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2016年10月12日 (水)

ゼウス様は見てる(笑)

驚異の古代オリンピック  トニー・ペロテット  河出書房新社

 なにほろ五輪なお話しかなぁ?つい最近、リオで五輪ありましたけど、あれは近代五輪、で、こちらはその元となった古代五輪についてのエトセトラかなぁ(笑)

 スポーツとは熱狂するものなりとゆーのは、昔々のその昔から、そゆ事だったらすぃ(笑)当時でさえ、スタジアムに四万人収容ですから、ドンダケェー(死語?)って事じゃね?紀元前の人口比からすると、それはもー並大抵のこじゃない行事って事にならね?それをやってたギリシア人って…まぁ神に捧げる神事としても、凄いとしか言いよーがないよーな?

 だいたい、開催地のオリュンピアからして、「ギリシア南西部の僻地にあり、アテナイからは約三三〇キロ離れている」立地とな…そこへ「大半の観客は険しい山の乗り越えて街道をとぼどほと歩き、外国からも遠くはスペインや黒海から船に乗って、嵐で難破するかもしれない覚悟でやってきた」そで、しかも命からがら現地に到着しても「歓迎する準備など何もない」って…ホンマでっかぁーっ?

 というのも「古代オリュンピアにあった唯一の宿泊施設レオニダイオンは使節や関係者しか利用できず、一般の観客は自分で寝場所を確保しなければならなかった」って事は、どゆ事?とゆーと、会場(競技場?)の回りを「取り巻くように無法地帯のキャンプ場が広がっていて」「一帯はさなから難民キャンプだった」って、マジっすか?

 そんなカオスな状況がどんだけ凄かったかの詳細は本書をドゾ。それでも「スポーツを愛するファンはどんな苦労もいとわなかった」ってゆーから、ギリシア人、どんだけスポーツ好きなのか(笑)

 そんな訳で「紀元前七七六年から、紀元後三九四年にローマ皇帝がキリスト教以外の異教の儀式を禁止するまで、四年に一回、一度も欠かさずに開催された。実に一二〇〇年近く続いたのだ」って言うから、まだ百年ちょっとの近代五輪なんて、甘いね、の世界かもなぁ?しかも、その近代五輪も経済面から見れば今後どんだけ続くのか怪しいもんだし(笑)

 アリス的に五輪…うーん…やっぱ阪神ラブのアリスからすれば、野球でしょかねぇ?結構、母校の英都大の学生、OBOG辺りがオリンピアンになってそーだが?どよ?

 まっアリス的には作家活動って事で、五輪初日かなぁ?「競技会は「名声への近道」となり、一日目の午後はとくに宣伝効果が高かった」とな…著作の朗読、披露で、ブラボーとなるかもしれんねぇとゆー…書き手自らが売り込みにきますたの世界だったらすぃ…詩人もあれば、歌もありで、クリエイターにもお披露目の場となったのか?

 画家もそゆ事で、新作発表キタコレってか?何たって「エフェソスのバラシオスは、歌いながら絵を描く陽気な画家だった」って、そんなのありですか?天農画伯?とはいえ、げいじつかとゆーのでは「肉体美を崇める古代ギリシアのなかでも、彫刻家はとりわけ称賛された」そな(笑)ビーナスかアポロンかそれが問題だってか(笑)

 ちなみに古代五輪はスポーツの祭典というのは一面であって、その他行事、見所いばーいな世界だった模様…ざっつえんたーていめんとそのものだったらすぃ…まず多神教ですからで、祭壇もいぱーいってか?「祝宴の会場が開放され、芸術家による出し物の小屋が並び」「昼も夜も熱狂に包まれる五日間」とゆー事になるとな…聖地でんがな、美術品(彫像)でんがなで、もー見るものいぱーいのワンダーランドでござるってか?

 勿論飲み食いもいぱーいで、そちらの詳細も本書をドゾですが、「娼婦は五日間で一年分の稼ぎをかき集めた。美を競う人気投票あり、ホメロスの朗読コンテストあり、大食い競争あり、くたくたに疲れた体は腕ききのマッサージ師がほくじてくれる。化粧をした幼い少年たちが腰をくねらせて踊る。手相占い師と星占い師が客を奪い合い、弁士は即席の演台で声を張りあげ、火を食べる奇術師が道行く人を立ち止まらせる」「神殿の入り口にある階段では、有名な作家が新しい作品を披露している。俳優は舞台で熱演して、詩人は叙事詩を朗読し、画家は作品を並べてパトロンになりそうな人をつかまえては口説いている」そな、そんな中でも、メインイベントが、競技場で行われるスポーツという事になるんだそー…そして一八種目の競技が行われるとな…

 そんな訳で、日程君キタコレで、まずは「四年に一回、春になると三人の使節がエリスを出発し、ゼウスを称えるオリンピックの日程を告げる」んだそな…何故にエリスと言えば「オリュンピアの聖域は都市国家エリスの領内にあった」から(笑)今で言う開催都市って奴だろか?古代の場合の開催地は、持ち回りではなくて確定ですが、何か?だったよーで(笑)

 「競技会の日程は複雑な計算をもとに、五日間のうち真ん中の三日目と、夏至から数えて二回目の満月が重なるように決められていた」そな…日本で言うお盆の頃か?

 日本人的に不思議なのは、四年に一度大々的に開催されているのに、オリュンピア…開催時以外は放置プレイって、どゆ事?な訳で、開催年の「春になるとあわただしく化粧直しが始まる。休眠していた聖地に人々が押し寄せ、上から下までぴかぴかに磨きあげるのだ」とな…エリス市民って…

 また、「夏至から最初の満月までに、すなわちオリンピックの競技会が始まる三〇日間までに、出場を希望するすべての選手は、エリスにいる審判の前で登録を済ませる」のだそな…元祖選手村ってか?

 果たして、これまたどの位参加者がいたのか?も記録には残っていないけど、「一八種目に八〇〇人以上の成人選手が集まったはずで、そのほかに世話係や使用人、マッサージ師、家族、コーチがいた。さらに、少年競技にも約二〇〇人のティーンエイジャーが出場した」んじゃね?とゆー事らすぃ…選手関係だけでも、結構な人数じゃね?

 また、「エリスに集まった選手は毎日、決められた時間に決められた場所で食事をする。特別のものを食べたり、勝手に量を増やしたりせず、筋力などを向上させる薬物をとらないようにするためだ」って言うから、当時からドーピングあると思いますなのか(笑)

 そして五輪の勝者と敗者ですけど、今みたいに一位、二位、三位でメダルきたこれではなくて、一位以外はおよびでないの世界だった模様…「二位以下には何の表彰もなく、敗れた恥ずかしさで頭がおかしくなる者もいれば、命を捨てる者までいた」とゆーから、一番じゃなきゃいけなんですよ、奥さん(誰?)

 そして観戦者、観戦客は歩いてオリュンピア、エリスを目指すと…ちなみにアテネからでも330kmと言うから、これを歩いて行くとなると、ドンダケェー(死語?)じゃまいか?しかも、道は整備されてなくて悪路なんだぜ(笑)それでも、人々はエリスを目指したって…ギリシア人って…

 かくて一日目、開会式キタコレで、二日目の午前、四頭立ての馬車競争、昼頃、ペンタスロン(五種競技/円盤投げ、槍投げ、幅跳び、短距離走、レスリング)で、この日行われるのは円盤投げと槍投げと幅跳びの三つとな…ちなみにルール的には、この三つで勝者が決まらなかった時は、上位の選手で短距離走をし、それでも決まらなかったらレスリングが行われた模様…

 三日目はゼウスの祭壇に雄牛100頭の生贄を捧げる儀式とな…こちらの詳細も本書をドゾ。ある意味、五輪のメインイベントはこれだったよーで…ちなみに「肉はとても高価なものだったから、庶民の大半にとって、いけにえの儀式は肉を味わう唯一のチャンスだった」ってゆー位ですから…そんな訳で「三日目の夜に開かれる祝宴は一般に開放された」とな…もしや元祖無礼講?

 その三日目の午後、「祝宴の準備を待つあいだに三つの少年競技が行われ」たらしー、短距離走とレスリングとパンクラティオンだそ…

 さて、四日目の午前は徒競走。スタディオン、ドリコス、ディアロスとあったらすぃ…こちらの詳細も本書をドゾ。ちなみに古代五輪にはマラソンはありまへーん(笑)昼頃から格闘技キタコレで、レスリング、ボクシング、パンクラティオン登場ってか(笑)そして最終競技、ホブリトドゥロミアも…

 最終日の五日目、表彰式来たぁーっで幕が閉じるらすぃ…これらの詳細は本書をドゾ。更にその間の観光とか、宴とか、その他もろもろの催し物についての詳細も本書をドゾ。単なるスポーツイベントだけじゃないんですよ、五輪は。ええ、メインはゼウスへの捧げものですけど(笑)

 後、オリュンピアってどゆとこ?とゆーと、夏場は雨が降りませんとゆー事で、渇水の危険がいぱーいという土地柄らすぃ…「運動使節には日陰がまったくなかった」って…更に「宗教的な理由から、観客は帽子をかぶることを禁じられていた」って…選手も観客も熱中症まったなしってか?下水道なし、給水設備なし、それでも人はやってくるって、凄いなギリシア…ちなみに下水道はローマ時代になってから整備され、給水施設は更に後に富豪が寄贈したらすぃ…なのに一部では「このぜいたくな施設が、ギリシア人を軟弱にした」と批判が出たらすぃから、ギリシア人って…

 これじゃあ飲まなきゃやってらんねーと思うんだけど、「古代ギリシアではほとんどの場合、人前で酔っ払うことは軽蔑され、神殿の正面の壁には「メデン・アガン(すべてに節度を持って)」という哲学の原則が刻まれていた」そな…とはいえ、四年に一度の五輪ですからぁースポーツ観戦と酔っ払いキタコレってか(笑)

 後、五輪と言えば、これじゃねで、「オリンピック期間中は「聖なる休戦」とされ、あらゆる戦闘は中断されたが、競技会がギリシアの政治問題に利用されることも少なくなかった」そで、「レスリングの試合中にオリュンピアが攻撃されたこともあり、防戦一方の軍勢は神殿の屋根に追いつめられたという」ですから、平和の祭典も古代の頃から、建前って事でFA(笑)

 そんな訳で「紀元前三六四年のこと、ゼウスの神聖な祭典が、レスリングの試合の真っただ中で軍事攻撃の標的となった」とな…その訳というのが「一〇〇〇年近く前のあいまいな神話だった。オリュンピアの東に位置するピサの人々は、エリスに力づくで聖域を奪い取られたと恨みつづけていた」って、成程、どこぞの千年恨むぅも起源があったと…しかも「エリスが主催するオリュンピアの祭典の威信が高まるのを、屈折した怒りとともに見つめていた」って…どこかで聞いた事があるよーな話に聞こえるのは気のせいか?

 「紀元前三六五年ごろエリスは中立政策を放棄し、戦闘に明け暮れていたギリシアの混乱に飛び込んだ。ピサはこれを絶好の機会ととらえた」そで、アルカディアと同盟を結んで「オリュンピアを占拠した」更に「新しい体制を祝って数百年の屈辱を晴らすため、自ら競技会を主催した」とな…

 で、紀元前三六四年の五輪二日目の午後、今度はエリスがキタコレでござるとな…「ピサとアルカディアは高をくくっていた。何百年も平和主義を通してきたエリスは、救いがたいほど軟弱で無能な軍隊だと思われていたのだ」が蓋を開けてみれば、猛攻キタコレで、こちらの詳細も本書をドゾですが、「戦いが終わると、アルカディア軍は報奨の代わりにオリュンピアの貴重な品々を略奪しはじめた」とな…この冒涜行為にギリシア人は衝撃を受けたとな…戦闘行為より、略奪行為の方がギリシア的にはどよ?か?まぁ神殿というか、神域ですからねぇ…

 メンツ丸つぶれのピサは「同盟国の圧力に屈し、オリュンピアを「奪回」するという大義をあきらめた」そで、再び五輪はエリスの手に、しかも、「紀元前三六四年大会の優勝者は記録から抹消された」そーですから、ドンダケェー(死語?)何かファラオの名簿表みたいなノリだと思うのは気のせいか(笑)

 とはいえ、建前的には「いかなる軍事攻撃も禁じられ、裁判や死刑も行ってはならない」で、それは「競技会に向かう選手や観客の安全を守ることと、神域となるエリス全土が汚されないためだった」とな…穢れ駄目絶対って奴だろか?うーん?

 犯罪行為もあきまへんえーで、一例としては「絶大な権力を誇っていたマケポスさえ、オリンピックに向かうアテナイ市民からマケドニアの商人が金を騙し取ったことを謝罪して被害者に金を返し、エリスに罰金を納めた」そな…

 ついでに不正行為も、昔からありますありますだったよーで(笑)賄賂や審判賠償キタコレってか(笑)詳細は本書をドゾですが、「不正行為には高額の罰金が科せられるようになり、その金で彫像を建て、「オリンピックでは金の力ではなく、己の足の速さで勝ち、己の肉体で勝て」など選手の道徳心に訴える銘文が刻まれた」とゆーから実にギリシアらすぃのか(笑)

 とはいえ、「エリスの審判は尊敬されており、オリンピックは古代ギリシアのあらゆる競技会のなかで「最もクリーン」だという評判だった」とな…

 とはいえとはいえ「古代ギリシアのスポーツ界には呪い以上に腐敗がはびこっていた。どの競技会でもごく初期から、誰もが買収を企んだ」そな…しかもローマ時代後半にもなると、「ギリシアや小アジアの各地で開かれていた「賞金稼ぎ」の大会は優勝賞金も巨額で、穀物の袋のように勝利が取引された」とゆーから、結局、お金が、一攫千金が絡むところに不正ありってか(笑)

 「実際、古代のスポーツはすべてが金しだいだった。出場する選手はプロばかりで、市民のグループや個人の後援者からの報酬で生計を立て、各地の競技会を転戦し、巨額の賞金を稼いだ」そで、「古代ギリシアには「アマチュア」に当たる言葉はなく」だそーな…まぁ近代の初期のアマチュア独占は、セレブの為のですからですから(笑)

 まぁ子供が胎内にいる時に母親が夢を見たはともかく、六歳でギムナシオンデビューして、そこで体育教師の目に留まるか否か?それが問題だってか?その後は、小さい競技会から初めて目指せ五輪という事になるらすぃ…

 またよく言われる「表向きの褒賞はオリーブの冠だけだった」も、その実は「勝者は物質的に報われることを十分に知っていた」そで、「生涯、穏やかで甘美な航海」(@ピンダロス/詩人)が保証されていたとな(笑)

 ついでに言うと、「オリンピックに出場する際に都市国家を「移る」ことも認められており、その見返りに金を受け取る選手もいた」の件は、詳細は本書をドゾですが、今も昔も何だかなぁ(笑)しかも、「選手はギリシア社会全体から集まっていたが、個人として出場するという意識が強く、故郷の代表という思いは現代ほど強くなかった」そな…まぁ今は、国が丸ごとバックアップして上位入賞どころか五輪出場枠すらアレだからなぁ…

 後、男女差別はあると思いますで、選手的には、男性のみ。観客も既婚女性はNG、挙句、宴会も「古代ギリシアでは、晩餐会は男性だけに許された楽しみ」とゆーとこで「上流階級の女性もめったに招待されなかった。しかし美しい高級娼婦は、料理やワインと同じくらい慎重に選ばれた」とゆーから、古代ギリシア、徹頭徹尾、男社会だった模様(笑)呼ばれたとしても「女性哲学者のヒッパルキアはほかの客と議論をして言い負かしたが、自分の賢さが受け入れられないことに気がついた。ある男性客は「理論では勝ち目がないと思い、彼女の洋服を脱がせはじめた」って…それがギリシア哲学の実態か…

 そんな訳で女性とスポーツあると思いますの唯一の例外、スパルタきたこれですけど、「女性不信のギリシア人は衝撃を受けた。「民主的な」アテナイ人でさえ、普段は娘を家に閉じ込め、イスラム教徒の女性のように世間から隔離していたのだ。女性はもっと積極的に社会と関わっていいのではないかと口にするのは、プラトンのように革新的な知識人くらいだった」とな…ギリシア人的には「なにしろ古代の文学で最も有名なスパルタ女性は、夫を裏切ってトロイアの王子と逃げたヘレネではないか」とゆーイメージらすぃ(笑)ヘレネってスパルタ人だったのか?何かスパルタ人というとスポ根一直線のイメージでいますた…

 まぁ、この男女差別は、近代五輪も変わりなしで、「オリンピックを復活させたピエール・ト・クーベルタン男爵は女子の参加をかたくなに認めず、一八九六年の第一回アテネ大会に女子の種目は一つもなかった」そな…第二回で女子テニスが認められて、第三回で女子テニス廃して女子アーチェリーが採用されたそな…「一九二八年のアムステルダム大会から陸上競技にも女子種目ができたが、中・長距離走が毎回行われるようになったのは一九六〇年のローマ大会以降だ。女子マラソンは一九八四年のロサンゼルス大会でようやく正式種目になった」そな…

 豆知識的には、オリュンピア再発見キタコレは、1766年、「イギリスの考古学愛好家リチャード・チャンドラー」によってらすぃ…その百年近く後に「本格的な発掘」が「ドイツ皇帝ヴィルヘルム・フリードリヒ四世の支援でドイツの考古学者が調査」し始めましたで、1936年ベルリン大会キタコレで、ヒトラーの例のアーリア人何ちゃらに一役買っていたらすぃ…こちらの詳細も本書をドゾ。

 まぁヒトラーはともかく、独人ってギリシア好きなのか?はたまた五輪好きなのか?「ドイツの学者はオリュンピアの市民からつねに暖かく迎えられ、第二次世界大戦中にナチスがギリシアを占領したという苦い経験の後も、すぐに遺跡への立ち入りを許された」というから、お察し下さいってか?その結果、現地女性と結婚いぱーいで、「オリュンピアでホテルを経営する二世は、全員がヘルマンとかヒルダといったドイツ式の洗礼名を持っているのではないかと思えるほどだ」って、ホンマでっかぁーっ?

 まぁ独人キタコレでは、聖火リレーじゃね?「近代オリンピックの演出に欠かせないが、実はヒトラーが開催したベルリン大会で考案された」ものなんですよ、奥さん(誰?)よーするに「ナチスのプロバガンダ」の一環って事でFAって事らすぃ…かくてオリュンピアで採火式キタコレになり、「オリュンピアで研究しているドイツ人考古学者は「古代の」採火式が行われた場所はどこかという観光客の質問に、うんざりさせられる」のだそな…

 お国柄的には、古代ギリシアとは何か?も浮かび上がってくるとゆー事だろか?まず「スポーツは古代ギリシアの教育の中核でもあり、主な地方都市には必ずギムナシオンや格闘技の訓練所があって、各地で競技会が開催された」とな…では何故そんなにスポーツ熱が凄いのか?とゆーとギリシア人が「体を鍛える運動を好んだこと」と「容赦のない過激な闘争心」を持つ人達だったから、だそな…ちなみに「ギムナシオンは複合施設で、スポーツは目的の一つに」すぎず、「最高の社交場とされ、男性しか立ち入りを許されなかった」とな…

 蛇足ですが、「アテナイにはギムナシオンを中心とする運動施設の横には男女別の広い浴場施設があり、食堂、酒場、図書館、さらには売春用のエリアまで設けられていた」って、そーだったのか?アテネ…

 古代ギリシアには「一〇〇〇以上の都市国家が成立」してたとは知らなんだ…アテネとスパルタ位しかピンと来なかったんですけど、いずこの街も都市国家あると思いますなのか?でもってそれらが「ギリシアの乏しい自然資源を必死に奪い合った」そで、結果「闘争心は絶えず戦争を引き起こし、大半の都市国家は国内政治も混乱していた」って…しかも「強烈な個人主義が発達した」とな…

 ここではどこぞの、一番じゃなきゃいけないんですか?なんて質問は、愚問以下って事らすぃ…かくて「古代ギリシアの人々はあらゆることを競争した」とな…オンリーワンよりナンバーワンですよ、奥さん(誰?)演劇、陶芸、演説、詩の朗読、彫刻、早食い、大食、手術、論文、美人コンステト、キス競争…よーは何でも競い合う風土って事らすぃ…ギリシア人って…かよーな訳で「スポーツの競技会もあらゆる口実をつけて催された」となる模様、その最たるものがオリンピックという事になるらすぃ(笑)

 まとめると「古代ギリシア人ほど虚栄心が強く、恥ずかしげもなく表面的な美を肯定して、肉体の完璧さを崇拝する文明は歴史上、数えるほどしかない」とな…見かけが全てでええじゃないかええじゃないか(笑)

 ギリシア豆知識では、当時の通貨事情、「アテナイの通貨は古代のユーロに当たり、守護神アテナを象徴する鳥のフクロウが刻印された通貨はギリシア全土で通用した」そな…ちなみに「ほかの通貨はオリュンピアで両替しなければならず、法外な手数料を取られた」とな(笑)

 料理についての詳細も本書をドゾですが、日本人として一つ見逃せないのが「魚はギリシア人にとっていちばん贅沢なごちそう」だったとなって、ホンマでっかぁーっ?

 さて、古代ギリシアの知識人の中でも、熱狂的にスポーツファンと、世の中知性が一番じゃボケという反対派双方言い分ありまっせの世界だった模様…賛成派は、プラトン、ソフォクレス、ピュタゴラスetc.で、反対派はディオゲネス、ガレノスetc.という辺りらすぃ…こちらの詳細も本書をドゾ。

 本書的に、著者のコメントあちこちで炸裂しているんですが、「アテナイ人は、まさに古代のパリ市民だった。虚栄心が強く、冗長で、何かと党派に分かれたがる。情熱的で、理性があり、聡明だが矛盾に満ちていて、アテナイ人以外からみれば我慢のならない人種だった」って…著者、米か英人かと思ったら、豪人ですた(笑)

 後、こちらは訳者の後書きからですけど、かつては米も苦労していたんだなぁと(笑)「ロンドン大会では、開催国イギリスを中心とするヨーロッパ諸国と、当時は新興国だったアメリカとの衝突が絶えなかった。開会式では星条旗が掲揚されず、陸上競技や綱引き(正式種目だった)でアメリカに不利な裁定が続いた」とな…そんな時に「ミサが開かれ、タルボット主教は、「オリンピックで重要なのは勝つことより、むしろ参加することだ」と諭した」のだそな…後にこれをパクったクーベルタンのスピーチでこの言葉が世界を回る事になるそな…そーだったのか?タルボット主教?

 結局、五輪はスポーツの祭典とはいえ、良きも悪きも国力がモノを言う世界だからなぁ…それは今も昔も変わりなしって事か(笑)その点からいえば、日本ってGDP三位らしーから、メダル獲得数も三位でもいいんじゃなーい、残念っ〇〇ですからぁー(笑)賄賂が足りないもといガッツが足りないんでしょかねぇ(笑)他にも現代、IOCの賄賂、汚職について言及されいますが、政治活動はともかく、これも明白なドーピングでもアレだもんなぁ(笑)まっこちらの詳細も本書をドゾ。

 そして本書的に、女性は注目しよーで、まぁ完全男性中心の競技、観戦ルールなんですが、その最たるものが、これじゃねで「セックス産業」キタコレってか?「男性の道徳家は、祭事のあいだは不特定多数とのセックスを奨励し、それ以外の時期に一夫一婦制の絆を強めるきっかけになるという怪しげな理屈をつけた」の件、殿方の言い訳って、古今東西今も昔も変わりなしか?何が凄いって、これ「道徳家」の発言なんだぜ(笑)ついでにギリシアの雄弁家談では「普通の娼婦は日常の性欲を満たし、妻は子孫を残し、高級娼婦は本当の楽しみを教えてくれる」とおっさったらしーですよ、おぞーさん(誰?)

 ついでにここでの著者の超コメント来たぁーっで「上流階級の男性は高級娼婦とセックスを楽しんだ。日本の芸者と同じように彼女たちは熟練したミュージシャンでもあり、軽やかに踊って、多才で話題も豊富だった」って、本当にありがとーございました(笑)

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。何せよ、古代五輪、何のかのと言いつつこれを1200年開催続けていた訳ですから、近代五輪の道はとほいってか(笑)

 目次参照  目次 スポーツ

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