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2016年4月20日 (水)

明日ありと思う心の仇桜、夜半に風の吹かぬものかは…

桜風景  全国風景写真研究会 ダブル・ワン企画 編  グラフィック社

 所謂一つの桜の写真集なんですけど、こちらは一人の写真家によるものではなく、複数の写真家による、これまた複数の桜の名所の写真かな?でして…尤も後書きによると、名所は名所でも有名無名は、そんなの関係ねぇー(死語?)らすぃ(笑)まっこー言ったらアレだけど、桜はどんな桜でも絵になると思うんだ(キパッ)

 日本人が、あっ桜だっと目にした途端に、その桜の大きさとか、背景とか、種類とか、もーそーゆーのを超越して、桜だっでその世界観に飛んで行っているんじゃまいか?と(笑)ある種国民総桜モード入りますたでスイッチオンとゆーお手軽な民族かもですけど、でも皆、頭の中に思い出の一本、一山があるよな?記憶に残る花(木?)なんですよねぇ…桜って(笑)

 それにしても、本書を拝見して一番に思った事は、掲載されている写真が皆、絵葉書か、カレンダーのよーなふつくしさじゃまいか?このまま一つ一つ切り取って使えそうな雰囲気なんですよ…マジで…さすが風景写真研究会の会員の皆様、風景を撮るのが物凄く上手って事なんだろなぁ…と、トーシロが言っても説得力ないので、是非、本書を見てくらはい♪

 アリス的には、京都の桜が一つだけあるだけで、後関係系というと奈良か?本書の写真の比重からすると、福島と広島が多いよーな気がする?後東北か?写真の構図からすると、本吉町のシダレサクラ(宮城・本吉町)の写真がアリス的にはどよ?かなぁ?背後に月が写っていて、雰囲気が幽玄なんですよ、奥さん(誰?)まっ月に並々ならぬこだわりを持っているアリスとしたら、これじゃね?

 後、アリス的にいくなら、詠われた桜の項だろか?桜の歌について掲載されているんですが、これが、朝日に匂う山桜かな(本居宣長)や、世の中に絶えて桜のなかりせば(在原業平)や、しづ心なく花の散るらむ(紀友則)や、いにしへの奈良の都の八重桜(伊勢大輔)や、花の色はうつりにけりないたづらに(小野小町)や、願わくは花の下にて我死なん(西行)辺りは、もー超有名なお歌ばかりで、この辺りは日本人なら誰でも諳んじられる世界だと思うんですけど、桜の歌はそれだけじゃないっでして(笑)

 ここのタイトルにした明日ありと思う~は親鸞の作だし、他にも、「散ればこそいとど桜はめでたけれ、憂き世になにか久しかるべき」(伊勢物語)とか、他にもいぱーいありまして、桜の花って、それだけ歌に歌われてきたんだなぁと妙に納得しますた(笑)個人的には、「散る桜残る桜も散る桜(良寛)って…ああ無情ってか…むしろ仏教的には無常なんだろか?うーん…

 他にもたくさんたくさん本当にたくさん画像ありますよってにですので、興味のある方は本書をドゾ。マジ日本には桜があるなんだなぁ(笑)でもって桜って究極の、今でしょ(死語?)なんじゃね(笑)

 掲載されている桜の名所は、
 京都・地蔵禅院のシダレザクラ(綴喜郡)
 奈良・仏隆寺のモチヅキザクラ(宇陀郡)、上北山村のサクラ(吉野郡)、吉野山のサクラ(吉野郡)、行者環林道からのヤマザクラ(吉野郡)、又兵衛ザクラ(安達郡)、屏風岩のサクラ(宇陀郡)

 目次参照  目次 生物

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