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2017年4月18日 (火)

鼓腹撃壌(笑)

若者よ、マルクスを読もうⅡ  内田樹 石川康宏  かもがわ出版

 サブタイトルは、蘇るマルクスなんですが、往復書簡でマルクスを語るというのが、本書のシリーズの基本コンセプトで、Ⅰが青年期のマルクスだとしたら、Ⅱは壮年期のマルクスになるのだろーか?とゆー訳で、本書で取り上げられているマルクスの著作としては、「フランスにおける階級闘争」「ルイ・ボナパルトのブリュメール一八日」「賃金、価格および利潤」(「賃金・価格・利潤」)の三冊でおおくりしまぁーすっうがぐぐってか(笑)

 まぁそちらがメインだと思われですけど、本書の第一章は「<対談>もしマルクスが現代の日本に甦ったら」で、最終章の第四章は「「若者よ、マルクスを読もう」第Ⅱ巻をめぐって」でして、こちらはどちらも現代日本がお題の中心かなぁ…ここだけを読むと、本当、著者二人が今の日本を物凄く危惧しているのがよく分かるお話だろか?

 でまぁ、本書は前巻でもそーですけど、著者二人が言いたい事は実にシンプルで、それはもータイトルに表されている通り、マルクスを読みんしゃいそのものでして、ここに一片のブレなしじゃなかろーか?

 「いま、若い人たちはもうマルクスを読みません(日本だけでなく、世界中がそうです)。若い人に限られない。もう誰もマルクスを読まない。僕たちはこの否定的な現実から出発しなければならないと思います」(@内田)って事で、悲しいけどこれ現実なのよね、がスタート地点とゆー事らすぃ…

 そんな訳で米の場合、「一九五○年代なかば、マッカーシズムの時代に「マルクスを読む」という知的習慣を国民的規模で放棄しました。「私はマルクス主義者ではない」と宣言することが生きるために必要な時代をアメリカ人たちは通過したのです」とな…これによって「アメリカのリベラル派知識人たちに深い「恥の記憶」を残しました。人は一度自分が強権に屈して放棄した思想について、それをもう一度採り上げることを好みません。そのような経験の全体を否認しようとする」(@内田)そで、それは米人もしかりって事らしー…だから、いまだに「「マルクスの話はしないこと」が、知識人の間でも、ある種の暗黙の礼儀になっています」(@内田)って、さすが自由の国の人だもの?

 二番、ソ連の場合、「九一年にマルクス主義と訣別して、国家資本主義に路線を切り替えました」(@内田)とな…「いまロシアでマルクス主義を懐かしむ人たちは「守旧派」と呼ばれて」(@内田)いて、「共産党は「極右」政党として細々と」延命していらっさるらすぃ…って事で、マルクスの、主義も政党も「その歴史的役割を期待する人はロシア国内にいないでしょう」(@内田)になる模様…そーだったのか?露?

 三番、中国の場合、「中国共産党はマルクス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論などを公式理論として掲げていますが、中国が「マルクスの政治的理想を実現した国家」だと思っている人は中国人にもいないでしょう」(@内田)って…かの国は、言うと、思うが乖離上等なんですか?そーですか(笑)そんな訳で、マルクスを知ろーとして「中国共産党員について学ぶということもたぶんないでしょう」(@内田)って、もしかしてはいここわらうとこなんだろか?

 四番、韓国の場合、「マルクス研究の環境は整っていません」(@内田)とな…「韓国は一九六一年から八○年まで「反共法」という法律があり、マルクスを読むだけで投獄されるという国でした」(@内田)って、ホンマでっかぁーっ?韓国の法律って…

 五番、インドネシアの場合、「インドネシア共産党は東アジア最初の共産党合法政党でした(中国共産党よりも日本共産党よりも結成は早いのです)」(@内田)って、そーだったのか?インドネシア共産党?でも、それも「一九六五年の六月三〇日事件で潰滅しました。党関係者は虐殺され、死者数は一説には二〇〇万人とも言われています」(@内田)ってホンマでっかぁーっ?とにかくそゆ事で「いまでもインドネシアでマルクス主義はタブーです」(@内田)に至るらすぃ…インドネシアってバリ島以外はイスラム教の国じゃなかったっけ?かつてはイスラム教と共産党が共存してたのだろか?想像が追い付かない…

 六番、カンボジアの場合、「共産党が大量虐殺の主体となりました」(@内田)ですしおすし…で「カンボジア共産党(クメール・ルージュ)は原始共産制を実現しようとして、一九七五年から五年間で三三〇万人の国民を虐殺しました」(@内田)って、これまたホンマでっかぁーっ?

 アジアの東の近現代史って、一体?どこもかしこも、気軽にマルクスを語れる環境にはないって事でFA?ってか?後、素朴な疑問で、北朝鮮は言わずもがなとしても、台湾とベトナムとタイ辺りのソレはどーなってんだろか?

 アリス的に、マルクス、うーん…大学時代に二人の酒の肴にはなっていそーな悪寒ってか?とはいえ、「三〇代や四〇代の社会科学系の大学教員でもマルクスをまったく読んだことがないという方があり、それはちょっと驚きました。しかし、これがこの社会の現実なんですね」(@石川)とな…そーだったのか?准教授?

 他にアリス的というと「仁」のとこだろか?天農画伯のお名前的に(笑)「白川静先生は「仁」に「論語」以前の用例がほとんどないことを根拠に、「孔子が発明した語であるらしい」としています」(@内田)って、ホンマでっかぁーっ??

 でもって「「仁」はもともと「敷物の上にくつろいでいる人」を表す象形文字であり、そこから「なごむ。楽しむ。いつくしむ。あわれむ。気づかう」という意味に展開していったのです」(@内田)とな…これまたそーだったのか?アマノン?

 更に「克己復礼」も出てきて、「孔子の高弟顔淵が師に「仁とは何か」と問うたときに孔子が述べた言葉です。「己に克ちて礼に復るを仁と為す」」(@内田)も出てきたりして(笑)ちなみに「「白川先生は「礼」を「社会的な合意」を訳しました」(@内田)そな…

 さて、ご近所がかよーに気軽にマルクスを語れない環境にある中で、翻って日本はどよ?とゆーと、「マルクスの全著作どころか草稿までも翻訳されており、それについての膨大な研究者があり、かつマルクスの理想の実現を掲げる政党が国会に議席をもっている。そんな国は世界中を眺め回しても、もう日本とフランスくらいしかありません」(@内田)って、そーだったのか?仏?

 ちなみに「研究分野だけに限れば、イギリスもドイツも高い水準を達成していますが、どちらの国でも「マルクス主義政党」は国会に議席をもちません」(@内田)って、これまたそーだったのか?英独?

 そんな訳で、「このような本が合法的に出版されて、書店の店頭に配架され、中学生や高校生が手に取って読めるというような言論環境の社会は世界でも例外的であるということを、僕たちは心にとどめておいた方がいいと思います」(@内田)に至るらすぃ…世界の言論界とか、思想、心情?信条?の自由って一体?

 かくて「マルクス研究と、その理論の現実化については、僕たち日本人だけにしかできない仕事があるかもしれないということ」(@内田)じゃまいか?ってか?もーこれは八百万の国だものに尽きるんじゃね(笑)

 ちなみに、本書では仏教を例にして語られています…「発祥の地インドでは宗派そのものが消え去り、中国でも韓国でも道統が衰微したけれど、歴史的には最後に流れ着いた日本列島において仏典の整備も教義の研究も制度革新も進められた」(@内田)そで、そして今でしょ(死語?)に至っては、「日本が世界の仏教研究の中心地になっている」(@内田)って、ホンマでっかぁーっ?

 そんな歴史的推移を見ていくと、もしかしてマルクス、マルクス主義も、仏教みたいな運命をたどる事になるかもね?ってか(笑)「発祥の地では消滅し、それを掲げて立国した国が変質し、それを掲げた政党がさまざまな失敗を犯し、それが流れ着いた辺境においてだけ細々と棲息している」(@内田)って…うーん、マルクス自身は独、仏、英とゆーよーなゴーウエストだったのに、その思想は東の果ての日本でのみ生き延びているなんてIF?SF?は、まさに今日も日本はガラパゴスな平常運転ですっ本当にありがとうございました(笑)ってか(笑)

 まぁ将来的展望(?)はともかく、今でしょ(死語?)なら、「日本でなければ「こんなこと」を書く人間も、出版してくれる会社も、読んでくれる読者もいないという例外的な歴史的条件を僕たちは現に享受しています」(@内田)という事になるらすぃ…日本の常識が世界の非常識、世界の常識が日本の非常識とはよく言われるけど、これもそれに当てはまるんでしょかねぇ?日本人のこの気質って一体(笑)ええ、何でもまるでブラックホールのよーに飲み込んで、飲み込んだままにしないで、必ずそこから取り出して毎日磨いている人がいる国なんですよ、奥さん(誰?)こーして見ると日本人て、もしかしたら一人一人がわけのわからんものの専門家なのかもしれないってか(笑)規模とか価値の大小問わず(笑)

 と、ここまでが前書きで、もーこの前書きだけで、本書の立ち位置スッキリーじゃまいか?でして、どこまでもマルクスって突き詰めるとどこまでも日本なお話になりそーな悪寒ってか(笑)生物多様性もとい、思想多様性あると思いますだろか(笑)

 そゆ事で、後は気になったとことゆーか、気付いたとこをランダムにチョイスで(笑)まずはマルクシストとマルキシアンは違うってとこでしょか?「マルクシストというのは「マルクスの思想をマルクスの用語を使って語る人」のことである。マルキシアンというのは「マルクスの思想をマルクスの用語ではなく、自分の言葉を使って語る人」のことだと答えてくれました」(@内田)の件でしょか?成程、マルクスというか?この違いは物凄く大きいと思うんだが、如何なものか(笑)結局これって、原理主義か?否か?、もしくは消化できているか?否か?の問題じゃね?と思うのは気のせいか?

 言葉のおべんきょになるなぁでは、マルクス・レーニン主義も「そもそもがスターリンの造語なんですね。レーニン主義という言葉も同じです」(@石川)って、そーだったのか?スターリン?「レーニンが亡くなった直後に、スターリンが"我こそ、マルクスやレーニンの正当な後継者なり"ということを主張するための講演を行い、それをもとに「レーニン主義の基礎」という本をつくります」(@石川)と…でもって、「そのなかでマルクス・レーニン主義という言葉がはじめてつかわれました」とな…

 そして、マルクスは19世紀の思想で、レーニンは20世紀の思想、だから「いまはもうレーニンだけでいいんだということになります」(@石川)とゆー事で「レーニンに学べと言いながら、その内容は、スターリン流のまとめによって歪められたレーニン主義、スターリン主義そのものになってしまいました」(@石川)とさ…

 スターリン、スターリン主義の詳細は本書をドゾですが、結局「世界をとらえるスターリンの理論の全体には、それぞれの国をよりましなかたちに進化させる取り組み、闘いの呼びかけが抜けていて、人類社会の進化はただただソ連の発展にまかせておけばいいのだということになっています。ソ連が発展すれば、資本主義はそれに屈服して自壊していく。そういうかたちで世界全体は変わっていくという「理論」です」(@石川)とな…何とゆーか、ソ連型中華思想のよーな気がするのは気のせいか?

 かくてスターリン旋風あれるの世界が展開していた模様…ですが、「スターリンがどうもひどいことをしたらしいということは、五六年のソ連共産党大会でのフルシチョフによるスターリン批判からしだいに知られるようになってきて、五〇年代終わりには日本のマルクシストのなかにもかなり浸透していた」(@内田)そな…最早東西冷戦も米ソ「どっちもどっちだ、と」(@内田)じゃねってか(笑)

 まぁ「ソ連という国がマルクス主義を原理とする国だとは、全然思っていなかった。あれはスターリン主義という、マルクス主義の非常に特異な、ゆがんだかたちのものであったという認識です」(@内田)に尽きるだろなぁ…草場の陰でマルクス泣いているかもしらんってか?まぁマルクスの事だから泣くより、真のマルクス主義、思想とは何か?を書きたてそーな気がしないでもないが?パチモンはあきまへんえーってか?

 かくて「マルクス主義、レーニン主義という名の下に様々な政治実践が行われてきたわけですけれども、それらがすべてが原理を逸脱し、すべてが醜いものに様変わりしていった。ソ連も、中国も、北朝鮮も、かつてのソ連の衛星国において、マルクス主義にもとづいてなされたとされる政治実践はどれも失敗している」(@内田)じゃまいかってか(笑)

 そして今こそ、本物のマルクスを見よってか?原点回帰これ大切って事らすぃ…何がモノホンなのか?その真贋の目を持てって事でしょかねぇ?

 というのも「資本主義の内在的な分析、その本質的な虚弱性を直感したのは、マルクスをもって嚆矢とするわけですから」(@内田)ですしおすし(笑)「人類史のはじめから説き起こして、彼の時代の産業構造まで一貫している構造と法則性をつかみ取ろうという「大風呂敷」な仕事をした人はマルクスしかいません」(@内田)って、そーだっのか?マルクス?

 もースケールが全然ちゃいまんねんってお人らすぃーマルクスってば(笑)ちなみに「二一世紀を迎えようとする一九九九年、イギリスのBBC放送が、過去一〇〇〇年間で「もっとも偉大な思想家」は誰でしょうと、視聴者アンケートを行ったんです。すると第一位は圧倒的にマルクスで、それにアインシュタイン、ダーウィン、ニュートンなどがつづく結果になりました。社会におけるマルクスの根づき具合がまったく違っているわけです」(@石川)って事になるらすぃ…英の産業界、社会を徹底的に批判したマルクスを英が一番に評価しているってとこが、やっぱ腐っても大英帝国サマは違うってか?

 一方、米では「ソ連がなくなったので「オマエはソ連派か」という政治的レッテル貼りと無関係に、マルクスを語ることができるようになったという変化もあります」(@石川)とな…今も昔も米の正義ってパネェ(笑)

 でまぁ、いつものマルクスの著作いってみよーで「フランスにおける階級闘争」と「ルイ・ボナパルトのブリュメール18日」「賃金、価格および利潤」についての詳細は本書をドゾ。マルクスの著作のまとめは石川先生のとこかなぁ?まさにレジュメとはこー書くのだとゆー世界が展開しているよな(笑)

 何とゆーか、社会主義の政治って、ソ連、中国、北朝鮮他のイメージで、何だかなぁ?なイメージを持ちがちですけど、マルクスに戻ると、当時のマルクスは故国独に対して「ドイツの統一と、帝政をやめて共和制の政治」「男女の権利に差をつけない全国民の参政権」「議会制民主主義の確立」(@石川)を求めたとな…この時代にこれをぶちあげるマルクスの先進性とは、これ如何に(笑)

 他にも「経済的な改革の内容が、資本家たちの打倒ではなく「両者の相互関係」つまり労使関係を「廃止」し、次の新しい関係を築くことだとされている点も重要です。「生産手段の社会化」は、新しい関係を築く手法の中心に位置づけられているわけです」(@石川)の件かなぁ…

 更には「マルクス本来の用語法は、民主主義に反する「独裁」や、法を無視して樹立される権力といった意味をふくむものではありません。マルクスが議会をつうじた平和的革命の道を研究したこと」(@石川)の件も、頭の片隅に常に入れといた方がよろしってか(笑)これが、元祖あなたとはちがうんですじゃね(笑)

 そゆ事で、真のというか、マルクス自身が抱いていたマルクス主義、思想ってゆーのは、善人の国、世界が前提じゃね?かなぁ?というのも「マルクスの政治的な課題は、ぎりぎりまで装飾を削ぎ落として言えば、どうすれば公共の福利を自己利益の追求よりも優先させるタイプの「公民」を、継続的かつ安定的に供給し続けることができるかということでした」(@内田)ですしおすし…よーするにウォール街の住人の正反対な人達って事じゃね?アメリカン・ドリームの反対、儲けちゃいけないんですかな人達の反対、何かと言えばお山の大将になりたがる男性社会で、それってありえるのだろか?マジ、天国の住人、善人ばかりなりの世界じゃないと厳しかろーと思うのは気のせいか?いえ、理想と言えば理想ですが(笑)

 あとは「賃金、価格および利潤」のとこで、英のオウエン主義者のウェストンに対するマルクスの「「ウェストンのたわごとにたいする回答」(あいかわらず口が悪いですね)」(@石川)の件というか、まとめは圧巻ですので是非本書をドゾ(笑)何とゆーか、マルクスってもしかして二流のエリートの一番の敵だったんじゃあるまいか(笑)

 でまぁその解説の詳細も本書をドゾですが、一例を「マルクスは、労働は労働力の発揮、あるいは資本家による労働力消費であり、消費をあらかじめ販売することはできないとした上で、売られるのが無期限な処分権なら労働者は「奴隷」になってしまう、労働力の売り手である労働者と買い手である資本家への社会の分裂は、歴史的にどのように生じたか(本源的蓄積)などの問題について述べています」(@石川)だけでも見えてしまいましたの世界じゃね(笑)更には「剰余価値、すなわ商品の総価値のうち労働者の剰余労働または不払労働が実現されている部分を、私は利潤と名づける」(@マルクス)とな…もしかして、はいここわらうとこなんだろか?何かもーマルクス本領発揮というか、切り込み方が並みじゃねぇー(笑)

 よーするに「現代のマネーゲームによる大儲けも、「実体経済」のなかで労働者から搾り取られた剰余価値が姿を変えただけのものだということです。「高度」な金融工学も、他人の手元の剰余価値を、自分の手元に集める巧みな技術でしかないということです」(@石川)って事にならねって事らすぃ…ノーベル経済学賞って一体(笑)

 他には、これは19世紀英が下敷きですけど、労働者の勤労環境について「この頃の資本家たちは余剰価値のうちの自分たちの取り分を最大化することに夢中で、労働者を身体的に潰滅させることのリスクをあまり真剣に顧慮していませんでした。「労働者の換えなんか、いくらでもいる」と思っていたのです」(@内田)って、なるほろブラック企業の起源は英にありって事なのか?そーなのか(笑)

 まぁこれは今でしょに捧ぐかもしれないが、「「プロレタリア」というのは古代ローマにおいて「自分の子ども以外に資産を持たなかった最下層の民」に由来する造語です。最下層の民でも「自分の子どもは持っていた」のです。ですから、「いまのような勤労条件では、結婚もできないし、子供も生み育てることもできない」と嘆いている日本の若い労働者たちは「プロレタリア」以下の、「完全に無資産的な存在」(それを指す用語さえまだ存在しない存在)だということになります」(@内田)までキタコレってか…凄いなアベノミクス、日本の財界、霞が関(笑)

 でもって、「「再生産」をどう担保にするかという問いが欠けています。価値をもたらす人々の「生存と繁殖」についは何も考えていない。それは「人間はいくらでも換えがいる」ということが資本家たちのあらゆる思考と理論の前提だからです。そこには「人間のかけがえのなさ」というものに対する気づかいがまったくありません」(@内田)とな…著者、魂の叫びかな…なるほろ、移民問題…

 でまぁ、マルクスの魂の叫びでもあるらすぃ…ここには「僕はマルクスの「絶望の予感」のようなものを感じるのです。なぜ人間は生産力を増大させながら、プロレタリアートの絶対的窮乏化という道を選ぶのか。なぜ分かち合うに足るだけ十分な資源があるときでも、それをフェアに分かち合わずに、一方に蕩尽する富者を、他方に窮乏する貧者をあえて創り出すのか」(@内田)とな…まぁそれはハーレム(思考)を見れば一目瞭然のよーな気がするが?美女は全部自分のもの、お金にしても権力しても欲望は尽きるとこなしのよな?あればあるほどいいんじゃー、自分以外の他人の事(分け前)なんて、そんなの関係ねぇー(死語?)じゃね(笑)

 この「「極化」という形式はもしかすると人間の思考と行動に刻印された「十字架」のようなものではないか」(@内田)という絶望ってか…うーん、重い、あまりに重い…

 何とゆーか、マルクスで出てくるドレスの件だよなぁ…貴婦人の着るドレスは、お針子の死と引き換えに出来ているとゆー…お針子達の衰弱死なんて、貴婦人達には目に入ってもいないし、また彼女達が死んだからといってそれが一体何か?とゆースタンスとゆー…なるほろ、英、過労死の起源でもあったのか…

 対外的なとこで、「パリのプロレタリアートは六月蜂起で「金融貴族、産業ブルジョワジー、中産階級、小市民、軍、遊撃機動隊として組織されたルンペン・プロレタリアート、知識分子、坊主および農民人口」と戦って打ちのめされてしまいます。自分たち以外の全部が敵なんですから、勝ち目はありません」(@内田)ですしおすし…かくて「「ルイ・ボナパルトのブリュメール一八日」が例外的な傑作となったのは、そこには「ワルモノ」しか出てこないからです」(@内田)って、そーだったのか?おフランス(笑)登場人物、みんな悪党って、そりゃたまりませんわぁー、ですよねぇ(笑)

 その中で、タイトル・ロールのルイ・ボナパルトが一番かやの外ってのがどよ(笑)詳細はこれまた本書をドゾですが、「政治的にきわめて深刻な、重々しい状況がしばしば「喜劇」に過ぎないということをルイ・ボナパルトは見抜いていました。この底なしのシニスムが彼の政治的成功をもたらしたことをマルクスも認めています」(@内田)とな…結局、物事って、中の人より近接する傍観者の方がよく見えているとゆー事だろか?うーん…

 また、英もしくは露なとこでは「イギリスの対ロシア政策についでです。一八三〇年代から六〇年代まで外相や首相としてイギリスの外交を代表したパーマストンは、当時、対ロシア強硬派の代表的な政治家と見られていました」(@石川)とな…ところがどっこい「五〇年代の「東方問題」をめぐり、イギリスとロシアの対立が悪化したことをきっかけに、イギリス外交史の集中的な研究を行ったマルクスは、表向きロシアに厳しく対立していたイギリスが、じつはヨーロッパ全体の反動(反ブルジョワ革命)の砦というロシアの役割を重視して、裏側でロシアの同盟者としてふるまっていた事実をあばきます」(@石川)って、そーだったのか?ウルフ先生(笑)さすが二枚舌外交どころか、三枚舌外交の本家英サマは違うっ(笑)

 ちなみに「このときのマルクスの論説」は後にロンドンで出版されたそーだけど、「スターリン時代のソ連ではこれが「禁書」扱いとされ、「マルクス・エンゲルス全集」にも収録されませんでした」(@石川)そな…なるほろ、マルクス・レーニン主義の国だもの?「この連載でマルクスは、ロシアの領土拡張政策の歴史を告発していましたから、それが領土拡張主義者のスターリンには(ヒトラーの秘密条約で東ポーランドやバルト三国を併合し、対日参戦と引き換えに千島列島を奪ったわけですから)、邪魔でしかなかったということでしょう」(@石川)ってか(笑)

 更に米の場合は、南北戦争キタコレで「この戦争は、最初から「奴隷解放」をかかげて行われたものではありません。南部の奴隷所有者たちが、奴隷制地域の無制限な拡大を求めために、北部で支持されたリンカーンが反対を掲げて大統領に当選し(六〇年一一月)、これに腹を立てた南部の諸州が合衆国から脱退し、合衆国への武力攻撃を開始する(六一年四月)」(@石川)ってのが、南北戦争の始まり物語だったらすぃ…米の正義って…

 ちなみに「イギリスの支配者やマスコミには、リンカーン政府を批判する空気が強くあり、この戦争を奴隷制とは関係ないとするごまかしも行われました」(@石川)って…セレブは何時の世も権力思考というか、指向で志向なのは今更ですけど、今も昔もマスコミって、本当マスゴミなんだなぁ…嘘書いちゃいけないんですかか?捏造は報道の自由ですなんですね、分かります…

 後、ソ連及び東欧の場合、「マルクスを学ぶのはそれはを暗記したり、正しいと信じたりすることではなく-かつてのソ連や東欧にはそんなことを競う試験さえあったようですが-」の件たかなぁ…原理主義なのか、スターリン主義なのか?何にしてもパネェ…

 これは豆知識的になるのだろーか?で、知性とは何か?で、レヴィ=ストロースきたこれってか(笑)その著書「悲しき熱帯」の中で、「レヴィ=ストロースは「どうやったら頭がよくなるか?」というストレートな技術問題を立てています。ふつうの学者はまず論じません。もちろん、「私はこんなに頭がいい」ということを自慢する学者はいっぱいいます。「私は頭がいい」ということを人に認めさせるために、知力のほとんどを使い果たしてしまう学者だっています(あまり頭よくないですね)」(@内田)って、そーだったのか?准教授(笑)何か、それ官僚の世界でもありそーな悪寒な気がするのは気のせいか(笑)

 そんな中「レヴィ=ストロースは「どうしたら思考力は活気づくか」という問題をクールかつリアルに考えている」「レヴィ=ストロースにとって知性は何かをする道具なんです。人に誇示するものじゃないし、「オレの方がすごいだろ」と言って他人と優劣を競うものでもない。ハイレベルの知性が高速度で回転し続けることができなければ果たし得ない学術的な仕事が目の前にあるから、自分の知性の性能を限界まで高めたいと思っている。そういう禁欲的な努力を惜しまない人が最終的に選んだ「こうすれば頭がよくなる」もっとも効率的な方法が「マルクスを読む」ことだったんです」(@内田)って、ホンマでっかぁーっ?

 そゆ事で、マルクスはもー古いとマルクスを批判する事ではなくて、「マルクスの本から僕たちが読み出すべきなのは、マルクスの「知性の運動」そのものなんです」(@内田)に尽きるんじゃねって事らすぃ…ある意味、みんなでおりこうさんになるろー運動だろか?

 後、現代日本をネタにしているとこの詳細は本書をドゾ。何かリアルすぎて身につまされました…体力ないんで…この程度でねを上げる情けなさ…著者二人は本当体力あるよなぁ…

 なので一、二例で「資本主義社会のなかに、今日「財界」と呼ばれている、政治に対して強い影響力をもつ経営者団体が生まれてくるのは、一九世紀末から二〇世紀初頭のことです。マルクスの時代は、生まれたばかりの資本が、古い王権勢力と闘いながら、拡大する市場を互いに奪い合う群雄割拠の時代でしたから、政治の経済への「還元」はそう簡単な作業ではありませんでした」(@石川)そな…

 ところがどっこい、今でしょ(死語?)の「日本経団連は、首相や官僚に「意見書」という名前の政策文書-それは税政策・環境・雇用・軍事・対外関係などきわめて広範囲に渡るものになっています-を渡し、その一方で加盟大企業からの政治献金を、事実上調整する役割をはたしています。ですから、少なくとも現代の政治に対する「財界」の影響をとらえることは、そう難しいことではなくなっています。日本経団連はすべての「意見書」をHPに公開していますから、その内容と政府の政策を照らし合わせてみれば、両者の一体ぶりはよくわかります」(@石川)そな…なるほろ、だから政財界って言うんだね(笑)

 面白いのは一昔前に流行った規制緩和、構造改革でしょか?「財界内の「階級分派」同士の衝突を、あたかも「国民」の利益のための衝突であるかのようにすり替えて見せたところに、小泉劇場の狡猾さがありました。また、劇場の演出には、テレビをはじめとするマスコミも大きな役割を果たしました」(@石川)とな…もしかしてここも、はいここわらうとこなんだろか?

 また、就活キタコレじゃないですけど、今求められている人材に「グローバル人材」じゃなきゃ人に非ずの風潮来たぁーってか?「「クローバル人間」なる恣意的な労働者像の設定によって、現在の若年労働者は仕事を始める前の段階から自己評価の大幅な切り下げを要求されています。外国でタフなネゴシエーションができ、政体も宗教も道徳も異なる他国の社会にすぐに適応できる人間であることを要求されて(はったり以外に)「できます」と即答できる若者はまずいません。標準的な若者ができるはずもないこと(そもそもそのためのいかなる訓練も受けていないのに)を標準仕様に設定して、「そうでないこと」を欠陥条件のように言い立てて、雇用条件を引き下げること、それが「グローバル人材」の政治的意味です」(@内田)とな…これこそ究極のパワハラな気がするのは気のせいか?今、その企業の正社員全てがグローバル人材とやらなんだろか?だったら、すっごいですねぇー(笑)

 とゆーよーな、日本も労働者総19世紀英のお針子状態突入か?なのか?もしかしたら、それ以下かもしれないのか?はぁ…今マルクスが日本にいたら、凄い話になってそーだなぁ…うーん…

 まぁ他には、現代社会の問題をあげたら尽きるところを知らずって感じだろか?うーん…それにしても石川先生には次はベトナムかモンゴルがチベット辺りに行っていただきたいが、沖縄辺りに行ってそーと思うのは気のせいか…

 そんな訳で他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。何か事例として出てくる19世紀の資本家、資本主義ってマジか?な例がザクザク出てくるんですけど、それに匹敵する、もしくはそれ以上の今でしょ(死語?)の日本労働環境って一体?未来の経済史では、経済の黒歴史として、19世紀の英も黒かったが、もっと黒かった21世紀の日本経済ってのがあってなと語り継がれるでしょかねぇ(笑)まっ今の政財界、官僚的には馬耳東風な話だろーけど(笑)

 最後に一つ、本書で一番なるほろと思わされたとこは、「労働者と資本家がゼロサム的に奪い合っているのは「利潤」の配分率ですが、それは具体的には時間です。利潤をめぐる戦いの本質的な掛け金は時間なのです」「ほんとにそうだよな、と改めて思ったのです。人間にとってもっとも貴重な財産は「自由に使える時間」なのだ。マルクスはきっぱりそう言います」(@内田)じゃね(笑)こんなところにも時間泥棒がってか(笑)

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