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2017年1月17日 (火)

バックレる(笑)

修羅場の極意  佐藤優  中央公論新社

 人生指南書だろか?うーん…何とゆーか人は、関係性を持続させる事が苦手な生き物ではなかろーか?まぁ相手は人でも物でも何でもいいんですが(笑)常に初対面なら、あら?で済んで、ネクストワンに行くじゃなぁーい(笑)で、じゃっで済むと思われ?となると、修羅場との遭遇って、何かを続けた結果、もしくは何かを続けたい結果、なんじゃなかろーか?よーするに、じゃっでは済まない関係性の清算はどーするか?のよな?

 まぁそんな個人的な推測はともかく、本書は、人生でこんな時どぉするぅー?の答え探しというか、退避の仕方かなぁ?それを先人の教えに基づいて見てみよーとゆー話のよーな気がする(笑)

 で、そんな道を指し示してくれる偉人のみなはまは、ニッコロ・マキアベリ、イエス・キリスト、フョードル・ミハイロビッチ・ドストエフスキー、アドルフ・ヒトラー、オットー・ケルロイター、エドワード・スノーデン、内村剛介、宇野弘蔵、ディートリヒ・ボンヘッファー、安藤美冬、ロバート・ラングトン教授(「インフェルノ」ダン・ブラウン)、西原理恵子とな…

 彼ら、彼女らから何を学ぶか?それが問題だってか(笑)ちなみに修羅とは、阿修羅の略だそーですよ、奥さん(誰?)

 アリス的に、修羅場というとカンヅメか?と思うんだが、如何なものか?となると、絶叫城とか、鍵のとこになるんだろぉか(笑)まぁアリスの場合は己(時間?)との戦いだしなぁ(笑)

 他にアリス的というと宇野弘蔵のとこだろか?で「宇野は、経済学と小説を読むことがインテリになる秘訣」と言ったそな…となると、経済学部でミステリ研のモチさん達キタコレってか(笑)

 「実業家や政治家は絶えず実社会に接触しているという自信があるわけですね。それで小説なんかバカらしいものだと思っているんですが、ほんとうは彼ら自身の世界のなかにしかいないので、むしろ小説を読んだ方が自分たちの居場所がよくわかっていいのです。自分たちが宙に浮いていることがよくわかるのです。すぐれた小節を読まないために彼らにはいい政治ができないのではないですかね」(@河盛好蔵/仏文学者・批評家)とな…

 それを受けて「政治家にしてもそういう自分の居場所のわかるインテリになってもらいたい。インテリだったらナチスのようなことはできないのではないかと思うのです。あれは非常に簡単に実践的に考えて、なんでもできるという考え方からやる点でも最もインテリでないものの政治といっていいと思うのです」(@宇野)となな(笑)てめぇ、さしずめインテリだなってか(笑)

 さて、いちばーんマキアベリいきまっすで、ルネサンスとは政教分離を自覚した時なのか?「神の意思と国王の宗教的な情熱や個人的資質が国家の明暗を左右」するものではなく、政治は政治なんだよって独立して考えよーの世界に突入した模様…

 政治家のトップとして必要な資質とは、「疑い深いが、同時に人間味を持たなくてはならない」そで、更に「国民に愛されるとともに恐れられる国王」なれってか(笑)

 そもそも人間とは「恩知らずで、むら気で、猫かぶりの偽善者で、身の危険をふりはらおうとし、欲得には目がないもの」(「君主論」マキアベリ)じゃまいかとな…

 とゆー事で、「修羅場で、守勢になった側での裏切り行為は、ごく普通の出来事だ」になってしまうらすぃ…「政党、官庁、企業は利益共同体(ゲゼルシャフト)なので、人間関係は、基本的に打算に基づいて構築されている。政治家や官僚の派閥も、守勢になると崩れてしまいやすいのは、利益共同体の本性からして仕方のないことだ」そな…何気に著者、実感がこもっていないか(笑)

 まぁともかく、マキアベリ的には「人間の本性は悪である」が基本ポリシーじゃね?で「性悪な人間たちによって作られる世界は、基本的に悪だ」とゆー論理になるらすぃ…なので「政治の目的は、性悪な人間が作った社会における不幸を減らすこと」「最小不幸社会」の実現に向かってエイエイオーってか(笑)

 でもって、愛されるよりは恐れられるトップでいよって事で、「恐れられるためには、暴力装置を持っていなくてはならない。そして、必要なときは、暴力装置を毅然と発動する」そな…ただし、略奪に使ったら際限ないよって戒めもしてるあたりマキアベリ先生はよく見てる(笑)

 さて、君主のあるべき姿について色々あらーなですが、マキアベリ先生によると君主の必須アイテムは決断力となっ「国民から軽蔑されると指導者の力は急速に衰える」の件は、成程12年の年末(笑)「軽蔑されるのは、君主が気が変わりやすく、軽薄で、女性的で、臆病で、決断力がないとみられるためである」(@マキアベリ)って、もしかしてはいここわらうとこなんだろか(笑)でもって、更に「指導者にこびへつらう茶坊主ばかりを周囲に集めるという罠に凡庸な指導者は陥ってしまう」そな…周りはイエスマンばかりで、それ以外は怒鳴りつければいいんだわってか(笑)

 二番、イエス・キリストの場合は、あの有名なお言葉、汝の敵を愛せ、でしょか?これ一般に博愛精神の賜物じゃあーっとなっているけど、「あくまでも敵は敵なのである」とな…「わたしが来たのは地上に平和をもたらすめだ、と思ってはならない。平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ。わたしは敵対させるために来たからである」(「マタイによる福音書)10章34-36)って…そーだったのか?聖書?

 「イエスは、まず敵と味方をはっきり峻別せよと説いている。その上で、敵を愛するのである」とな…なるほろ、キリスト教では愛は努力の賜物なのか?まっ「敵を愛するという気構えを持つことによって、戦いを有利に進めることができるのである」じゃねって事らすぃ…もしや聖書って喧嘩の勝ち方指南書だったのか?

 その他神殿で屋台追い出しますたが何か?とか、いざとなったら実力行使派だったのか?キリストとか、こちらの詳細は本書をドゾ。

 そして露の文豪ドストエフスキーきたこれってか…波乱万丈のドストエフスキーの生涯についての詳細は本書をドゾですが、人生において「ひとたび死刑判決が確定し、そこから恩赦で命拾いをしたという修羅場を経験している人には、生き残るための処世術が身につくというのが筆者の作業仮説だ」そな…

 そして、国家パネェと思うのはそれを逆手に使いますが、何か?を平気で仕掛けてるとこだろか?革命家を逮捕しました、死刑にしましたでは、「殉教者に対する尊敬が深まりかねない」とな…だからこそ、「一旦、死刑を言い渡した者に恩赦を与えることで、国家は人を殺すだけでなく、生かす力もあるのだということを皮膚感覚で政治犯に叩き込む。このような体験をした人は、その後、一生、国家を恐れることになるという現象」を、国家側は熟知しているとな…

 そんな訳で、ドストエフスキーが「専制政治、ロシア正教の熱烈な擁護者になったかがわかる。ドストエフスキーは、革命運動に関与して死刑になる覚悟はできていた」そな…ただし「国家が死刑囚に対する恩赦という形で、人間に命を与えることができるという現実を体験した後、ドストエフスキーは死ぬことが心底怖くなってしまったのである」とな…それが作品に反映されているそで、こちらの詳細は本書をドゾ。なるほろ、人間生き延びた後の生き方が大切なんだなぁ、源次郎ってか?

 で四番手がこれまた強烈なのが来たぁーっでアドルフ・ヒトラーですよ、奥さん(誰?)で、本書では思想とは何か?に言及していらっさいます。「思想には知的に優れたものと、そうでないものがある。また、影響力がある思想と無力なものがある」のだそな(笑)で、ヒトラーの思想は粗雑であり、影響力のある思想とゆー事になるらすぃ(笑)

 まっ詳細は本書をドゾですが、聞き捨てならないとこでは「「私には権力欲がない。なりたくて政治家になったわけではない。他にまともな政治をやる人がいないから、日本の生き残りのために私が政治に関与せざるを得なくなった」というような話をする永田町の政治家(国会議員)はよくいる。大多数は、自らの謙虚さを示すレトリック(修辞)として、このような話をしているので無害だが、本気でこういうことを信じている政治家がいるならば、その人にはヒトラーと同じ素質がある」のだそな(笑)

 どゆ事とゆーと「政治とは、権力闘争であるが、同時に折り合いをつけるゲームである。絶対に正しいと信じて権力闘争を行う政治家には歩留まりがなくなる。また、権力欲がなく、もともと政治に関与するつもりはなかったと考える政治家は、裏返して言うならば、「現在自分が政治家であるのは人知を超えた天命である」という認識を持っているということになる。この種の召命感ほど質の悪いものはない」って、なるほろ原理主義ってか?

 てな訳でヒトラーの政治思想とは「民族の生き残り」これ絶対とゆー事に帰結しているそで…「文字通り、ドイツ人が生物として生き残るために食糧を確保する」事に邁進する事になるそー…ジャガイモと小麦は大切にってか?

 そして対ソ戦、バルバロッサきたこれですけど、「ヒトラーは、スターリンによって指導されるソ連の本質が、専政帝国であることを見抜いていた」そで、よってスターリンを倒せばその後継者に「スターリンと同様のカリスマ性を維持することはできない」じゃまいかで、スターリンを打倒し、「東方のスラブ世界をドイツ民族が半永久的に食糧を確保するための植民地にできる機会は今しかないとヒトラーは判断したのである」とな…うーん、ヒトラー的には、ギリシャェ、もしくはイタリアェなんでしょかねぇ?

 そして、この人は誰?のオットー・ケルロイターなんですが、こちらもヒトラー繋がりなのか?で「アドルフ・ヒトラーが権力を奪取した一九三〇年代初頭には、哲学者のマルティン・ハイデガー、プロテスタント神学者のフリードリヒ・ゴーガルテン、政治・公法学者のカール・シュミットなどがナチスに近寄ってきた」そで、オットー・ケルロイターは「ワイマール憲法を改正せずに、実質的なナチス憲法を成立させるという悪知恵を出した、ナチス体制の立役者の一人だ」そな…ナチス、人材豊富だなぁ(笑)

 こちらの詳細は本書をドゾですが、よーするにケルロイターとゆーお人は「憲法改正手続きが面倒ならば、現行法体系と矛盾しても政治的に都合がいい法律をいくつも通していけば、実質的な改憲が可能になる」をゆー事を押し通したお人とゆー事らすぃ…ワイマール憲法は永遠に不滅です(笑)まっ何事にも法に抜け穴はあるし、それは憲法でも、そんなの関係ねぇー(死語?)って事か…

 後は豆的になるのか、ナチズムとは何か?で「ナチズムが生き残るためには、常に敵をどこかに探し出し、永続革命を行わなければならなかったのである」って、それってどこかのくnゴホンゴホン…

 そして時代は現代へで、エドワード・スノーデンきたこれってか?国家の秘密というか、諜報活動って何だ?に突入したよな?スノーデンがすっぱ抜いた情報の数々についての詳細は今更なので…まぁ、現代はコンピュータ、ネットetc.諸々を切り離せない時代でして、それを一番上手く操れる人種が、コンピュータおたくとゆーか、ハッカー的とゆーかな方々、ギークじゃねで、そしてこれらの人達はアナーキズムと親和性が高いって事じゃね?「国家や民族」なんてそんなの関係ねぇー(死語?)とゆー…

 ちなみにインテリジェンス機関というのは、その逆張り、まず国家ありきの世界じゃけんでして、そら、お互い相容れあう訳がないよな(笑)その最たるものプーチン的には「裏切り者は敵より重い」ですしおすし…

 こちらの詳細は本書をドゾ。どちらも思想の対立、もしくは面子の対立、生き方の対立ですから、この件に落としどころってあるのだろか?ろか?

 次は内村剛介なんですが、ロシア文学者で思想家なんだそな…こちらの詳細も本書をドゾですが、内村氏はシベリア抑留経験者と言えばなるほろな世界が展開していく模様…で、著者の経験と重ねて思ふと…ええ、独房での過ごし方でしょか(笑)

 「独房でもっとも辛いのは、起訴後に検察官面前調書が差し入れられ、かつて信頼して一緒に仕事をしていた外務省の上司、同僚、部下が、筆者や鈴木宗男氏を陥れるために供述した、事実を歪曲した内容、ときには完全に捏造された物語を読まされたときの衝撃だ。このときも自己崩壊を防ぐ上で内村氏の人間観が役に立った」とな…まぁ世の中、嘘書いちゃいけないんですかぁーっと、捏造は報道と言論の自由ですだしなぁ(笑)まぁいざという時に人は確固たる信じる寄る辺を持つ事が出来るのか?それが問題だってか?

 そして宇野弘蔵で経済学キタコレなんですが…詳細は本書をドゾ。次はディートリヒ・ボンヘッファー「アドルフ・ヒトラーに抵抗して処刑されたプロテスタント神学者」ご登場でございまする…

 何か本書、対ナチとゆーか、20世紀中葉のそれ多しな気がしないでもないが、気のせいか?まぁそれはともかく、悪とは何か?で「自分の意志や自分の利益以上の律法を認めない道徳的シニックスを、聖書のよび名で「この世の子ら」または「闇の子」と名づけ、私的利益をより高い律法のもとに従わせねばならないと信ずる人々を、「光の子」と名づける事にしよう」(@ラインホールド・ニーバー/プロテスタント神学者・倫理学者/米)と前提して、「闇の子らは、自己が絶対最高の基準であって、彼らはそれ以上の律法を認めないがゆえに、闇の子らは悪である。彼らは悪であるが、私的利益の力を見抜いているゆえに賢い」(@ニーバー)となるそな…なるほろ、タックスヘイブン?なるほろ、オフショア?

 で、「「闇の子」の力を最大限に利用したのがアドルフ・ヒトラーを中心とするナチス主義者だ。ヒトラーたちは、言葉を自らの権力を獲得し、維持するための道具としてしか考えなかった。ヘイトスピーチによって、ユダヤ人に対する憎悪を煽り立て、アーリア人種の優越性、美しさを強調することで、ドイツ人を動員した。しかし、言葉によって真実を伝えようという誠実さを、ナチス主義者は当初から持ち合わせていなかった」とな…まぁ言葉は、比喩とか、注意喚起なら、何使って言ってもいいっていうのが、ニッポンのミンシュシュギらしーからなぁ(笑)

 でで、これがイエス・キリストの場合どよ?って言うと「イエスの場合、言葉と行為は分離されない。言葉即行為、行為即言葉である」とな…まぁこの感覚の違いが、わっかるかなぁーわかんねぇーだろーなぁーが、己の品性の分岐点ってか(笑)

 そして、現代からもで安藤美冬ですが、こちらは徹底した性善説的生き方のすゝめだろか(笑)ですので、詳細は本書をドゾ。そして今度は、小説の登場人物来たぁーっで、ラングトン教授の出番ですってか(笑)

 ちなみにラングトン教授の専攻する宗教象徴学って何だ?ってゆーと「聖画や宗教儀式のシンボル(象徴)から、日常的には意識されていない意味を読み解いていく作業だ。心理学的知識も必要となる」そな…

 も一つ、キリスト教的豆知識で、煉獄って何だ?も「カトリックの教義で、死後、地獄に堕ちるような大きな罪は犯していない人々が、天国(パラディーゾ)に行くための待合室だ。そこでは、魂を清め、天国に行くための試練を受けなくてはならない」とな…

 まぁラングトン教授のインフェルノについては、小説をドゾでしょか?結局、米人の行動原理万歳って事なんですか?そーですか(笑)

 最後の12番目に登場するのは西原理恵子(漫画家)でして、ここはいきなり著者との対談になっておりまする…この対談は人類の叡智が詰まっているのか?それが問題だってか(笑)

 まぁこちらはお役人あるあるが面白いか?例えば、「役人という生き物は笑われることが一番苦手です」とか、「外務官僚になるような奴らは概して中学校時代までにいじめられた経験がある」とか、「エリートと喧嘩する際には中学校までのトラウマをどうやって引き出すかが大事なポイントになります」とか、「仕事を取るか、女性を取るかと役所に迫られて、女性を取ったのは一人だけ。実にいい奴でした。でもそれ以外はみんな逃げることばかり考えいる」とか、「外務官僚って基本的には任地でプライベートの友人を作ってはいけないんです。後任に引き継がなくてはならないから、任地を離れたら連絡を取るのもやめるように言われました」とか、「概して外交官は、「利用」「非利用」で人間と付き合うような傾向がある」とか、「政界でも官僚でも人を愛することができない人っていますね。愛着障害のようなものでしょうか。そもそも自分のことが愛せない。ものすごく高い理想を掲げて、そこから遠い自分が好きになれない」とか、「東大を出て超有名企業に勤めても、上司の顔色ばかりうかがって、人間としての誠実さを失っていくようなエリートはいっぱいいます」とか、「先輩たちが、完全徹夜や半徹夜を繰り返していたのは、無駄な仕事が多いのと要領が悪いからで、そもそも官僚が国益のために一生懸命仕事をするのは、それが自分の出世につながるから」とか、実に男性社会乙じゃね(笑)

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。最後に一つ(二つ?)ハーヘーホーと思わされたとこをで「ユダヤ人は子どものできがいいと、財産を残さない。できが悪いと、持って逃げられる範囲で財産を残してやろうとします。どんな時代になっても頭の中にあるものは持って逃げられますから最強です」って、まず自分の子供の出来が客観的に判断できる親パネェじゃね?それがスタンダードなんてユダヤぱねぇ、さすが五千年の歴史は違うってか?

 まっそれに付随してじゃないけど、「東大式勉強法は、二十一世紀の国際基準に照らしても、十分対応できると思う。米国型の実学志向に惑わされない方がいい」でしょか(笑)もー米はプラグマティズムの地平の果てまでいっちゃったん感じだからなぁ(笑)

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