« やまとごころの(笑) | トップページ | そこにあるもの… »

2016年11月17日 (木)

いっぱいあってな(笑)

狂言のデザイン図典  茂山千五郎・監修 木村正雄・文 岩田アキラ・写真  東方出版

 どゆ本とゆーと、狂言の外側カタログかなぁ?でもって、その物がこーゆー風に使われていますと舞台上で着用している例も出て、しかもそれがどの演目の何まで分かるよーになっているよーな?短くですが、その演目の解説もありで、狭義ではマテリアルな話かもですけど、広義では狂言全体のお話になるんじゃね?じゃね?

 かくて、本書は本当に写真が多くて、これはもー見て見てそのものの世界じゃまいか?扇に、お面に、着物(装束)に、他にも小道具類いぱーいで、多分、室町からの伝統キタコレで、今でしょ(死語?)の目線からすると、何ですか?これは?とゆー、ある種博物館での感覚に似たものが想起されるよな(笑)

 また、それぞれが狂言化されている、舞台上でのソレであるとゆーとこからか、実にデザイン化されているよーな気が?現代アートと言っても多分通用するんじゃないか?な品々もこれまたいぱーいなんですよ(笑)

 それにしても、狂言の家元というのか、お家は、本人が狂言できるとゆーか演者としての修業キタコレは当然としても、その他に、衣装とか、小道具も全て自前って事なのか…有形無形で維持していくとなれば、それはそれで大変な事だなぁと…保管と保存って結構くるものあると思うんだが…

 でもって、こゆのを今でも製作、もしくは補修できる人がいるんだろなぁとゆー事にも、行きつくんじゃまいか?で、日本の伝統芸能パネェでござるってか(笑)

 アリス的に狂言…まぁ雑学データベースのアリスならば、狂言も頭に入っていそーだが、この手のそれもそんな感じなんでしょかねぇ(笑)

 他にアリス的というと、「花子」かなぁ?「北白川まで迫って来た、美濃の野上の遊女「花子に、本妻の目を盗んで逢いに行く大名の話」の件で、北白川キタコレってか(笑)

 物凄い数の備品と言っていいのかなんですけど、これのエピがまた凄くて「「唐相撲」の装束や小道具は、昭和20年からの戦後品物の無い時代に、先代三世千作のスガ夫人が少しずつ丹精込めて、手作りも含めて集められた装束・小道具が中心になっている。その伝統は今でも立派に生きていて、中国公演から帰国すると「唐相撲」の装束や小道具が少し増えていたりする」って、ホンマでっかぁーっ?ってゆーか、やはりこゆとこのお嫁さんて針仕事出来ますじゃないとやってけないのか…

 衣装的には、肩衣のとこで、「江戸時代の武士の公服の一部、袴と合わせて用い、上下同地同色の場合は裃と言い、相違する場合は継裃と呼び、上を肩衣と区別する」そな…あの武士の着物の上につけてるアレって色違いもあったのか?何か大岡越前とか、遠山の金さんのイメージだが(笑)

 お面的には、「乙面を着けているのは未婚の女性である事を表している」そで、何事もお約束あると思いますか?

 豆知識的には、演目としての「「三番三」と後出の「風流」とは狂言方が演ずるが、狂言ではない」って、そーすると一体それは?能になるのだろか?うーん?

 演目の内容的に面白すぐるのが「蚊相撲」…「相撲取りは裸だから思う存分に血が吸えると思った蚊の精と、大名の相撲の話」って…蚊の精っててて…

 も一つ演目的には、「附子」だろか?「戦後、中学校の教科書に採り上げられて、各校の生徒に見せたため、上演回数は狂言181番中で、最高である」の件でしょか?附子って、あの食べたら死ぬでの猛毒ですよーと主人に嘘つかれて、留守を任された太郎冠者が毒じゃなくて砂糖だったそれを全部食べちゃうとゆーストーリーだったよな?個人的には中学の時に狂言観た覚えはないんだが、高校の時には授業で観たよな?

 意外な設定かもなぁでは「八尾」かなぁ(笑)「閻魔大王と男色関係であった八尾の地蔵菩薩の紹介状を持った罪人(亡人)が六道の辻に来る。仏法繫盛のため、極楽往生するものが多いので、罪人確保に来た閻魔大王に出逢い、紹介状を共々に読んで、閻魔大王に極楽へ案内させる」のゆーストーリーらすぃ…閻魔大王と地蔵菩薩って…もしやこれが元祖BLって奴なのか?のか(笑)

 狂言師の演目ステップアップでは「「釣狐」は20歳、「花子」は40歳、「枕物狂」は60歳」にが目標らすぃーのだが、「「狸腹鼓」は、かつては「一子相伝」といわれて狂言の家では一人の子供にしか継承させなかった」そな…それにしても一子相伝って継承権争い回避の為にあったのか…

 歴史的というか、時代的豆になるのかで、「土地を持っている領主、即ち為政者ではあるが、貴族からは蔑まれた対象であった。その貴族を後見人にしているかの様に、狂言では武士である大名を蔑視している。一般に、庶民側に立ち、為政者に対して反抗している様に見られがちだが、狂言は貴族の目を通して、武士(大名・小名)を笑いの対象や、笑いの素材としていると思われる」って、そーだったのか?狂言?お貴族サマの暗い反抗だったんだなぁ…

 大名関係でも一つ「領地持ちの大名は、自身で室町幕府に所領の訴訟事で上京し、滞在していた。裁判に長い時間がかかるのは、日本の伝統の様である」って…そーだったのか?法学部卒のアリス(笑)

 それとこれは全然知りませんでしたの柿のエピ。柿には木煉柿と合柿があって、前者が「枝に付いたままで甘くなった柿」、後者が「熱湯に浸けて渋を抜いた柿」そな…そーだったのか?柿食えばぁーっ(笑)

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんグッズ満載、エピ満載ですので興味のある方は本書をドゾ。本書で一つ個人的に選ぶとしたら、縄綯のとこのエピか?お話としては借金の代わりに部下を送ったら、働かないでござるで、元に戻したら仕事もするし、出向先の内情の陰口を言うみたいなストーリーらしいのだが、その悪口の中に「某殿(出向先の主人)の妻が醜女」だとかも入っていたりして…この演目では「某殿の役は役者の実名で呼ぶのが普通だが、その役者の奥さんが友達を連れて来ていて、腹を立てて主人の趣味の狂言を止めさせた実例から、今日では「太郎殿」と呼んだりもする」って…これが本当の本当にあった怖い話だろか(笑)

 目次参照  目次 文化・芸術

|

« やまとごころの(笑) | トップページ | そこにあるもの… »

文化・芸術」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: いっぱいあってな(笑):

« やまとごころの(笑) | トップページ | そこにあるもの… »