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2016年3月25日 (金)

PRB?

ラファエル前派画集 女  ジャン・マーシュ  リブロポ゜ート

 所謂一つの画集かと思ってみたら、その実解説の方が幅とっているよーな(笑)それにしてもラファエル前派というと、あのミレーのオフィーリアのイメージしか、咄嗟に思い浮かばないんですが、そーいやロセッティやバーン=ジョーンズもいたなと(笑)

 でこちらに収録されているのは女性の画像ばかりなりの世界が展開されている模様…画家が描く女性というのは、モデルそのものもあると思いますだけど、でも、その画家自身のソレが前面に出ている感じかなぁ?こー言っては何だけど、ロセッティの描く人物って、どれもああ、ロセッティだと一目で分かるノリとでもいおーか(笑)

 で、当たり前なんですけど、みんな美人、美女ばかりなんですよ、奥さん(誰?)まぁ女性を美しく描かない画家なんてロートレック位しかいないよな?病弱に見えてその実心臓強かったんだろか?ロートレック?

 そんなわけでラファエル前派的には「ゆるやかに垂らした髪、大きな瞳、長い首、そして心情あふれる表情をした、きわめて女性らしい姿そのものと同義語になっているほどである」というから、ドンダケェー(死語?)

 まぁ理想郷というのは、「天国は「凄い美人でいっぱいの薔薇苑」に違いないことは確かであろう」という事らすぃ…男の本音乙ってか(笑)

 アリス的には、画家というと天農画伯出番ですだけど、美人画的には、アリスの出番か(笑)ロシア紅茶、スウェーデン館を見るまでもなく、アリスってば美人・美女に一目ぼれの傾向おおありじゃね(笑)こーして考えると、アリスの高校生の時のラブレターの君も、相当に美少女だったに違いなと思うのは気のせいか(笑)

 さて、ラファエル前派ですけど、こちらは「1848年にラファエル前派同盟(呼称PRB)の結成によって始まったのだが、そのアカデミズムへの挑戦は他の絵画様式と並行して、その後、半世紀にわたって続いた」そな…「ラファエル前派の絵画は、すべてではないが、浅い空間、平坦な面、輪郭の明確な、厚塗りしない絵の具の輝かしく映画的な色彩を特色としている」そで、「その内容と意味は挿話的であったり物語の単純な記述であったりするというより、もっと次元の高い、象徴的なものであり、激しい感情と意味内容を伝えている」とな…そーだったのか?ラファエル前派?

 でもって、「1848年若い画家たちが、PRBという名の秘密結社に似た団体を結成した。当時彼らはまだ二十歳前後の若者で、画家になったばかりだった」そで、創立メンバーは七人、ミレー、ハント、ロセッティと、トマス・ウールナー(彫刻家)、F・G・スティーヴンズ(美術評論家)、ウィリアム・マイケル・ロセッティ(編集者・批評家)、ジェイムズ・コリンソンは宗教上の理由から途中脱退とゆー事になるとな…

 まぁ今で言うとカウンターカルチャーとか、アンチ何とかの世界じゃね?アヴァンギャルドとも言うなのか?英のパンクも19世紀的にお上品でいらっさった模様かなぁ(笑)

 「実際、女性の品位を高め、女性を理想化しようとする彼らラの願望こそ、彼らに芸術創造の主要な原動力となっていた。そして、彼らは日常の行動の中でも、これを実践しようと努めたのである」というから、英国紳士、なめたらあかんぜよの世界か(笑)

 とにかく詳細は本書をドゾ。絵画というか、芸術程、モノホンを見ろの世界はない訳で、解説は解説として、まずは絵を見てから話そうか?の世界じゃね?でして、最初から最後までズラっと並ぶ美女のノンストップ劇場ですので、これはもー自分で見て、どよ?だろなぁ(笑)

 ちなみにラファエル前派の美人には三つのタイプがいるそーな…一、「時期的にもっとも早く現れたもので、色白で、真面目そうな、慎み深い処女タイプで、あどけなさが彼女の魅力となっている」、二、「気位の高い、華やかな美人で、後に「性の女神」として崇められる美人型を先取りした例といえよう」、三、「暗い、謎めいたセイレーン、あるいはファム・ファタルで、世紀末に流行した「永遠の女性」という概念を象徴する美人型である」そな…まさに各種美人取り揃えておりますじゃね(笑)

 そんな訳で他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。

 掲載されている図像は、
 エドワード・バーン=ジョーンズ、「女性頭部のスケッチ(マリア・ザンバコ)」、「ピグマリオンと彫像シリーズ、恋心、ためらい、女神のはからい、入魂」、「ジョージアーナ・バーン・ジョーンズと子供たち」、「受胎告知」、「黄金階段」、連作「いばら姫」から「いばらのあずまや」、「祝福されし乙女」、「釈放命令1746年」、「コフェテュア王と乞食娘」、「聖杯を索める円卓の騎士の鎧装備と旅立ち」、「希望」、「冬」、「夏」、「驚いているジェーンにクッションを運ぶロセッティ」、
 ジョン・エヴァレット・ミレー、「マリアーナ」、「アン・ライアン像」、「憩いの谷」、「イザベラ」、「花嫁の付き添い」、「りんごの花」、「コヴェントリ・パトモア夫人」、「待ちわびて」、「遍歴の騎士」、「オフィーリア」、
 ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ、「マリアーナ」、「薔薇の枝葉」、「黄色い服の女」、「画架を前にした婦人(エリザベス・シダル)」、「エレン・フレイザー」、「エリザベス・ジタルの肖像」、「アニー・ミラー」、「ルース・ハーバート」、「ファツィオの恋人」、「パンドラ」、「マリア・ザンパコ」、「マリアの少女時代」、「我は主の婢女なり」、「ひざまずくハンガリーの僧エリーザベトと侍女たち」、「格子窓の少女」、「ティプルスのディリアの帰還(のディリアのためのスケッチ)」、「祝福されし乙女」の「恋人たち」のためのスケッチ、「パオロとフランチェスカ」、「訪問」、「教会とグレートヒェンとメフィストフェレス」、「見つかって」、「みつかって(のためのスケッチ)」、「青い部屋」、「口づけ」、「パリサイ人シモンの戸口に立つマグダラのマリア」、「戦場に臨む」、「魔法にかけられるマーリン」、「クララ・フォン・ポルク」、「シドニア・フォン・ポルク」、「ニムエの頭部」、「マリア・ザンパコと画家自身の戯画」、「ラウス・ウェネリス」、「アスタルテ・シリアカ」、「白昼夢」、「ベアタ・ベアトリクス」、「自分自身と出会って」、「エリザベス・ロセッティ」、「ブロセルピナ」、「ラ・ピア・デ・トロメイ」、
 ジュリア・マーガレット・キャメロン、「庭師の娘」、「ガレスとリネット」、「そしてイーニッドは歌った」、「モンナ・ヴァンナ」、「ムネーモシューネ」、「読んでほしい、ついて行こう、ついていこう-死なせて欲しい」
 シメオン・ソロモン、「画家の喜び」
 エリザベス・シダル、「自画像」、「貴婦人たちの嘆き」、「クラーク・ソンダース」、「騎士の槍に三角旗を取りつける貴婦人」、「シスター・ヘレン」、
 ジョン・R・パーソンズ、「ジェーン・モリス」、
 ヴァレンタイン(ヴァル)・キャメロン・ブリンセプ、「少女の頭部(ジュリア・ジャクソン?)」、
 ジェイムズ・コリンソン、「クリスティアーナ・ロセッティ」、「ハンガリーの王妃エリーザベトの王冠放棄」、
 ウィリアム・ホルマン・ハント、「クローディアとイザベラ」、「倉庫で机に向かうロレンゾ」、「甘美なる無為」、「雇われ羊飼い」、「良心の目覚め」、「ゴディヴァ」、「エジプトの夕映え」、「イザベラとバジルの鉢」、「ファニー・ホルマン・ハント」、「シャロットの乙女」、
 チャールズ・コリンズ、「尼僧院の想い」、
 エリナ・フォーティスキュー=ブリックデイル、「ギネヴィア王妃」、
 フォード・マドックス・ブラウン、「ロメオとジュリエット」、「善良な子供たちの聖母」、「イギリスの見納め」、「貴方の息子です、旦那様!」、
 ウォルター・ハウェル・デヴァレル、「ペット」、「灰色の鸚」、
 レベッカ・ソロモン、「傷ついた小鳩」、
 アーサー・ヒューズ、「四月の恋」、「勇敢なるグライント」、「オフィーリア」、
 フランク・ディクシー、「ハーモニー」、「騎士道」、
 ジョアンナ・メアリー・ウエルズ、「グレートヒェン」、
 W&D・ドウニイ、「ファニー・コンフォース」、
 アンソニー・フレデリック・サンドゥズ、「もしも(の挿絵)」、「マグダラのマリア」、「メデア」、「メドゥーサ」、
 ロバート・アニング・ベル、「マグダラのマリア」、
 ダニエル・マクリース、「祈りの後のマデライン」、
 ウィリアム・モリス、「ラ・ベル・イズールト」、「トリストラム再会」、
 ジェーン・モリスとエリザベス・バーデン、「ヒッポリータ」、
 ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス、「魔法の円」、「非情の美女」、「影だけの世界に飽きた、と嘆くシャロットの乙女」、
 イヴリン・ディ・モーガン、「エリナ王妃と美しきロザマンド」、「砂時計」、「砂時計(のために老いたジェーン・モリスの頭部のスケッチ)」、「囚われの女たち」、「金の籠」、
 マリー・スパルタリ・スティルマン、「尼僧院の百合」、
 ケイト・エリザベス・バンス、「メロディー(ムジカ)」、
 ウィリアム・モー・エグリー、「シャロットの乙女」、

 目次参照  目次 文化・芸術 

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