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2016年4月21日 (木)

ディティールにこだわれ。違いはそこに生まれる…

通訳日記  矢野大輔  文芸春秋

 サブタイトルは、ザックジャパン1397日の記録なんですが、何を今更のブラジルW杯かなぁ(笑)著者は、その当時の代表の通訳をしていたお方…元サッカー選手で、15歳から渡伊して、伊在住、中村憲剛と同期というから、通訳的には若いのか?まぁ代表通訳、見てる分には体力勝負なとこがいぱーいみたいなので、あると思いますなんだろか?

 まぁそれもともかく、中の人から見たザックジャパンってこーでしたとゆー…何とか回顧録じゃないけど、その時歴史が動いたっとゆー現場の臨場感がパネェでしょーか(笑)

 まっ南アW杯の予想外の大躍進で、期待値MAXなとこで発進したザックジャパンは、ある意味気の毒と言えば気の毒だったよな?というのも、最低でも金までは行かなくても、ハードルはかなり上がっていたからなぁ(笑)なので傍から見てるパンピーとしては、段々上手くなったとか、レベルが上がったとゆー中の人の感覚と違って、右肩下がりで、最後にバブルがはじけたイメージなんだが?ある意味、アジア杯優勝辺りがザックジャパンのピークだったよーな気もするし(笑)

 ただ、良い時は本当にすんばらしー躍動を見せてくれたので、それはそれでサッカーはすんばらしーというディスプレイにはなったと思ふ(笑)ただ、とかく本番という大舞台は最善のお披露目会というよりは、最悪を回避する為の我慢大会みたいなノリになるのが必定だから、そこで、どーよ?ってゆー(笑)

 まっこーゆー言い方はアレだけど、悪い時のケア、フォローが全くできていなかったのがザックジャパンの敗因じゃなかろーか?プロってもんはどんな時にもそれなりの結果を出してナンボじゃね?としたら…でまぁ一言でいえばこれまた、若かったから、なんだろなぁ(笑)

 アリス的にサッカー…スポーツは野球、それも阪神オンリーな生粋の大阪人よな?アリスってば?准教授は格闘技系だし(笑)後は、モロッコ水晶じゃないけど、とある選手の出来不出来について「全く同点」という件で、「「水晶占いでもするか」とのこと」とな…これが噂のイタリアンジョークだろか?

 さて、本書的には、戦略、戦術的なとこらすぃのがチラホラ出ているよーな気がするが、そゆのはその道のプロの方にお任せするとして、トーシロは、豆知識的なのもをチョイスすると(笑)サッカー用語的には、プレッシングは「複数人でボールを奪いにいくこと」だそで、アプローチは「相手を追い込んで自分の思う方向に向けてのプレーを強いること」なんだそな…も一つ、「イタリア人の言うポゼッションは、ボールを動かして相手を上下左右に広げ、スペースを作ってゴールに向かうというもの」とな…違いが分かるおのこのサッカーってか?ちなみに「試合前のロッカールームで談笑するなんてありえない」という感覚が普通らすぃ…

 後は、ザックの現役時代は、右サイドバックだったとか…でもって試合中のエピで「後半、審判の判定に文句を言うステファノをなだめる監督」とかあって、公式会見では審判については言及しない態度を貫いた監督だけど、中の人達的には色々あった模様…まっアジアの審判レベルは全世界的にアレだからなぁ…ましてやこの対戦相手はゴホンゴホン…まっ他のとこでも「後半は、血管が切れるかと思ったくらいエキサイトしてしまった。審判のジャッジがひどすぎる」とかあったり…まっステファノコーチは熱血漢らすぃ(笑)オマーン戦前「「練習試合はいつもこうだ。皆、メンタルの準備はしないし、好き勝手する」と言い放った」とかあるし(笑)

 また「試合中に監督がとるメモの量はハンパない」そだし…ザック、メモ魔なのか(笑)

 代表通訳としての監督からの最初の指示が「これから一緒に仕事をしていく中で、情報の取り扱いにはくれぐれも気を付けるように」(@ザック)とな…まずは中の人のリーク、駄目絶対とゆー事か?まっお仕事としてはどんな仕事でも当たり前といえばそーなんだが(笑)ミーティングでも「これからMTGや練習で具体的にオマーン対策などをしていくが、くれぐれも外部にその詳細を話さないように」(@ザック)とかあるし…情報は何故か洩れるものだからなぁ(笑)情報漏えい法なんてそんなの関係ねぇー(死語?)ってか(笑)

 日常的なネタとしては、初期の初期に「午前中、監督と一緒に歯医者へ」とかあって、ザック虫歯か?それにしても来日してすぐに日本の医者に行くって、伊人的に不安はなかったんだろか?クリスマスイブで「街中を歩きながら、首を傾げるイタリア人スタッフ。「今日はなんでこんなにカップルだらけなんだ?」」とか(笑)ちなみにその年のクリスマスは「監督にとって、初めて家族と過ごさないクリスマス」とゆー事になったらすぃ…やっぱ伊人的にはクリスマスとは家族一同揃い踏みこれ絶対だろしなぁ…

 食べ物系では、「監督は枝豆がお気に入りのご様子」とか、大会中の一コマで「いつものように、お気に入りのヨーグルトを片手に部屋へ戻っていった」とか、他にも天ぷらのえびが好きみたいだし(笑)他にもご飯ネタたくさんあるので詳細は本書をドゾ。

 海外系では、「ランチを食べて散歩。歩道がない。皆車に乗っている。さすがガソリン1リットル20円の国」って、そーだったのか?カタール?タジキスタンで試合をする際の合宿候補地が「カザフスタンのアルマトイと、このカタールのドーハが挙がっていた」そで、ドーハになるんですが、その理由が「アルマトイは雪が降った場合に練習ができなくなるということ」と「暑いところから寒いところに行く方が体への負担は少ないという点」って、そーだったのか?暑いから寒いの方が寒いから暑いに行くより身体的にはラクとは知らなんだ…何か逆にイメージでいますた…ちなみにそのタジキスタンで「監督はピッチコンディションが悪いことをかなり気にしている」とな…まっ逆に芝生の手入れがいいとこって世界的にどん位なのか?も気になるとこだよなぁ(笑)

 中東つながりでヨルダンの場合、「周りは人が多く、人の声が飛び交い、空気もほこりっぽく、雑多なイメージ。まさに中東という雰囲気だった」はともかく、空港からホテルまでの移動に「ボリスエスコートが道を間違い、なぜかいなくなった。コントじゃないんだから…」って、ホンマでっかぁーっ?

 後、北朝鮮戦で、北京で「ホテルを出て北朝鮮大使館にビザを受け取りに行く。思ったよりスムーズに受け取れた。大使館の中は壁一面に山や湖の絵が飾られていた」そな…そっか、北朝鮮大使館って中国にはあるのか?で、チャーター機で北京から平壌入りするんですが、「中国からの出国はスムーズで快適だった」に対して平壌はとゆーと「パスポートコントロール、入国審査で1人5分以上。待機時間が尋常ではなかった。税関ではバッグの中、シャツも1枚1枚、「これは何だ?」と質問される。そして携帯持ち込みダメ、パソコンもダメ、デジカメもダメ…。すべて空港預かりとなる」そで、入国審査に「4時間掛かった」そな…あのチューブ入り山葵ボッシュートもこの時か(笑)

 更に記者会見の後の移動でスタジアムからホテルまで15分という話が、「なぜか35分かかった。信号代わりに立っている女性警官が手信号で交通整理をしているのが印象的だった」平壌の夜ですかねぇ(笑)まっこの会見での質問もまたアレで、詳細は本書をドゾ。将軍サマの国はどこまでも凄いですっ(笑)ちなみにこちらのホテルでのエピもパネェで、エレベータが四つあるのに代表は一つしか使用不可、「目的階に着き、部屋までの廊下に監視員らしき人が3人立っていた」って…そこが北朝鮮クオリティってか?

 また、ブリスベン(豪)では、「選手たちと街中を歩いていても、現地の人たちは興味なさげ。あんまりサッカー人気は高くないのかも」とあったりして、やっぱ豪ならサッカーよりラグビーか?

 欧州では、「ドイツ人は相変わらずのんびりだけどきっちりしている。イタリアにはない種類の余裕を感じる」そな…

 伊的なとこでは体罰について「イタリアにはそんなものは一切ない。特にサッカーはそう」だそーな…他に伊とゆーと「組織開発のコンサルを務めるマルコの義兄が「イタリア人は世界で一番"ジコチュー"な民族で、グループを築き上げるのがすごく大変」という。企業内でも、イタリア人で強いグループを作るのは難しいとのこと」だそな…でもサッカーってチームゲームじゃね?と思うのは気のせいか?まっ個人の天才性に戻るってとこは、ジェノヴァやフィレンツェの昔からの伝統じゃね?とは思ふ…この場合ヴェネツィアはどこ行った?とはこれまた思うけど(笑)

 代表以外のサッカー的なとこでは、ザックはセリエAよりリーガ押しだったのか?内田の質問に対して「私が選べるのならばスペインに行く」(@ザック)と答えていたりして(笑)ちなみに、伊のサッカー界ではゴール数がモノを言うのだそな…「人やメディアの評価はゴールの数でしかない。ボバンも優れたプレーヤーではあったが、ゴール数が少なくて人々の記憶にはそこまで強く残っていない」って…

 サッカー観の伊と日本人の相違のとこでは「日本人は起こった現象に対して対応策を求める(事後型)。イタリア人はその問題が起きないように事を進める(事前型)」「面白いのは、日常生活では日本が事前型で、イタリアは事後型になるところだ」とな…まっこの感覚の違いが最後の最後まで尾をひく結果にもなったよな…

 後は、実に伊人らすぃなぁと思わされたとこは現状について「こういう舞台に立てて幸せか?この感動を忘れることなくやっていこう。今を思いっきり楽しむんだ!」(@ザック)とか、さすが命短し恋せよ乙女の国だよなぁ?まさに国民総、今でしょっ(死語?)なんだなぁ(笑)

 でもって、本書で一番、感動させられたとこ、アウェイのヨルダン戦の帰国後の著書の息子達の反応…詳細は本書をドゾですが、「ヨルダンサポーターによる"レーザーポインター攻撃"にショックを受けたらしく、将来サッカー選手じゃなくて、テニス選手になりたいとのこと」って、幼稚園児でも現実見えてるんだなぁ…とゆーより幼児の方が物事がまっすぐ見えているって事か…

 さて、他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載、特に試合関係のとこはとゆーか、基本代表が集まっての日々の記録なのでそれがメインとも言うなんですが、興味のある方は本書をドゾ。

 最後に一つ本書で一番気になったとこを一つ。「同等の実力なら若い方を選ぶというのが監督の哲学で、その理由として、ブラジルでのロングフライト、高温多湿の厳しい気候など、たくさんのストレスが掛かるから、若くて活きの良い方がいいというもの」の件でしょか?まぁ普通の精神状態でホームゲームならば、多分それが一番正しい、もしくは合っているんだろーなぁーと思ふ…

 ただ、アウェイで追い込まれている時に、浮足だった時に、どよ?かなぁ?身体か、心理(精神?心?)かとなれば、大きな大会であればあるほど、心頭滅却すれば火もまた涼しまでいかなくても、落ち着いてメンタルコントロールできる人材でないと大舞台では厳しいよーな?まっザックもおじさんなので、若い方に目がいくのはよく分かるが(笑)

 まぁ若いのを揃えたいのならば、直前のタンパ合宿よりも、永平寺とか、禅寺で滝行でもした方が勝機あったんとちゃうだろか(笑)

 目次参照  目次 スポーツ

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