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2017年1月 6日 (金)

列車の旅をお楽しみになったことでしょう(笑)

乗らずに死ねるか!  黒田一樹  創元社

 サブタイトルは、列車を味わいつくす裏マニュアルでして、表紙コピーが、鉄道会社の思惑と全く無関係に独断と偏見でよりすぐった列車を凄腕の経営コンサルタントが入魂のプロモーションだそな(笑)所謂一つの鉄道エッセイ集と思われなんですが、鉄オタの鉄オタによる鉄オタの為のな雰囲気満載かなぁ(笑)一つの項は、鉄道各社の列車の一つの形式を選択して語るのノリなんですが、ここからして、トーシロは〇〇系って何ですかぁーな世界が展開していると(笑)

 とはいえ、著者的には、「一見、何の変哲もない列車に乗りながら、五感のセンサーを研ぎ澄まし、そこに隠れる物語や、車両に隠れた深遠な設計思想を発見・体感する、いうなれば「パッセンジャー・エクスペリエンス」に知的体感を見いだすのです。乗る快感を静かに深く味わう行為には、極私的な趣味活動を秘めごとにしておく効果もあります」とな…趣味とは密かに楽しむものらすぃ(笑)

 まぁある意味、どんな電車、列車にも物語があるとゆー事か?それを共有できるか?否か?そして、それを己の特別にするか?否か?はそれこそ千差万別、個人の好みの問題のよーな気がしないでもないが?趣味とは、共通性の中の徹底した差異性にあるんじゃなかろーか?と本書を拝読してふと思った?

 傍から見る分には、その違いってそんなに問題視する程のものか?とトーシロは思うが、中の人達にとっては、それが問題だ、どころか大問題だですから(笑)結局、趣味って違いが分かる男の何ちゃらの域から出ないのか(笑)ちなみにその領域が、時にEEZだっだり、ADIZだったり<、TPPだったりするんですね、分かります(笑)

 アリス的には、アリスも鉄オタだからなぁ(笑)こちらの掲載されている車両は、多分、全て乗車経験あったとしても驚かないんですけど?゛とよ(笑)

 さて、そんな中、やっぱ関西圏でしょ?で、京阪800系京津線普通キタコレで、「東の京急と並び、西の京阪ファンの熱狂ぶりが知られてきたのは二一世紀に入ってからではないだろうか。関西私鉄で唯一、球団を経営せず、大阪側・京都側ともに壮麗なターミナルを失った京阪電車は、そもそも通好み的存在である」って、そーだったのか?アリス?

 鉄道関係に疎い上に、地理にも疎いので、一体京阪電車がどこを走っているのか?全然ピンと来ない上に、京津線というのがこれまたどこを走っているのか?もこれまたピンとこず…太秦天神川-浜大津ってどこ?尤も、車両的にも「京阪の車両には、使い込むうちに味わいが出て、尻上がりに評判が高まってゆく傾向がある」というから、知る人ぞ知る実に玄人好みの鉄道らすぃ…

 ここの項で一番ホエェーと思わされたとこが「特殊装備を満載した800系は一両あたり価格が約二億円。E231系列なら約九千万円。500系のぞみで三億円。一六・五メートル車の800系は床一坪あたりに換算すると日本一高価といっても過言ではない」って…車両っておいくらおくえんの世界だったのか?しかも一両でって…

 また、近鉄26000系特急さくらライナーの項では、「日本最大の私鉄・近鉄は名阪・名伊・京伊・京奈・京橿・阪伊・阪奈・吉野と八系統にも及ぶ特急ネットワークを誇る」って、ホンマでっかぁーっ?いやぁ日本一の私鉄が近鉄とは知りませんでした…

 でもって、このさくらライナー、あべの橋駅から出発するらしいのですが、この移り変わる車窓の情景がこれまた凄いので詳細は本書をドゾですが「藤井寺を過ぎるあたりから古墳が目立ちはじめる。道明寺で南南西、長野線を分岐する古市ではほぼ東へと連続する究極線を抜けると、沿線は田園風景だ」の件で、普通に古墳がある風景というのが、凄すぎると思うのは気のせいか(笑)

 他に掲載されている関西系の車両としては、阪急7000系神戸線特急、南海10000系特急サザン9号、神鉄1000系列有馬・三田線急行とかありまして、後は、J%西日本関係で、381系特急やくももあると思いますなのか(笑)

 後は、スイス時計絡みで、「大井川鉄道は七七年にスイスのブリエンツ・ロートホルン鉄道と姉妹提携を結んだ上に、ダムに水没する線路を付け替えた九〇年には、スイスに三〇ヵ所ほどあるアプト式鉄道を採用したので、スイスとは縁が深い」って、そーだったのか?大井川?

 他にアリス的というと、JR西日本キタコレで、「民営化後のJR西日本にとっての関西圏はまさにドル箱。私鉄各社のターミナル主義に対抗する「アーバンネットワーク」を掲げ、シームレスな乗り継ぎ網を構築し、攻勢に転じてきた」そな…「特に、震災で寸断された阪神間をいち早く復旧されるとともに、復興の象徴として時速一三〇キロ運転ができる223系を前倒してで導入、JRを利用「せざるを得なく」なった乗客はその利便性に気づき、そのまま私鉄二社には戻らなかった」って、ホンマでっかぁーっ?JR西日本というとスピード出し過ぎで脱線事故のイメージしかなかったけど、そーでもないのか?

 それと、これもアリス的に入るのだろかなエピで「一人旅は退屈だし、男性との温泉旅館などまっぴら御免だ。かといって、そう簡単に宿泊を伴う「乗り鉄」に誘える女性が(妻を含めて)いるとは限らない」の件のとこで、ただ蟹食べに旅に出るどこぞの二人って一体?それにしてもこれが殿方的にはジャスティスだったのか?うーん、もしかして著者40歳過ぎてポルシェ購入派か?

 まっとにかく、多分、濃いぃぃんだと思う(笑)説明というか、解説が色々と出てくるのですが、普通に出てくるその単語からしてもー業界用語というか、専門用語で、これが何を指しているのか?トーシロにはちんぷんかんぷんでして、何かは知らねども、凄いだろなぁと感心するしかないにわかでござるってか(笑)なので分かる人は本書で呻ってくらはい(笑)

 そんな訳で、面白豆知識なとこをトーシロ的に、例えば京急には日比野イズムがあるとか(笑)西武の場合は、「お金をセーブ鉄道」とか(笑)まぁ西武のとこでは「20000系の製造が打ち止めになった理由が、技術の進歩ではなく、二〇〇四年の証券取引法違反事件を境にした企業改革下におけるリ・プランディング戦略にあるのは残念だった」ですから(笑)

 後、私鉄つながりで、「私鉄は、その発祥や性格によって「汽車型」と「電車型」の路線に分かれる」んだそー「前者は主に郊外路線。後者は都市間路線に該当する」とな…しかも、この「電車型路線の多くは、国鉄と競合する区間を結ぶため、お国に喧嘩を売るとはまかり成らん、とされるのを恐れ、運輸省管轄の「地方鉄道法」ではなく建設省管轄の「軌道法」に準拠した路面電車として開業した。いきおい急曲線も多く、二〇メートル四扉の大型車は導入できず、いまだに一八-一九メートル三扉の中型車が主流である」って、そーだったのか?日本の私鉄?

 後、これは豆知識というより業界では常識なんだろーけど、「中央本線は東名双方から建設された経緯もあり、塩尻を境に東京方面は「中央東線」、名古屋方面は「中央西線」の名が定着している。国鉄の分離民営化後には、東線はJR東日本、西線はJR東海に属し東西を直通する旅客列車はもうない」のだそな…まぁJRの民営化で近場は便利になったかもしれないけど、遠距離は不便になったよなぁと、トーシロでも思うからなぁ…

 ライン的なとこでは、米子・松江・出雲に向かう場合、山陰本線を使うより、山陽本線を利用していくルートの方が距離的には長くとも、最速ルートだったそで…その心は、山陰本線は単線、山陽本線は複線だからって、やっぱやっぱどんな交通もトラフィックか太い方がいいってか?

 他には、そのJR東海絡みで、「今も車両番号の表記に伝統のスミ丸ゴシックフォントを使うように、JR東海の車両は最も「国鉄らしい」あるいは「保守的」な空気をまとうと私は感じている」そで…何とゆーか、JR東海のって東海道新幹線からして、質実剛健な感じだもんなぁ…あのビジネスライクなとこは実に凄いと思ふ…差別化をはかって、高級感を打ち出すとか、最先端のビジュアル化とか、全然ないもんなぁ…何かどこまでもジャパニーズビジネスマンな日本のおじさん的思考と嗜好に逆に、かんどうするしかないんじゃね(笑)

 も一つおどろいたのが、本書にも出てくるけど、遠距離電車で車内販売がないのがあるあるで…いやぁ新幹線の中でもないのにあたった時は本当におろろいた(笑)車販も九時五時なんだろか(笑)それ以外も交通系ってどこも確実に年々サービス落ちているよーな気がするのも気のせいか?まぁ人間減らしたいだろしなぁ人件費減らしで…

 まぁ他にも「琴電は〇一年、民事再生法を申請、連鎖倒産の憂き目をみる。だが、当時の琴電の接客水準は「電車は必要だが、コトデンは要らない」と評されるほどだったという」でして、まずどこの鉄道会社も男性社会というか体質なのが一番も問題じゃね?

 他にもたくさんたくさん本当にたくさん列車いぱーい、エピいぱーいですので、興味のある方は本書をドゾ。最後に、本書で一番ヘェーと思わされたとこは、「私は、ふと思い立って夕刻過ぎの特急列車に飛び乗ることがある。あるいは鉄道好きの友人と夕方から会うときなど、やかましい居酒屋ではなく、缶ビールなどを買い列車に乗ることも、ある」の件は、鉄オタらすぃエピだよなぁ…居酒屋で二時間位みるならば、私鉄の特急で片道一時間往復するのでどよ?あると思いますだろか?うーん?駅前ならコンビニたいていあるし(笑)

 目次参照  目次 交通

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