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2016年12月23日 (金)

人間は途上にある存在である?

聖書を語る  佐藤優 中村うさぎ  文芸春秋

 サブタイトルは、宗教は震災後の日本を救えるか、なんですが、所謂一つの対談集でしょか?お二人ともキリスト教徒という事になるのだろか?で、キリスト教の疎い人間からすると、カトリックとプロテスタントの違いもイマイチなので、同じプロテスタント内でも違うもんは違うの差が何とも凄いよな気がするのは気のせいか?

 というのも「パプテスト派というのは、自分の行動はすべて自己責任であるという傾向が強い。人生の選択は自分で行うんだという、自力に対する感覚がすごく強いんてす。だから、行動にともなう結果について反省する」(@佐藤)という事になり、「カルヴァン派は、その対極にあるんですよ。人間は生まれる前から、天国にあるノートに、選ばれる人救われる人の名前が載っている。この世でどんなに努力しようと、その結果は変わらないんです」(@佐藤)とな…自力と他力って事でいいんだろか?うーん…

 「パプテスト派はどちらかというと、禅に近い要素がある。自力本願。それに対してカルヴァン派は絶対他力だから、浄土真宗に近いわけ」(@佐藤)というから、そーなのか?ちなみにカルヴァン派は、運と神次第って、凄いなぁ…

 こーして見ると全てが既に決まっているんだから、これまた何もしない選択に走るんじゃね?と小市民な己は思ってしまうんですが、「努力するのは人間として当たり前のことで、努力したから成功するというような発想自体を人間の思い上がりと考えます」(@佐藤)となるそー…人事を尽くして天命を待つって奴だろか?

 そんなカルヴァン派は「社会の支配層の中の主流場の論理ではありますね」(@佐藤)という事にもなるらすぃ…成程、今の社会にも選ばれているオレで、天国のノート、神にも選ばれているオレ、あると思いますか(笑)と゜ちらにせよ、選ばれし者だったのにぃーって言うのはキリスト教的にはないはないんだなぁ…

 アリス的には、著者二人とも同志社大卒とゆーとこだろか?神学部と文学部だそーなので、法学と社学とはいまいち接点がアレだが(笑)

 他にアリス的というと、村上春樹の「1Q84」のとこの月が二つあるとこの話で、二つ目の月とは何か?で、色々とたとえが出てくるのですが、その一つに動物、ペットじゃね?話も出てきて、「うちの夫がそうだもの。猫という二つ目の月を見てる(笑)」(@中村)「僕も猫という二つ目の月を見ています」(@佐藤)とゆー事で、最近は男の人の猫好きが多いよな?准教授も友の会に入れそー(笑)

 それにしても「1Q84」は何故か男の人の方が話題に出すよなぁと思うのは気のせいか?それも団塊の世代の人が多いよな気がするのも気のせいか?で、それはともかく、あれって「青豆と天吾が十歳のときに手を握り合って、お互い忘れられなくて、運命の恋人として最後に結ばれるっていう構造ね。それが寓話だとしてもいいの、いいけれども、誰の神話だっちゅう話よ。男の神話でしかない」(@中村)の件は、そーゆー噺だったのか?1Q84?

 「妊娠したぐらいでいきなり変わるかっていうの。そこがリアリティないって言ってんだよ。女が妊娠した途端に仕事を放棄して、ただの恋する女になっちゃう。それって、男の幻想でしょ!」(@中村)って、本音ダダ漏れじゃまいか?じゃまいか?朝井さん(笑)

 でも「男の書く女でいいのがあります?」(@佐藤)って…それは言ってはいけないではなかろーか(笑)まぁ最近、猫も杓子もオチが嫁のおめでたか、マザコンかが多いからなぁ…殿方のドリーム全開なんだろなぁ(笑)まるめると「母性神話にさえ頼れば世の中に希望が生まれると考える男の幻想は、もういい加減にしろよって話よ」(@中村)って、最早身も蓋もないよな(笑)

 村上春樹に戻ると「「ノルウェイの森」を外務省の連中は好きですよ。偉そうな出世主義者の兄ちゃん(水沢さん)が出てくるでしょ。外務公務員採用上級試験に受かって女を適宜にあいわうやつ。連中はみんな、我々の理想だっていう感じで読んでましたよ」(@佐藤)って…みんなみんなもてたいんですね、わかります(笑)

 そんでもって「村上春樹さんはたぶんプロットを作ってないと思う」(@佐藤)って…お筆先ものキタコレってか?そーだったのか?村上春樹?

 小説論的なお話しになるのかなぁで「近代において、民族と小説とはパラレルに物語としての完結性を保っていたのが、ここにきて破綻してきている。小説は「つまみ食い」ができるようになった。つまり作者は素材を提供しているだけで、物語りの作り手は読み手なのだ、と」(@佐藤)と、ベネディクト・アンダーソン(政治学者)が言っているそな…噛み合わなくてもいいじゃないってか(笑)となると、みんな好き勝手に言える素材キタコレになるのか?小説って?

 ちなみに「1Q84」は欧州でウケるそな…かくて成功作品となる模様…「基本的に近代の散文というのはヨーロッパの人のものだから、学問もヨーロッパのもの。もっと言うと、ギリシアの伝統を引いてドイツで消化されたものだから、そこで面白いがられるものは、普遍性を一応は獲得できる」(@佐藤)という事になるそな…「それはヨーロッパ人が抱えている物語不在の状況を、かなり等身大で表現しているからです」(@佐藤)という事にもなるそな…何とゆーか、欧米か(死語?)なんですかねぇ?

 同じくなのかサリンジャーのフラニーとゾーイーについても語られているんですが、こちらの詳細も本書をドゾ。ただ、作家業なのか作家論なのか?サリンジャーは自分の為に書いているの件とのとこかなぁ?たいていは「読者のためと言いつつ、編集者の顔色を窺ったりとか(笑)。あるいはおカネのためだったり」(@佐藤)というのが現実らすぃ…まぁよくあるフレーズが、編集は最初の読者であるだよなぁ(笑)

 それから、「今、論壇が機能不全状況にあるでしょ。僕は日本の論壇、ないしは編集者の世界に以前から強い不満があって、男権主義的な、あるいはマッチョな体質にすごく違和感があるんです」(@佐藤)って、ホンマでっかぁーっ?片桐さん(笑)

 でもって「女性で論壇で活躍している人も、マッチョが多いんだよね。保守系の人もフェミニズム系の人たちも」(@佐藤)って、そーだったのか?朝井さん?

 後は、実はお笑い好きのこまちさん関係かなぁで、「お笑いが流行るのは、実は死を忘れようとしていることの現れだということですね」(@佐藤)と田辺元(@京都学派)が言っていたそな…こまちさん殺人課だし、とことん死にこだわりまっせなんだろか?うーん?

 何とゆーか、ものの考え方が違う世界があるというのを実感させてくれる本書かな?と…多分、キリスト教的に空気読めよってゆーのは、こゆのの下敷きがくっきりきっぱりお約束としてある世界なんだろなぁ…自明の理とも言うってか?

 終末遅延問題とか…何とゆーか、その感覚が凄いとしか言えねぇ…キリスト教って…詳細は本書をドゾ。他にもキリスト教史観でいくと「神学的には、人類史の最も悲惨な場面にキリストは降りてきたことになっており、これ以上は悪くなりようがないんです。あとは救われるだけという、いわば元本保証型ファンド」(@佐藤)に対して、「ユダヤ教は、この世に終わりがあることは信じていても、キリストが救い主だとは信じていない。元本は保証されていないんです」(@佐藤)という事になるそな…

 更に「イスラム教の場合、週末とか、そういうことはあまり考えないんです」(@佐藤)だそで、更に「イスラム教では現在という考えがない。これが、キリスト教、ユダヤ教との根本的な違いです」(@佐藤)だそで…一神教の中にも色々ある模様…イスラム教スンニ派マリキ法典学派の神学なんかについての詳細も本書をドゾ。イスラム的にはOKでもキリスト教的にはどよ?のよな?他にも時間結婚の概念とか、イスラムって…

 キリスト教に戻ると、「「主よ、憐れみを」という祈りにしても、ロシアでは人が神になれるという発想なんですよ。カトリック教会とプロテスタント教会では、神は何故に人になったかという発想で、基本的に上から目線なのに対して、ロシア正教では、神が人になったのは人が神になるためだと、下から上へなんですよね」(@佐藤)とな…キリスト教内も色々ある模様…

 後は、サブタイトルにあるよーに原発キタコレで、あの時何が起きたか?とゆーと、「白人は真っ先に日本を逃げ出した」(@中村)となる訳で(笑)ちなみにその心は「これまで第三世界でこういう事態になると、白人が襲われることが多かったからですからね。彼らはそれを本能的に危惧しているのでしょう」(@佐藤)とな(笑)でもって、「白人じゃなくても中国人も逃げましたよ」(@中村)には「あの人たちはそれが仕事だから。中国人というのは、危機を察知したら逃げ出すことでサバイブしてきた民族なんです」(@佐藤)って、逃亡が国是なのか…

 今回の事で、最早日本に政治とか、トップとかいらんとちゃう、ほっといても国民だけで回復しそーやねんな話のとこで、その為にただ一つ大事なポイントは「外圧がかからないようにすること。外国の圧力がかかると、国民たちには外交のノウハウがないから、とんでもないことになってしまう」(@佐藤)んだそな…鎖国したいでも、外務省が必要なのか?外務って仕事しないの総本山かと思っていたら、仕事していたんだなぁ(笑)

 国家の危機にどーすんよ?とゆーとある意味国民の総力戦となる訳らすぃ(笑)水先案内人の下、緊急事態を回避しないとな話なのか?で、トップの危機管理能力キタコレになるのか(笑)「僕は菅直人ってひと、好きか嫌いかでいうと大嫌いなんですね。人間としてチャーミングなところがなく、尊敬できるところがまったくない。私は人と初めて会うときは、その人の尊敬できるところを必ず見つけるんだけど、たぶんホステスさんなら彼のネクタイかカフスボタンを褒めるしかないような(笑)、彼はそんな類の人だと思うんですよ」(@佐藤)それが一国の首相なんて、ドンダケェー(死語?)

 「菅さんは怒鳴ることの専門家(笑)。でも、菅さんの、あの急に切れたりだらしのない感じ、あれは我々日本人の標準的な姿なんですよね」(@佐藤)なんだそな…大組織を動かすノウハウを持っていなかった人とも言うか?大きい仕事をしたことがなかったから知らなかったんだぁーって、いうのが一国の首相になれる国、日本、おすてきすぐる(笑)

 更に「確かに菅さんを好きな人、日本中で一人もいないと思いますよ。奥さんだけだと思う」(@佐藤)って…しかも「伸子夫人自身が「生まれ変わっても、(菅首相とは)結婚しない」と外国人記者クラブで言ってましたからね」(@佐藤)って、それでも選挙に受かるのが日本の不思議なところなんだろか?好き嫌いと票は違うってか?なるほろ、えらばらしものだったのにぃーっ(笑)

 実体験が無いなら無いなりに、サブカルとか文学とか、フィクション体験をしているかと言えば、「菅さんらにはそういう体験がない」(@佐藤)とな…あるのは「あの人たちは三つの原理で考え、動いていると思うんですね。合理主義、生命至上主義、それから個人主義。「最小不幸社会」なんていうものも、そこから出てくる」(@佐藤)とな…とっても米的ってか(笑)

 ここら辺りの近代、現代思想というか、歴史というか、国民性というかについての詳細は本書をドゾ。世界ってパネェ…でもって、日本人って…ただ、大きな危機に遭遇した場合、「一つにまとまらないと生き残れない」(@佐藤)にまで行きついてしまうのか…それって全体主義じゃね?ですけど、そして全体主義には苦いソレ、トラウマがキタコレですけど、それを今「同調圧力から逃げる自由を認める全体主義が必要なのです」(@佐藤)になるとな…こーしてみると全体主義、毒にも薬にもなるとゆー事か?猛毒が過ぎて、口にするのもアレだけど、でも君は生きのびる事が出来るのか?になれば、ハニー何とかしなくっちゃになるのだろーか?うーん…

 そして、更に「宗教というのも、やっぱり全体主義ですよね」(@中村)に「間違いなく宗教は全体主義です」(@佐藤)って…その自覚があるか?否か?の方が、正義とは何か?なんかより余程、人類の為になりそーな悪寒(笑)

 そんな訳でまずは「既存のまともな宗教のことを知ることには、大いに意味があるわけです」(@佐藤)という事で、何はともあれ相手を知れって事らすぃ…ただし「その意味において、アメリカのようにまともな宗教の影響力が弱いところは駄目。宗教が世俗化されていて、何でも金に換算されてしまう」(@佐藤)とな…もしくは「スピリチュアルや、占い師や、あるいはカルトに言っちゃう」(@佐藤)って…そーいや米ってそゆ国だよなぁ(笑)

 も一つ、神学ってパネェと思わされたとこで、否定神学とゆーのがあるとこだろか?神とは何か?とどんどん神でないもの、ことを否定していって残るものが神であるって…元祖消去法?ちなみにそれで何が残るかと言えば「否定できないもののあるところに神様ないしは宗教があるという」(@佐藤)って…どよ?「何かが残るの、かぎカッコ付きの何かが、言葉にはならない」(@佐藤)最早、禅問答のよーな気がするのは気のせいか?

 「神様がいないとしても、それでも人間の言語では説明できない何が残る。そこのところが実は一番重要であるという考え方なんです」(@佐藤)って、まず言葉ありきじゃなかったのか?で、それなのに、言葉にならない何かが残るって…トーシロというか、よそもんには分からない感覚だなぁ…更に「語り得ないことについて語る努力を続けていくこと、それが神学なんです」(@佐藤)って、ヴィトゲンシュタインさまぁーの立場は?

 後は、大きな思想と小さな思想かなぁ?近代から現代の病というか、迷いというか、迷走というか?どーなんだろ?でまぁ、「哲学というのはまさに男権的で、形而上学とか神の存在とかを前提に大きな思想を押し付けくるという批判があって、この百年ほどは、その大きな思想を崩そうとしてきたの。マルクス主義もその大きな思想の系譜だし、語れないことについては沈黙すべしとするウィトゲンシュタインもそう。それらに対してポストモダンは、小さな差異が重要なんだという考え方なんですね。ただし反哲学の考え方は、男権な原理に反対しているはずなんだけれども、反対の運動のプロセスにおいては非常に権威主義的、権力主義的で、「反権力という形を借りた権力主義」という面があり、やはり男権的なものから逃れられないんです」(@佐藤)とな…哲学、思想というより、政治とは何か?な気がしないでもないけど?それが男のサガなのねぇな浪花節か(笑)

 それと「浅田彰の「構造と力」が一九八三年に出て、そのあとの「逃走論」以後、大きな物語は要らない、なぜなら、大きな物語というのは共産主義がつくった抑圧論だから、とされたわけね。だから、大きな物語の抑圧構造を認めるのではなく小さな差異が重要になってきた。ただし、この小さな差異を追求していくと競争原理になっちゃうんです。少しでも差をつけて勝てばいい。だから、デリダとかラカンをいちばん読んだのは電通の連中です。ちょっとした差異をつければ商品にできる、というので広告の役に立つから。ひいてはそれが、今のこの日本の閉塞状況をつくっているとも言えるんですよ」(@佐藤)の件かなぁ…成程、仏哲学ってか?それにしても日本の何とか層の人達は仏哲学がお好きだよなぁ(笑)

 まぁ「理屈をいろいろ言う人は、それだけ深い闇を持っていて、その闇を闇のままにしておく、いつかバーンと撥ねて大混乱に陥ってしまう。そこへ陥らないようにするには、主客を超えるような瞑想術を身につけなればならない。これがカバラーの智恵の発想なんですよね」(@佐藤)なんだそな…もしやこれは准教授の事じゃまいか?と思ったのは気のせいか(笑)

 そんなおさらい(笑)「われを発見したのはデカルトで、われを失ったのがシュティルナー。そして、ニーチェで神まで失った」(@中村)とな…それぞれの思想についての詳細は本書をドゾですが、マックス・シュティルナー(@19世紀独哲学者ヘーゲル左派)のエピが凄い…「彼の思想にかぶれてロシアにはテロリストが急増した。自分の存在が疑わしいとなれば、人を殺しても自分を殺しても、何やったって構わないということですね」(@佐藤)って…露は昔からおそろしあさまそのものだったんだなぁ…

 豆知識的には、聖書による四つの福音書が、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネだそで、「旧約聖書の核となる「モーセ五書」が成立したのは紀元前四〇年ごろ、新約聖書で最初に成立したとみられるマルコによる福音書は七〇年代初頭とされています」(@佐藤)とな…

 「マルコ、マタイ、ルカの三つの福音書を「共観福音書」といい、これらは同じ歴史観、同じアプローチによって書かれています。ヨハネによる福音書はまったく別の世界観にもとづくテキストです。これはロシア正教など東方教会に大きな影響を与えました」(@佐藤)となな…ちなみに「カトリック、プロテスタントは三つの共観福音書の影響が色濃いのです」(@佐藤)とななな…そーだったのか?福音書?

 更に「マルコと同時期にもう一つ、業界用語で「Q」と呼んでいる謎の「福音書」があるんです。ドイツ語でクヴェレ、資料という意味ですが」(@佐藤)って、そんなのあるんだぁー?

 聖書的な豆でいくと、ヘブライ語からギリシャ語に訳しますたの件で、「けっこうたくさんの誤訳が生じた」(@佐藤)とゆーのはありがちな話だと思われですけど、「典型的なのが処女降誕の「処女」。ヘブライ語では単に「年頃の女」だったのに、ギリシアには処女神であるアルテミス信仰があるものだから「処女」と訳しちゃった」(@佐藤)って…しちゃったで済む話なのか?キリスト教?「イエスを産む前も処女だけれど、生まれた後も処女である」(@佐藤)そーですよ、奥さん(誰?)

 紆余曲折の詳細は本書をドゾですがつまるとこ「カトリックと正教会はマリアに子どもがいたということは伏せておきたい傾向がある。それは教義として定着してしまったわけです」(@佐藤)って…そんな訳で「誤訳問題には踏み込まない。それが今の神学における主流の立場です」(@佐藤)「都合の悪いことについては黙る、というのが優れた神学者に求められる資質です」(@佐藤)とゆー事になるとな…神学者ってパネェ(笑)

 マリア様は続くよどこまでもぉで、「第一バチカン公会議で決めたんです。人はみな原罪を持っているが、マリアは神によって孕み、イエスを産んでいる。したがってマリアだけは無原罪である-こういう理屈ですね。正教会もプロテスタント教会も、一般信者と同様にマリアにも原罪を認めているのに、カトリックだけは認めていないわけですね。そもそも、無原罪の者(マリア)から原罪の者(キリスト)が生まれるものだろうかという議論は、キリスト教成立以来千五百年ほど続けられてきたのに、十九世紀の半ばから終わりにかけて急に煮詰まって、マリアは無原罪であると決定したのです」(@佐藤)って事で、カトリック的には今のとこ天国にいるのはイエスとマリアの二人のみの世界なのか?て事は原罪があるから最後の審判待ちなんだろか?キリスト教的には?

 これも豆知識になるのだろか?で、新約聖書の中でキリストは人々と共食するシーン多いよね?で、「ロシアか中央アジアではシャシリク、中東ならケバブ、それからアメリカでもヨーロッパでもバーベキューが好きでしょう。バーベキュー・パーティ」(@佐藤)キタコレで、それは「肉を焼く煙が空に上り、神様と共に食べているということなわけ。神と共食をする。そういう刷り込みがあるから、あの人たちは野外でものを焼くのが好きなんですよ」(@佐藤)とゆー事らすぃ…あれも一つの神事なのか?

 これが更に「ホロコーストというと、ナチスによるユダヤ人の虐殺のことを指すけれど、もともはヒツジの丸焼きなんです。真っ黒に丸焼きしてしまうと、人間は食べられない。すべて煙になるということは、誰が食べるのか」(@佐藤)という事で、答えは、神様って…「ユダヤ人たちがアウシュビッツのガス室で殺され、焼かれて煙になった。それはすべて神様に捧げられたのだというイメージなんですよ」(@佐藤)って、ホンマでっかぁーっ?そーなるとWWⅡって、もしや宗教戦争?

 も一つ、「異端者は破門にされ、火あぶりになったでしょ。あれはプロテスタントが出てきて以降のことで、カトリックは異端に対して比較的寛容だった。異端者は共同体から追い出しはするけれど、殺しはしなかったんです。で、彼らは森の奥に行くしかなくて、そこで自給自足の暮らしを送った。それが、人間から狼に変わったという「狼男伝説」となったわけです」(@佐藤)ってホンマでっかぁーっ?ウォォォォーン(笑)

 それと天譴論のとこか…「人間が傲慢になってしまった。それに対する天の戒めである」(@佐藤)のバターンとな…「何も悪いことをしていないのに多くの人が死ぬようなことが起きるのは、その集団全体に対する警告なんだということですね。悪い奴がやられるのであれば、それは因果応報なんです」(@佐藤)とな…

 これは豆知識というよりそーなの系なんですが、「いま典型的なヒステリー症状ってないんです。理由は簡単、かつてのような形の男性による抑圧がなくなったから」(@佐藤)って、そーだったのか?ヒステリー?キレル人はやたら増えたよーな気がするが、それはヒステリーではないのね…

 後、言葉的なとこで「自分の力を世のため人のために使いたいと積極面に表れると翼賛、それに対し、他人に迷惑をかけるのはやめようと消極面に表れると自粛になるんです。翼賛と自粛はコインの表と裏なんですよね」(@佐藤)って、そーだったのか?翼賛?何か翼賛という単語に対しては日本人はアレルギーがあるからなぁ(笑)

 これはある意味、本書での一番の注目点じゃまいか?で、震災で色々と不足しましたが、印刷のインクもその一つで、黄色のインクがないとあーら大変なんでございますよ、奥さん(誰?)それは何故か?とゆーと「黄色がないとエロ雑誌が困るらしいね」(@佐藤)とゆー(笑)そー黄色のインクがないと「乳首の色が出ないんですって」「乳首の色がちょっと緑っぽくなったりするだけで、本の売上にすごく影響するって言ってました」(@佐藤)って、そーだったのか?片桐さんっ(笑)

 後、本書の著者ならではの外務省あるある(笑)「外務省とか財務省では全員、競争が好きてで、自分は頭がいいと思ってるやつばっかり。競争試験を通り抜けてきてますからね。キャリアもノンキャリアもそう。で、人間には二通りあるの。そのスノビズムを隠す知恵があるやつと、剥き出しでいるやつと、あとのほうはそれほど出世しない。敵が増えちゃうから」(@佐藤)という事になるらすぃ…成程、霞が関、「自己顕示欲と他者への優越感にまみれて俗っぽいやつが」(@中村)いぱーいってか(笑)

 更に外交豆知識(笑)英のサッチャー首相の場合、「サウジアラビアに公式訪問して、ファハド国王と会うことになった。ところが、女であるサッチャーを国王に合わせるわけにはいかない。あの国は女が政治に参画しちゃいけない国だから」(@佐藤)とな…でサウジ側はどーしたか?とゆーと「宗教評議会を開いて妙案を考え出したんです。サッチャーは見た目は女だけれども、あの人間のなかでは明らかに男の要素が勝っている。だから宗教的観点から男であるという判定を下して、男として王宮に迎え入れられたわけです。いわば、本人の自覚していない性同一障害者として(笑)」(@佐藤)って、鉄の女は、鉄の男であったのか…

 他にというと米か…「アメリカは「適正」とか「数量化」に頼って動いている。なぜなら、いまだに啓蒙思想を後生大事にして合理性を信じるという、一種の宗教が支配している国なんですよね。しかも間が悪いことに、その宗教が産業社会・経済社会にうまくフィットして超大国になっちゃった」(@佐藤)とな…まぁ究極の今でしょ(死語?)なのが米って国だろからなぁ…歴史がない国ってこあいというより、その過去を想定できない感性って、相当にヤバイって事か?百年前、五百年前、千年前、当時の人の感覚、立場、思い、生き方、まぁ色々あろーけど、それに思いを馳せる事が出来るか?否か?今なら、相手の立場になって考える事ができるか?否か?まぁだから、米人って、米の正義を誰にでも臆面もなく押し付ける事ができるんだろーなぁ(笑)それ以外は、本当に想定外なんだろーし、想定外のものは正義ではない、正義でないんだから考慮する必要なしとか(笑)

 そんな訳で「新自由主義的な教育で育つと古典を読んでも理解できないだろうし、古典を読まないと菅さんのような人間になっちゃう。非常に重要なものがアンテナに引っかからなくなるんですよ」(@佐藤)って…さすがに菅と一緒にしたら、気の毒な気がするが(笑)

 それと現代人の信仰の最大対象キタコレで、「我々にとって最大の洗脳は「貨幣」ですよ。十八世紀後半に産業革命がイギリス社会で定着するまでは、貨幣がなくても人間は生活することができた」(@佐藤)じゃね?貨幣経済と言いつつ、それがここまで拡大したのは200年位の事なのか?その信仰の総本山が、ウォール街であり、シティであり、チューリッヒなんだろなぁ(笑)

 結局、これで世界制覇キタコレになるのか(笑)「アメリカは北米・南米の共栄圏で頑張っていればいいのに、なんでアジアまで来るの。イギリスはヨーロッパに留まっていればいいじゃないの、ということですよね」(@佐藤)となり、よーするにこれは「利権のためですけどね(笑)」(@中村)とゆー、ただそれだけよぉなんじゃね(笑)「その利権の根っこにあるのが個人主義であり、自由主義であり、さらには経済至上主義だ。そういう考え方だと、結局は強いものが世界を席巻していく」(@佐藤)という事になると…まぁだから、金だっ利権だってのを正義だって言い換えて塗り替えいってる訳で、米様は(笑)成程、女王様は赤いバラがお好きってか(笑)

 かくて「今のEUの思想も多元的全体主義の発想なんです。ロシアのプーチンたちがやっているユーラシア主義というのも、多元的発想。今、世界で普遍主義を唱えているのは、中国とアメリカとアルカイダだけですよ」(@佐藤)って…もしかして、はいここ笑うとこなんだろか?ってゆーか、笑うしかないよーな気がするのは気のせいか(笑)

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載で名言満載ですので興味のある方は本書をドゾ。例えば、「青春を通りすぎた人間だって、どうしても清濁併せ呑むことができない気持ちはあるんですよ。美しいものと醜いものとは分けてしまうしね」(@中村)とか、「幸せのマニュアルは書けないんですよ。不幸せのマニュアルは書けるけどね。そういう非対称性があるんです。確実に人を不幸せにするシナリオっていうのはある」(@佐藤)とか…心当たりが多すぎるというより、人間だものの世界かなぁ(笑)

 最後に一つ、いやはや全くその通りの一言を「教師が優秀であれば、学ぶことは至上の快感だ」(@中村)でしょか?まさにこれこそ完全に同意じゃね?やっぱ、教師の質、これ一番大事(笑)ですよね、安西先生っ♪

 目次参照  目次 文化・芸術

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