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2016年11月22日 (火)

いきとしいけるもの…

ねこバカ×いぬバカ  養老孟司 近藤誠  小学館

 猫か?犬か?それが問題だってか(笑)今、日本は空前のペットブームだからなぁ(笑)やっぱかわいいは正義なのか(笑)さて、本書はお医者さん二人による対談本なんですが、ペット自慢になるのかとおもいきや、人間とは、生きるとは何ぞやとゆー重いテーマも含みながら、オープンマインドで語っているとこかなぁ?肩こらずに、ためになるとゆー(笑)

 ちなみに今、「日本で飼われている犬はおおよそ1030万頭、猫が1000万頭でしめて2000万頭以上。15才未満の子どもの数を上回っているそうです」(@近藤)とな…犬の方が多いけど、「アンケートでは6割が「猫が好き」」(@近藤)とな…実際では犬と猫なら犬を飼っている人の方が多いけど、聞けば猫好きの方が多いって、これも一つのねじれなのか?のか?

 しかも「日本にいる2000万頭ぐらいのペットのかなりの部分は、高齢者が飼っているわけで、「最後のペットだから」っていう執着も強いから、その子が現実にがんにかかって、耳元で「いい代替療法がありますよ」なんてささやかれたら、たちまち引っかかって、簡単にお金を巻き上げられてしまう」(@近藤)とな…日本のペット医療事情って…それにしてもお年寄りってそんなにペット飼っていたのか…ペットというと子供というか学生さんが飼っているイメージで勝手にいますた…

 暗い話も何なので、ここで海外の方に目を転じてみると「チェコのプラハの立派なホテルで、客室の間の廊下を犬が横切っていくのを見かけたことがあります。その犬は、絶対に粗相をしないし吠えないってことでしょう。日本でそれができる犬が、どれだけいるのだろうと」(@養老)って…日本の犬って、豆柴?とかになるのだろか?

 また蘭の野良猫事情では「アムステルダムの街中を歩いていたら目の前にノラがいて、その視線の向こうにハトがいるわけ。まわりを大勢、人が通っているんだけどノラはぜんぜん気にしないで獲物をじーっと狙っているんです」(@養老)って、天晴野良猫ってか?

 更に極め付けはイスタンブールの野良猫…「博物館からモスク、レストランの中まで出入り自由で、だれも怒らないそうです」(@養老)って…それ猫だからだろか?犬でもあると思いますなのかなぁ?何にしても世界って広いやじゃね?

 アリス的にペットというと、北白川の三匹の猫達が筆頭なんだろなぁ?後は、ペルシャ猫のとことか、お隣の真野さんとこのカナリアとかになるのか?

 ペットを見て思う事の件が「僕にとって完全に「癒し系」。仕事でどんなにイライラしても、まるがいると心が落ち着きます。うちに帰るとまず、まるの姿を探してしまう」(@養老)の件は、何か准教授の日常のよーな気がするのは気のせいか(笑)

 更に「猫が好きな人って、本当の自分を猫に託しているんじゃないかと思いますよ。本当は気ままに生きたいんだけど、浮世の義理があって、けっこう気を遣って辛抱していて。だから猫を好きに好きにさせて、勝手に乗り移って、その時、自分も猫になっているんじゃないかな」(@養老)も、まぁ准教授の辛抱という言葉程似合わないものはないと思うんですけど(笑)准教授が気ままに生きたら…ゴホンゴホン(笑)

 後は、暗い宿の羊羹絡みになるのか?「チロにはいつも、虎屋の羊羹をやってました。ある時、「吾輩は猫である」に出てくる本郷の藤むらのをいただいたから、やってみたけど、やっぱり食わなかった。老舗の上等なのにねえ。羊羹の違いなんて、僕には全くわからないな」(@養老)の件は、さすが天下の養老家の猫、猫なのに虎屋の羊羹が平常運転なんて…養老家の猫になりたいぞ(笑)

 他にも猫的なエピでは、「クロアチアの図書館にしまわれていた15世紀の手書きの写本の中には、点々と猫の足跡がついていたそうです」(@近藤)ってホンマでっかぁーっ?猫、インクに足でも突っ込んだだろか?

 猫昔話つながりで「聞きかじりですが、紀元前に中東のリビアあたりで野生の猫が狩猟の対象になって、最初はやっぱり人間が食べていた。農耕が始まると、穀物をネズミが食べるんだけど、猫を飼うとネズミだけ食べてくれる。「これは便利だ」ということで、共存を始めたみたいです」(@近藤)とな…そーだったのか?猫?ちなみに「猫をペットとして飼い始めたのは古代エジプト人で、ある神殿で発見されたレリーフに残された猫が、現在知られている最古の飼い猫だそうです」(@近藤)って…猫って中近東から北アフリカにいぱーいいたんだろか?

 他には、日本猫と洋猫の違いについて「日本猫の方が感受性が鋭くて、洋猫はバカというか、鈍い」(@養老)という事らすぃ…この辺りの感覚は、もしかして「やっぱりペットはかなりバカじゃないと、ペットにならないですね。利口だと、情が移りすぎて、本当の家族になってしまう」(@養老)の件と被るんだろか?となるとペットとして飼うなら洋猫の方か向いているのか?やっぱ生き物は死に別れの時がアレだからなぁ…

 身体的な違いでは猫の尻尾…日本猫の尻尾は短い…「ボブテールと呼ばれる、ぼんぼりみたいなしっぽですね」(@近藤)ですが、これ「あの短いしっぽも遺伝的なもので、尾骨が複雑に曲がっているせい」(@養老)となな…でも「理想としては、長くてまっすぐなしっぽがあった方がいい。敏速に動くかどうかで生死が分かれるような場面では、しっぽが短いと不利になる。日本猫は、しっぽから見ると退化していることになる」(@養老)そな…そーだったのか?モモちゃん?

 ちなみに動物を飼うメリットって「一番いいのは、理屈がないところ。なにしろ言ってることがわからない。ニュアだけだもん」(@養老)って…

 とゆー事は「こりゃラクです(笑)。現代社会で疲れることのひとつは「常に人の言葉に反応しなきゃいけない。人の言い分をいちいち聞いて、こちらもくだくだしく、言葉で説明しなきゃいけない」ことでしょ」って、言われてみればその通りで、だから、あうんの呼吸とか、空気みたいな存在とかゆーのがストレスフリーな世界なんだろなぁ…

 対して、犬って、犬好きってどよ?では「犬を厳しくしつける人は、人間も統率したいタイプかもしれない」(@近藤)はあると思いますなのか?

 ちなみに犬と人間の関係性って「最初は人間がオオカミを食べていて、そのあと狩猟の相棒になった。西ドイツの遺跡から、1万4000年前の犬の化石が見つかっています」(@近藤)とな…その頃から共生関係にあったとゆー事か?

 そして今や犬も交配でいぱーいの世界になりましたが闘犬系ってどよ?で「獰猛な血を引いているブルテリアやピットブル。いまアメリカで飼ってる人が多いけど、統計に出ているだけでもこの20年で238人も、飼い主たちが愛犬に殺されてる」(@近藤)って、そーだったのか?闘犬?

 それにしても、犬猿の仲って本当だったのか?「テレビで見たんだけど、日光のおみやげやさんの商品をサルが持っていっちゃうから、いろいろやってみて、一番効いたのは、木彫りのシェパードだったって。木彫りでも、サルは犬がいやみたい(笑)」(@養老)って、そーだったのか?お猿さん?

 世間からいつも一周半どころか三周半位は軽く遅れている自信はあったんですが、近藤先生は、あのガン様子見派の方だったのか?「がん治療も、見てもいないのに「がんはほっとくとすぐ大きくなって転移する」って決めて、手当たりしだいに臓器を切ったり抗がん剤でたたいたりしてる。その結果、どれだけ患者が苦しんでも命を縮めても、医者は知らんぷりです。そっとしておくと大きくならなかったり、消えてしまうがんが山ほどあるのに」(@近藤)の件は、現在の日本の医療問題と直結している話なんだろなぁ…

 まぁ何事も「自然に任せておけば、治るものは治るし、治らないのは運命で、穏やかに死ねるんですよね。野生動物は弱ってくると食べなくなって、最後は身を隠してひっそりと息絶える。人間は治療するから、のたうち回って死ななきゃいけない」(@近藤)まで、達観できるかどーかだよなぁ…

 も一つこれは本当にあったこあい話になるんだろーかで「セカンドオピニオン外来でよく聞くのは「この抗がん剤、いつまで飲むんですか」って患者が聞くと、医者が「あなたが死ぬまで」って。もし「この人の命を短くしてる」と思っていたら、人間なかなか、そうは言えないと思うんです」(@近藤)に「自分を説得しているんでしょう。人間ってよくやるよね。アウシュビッツでユダヤ人を殺していたのも、単なる公務員ですから」(@養老)って、ててて…まぁ公務員が如何に頼りになるかは、フクシマを見るまでもないんですけど…

 ガンあるあるではも一つ「まともに考えたら、すぐわかるよね。がんか、がんじゃないかってイエスかノーかの話になっているけど、生きものって「中間」があるんですよ。でも、今の世界では、アバウトな返事は許されないから」(@養老)って…何事もすぐに旗色を示せの世界だからなぁ…

 更にお医者さんあるあるで「ウィーンでは19世紀、産褥熱で死ぬ妊婦がすごく多かった。それは医者が石けんで手を洗う程度で妊婦の診察をしていたせいで、手を消毒すればいいことに、ゼンメルワイスっていう医者が気づいたんです。でも「今まで自分たちは間違った方法で妊婦をたくさん殺していた」ってことを、彼もまわりの医者も認められなかったから、後継者が引き受けるしかなかった」(@養老)って、これはもしや想定外だから責任ありませんとか、違法性はないので法的に問題なしって奴だろか?

 かくて「役人はどこの国でも、こうと決めたらかたくなで引かない。でないと組織にいられないから。そういう人は、根拠もなく無茶苦茶やるからこわいですよ」(@養老)まで、後何歩ってか?正義とは何か?なんて、そんなの関係ねぇー(死語?)っか(笑)

 まぁ医療関係のマメ的にはハインリッピの法則も出てきて、これ医療現場にもあてはまるんじゃねな話も出てきますが、豆的にはモルヒネの件かなぁ…「薬理の授業で教わったのは、モルヒネを注射すると中毒症状が出るけど、口から飲めば出ない。口から入れると「植物を食べること」になるから、そういうことは動物は強いんだな」(@養老)って、そーだったのか?モルヒネ?で、まぁ医療現場で使用するの詳細は本書をドゾですが、「ところがモルヒネの粉末は安い。製品化すると1mgあたりの値段が10倍になって製薬会社が儲かるから、10mgとか30mgとか、量が決まった錠剤が広く出回っています。1錠では多すぎて、吐き気が出たりする人もいるのに」(@近藤)って…企業努力ってか?

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。最後に一つ、なるほろなぁと思わされたとこを「「ちょっと変わっている」って言われてる大勢の人に、僕みたいなことはふつうにあるかもしれない。本人にしか理由がわからないから「あいつはヘンだよ」で、一生終わっている人も多い気がします。そこに医者がかかわると精神分析になる」(@養老)とな…最近はドンドン異端とか異物を排除する方向性が顕著だからなぁ…だからイジメとかリストラとかスポイルする方へ簡単に靡くよな…なるほろ、21世紀人の包容力はマイナスレベル右肩下がりなんでしょかねぇ?

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