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2016年3月30日 (水)

未中年達観白書?

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題  ジェーン・スー  幻冬舎

 表紙コピーが、女は生涯、いち女子である-が、ハッと気付けばいま何歳!?なんですが、裏表紙のコピーの方が効いているよな、未婚のプロ、ジェーン・スーの真骨頂!とな…ちなみにこの未婚のプロのとこには波線がついていて、強調形でございます(笑)それにしても、未婚のプロなんて言葉があったのか(笑)これを知っただけでも、本書の価値はあると思ふ(笑)

 どゆ本かとゆーと、著者のエッセイ集でしょか?一つ一つは短いエッセイなんですが、まるで小論文を読んでいるかのよーに含蓄深い…どのエピも、女性ならば絶対に頷く事請け合いな秀逸さ…

 まぁ今や猫も杓子も、女子じゃねの世界でして、小学生の女の子を指す言葉じゃなくなってきて、今となると女子の上限は無限な気がするのは気のせいか?女子のカテゴリー、広うござんす(笑)しかも自己申告制になりつつあるし(笑)ちなみに「実は、女子女子と言っている女たちも、自分がもう女子という年齢ではないことを十分に自覚しております」そな…ただし「それでも「自称女子」が跋扈するのは、「女子」という言葉が年齢ではなく女子魂を象徴しているからです」とな…よーするに女子という単語は「スピリッツの話をしている当事者と、肉体や年齢とメンタリティをセットにして考えている部外者、両者の間には、大きな乖離があります」の一文からもお察し下さいだと思ふ(笑)

 まっ女になるのだじゃなくて、元から女子じゃボケの世界かも(笑)結局、女子という一言にどれだけ折込済か否か?それが問題だってか?女子、ふざけんじゃねぇーって人は、想定外の、女子、に出会っているからなんだろなぁ…世の中多様性ですから、いろんな女子がいらっさる訳ですよ、奥さん(誰?)ある意味、女子、は貴方のキャパをはかるものさしなのかもしれない?

 そして、自身は、その女子から逃れる事ができないとゆー事らすぃ(笑)女性は全て女子の十字架か、ラベルかを背負い、本人以外の他者は、その、女子、の看板を見せつけられると…その時、受容するのか?拒否するのか?の葛藤は如何に?でしょかねぇ?

 こー考えると、女子とは一生逃れられぬものなんじゃね?

 アリス的には、朝井さん出番ですかなぁ…まぁ本書著者が四十歳になって、自覚した事、来し方、来し方、女四十にて悟るとゆー、本書ある意味悟りの書じゃね?ですから(笑)

 年齢的なとこでは、四十路になったら、喜怒哀楽ナンボのもんじゃいで経験してないのは「もうあとは「死ぬ」ぐらいかと思っていたのに」って…だがしかし、世の中まだまだとな…「ここに来てまさかの新形態を体得したのです。それが、老けです。「老い」の一歩手前、それが「老け」であります」って、そーだったのか?四十路?よーするに自身の経年劣化をどーするよ?とゆー話…女子的には切実だなぁでしょか…「ケアを怠れば確実に荒れ、見る者(自分を含む)に気まずさを与えます。老けた女の佇まいは手入れ不足の庭の侘しさに似ており」って…

 詳細は本書をドゾですけど、結局「男ウケする庭よりも、自分の心が安定する庭にしたい。その結果が、あの美魔女のおどろおどろしい庭ではないでしょうか」って、そーだったのか?美魔女?あれって「己との、そして同世代女との戦いなのでしょう」って、ホンマでっかぁーっ?

 ちなみに加齢と老けは「微妙に異なるものです」とは知らなんだ…著者によると加齢を受け止めるより、「それに伴う肉体の経年劣化を受け止めるのは、思ったより心の負荷が大きかった」という事らすぃ…

 となると「つくづく面倒ですが、朽ちていく変化に無頓着でいるか、朽ちていくなりに綺麗に見えるよう丁寧に手入れをするか、それを日々問われるのが女の四十代なのかもしれません」って、趣味はガーデニングです、それがジャスティス(笑)

 さて、その前の女三十代はどー過ごすべきか?で、著者は十か条あげています。「その一、未婚ならば、早めに結婚すべし」、「その二、ハッと気付ば三十八歳になっているので覚悟すべし」、「その三、最初の五年で幹を伸ばし、次の五年で枝を選定すべし」、「その四、馬鹿にしていたことを、なにかひとつ始めるべし」、「その五、保険と貯金を見直すべし」、「その六、同年代の異性には細心の注意を払うべし」、「その七、愛されるより愛すべしマジで」、「その八、若者を責めるべからず」、「その九、女は自分の中の少女を大切にすべし。しかしフィルタリングは忘れるべからず」、「その十、一生付き合っていきたい友達を見つけるべし」とな…詳細な解説は本書をドゾですが、アリスの場合はその十だけは、二十歳の時にゲット済みだからなぁ(笑)男性の三十代でも十番目はあてはまると思うの(笑)

 女性の立ち位置というか、世間の評価的な齟齬もお題になりやすいかなぁ?その手の項はいぱーいあるので詳細は本書をドゾですが、一例として「気に食わない言動をする不美人な女を「ブスのくせに」、若くない女を「ババアのくせに」と蔑む人もおります。可愛くも美しくも若くもないのに、分不相応な言動が目に余るというわけです。女には容姿美でしか、価値が発生しないと思っているんでしょうかね、思っているんでしょうね」ってのは、まっ三十歳以上の女性は実母とせいぜい妹以外は絶滅してもOK、むしろ絶滅しろってのが男の本音じゃね(笑)だいたい、天国が若くて綺麗な女の子のいるとこってとこからして、お察し下さいの世界のよな(笑)はごろもにしても、かぐやひめにしても、天にいるのは若くて綺麗なにょしょーなんですよ、奥さん(誰?)

 又、おばさんとは何か?も今更だけど有用だよなぁと思ふ…まぁ殿方の研究者では決して真面目に研究はしないだろーに1ジンバブエドル賭けてもいいが(笑)かくておばさんの一般的見解(?)があげられているのですが、総じてそれらは「客観性の欠如=社会性の乏しさ」じゃね?ですけど、「そもそも、社会性の「社会」って、誰の社会なんだろうか?」ですよねぇー(笑)例えば「働くおじさんが突然家庭に入った女性の集団に放り込まれ、その集団の不文律に則った行動をするのはなかなか難しいでしょう」じゃね?さて、その社会はどの社会なのか?誰もが皆、自分が中心の世界ですが、何か?の世界の住人なんですかねぇ(笑)

 そして、おばさんと来たら次はこれだろのBBAキタコレってか(笑)「婆(BBA)」は本来、年老いた女性に使う蔑称であったのに、いつのまにか「三十過ぎたらババア」のように、成長期を過ぎた気に食わない女に貼られるレッテルになりました」とな…詳細は本書をドゾですが、そのBBAも地殻変動が起きている模様(笑)今や「加齢がネガティブに作用した中年女ではなく、社会的にイカした中年以降の女を指すのです」とは知らなんだっそーだったのか?BBA(笑)

 と、下向きな話はともかく、上向きな話(?)なのか?四十代女性に二十代男子が何故か優しい問題も勃発していたのか(笑)「三十代の男たちは、私たちから勝手に生々しいババア成分を感じてたじろきますし、四十の女なんて、ゾンビ以外のなにものでもないと思っている野郎もいる。同世代の男たちは、「俺もおじんさ、君もおばさん」というスタンスを絶対に崩しません。一部の二十代男子だけが、私たちに気持ち良く接してくれるのです」って、ホンマでっかぁーっ?

 それは何故かと言えば「彼らの恋愛ターゲットからはみだしたから、優しくされているような気がする」というオチらすぃ…それは非常に楽で気持ちのいい関係とゆー事らすぃ…まぁ若い内は、「なによりも、性的対象になり得るか否かのものさしで、パッと測られることが嫌でした。ただの男友達だって、酔った拍子に性的ものさしを持ちだしてくる輩がいるのです」とな、気があるならともかく互いに気がないでそれってどよ?「性的関係を望んでいない人から、否応なくヤれるかヤれないかの箱に仕分けられるのが、十代から三十代の女です」とな…ある種これは究極のセクハラか…

 他に秀逸だと思ったとこでは、結婚観のとこかなぁ?「誰にも邪魔されず惰眠をむさぼれる自由を旦那のために使うなんて、どう考えても勿体ない。「旦那の親」なんて知らない人のために、笑顔を作る義理もない。苦労を差し引いてもあまりあるほどの素晴らしさがそこ(結婚生活)にあると頭ではわかっていても、こうなってしまうと日に日に気軽な単独生活を手放せなくなるのです」については、朝井さんに聞いてみよー(笑)更に「結婚しなきゃわからない喜びがあるならば、結婚したらわからない楽しさもあるはずです。いま振り返っても、この楽しさの始まりは、間違いなく三十になってからだったのです」とな…そして揺れる四十代に突入ってか?うーん(笑)永遠の36歳の朝井さんなら、どー表現するのだろーか?気になるところではあるなぁと(笑)

 あっちなみに「アラサー時代に「まだ結婚は考えられない」「俺は自由でいたい」と人生を謳歌してきた独身男性たちは、なぜか四十を手前に意気消沈。一部を除き、いままで感じたことのない寂しさを味わうようになるそうです」って、ホンマでっかぁーっ?まっ結婚願望の高そーなアリスの場合はありえるかも?だけど、根っからの女性嫌いの准教授は全然かわらないんだろーなぁ(笑)

 もー一つ朝井さんに聞いてみよーというより聞いても大丈夫だろか?な、失恋とは?で「一世一代の大失恋をして知ったことは、失恋は親が死ぬよりはるかに苦しいということでした。なぜなら喪失感に妬みや恨みがトッピングされるからです。大好きな人の不幸を祈るという、よくわからないパラドックスに日々熱心でした。もうそこにないものに、ずっとずーっと終着していた」って…失恋パネェ、超パネェ…これまたちなみに別れ話とは「告げられる方は唐突だけど、告げる方は着々といろいろ進めてんだよな」んですよ、おぞーさん(誰?)

 また双方納得ずくで別れたとしても「正しいことをしているのは自分でもわかっているんだけど、自分がいま、正しいことをしたいのかどうかわからない」という、恋愛ロス症候群ってあると思うなんでしょか?この喪失感を味わうなら終わりそうな恋愛をズルズルと続けていた方が良かったとか…かくて判断は間違っていなかったとしても「正しいことがなんの担保にもならないのもよくわかる」は名言だと思ふ(笑)是非、ハーバードで展開していいただきたい(笑)

 そしてこれも女性だから言えるじゃまいかで「結婚も出産もせず生き長らえていると、生きることはまるで賽の河原で石を積むのと同じに思えてきますね」とな…

 後、失恋とSNSの奇妙な関係ですかねぇ?まぁこちらの詳細は本書をドゾですが、失恋とに限らず、一度は人間関係が壊れた事がある人ならば「ザッカーバーグは、本当に余計なものを作りました」に納得するんじゃね(笑)

 他に男女関係ではお仕事ver.もあるのですが、こちらも詳細は本書をドゾ。バイトだろーとパートだろーと派遣だろーと一度でもお仕事経験のした事のある女性ならば、一度は経験している職場の壁、不文律じゃまいか?でしょか(笑)なので二つだけ、一つは「「あいつはまだまだだけど、期待を込めてこの仕事を任せる」というような話が、男に比べて女の私には降ってこないのです」「同じ職種に就いていても、女には大きな仕事を任せては貰えない場面があります」の件は、男社会ではよくある話じゃまいか、ですよねぇ、男の人って社内社外問わずなるべく男の人同士で話をつけたがりますから(笑)…も一つが「信頼関係が築かれていない相手に正論を吐いて、襟を正して貰えたためしがないからです」の件は、それこそ今でしょ(死語?)じゃまいか?どこぞのくnゴホンゴホン…

 他に引っかかったのは「外交でよく耳にする「遺憾の意を表明」という言葉。相手の行動に対しこの言葉を使えば、残念に思っているという見解を表す言葉でありながら、この事態に決して快くは思っていないという非難めいた気持ちもしっかり伝わります。同時に、見解を表明しただけですから、謝罪や撤回を要求するなどの具体的な行動を起こすつもりがないことも伝わります。不服の姿勢(および相手に襟を正して欲しいと思う気持ち)をうっすらサジェストするのに、こんなに便利な言葉はありませんよね」というのは日本人ならよく分かるが、それは相手のリテラシーによるのではないか?じゃね?どことは言いませんが、最近は特に(笑)

 個人的に気にかかったお言葉はいぱーいあるんですけど、一つあげれば「身銭を切った匿名者のコメントは、金をもらって絶賛している著名人のコメントより役に立ちますね」でしょか(笑)成程、電○ってか(笑)

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。今更ですけどドゾ。まぁタイトルに戻るならば、これが男子ぃならば、貴様いつまで現役でいるつもりだ問題なんでしょかねぇ?

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