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2017年6月18日 (日)

夢想するように?もしくは、君は絶対たいした人物にならないっ(笑)

E=mc2  デイヴィド・ボダニス  早川書房

 サブタイトルが、世界一有名な方程式の「伝記」なんですが、いわゆる一つの相対性理論の以前と以後だろか?人それを歴史というですけど、科学史的にどよ?かなぁ?でまぁ、これにかかわった人達は、アインシュタインただ一人ではなくて、歴史を振り返れば膨大な数の科学者が関係してますたとゆー事になるらすぃ…

 まぁそんな訳で、本書は科学読み物になるのだろーか?多分、著者は理系でない人の為の分かりやすい相対性原理の本キタコレなんだろなぁ?初っ端のキャメロン・ディアスのエピのとこの引用なんかからして、そゆ事なんじゃね?

 さて、本書の読後の正直な感想としては、英語圏の人が書いた文章だなぁでして、それ以外のなにものでもないよーな(笑)何とゆーか、その手のジョークがちらほらと?なコメディに見せかけたビターテイストきたこれかなぁ?

 ちなみに本書の基点の一つであろー20世紀初頭の描写がまたパネェ(笑)「われわれから見れば、一九〇五年という時代ははるか昔のように思えるが、現代の日常と多々似ている点がある。ヨーロッパの新聞はアメリカからの観光客が多すぎると訴え、アメリカは移民が多いと不満をもらしていた」って、そーだったのか?メ〇ケル?そーだったのか?オ〇マ?歴史を忘れた民族に未来はないそーだから、今更か(笑)

 アリス的に相対性理論…うーん…アリスとことん文系だからなぁ(笑)

 まさに科学の歴史でして、はじめにエネルギーありきでしょか(笑)で、エネルギーという概念の確立は19世紀半ばなんだそな…

 で、最初の登場人物はファラデー来たぁーっで、「電磁気回転という世紀の発見」キタコレになるらすぃ…そして事件の影に女ありじゃないけど、対立する大立者キタコレで、ハンフリー・デーヴィー卿もご登場しまする(笑)この人物の人となりについては本書をドゾ。まぁどこの世界も中身がないのに名誉は欲すぃとゆー人はいぱーいいる訳で…

 それはともかく、「ファラデーその他によっていまや明らかにされたエネルギーの形態変化におけるあらゆる量は、測定・計測することができた。結果として、エネルギーは形態を変えても総量は変わらない-すなわち「保存される」という考えが裏づけられた。このことは、エネルギー保存の法則として知られるようになる」ですしおすし(笑)

 さて、Eの説明の後に、=のエピくるんですが、こちらの詳細は本書をドゾですけど、一つだけ「科学者は=という記号を、想像を超える未知の世界へ意識を向ける道具、言ってみれば、斬新なアイデアを求めて覗く望遠鏡のようなものとして使いはじめたのである。方程式はたまたま言葉のかわりに記号を用いて表現されているだけなのだ」そな…ここでは、================…=とでもすればいいのか(笑)

 お次のm、質量キタコレなんですが、こちらはラヴォアジェの出番ですになるのか?時は18世紀末フランス革命の頃でしょか?まっこちらの詳細も本書をドゾ。ただ、ラヴォアジェの数奇というか、早すぎる死はもったいなかったんじゃね?彼を生かしておけば、仏の科学も数段早く進んだろーに…

 そして最後のcはとゆーと、速度のcってか(笑)の前におさらい「「E」はエネルギーの潜む広大な領域であり、「m」は宇宙に存在する物質である」そな…でもって「c」はとゆーと、「光の速度を表すにすぎない」とな…

 ちなみに「光速の測定という思いつきを、初めて明確に記したのはガリレオだった」そーだけど、晩年ですから…で、次に登場するのがジャン・ドミニク・カッシーニらすぃ…更にオーレ・レーマー来たぁーっとな…この二人の対立についての詳細も本書をドゾかなぁ…レーマーの人となりも何だかなぁですけど、学会というか、人が群がる組織って奴の体質は昔から変わらないの見えて、「レーマーは完璧ともいえる実験をおこなって明確な予測を立てた。が、ヨーロッパの天文学者たちは、光速度は有限であるとは認めなかった。カッシーニの支持者が勝利した」の件は、皆まで言うなか(笑)

 そして次に登場するのが、ジェイムズ・クラーク・マックスウェルじゃね?「ファラデーの一八二一年の大発見やその後の研究によってすでに、電気を磁気に、磁気を電気に変換させる方法は明らかになっていた。そして一八五〇年代後半、マックスウェルがファラデーの見解を発展させ、ガリレオやレーマーが解けなかったことを見事に解明した」のだそな…マックスウェルの方程式キタコレだろか?

 まぁこちらの詳細も本書をドゾですが、そゆ先達の業績あったればこそ、アインシュタインもキタコレ状態に突入できたらすぃ…「アインシュタインは、光が存在できるのは、光波が活発に前進しているときだけだと結論づけた。それは四〇年以上もの間、マックスウェルの研究に潜んでいた真実である。誰もそれを見抜けなかったのだ」って事じゃね(笑)

 そんな訳で、「cの役割もわかってくる。光の速度に迫ろうとすると、エネルギーと質量のあいだの関係がきわめて明瞭なかたちで現れてくる。「c」は、この関係がどう動いているかを教えてくれる、換算係数にすぎない」とな…

 で、「何世紀もの間、エネルギーと質量も同様に、まったく別々のものだと考えられていた、このふたつも、互いに関わりを持たずに発展した」そで「これらの単位に関連があるとは誰も思っていなかった」のに「エネルギーと質量の間に「自然によって」換算係数が成り立たせられており、cがそのふたつを結ぶ換算係数であるなどいう、これまで誰一人考えつかなったことに、アインシュタインは思い当たったのだった」そな…

 「アインシュタインの研究は、いわゆる「保存則」から一九世紀の科学が引き出した、ふたつの独立概念を一変させた。エネルギーは保存されない。質量も保存されない。しかし、だからといって世界は無秩序であるというわけではない」とな…「獲得した質量に相当するエネルギー量が失われることで、収支のバランスが常に保たれる」とゆー…「質量とエネルギー量の和は常に一定である」って事でFA?

 そして2乗のとこにきて、ヴォルテールとマダム・デュ・シャトレ来たぁーっになるのか(笑)この仏の天才についての詳細は本書をドゾ。規格外の人っていつの時代にもいるもんなんですよ、奥さん(誰?)でもって、デュ・シャトレ夫人はとことん理系だったんだろーなぁ(笑)

 まぁ「エネルギーはすべて保存されるという説を打ち立てた。それが成し遂げられるにあたっては、デュ・シャトレ夫人の分析と書物は欠かせないステップではあったが、それもいつしか忘れ去られてしまった。いつの時代も科学者たちが過去をないがしろにしがちなことに加え、おそらく、ひとりの女性がそれほどまでに研究に没頭し、その後に生まれた説の基礎を築いたと聞かされては心穏やかではいられない、ということもあったのだろう」だそーですよ、奥さん(誰?)まっ、時代は下ってかのキュリー夫人でさえ、二回もノーベル賞受賞しても仏の科学アカデミーには入れてもらえかったはずてすしおすし、さすが自由平等博愛のおフランスでございます(笑)

 何はともあれ賽は投げられた、で1905年にE=mc2の世界デビュー来たぁーってか?でも「はじめはほとんど反響がなかった」そな(笑)でも「やがて彼の業績に注目する科学者も少数ながら現れはじめ、嫉妬を覚える者も出てくるようになった」でごわす…

 でもって、これは一般論なんだろーか?で「中年になった科学者たちは、記憶力の減退や頭の回転が遅くなることは問題ではないと、よく口にする。問題なのはむしろ、未知のものに出くわしたときの恐怖なのだという」って、ホンマでっかぁーっ?

 とはいえ、ここで登場するのがあのポアンカレ…彼は「一時はアインシュタインの取り組みにひじょうに近いことまで考えていたのである」というからお立会い(笑)こちらの詳細も本書をドゾですけど、よーは「フランスではあまりにも多くの科学者たちが、ラヴォアジェの実践重視のアプローチを拒否し、そのかわり不毛なまでの過剰な抽象化に固執してきたという伝統があり、そのせいもあって、ポアンカレが実用的な物理学に取り組むことなどあり得なかった」って事らすぃ…フランス万歳ってか(笑)てな訳で、その後のアインシュタインに対するポアンカレの態度は、皆まで言うなか…

 まぁともかく、アインシュタインの業績についての詳細は本書をドゾ。一言的な一例としては、「自分から遠ざかる物体を観測している観測者には、その物体では重量が増加し、長さが変化し、時間の流れが遅くなるように見える」ですしおすし…てな訳で質量と時間の不変性ってどよ?キタコレってか(笑)

 アインシュタインによってその後への影響はとゆーと、「レーザー、コンピュータ・チップ、現代製薬業やバイオエンジニアリング産業、それにあらゆるインターネット・スイッチング装置などの下地となる先駆的な研究」ってゆーから…やっぱ天才って本当にいるんですねぇ(笑)

 アインシュタイン個人の伝記についての詳細は本書をドゾ。まぁ天才は天才だとゆー事じゃね?

 そしてアーネスト・ラザフォード登場ってか(笑)何か科学史というか、学会というか、科学者という人種というか、そんな話が本書のあちこちで散見しますが、ラザフォードもその一人かなぁ(笑)こちらも詳細は本書をドゾですが、「彼が原子の内部の姿の片鱗を初めて明確に把握した科学者となったのは、差別が横行していることをはっきりと認識して、自分自身はたいへん良心的な指導者になったことによるところがが大きい」ですしおすし…とにかく「ラザフォードが気づいたのは、頑丈で破壊できない原子が、実はほとんどがらんどうだったということだった」そーですよ、奥さん(誰?)

 てな訳で次のターゲットは原子核にと進むのじゃってか(笑)かくて「一九三二年についに、ラザフォードの助手、ジェイムズ・チャドウィックがより真実に近い、重要な認識をもたらした。彼は、原子核のなかに封じ込まれていた別種の粒子を発見したのである」で、中性子キタコレってか(笑)

 次の登場人物は、あのエンリコ・フェルミでして、みんなが速くを繰り返していた時に、遅い中性子線を原子核をぶつけてみますたで突破口を開きましたキタコレ(笑)

 まぁともかく「原子核の内部で何が起こっているのかという問いに対する答えが得られたのは、ようやく一九三八年になってのことだった」そーですから…そして次の登場人物リーゼ・マイトナー来たぁーってか?このマイトナー女史の人生…ユダヤ人で女性、しかも場所は独となれば…皆まで言うなか…それにしても天才女性科学者って、何となく茨の道がパターンな気がするのも気のせいか?

 そんな訳で核分裂キタコレでして、広島まであと何歩?な気がしないでもないが…どー見てもマイトナーの発見、業績なはずなんですが、「ハーンはベルリンでの発見をすでに発表していたが、論文中マイトナーについては最低限の謝辞しか添えていなかった。そしてほどなく、この発見は実は彼個人の功績によるのだという作り話を広めるための、四半世紀にわたる宣伝活動を開始した」って、それってどこかのくnゴホンゴホン…

 蛇足ですが、ハーンは「リーゼ・マイトナーの協力を得ておこなった研究でノーベル賞を受賞した。彼は、受賞に浴するべきは自分ではなくマイトナーである、あるいは共同受賞にすべきだと言うどころか、自身の経歴からマイトナーの名を消しはじめた。戦後まもないころのインタビューではマイトナーを後輩の助手し称し、やがて彼女のことを知らない(自分でもそう思いこんでしまったのか)ふりをするようになった」って…さすがノーベル賞受賞者、そこにしびれるあこがれるぅーっ(笑)

 蛇足の蛇足ですが、「フリッツ・シュトラスマンは、ハーンの人を馬鹿にしたような行為に失望し、のちにハーンが譲渡を申し出たノーベル賞賞金の一〇パーセントの受け取りを拒否した」もありますから、科学者の中にも漢はいるんですよ(キバッ)

 そして時代は核兵器、原爆製造に邁進する事になる訳で…かの有名なアインシュタインのルーズベルトに充てた手紙から始まって、独側ではヴェルナー・ハイゼンベルクもキタコレで、こちらの詳細は本書をドゾ。

 それにしてもその手紙の中に「ドイツは実際に、占領したチェコスロバキアの鉱山からのウラニウムの販売を停止しました。…最も重要なウラニウム源は、ベルギー領コンゴにあります」って「アインシュタインは書いた」って、ヨーロッパ大陸にウラニウム鉱山があったのか?にもおろろいたけど、植民地における資源の把握も科学者的にあると思いますだったのか?まぁ国外というとノルウェーの重水工場の英独の攻防のとこは、ある種ハリウッド映画みたいな話のよな…

 それとこれも「アメリカがようやく真剣になって、ついに原子爆弾のプロジェクトを開始したとき、しびれをきらしていたイギリスからの訪問者たちが、知略をめぐらせておおいに助けてくれた」って、そーだったのか?ウルフ先生(笑)

 てな訳でここからは、科学者とスパイとパルチザンと政治家とのフーガについての詳細は本書をドゾ。ゴー・ヒロシマ、ゴー・ナガサキですね、わかります…

 それにしても「連合国の原子爆弾開発プロジェクトのリーダーであるライマン・J・ブリッグス」なんて肩書も出てきて、原発って一応連合国側共同開発って事なのか?とにかく、マーク・オリファント、アーネスト・ローレンス、ユージン・ウィグナー、J・ロパート・オッペンハイマー、リチャード・ファインマン、ジョン・フォン・ノイマン、ハンス・ベーテ、ニールス・ボーアetc.と綺羅星の如くな科学者いぱーいってか(笑)

 まっ「こうして、巨大なきのこ雲があらわれたとき、E=mc2は惑星地球における最初の大仕事を終えた」、「一九四五年に広島上空の爆発で発せられた閃光は、月の軌道に達した。一部は地球に跳ね返ってきたものの、残りの多くは前進をつづけ、はるばると太陽へ、そして無限の彼方へと飛んでいった。一瞬の輝きは木星からも見えたはずだ」そーで、木星サマは見てたってか?

 さて、話は少し戻って、天文学から今日はの方に視線を向けると、セリシア・ペイン登場ってか?女性天文学者なんですが、もーこれだけで、前途多難が見えてしまいますたの世界に突入ってか…こちらの詳細も本書をドゾですが、一例だけ「ケンブリッジ大学で教鞭をとっていたラザフォードは、ペインを正当に扱わなかった。男性には率直で好意的だったが、女性には率直できわめて無礼だった」で、お察しください…さすが紳士の国の教師は違うってか(笑)

 でまぁペインは、太陽は水素とヘリウムが殆どじゃねという説を出したとな…「指導教官はペインの誤りだと断言した。その教官のかつての指導教官で、尊大なヘンリー・ノリス・ラッセルも誤りだと断言した。もはや頼みの綱はない。ラッセルはひときわ傲慢で、自分の誤りをけっして認めなかった。アメリカの東海岸では、天文学者の人事も助成金の交付先も、ほとんどがその一存で決まるような人物なのだ」って、それって典型的米人もとい米の正義って奴なのか?そーなのか(笑)

 とはいえ、数年後に「ペインの説はまったく正しかったことがあきらかになった」そな…「結局、教授たちはけっして謝罪しなかったし、ペインの功績をできるだけ過少に見せようともした」そで…さすが自由の国、そこにしびれるあこがれるぅーっ(笑)なので後に「ペインのことは、ハーヴァード大学でこうむった学問上の「不名誉」がうわさとして伝わっていたため、当時はほとんど話題にのぼらなかった。つまり、歴史は書き換えられていたのだ。ヘンリー・ノリス・ラッセルらぱ、太陽に大量に水素が存在することを「最初から」信じていたかのように主張しはじめていた」って、それってどこかのくnゴホンゴホン…

 そして、フレッド・ホイル登場ってか?こちらの詳細も本書をドゾですが、「ホイルによって見出された。大型の恒星がすべての燃料を使い尽くしたときには、もはやばらばらに壊れるしかない。このとき、それまでに生じたものはすべて飛散する」とな…

 蛇足ですが、「ヨークシャー人特有の率直さがイギリスの保守派や天文学界全体の怒りに触れていなければ、元素の生成に関する研究ですでにノーベル賞を受賞していたはずだ、というのがもっぱらの見方である」って…ホイルも天才ゆえに孤高だったとゆー事だろか?

 そんな訳でいつか太陽もとゆー事らすぃ…とゆー事でスブラマニアン・チャンドラセカールが登場ってか…ブラックホールもキタコレってか(笑)でもって、こちらもチャンドラの考察は「現在ではブラックホールの概念の根幹をなしてている。ところが、イギリスに渡ったチャンドラによって提唱されたときには、ほとんど全員から否定され、船上でのチャンドラが宣教師に払ったような礼儀にさえ欠けた扱いを受けることも多かった」って、元祖紳士の国の人だものですから(笑)

 かくて「一九三〇年代には、チャンドラはエディントンの反論に対抗しようとした。だが、イギリスの宇宙物理学者は自分の学説に賛同はしてくれても、肝心なところで尻込みして、表立って支持してくれないとわかり、結局は他国に移ることにした」そな…なるほろ英の正義ってパネェ…まぁブラックホール論というか、宇宙の終焉論というか、についての詳細は本書をドゾ。

 さて、本書の登場人物、千差万別いろいろあらーなですけど、誰か一人を選べと言われたら、エルヴィン・フロイントリッヒかなぁ(笑)何とゆーか、物凄くシリアスで真面目でまともな話というか、信念の人とはまさにこの人以外にいないの世界が展開しているはずなのに、幕間のコメディーのよーに、なんでこーなるの?が次々と展開していって、これはギャグかジョークか喜劇なのか(笑)ノルウェーの重水工場の攻防の逆張りでハリウッド映画になりそーなネタだと思うんだが、どよ?って事で詳細は本書をドゾ。本書におけるもっとも人間的なお人だと思います(笑)奥さん大変そーだけど(笑)

 まっ何にせよ、アインシュタインが投げた球は、いろんな人達の手に渡って、一周回った感じかなぁ…やっぱ本当だったんだみたいな(笑)ある意味、本書はこの方程式に翻弄された人達の歩みであるマルでいいのだろーか?

 アインシュタインの評価というか、人となりというかはもーその人によって全然違うので詳細は本書をドゾですが、一つだけ「彼は武器製造業者らが過大な利益を得ていることを、公然と非難していた」ですから…米でこの言動一致ですから…逆にアインシュタインが米に住み続けていたのも、いられたのも凄い事だよなぁ(笑)

 他には、まぁ実に欧米か(死語?)的なとこで、「何かにつけ西ヨーロッパ諸国が自己満足に浸っていた時代である。確かに軍隊は世界最強であり、ヨーロッパで生まれた思想は、ほかのいかなる文明国のそれよりも優れていた」とか…

 チャンドラのとこで、「キリスト教の宣教師の言葉にも、何時間も耳を傾けた。敬虔なヒンドゥー教徒ではあったが、インド生まれのあらゆる宗教が悪魔の所行だという説明を、礼儀正しく聞いていた。「それが宣教師の仕事だから」と、チャンドラは回想している。「おまけに、やたらと愛想がよかった。そんな相手に、どうして無礼な振る舞いができようか」」って…チャンドラも多神教徒だったんだなぁ(笑)

 仏の場合は、「歴史を振り返れば、フランスが無能な行政に苦しんでいるときは、たいてい政府内に技術官僚の一派が存在する-一九三〇年代のルイ王朝の後継者たちの間にラヴォアジェがいたら、彼はどれほど東奔西走させられていたことか。彼らは表舞台に立つ官僚は指導力に欠けるため、自分たちが舵をとらなければならないと考えていた」ですしおすし(笑)

 英の場合は、ホイルのとこで「理由を一心に考えていたので、甲高い声がほとんど耳に入らなかった。そのとき、「平手打ちが耳に飛んできた」とホイルは記している。「晩年、これが原因で耳が不自由になった」って…英の教師の体罰って鞭だけじゃなかったんですねぇ…

 アーサー・エディントンのとこで「温和な外観はイギリスのよき礼儀作法にしたがったまでのことで、内面は強固な意志に満ちあふれていた」って、そーだったのか?ウルフ先生?

 他には「幸いなことに、大英帝国には数々の伝統があった。なかでも重要なもののに一つは、かならず何かの不都合が生じることだ。探検家も、征服者も、年少の若者も、金属縁の眼鏡をかけたクエーカー教徒の天文学者も、その教訓を学んでいた。物心がついて以来、帝国の遠征の歴史を繰り返し聞かされるからだ」って、そーだったのか?大英帝国?

 これが米だっの場合では、「一九三八年、イタリアからの亡命者である物理学者のエミリオ・セグレは、ローレンスの研究所で月給三〇〇ドルの職を得た。ユダヤ人のセグレにとっては願ってもない幸運だ。若い妻とともにイタリアに帰える羽目になったら、もはや大学で働く機会がないばかりか、身柄をドイツに引き渡される可能性が高い。さらに、身内の多くと同じように、おそらく子供を殺されてしまう」そで、そのセグレによるローレンスとは「一九三九年七月のことだ。ローレンスはわたしの境遇を理解していたはずなのに、君はパレルモに帰ることができるのかと尋ねてきた。わたしが正直に答えると、すぐさまこんな言葉が返ってきた。「じゃあ、月に三〇〇ドルも払う必要はないな。これからは一一六ドルにしよう」」ってホンマでっかぁーっ?

 そんなセグレは「長崎へ投下された原爆に使用された元素、プルトニウムの共同発見者ともなった」そーですが、「ローレンスから支給される給与が減ったために、領事館に賄賂を送ることができず、年老いた両親をイタリアから呼びよせるには至らなかった。母親は一九四三年一〇月にナチスの人狩りでつかまり殺害された」そな…それにしても、この賄賂の届け先って、伊の領事館なのか?米の領事館なのか?それとも独の領事館なのか?もしくは全部?まさに地獄の沙汰も金次第だったんだなぁ…

 ペインのとこで「アメリカに渡ってしばらくたったときのことだ。「住んでいたラドクリフ大学の女子寮に好感の持てる学生がいると友人に話した。すると、驚いた表情で、「でも、あの子はユダヤ人よ」という意見が返ってきた。正直なところ困惑した。…同じ態度はアフリカ系の人々にも向けられていることがわかった」とペインは記している」とな…そーだったのか?米の正義(笑)

 核関係では、「小さな原子爆弾-その核は、掌を合わせて作った窪みのなかにすっぽり収まるほど小さい-は、街路を引き裂き、地中に埋まった燃料パイプを破り、あらゆる街路で林立したレンガ作りのビルを粉々にし、何万人もの兵士や子どもや、教師やバスの運転手たちの体を切り裂くに十分なエネルギーを吐き出すことができる」とか、「ウラニウム爆弾は、その内部の質量の一パーセント未満がエネルギーに変換されれば爆発する」とか…

 「初期の直線的な応用の一つが原爆だ。最初のうちは、マンハッタン計画の研究施設で苦労してつくられ、数えるほどしか存在しなかった。だが、広島への投下のあと、生産設備と奨学制度と研究機関が大がかりに整備され、数は急増していった」「その開発過程では、長年にわたって空中爆発の実験が何百回もおこなわれ、膨大な量の放射性物質が成層圏に撒き散らされた。それは地球のあらゆる場所へと流れていき、現在に生きるすべての人間の身体に取り込まれている」そな…あまねく等しく核かたりき?

 また、「陸上には巨大な発電所が建設された。E=mc2の反応で高速の伝播する摩擦熱を使い、発電機のタービンをまわす。電気を生み出す方法として最良の選択とはいえない、というのも、発電所で爆発が起きれば、それが核爆発でなかったとしても、きわめて恐ろしい結果を招くからだ。企業の財務担当役員は「無限責任」という言葉を恐れるが、どの原子炉からも放射能に汚染された壁やコンクリートの土台、使用済みの燃料が生じ、その処分には無限に近い責任が伴う」って…大丈夫、伝家の宝刀、想定外があるじゃまいか(笑)それを唱えると何の責任も問われないんだぜ(笑)

 ちなみに「夜のエッフェル塔を照らし出す電気は、広島の上空で起こった太古の原子の爆発が、ゆっくりと再現されてつくられたものだ」そな…

 でもって、極め付けはここじゃねで「現在では、日本への原爆の投下はどうやら正当化されたと考えるのがふつうだ。その理由は、ほかの方法は日本国への侵攻しかなく、はるかに甚大な被害を与えていたはずだというものだ。だか、当時はそれほど明白ではなかった」の件じゃね(笑)米の正義というより究極奥義来たぁーっ(笑)

 他にもたくさんたくそん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。最後に一つ、とっておきのエピを(笑)「一九二三年の当時、「コンピュータ」とは電子計算機の意味ではなかった。それは、仕事としてひたすら計算をつづける人々のことだ」そで…「ハーヴァード大学では、奥の部屋で背を丸めて机に向かう独身女性の集団を指していた。そのなかに、かつては科学に第一級の才能を示した者もいた。ある女性は「ずっと微積分学を勉強したかったのに、(指導教官から)許可がもらえなかった」という。だが、そんな望みはたいていとうの昔にくじかれてしまい、いまでは恒星の位置の計算や、大量に集まった結果の整理に忙殺されている。結婚をすれば解雇されるかもしれない。薄給に不満をいっても解雇されるだろう」そで…なるほろ米、なるほろハーヴァードってか(笑)

 目次参照  目次 理系

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