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2016年5月10日 (火)

君の名は(笑)

源氏物語絵巻  新人物往来社 編  新人物往来社

 表紙コピーは、華麗なる光源氏の生涯と姫君たちの織り成すドラマなんですが、絵巻って…ただものじゃなかったんですねぇ…まぁ元の源氏物語たからしてただものじゃないんですが、それの挿絵的というか、名場面集なんだろなの源氏物語絵巻、圧巻でございます…こーゆーのを昔の人は、何度も何度も絵におこしてきたんだから、凄すぎる…よーするに、源氏物語が生まれて千年、ずっと需要があったとゆー事だからなぁ…日本人の(その当時のセレブの)心わしづかみってか?

 絵巻ですので、これはもー本書を見てくらはいとしか言いよーがないよーな?実に日本画です、でもってキラキラしてます(笑)てな訳で、本書ほぼカラーな世界でして、たいていの画にある金色の雲が実に印象的です(笑)

 まぁ源氏物語は54帖、という事は最低でも54枚の絵があるじゃないか?になる訳で、描きも描きたりなんだろなぁで、しかも日本の場合は一枚の紙がロールになっている訳だから、何とも…そんな訳で、本書は各帖のあらすじと共に、関連絵画(絵巻)キタコレの構成でございます。まさに宮廷絵巻ってか(笑)

 アリス的には、源氏物語というより絵巻って事で、天農画伯出番ですという事になるんだろぉか?それにしてもアマノンはどゆ作風なんですかねぇ?それによって、色々あるだろぉしなぁ?

 絵巻を見ていて面白いと思ったのは、上から目線乙なとこだろか?えと、よく言うそれじゃなくて、本当に視線が上から注がれるいるところでして、例えば家の様子が描かれてるいる場面で、廊下みたいなとこを殿方が歩いているのを描いているのはよくわかるんだけど、問題は、その廊下の隣の部屋、御簾が下がっているので、外からは見えないのが普通なんだけど、絵巻の場合はその室内が分かる…で、どゆ事とゆーと、屋根がなくなっていて、中にいる人達の配置がもろわかりなのだ…そんなドールハウスみたいな事が普通はあり得ないのに、絵的にはありえるとゆー屋根や天井はどこいったの世界が展開している訳で、まさに神の視点じゃね(笑)

 まぁ屋根や天井がちゃんと描かれている絵も勿論あるんですけど、この手のいきなり屋根と天井が消失している絵の方がいぱーいな気がするのは気のせいか?まっ平安時代の女子的には、皆室内にこもるのがみだしなみですから、室内描写が主になるのも当たり前ってか?となると、究極技法的にこーなるとゆー事なんじゃね?ですかねぇ?

 そこで疑問なんだけど、部屋の畳が緑、それも濃い緑色をしているのは何故なんだぜ?平安時代的には、畳の色って緑色だったんだろか?それともこれは絨毯、カーペットの類なんだろか?でもって女性が着ている着物の色が赤系が多い気がするのも気のせいか?ついでに几帳も?でもって、木は緑なんだけど、花も赤いのが多いよな?白もあるけど?うーん…

 基本、赤、緑、白が多用されているよーな気がする?背景的に雲の金やらで金が多いし、それと建物の廊下的に薄茶色的な色合いもあるんだけど、黄色とか青は殆ど出てきてないよーな気がする?

 あくまで個人的な印象なので、本当は全然違うのかも知れないけど、どーなんだろ?

 そんな訳で、最初から最後まで美々しい世界は本書をドゾ。

 使用図版
 口絵 国宝「源氏物語絵巻」・所蔵 五島美術館 「鈴虫 二」「夕霧」「御法」
 本文 住吉如慶筆「源氏物語手鑑」・所蔵 武内保衛氏 「1桐壺」~「54夢浮橋」(全54点)
 巻末付録 「源氏物語絵巻」・所蔵 個人 「桐壺上巻第五図」写真協力 徳川美術館

 目次参照  目次 文化・芸術

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