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2016年9月11日 (日)

にっぽんっていいな(笑)

日本戦後史論  内田樹 白井聡  徳間書店

 所謂一つの対談本だと思われですけど、うーむむむむむ…読後の正直な感想としては、著者お二人の長寿と繁栄をかなぁ…いや、本書で展開させる論説が長い目で見て正しいのか、今でしょ(死語?)で正しいのか?は天の声を聞かないと、アホな己のおつむでは、そーかもしれんねぇー程度しか把握できないのですが、まぁ正しいとして、この体制にノーと言える態度は、まぁ日本ならば大丈夫と思いたいが、グラッスス兄弟を思い出してしまった…カエサルですらアレでしたから、ことあげとは、いとむつかしというか、リスク半端ないと思うんだが、如何なものか?だから、御用学者や御用記者が多いんだろーけど…長いものにはまかれろ、世の中迎合してナンボなんて感覚はこの二人にはないんだろぉなぁ(笑)

 ある意味、本書はですかぱーじやぱん、失われた日本を求めてなお話しかなぁ?でまぁ話題のメインは戦後日本とは何か?だろなぁ…WWⅡの総括をしてこなかった日本ってどよ?とも言うですが、うーん…戦争とは始めるのもエネルギーいると思うんだけど、終わらせるにはもっともっとエネルギーいるんだなぁと思いますた…

 リアルな世代と、戦争を知らない子供達さぁな世代では、まさに世代間ギャップ、これ程左様に大きい話もないんじゃなかろーか?何故か、この手の話はノスタルジアにはならないよな…誰も悪くない仕方ない事さにもならないし、許すは良し忘れるはなお良しにもならないと…でまぁこの手の事を一つ一つどれだけ集めたら、もしくはほじくり出したら全てって事になるのか?と素朴な疑問と、そこに総意は得られるのか?という事だよなぁ…真実は一つなのか?そーなのか?これもなかなかに厳しい問題のよーな気がするが?と最初からこちらは及び腰でびびってますが、著者達はさくさく進んでいくんですよねぇ…

 まぁこれからの日本を見据えてというならば、これまでの日本を知らないとゆーのは許されない事じゃねとゆー事だろなぁ…国家戦略として、強みと弱み、リスクとアドバンテージ、そして嘘と本当を…ただ、まぁ、この手の俯瞰は相当に虚心なき人じゃないと、ヤバくね?と…人間小さく見るのは意外とできても、大きく見るのは、親父族の居酒屋談義レベルじゃなくて、シミュレーションルーム張りならこれまた相当に技量を問われるよな気がするのは気のせいか?

 アリス的に、うーん…准教授とアリスでは見解異なるんだろか?うーん…まぁ准教授絡みになるのか大学ってどよで「アメリカの大学でも、ポストの配分であるとか、研究プロジェクトに対する予算のつき方とか、露骨な次元でプレゼンスが低下しているようです。かつては日本研究関係に関して多くの予算がついていたのに、あるいはポストがあったのに、これはもうグッと減った。どこに振り向けられましたかというと、圧倒的にチャイナであると」(@白井)とな…まぁハーバードも国務省も中国大好きだもんなぁ(笑)

 とはいえ、「今みたいな政権だとこの先何かのはずみでアメリカを面倒な事態に引きずり込むリスクがある。だから、今頃は国務省が金を出して、「いったい日本人はこれから先アジア隣国とどういう関係を持つ気でいるのか?」についての地域研究は始まっていると思いますよ」(@内田)とな…かもねかもねのそーかもねなんですか?そーですか?

 日頃あまり意識した事がないんですが、日本国民っていうのは、皆、敗戦国に生まれてという十字架を背負っているらすぃ…だから、「敗戦国のナショナリズムはねじくれたものになってしまう」(@内田)とゆー事になるとな…ねじれないナショナリズムとは何か?とゆーと「すべての国家的事績を「わがこと」として受け容れる国民だけが「すっきりしたナショナリズム」を享受できる」(@内田)そーですよ、奥さん(誰?)これって昨日今日の話でもなく、百年二百年の話でもなくずっとずっととゆー事になれば、そんな国を丸ごと肯定できる人なんて本当にいるのか?と思ってしまふ…正義の国の人だものの米人なら屈託なく言えるんですかねぇ?

 まずこの辺りからいい事も悪い事も丸飲みゴックンできる度量がないんで、もーついていけない感がヒシヒシとしてくるんですが…まだここ巻頭なんですよ、奥さん(誰?)

 まぁ、日本の安全保障を考える上で、まず日米同盟ありきというフレームワークからはみ出さないとゆーのは如何なものか?という問題定義キタコレでしょか?「今の日本の政治家でも官僚でも政治学者でも「日米同盟以外の外交戦略はあり得るか?」という問いを自分に向けている人いません。一人もいません」(@内田)の件で日本の政治レベルお察し下さいじゃね(笑)金科玉条か、錦の御旗かは知らねども情けなさに涙こぼるるってか(笑)何とゆーか、日本人って一度決まったら永遠に不滅ですになりがちとゆーか、思考停止するよなぁ…その昔、日ソ中立条約とかいうのがあってなとか(笑)

 そんな訳で大手予備校講師(元防衛庁勤務)の場合、「辞めた理由というのが、ソ連崩壊の直前期にこれからの仮想敵国はアメリカだというレポートを書いたからだと。アメリカが慈悲深い存在であり続けるという妄想を共有しない人間は、みな排除されてしまうんです」(@内田)とな…そーだったのか?防衛省?

 その米人が日本をどー見ているのかの一つの例として「二〇一三年に広島で行なわれ講演会で、アメリカの映画監督のオリバー・ストーンが「日本はアメリカの衛星国であり、従属国である」と断言しました。日本の政治家はかつていかなる大義名分を代表したこともないとも言い切りました。アメリカの政策に追随する以外に、国際社会に向けて発信するいかなる構想も持っていない国だ、と。でも、このスピーチを日本の新聞はどこも報道しませんでした」(@内田)の件は、興味深いよなぁ…まぁ日本のメディアの情けなさは今に始まった話ではないんで、ええ、報道しない自由もあるそーですから(笑)ただ、ストーン監督がどゆ目線でこれらの言葉を口にしたのかは気になるとこだよなぁ…世界はこー見ているんだから気付いて立ち上がれ日本みたいな親切心というか、老婆心なのか?それとも、日本なんて米の子分なんだから、親分である米人の言う事を有難く拝聴しろなのか(笑)

 そして安全保障と言ったら、キタコレの尖閣諸島問題ですか?そーですか?日米安保が空文だったとばれるかな?ですか?そーですか?「アメリカがいちばん恐れているのはそのシナリオです。日中間で軍事的フリクションが生じた場合にも米軍は出ない。アメリカには中国と戦争して得られるメリットなんか何もありませんから。でも、アメリカが対中宣戦布告しなければ、次は日本国内の世論が一夜して「反米」に染まってしまう」(@内田)って…

 まぁ米に一矢むくいる為ならば日本を火だるまにしてやるぜもあると思いますか?うーん…「日本国民の安全を本気で守りたいと思っているのなら、国際的緊張を高めるような政策一本槍で行動するはずなどありません」(@白井)とな…まぁ日本の政治家に深慮遠謀なんて…

 蛇足ですが、何事も日本のトップって村人なので、こちらも原子力村ならぬ、安保村があるそーです(笑)本当、利権って凄いなぁ…

 かくて、今の日本の全ての歪みは、敗戦の総括が出来ていない、もしくは敗戦の責任の所在を明らかにしていないからではないか?というのも本書の主旨の一つだろか?それは一に「戦前から連続する支配層が、「お前のせいじゃないか」という責任追及されることから逃れたことにもとめられるでしょう」(@白井)、二にその後の冷戦下にあって「かつての敵をこれからは仲間なんだということにした」(@白井)その結果「敗戦の責任を有耶無耶にするメカニズム」(@白井)キタコレになる模様…

 ちなみにWWⅡで日本は「戦死者三〇〇万人のうちの二〇〇万人は最後の一年で死んでいます。国体護持という言葉は何やら荘重な響きがありますが、内実は、支配層の自己保身を言い換えただけにすぎません」(@白井)とな…今も昔も組織の中で出世したい、生き延びたいとなれば、如何に責任を取らないかだもんなぁ…どこぞのフクシマ見ても一目瞭然なよーに(笑)

 「戦前は軍事費が国家予算の五〇~七〇%を占めていたわけですから、帷幄上奏権保持者は事実上総理大臣よりも大きな権力を行使できたわけです。その総理大臣より上のポストに、軍内部での「出世競争」を勝ち抜きさえすれば達することができたわけです。ポスト争いが熾烈になるのも当然です」(@内田)って、権力欲ってパネェ…

 まぁだからこそ敗戦を否認しなければならなかったという事らすぃ…何故なら「あの戦争を指導していた人たちが、戦後また再び支配的な地位に留まり続けるためです」(@白井)とな…本来ならば敗戦の責任を取って表舞台から去らねばならないはずが、敗戦を有耶無耶にする事でそれを回避できたとな…

 では何故それかできたか?「アメリカが望んだからです」(@白井)冷戦構造の世界の中で日本を西側陣営に固定させる為には、左翼に政権を取らせる訳にはいかないから、「元ファシストの方がましだろう」(@白井)と米は考えたとゆー事らすぃ…

 戦後日本とは「日本を敗戦に導いた連中がそのまま留まり、その後継者たちがずっと権力の座に留まって現在まで続いています。だからこんな国に本物の民主主義などあったわけがない」(@白井)となるそな…「対国内的には敗戦をごまかし、アメリカに対しては無条件降伏をしました。お手上げです。日本の保守政治勢力はアメリカの許しの下で権力の座に留まったわけですから、彼らがアメリカに対して頭が上がるわけがありません。これが対米従属と呼ばれる構造を形成した根本原因です。こうやって日本はアメリカに永遠に負け続ける」(@白井)とな…ご主人サマは米サマってか?メイド喫茶じゃないけど、ごっこ遊びで済んでいる内は笑えるけど、マジとなればヤバくね?

 まぁだからこその「対米従属を通じての対米自立」がスローガンというか、悲願か?もー歪みまくって何回転半なのか怪しい雰囲気ってか(笑)こちらの詳細も本書をドゾ。日本の政治って知れば知る程歪みしかない気がするのは何故なんだぜ(笑)

 蛇足になるかもですけど「五五年体制を見てみると、基本的に、自民党というのはCIAから金をもらって結党された経緯もあって、アメリカの傀儡です」(@内田)、「他方で野党第一党の社会党は、いろいろ紆余曲折はありながら、最終的にはソ連寄りの政党になっていく」(@内田)とな…どゆ事とゆーと「アメリカのエージェントとソ連のエージェントが第一党と第二党だった」(@内田)って、ドンダケェー(死語?)じゃまいかですけど、だからこその「国家主権や相対的な自立性が確保されました」(@内田)という事になるそな…よーするに親分に対してお互いに恰好の言い逃れができる存在があったとゆー事らすぃ…

 経済の方に目を転じてみれば、「民主主義というシステムは意思決定に時間がかかるんですよね。それが経済活動においては大きな障害になる。だから、すべての社会制度から民主制の残滓を一掃したいというのがグローバリストの夢なんです」(@内田)とな…結局、グローバリストというと聞こえはいいけど、本質は金の亡者でFA?

 よーするに金儲け一点主義のお金主義国家、お金独裁国家になりたいというのが、今の日本のトップ層のムード、意思、願いらすぃ…国家の株式会社化ってか…で、ここで問題になってくるのが、国家と会社が綺麗にイコールで結ばれるのか?とゆー事じゃまいか?って事じゃね?と…「たかだか出資者の出資分が消えるのが最大のロスである株式会社のような「有限責任」組織をモデルにして国を制度設計できるはずがない。無限責任体である国家を、有限責任体である株式会社をモデルにして作ることはできない」(@内田)とゆーだけの話じゃまいか?権力欲というか、金の亡者パネェ…

 かくて経済人的には、人権のある国民なんか一人も必要ではなく、欲しいのは、安価な労働力と言えば聞こえはいいけど、よーするにただ働きをしてくれる奴隷だよねって事か…なるほろブラック企業…

 政治システム的に、民主主義とは何か?を問われているのか?日本てば?「直近の選挙で多数派を制した一政党の恣意で次々と法律が「決まらないように」わざわざ選出方法を変えた二つの議院が存在するという両院制の本旨を理解していれば「ねじれ」などという言葉が出てくるはずがない」(@内田)とな…ところが今ではメディアでさえ「ビジネスの発想にどっぷり浸かっている」(@内田)って…まぁメディアの場合は御用メディアというか、スポンサー様の言う通りぃーが正義になってしまいますただろーなぁ(笑)成程、メディアも人権よりも民主主義よりも、お金なのか(笑)

 そして、政治とはそんなに安易なものじゃねぇーよとゆー事でもあるらしい…「政治は怖いです」「政治での勝ち負けはダイレクトに人間の身体を破壊することがあるわけですから」(@内田)とな…その自覚と責任がある人が政治に携わっているかと言えば、皆まで言うなか…

 そして政治家の議論、戦いも、イデオロギーから物取りになったと…「純粋な物取りとなるとお互い妥協できないので決まらない」(@内田)って事らすぃ…メンツよりモノだよモノってか?

 も一つ日本の政治を見渡して見えてしまいましたでいくと「岸信介、佐藤栄作、安倍晋三と、このラインは長州閥がまだ続いていますね。同一の血族で総理大臣を回り持ちしている。これはずいぶんに不健全なことです。別に権力が集中してよくないということではなくて、血族のトラウマがそのままになってしまうからです」(@内田)とな…

 蛇足ですけど「不思議なのは、安倍首相がお父さんの晋太郎さんの話をまったくしないことです。おじいちゃんの岸信介の話ばかりする。たぶん晋三から見て、晋太郎の政治家としてのスタンスは全然男らしくないと映るんでしょう」(@白井)の件は、ありがちな話のよーな気がするが?家光だって、家康の話はするが秀忠の話なんて出てきた事あったっけ?

 じー様関連で、「岸信介も、質屋興宣も、正力松太郎もCIAの協力者リストに名前が上がっている」(@内田)そな…「岸と正力がCIAのエージェントだったということを知れば、安倍晋三と読売新聞がつるんでいるという政治的絵図は一九四五年から変わっていないということがわかります」(@内田)とな…ちなみに「CIAの資料は自動的に何年か経てば公開していくはずなんだけれども、岸ファイルについては例外扱いで、公開されていないのだそうです。戦後の日米関係の根幹、ひいては現在の日米関係を揺るがしかねないという判断なんでしょう」(@白井)って事らすぃ…

 まっよーするに「占領期に占領軍と通じていた人たちが、その後の日本政府の中枢を占めているということです」(@内田)って事か?分かりやすすぐる(笑)

 更にも一つ、「日本の総理大臣が国会で述べた言葉を納得のいく理由を告げずにただちに撤回した場合、それは「アメリカから強い不快感の表明があったから」と解釈するのは日本の政治過程を見ている人間にとって一つの常識でしょう」(@内田)だそーですよ、奥さん(誰?)

 まぁ長々続けてきましたけど、これだけ日本ヤバくねの事例が出でいて、なおかつ、自民党内での派閥間にも修正力なし、霞が関も右に同じで、彼らは日本をどげんとせんといかんなんて意識はないんじゃね?でしょか?自分達は「エリートの中のエリートだから、国家がどう転ぼうが自分たちが国家の指導的中核にいるということ自体は変わらないんだ、という確信があるからだと思うんですよね」(@白井)別に日本が崩壊しよーが、日本人が大量死しよーが、自分達の立ち位置さえ変わらなければそれでいいってか(笑)ノブリス・オブリージェなんて、そんなの関係ねぇー(死語?)ってか(笑)

 まぁヤバくね続きではネットきたこれですけど「ニコニコ動画と自民党は表沙汰にできないような形で提携しているらしいという話があるし、最近だと2ちゃんねるのひろゆきと自民党との関係という話も出てきている」(@白井)ってホンマでっかぁーっ?

 後は日本から見た米ですかねぇ…「ビジネスの世界であれ、エンタメの世界であれ、政治の世界であれ、学術の世界であれ、「アメリカではこういうのが流行っています。これからアメリカではこうなります。アメリカは今こう考えている」といった言説がそれぞれの業界での権力に結びつく。検証不可能なことですから、「へえ、そうなんです」というしかない。これが戦後日本における輔弼だと私は思います」(@内田)で、ここでも結局行きつく先は権力欲なんじゃね?と思うのはうがちすぎか?

 そして、米から見た日本では改憲にはノーなのか…「改憲すれば、東アジア情勢は緊迫する。アメリカの西太平洋戦略は簡単に言えば、中日韓台が「同盟関係ができるほど友好的ではなく、戦争が起きるほど敵対的ではない」というあたりの適度に緊張状態のまま推移することです。人民解放軍もアメリカの軍産複合体もそれを求めている。戦争にならない程度の軍事的緊張が定期的にあることで彼らの利益は最大化するからです」(@内田)とな…ここでもやっぱり、お金なのか、そーなのか(笑)米の正義って(笑)

 よーするに米の立場「「もっと米軍の役に立て、兵器ももっと買え」と言いつつ、軍事的に日本が独立性を強め、憲法改正によって自立するようなことは絶対に許さんというわけです」(@白井)国益って何だっけ?何だっけ(笑)もしかして米って世界で一番正直者の国なんだろか(笑)

 他にもいぱーいありますので、詳細は本書をドゾですが、「冷戦構造が崩壊してグローバル化したときに、アメリカの日本についての経済的位置づけが変わりました。庇護すべき対象から収奪の対象になったんです」(@白井)って事でFA?

 も一つ、「今やアメリカの東アジア戦略上の最大のリスクファクターは安倍晋三です」(@内田)って、そーだったのか?ホワイトハウス?国務省?ペンタゴン?

 まぁ日本から見た米、米から見た日本というのは、卑近でみれば、すきやばし次郎でご飯しますたの世界かなぁ?「日本人は「へえ」と思うかもしれないけど、オバマは半分ぐらい残しちゃうわけですから、全然喜ばれていないわけです。「おもてなし」になっていない」(@白井)って…オバマ、お寿司嫌いだったのか?まぁ生魚ばかりなりですから、すきやばし次郎でカリフォルニア・ロールはないだろーし(笑)全部抹茶味にしてしまえー(笑)

 さて、視点を移して、海外事情はどよ?ですけど、まずシンガポール編…シンガポールの国是は「経済成長」だそで、「東アジアで最も成功した資本主義国家だと思われている」(@内田)とな…だから「統治システムも、教育も、メディアも、すべての社会制度が「経済成長に資するか否か」を基準に適否の判断がなされる。わかりやすい国です」(@内田)とな…それはどゆ事かと言えば「民主主義は経済成長にプラスにならないと判断されたので、建国以来一党独裁が続いています。国内治安法という法律があって、反政府的な人物は令状なしで逮捕拘束することができる。労働組合は政府公認のものしかない。大学生は入学に際して「反政府岐な意見を持っていない」ことを示す公的な証明書の提出を義務づけられている。反政府的なメディアは存在しない。リー・クアン・ユー一家が首相ポストを世襲し、国有企業を支配している。きわめて効率的なトップダウン・システムです。だから「世界で一番ビジネスがしやすい国」だと言われる」(@内田)って…そーだったのか?シンガポール?いやぁ大龍とこのお隣の国は物凄いとこだったんだなぁ…でも、何故か、年がら年中人権人権言っている欧米は、シンガポール好きだよねぇ?

 金儲けに特化した国家という事で、今日本の政財界人・官僚が夢見ている国らすぃ…日本もシンガポール化して、経済成長という名の下、自分自身だけ儲かればいいが謳歌できるといーなーってか(笑)

 そして戦後神話というのは、全世界が舞台って事ですか?そーですか?らすぃ…「日本以外の国も、すべて国民国家はその原点において何かを否認していると思うんです。すべての国は国の正統性について何らかの作話をしている。そこで国の成り立ちについての正統性の物語にうまくなじまない「不都合な現実」は否認される。そういう操作をしていない国って、たぶん一つもないと思う。それがすべての国で統治システム、社会システムの歪みの原因になっている」(@内田)って事じゃねって事らすぃ…

 例えば、米は「原住民の虐殺と土地の簒奪というところから国の歴史が始まるわけです。それを何とかして正当化しないといけない。あれは正しかったと言い続けないと国がもたない。だから、そのあとの「未開人」を探し出しては教化啓蒙して人類史に貢献しているという物語を必死に語り続けている」(@内田)とな…まぁ、自由の国で、正義の国ですからぁー(笑)

 仏の場合は「第三共和制の正統な後継政権であるヴィシー政権が対独協力して、事実上枢軸国であったという事実を否認している」(@内田)こちらの詳細は本書をドゾ。インドシナ、自由フランスという一交戦団体、ドリュ・ラ・ロシェル、セりーヌ、ブラジヤック、ルバテ、レジスタンス、対独協力者、粛清、そして官僚達…自由、平等、博愛の国の闇は深いってか…

 伊の場合は「ムソリーニ失脚の後、連合国とひそかに講和条約を結び、ドイツの傀儡政権であるイタリア社会共和国と内戦で闘って、これを破っている。だから、イタリア王国には終戦時に「戦勝国」を名乗る権利があった」(@内田)とな…

 本当は「フランスが敗戦国を名乗るのが筋なんてず。これはもう終戦時のどさくさに「国の正統性の物語」を作話したときのフランスのド・ゴール将軍とイタリアのピエトロ・バドリオ将軍の「物語構成力」の差と言うしかない」(@内田)とな…まさに言ったもん勝ちで、世間のリテラシーなんてそんなもんって事か(笑)

 そして真打独キタコレで「ナチスにすべての「穢れ」を押し付けて、一般ドイツ人を免罪しようとした」「「一般ドイツ人はナチス独裁の犠牲者だった」という物語を何とか基礎づけた」(@内田)とな…なるほろEUの盟主っいとあっぱれってか?

 後は、中国…日中国交回復からは実は日中友好ムードいぱーいだったとゆー歴史を知っているかい?の世界かなぁ…ちなみにこれが終わったのが「八七年の親日派の胡耀邦の没落で終わるんです。胡耀邦の失脚の原因の一つは中国での国家的イベントの最前列三〇〇〇人分を日本から派遣されてきた青年たちのために用意したことでした」(@内田)ってか…

 それと韓国、韓国人の米移民ですけど、「いくら経済発展して経済大国化しても、誰もここに住み続けたくないような国を作ったってしょうがない。韓国は、IMF改革によってやられて以来、残念ながらそういう国になってしまっているんじゃないでしょうか」(@白井)とな…

 これも蛇足になるのかですけど、国内反対勢力、派閥は必至アイテムらすぃ…とりつく島として(笑)「ベトナム戦争から後のアメリカがそれでも国際的な威信を失わずに済み、それから後も世界中のイノベーティブな若者たちを結集することができたのは、アメリカ国内に反権力文化、カウンターカルチャーがあったからでしょう」(@内田)って、単に越に負けたからじゃなかったのか?

 豆知識的に、靖国神社って戦後の神社ではなくてその前からあるとゆー「靖国というとA級戦犯の合祀問題を指摘しますが、もっと深い問題がある。それは靖国神社が戊辰戦争の官軍の死者を祀るためのものであって、賊軍の兵士たちの鎮魂のものではなかったということです」(@内田)とな…とゆーのも「神道の伝統から言うなら、滅ぼされた個の人間が「祟り神」にならないように祀るのが当然です」(@内田)成程、維新メンバ゛ーは呪鎮する度量もなかったとゆー事か…

 後、これも豆になるのか?日本では今も藩が生きているというか、生活感覚は藩単位なんだそな?「二五年前に東京から関西に来ていちばんびっくりしたことは、「〇〇弁」がいっぱいあることです。泉州弁、河内弁、岸和田弁、神戸弁、姫路弁、加古川弁…。どこが違うのか、僕は聞いていてもぜんぜんわからないんだけれども、当人たちはまるで違うと言い張る」(@内田)って、そーだったのか?アリス?となるとアリスの喋っている関西弁って、何弁なんだろぉ?

 ちなみに東北のこれも豆になるのかで「敗軍のルサンチマンは深いですよ。自分たちは賊軍の末裔だから、どんなに努力しても社会的上昇の機会が制約されているのだということは、東北人のベースにあるんです」(@内田)とな…何か東北大震災でそれがもっと凄い事になっていそーな悪寒?

 これも豆になるのか、日本の公務員はゆかいだでしょか?著者が「護憲集会で「憲法を大切にしましょう」という趣旨の講演をすることになっていたんです。でも市長も、教育委員長も、特別公務員なわけだから、憲法九九条で「憲法を尊重し擁護する義務」を課されている。彼らは辞令を受けるときに、憲法と法律と条令を遵守しますという誓約書に署名捺印しているはずです。その公務員の全業務の根本規範である憲法を「たいせつにしよう」という講演をするときに「護憲改憲いろいろな意見があるときに、護憲の立場を支援することは政治的中立性を欠く」という理屈で講演を拒否してきた。つまり、公務員の立場にありながら、「憲法を順守しよう」という主張は単なる政治的私見にすぎず、「憲法を廃絶しよう」という主張と同等に扱われるべきだという判断を公言したわけです。公務員が尊重遵守義務を公的に放棄したという憲政史上の一大事件だったわけですけれど、結局ほとんど問題にならなかった」(@内田)って、さすが日本の公務員、職業倫理が世界一でございますっ(キパッ)

 対して「この三年連続で、自衛隊にも講演に呼ばれているんです。防衛研究所に呼ばれて、日本の安全保障について講演しています。聞いているのは佐官将官クラスの制服組と官僚たちと軍事産業の社員たちが三分の一ずつ」(@内田)とな…最早ここでは建前ではなく本音が通る世界だったらすぃ…政治的に正しい話なんかより、「ほんとうの話」(@内田)じゃね?と…だから「日本はアメリカの属国である」(@内田)という話をぶちかましてきた模様…「フロントラインにいる人たちというのはプラグマティストですから」(@内田)って事で、何事も事件は現場で起こっているんだぁーっで、リアルしかないと…「軍事上のパートナーであるアメリカが何を考えているのか、どういう世界戦略の中で自衛隊をどう位置づけているのか、それを理解したい。だから、どんな政治的立場の人間からもたらされる情報でも構わない。自分たちの役に立つなら聴く。そういう態度ですね。自衛隊はさすがプロだなと思いました」(@内田)とな…まぁ最前線で小手先が通用するのかとなれば、腹づもりも変わってくるよなぁ…

 これも豆になるのか、結局、如何に責任を取らないかの究極奥義が、自分一人の責任になる位なら、「全員が不幸になったほうがいい」「破局的事態によって全部チャラにするというのは結構魅力的な選択肢なんですよ」(@内田)とな…「ある程度システムが機能している中での失敗はきびしく批判されるけれど、システムが瓦解してしまったら誰も責任を問わない」(@内田)成程、一億総何チャラのレベルではなくて、全世界的にそじゃね?になっているらすぃ…リーマンショックぇ…

 結局、日本の事は日本人がどげんとせんといかん以外になにものでもないとゆー事か?まぁ出来るだけ、誰もが、住みやすい環境を保持する事だよなぁ…問題は、国民のみんながとゆーとこで、特定のセレブだけが住みよい国じゃないとこか(笑)原発にしても、安保にしても、雇用にしてもその辺りと直結していると思うんだが、グローバル資本とかタックスヘイブンとかお金教つえぁーからなぁ(笑)

 さて、総じて、本書は、日本人よ大人になれ、なんだと思われですけど、これもこれで何だかなぁ…多分、総論賛成、各論反対みたいなノリじゃなかろーか?「「なんで俺たちだけが悪く言われるんだ。英米なんてもっと悪いじゃないか!」という叫びに一片の真実はあります。しかし、それを言えないということが敗戦したことの意味であって、そのことを理解しているのが大人だということですよね」(@白井)って事になるらすぃ…

 成程、敗戦国民は、皆大人になって、耐えがたきを耐え、忍び難きを忍ばないといけないらすぃ…たとえ、周り中が、ガキんちょやジャイアンであっても(笑)軟弱な己は、もー既に居酒屋に行って飲んだくれてフテ寝したい気分なんですが、これこそまさに逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だのシンジ君なんですね、分かります(笑)

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。大人なお二人がお待ちしておりまする(笑)

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