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2016年5月17日 (火)

おたしなみ(笑)

日本の香り  監修・松榮堂  平凡社

 タイトルがタイトルだから、これは香道の本かと勝手に思っていましたが、それだけじゃないんですの世界か?ある意味、日本の香りの集大成が香道だと思われですけど、仏教と共に入ってきた香り文化史は半端ないんですよ、奥さん(誰?)何せ飛鳥・奈良の昔からでてすから(笑)

 伝統と歴史についての詳細は本書をドゾですが、こゆのってパンピーにはあんまり関係ないの世界かと思っていたら、「東京オリンピックの開会式には、菊の香りが会場に流されて雰囲気をもりあげた」って、ホンマでっかぁーっ?今から50年位前にそんな事していたんだ、日本…果たして、それが菊の香りか分かった人はどれだけいたんだろぉ?私、気になりますっ(笑)ですけど、それが日本のお・も・て・な・しってか(笑)ちなみに今度の東京五輪では、そんなアロマな趣向するんですかねぇ?未だに国立競技場で大騒ぎですけど、聖火台の存在を忘れている程度の認識では、とても香りの世界までたどり着けないと思うんだが?気のせい?あっ、でも日本のトップ達には伝家の宝刀、想定外、がありましたね、そーいえば(笑)

 さて、香りには形状や製法によって、「香木・線香・練香・印香・塗香・抹香・焼香・匂い袋に大きく分けられる」んだそな…そーだったのか?香?ちなみに線香の技術が日本に伝来したのは、「四〇〇年ほど前の天正年間で、比較的歴史が新しい」という事になるらすぃ…

 香道的な詳細は本書をドゾですけど、「聞香という独自の所作は、香木の繊細な香りを楽しむための便法で、鎌倉時代末期にはすでにさかんに行われていた」そな…で、室町に入ると、今につながる香道キタコレになるらすぃ(笑)ちなみに「香席に女性が加わってきたのは、徳川時代からで、それ以降、徐々に女性の参加者が増えていった」とな(笑)

 アリス的には、比類なきが一番に上げられるんだろーけど、まずは海奈良の東大寺お水とりで、香時計キタコレになるのか?ちなみに「日本には古来、抹香を使って時をはかる香時計というものがあった」とは、知らなんだ…そーだったのか?時計?「香時計は時香盤ともいわれる」そで、「四角な木製の火鉢のようなものに灰をつめ、その表面を平にして線状に抹香を埋めこみ、端から線香の火で点火し、抹香が燃えた長さによって時間を計る」ものらすぃ…でもって、「奈良・東大寺の二月堂のお水とり式には、現在でも時香盤として用いられている」そな…

 「修二会の本行は毎日、正午から日中、日没、初夜、半夜、後夜、晨朝の六回にわたって行われる」そで、「この間、連日、日没勤行のあとに時香盤に抹香を盛り、初夜勤行の前に点火し、時香の問い合わせに応答するというしきたりを守っている」って、ドンダケェー(死語?)1200年以上の伝統ですってか?「夕方六時ごろ行われる最初の案内が「時香の案内」である」そー…まさに歴史と伝統を感じずにはいられない世界だよなぁ…

 他にアリス的というと、四月八日の花祭り…例の甘茶をかける行事ですけど、これ「大阪・四天王寺」でも行われているそな…そーだったのか?アリス?聖徳太子つながりで、「淡路島に香木が漂着したのが日本の香りのはじまり」なんだそーですが、詳細は本書をドゾですが、この木が香木だ、でもって沈水だとたちどころに理解したのが聖徳太子だと、日本書紀には書いてあるそな…香木も聖徳太子伝説キタコレになるのか(笑)

 ところで香木ではなくて、薫物、「各種の香料を練りあわせたもの」なんですが、この製法を伝えたのがあの鑑真和上とな…「この渡航準備品目の中に、薫物作りに用いられる十数種類の香薬が記されていたことから、調合のノウハウもこの頃に伝えられたと考えられるのである」そな…香り、その最初は仏教からってか…

 後、アリス的というと、これらの香木(香料)の原産地がマレーなの結構あるよな?沈香とか、安息香とか、竜脳とか、そーだったのか?大龍?

 も一つアリス的に、京都って事で、競馬香「五月五日の端午の節句に催される京都・上賀茂神社の競馬の行事に由来している」そんな香道もある模様…ゲームっぼいよね(笑)

 豆知識的には、お葬式のご焼香…あれってそんなに歴史がある訳じゃなかったのか?事の起こりは明治維新…「宮中における焚香の儀式はすべて追放されたのである」そで、「明治維新によって儀礼としての香の使用は、元来の仏教の焼香供養にもどったわけだ」そな…でもって明治政府は、「神仏分離令の発令と廃仏毀釈」を断行すると…これによって「宮中から仏教に由来する供香、空香ともに追放したのである。焚香をもって身をきよめ、神仏に祈願するという儀式を、もとの「みそぎ」や「お祓い」にもどした」とな…

 これで何が起きたかとゆーと「香料業者に与えた影響は大きかった」とな…更に「寺院にとっては大きな打撃になった。当然、寺院は生活に困る」という事態に…結果、どーなったかとゆーと「庶民の葬儀を積極的に引き受けるようになり」、更に「葬儀、墓参には焼香がつきものというようになったわけである」とな…何事も、経済キタコレになるのか(笑)結局、貴族に買ってもらえなくなった分は庶民に買ってもらいまひょって事でんなってか(笑)イイハナシダナァ…

 面白歴史豆知識的には、徳川家康は実は「香好き」だったとな…ちなみに1606年に「東南アジアの多くの国へ伽羅を手に入れるための手紙を書いている」そで…南ベトナム、タイ、カンボジアと手当たり次第に要請していた模様…天下人になってまずやった事が香木(香料)収集って…

 後、これも豆知識と言えるのか香料の中にシナモンも入るらすぃのですが、これ三つの種類に分かれるのか?一つは「中国産のシナ肉桂」も一つが「日本産の肉桂」そして三つめが「セイロン産の別名セイロンニッケイ」とな…違いが分かるの世界だったんだなぁ…

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。それにしても本書で一番おろろいたとこを最後に一つ。それは「"匂いの花園"という、香りのある植物を集めた植物園が、芝居の「壺坂霊験記」で有名な奈良の壺阪寺にある」そで、そちらの住職が「ニューヨークのブルックリン植物園で盲人のための植物園があるのを知り、これを手本に昭和三三年、境内の一画の約二三〇〇平方メートルの土地を切り開いて開園した」そな…更に「昭和五七年にインド政府から「大観音立像」が寄贈されたのを機に造園をやりかえ、現在の形の植物園になったものである」とな…ちなみに「こういった目の不自由な人のための香りの植物園は、イギリス南端のブライトンという町にもある」そで…春夏秋冬、香りのある植物が来園者をお待ちしていますの世界らすぃ…

 目次参照  目次 文化・芸術

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