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2016年11月13日 (日)

守る、壊す、創る(笑)

落語にアクセス  小野幸恵  淡交社

 落語というと身近なお話しのよーな気がするけど、果たしてどんだけ落語を知っているのか?と言われると非常に心もとない気がしてしょーがない…話芸ですから、日本人なら誰でも理解できるはずなんですけど、そこは伝統芸能、奥が深いんでございますよ、奥さん(誰?)

 さて、落語の歴史的には、「平安末期から鎌倉時代にかけて、仏教の説法師が活躍した」とな…その「説法の型には、まずマクラをふり、中盤はおかしく、結論へ導くという三部構成がとられている」そで、「ここに落語の由来が窺われる」とゆー事になるらすぃ…

 ちなみに「落語の祖といわれる人物は「醒睡笑」を著した安楽庵策伝である」そな…武士生まれのお坊さんってか?ちなみにちなみに「実兄も、茶道の師古田織部もともに豊臣秀吉のお伽衆」だったそーだから、物語りを物語るの才能がお家的にあると思いますだったんだろか?母はシェラザートの生まれ変わりでんねんとか(笑)

 それはともかく、江戸に入って「町人文化が繁栄した元禄時代、京・大坂・江戸の三都で、時を同じくして、話をすることを生業とする職業が登場する。職業落語家の誕生である」そな…「京では露の五郎兵衛が祇園真葛ヶ原などで、大坂では米沢彦八が生玉神社境内などで、辻噺とした落語興行を成功させ評判となった」そなそな…

 江戸の落語キタコレでは、鹿野武左衛門、烏亭鴛馬や「咄の会」、初代三遊亭可楽、初代三遊亭圓生、初代金原亭馬生、初代林屋正蔵etc.とありますよってに、詳細は本書をドゾ。

 寛政年間になると、「大坂に二代目米沢彦八が京で、京に現れた松田弥助は大坂で興行するようになる。また二代目彦八とともに京に出た浪花新内は、後に大坂に転じて活躍している」そで、「京と大坂の落語は混然一体となり、上方落語が形成されていった」そな…そーだったのか?上方?

 その後、天保の改革で大打撃とか、幕末明治の荒波と関東大震災、戦後の激動についての詳細は本書をドゾ。いやまぁー本当に落語って離散集合が半端ない(笑)

 アリス的には、落語というと、アリスは一応落語好きとゆー立ち位置にいるんだろーか?と、朱色の准教授の酔っ払い発言なんかでも、ネタは落語ですか?そーですか?みたいだし、ちょこっとスパイス的に入ってますかなぁ?

 まぁアリスならば落語は落語でも上方落語という事になるんだろーけど(笑)そんな訳で、江戸と上方ではちょいちゃいまんねんの世界が展開している模様…例えば、時そば、これ上方だと時うどんとなり、「「愛宕山」にしても、土器投げのくだりでニュアンスが異なる」そで「上方では、京都の旦那と大坂のたいこもちが意地を張り合い、致し方なく京都の旦那は見栄を張って小判を投げてしまう。酔狂で小判を投げる東京のやり方とは、根本的に異なるのである」とな…そーだったのか?愛宕山?

 また「「ハメモノ」といわれる下座音楽のあるなし」もありますよってとか、後は、これは意外だったのは、東京の落語家が大阪で興行するのはあると思いますだけど、逆はなかったとゆーのが、何とも…今だと、東京の、日本のお笑い界って大阪に席巻されているよーな気がするけど、戦前は逆だったのか?関西弁がこんなに都内でまかり通るよーになったのは戦後の事とみていいんだろぉか?うーん…

 他に上方というと、お噺のネタ的に、「たちぎれ」、「どうらんの幸助」、「蜆売り」とかあるらすぃ…タイトル聞けば、ああという人はいぱーいいるんだろーなぁ(笑)

 後は、落語の高座とは、屏風と板戸と座布団が三種の神器みたいなもんらしーが、上方だと更に、見台と膝隠し、小拍子があるとな…これらは「「辻噺」といって落語が戸外で演じられていた時代のなごり」らすぃ…音で注意をこちらに向けるってか?

 豆知識的には、落語家のスタイルとは、「着流しに白足袋」、小道具は「手拭いと扇子」は定番中の定番なんですが、面白いと思ったのは寄席文字…あれって昔からあるもんだと思っていたら、実は戦後の話だったのか?一応、江戸の昔にビラ文字というのがあったらしーが、関東大震災で姿を消すと、それを「戦後、二代目ビラ辰の流れを汲んだ橘右近によって、寄席文字として復活」したとな…ビラ文字の歴史の詳細は本書をドゾですけど、それにしても、この文字「隙間なく、右肩上がりにお客様が入るよう」にって事とは…

 何はともあれ、エンターテインメントですから、肩をこらずに楽しみましょうの世界と思われで、「落語にはまる人と、はまらない人の違いを言葉で表すと、「落語を聴いて、頭の中に絵が浮かぶことを、楽しめる人とそうでない人の違い」ですかね」(@立川志の輔)とゆー事になるんだろーか?ピピっとな(笑)

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。個人的に本書で一番びっくりしたのは、三遊亭圓朝の創作噺のとこのエピ…「当時、役者の中には白湯に水銀を混ぜて声を潰された者もいたからだ」って…ホンマでっかぁーっ?江戸から明治って凄い世界だったんだなぁ…落語するのも命賭けってか…

 落語のある場所では、
 大阪・太融寺(北区)、サンケイホール(北区)、カラビランカ寄席(北区)、よみうり市民寄席(北区)、大坂厚生年金会館芸術ホール(西区)、茶臼山舞台(天王寺区)、らくごのたまりば(天王寺区)、TORII HOLL(中央区)、ワッハ上方(中央区)、地底旅行寄席(港区)、東大阪市立青少年女性センター(東大阪)
 京都・京都府立文化芸術会館(上京区)、京都アバンティホール(南区)、
 神戸・YOSE夢屋(長田区)、もとまち寄席恋雅亭(中央区)

 目次参照  目次 文化・芸術

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