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2016年6月 3日 (金)

京都にいるときゃぁー(笑)

源氏物語を歩く  監修・朧谷尋 写真・日竎貞夫  JTBパブリッシング

 源氏物語の登場シーンというか、思い出のシーンのガイド本でしょか?まっ京都多しなんですけど、源氏54帖を見ていくというパターンは、前にもあったよなですけど、こちらは粗筋のほかがメインではなくて、その地の方の解説の方がメインかな(笑)旅行ガイド的な要素が高っかも(笑)

 それにしても、京都多しはともかく、当時の女性は殆ど自分家、更に言うなら自室から動きまへんえの世界だった訳で、女性の見聞ってどよ?って事になるらすぃ…「その意味では、受領を父か夫に持つ王朝の女流作家で地方生活の体験者が多いことは注目されてよい」(@朧谷)という事になるらすぃ…かわいい子には旅させよってか(笑)

 まぁ何とゆーか、どの切り口を見てもなるほろ源氏物語、なるほろ京都でして、例えば夕顔では、「そのようなはかない女性を哀れんでか、京都人は架空の物語の人物を町名に残している。下京区堺町通高辻下ルあたりだ」ってホンマでっかぁーっ?しかも「その夕顔町に夕顔の宿の想定地がある。江戸時代に夕顔を悼んだ人が宝筐印塔を造り、以来守り続けてきているのだという」って…今は個人宅の中庭なので見る事はできないらすぃが、いかにも京都じゃまいか?まいか(笑)

 そんな訳で、そゆエピがわんさかわんさかわんさか出てくるガイドかな、と(笑)

 アリス的には、源氏物語で一番の見どころガイドはやっぱ住吉大社になるんじゃまいか?須磨、明石編はそれなりにアレなのか?「「澪標」の住吉大社へ詣でて、この古社が、源氏物語に想像以上に重々しく関わっている意味深さに思い当ってみること、なぜ光満ち世に重きなした源氏がわざわざ住吉社参に出掛けたのかの遠い背景を読みとっておくことは、もっと大事な「源氏読み」の要点である」(@秦常平)とな…そーだったのか?住吉大社?

 「住吉は名だたる海の神を祭っているが、海の神とは、いわば龍宮の龍神。この龍神が須磨の光君をいちどは脅かし、また無事に明石にいざなった。明石入道は多年心に秘めた祈願を住吉の神に託していた」(@秦)そで、両者の出会いは必然ってか?もしくは神の思し召し?それにしても「源氏の母桐壺と明石上の父入道はとはまぎれもない従兄妹同士なのであった」(@秦)そで、これはもー「この家系の共有していた秘めた願望、天子の位へきわまって行く根の深い願望」(@秦)がキタコレになるのか?とゆー事は、ある意味源氏母方一族の立身出世物語の様相もあるってか?

 かくて「住吉の神の神はその願いを、海の底から支えていた」(@秦)そで、「光源氏の異様な才能も美貌も、また「海の神」の賜りものであったかと想像される」(@秦)って、そーだったのか?光源氏?住吉パネェ…

 ちなみに「今の大阪市住吉区住吉にあるこの社は、全国に二千余りある住吉神社の総本宮。近畿地方きっての古社で、摂津一宮。現在でも海の神、豊穣の神として信仰を集めている」とな…そーだったのか?住吉大社?ちなみに「住吉は「松」の名所でもあった」とな…昔は海沿いにあったから松林というか、松原だったんですかねぇ?

 後は、英都大のお隣、御所キタコレで、こちらも詳細は本書をドゾですけど、「内裏の位置は変わっているものの、紫宸殿をはじめ清涼殿、飛香舎などの建造物は王朝様式を忠実に守って再現されている」そで、在りし日を夢想するには絶好のロケーションなのかも?

 それにしても「日本建築はもともと一建物一室で、几帳や屏風で仕切るのが普通だが、清涼殿だけは早くから仕切られていた」そな…まっ生活空間ですから、トイレもお風呂も食堂も寝室etc.あるわけですし、おすし(笑)

 さて、源氏物語に戻ると「男は多かれ少なかれ、手の届かないのを承知で、あこがれの人を心内に棲ませるものらしい。身も蓋もない言い方をすれば、社会の勝者たり得る道、いわば男の勲章なのだろうが、文学の次元に関するかぎり、この欲求は自己実現というよりほとんど自己破滅に近いかたちであらわれ、美しくも悲しい物語の型を作ってきた。折口信夫はそれを白鳥処女説話と命名する。いわゆる、羽衣伝説である」(@後藤祥子)とな…そーだったのか?三保の松原(笑)

 そんな訳で「源氏物語が主人公の生涯を貫く愛の遍歴の根本に据えたのがこの主題で、女はいうまでもなく藤壺の宮である」(@後藤)とな…父親の寵妃で継母的な要素が問題かと思っていたら藤壺は「先帝の妃腹の皇女」、源氏は「更衣腹で臣籍に降下した」元皇子という立場で、身分的にも無理ゲとゆー事らすぃ…何不自由ないよーに見える源氏にして、これ…身分社会パネェ…

 まぁ天皇の一夫多妻制は、もろに政治、権力に直結したお話しじゃまいか?で、有力貴族は皆、天皇の外戚狙って娘を後宮に入内させると…そーするとどーなるか?とゆーと、「天皇は、好むと好まざるとにかかわらず多くの妃と皇子女を持つこととなり、そのことが皇室財政を圧迫した」って、いつの時代もコストって…「その打開策として打ちだされたのが皇族賜姓である」そな…臣籍降下キタコレとゆー事になるらすぃ…ちなみに嵯峨天皇50人以上いた子供達のうち30人以上が臣籍降下したというから、ドンダケェー(死語?)そんな訳で、歴史的には、清和源氏となれば源頼朝の流れじゃねで、他にも嵯峨源氏、宇多源氏、醍醐源氏など、源氏の一族にも色々あってなの世界だったからすぃ…一口に源氏と言っても源氏って色々あらーなって事か…

 まぁ対する藤原家も北家キタコレで、こちらのお話しの詳細も本書をドゾ。歴史ってパネェ…あの応天門事件とか、安和の変とか、京都の権力争いパネェでござるってか…

 そんな政争の果てに藤原道長キタコレになる訳で、これが中宮彰子の父親ですから、でもって紫式部の上司という事になるのか?かくて、彰子のとこで働いていた式部は、その一部始終を目撃する事になるとゆー…ある意味、実録源氏物語ってか(笑)何事にも下地はあるって事ですかねぇ…いやはやいやはや(笑)

 面白豆知識的には、比叡山の西麓一体の土地を小野っていうそーなんだが、今だと「修学院離宮から八幡・大原にかけてのあたり」といゆー事になるそな…何が凄いってこの地は「小野妹子や小野篁、小野道風など小野一族の故地である」って、そーだったのか?小野一族?何か歴史の教科書で見た名前ばかりなりなんですけど?

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピもガイドも満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。

 目次参照  目次 京都  目次 国内

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