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2016年7月30日 (土)

パタタ?パパ?カルトッフェル?

ポテト・ブック  マーナ・デイヴィス  河出書房新社

 タイトル通り、ポテト、じゃがいもの本でございます。半分以上はレシピ本ですけど、それも米人の我が家のレシピの集大成といった感じか?○○にお住まいの○○さんからのレシピの提供みたいなのがてんこ盛りなんでございます(笑)

 その他、ジャガイモの歴史から、ジャガイモの効用から、いやもー本当にこのジャガイモに一点のくもりなしの世界じゃね(笑)でもって、本書の凄いとこは、この本の序文を書いているのが、あのトゥルーマン・カポウティでして、更に本書の翻訳者があの伊丹十三…ここからしてただのジャガイモ本じゃない事がお分かりいただけると思ふ(笑)しかも本書は、米でベストセラーになった本とゆーから、米人って…

 てな訳で、訳者前書きで「アメリカの料理はまずい、と誰しもがいう。勘の悪い人が旅行するとそういうことになる」(@伊丹)と言い切る訳者パネェ(笑)男の人にこの手の人が多いよーな気がするのは気のせいか?女性ではあまり聞かないよな?男性と女性では米で行く店が違うんだろか?謎だ(笑)

 後、「実はポテトは、アメリカ人において、米に相当するものなんです」(@伊丹)とな…ホンマでっかぁーっ?てっかり牛肉かと思ってますた(笑)

 ちなみにカポーティの序文では、ジャガイモとキャビアとサワークリームで、それにプラス、ウォッカがあれば、最高のボテトランチという事になるらすぃ(笑)

 それにしてもジャガイモの原産地は「ペルーです」で、「発見したのはスペインから来た征服者たちでした」そで、ちなみのそのペルーの歴史的には「発掘された、先史時代のお墓の中などからもポテトが発見されるのです」だから、昔々のそのまた昔ってか(笑)

 でまぁ、少なくとも16世紀には欧州にもたらされたジャガイモが「北米大陸に到来したのは、一七一九年のことでした」とな…「ポテトはスコットランドやアイルランドからの移民によって、まずニュー・ハンプシャー地方、ロンドンデリーの地に植えられ、その後各地に広まってゆきました」とな…て事は、米のジャガイモって、大西洋を渡って、二度航海したって事?

 アリス的にポテト…単独ではなかったよーな気がするが?スウェーデン館のシチューで、ポテトと牡蠣のシチューとか、偽りのポテサラで、基本的なポテト・サラダ、サワークリーム・ポテト・サラダ、熱くてよし冷やしてよしマッシュド・ポテト・サラダ、マッシュルーム・ポテト・サラダ、これもポテサラに入るのかで新じゃがのサラダとか?マレーのイセエビで、ポテトの伊勢海老詰め(メイン・ディッシュ)とかありまする(笑)

 それと忘れてはいけない二人のソウルフードのカレーで、ポテト・カレーとか(笑)、それとアリス・ウィリアムソン式グリーン・ポテト・スウェーデン風(マッシュド・ポテト)でしょか?最早、どこに突っ込んでいいのか分からない位すんばらしーネーミングですけど(笑)

 後はネーミング的に面白スで、毛布の中の豚(前菜)、赤の上に赤(サラダ)、緑の上に緑(サラダ)、百万長者のベイクド・ポテト(ベイクド・ポテト)、ポテトの席巻(ベイクド・ポテト)、インチキ・プレンチ・フライ(ベイクド・ポテト)、剥いた皮でケチケチ料理(フライパンを使ったポテト料理)、巣の中の卵(メイン・ディッシュ)、ロシアの大草原(メイン・ディッシュ)、ポテトに隠れた豚(メイン・ディッシュ)などなど…米のポテト料理、個性的なネーミング多しのよな?

 他にというと、伝統料理系で知らないのがいぱーいってか?例えば、コルキャノン(マッシュド・ポテト/アイルラドの古風なポテト料理)、チャンプ(マッシュド・ポテト/アイルランドの古風なポテト料理)、赤毛布ハッシュ(メイン・ディッシュ/ニュー・イングランドに昔から伝わる料理)とかあって、伝統料理もいぱーいあるらすぃ…

 レシピの詳細は本書をドゾ。ポテト料理っていぱーいあるんですよ、奥さん(誰?)その他、ポテトを使用した工芸もあって、こちらもいぱーいあるんですが気になったのは、ポテトが丸坊主じゃなきゃいけないなんて誰がいったの?でしょか?ええ、これジャガイモでお人形をの世界らすぃ…詳細は本書をドゾですが、ある種水耕栽培ってか(笑)

 ポテトの歴史については、今更なので詳細は本書をドゾ。世界各国パネェっす(笑)

 ただ、豆知識も満載で、「十八世紀のロシアでは、大勢の農民たちが餓死しましたが、これは、彼らがポテトを作るよりは、むしろ飢えて死ぬことを選んだからに他なりません。彼らは、正常な受精によらず、発芽によって増殖するポテトを、性的に不潔であり、キリスト教的でないと信じたのでした」って、そーだったのか?ダーチャ?

 さて、米でのジャガイモの種類っていぱーいあって、「チッピーワ」「コップラー」「グリーン・マウンティン」「カタディン」「ケネベック」「オンタリオ」「ラッセット・バーバンク」「スィバーゴ」とあるそな…日本の男爵とか、メークインみたいなノリか?ただ、ここが米の真骨頂なのか?店頭に並ぶ時は、そんな名前知ったこっちゃねーで「ポテトは簡単に「全目的用」あるいは「ベイキング用」という札がついているだけです」とな(笑)さすが、米(笑)

 ちなみにベイキング用のジャガイモとは「うまくベイクした場合、粉ふき状になり、軽くてふわふわした状態に仕上がりますが、しかし、ベイク以外の調理をした場合には、ぽろぽろと崩れやすいという欠点があります」とな…そーだったのか?ジャガイモ?

 でもって、米の場合はジャガイモに等級がついているそで、それが上から順に、USファンシー、USナンバー・ワン、USコマーシャル、USナンバー・トゥーらすぃ…ファンシーは「最高の等級です。粒揃いのため特に値が張ります」だそで、パンピーはナンバー・ワンがオススメらすぃ(笑)ポピュラーなのがコマーシャルで、ナンバー・トゥーは「飼料用、澱粉用その他の工業目的」用とな…そーだったのか?米のジャガイモ?

 他にも色々ジャガイモ・エピ満載なので詳細は本書をドゾなんですが、ジャガイモ料理についてで「大別すると四つになります」とな…それが「ボイルする、蒸す、ベイクする、フライする」なんだそー、そーだったのか?ジャガイモ料理?

 細かい調理手順についての詳細も本書をドゾですけど、面白ネーミング的に、マッシュ・ポテトのとこで、普通のマッシュ・ポテトには、バターと牛乳(またはクリーム)と塩を入れるそだが、これに卵の黄身を入れるver.があるそな…そのマッシュ・ポテトを「公爵夫人のボテトといいます」って…公爵家は卵がお好き?とゆーか、どこの公爵やねん(笑)

 さて、豆知識的にというより、迷信的に「ポテト、あるいはポテトの皮で茹でた茹で汁に櫛を浸しては、この櫛で髪を梳かします。日光に当たりながらやると、色のつくのが早く、色の定着もよい-と信じられております」って、ホンマでっかぁーっ?

 後、米でのポテト言葉でしょか?例えばマーフィとは「ポテトと同義語」だとか、スパテ゜ィは「悪評高い」とか、「トウ・メ・ディセス・パパス」とは「冗談でしょう」の意味になるそな…

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんジャガイモのエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。

 目次参照  目次 食物

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