« 銀塊と斯界? | トップページ | 歴史と伝統… »

2016年10月14日 (金)

食欲の秋っ

私の作る郷土料理  ふるさとごはん会編  マガジンハウス

 所謂一つのレシピ本なんでしよーけど、むしろ資料的趣の方があるかもしれんねぇ…だろか?というのも、日本全国の郷土料理が紹介されている感じでして、しかもそのレシピは、その土地にお住まいのマダム達のソレなのだ(笑)いやぁ究極のじもっちー、普通のお家の主婦たちが繰り出すそれは、まさにザ・日本の食卓っ、日本人なら一度は目を通した方がいい本ってあるんですよ。奥さん(誰?)というより、これ小学校の副読本に是非っと思ふ…

 でまぁ、うさぎがおいしいふるさとじゃなくて、秋になったので、食材の旬もいぱーいって事で、どんなもんかい?と思って手に取った訳だったりして…本書的にいくと、「いも、くり、かぼちゃ」の項になるのだろーか?ホクホクっすよホクホク(笑)

 本書に掲載されているのは、くりの茶巾しぼり、くりようかん、くりの渋皮煮(長野県上高井郡小布施町)とか、あぶらげもち、かぼちゃのおやき(青森県弘前市)とか、さつまいものいもだんご、ふくれ(鹿児島県河辺郡知覧町)が掲載されています。いすごの土地も皆それぞれに伝統料理ってあるもんなんだぁとゆーか、地元でとれるせーか、皆さん素材をおしげなく使っていらっさるとこが、パネェ…究極の贅沢って地元の事を言うんだなぁ…

 どれも見かけは素朴で、何となく昭和の香りがなきしもあらずなんですが、100%日本産混じりけなしのピュアじゃけんで、一昔前はこーして祖母や母親の御手製のおやつとか食べていたんだなぁと思うと…健康とか、エコとか、環境とか、観念じゃなくてリアルなんだなぁと…ハレではなくてケの料理、そこに嘘はないんですよん(笑)

 アリス的に、郷土料理、もしくはおふくろの味って何なんでしょねぇ?ありえるとしたら、婆ちゃんの手料理がそれに一番近いのか?

 本書的にいくと、暗い宿その他のおにぎりで、みそ焼きおにぎり(岩手県岩手郡滝沢村)、かしわめしおにぎり(福岡県北九州市)、めはりずし(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)、甘納豆赤飯のおにぎり(東京都目黒区)とか、ダリ繭の寿司折で、菊花巻き(青森県三戸郡南部町)、ばらずし(岡山県岡山市)、ばらずし(岡山県御津郡建部町)、野菜ずし(高知県高知市)、絵巻きずし(太巻き祭りずし/千葉県市川市)になるんだろぉか?

 後は大阪的にはお好み焼きも入るのだろーか?と思ったが、こちらで紹介されているのは、広島のお好み焼き(神奈川県川崎市)なんですけど(笑)

 ちなみに地元と料理が一致してないじゃまいかは、作り手がお嫁にいった嫁ぎ先で作っている実家の地元の郷土料理だからです(笑)今はこーして土地の郷土料理も拡散していっているんですねぇ…あとめはりずしはおにぎりじゃなくて寿司じゃないのか?とゆーと、実は名前は寿司でも酢飯じゃないので、おにぎりの項に…

 それにしても本書、知らない料理がいぱーいで日本てホントは広いんじゃね?と思わされる一冊かなぁ(笑)でもって、ネーミングかかわいいのが多いのも何だかなぁ(笑)例えば青森のおこわのやすみっこ…何かというと南部せんべいに赤飯をはさんだもの…地元では南部せんべいではなくて白せんべいというらしーですが、赤飯が最中アイスみたいになっているとゆーフォルム…もしくは赤飯のサンドウィッチか?見た目のインパクトも凄いんですが、このネーミングどよっ(笑)

 「農繁期に「ごびりっこ」、いわゆる小昼のおやつとして食べることが多いから「やすみっこ」というらしい」って…で、何でおせんべい赤飯はさんでいるかとゆーと「農作業は手さ汚れているし、せんべいにしてると、ごはんこぼさねぇし」とゆー事らすぃ…用の美って、食にもあるんだなぁ…

 後、がんづき(岩手県一関市)は所謂一つの蒸しケーキ、蒸しパンみたいなノリなんですが、こちらのネーミングも「見た目が、雁の群れが満月の夜に飛んでいく情景サ似てるから」だとか…日本の庶民の感性、なめたらあかんぜよ、ですよねぇ…枕草子もビックリの世界じゃね?

 他にもへっちょこ餅のお汁粉(青森県)とか、ちなみこのへっちょこ餅ってゆでてすりつぶしたジャガイモでつくった餅の事らすぃ…ざくざく(福島県会津若松市)、こちらはするめと野菜の汁物(煮物?)になるのだろぉか?

 何とゆーかユニークな、でもってホッとする日本のご飯が他にも色々色々本当に色々掲載されていますので、興味のある方は本書をドゾ。日本人なら読んで損はないと思うぞ(笑)

 目次参照  目次 食物

|

« 銀塊と斯界? | トップページ | 歴史と伝統… »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

食物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 食欲の秋っ:

« 銀塊と斯界? | トップページ | 歴史と伝統… »