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2016年1月 7日 (木)

ニッポンの知性。

インテリジェンスの原点  聞き手・五木寛之・冴木彩乃  扶桑社

 所謂一つの対談本らしーのですが、BSフジで風のCafeという番組派生本とな…済みません、そんな放送あったとは知りませんでした…まぁそれはともかく、本書の率直な感想は、ぶれてなーい、でしょか(笑)どの方も人生経験が豊富な人ばかりなりで、それを踏まえて今更ジタバタすんなよとゆーノリのよな…人生に良い時もあれば、悪い時もあり、国にも良い時があれば、悪い時もあると…まぁ、どの方も幼少期に戦争経験者ですから、まさに死線をマジで潜り抜けてきた人ばかりなりでして、やっぱ修羅場を超えてきた人達は強い、本当に揺るがない…覚悟が違うというべきか…

 とにかく、どの方も一家言あるので詳細は本書をドゾだよなぁ(笑)ある意味非常に日本を体現しているんじゃまいか?かなぁ…ぺらいグローバル・スタンダードではなくて、ローカルの強みみたいな(笑)逆にだからこそ世界に発信できる人としての核を持っているよな…

 例えば惻隠、「惻隠というのは、弱者への同情、共感、涙。これは仏教の慈悲の心にも通じるもの」(@藤原)、武士道精神には、勇気、正義、忍耐、誠実、泰然自若とあるけれど、何よりも惻隠じゃね、これぞサムライという事になるらすぃ…

 まぁまさにこれぞ日本な感性だよなぁ(笑)何せ、どこぞでは優しさは弱さとして徹底的に叩け、利用してやれが席巻しているみたいだしなぁ(笑)常に相手に対して敵か味方かではなくて、同じ人として対峙できなければ思いやりとかおもてなしは難しいと思うんだが、気のせいか?

 アリス的には、「言葉というのはあんまり信用しちゃいけないな、と思っているんです。「モノ」は、嘘をつかない」(@養老)の件かなぁ?作家的に(笑)まっアリスの場合は嘘ついてナンボの世界ですから、この対極にある訳で(笑)

 後は、日本人の語学観というのは世界的に見ても特殊らすぃ…耳で聞くより、目で読む方が重視ってそんなに珍しい事なのか?でもって「漢字仮名交じり」じゃまいか?で、「漢字、平仮名、カタカナ、ローマ字、アラビア数字、漢数字、ローマ数字まで入ってますから」(@五木)って、漢字ひらがなかたかな位じゃなかったのか?日本語(笑)

 しかも「ある漢字をどういう音で読むかという確たるルールがないんですね」(@養老)とな…「漢字の場合、文字と音が、極端に言えば一切無関係ですから」(@養老)同じ漢字でも色々読み方違うし…どーなってんだぁーっ?とゆーのはあると思いますなのか?でもって「文化のひとつの根っこは、言葉です。日本語が日本語である以上は変わらないもの、というのがあって、おそらくは日本語でしか安住できない-腑に落ちないものが、あるんだと思います」(@養老)とななな…わっかるかなぁ?わかんねぇーだろぉなぁってか(笑)

 も一つ言語つながりで中国語とは何か?「日本人は昔から漢文をやっていますけど、あれってすごく不完全な言葉ですよね。だから、もとの漢文はそのままにしておいて、書下しをして日本語の文体に置き換えて読む、そのときに助詞とか助動詞をいっぱい入れますけど、あれは中国ではどうしているんだろう」(@養老)で、「中国語のままで言うと、あれって完全にカタコトなんじゃないか、と。ワタシ、イク、ガッコウ、って言っているようなもので」(@養老)って、そーだったのか?中国語?

 ある種、中国語っててにをはの無い世界なのか?よーするに「日本語でよく言われる"曖昧さ"というのが、中国語にはないんです」(@養老)という事になるらすぃ…恐るべし中国語とゆーか、中国人、中国文化か?

 ある意味、言語が単純化していったとも言える訳で、これも昔から「ものすごくたくさんの民族が同居していて、」三国志」みたいなことをやってきているわけですから」(@五木)他民族多文化とコミュニケーションとらなあかんねんで「とことん、カタコトを言語にしていった」(@養老)になったんじゃね?と…一問一答じゃないけど「一語一語をすべて、ひとつの文字で表してしまう。そうするとデリケートな話は非常に難しいですよね」(@養老)になるのか…侘び寂びなんてそんなの関係ねぇー(死語?)という事になるのか?まぁ何にせよ、共通認識の必要性から古典を徹底的に暗記していたみたいな話になってきますが、どーなんでしょねぇ?そーすると古典教育徹底していない中国語教育ってヤバくね?とゆー事にもなるんじゃね?ですけど、でもそんなの関係ねぇー(死語?)にもなるのかなぁ(笑)

 他にアリス的というと、乱鴉で宮沢賢治の件かなぁ?「宮沢賢治なんかも、やはり国柱会とそういう精神的つながりがありました」(@五木)とか…「宮沢賢治も、私たちが思い描く宮沢賢治像とは違って、本当は、石原莞爾と同じで、王道楽土というものを築きあげようと本気で信じた人だと思います。つまり八紘一宇の精神です」(@半藤)って、そーだったのか?宮沢賢治?いやぁ本当はこあい宮沢賢治とかの世界なのか?そーなのか?

 さて、ある日世界が、「それまで信じてきたことが一瞬にして瓦解する瞬間を見た子どもがいて、彼らはそのあとでどうしたんだろう」(@養老)とを経験するって、どゆ事?な話が出てきます。養老先生は終戦を小学2年生で経験する訳ですが、まぁ何ちゃら史観でいくと前日まで軍国主義、翌日から民主主義、それってどよ?とゆーか、子供心に何が起きたんだぁーっ?とゆートラウマか?

 で、これは何かに似ているとしたら明治維新じゃね?前日まで江戸の封建主義、翌日から明治の文明開化、あると思いますか(笑)「福沢諭吉とか、大久保利通とか、西郷隆盛というのは、すでに大人になっていましたから、意識してやっているわけです」(@養老)とな…ところがその時幼年期・少年期だった人達からしたら、「暗澹たる不信感を持ったと思うんですよ」(@養老)それが「野口英世になり、北里柴三郎になり、志賀潔になり、あるいは高峰譲吉とか鈴木梅太郎とか、実に大勢の科学者が生まれました。豊田佐吉なんかにしても、そうです」(@養老)とな…どゆ事とゆーと、「価値観が変わって、言葉で議論するよりはモノに行きつく、というね」(@養老)となな…ちなみに「政治家でそれをやったのが、後藤新平だと思います」(@養老)という事になるらすぃ…万物は流転するより、不変を夢見た人達なんですかねぇ?

 後、日本関係…戦争体験の件がやっぱリアルかなぁ?米の本土爆撃では、女性だろーと学生だろーと「機銃射撃でなんべんも危ない目に遭いまして」(@半藤)というのが実状らすぃ…そんな訳で疎開すると、今度は都会者だと地方ではいじめられた体験みたいな話も出てくる訳で…「私の体験では、新潟のほうが少し穏やかでした。茨城では、本当にやられましたから。地方の人は、都会に対するコンプレックスがあるんでしょうかねぇ」(@半藤)って…茨城なんて同じ関東圏でそれか…なまじ近いだけに更に何かあるんだろぉか?

 も一つ、リアルな話で、歴史とは何か?でしょかねぇ?「まったくその時代の空気を吸わずに、ゼロから資料を調べていらっしゃる人たちの勉強ぶりは、えらいなと思う一方で、その時代の空気をちょっとでも吸っている者にとってはどこか違和感が残るんですよ」(@五木)はいつでもどこでもそーだろぉなぁ…体験は個人のものなんですかねぇ…

 裏日本史的な話になるのか?戦前の日本の雇用…賊軍出身者には「官僚の道は閉ざされていました」(@半藤)とな…幾ら優秀でも中央には進めないという事らすぃ…薩長って…

 とっ国系では、米の場合、数学だと「向こうの学生というのは、簡単な計算すらろくにできない(笑)」(@藤原)だとな…これ最近日本の学生も数学力落ちたと言われて久しいですけど、どの位のレベルなんだろか?ここでは分数の足し算レベルなんですが?そんな米ですけど「やはりアメリカというのは、魅力のある国で、とくに若い人にとってはほんとに魅力があります」「何より、すべてが論理的で気持ちがいいんです」(@藤原)とな…権利、主張は全て言葉にしろみたいな世界らすぃ…今も昔も米って…

 ところが、これが英になると「自分の権利とか主張を激しくするのは、恰好悪いこと、恥ずかしいことだ、と。ジェントルマンのやることじゃない」(@藤原)とな…同じ(?)アングロ・サクソンでも米とは真逆とな…古いものを良しとするはよく聞くけど、更に未だ階級社会なのでアッパーミドルと以下では「意見がまったく正反対なんです」(@藤原)とな…だがしかし「アメリカを見下すということに関してだけは、全員が一致しているんですね」(@藤原)とな…どーも英では、それは米的だねという表現は、非常に良いの反対の意味らすぃ…英米って…

 豆知識的には、一時期流行った絆という言葉「辞書を引くと、家畜とか動物とかが勝手に逃げていかないように縄で縛っておくもの、というのがもともとの意味なんですね」(@五木)って、そーだったのか?絆?何かやたらと良いイメージで席巻してましたけど、語源的にはアレなのか…

 後は、豆知識というより、日本人のサガかなぁで、昆虫採集が趣味の養老先生は、そのうちに虫塚をつくろうという話をしていらっさいます、供養の為に。「針を供養するとか、人形供養とか、ちょっと変わったところでは耳塚」(@五木)とそれこそ昔々のその昔から日本人は物事に供養してきた民族ですから…それこそ何百年も前から鯨の供養もしてきた人達だし…

 ちなみに数学者のサガは、「「人類のために役立つ」とか「人類の幸福のため」なんてことは、誰ひとり考えていないんですよ(笑)ただひたすら、「とにかく美しい理論をつくりたい」「美しい定理を発見したい」というのが、数学者なんです。要するに、美をとことん追求するだけで(笑)」(@藤原)という人種らすぃ(笑)美しさは罪ぃ~

 も一つ印人について「中国人と反対で、歴史というものをほとんど気にしないんだそうです」(@五木)だから、年号とか偉人の生年月日とか没日とか全然気にしなぁーいらすぃ…そゆ事は「彼らにとっては永遠の中にポツンと浮かぶ小さな点みたいなもので、ほとんど覚える必要のない数字らしいんです」(@五木)とな…もしかして印での歴史のテストって年号は、そんなの関係ねぇー(死語?)なんだろか?

 面白豆知識と言っていいのか?は、ちょい前に話題になって映画「硫黄島からの手紙」の間違い探し…半島氏は16見つけ、ご友人は35みつけたとな…時代考証って大変'(笑)でもまぁこれは良心的な数字なんだろなぁ…

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。最後に一つ、差別について「わかっていればいいんじゃないですか」(@養老)、「僕は、クモが嫌いだけど、別にこれという理由があるわけじゃなくて」(@養老)とな…先生、蜘蛛嫌いだったのか?虫好きなのに?それはともかく「嫌いだからといって、殺せということにはならない。それとこれは別、ということを、ちゃんとわかっていればいいんだと思います」(@養老)でしょかねぇ…何か最近は嫌いなものを正義の名の下に排除するのが流行りですけど、共存しろとは言わないが、せめて放置プレイ位は許容しろとゆー事でしょか?何か妙に自分正義の潔癖症が増えたよーな気がしないでもないんだが、それでこれからは多様性の時代ですとか平気で言うのは何故なんだぜ?かなぁ(笑)

 対談者は、養老孟司、藤原正彦、半藤一利

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