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2016年9月10日 (土)

本の還るところ?

本棚の歴史  ヘンリー・ペトロスキー  白水社

 本の歴史に関しての本は、と書くと何か早口言葉か回文かじゃまいかですけど、まっその手の本は幾つか見た事があったのですが、本棚となると、初めて見ますたになりまして、こりゃ一体何?とつい手に取ってしまったのでございます(笑)

 本棚というと本を入れる家具って事で、まず本ありき、なんですよねぇ…どこまでもサブなお方とゆーか…よーするに本の形態や、受容によって、本棚もまた変わらざるを得ないとでもいうか(笑)まさに、あなた好みに変わりますの鑑(笑)

 かくて本の歴史何千年かに付き従って、本棚の変遷見ていこかーとゆー本らすぃ(笑)

 それにしても現在でいうとこの本棚の役割って、まっ本を入れておくべき棚でピリオドのはずなんですが、これも象徴的な存在にもなっているのか?言われてみればその通りな例としては、「本棚はテレビでよく使われる小道具の一つで、「トィディ」から「ナイトライン」まで番組内のインタビューでは、背景の裏に本棚が見えることが多い」ってのはありがちな話だよなぁ…特に相手がセンセイと呼ばれる職の人は特に(笑)

 米だと「下院議員や上院議員が衛星放送C・SPANで記者会見を行うときは、カメラの枠に収まる大きさの書棚が背後に置かれている。(なかの本が本物かどうかは知らないが)」って…「弁護士や大学教授は本棚の前でインタビューを受ける場合が多いが、そこには、こうした専門家たちの背後の蔵書の権威と結びつけたいというプロデューサーの意図があるようだ」ってのは、これも一つのイメージ戦略ですかねぇ?どこぞのトップは赤いネクタイを締めるみたいな(笑)

 とゆー訳で、立派な本の影には立派な本棚ありきなんですよ、奥さん(誰?)

 アリス的に本棚…確か准教授の本が自室だけに収まらなくなって、向かいだか隣だかの部屋も借りて書庫にしているみたいな話が出て来なかったっけ?最近、ボケが進んでいるので、どこの話だったのかすぐに思い出せないんですが…

 まっそーすると本棚の設置が最初の仕事じゃね?で、准教授的な本棚に求めるもの?丈夫でたくさん入る事かなぁ(笑)それにしても婆ちゃん家の下宿はそのうち准教授の書庫になっていくのではなかろーか?と推察するんですが、如何なものか(笑)

 さて、そんな本棚の起源ですけど、「歴史学者のあいだでさえあまり知られておらず、特に中世時代の専門としない学者には広まっていない」とゆー事らすぃ…本棚となると、家具か、工学系の歴史になるのかなぁ?書誌学とか、図書学とか、そっち系でもあるんだろぉか?うーん…

 それもともかく、本棚ですからまず本の形状が大事、だってそれを収納するんだから、でして、昔、本は巻物だったから始まるのか(笑)「ローマ時代の文書は主にパピルスから作れた巻物、すなわち巻子本の形で丸められ、ラテン語のウォルミナと呼ばれていた」そな…よく映画なんかで見る、アレか?日本と違って横巻きじゃなくて縦巻きみたいな気がしてたら、こちらの挿絵を見たら横巻きですた…

 なので、収納する時は巻いた状態でして、ある意味それは反物のよーな形状とでもいうべきか?これがいぱーい、例えば図書館とかの様相はまるで今でいう布屋さんの棚みたいなノリになっていた模様…「古代の図書館に備え付けられた「本棚」には、巻物が端をのぞかせて平らに並び、現在の壁紙販売店の倉庫にどこか似ていたに違いない」とな…

 となるとあの有名なアレクサンドリアの図書館も、こんな感じだったんですかねぇ?まっ何にしろ、その当時の本棚は、まさに棚って感じだったんだろなぁ(笑)まぁ最も、個人で本を所有するというのは物凄く贅沢な事だから、本棚というより、本箱じゃね?で、箱一つに収まる程度からスタートするらすぃ…よーするにグーテンベルクの印刷術がキタコレになるまでは手書きですから、そんなに量あるわけないやんけでして、本棚の需要というのもおのずと知れたものになるとゆー事か?

 まぁ勉学の為になソレもあったと思いますだけど、見せびらかすソレもローマの当時からあったみたいで、セレブって奴は時と場所が変わっても、皆まで言うなの世界か(笑)

 さて、巻き巻きな本だけではなくて、「西暦紀元の初めの数世紀には、綴じた手写本、すなわちコデックス本の数が増加していたので、本棚には、巻子本だけでなくコデックス本の収納も求められるようになっていた」とな…このコデックス本、見た目は今の本みたいな形だけど、挿絵を見る分にはどちらかというと今のパンフレットとか地図みたいな感じだろか?横に折りたたんで本位の大きさにしてるみたいな?

 本に対してのエトセトラは本書をドゾ。蝋とか、パピルスとか、羊皮紙とか、子牛皮紙とか…羊皮紙とかはよく海外の本なんかで出てくる単語だけど、子牛皮紙って何?とゆーと、ヴェラム紙とかいって時々これまた海外の本に出てくる単語だなぁと思っていたら、これ子牛の皮だったのか?パーチメントは羊皮紙と訳すの多いけど、ヴェラムは子牛皮紙って訳すのはあまりないよーな気がするのは気のせいか?うーむ(笑)

 西欧的には、これらの紙は保存の問題だったのか?長く残すのに…まっ中世に入って、本はどこに行ったとゆーと、修道院じゃね?で写字生キタコレになる訳ですが、こちらの詳細も本書をドゾ。でもって、教会の回廊が何故長いとか?よーするに本を読む、写すのに明るくないとあかんやんの発想からなのか?ついで言うと、ろうそくとか火事きたら本燃えるやんけもあった模様…陽があたるとこが必至条件とは知らなんだ…やがてガラスもキタコレで、教会のガラスもそゆ事か…いやぁおべんきょになるなぁ(笑)

 で、それだけ貴重な本だから、本に鎖きたこれで、本ってば机、棚にしっかり結び付けられていたんでございますよ、奥さん(誰?)

 でで、その頃の本棚とは鎖の果てか(笑)まぁこちらの詳細も本書をドゾ。本が貴重という事は個人で所有しているよりも、組織、この場合は教会とかのが多い訳で、そっすると不特定多数が手にする事になるから、盗難防止これ絶対とゆー事になるらすぃ…教会の中で泥棒心配しなきゃいけない中世パネェですけど(笑)

 個人の本棚の方を見てみてみると、ルネッサンスぅーの頃まで、巻きというか、冊子みたいな形態の方が多かったんだろか?ですかねぇ?今みたいに本の装丁までして販売するとゆーより、中身だけで販売してたよな…そーすっと、それをまとめて個人で装丁依頼を出すみたいです。同じ内容の本でも、質素なのもあれば、お金持ちは金の箔押し、最高級羊皮紙ですが何か?みたいなノリか(笑)グーテンベルクきたこれになっても、本の形態的にはバラバラだったとゆー事か?まっこの辺りの詳細も本書をドゾですが、本棚的には、そゆバラバラの本(?)を入れておくとこみたいなノリで、今の背表紙ズラーなイメージとは違うよな?全て突っ込んでいますが何か?みたいな本棚か?これまた挿絵を見る分には、本棚というより物がごちゃごちゃ無造作に置いてある感じかなぁ…本棚と言われないと本棚と分からない感じとでもいおーか?

 そして、大学図書館とか、現代図書館の系譜も本書をドゾですけど、ここでのエピの一つが大型版の本の移動どーするよって、結構問題なのか?図書館員的に?「パリに新しく開館した国立図書館は、かつて「二十一世紀最初の図書館」と期待されたが、ここで一九九八年にフランス人従業員たちがストライキを起こした。その理由の一つは、コンピューター・システムに載せるには多すぎる本を、手作業で運ばなくてならないことへの不満だった」そな…何とゆーか、ストライキって仏の国技だよなぁ?それとも伝統芸能か?あっデモもあったか…

 とにかく、本が希少だった頃は、本は箱、チェストに閉まって済む話だったのが、増えていくにつれて、どよ?というのが本棚の変遷だよなぁとゆー事でオケ?特に、近代に入ると増えていくばかりなりの本をどのよーに収納するか?まさに今の収納達人の匠ですの世界に突入していった模様…こちらの詳細も本書をドゾ。本の形態と本の増量が、本棚への道に直結しているよな(笑)ただ、今みたいに本の背表紙を見せて並べるっていうのは意外と新しい収納方法だったんだなぁと…とゆーのも昔は背表紙に名前入っていなかったそーで…背表紙の歴史も本棚と本の収納と直結していた模様(笑)

 まっ個人の書斎的な話もあると思いますだけど、結局これは図書館史みたいな話にもなってくるよーな(笑)どーやって本の管理、保存、活用するか?とゆーとこに行きつくみたいで、その果ての本棚なんですよねぇ…だから、収納方法もそーですけど、その形、材質、機能とかについてのアップデートについての詳細は本書をドゾ。細かい事例というか、ここまでくると各国事情になってくるよな(笑)

 そんな訳で今日の本棚までくると…個人宅のはまっ好みでしょ?でしょ?ブロックと板で積読もあれば、マホガニーでアンティークとか特注とかあると思いますだろし、公共関係では、コンピュータ一括管理で人の手一切関係なしから、今だと紙媒体にこだわる必要があるんですか?まで、色々あらーなで(笑)

 他にもたくさんたくさんエピ満載ですので、具体的な事例もいぱーいですので、興味のある方は本書をドゾ。まっ、本棚、本がある限りはこの先もずっとあるの世界なんだろなぁ(笑)

 目次参照  目次 グッズ

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