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2016年1月13日 (水)

いく都市、くる都市?

ネット・ポリティックス  土屋大洋  岩波書店

 サブタイトルは、9.11以降の世界の情報戦略なんですが、サブタイトルが示す通り、今となっては古い本だろか?何せ、コンピュータ業界というか、ネット業界というかは、去年、先月、先週どころか、昨日の事が陳腐化している世界だもんなぁ(笑)しかも、本書著者があとがきで述べているよーに「本書の大部分は二〇〇一年七月から二〇〇二年六月までアメリカで行った調査・研究に基づいており」でして、この時期、米で何があったといえば、サブタイトルにあるよーに9.11が起きた訳で、その前後でガラっと変わった米におけるネット事情とは如何なものか?の世界だろか?

 今となると、見えてしまいましたな点もあると思いますだけど、当時のネット史的な流れ、一応右肩上がりで、ネット行くしかないこのビックウェーブにが、ITバブルはじけたやんで、9.11キタコレになるのか?何事も自由にやらせろやが国是の米で、テロとの戦いとやらにおけるネットとは何か?この辺りの、米的に言うなら正義との整合性は、まぁ何だかなぁ?な世界が展開していらっさる模様…

 困った時は目次を読めで、いつものパターンで逃げると、「はじめに-市民への危機、第1部 見えない戦争「インテリジェンス・コミュニティとインターネット・コミュニティ」第1章 新しい帝国主義と情報戦略、第2章 規則を強めるアメリカ、第3章 国家が情報を管理する時、第4章 噴出するプライバシー問題、第5章 通信傍受のできる携帯電話!? 第6章 暗号政策のゆくえ、第7章 暗号戦争の一〇年、第2部 インターネット・コミュニティの戦い、第1章 サイバー・ワシントニアンの台頭、第2章 変わりつつあるインターネット、第3章 インターネットと政治献金、第4章 バイオとインターネット・コミュニティ、第3部 ブロードバンドの政治学、第1章 遅れているアメリカのブロードバンド、第2章 中国の国家戦略としての情報化、第3章 韓国のデジタル福祉社会、第4章 ギネスの国アイルランドのブロードバンド事情、第5章 無線ブロードバンドをめぐる攻防、第4部 インターネット・ガバナンスの危機、第1章 インターネット・ガバナンスの可能性、第2章 壊れてしまったガバナンス・システム、第3章 新しいガバナンスの時代のリーダーとは、第4章 ピアリングの政治学、第5章 革命と反革命-インカンベントの力を超えられるか、第6章 ネット・ポリティックスの地平、おわりに」なんですが、まぁ一言で言うならば、自由とは何か?の世界だろか?もしくはインテリジェンスとテロどうすんねん?かも?

 ネット、ITとゆー非常に便利なツールを手に入れてしまったとこで、それをどのように使うか?それが問題だとゆー?例えばナイフがあれば技術・家庭的に非常に便利な日常の道具となりますが、悪用しよーとすれば凶器にもなる訳で…何かもー気分はプロメテウスってか?良き行いの人ばかりならば、世の中問題は起きないんだけど、そーじゃないからなぁ(笑)

 では、そのボーダーラインをどこに引くか?とゆーのが、本書の焦点だろか?でもって、それはモノがモノだけに、幾ら自由だ、民間だと言っても、国家単位にならざるを得ず、国が強権を発動したとしても、ネットとはまさに世界の輪ですから、自国だけでどよ?もあり…百家争鳴、議論百出、喧々諤々しているに突入しますたと(笑)

 まぁ会議は踊るにはいっこうにかまわんが、テロが待ってくれる訳てもなく、ついでに技術革新というか、ネット化が待ってくれる訳もなく、さて、どーよ?とゆーお話しかぁ?対テロもあると思いますだが、その前に対インテリジェンス・コミュニティがあるじゃまいか?で、さて、軍配はいずこにってか?

 アリス的にネット…まぁ今時ネットにそんなの関係ねぇー(死語?)と言える市民がどれだけいるのか?他にアリス的というと、地下室のでテロかなぁ?

 ハードボイルド的豆知識になるのだろか?で、米には国際スパイ博物館(DC)とかあるらすぃ…さすがCIAの国は違う…そんなもんを首都に造ってしまう米素晴らしス(笑)ついでに言うと、「NSAは本部近くに国家暗号学博物館を持っており、「戦利品」を展示している。旧日本軍の暗号機や暗号書、旧ドイツ軍の有名な暗号機であるエニグマ、アメリカが冷戦中に使っていたスーパー・コンピュータもある」そな…

 ハードボイルド的に蛇足ですけど、米の三大インテリジェンス機関とは、その一FBI、ホワイトハウスと議会を結ぶペンシルベニア・アベニューに本部があるそな…で「ホワイトハウスから西へジョージタウンの繁華街を抜け、フランシス・スコット・キー・ブリッジを渡ってヴァージニア州に入り、ジョージ・ワシントン・メモリアル・ハークウェーを一五分ほど走ると」CIA「のあるラングレーに着く」とゆー事になるそな…そして最後に控えしNSAは「ワシントンDCから北東方向に伸びるニューヨーク・アベニューを走り続けると、やがてボルチモア・ワシントン・パークウェーにつながる。ワシントン市内から一時間走ると」「メリーランド州フォード・ミードに着く」そで…

 FBIとCIAはパンピーでも知っているソレですけど、NSAってどよ?とゆーと、「一九五二年の設立当時、存在すら秘密にされていた。フォード・ミードに作られている建物が何なのかも公表されず、建設予算も各省庁の予算のなかに分散して紛れ込ませるという周到ぶりだった。NSAは他国の暗号解読・通信傍受とともに、アメリカの通信が他国に聞かれないようにするための各種活動を行っている。存在自体が謎めいた組織なのだ」ってドンダケェー…さすが米の正義半端ない…

 そんな訳で米のインテリジェンス・コミュニティって13機関あるそな…CIA、NSA、NIA(国家画像地図局)、NEO(国家偵察局)、DIA(国防情報局)、陸軍情報部、海軍情報部、空軍情報部、海兵隊情報部、情報調査局、不拡散・国家安全保障部、情報支援局、FBIとな…

 他にアリス的というと、警察関係のとこだろか?ネット犯罪についてで「各国の警察当局との意見の調整」的にどよ?じゃねで「技術はどんどん進化するが警察はそれについていけず、また常に自国の観点から問題を考えようとする。しかし、市場がどんどんグローバルになっていることを、共通認識」として持たないとあかんのとちゃいます?の世界らすぃ…

 ちなみに「イギリスでは通信傍受で集められた記録は、法廷での証拠として使われないことになっているからだ。あくまでも捜査当局の補助的なツールとなっていて、その内容が公表されることはない。捜査当局は別の証拠で犯罪を立証しなければならない。通信傍受の数を公表すると犯罪者にヒントを与えることになるため、一般には公表せず、特別の委員会が監視のためにチェックとしているという」って…

 独の場合は「法律的に通信傍受は合憲とされ、一九六八年一〇月に法律ができた」そな…「ドイツでは年間一万件以上の合法的通信傍受が行われている」んだそな…

 後は犯罪学的なとこで「ロンドン大学のコンピュータ関連犯罪センターのロバート・ジョーンズ」スペシャル・コンサルタントでしょか(笑)ロンドン大そんな部門あったんですねぇ…ちなみに氏によると「警察官や裁判官が技術を理解していないことがインターネット時代の通信傍受を難しくしている」とゆー事らすぃ…まぁ「犯罪者にとって、暗号化されたメッセージの通信は非常に役立つ」ですしおすし…

 まっ本書の争点は、まず国家(機関?)対テロ(組織?)の構図が、9.11以降鮮明になってしまったとこと、その為に今度は、国家(機関?)対国民(市民?ネット・コミュニティ?)の対立も表面化してしまったとこだろか?

 よーするにテロリストを取り締まる為には、ネット規制やむなしというのが、お国のトップに出てきてるけど、それってどよ?とゆー?ネット文化的に、市民文化的に許容できる話なのか?否か?安全保障の為なら、市民のプライバシーなんてそんなの関係ねぇー(死語?)でいいんかい?とゆー、それら一連の流れを米を主な舞台にしての話だろか?

 そんな訳で、事は、米論、戦争論、ネット論、人権とか、プライバシーとか、自由とか、更に民間と国となれば利権の問題やらで、詳細は本書をドゾ。どこを読んでも、人間だもの、の世界が展開しているよな…ついでに言うと米と米人って…

 何とゆーか、初っ端の戦争論からして欧米っての世界観がババンとな、じゃね(笑)世界に三つに分かれている、ばーいロバート・クーパー@トニー・ブレアの外交顧問によると「第一に「万人による万人の闘争」状態から抜け出せない「前近代国家」、「第二に、西欧やカナダのように武力によるもので解決をもはや考えることのない「ポスト近代国家」、「第三に、伝統的な「近代国家」である」そな…ここで凄いのは日本の場合は「ポスト近代国家に近いが、地政学的な制約からそれになりきっておらず」米の場合は「伝統的近代国家にとどまっている」という位置づけなんですよ、奥さん(誰?)実に上から目線乙な分類じゃまいか(笑)ウクライナやイスラム国問題なんて、そんなの関係ねぇー(死語?)なんですね、分かります(笑)

 まっこの手の話には米の方が何やねんで「貧しい国々の無秩序が他の国々の脅威になりつつある現在、アメリカがリーダーシップによって力の空白を埋め、世界の安定を取り戻さざるを得ないのではないか」(@セバスティアン・マラビー/「気の進まない帝国主義者」)キタコレで、更に「アメリカは帝国であり、安全保障上の脆弱性を徹底して回避するためには他の国の干渉を受け入れることはできない。結局のところ西欧や日本とも完全に価値を共有しているわけではなく、独立した政策を維持するためには、(妥協を伴う)外交よりも武力が好ましい」(@ジェームス・チェイス)までいったれの世界か…

 とはいえ、そこは米なので超国家活動においては「この次元ではパワーは分散されており、アメリカ一国主義を唱えても意味がない。軍事の次元を見ているだけでは不十分であり、アメリカの利害を追求するには他国の協力が必要である」(@ジョセフ・ナイ/バーバート大)なんてご意見もある訳で(笑)

 でまぁ、冷戦後とは実は「「帝国」ないし「新帝国主義」」なんじゃね?らすぃ…そして帝国運営とは情報と切ってもきれない関係にあるとゆー「かつて大英帝国の最後の一〇〇年を支えたのは電信という情報通信ネットワークである。海軍力と自由貿易によって帝国にのし上がった小国イギリスが帝国を維持するためには、効率的な情報通信ネットワークが必要だった」とな…そーだったのか?ウルフ先生?

 そして今、「インターネットはアメリカの影響力の源泉として機能している」そで、「インターネットはアメリカ的考え方、価値観の発信ツールとしては画期的なものであると同時に、アメリカ製品を世界に売るためのツールでもある」なんだそー…

 しかし、そこで面白いと言っていいのか、その所有者は誰よ?とゆーと、電信ネットワークの時代は英政府、もしくはその支援を受けた民間企業が敷設・管理していたけど、インターネットの場合は幾ら米主導とはいえ、「セルフ・ガバナンス」の色が濃くね?とゆー事らすぃ…よーするにネットは、国のもんじゃなくて「インターネット・コミュニティ」のもんだよって事らすぃ…

 でまぁ、米内では、何のかんのと言いつつこれまた詳細は本書をドゾですが、何せ自由の国ですから、まがりなりにも自由にやってこれたはずだったんだすが、それが9.11でちがくなってきてね?とゆー事らすぃ…こちらの詳細も本書をドゾ。

 でまぁそのテロリスト達はネットもこれまた自由に利用していた模様で…「テロリストたちは暗号通信など行っておらず、公共施設のインターネットを使って、平文のメッセージをやりとりしていたということがわかってきた。ある者はホテルのインターネットを使い、別の者は街角にある事務サービス・チェーンのキンコーズや公共図書館のインターネット・サービスを使っていたというのである」とな…

 で対テロ法案に関しての米での攻防についての詳細も本書をドゾ。そゆ議会の動きに対してのインターネット・コミュニティとしてEFF、CDT、PICとか出てきます…この辺の動きも実に米的じゃまいかの世界だよなぁ…

 後、この当時よく出てきた単語で、カーニボー(FBIの電子メール傍受システム)とかについても詳細は本書をドゾ。まぁそゆツールを諜報機関はお持ちでござるの巻きじゃね(笑)後業界用語てしては、ヒューミント、シギント、イミント、オシントととあると思いますでしょか?こちらの詳細も本書をドゾ。更に一昔前話題になってエシュロンとか…

 とはいえ、聞けば分かるとか、集めれば分かるの単純なレベルでないのもまた…「答えを求めて情報を集め、分析・統合し、新しい知見を作り上げる。それによって国家の安全を確保しようとしている」訳じゃね?よーするに「コストに見合うとともに、プライバシーに配慮した捜査の仕方をするには、エシュロンのような網掛け方式ではなく、対象を特定したピンポイントの通信傍受しかない」とな…

 プライバシー問題とITについての詳細も本書をドゾ。それにしても本書発行当時、「民間のプライバシー保護を目的とする規制がないアメリカでは、ブラシバシー情報は野放しに近い」ってホンマでっかぁーっ?各社で「第三者に譲り渡すことは決してありません」とあっても「その会社が倒産するとあっという間にオークションの目玉になるそうだ」そーだから、プライバシー保護って…

 もっと凄い米電話帳事情…「アメリカでは電話帳に名前を「載せない」ためにお金がかかるからである。逆に「載せる」のは無料である」って…かくて「電話会社は、顧客情報をデーターベース会社に売る。これが原因で、さまざまな広告が来るようになる」とな…「アメリカはプライバシーを売買する国なのだ」って、それが米の正義、そこにしびれるあこがれるぅーっ…

 も一つ米個人情報事情…「社会保険番号は、アメリカで個人を特定する際に重要なIDとされている。社会保険番号と氏名、住所、電話番号、生年月日、母親の旧姓の六つが揃っていれば、ほぼ間違いなく他人になりすますことができる」とな…

 でまぁ、そんなプライバシー情報を集める人って誰よ?とゆーと、「業者、政府、犯罪者である」(@マイケル・S・ハイアット)こちらの詳細も本書をドゾですが「実際の犯罪に結びつくか否かは結果論でしかなく、他人の情報に興味を持つ人は、潜在的な犯罪者といえるかもしれない」って…ててて…

 そんな訳でネットのセキュリティ問題ってどよ?でこちらの詳細も本書をドゾですが、元の元は大学とかの内輪の利用に過ぎなかったネットが、「商業利用」の世界に展開していったら、そりゃね…な世界らすぃ(笑)不特定多数とか、利権とか絡めば皆まで言うなの世界か…

 後、暗号化問題なんかもどよ?でしょか?よーするにソフトの暗号技術どよ?と…ちなみに「アメリカ政府はいまだ暗号に関する規制を残している」そで…「クリントン政権は、暗号に関してふたつの規制をとろうとしていた。ひとつは、国内利用におけるキー・エクスロー(鍵供託)・システムであり、もうひとつは輸出規制である」とな…

 これまた詳細は本書をドゾですけど、アルカイダのハードディスクの件は新聞記者でもここまできたかの世界でまっ今更ですけど、よーするに「暗号はもはや戦争の道具であるだけでなく、プライバシーを守るための道具、商取引のための道具にもなってきている」とこじゃね?

 暗号史についての詳細も本書をドゾ。ジョン・ナッシュ、ハーバート・O・ヤードレー、ウィリアム・フリードマンetc.数学者って…更にフィル・ジネーマンの件とか…その他にも「NSAが出版させたくなかった本」の「応用暗号」(ブルース・シュナイアー)とか、フィル・カーンとか、米の個人というか、インターネット・コミュニティぱねぇ…

 かくて米の国としての暗号規制についての件も本書をドゾ。まっ米の立ち位置としては「安全なネットワークを持つことは、アメリカの利益になる」(@ジェームス・ルイス/元商務省輸出管理局暗号規制担当)とな…「これからの時代はサイバー・セキュリティに対する懸念が増大していく。そうした現実を考えたとき、政治、民間企業、個人のそれぞれが強力な暗号を使うことによって、分散的にセキュリティの向上を図ることが重要だと委員会は考え、テロ支援国家などへの輸出規制は続けるものの、それ以外は緩和すべきだという結論に達したのである」とな…

 もーネットを持つという事は清濁あわせ飲む覚悟かないとやってけないとゆー事でしょかねぇ…まっ9.11の時「インターネットは電話のつながらなくなったニューヨークで生き残ったメディアとなり、阪神大震災の時と同じく、いざというときに強いこともあらためて証明して見せた」にもなる訳で…

 とはいえ、「アメリカ政府はウェブ・サイトからかなりの量の情報を削除している。「これまでウェブに載っていたものは機密事項ではなく、公開情報だったはずだ」とする批判に対して、政府は「テロリストの利することをわざわざする必要はない」と反論している」そで、米のウェブ事情もどよどよ…さすがブッシュ政権ってか?

 それにしても米という国は、ロビーこそ全ての国なんだなぁ…ネットがそれほどDCで影響力を持てないのが、その自由性にあったとは(笑)何故って「規制のないところに利権はない」(@坂本英一/ブルッキングス研究所)とな…

 その点で一番わかりやすい目安としては、米の政治献金事情の詳細も本書をドゾ。まっこれを見ても一目瞭然のよーな気がする、だって一番のお布施は、金融・保険・不動産なんだぜ(笑)で、本当詳細は本書をドゾですが、も一つだけ「ブッシュ大統領候補は連邦政府からの補助金を受け取らなかったため、選挙資金に上限がなかった」とな…政治献金万歳ってか(笑)

 後、も一つ、米の議員で上院議員と下院議員では「実は下院議員に対する政治献金は桁違いに小さい」そで、米で狙うは上院議員ってか(笑)こーしてみると何とか問題も透けて見えるよーな気がするのは気のせいか(笑)

 まっ「大企業がどんどん政治にお金をつぎ込んでいくようになれば、インターネット・コミュニティの戦いは議会においてはますます不利になっていくだろう。インターネットの世界でもまた、草の根の政治意識向上が必要ということになりそうである」の件は、まねーいずおーるというか、それが米の正義って奴なんですか?そーですか?

 ネット的中の人というか、インターネット・コミュニティや、ギーク、ネティズンのついての詳細も本書をドゾですが、米にして「アメリカのコードには、西海岸で作られるソフトウェアとしての「西海岸コード」と、東海岸(つまりワシントン)で作られる法律としての「東海岸コード」があり、その接点が重要になると指摘している」(ローレンス・レッシグ/スタンフォード大)って事らすぃ…よーするに国の中にも温度差ありって奴か(笑)

 後、米でのネット事情も、民間主体って事は、ネットワーク設備の対応が「なかなかできていないということも多い」になっているらすぃ…「特に過疎地域では通信事業者が追加投資に積極的でないために、なかな利用可能にならない」とゆー事態に至っている模様…まっある意味新幹線事業みたいなもんだよなぁ…儲かる路線はお金かけるけど、赤字路線なんて切り捨てご免じゃね(笑)まっこちらの詳細も本書をドゾ、米的には首都近郊でさえつながりにくいのが現状って…

 他にというと電波は誰のもので?帯域の所有権とは何ぞや?みたいなとこの詳細も本書をドゾ。結局、既得権益と利権の問題じゃね?ですけど?も一つ、インターネット・ガバナンスの件は、IETFとかISOCとかICANNとかこちらの詳細も本書をドゾ。人が集まるとパワーにはなるけど、利害と思想とかニュアンスの一致で、まず難しいと思ふの(笑)

 とりあえずネットの明日はどっちだ?とゆーとこらすぃが、たいていの革命はインカンベントに軍配が上がるのが普通らすぃ…よーするに市場を牛耳ってきた、大企業、と言う名の勝ち組達ですね、分かります…彼らは、囲い込み、適合、吸収、中立化、無効という戦略・戦術で問題ないにしてきた模様…所詮はパワーってか(笑)

 米から離れて、欧州の場合、ETSI(ヨーロッパ電気通信標準化機構)(ソフィア・アンティポリス/仏)キタコレになるのか?「ここは携帯電話などの移動体通信の標準化を活発に行っている」そで、「ヨーロッパの携帯電話といえばGSMと呼ばれる方式で、百数十ヵ国で使われる世界標準だ」そーですよ、奥さん(誰?)でもって「合法的通信傍受は、ヨーロッパではまったくノーマルな話になっている。すでに法令の一部である。セキュリティの危機がある場合には、国家はその権利を持っている」(カール・ハインツ・ローゼンブロック/ETSI事務局)になるそな…

 それはともかく、ETSIの標準を世界標準にの詳細も本書をドゾですけど、「ETSIの標準が優れたものであり、誰でも無料で使えるようになっていれば、自然と採用されるだろうと考えている。機器製造業者の少ないヨーロッパにとっては、日本やアメリカの製造業者が標準を採用してくれることも重要なのだ」とは…欧州って製造業アレなのか?成程、独ってか…

 通信傍受ってどよ?なとこでも詳細は本書をドゾですけど、「ヨーロッパでは、インターネットが普及する以前から、合法的な通信傍受が国民に受け入れられてきた」そで、「フランスではアメリカよりもずっと高いレベルの国民監視が行われているが、ほとんどの国民は「自分は何も悪いことをしていないから問題ない」という態度だ」(@ランディ・ベゼット)というスタンスらすぃ…米と仏では自由が違うってか…

 も一つ、これも実に英人らすぃと思わされたとこを、英のブロードバンド化について、「イギリス人自身はブロードバンドで進んでいると思っているのだが、アジアやカナダ、北欧と比べると明らかに遅れている」って…まっ大英帝国サマですから…それにしても情報を武器に行使してきた英が、その情報に遅れているなんてアンビリバボーじゃね?パンピーと007は違いますってか?

 その他の地域で、中国の場合は、本書当時で「通り沿いには近代的なビルがどんどん建てられた。実は中身は空っぽのままだったらしいが」って、それが「中国の近代化が猛烈な勢いで進んでいること」って、この当時から鬼城作りが伝統芸能だったのか…

 また北京のスタバ事情も「一部では、無料でインターネット・サービスを提供している」そで…でも、スタバの価格って安いか高いかは日本では人によると思うけど、中国の物価的なソレでいくと、当時では「タクシーの初乗りが一〇元」「街角の食堂で一〇元も出せばうどんと小籠包が腹いっぱい食べられる」なのに、スタバの「ホットチョコレート」(トールサイズ)が一七元なんだそー、確か日本だとココアで400円位だったよーな?のでタクシーの初乗り料金よりは安いはず?

 でそんな中国ネット事情も「相変わらずアメリカのサイトはつながらないものが多い」とゆー事になるらすぃ…「最近は時期に応じて規制をやめたり再開したりということをしている」とゆーとはいえ、パンピーのネット事情はとゆーと「大半のインターネット利用者は、ダイヤルアップ接続をしている。これが中国では至極簡単だ。ひょっとすると世界でいちばん簡単なのではないだろう」とな…詳細は本書をドゾですけど、ネカフェの件も掲載されていますが、「実は、ここでは外国人は、端末を使うことはできない」そで…

 また中国の通信傍受についての件も本書をドゾですけど、「中国では今のところすべての通信会社が国営」だそで、「ホテルでもチェックインのときにパスポートと名前の提示が求められるので、中国政府は正確に誰がどう使っているかを把握している」になるそー…

 続いて韓国の場合、少年院での情報化教育の件とか、まっ国をあげての情報化政策を実施中とゆー事らすぃ、本書当時は…とゆのも「韓国政治は上意下達が比較的強く、大統領の意向とあれば、一気に政策が進むところがある」のだそーって、へーへーへー…

 ちなみに「韓国が情報化に目覚めたのはそれほど古い話ではない。むしろ、ある時期までは韓国の情報化は、アジア諸国の中でもシンガホールやマレーシアなどに後れをとっていた。転機となったのは一九九七年秋以降の通貨危機、経済危機であった」そな…そーだったのか?詳細は本書をドゾですけど「失業者たちが見つけ出したのが、情報技術関連のベンチャーだった」とな…

 まぁこちらの詳細も本書をドゾですけどコンテンツ問題のとこで一つ「そもそも知的所有権や著作権といった問題にこだわらないのが韓国文化だという」だそーですよ、奥さん(誰?)

 さて、最後にアイルランドの場合はですけど「アイルランドは、実はソフトウェア大国である。ヨーロッパで販売されるソフトウェアの八割がアイルランドから出荷されている」とな…そーだったのか?アイルランド?

 とはいえ、アイルランドにネットワーク機器のメーカーも、パソコン機器メーカーもないのだそで、「ソフトウェアも輸出向けばかりで国内の需要創出にはつながっていない」そー…そんな訳でソフトだけでは世界と伍していけないとゆー現実感バリバリらすぃ…

 でまぁアイルランド、デジタル化の道についての詳細は本書をドゾ。ブロードバンドで「一番参考にしたのは、スウェーデンのストックホルムで展開しているストーカプのようだ。ストーカプはストックホルム市とストックホルム郡が所有する公社で、ストックホルム市内に光ファイバ網を構築し、利用者に開放している」とな…

 それにしても今となると何故、この三国選択したのだろか?著者、まさに今でしょ(死語?)な気がするのは気のせいか?

 面白まめ知識と言っていいのか、著者の出会った「旧ソ連のグルジア人の研究者」のお言葉、「「グルジアといえば、ソ連の外相だったシュワルナゼ氏が大統領をしているんだよね。彼は立派な人だったと思うけど」と聞いてみた。ところが、「でもね、政治腐敗がすごいのよ」という。彼女は私が日本人だとわかると並々ならぬ関心を示した。「どうして日本はあんなに汚職がたくさんあるのに、経済発展したのかしら」」って、もしかしてはいここわらうとこ、なんだろか?ちなみに「彼女は犯罪と汚職の研究をしており、祖国グルジアを経済発展させるには、政治腐敗を何とかしなくてはならないという強い信念を持っている」で、日々、政治システム、民主主義の研究をなさっていらっさるらすぃ…うーん、グルジア、今だとジョージアだけどそこ出身の政治家といえば一番先に浮かぶのがスターリンのよな…

 まっ他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので興味のある方は本書をドゾ。テロのおかげて多かれ少なかれ、ネット世界にも政治色が入り込んできたとゆー事だろか?もっと自由をのフロンティアの世界だったけど、自由放任駄目絶対に傾きつつあるとゆー事かもかも…

 とはいえ「インターネットを規制し、コントロールすればテロがなくなるわけではない」だし、「インターネットがテロリズムを生み出したのではなく、テロリストたちは便利なツールとしてインターネットを使っただけだからだ」は、ネット自身というより、ネットを使う人達によって善とも悪ともなるとゆー、まさに使いようなんだよなぁじゃね…

 とはいえとはいえ「便利さと安全性を比べたら、常に便利さが勝つものだ」(@ランス・ホフマン/ジョージ・ワシントン大)とゆー話もありますよってにでして、人とは業の深い生き物なんだなぁ…

 目次参照  目次 理系

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