赤字を制限するはずであった安定成長協定を執行できなかったのは、欧州委員会の能力不足を露呈したとゆー注意点もありまよってにですかねぇ…

 まぁ「将来のシナリオとして、西ドイツが拡張主義的な赤軍に侵略され、アメリカ要塞が大西洋を横断して侵略されていない状況というのは想像できるが、逆に、西ドイツが生き残って、アメリカが侵略されたり、原爆によって荒廃地となるなど、想像できない。この非対称性がある限り、ドイツ・マルクが国際通貨の基軸になる可能性はない」(@スーザン・ストレンジ/英・政治経済学者)というコメントが冷戦時代にあったとな…

 でもまぁ(笑)ユーロは周辺国とユーロな取引を促進していく事にはなるんじゃね?だけど、例えば「EUは、エネルギー供給をロシアに依存しているが、このことは、ロシアもEUに収入を依存していることを意味する」とな…そーだったのか?露?で、ユーロが基軸通貨の道を進むなら、ユーロ圏の債券を発行して、米の国債とタメをはる位じゃないとね、とゆー事らすぃ…

 また、中国から見たドルとは何か?ですけど、「中国が保有する公的ドル資産の大きさは、ロシアの八倍である」だそで、中国の外貨準備は「約六五%がドル建て資産である」そな…「中国が外貨準備の構成を大きく変えるほど大量に財務省証券を売りに出せば、その価格は暴落する」でもって「ドルは切り下がり、残りのドル建て資産の減額をもたらす」とな…しかも貿易も「中国の輸出業者は損失を被る」んじゃね?で「拡大する雇用の吸収を輸出に依存する中国にとって、このことは小さなことではない」はともかく、「毎年七万件ほどの市民争議が発生する中国」って、ホンマでっかぁーっ?

 過剰に蓄積されたそれらをどーするよ?で、外貨準備金について中国では「八七%が中国のドルの投資は安全でないと回答した」し、ティモシイ・ガイトナー米財務長官が、2009年の中国訪問時北京大学にて「中国が保有するアメリカの財務省証券は安全であると述べて、不安の払拭を試みた。彼の回答は、野次と失笑を買うだけであった」とな…成程、中国の反米も通常運転か(笑)

 そんな中で「周小川中国人民銀行総裁は、いずれは世界中の準備金として保有されるドルをIMFの特別引出権(SDR)に置き換えるべきだと主張し、関心を呼んだ」とな…ちなみに「このアイデアは抽象概念としては理解できる。世界の貿易と金融の拡大によって必要になる大量の帳簿上の引出権を、IMFないし類似の機関に発行する権限を付与することは、国際収支に対する保険の必要性に対処することになる」とな…

 だがしかし、それは机上の空論じゃね?とな…まずSDRの市場規模が小さい上に、実用性も低く限定的であるとな…一例としては「ドルやユーロに転換する。現行の協定では、この転換には最低五日間必要だが、それは危機のときには永遠に等しい」って、今でしょっ(死語?)まっ流動性は大切にですかねぇ…

 どーしてSDRが普及しないか?とゆーと「SDRに流動性が欠如するために、最初のSDR債券や預金証書を発行する者は、追加費用を負担しなければならないからだ」とな…費用がかかるならその通貨に魅力はないんじゃね?って事になると…他にも通貨はあるんだし(笑)も一つ「現行のIMFのルールでは、賛成国の投票権の合計で八五%以上集まらなければ、SDRが発行できない」とな…こーしてみると最近のIMFと中国の動きがアレなのがアレのよな気がするのは気のせいか(笑)

 「世界規模の中央銀行によって発行され管理される世界規模通貨というのは、抽象的には説得力がある。一連の野心的なIMF専務理事たちは、組織機能の拡大を模索し、この方向へ進むことを提案してきた」とな…だがしかし、「実際のところ、責任ある世界規模の政府が存在しない以上、世界規模の中央銀行は存在しない。つまり、世界規模の政府がなければ、世界規模の中央銀行はなく、世界規模の中央銀行がなければ、世界規模の通貨はない。これでおしまい」とゆー事だとな(笑)絵に描いた餅って、とってもスイートってか(笑)

 普通に考えれば机上の空論にすぎないそれを提案したのは何故なんだ?とゆーと「国際社会が中国からドルを取り上げてしまおうと画策した代替勘定の創設から目を背けさせようと、当て馬として発言したものではないかというものである」とな…も一つは「彼の行為を政治的なシンボルとして考えるものである。彼は、中国がいまの体制に不満を持っていることを発信したかったのだ」とな…

 で、中国の本当のとこの目的は何よ?が「人民元を国際通貨に位置づけることである」とな…「中国銀行業監督管理委員会上海支局副局長張光平は、二〇〇八年、記者に対し二〇二〇年までに人民元が国際通貨になるだろうと語った」そな…成程、この夏の上海市場はそゆ事だったんですねぇ(笑)

 国際通貨となるとなると、自由化と市場化待ったなしだと思われですけど、本書発行時のこの十年を見てもどーよとゆー話らすぃ…詳細は本書をドゾですが、「中国は、まず銀行貸付とペッグした為替を中心にした成長モデルから脱却しなければならない。これは、言うは易く行うは難し、である」だとな…2008年の動きを見ただけでもどよ?ですから、ましてや2015年の動きは皆まで言うなか…

 なのに「中国の政策立案者は、二〇二〇年までに上海を国際金融センターにすることを本気で考えている。そのためには、より深化した流動性のある市場が必要である」になるそな…まっ上海市場夏の思ひ出はともかく、「中国が次の一〇年間七%で成長したとしても、市場交換レートで計算して、二〇二〇年の中国のGDPは、アメリカの半分でしかない」とゆー現実とゆーか予想見ろよとゆー事らすぃ…第一今現在の中国のGDPは…

 他に金本位制について、森林地(不動産)についての考察が掲載されていますので詳細は本書をドゾ。このスピード時代に流動性はどよ?ですよねぇ(笑)

 そんな訳で(?)何のかのと言いつつ、今のとこドル優位じゃね?らすぃ…代替というより複数国際通貨台頭的な意味で、ユーロと人民元があるかも?らすぃ…で次の走者はインド・ルピーとブラジル・レアルだそな(笑)経済とは人口なりらすぃので、露と日本は「候補にならないだろう」だそーですよ、奥さん(誰?)

 そんな訳で最後にドル急落のシナリオはどよ?とゆー話が出てきますが、「最近の状況では、どうもアメリカの官僚機構の最悪を想定する能力はあてにならない」の件は、もしかしてはいここわらうとこなんだろか(笑)まっどこの国もトップは、想定外が流行りなんですかねぇ?だから責任ありませーんってか(笑)

 可能性としては「アメリカと中国の政治紛争」じゃね?貿易摩擦、為替レート、どーにかしろよと殴り合いあると思いますなのか?後は「北朝鮮やイランといった「ならずもの国家」をめぐり米中で紛争がおこるかもしれない」とな…

 とゆー訳でこのシナリオに近い現象が歴史になかったか?とゆー事で、かのスエズ危機の件がどーんと掲載されています。プレーヤーとしては、米と英と仏か?仏の場合はアルジェリア問題もか…それとエジプトとイスラエルとソ連も入るのだろーか…ちらっとチェコも?まっとってもドラマなので詳細は本書をドゾ。

 で翻って米中激突の場合、まぁ米も被害甚大だけど、中国の損害はかりしれないになる模様…こちらの詳細も本書をドゾですけど、中国の米たたきは「被害の甚大さを考えると、中国は躊躇せざるをえないだろう」とゆー結論になるみたいです。理性的に考えれば、合理的に考えれば…本書は中国分析、行動で、躊躇するとか、考え直すとか、その行動はとらないだろうとゆーフレーズが幾度となく出てくるのですが、まっ米では中国をそう見ているとゆー事が分かって宜しなんじゃないでしょーか?何せ「中国は、ドルを国際通貨の地位から引きずり下ろすつもりはない」と言い切っていらっさるし…

 後は、投資家のパニックによって市場が大混乱に陥るだけど、これも「パニックは長続きしない」で「FRBの介入で市場は正気を取り戻すことになろう。FRBにとっても、安値で買い、高値で売る介入はもうけものだ」になる予想…

 で、第三のシナリオとしては、「アメリカ自身の経済政策に伴う問題が原因」となるんじゃね?でズバリそれは「制御不能となる財政赤字」とな…よーするに債券保有者が投げ売りに走ったら、それもみんながとなると、ドル崩壊になるよとゆー事らすぃ…こちらの詳細も本書をドゾ。こーなると「ドルの運命はすべてアメリカ財政政策にかかっている」とゆーまぁこちらの詳細も本書をドゾ。この項で一番秀逸なのは「議員たちの過ちを犯す能力を過小評価してはならない。私のこの考え方を疑わしく思う人は、カリフォルニア州を見よと言いたい」って、はいここわらうとこ、なんですか?そーですか(笑)

 さて、もしドルが国際通貨でなくなったらどーなるか?というのも出てきますが、これは完全に米人が米人に向けて書いたものだよなぁ…だって、世界にはそれ以外の人々の方が多くね?で他所の国の人達は多かれ少なかれその不自由さの中で国を運営し、市場と付き合って、生活しているんですけど?

 まっドメスティックなミクロ問題はともかく、世界的なソレは相当にアレだとゆー事が何だかなぁ…ですかねぇ…例えば安全保障問題は「戦略的影響力の行使」「外交政策目標の達成」でヤバくね?とゆー事らすぃ…具体的な話となると「中国は、スーダンで油田を管理する大ナイル石油運営会社に投資しており、このためダルフールの人権侵害行為を阻止すべくアメリカがハルツームに圧力をかけることが次第に難しくなっている。アメリカが自由欧州放送や自由放送にかける予算をカットしているときに、中国国際放送はケニヤの放送施設から毎日一九時間の番組を流している」そな…また「中国はアメリカより多数の医者を多くのアフリカ諸国に政府の費用で派遣している。アメリカが対外援助費を増やしたりフルブライト給費生を増やしたりできなくなるのは、財政面の予算不足によるものであり、ドルが支配的な準備通貨かどうかという点ではない」とあるけど、鶏と卵の関係だと思うのは気のせいか?蛇足ですけど、「国防総省は、国防予算がすでに歴史的に最低水準の四%からさらに低下する事態に直面している」そな…

 まぁ国際通貨と経済成長率は分けて考えろとゆー事らすぃが、経済とゆー籠では同じで、生活という中では一蓮托生な気がするが…まぁGDPに消費が含まれている時点で、あにはからんやと思うのも気のせいか(笑)まぁ米の国内問題、事情は一応内政問題だからなぁ…

 他にとゆーと、横道にそれるけど、本書に登場してくる人達が実に濃いとゆーか、パネェ人達ばかりなりで、例えば「アルドリッチ・プラン」のネルソン・アルドリッチなんかも「一九一〇年まで、アルドリッチは三〇年近くにわたって上院議員であった。金融委員会の議長に登りつめると、彼は思いどおりのことを行い、上院議員仲間の意見に従うことはほとんどなかった」になるとか…成程、これも米の伝統芸能だったのか(笑)

 伝統芸能と言えば、米のWSt.不信も筋金入りだったんだなぁ…アルドリッチ・プランの是非で「われわれは改革を必要としているが、それはウォールストリートの連中の改革案ではない」(@チャールズ・A・リンドバーグ・シニア/下院議員)って…

 まぁその他にはギリシャ問題の各国首脳の「政治的パフォーマンス」でしょか?メルケルのそれも今更なので詳細は本書をドゾですけど、「パパンドレウ首相は、交渉をより有利に進めるためにヨーロッパの連中と会わないでIMFになびいたので、フランス政府などが恥をかかされた」事になるのか…でも、ECBよりIMFの方が条件ゆるやかだったよな記憶がうっすらと…

 後は日本関係のとこか…アジア諸国で日本円が「建値や取引決済や準備通貨」に使われていないのは、「日本の植民地主義や戦争中の残虐な行為の記憶がまだ消えていなかった。円に依存することは近隣各国の不安を煽ることになりかねなかった。近隣諸国の中で最も重要な国である中国毛沢東政権が、貿易面・金融面で世界から隔絶されていても、円への追い風にはならなかった」そーですよ、奥さん(誰?)となると、米ドルはベトナムでは絶対に使われる事はないんだろぉか?とふと思ふ…基軸通貨だからそんなの関係ねぇ(死語?)ってか?

 まっ米人らしく、この手の表現がお好きとゆーのもあるみたいで、この単語を使うと米人の注意を喚起できるんだろーなぁと推測しますた(笑)で「通貨改革に関するホワイトハウスの独自案は、真珠湾攻撃後検討を始めたものであるが」とか、「ドイツがその堅実なドイツ・マルクを欧州通貨のために放棄すると主張した政府は、政治的なハラキリに加担していると知っていた」とか…

 他に、日本のビックバン改革バブルの頃の話ですけど、これで「日本の大企業に車載市場ほの参入を許可するものだった」とな…ところがそれは「大企業という融資先を失うと、銀行は不動産業者に融資先を求めた」で、ドッカーンとな(笑)ある意味、バブル崩壊とゆーのは日本の金融大国へのテイクオフの失敗でもあったのか(笑)

 まっ日本の国際通貨の話では円は準備通貨に入ったけど、日本の債券市場は小規模だし、「世界の準備資産における円のウエイトは一九九一年のピーク時で八%にすぎなかった」し、その後日本は不況で低迷してるし、そんなの関係ねぇー(死語?)よねとゆー実に米人らしくあうとおぶ眼中して下さってます(笑)このすがすがしさはいっそ、それなりにアレなんだろか(笑)エロイヒト風に言うと(笑)まっ投資家に受ける市場を?とゆーとゼロ金利とかもアレだし、高齢化もアレだし、移民受け入れもそーだとな…移民がいぱーいって投資家ウケいいのか、成程メ〇ケルってか?

 その他、たくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので興味のある方は本書をドゾ。巻末には解題 国際通貨ドルの凋落と退場?(浅沼信爾)という解説文がどーんと25p位ありますので、そちらもドゾ。

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