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2016年3月18日 (金)

天才は自分の人生に、自分以外の天才を必要としない(笑)

乙女の美術史 世界編  堀江宏樹 滝乃みわこ  実業之日本社

 どこが乙女なのかよく分からないんだけど、世界の美術見てみよーの世界だろか?それにしても「日本は「世界一美術展に行く人が多い国」」だったとは知らなんだ…でも「そこで人々が熱心に見ているのは、作品ではなく「説明文」」というとこも実に日本人らしーかなぁ(笑)まずは世間の判断、評価、これ大事(笑)こーしてみると、日本人って主観的に見るというより、客観的に見る傾向の方が強いんじゃね?かもなぁ(笑)自己責任でお願いしますより、和をもって貴しとなすなんですよ、奥さん(誰?)

 それにしても、西洋美術って、まずはリアルに人間をの表現主義って事で、アルカイック期はいまいちだけど、ヘレニズム期になるとイケイケの世界だったよな…それが東ローマ、ビザンティンで表現主義にいって威厳に走って非人間的な方向にこんなんが千年続いて、ようやっとルネサンスきたこれになるのか…こーしてみると西洋美術て一周まわっている感じに見えるんだが気のせいか?

 まっ古今東西の美術について駆け足で回ってみよーかなぁ?本書の凄いとこは、シリアスのよーで、くだけているとこじゃまいか?でして、画家の日常エピが、突っ込みというよりボケっぷりがパネェ…芸術家ってやっぱ、かっとんでいると思ふの(笑)

 そんな訳で肩が凝らずに世界一周芸術の旅に出れるよな?まっ騙されたと思ってまずは読めの世界じゃね(笑)

 アリス的には、フェルメールのとこかなぁ…というのも「20世紀のシュールレアリズムの画家、サルヴァドール・ダリの採点によると、歴史上の画家でもっとも上手いのはフェルメールだそうですが、彼の絵の思わせぶりなセクシーさや、悪女な奥さんが描かれていることもダリの評価に貢献していたのかもしれません」って…何だかなぁ(笑)

 そのダリですけど、「サルヴァドール・ダリの眼力のすごさは、神話になるほどのレベルでした」とゆー事らすぃ…まぁダリ伝説はそれこそ枚挙につきないので、一つだけ、ダリ、精神分析をうけるの巻で「フロイトは例のドヤ顔でダリを見つめ、「彼以上に完璧なスペイン人は見たことがない。何という狂信者だ」との診断を下したそうです」現場からは以上ですってか(笑)

 芸術的なとこで、イスラム教って宗教画はダメ絶対かと思っていたら、「アッラーを描くのはNGでも、イスラム開祖のムハンマドは人間ですから、彼の姿はしばしば描かれているのです」って、そーだったのか?ムハンマド?

 一方中国では、「プロの画家より絵が上手かった、究極のセミプロ画家がいました。それが宋(北宋)の第8代皇帝・徽宗です」とな…「現在の中国でも「風流天子」といえば、徽宗皇帝のことだけを指します」とななな…そーだったのか?エンペラー?

 そして中世欧州世界キタコレで、教会建築の場合「11~12世紀にかけて西欧各地で作られたロマネスク様式の教会は、基本はあるものの、いわば「ご当地」スタイルで比較的自由なのです」とな…一方「12世紀の中ごろの北フランスから流行しはじめたといわれるゴシック様式は、天高くそびえる塔を特徴にしています」で「ゴシックは「グローバル・スタイル」だった」とな…「ヨーロッパ中どこにいってもゴシックのスタイルは同じで、ご当地性はどんどん薄くなっていきます」とゆー事に…そーだったのか?ゴシック?その心は、キリスト教のあるところ皆同じ、普遍なんじゃーとゆー事らすぃ…そのロマンに浸れた訳だから、中世人すっごいですねぇ…

 逆を返せば、それが魔女、異端を忌避することになると…「自由気ままに生きている人が魔女として訴えられることもよくありました。一番コワいのは「自分とは違う誰か」を認められない人間の、偏屈な心なんです!」という事じゃね?よーするに中世ヨーロッパって多様性のなかった世界だったのか…

 それにしても欧州美術事情でおろろくのは「19世紀に「芸術」という概念が確立されるまで、絵画は消耗品でしたから」、残されていないモノ多しって…もったいないと思うのは己が日本人だからか…

 まっそれもともかく、欧州的にはルネサンスきたこれでヨーロッパの夜明けじゃぁーって事になるんだろぉか?レオナルドが解剖を手掛けたとゆーのはよく聞く話だけど、ミケランジェロお前もか、なのか?「ミケランジェロは17歳のときから、教会の墓地で許可を得ては死体を解剖している、ちょっとこわい子でした」って、ドンダケェー(死語?)天才って…

 それにしてもボッティチェリって当時そんなに人気なかったのか…「病的な美を追い求めた19世紀末ヨーロッパの芸術家たちが、「キレイだけど、妖しい」といわれつづけた「だけ」のボッティチェリの真価を見出さなければ、彼は今でも、美術史の教科書に名前が載ればよい程度のマイナー画家にすぎなかったとか」って、そーだったのか?天農画伯?

 後、ルーカス・クラナハの少女絵画、少女ヌード絵画とも言うですが、どよ?についての詳細は本書をドゾ。それにしてもクラナハって、マルティン・ルターの盟友だったのか?ちなみに「つるぺた美女が主流のドイツでイタリア風のグラマラスな美女像を描きはじめたのは、デューラーが最初だったとか」って、独って昔からロリコン街道突き進んでいたんだなぁ…

 これは豆知識的になるかも?ですけど、フェルメールの時代、「師匠について、画家を目指すための年間の授業料は「普通の単純労働者の年収並」」とな…余程お金持ちじゃないと画家修業なんてできなかったのか?となると当時の画家の中も相当な格差社会だったとゆー事なんだろか?有名無名以前に?

 そんな貴方に朗報が?とゆーか、「17世紀以降、ヨーロッパの美術界のトレンドをリードするようになるフランスでは、ルイ14世の治世中にアカデミーという組織による、通称「サロン(官展)」が開催されはじめています」とな…「20世紀初頭ごろまで圧倒的な影響力をもった組織ですが、この「サロン」に入選するには歴史や神話を題材に描いた作品でなければいけませんでした」とな…

 それにしても中世というか、画家には相当な専門知識が必要だった模様…で「プロとしての画家志望者は、チューブ入りの絵の具も(19世紀中頃まで)発明されておらず、絵の具の調合といったことから専門知識をもたねばなりませんでした。また、当時の絵画といえば、細密な部分まで描き混んだタイプの絵ばかりしかありません。このため、プロの画家になるには、男性でも苦しいとされる技術習得の修行をせねばなりませんでした」とな…技術も勿論、体力もいるよって事でしょか?そんな中のアルデミジア・ジェンティレスキ辺りの詳細は本書をドゾ。いつの時代も先駆者って大変…西洋史ってある意味男尊女卑の戦いにつぐ戦いのよーな気がするのは気のせいか?

 そしてロココキタコレで、こちらの理想は「ミルクのように白く、陶磁のようにすべらかな肌をもち、肉体的には豊かそのものなのですが、顔つきはあくまであどけない。これがロココの乙女の美の条件でした」とな…何とゆーか、今で言う巨乳ロリコンと大差ない気がするのは気のせいか(笑)ちなみに手足が小さいのが女性の魅力の一つとゆー事に、小さい、かわいい、でプチが流行り言葉だった模様…マリー・アントワネットのブチ・トリアノンも全然小さくないけど、プチってつけちゃうもんねの世界だったよーで…かわいいは正義もとい、プチは世界の合言葉ってか(笑)

 そして近世というか、19世紀末キタコレになるのか…まぁこちらの詳細も本書をドゾですが、印象派から何から、綺羅星のごとく画家いぱーいなんで一人一人上げていったらキリがないと思う世界に突入ですので(笑)

 ただ、当時のパリのポスター事情として、ロートレックとミッシャの二人の対比は興味深いかも?スターをスターとして描く事をしなかったロートレックぱねぇって事ですかねぇ?「セクシャリティについては彼はゲイではないのですが、ポスター画に関しては、まさに「オネエ芸」だと思います。美人ではない女を、おブスとして描けたのは、女ウケを一切考えなくてよいゲイの画家か、ロートレックくらいしかいなかったと思うんです」って…そーだったのか?ロートレック?デフォルメ過多で何が悪いんじゃ、ボケ?で通せるって、それはそれで凄いと思うの(笑)モデルの心象なんてそんなの関係ねぇー(死語?)画家が全てを決めるってか?

 対してミッシャの方はとゆーと、「何十年も前に撮られた彼女自身のポートレート写真よりも、美しいサラをゴージャスに描くことができたミッシャ」って…これは女優さんにとっては最高のポスター画家じゃね?これは、女優側から贔屓にされたのは分かるよーな気がする…肖像画のポイントは、モデルより美しく描く事…誰だって綺麗な私の方がいいですから(笑)

 この時代の画家達の生きざまはいずこの人も皆それぞれに苛烈じゃねですから、これも今更なんですけど、気になったのはゴッホの弟のテオ…「兄を亡くしたテオも精神病院に入ってしまい、そのまま亡くなっています」って…ゴッホ家って…

 何か画家って究極の草食系みたいなノリかと思っていたら、「クリムトは鉄アレイを振り回すウエイトトレーニングやフェンシング大好きのゴツくてムサいおっさんでありました」が「中身は相当な人見知りでした」って、何とコメントしていいのか?でも、モテたとな…世紀末ですからってか(笑)

 豆知識的には、20世紀末にはエジプトでおしんが大人気とゆー事で「日本人の女性がエジプトで妙にモテるのは、おしんみたいな女性像をエジプト人男性が求めているからだとか(逆にいえば、エジプトの女性は昔から今にいたるまで、いつも強いということ)」らしー(笑)そーだったのか?エジプト?そーだったのか?クレオパトラ(笑)

 豆的に古代ギリシャでは、強姦罪とは何ぞや?で「男同士で合体してしまうと、合体させた側は罰せられたからです。しかも面倒なことに、合体したほうは無罪なんです。そこが古代ギリシャという、男尊女卑の社会です。男のくせに女みたいにハメられてしまうとは何事か、とペナルティが科され(なーんだそれ)、立派な犯罪者扱いだったのです」って、ホンマでっかぁーっ?てな訳でリアルだとあまりにリスキーだから、プラトンのプラトニックラブきたこれになるのか?凄いなギリシャ哲学…

 ちなみに「マッチョな人のことを「ギリシャ彫刻みたい」といったりしますが、じつは筋肉盛りあがりすぎの過度なマッチョは、当時は下品とか不自然として馬鹿にされていました」って、そーだったのか?シュワちゃん?

 ちなみにちなみにローマでは「自由民の男同士の同性愛は、ハッキリと犯罪にされていました」とな…そーだったのか?蘭ちゃん?なのに「ローマにも男娼はおりました」そで…詳細は本書をドゾですが、「男娼たちは通称「ぽんぴき少年(プエリ・レノニ)」と呼ばれ、毎年4月25日は男娼のための祭だったとか」って、そーだったのか?ローマ帝国?って、これアリスの誕生日前日じゃね?

 ローマ的豆知識でいくと「古代ローマ人はギリシャ文明よりツルッツルの美学を一歩押し進めました。ローマでは、本当に全身脱毛が流行したのです」とな…だから上流階級の証が前身脱毛、無毛状態って、ドンダケェー(死語?)だから、当時は脱毛師なる職業がちゃんとあったとな…そゆ人がかのローマの公共浴場に必ずいたとゆーからパネェ…でもってそこは「男女日替わりの脱毛地獄として機能していたのです」とな…ローマの脱毛師、おそろしいこ…

 豆知識、中国編でいくと「古来から名品を、それに相応しい高い身分の人が手に入れることがてぎたなら、「ワタシが所持していました」と、画家ではなく持ち主のサインをどんどとん入れていくという今では奇妙に思える風習がありました。これを鑑蔵印といいます」って、ある種、それは履歴?来歴?

 欧米か(死語?)キタコレで、欧州で「真の貴族」を自称できるのは「十字軍以来の歴史と血筋を誇る家の出身者のみという暗黙のルールも長らく」あったそな…成程、欧米ってか…

 血筋的には、スペイン王家キタコレでフェリペ4世の頃、ハプスブルク家の分家ですが、何か?の世界だった模様…「他の国では最高の身分を持つ王族とはいえ、彼らから見れば自分たちより格下の人々とは結婚できないというプライド(とジレンマ)があったのです」という事になるらすぃ…どゆ事になったかとゆーと、「近親結婚につぐ近親結婚が重ねられました」となれば「ハプスブルク家特有の遺伝的特徴が病的な濃さで現れていました」に行きつくんじゃね?とな…ブルーブラッドって…

 でもって、宗教も原点に還れな世界でしたけど、「イエズス会の本拠地だった、ジェズ教会が今でもローマにありますが、毎日17時30分になるとありがたーい音楽が流れ、祭壇が下がり、代わりにイエズス会創立者のイグナチウス・デ・ロヨラ先生の像が、地下からグイィーンとせり出してくるのでございます」「「反宗教改革」のこれらの工夫はアートというより、もはや見世物」って、ホンマでっかぁーっ?ちなみにこの「ハデハデ化の流れ」でヴェルサイユ宮殿もキタコレになるそな…あれは仏王家の「ド派手なパピリオンだったといえます」って、さすが文句があるならベルサイユへいらっさいだなぁ(笑)

 王侯貴族的には、中国の場合、「上流階級の男性は、伝統的に芸術に秀でていなければなりませんでした。役人になるための科挙も宋代以降、漢詩の作り方の複雑怪奇なルールを丸暗記できているかというところ「だけ」が重視されたりもしました」って…そーだったのか?科挙?

 面白豆知識的には、ロートレックの場合、料理も得意だったよーで「ロートレックのレシピはかつて親友のモーリス・ジョワイヤンによって「独身モモ氏の料理法」という本にまとめられ、出版されているほど」って言うから、ロッシーニもまっつぁおってか?尤もロートレックの料理は当時的には香辛料ビシバシ系だったらしく、評価はいまいちみたいだが(笑)

 それにしてもお花のコスモス…「欧米人には、「主張がない」とされ、あまり愛されないそうですから」って、そーだったのか?コスモス?ちなみに日本人は好きな花なんだそー…この辺りからも価値観の違いって奴なんですか?そーですか?

 日本とげいじつでは、ロダンの彫刻って白樺派に超ウケだったのか?日本に初めてロダンの彫刻が来た時には、「志賀直哉とか武者小路実篤といった白樺派の面々が「バンザイ!!」と叫んで狂喜したとか。思えば「男のわがまま」を極めたメンツが多かった白樺派とロダンの親和性の高さは、分かる気がします」って、そーだったのか?学習院?

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。何とゆーか、世界って広いや、そのもののよな(笑)

 目次参照  目次 文化・芸術 

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