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2016年3月 4日 (金)

それが女の生きる道?

「女子」の時代!  馬場伸彦・池田太臣・編著  青弓社

 どーも甲南女子大による「「女子」をテーマにした論集である」(@馬場)らすぃ…気がつけば、最近身の回りで女子の言葉をよく聞かね?なお話しだろか?猫も杓子も、女子じゃけんの世界到来か(笑)じゃあ、その女子って何よ?かなぁ?

 それにしても今時の、女子って言葉の始めは、「人気マンガ家の安野モヨコが雑誌「VoCE」(講談社)に連載した「美人画報」に用いてからだといわれる」とな…「彼女は、「(漫画家として)仕事はちゃんとやってたつもりでも、美しくなければまったく価値をもたない世界」(@河原)である男性誌のパーティに「丸腰で飛び込んでしま」い、「ガク然」とした経験について書いている」(@河原)とな…でもって「さらに安野が「力」をつけ加えて、「女子力」とし、女性の美しさや男性を惹きつける力、といった意味を与えたとき」(@河原)に世間で爆発的な認知を得たという事らすぃ…そーだったのか?女子力?

 で、女子力というワードきたこれの背景は「この言葉が消費と直結したという事情があった」(@河原)からだとな(笑)まぁ自分磨きとなれば、美容にファッションは当然として、その他趣味やお稽古ごともウハウハやんウハウハやんかになるのか(笑)

 後、女子という言葉で一番に浮かぶ、女子会なんですけど、こちらも「一般的な勉強会から「男性抜き」の「女子会」へと発展した」(@河原)とは知らなんだ…単に、女性だけの飲み会かと思ってますた…まぁ「いまだ男性社会のなかで女性が対抗するための手段」(@河原)としての意味も含んだものじゃねというとこに、女性の職場事情・労働環境が垣間見える気がしないでもないけど「何より「仕事だけでなくプライベートの悩みも共有できる」「女子会」の魅力には、特別なものがある」(@河原)という事らすぃ…所謂「女性たちに「世話(配慮)の倫理」(キャロル・ギリガン)が共有されているからだ」(@河原)そな…ある意味女子会って、ストレス解消と癒しもあったんだろぉなぁ(笑)

 アリス的には、女子というと女子大生の貴島さん世代になりそーな気がするが、言葉歩き的には、30代女子王道をいっている朝井さんの出番なんだろぉなぁ(笑)

 というのも、1990年代以前なら女の一生、勝ち組狙うなら、「社長か、社長夫人か」(@斎藤美奈子)の選択だったらすぃが…以後そゆ選択をせずとも「生きることも可能になった女性たち」(@米澤)という事になったらすぃ…で、そゆ彼女たちの行きついた先が「派閥を超えてキレイとカワイイを追い求めるようになった」(@米澤)って、そーだったのか?女子?

 かくて「現在、女性たちは年齢・職業・立場を問わず、「大人カワイイ」に夢中である」(@米澤)という事態になっている模様…かくて、三十代だろーが、四十代だろーが、「一生、女の子宣言!」なんであるそな(笑)この先一生なんだから、五十、六十、七十、八十代もそーなるんじゃね?多分…でまぁ「そのためにはもちろん、年齢は超越しなければならない。アンチエイジングは必須課題となった。成熟は忌むべき老いへの第一歩である」(@米澤)となるのか…「時を止める少女、それが「大人女子」なのである」(@米澤)って、ラベンダーのかほりってか?

 まぁある意味、もっと自由をの世界なんだろなぁ…「四十代であっても、母であっても、シングルであっても、私たちは「四十代女子」。好きな服を着たい、立場にとらわれずに好きなように生きたい。ファッションも生き方ももっと自由になりたい」(@米澤)って、明治以降の抑圧された家制度か、はたまた2000年以上続く男性社会の弊害か、何かもー20世紀末から、ドッと反動の揺り戻し、噴出している感じか?まぁ戦前の女性の場合、結婚していないと経済的に世間的にどよの時代でも、離婚したい人の比率は女性の方が高かった訳で…かくて「二十一世紀を生きる「四十代女子」たちは、「良妻賢母という呪縛」から自由になろうとする」(@米澤)とな…まぁ良妻と賢母は両立しないと一昔前に言われていたが、時代は最早、そのどちらもNOと言える女性の時代になってしまったんですね、分かります(笑)

 夫の為、子供の為、家の為、職場でも上司の為、同僚の為に犠牲になるのは真っ平ご免になってしまったんだろーなぁ…内助の功なんてそんなの関係ねぇー(死語?)ってか(笑)「「女子」という言葉の裏側には、何歳になっても主役を降りたくない、脇役になりたくない、という女性たちの願望が存在する。妻でもなく母でもなく、一人の「女子」として一生を生きていくという「四十代女子」の決意は、主役人生を全うすることの表明である」(@米澤)は、もーある意味、男をたてるなんてやってらんねぇーという、ただそれだけの事のよな(笑)サポートやバックアップ部隊じゃねぇーんだよってか?

 さて、日本女性総カワイイを目指せに突入しているみたいですが、そのカワイイって何だ?とゆー素朴な疑問が(笑)「「かわいい」の源流は文語の「かほはゆし」であり、「顔」と「映ゆし」が結び付いた言葉であるという」(@馬場)となるそで、詳細は本書をドゾですが、現代ではかわいいアイテムの充実にまで突き進んでいて、「興味深いのは、「かわいい」アイテムたちが電化製品のように機能的な進化を遂げるものではなく、またデザインのように洗練に向かわないという、その性質である」(@馬場)そな…そーだったのか?かわいい?「「かわいい」アイテムは外見の様式だけであり、内容や物語性ははどうでもいい。いや、どうでもいいというよりも、問題視されていないのである」(@馬場)って見てるだけぇ?

 でもって、かわいいに言葉はいらないって事にもなるのか?「斎藤(環/精神医学者)は、キャラクターで「かわいさ」が重要な意味をもつ理由は、それが空想と現実を橋渡しする「移行対象」であるからだ、と主張する」(@馬場)とな…ふとライナスの毛布が浮かんだが、あれってもしかしてかわいいのか?ライナス的には?

 またかわいいに深刻さは無縁であるだけに「内容に立ち入ることがないこの感覚的な意見表明は、そこから議論が始まることを目的としてはいない。解釈の共有は実は二の次であり、「わかる」「そうそう」と相槌をうつ程度の「共感」があれば十分なのだ」(@馬場)ある種、これが本当の価値観の共有ってか(笑)

 表層的というか、軽いというかの観念なので「「かわいい」がまともな議論の対象として取り上げられてこなかった理由は、それが内容(本質)を問うものでなく、外見とスタイルの趣味性だったからだ」(@馬場)まっ私的空間って奴で、わかるというよりピンとくるの世界じゃね?

 他に、女子の名の下にで、女子マンガなるものまで出てきたのか?少女マンガじゃありません、女子マンガですって…そーいや二昔前位に流行ったレディースコミックなるものは、どーなったんだろぉ?尤も、出版社的見方によると、少女マンガ誌より、女性向けコミック誌の方が三倍も多いのか…

 まぁ女の子物語ですから、恋と仕事てんこ盛りって奴が主流らすぃ…主人公的には二十代後半というか、アラサーだろか?うーん?仕事と結婚どっちをとるの?みたいな?リアルとフィクション入り乱れってか(笑)結局、これを迷えるだけでも「恵まれた場所で働くエリート女性であり、現実の女性たちの多くはこのような働き方をできるわけではない。残念ながら現状では、「働き続ける」という選択が可能な立場にあること自体が、当たり前のことではないのだ」(@増田)じゃね?

 まぁその内、漫画界も四十代、五十代女性主人公マンガが主流となる日が来るのか?そこまで普通に行けば、ある意味ニッポンの夜明けじゃーになるんだろーなぁ(笑)ええ、原始女性は太陽であったんですよ、奥さん(誰?)

 更に突き進んで、オタク道の女子ってどよ?ですが、まずオタクがつい最近まで男の子の世界だと思われていたとこじゃね?ちなみに既存のオタクのイメージとしては「"役に立たない"あるいは"価値のない"情報の収集に熱中していること」「非社交性」(@池田)という事らすぃ…まぁとかく趣味性の高いものはオタク化含むの世界じゃね?とは思ふ…今だとマンガとかアニメとかが代表されるみたいだけど、鉄道とか昆虫採集etc.もやっぱその道のオタク道の匠ですっの世界のよな?

 鉄オタの方はアリスもちょっと入っていないか?な三つの日付けじゃないけど、男の子なら誰もが通る道じゃね?でして(笑)でもってこの人を見よの宮沢賢治キタコレになるのか(笑)「賢治の青春時代は岩手県内に毛細血管のように新路線が敷設されていった時期と重なる。それまで「全県血行不良」といわれた状況が、この時期にみるみる近代的な場所に変わっていき、賢治はそうした躍進するイーハトーブの姿に期待をもったと思われるのである。賢治が工事現場まで足を運び、新路線や新区画が開業するとすぐに乗りにいったことは、年譜や作品の日付などから検証できる」(@信時)とな…宮沢賢治も筋鐘入りの鉄オタか(笑)

 鉄オタの男の子の世界を謳歌していた訳だけど、そこに今、ライト層というか、ソフトな鉄オタ女子キタコレになっている模様…鉄子ですけど、何か?でしよか(笑)でまぁ、鉄道業界、観光業界的には、鉄子大プッシュらすぃのだ(笑)というのも「ターゲットが倍層するだけでなく、「鉄子」ならば、男性の「鉄」と違って駅で寝泊まりすることもないだろうし、駅弁にも土産にも興味を示してくれると思われるからだ」(@信時)って…やっぱ、地元にお金落としてくれる、お客様は神様です、最強伝説ってか(笑)

 それにしても鉄オタって、男の子趣味の王道だと思っていたら、「鉄道マニアとは、もともと<男らしくない男性>の集団なのである」(@原武)とは知らなんだ、そーだったのか?アリス?

 豆知識的には、「明治から昭和後半まで、公的な女性の呼称は「女子」と、そして「婦人」であった」(@河原)って、そーだったのか?腐女子と貴腐人(笑)でもって「長い歴史をもつ「婦人」の呼称には、いささか古いイメージもあり、戦後の啓蒙主義や民主化の流れのなかでは「婦人」よりむしろ「女性」が主流になった」(@河原)という時代の変遷があったらすぃ…成程、婦人会(笑)

 他に女性を指す言葉で乙女キタコレで、こちらは「明治末期から昭和初期にかけ、若い女性たちを指す言葉として「乙女」が多用されたことがあった」(@河原)とな…「「乙女」には甘く哀愁を伴う、独特のイメージがあるが、川村邦光は、こうした「オトメ」の感性は「女学世界」などの女性雑誌の購読を通して培われたという」(@河原)また「たんに女学生や若い女性だけでなく、年齢や既婚・未婚の別もなく保持された「オトメ」の感性による女性たちの絆を、「オトメ共同体」と呼んだ」(@河原)とな…

 ところがどっこいそのオトメ共同体とやらは、「「想像の共同体」であり、近代ブルジョア家庭にある彼女たちは、現実には家庭でも社会でも孤立しがちで、連帯は困難であった」(@河原)というから、何にもかも幻想じゃね(笑)現代の女子会のよーに、リアルに、実が伴っていたもんじゃなかったとな…

 まぁともかく、鉄道戦線も変動ありの世界に突入している模様…と、広い世間一般から、マニアックなところまで、自称女子が侵食している昨今ってか(笑)どこでも女性が顔を覗かせるよーになった現代を殿方的には悪趣味に見えるかもですけど、所詮悪趣味とは「あまりにひどすぎて、すばらしい」(@ボードレール)だそーですので、行きつくとこまで行くっきゃないノンストップ劇場じゃね(笑)女子パワーなめたらあかんぜよって、だから女子力なのか(笑)

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。

 執筆者は、河原和枝、米澤泉、馬場伸彦、増田のぞみ、池田太臣、吉光正絵

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